モンハン×ラブライブ! 第12話
「モンハンX?金がねぇ。」どうも、マグロです。今回も王都ミストルでお話が進みます!!ちょっと進展もあるのでお楽しみに!!
王都ミストルでA-RISEと花陽のそっくりさんと会ったりしてからのお話。
第12話 ぶら〜り王都ミストル
昼下がりのミストルハンターズギルド。
今回はここを少し紹介しよう。
長い机に長い椅子。
それが何十対もギルドの1階に並んでいる。
空間には柱が8本。
どれも多少の攻撃ではビクともしない立派なものだ。
南側の壁は中心に入り口があり、
残りは窓。太陽光を余すことなく取り込める造りになっている。
北側の両脇は二階に登ることができる階段。
真ん中にはギルド受付がある。
受付の数は多く、ある程度の人数なら捌き切れるだろう。
東側はハナが勤めている食事処のカウンターだ。
これも大勢の人を一度に捌けるだけの広さがある。
西側はクエストボード。
丁度海未と話をしていた受付嬢がクエストを貼り付けているところだ。
食事スペースの上は二階まで吹き抜けになっている。
ご察しの通り南側一面は壁と窓で構成されている。
二階に移ろう。
両脇の階段はどちらから行っても同じところに出れる。
二階の中心には木の扉。
その上には「ギルド本部」と、彫られた木の板が貼られている。
中は…どうやら覗けないらしい。
1階に戻ろう。
今回は東側の長椅子に寝かされている凛が起きるところから話は始まる。
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凛「………んにゃ…?」
(あれ?なんか温かくてモフモフしてて気持ちい物に寝てる気が…)
ハナ「あ!大丈夫ですか?」
どうやら凛はハナに膝枕してもらいながら寝ていたらしい。
花陽とのスキンシップに似た快感を覚えるらしい。
(うっはww興奮するにゃwww)
湧き上がる感情を無理やり押さえ込み凛は返事をする。
凛「うーん。ちょっときびしいにゃー。もうちょっとこのままでいたいにゃー。(棒)」
(我ながら最高の演技にゃ!これならしばらくこのままでいれそうにゃ!)
しかし期待とは裏腹に凛の身体は太い二の腕に起こされてしまった。
???「なんだい?ハンターなのにだらしないね。シャキっとしなさいシャキっと!」
見ると、大柄な女性が凛を見据えていた。
ビックマミィといった感じの大らかな雰囲気の女性だ。
ハナ「ダメですよリエさん!ハンターさんまだ辛そうじゃないですか!」
この女性はリエというらしい。
さん、と呼ばれるあたり位も高めだろう。
リエ「ハンターやってるやつが倒れたくらいでブーブー言ってちゃ勤まんないだろ?」
凛は実際ハナの太ももで目覚めはスッキリ、体調も悪くない。
何てことを考えながら凛がしどろもどろしていると…
リエ「しゃーないねー。ちょっと待ってな。」
そういうとリエは厨房まで戻ると、ポットとコップを持ち出して来た。
リエ「ほら、コーファを入れてやるから座りな。」
(コーファ?なんにゃそれ?)
凛「コーファってなんにゃ?」
リエ「あんたコーファを知らないのかい!?」
リエはかなり驚いている。
何に驚いているか凛は見当もつかない。
ハナ「この子はユクモ出身だから知らなくてもおかしくないですよ。」
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この世界では地域ごとに習慣は大きく異なってくる。
ユクモ村は和の雰囲気が強い。
衣食住が和物寄りなのもそのためである。
変わってミストルは西洋の雰囲気が強い。
れんが造りの家が大半なうえ、食事も西洋食がおおい。
しかし王都と言うだけはあり、様々な文化が多かれ少なかれ混ざっているのも事実だ。
ポッケ村は寒さに耐えるべく保存食品が発達し、衣服は厚手の物が増える。
土地柄というものは自然発生的な物なのだ。
ゆえに今回のように凛が「異世界人」であっても出身地さえ違えば違和感はないのだ。
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リエ「へぇ、あんたユクモから来たのかい。あそこはコーファの習慣が無いからしゃーないっちゃしゃーないかもね。」
そういいながらリエはコップにコーファを注ぎ出した。
湯気と甘い香りが広がる。
リエ「ほら飲みな。うちのコーファはうまいって有名なんだよ。」
自分が知らないものを口にするのは誰しも多少はビビるものだ。
凛は恐る恐る口をつける。
凛「美味しいにゃ!!」
ココアほど甘くは無いがコーヒーほど苦くもない程よい味がなんとも言い難い美味しさだった。
凛はすっかり上機嫌になりコーファをあっという間に飲みきった。
ハナ「リエさんの淹れるコーファは美味しいですよね。」
ハナの率直な感想だろう。
リエ「褒めたってなんもでないよ。ほら、残りのコーファ、二人で分けといていいから。私は仕事に戻るよ。」
リエは厨房に帰っていった。
少し足取りが軽いのは褒められて嬉しかったからだろうか?
