2015-12-27 09:54:43 更新

概要

有名なss投稿者さんが長編を書いていて。それを読んでめちゃめちゃ感動しました。「おいらもやりたい…」

まだまだへたくそですが温かい目で読んでやってくださいm(_ _)m


前書き

今回の作品にはホノエリウミリンしか登場しない…わけではありません。ちょくちょく増えたり減ったりします。基本はこの四人で進むということだけ念頭に置いておいてください。


第1話 その村の名前は


このお話はありふれた日常の1ページから始まる…


バンッ


部室のドアをぶち壊しそうな勢いでいつものトラブルメーカーは入ってきた。


穂乃果「見て見て!!」


海未「どうしたんです?」


穂乃果「これだよ!!これ!!」


穂乃果の手にはPSPのディスクが握られている。


穂乃果「前からやってみたかったんだ〜!!」


凛「それってモンハン3rdだよね?」


絵里「続編が二つ三つ出てるじゃない。なんで今それを?」


穂乃果「近所の男の子たちがやってるのを見てから、機会があったらやりたいな〜って。」


凛「理由が幼いにゃ〜。」


穂乃果「そんなのどうでもいいの!!さぁ、やろう!!」


そう言うと部室の棚からPSPを取り出した。


海未(にこの私物のPSPですよね?)


絵里(それってにこのよね?)


意気揚々とディスクを挿入。


ポチッ


…………。



凛「あれ?つかないにゃ〜。」


ゲームが始まるはずの画面は白いまま一向に動く気配がない。


海未「壊れているのでしょうか?」


海未が画面を除いた次の瞬間。


画面が突如暗転。


ズズズズス…


不快で不可解で奇怪なその音はゆっくりと鳴り始めた。


4人「え?」


海未「穂乃果…?このモンハンはどこで手に入れたんですか…?」


穂乃果「え?下駄箱に入ってたよ。」


穂乃果「ことりちゃんの。」


絵里「なんで穂乃果がことりの下駄箱開けてるのよ!!」


凛「それよりまずいにゃ!!」


そんなやりとりをする中PSPから漏れる音はその大きさをドンドンと増している。


ズズズズスズズズズス…


PSPの画面の黒は壁を飲み込み、天井を侵食し、床を染め上げた。


そして全ての始まりを告げる音が


バキョ


下から鳴り響いた。


床が割れたのだ。


凛「部室の床がっ!!」


海未「割れっ!!」


穂乃果「おちるぅぅぅ!!」


絵里「ハラショォォォォォ!!」


自由落下をする中皆やり残したことを列挙し始めた。


もはや死ぬつもりだろう。


穂乃果(ツバサさんとハグしとけばよかった…)


海未(ラブアローシュートは未完成のままでしたか…)


凛(全国のラーメンを食べ尽くす夢は夢のまま終わるにゃ…)


絵里(アリサにもっと甘えとくべきだったチカ…)




しかし運命はそれを許さなかった。



物の落下は不可逆である事はお分かりだろう。


しかし穂乃果を襲ったのは上昇する感覚。


不可逆は可逆へ。


死は生へ。


不思議な感覚が穂乃果を襲う。


意識は途切れ無意識へと向かう。





穂乃果はゆっくりと目を閉じた。



_______________________


〜渓流?〜


旅人は水浸しの少女を見つけ声をかけていた。


旅人「おーい嬢ちゃん。」


旅人「生きてるかーーい。」


肩を叩く。頬を叩く。


あれ?起きない…これならお胸も…


穂乃果「ふぇ?」


旅人「おぉ!無事かい嬢ちゃん!」


とても残念そうである。


穂乃果「…あれ?海未ちゃん?絵里ちゃん?凛ちゃん?」


どうやらこの少女は誰かと一緒だったらしい。


旅人「連れか、なんかかい?残念ながら嬢ちゃんしかいないよここには。」


一応この旅人も真人間らしい。

穂乃果の状態を確認し始めた。


旅人「ほら、嬢ちゃんの名前は?性別は?スリーサイズは?全部言えたらはっきりしてるさ。」


穂乃果「私は穂乃果、女性でスリーサイズは全部未知数だよ。」


(嬢ちゃんのおっぱいは火龍の胃袋がか何かかよw)


旅人は思わず笑ってしまった。


旅人「はっはっはっ!!随分意識がはっきりしてるじゃねぇか!!」


旅人「とりあえず渓流の危険区域にいたんじゃ危ない。とりあえず近場のユクモ村まで案内するぜ。」


倒れてる人間を安全地帯まで運ぶのは当然の処置だ。


少女は納得するもんだと思った。


しかし、


穂乃果「え…?」


何かに疑問を覚えたのかその少女はあっけらかんとしている。


旅人「だ、か、ら、渓流に布だけじゃ危ないんだよ!ほら、いくぜ。」


穂乃果「ちなみにその村の名前って…」


村の名前?ここに一番近い村はユクモ村この世界の常識だ。


旅人「聞いてなかったのか…?」


旅人は不安を覚えながらもう一度口にした。








旅人「ユクモ村だよ。」



と、






穂乃果は冷や汗が出た。


確かにこの旅人らしき人は言った。


「ユクモ村」と。


秋葉原にそんな地名あったか?


もちろんない。




(あちゃぁ…これは大変なことしたな…)




こうして今回のラブライブ!は波乱の幕開けとなったのだった。



To be continue?


後書き

近いうちに続編を…


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2016-08-14 00:20:12

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2016-02-19 15:32:18

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2016-02-19 15:32:13

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