ハナも自分のコップを取りだしコーファ淹れた。
ハナ「あのー…、ご一緒してもいいですか…////」
(あぁ、かよちん…じゃなかった。ハナちゃんかわいいにゃ…)
もしも花陽が凛と初対面だったら同じ反応をしていただろう。
凛「もちろんにゃ!ハナちゃんとはもっとお話ししたいにゃ!」
ハナ「ありがとうございます!凛…ちゃん?」
(今凛ちゃんっていったにゃ!?にゃはははwwなんかもう嬉しくてやばいにゃww)
一ヶ月近く花陽と触れてなかった反動なのだろうか。
脳内は壊れきっている。
凛「そんな照れなくても凛ちゃんって呼んでくれていいにゃー!」
ハナ「じゃあ…凛ちゃん!!ハンターのお話聞かせてください!!」
凛「もちろんにゃ!!ハナちゃん!」
こちらの世界でも相性がいいのだろう。
二人はしばらく話し続けるのだった。
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〜城下町〜
穂乃果と海未は凛が寝ている間に城下町を見る、という話になった。
「らっしゃいらっしゃい!!バクレツワロナ仕入れたよー!!」
「そこのハンターさん!!うちで調合入門書買ってかないかい!!」
「こんがり肉焼けてるよー!!」
あっちで客寄せこっちで客寄せ。
ユクモ村の数倍とも言える道幅の両脇にユクモ村とは規模が全く違う店が立ち並んでいる。
海未「ユクモ村とは比べ物になりませんね…」
穂乃果「人酔いしそうだよ…」
海未「ユクモが懐かしく感じますね。」
他愛もない話をしながら歩いていると、肉の焼ける芳ばしい香りが流れてきた。
どうやら焼き鳥屋があるらしい。
その店を海未が捕捉。しばらく考えるそぶりをすると突然…
海未「穂乃果!!あれを食べましょう!!」
海未が指を指す先にはやはり焼き鳥屋。穂乃果は困惑する。
穂乃果「いいけどなんで焼き鳥?別段好きなわけじゃないでしょ?」
海未「今は食べたい気分なんです!さぁさぁ早く!!」
穂乃果「わかったよ〜。」
(なんであんなにお肉食べたがるんだろ…)
穂乃果は決してよろしくない頭でしばし考える。
………。
穂乃果「……あ。」
Q.昨晩のご飯は?
A.ファンゴ鍋
Q.お肉は美味しかった?
A.あんまり…
目の前にはジュージューと音をたてながら焼かれる焼き鳥。王道の塩とタレがあるらしい。
果たして日本と同じ塩とタレなのかはわからないが、日本のそれと香りは酷似していた。
(はっ!?ヨダレが出てたよ!?)
想像しただけでヨダレが出たらしい。
穂乃果にも我慢の限界がきたようだ。
穂乃果「待って海未ちゃん!!!穂乃果もそれ食べたい!!!」
ハンターになって数か月。
美味しい食事の大切さを痛感した穂乃果だった。
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〜ミストル城〜
二人は購入した焼き鳥を抱え込んでミストル城まで来ていた。
海未「大きいですね」モグモグ
穂乃果「かっこいいね」モグモグ
周りの目を気にせず焼き鳥を食べ続ける二人。
城の鑑賞と食事、どっちがメインなのか分かったものではない。
海未「食べながら話すのは良くないですね」モグモグ
穂乃果「今食べるのやめれる?」モグモグ
海未「無理ですね」モグモグ
穂乃果「あ、そのタレ味穂乃果の塩味と交換して」モグモグ
海未「かまいませんよ」モグモグ
穂乃果「ありがと」モグモグ
ほのうみ「…………。」モグモグ
穂乃果「おいしいねー」
海未「美味しいですねー。」
気づけば城の感想が肉の感想になっていたことに二人は気づかなかったのだった。
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〜ミストルハンターズギルド〜
二人の会話はひと段落ついたらしく現在は武器の話をしていた。
ハナ「じゃあ凛ちゃんは運動能力は高いのに、力は全然無いってこと?」
凛「そうにゃ。今は切れ味が良い武器を貰ったから困って無いけど…」
と言いながら自身の双剣を見る凛。
何か物足りなさげだ。
ハナ「双剣って判断してもらったのはユクモ村でなんだよね?」
凛「そうにゃ。水晶みたいのに触ったらモワモワーって色がついて…」
ハナ「ちょっとこっち来て!!」
そういうとハナは凛の手を取りギルド受付へ。
ハナ「この子の武器を診断してあげてください!!」
凛「え!?だから凛は双剣だって!」
ハナ「それはその時の話なんです。ハンターさんの成長によっては相性の良い武器なんてコロコロ変わるものですよ?」
凛「そうかにゃー?凛は双剣が使いやすいから別に…」
ハナ「わからないよ?それに凛ちゃんに向いてる武器私ちょっとわかるもん。」
最愛のかよち…ハナに言われて凛は渋々といった様子で水晶に手を伸ばす。
凛「じゃあ、お試しってことで…」
そう言って凛が水晶に触ると…
淡い黄色のような色が浮き出た。
受付「操虫棍ですね。」
ハナ「ほら!!言った通りでしょ!!」
ハナは分かっていたのか嬉しそうに声を上げる。
凛「……ソウチュウコン?」
こちらもいささかボキャブラリーが足りないらしい。
漢字を連想できていない。
ハナ「操虫棍!!自分の虫をモンスターに投げて敵からエキスを取って自分の力にする!!
攻撃が弱い凛ちゃんでもエキスの力を使えば戦えるようになるよ!!」
凛「へぇ〜。確かに良いかもしれないにゃ!!」
攻撃力が上がる。その事実だけ受け止めてウキウキする凛だった。
が…
〜数分後〜
凛「やっぱり無理にゃぁぁぁ!!」
凛の前には人の頭のサイズより一回り大きい虫がいる。
猟虫と呼ばれる狩り専門の虫である。
そう、操虫棍にはエキスを取る虫が必要なのだ。
そう、攻撃力を上げるには女子には厳しい問題が立ちはだかるのだ。
凛はハナの手伝いの元、自分の左手に猟虫を掴ませようとするが…
凛「ひぃい!?怖いにゃ!嫌にゃ!」
凛がとことん嫌がるのでことは全く進んでいなかった。
ハナ「凛ちゃん頑張って!!ホノカさんとウミさんのために!!」
凛「嫌なものは嫌にゃ!!怖いものは怖いにゃ!!」
いやんいやんと身体をくねらせ全力で嫌がる凛。
それを見たハナは仕方なしと言った態度で演技を始めた。
ハナ「そっか…凛ちゃんが操虫棍使ってる姿見たかったな…」
凛(ピクッ)
ハナ「凛ちゃんがこの優しい猟虫と一緒に戦ったらかっこいいだろうなー。」なでなで
凛(ピクピクッ)
ハナ「私が触れるのにハンターの凛ちゃんが触れないなんてカッコ悪いなー。」すりすり
凛「さ、触れないわけにゃにゃにゃ、にゃいじゃにゃいか!!」
ハナ「震えてるよ?」
凛「ふるふるふるふる震えてにゃんかにゃいっにゃ!!
ほ、ほら、猟虫さん!ここここここに来るにゃ!!」
猟虫は凛の言葉に従い左手にしがみつく。
凛「ひぅ!?」
ハナがすかさず声をかける。
ハナ「うわぁ!!凛ちゃんかっこいい!!」(やや棒)
凛「ほ、ほんとかにゃ?かっこいいかにゃ?」
ハナ「うんうん!凛ちゃんが男だったら抱きしめちゃいたいくらい!!」
凛「ま、まぁ?凛はかっこいいし?当然にゃ?」
(かよち…じゃなかった。ハナちゃんに抱きしめたいって言われたにゃwwやばいにゃwwwもうなんでもできる気がするにゃwww)
ハナヨニウムとアデノシン酸リンチャンが脳内で混ざり合ってあら不思議。凛の頭はバラ色に。
凛はほわほわ〜としていたが意外な事に気付く。
凛「あ、でも確かに言うほど怖くないにゃ。むしろ落ち着いていてくれるから心強いくらいにゃ。」
凛の左手に止まる猟虫は確かに微動だにしない。
ハナ「別に普段からつけてる必要はないしね。凛ちゃんと猟虫の相性がいいみたいだし放し飼いしてもいいと思うよ。」
すぐに言うことを素直に聞く猟虫は少ないらしい。
凛「なるほどにゃ。
じゃあ猟虫さん?頭の上に来るにゃ。」
すると猟虫は羽ばたき凛の頭へ。
ひんやりした胴体が少し気持ちいい。
凛「へぇ、優秀な子にゃ。」
ハナ「でも猟虫って呼ぶのもかわいそうだよね。名前決めない?」
凛「確かにそうにゃ。ハナちゃんも一緒に決めて欲しいにゃ。」
二人はうんうんと悩み始めた。
〜数分後〜
凛「君の名前はーーーー。」
ハナ「よっちんでーーす!」
命名:よっちん
凛「我ながら最高の名前にゃ!!」
(小泉花陽ではなよっちんでよっちん!!流石凛にゃ!!)
ハナヨニウムの影響は深刻らしい。
ハナ「確かに確かに!!なんか強そうだよね!!」
こちらも多少おかしくなっている。
アデノシン酸リンチャンの影響だろうか?
りんぱな「はっはっはっ!!」
こうして凛は双剣を卒業。
めでたくよっちんを仲間に加え操虫棍で狩りを始めるのだった。
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〜ミストルハンターズギルド前〜
ほのうみの二人と凛は合流することになったが…
穂乃果「うわっ!?なにそれ!?」
凛の頭の上にはよっちんがどっかり座っている。
凛「よっちんにゃ!!」
海未「そのよっちんが何かを聞いてるんです!!」
穂乃果「それに凛ちゃんの武器も双剣から変わってるし…!」
凛「凛は今日から操虫棍のハンターになったにゃ!!尊敬の念も込めてエキスハンター凛って呼んでいいにゃ!!」
穂乃果「なにそれずるい!!私も肩書きほしい!!」
海未「穂乃果の肩書きはどうでもいいですが…」
穂乃果「どうでもいいの!?」
海未「凛の操虫棍の試運転に一狩りいきませんか?私達なら下位のリオレイア位ならいけると思いますし。」
穂乃果「…私の…肩書き……」
凛「それいいにゃ!!リオレイア狩りいきたいにゃ!!」
海未「では今日はもう夕方も近いので明日出かけることにしましょう!穂乃果もそれでいいですか?」
穂乃果「え?園田さんと星空さんがいいならいいよ。」
うみりん「……へ?」
突然の苗字呼びに驚き、二人は穂乃果の方を見る。
白目しかない。虚ろな目でこちらを見てくる。
無視されたことが無駄にショックだったらしい。
海未(これは…)
凛(これって…)
うみりん(めんどくさいです(にゃ))
口から半透明な何かを出しながら穂乃果は話し続ける。
穂乃果「ほら、明日も早いんでしょ?園田さんも星空さんも早く帰ろ?」
そういうと一人フラフラと帰途につこうとする。
二人は堪らず作戦会議を始める。
凛(海未ちゃんどうにかするにゃ!!)ひそひそ
海未(えぇ!?私ですか!?)ひそひそ
凛(海未ちゃんならうまくできるにゃ!!)ひそひそ
海未(わ、わかりました…)ひそひそ
会議終了。
海未は穂乃果を呼び止める。
海未「コホン、ほ、穂乃果?」
穂乃果「何?園田さん。」
(うわ、全身からめんどくささを放っています…)
海未は表情を整えると、少し上からな物言いで穂乃果を諭しにかかる。
海未「穂乃果は肩書きなんて物に縛られる人だったんですか?」
穂乃果「へ?」
海未「日本での穂乃果はもっと向上心の凄まじい人でした。それが今、肩書きなんて物に縛られる小物に成り下がるとは思えませんね。」
穂乃果「あ、え、まぁ、うーん…」
穂乃果は痛いところをつかれたのかゴニョゴニョし始めた。
海未「ま、さ、か、あの、μ'sのリーダー高坂穂乃果が肩書きなんぞに、ねぇ?」
海未のとどめの「ま、さ、か、」が穂乃果の黒目を取り戻した。
穂乃果「い、いやーwそんなわけ無いじゃないか園田君ww」
海未「え?園田………君?」
海未は攻撃を続ける。
穂乃果「はっはっはっw違う違う海未ちゃん海未ちゃんw
ほら、こんな不毛なお話はお終い!早く家に帰ろうじゃないかww」
なんて言いながら穂乃果が海未の手を引こうとした…
が、凛の一言でピタッと止まってしまった。
凛「家、なくないかにゃ?」
ほのうみ「あ、」
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〜ミストルハンターズギルド受付〜
受付「こちらが貸家の鍵になります。」
穂乃果「ありがとうございます(泣)」
海未「完全に忘れてましたね…」
凛「野宿になれるのは怖いにゃ…」
穂乃果「貸家があってよかったね…」
ハンターに貸し出している4LDKの中々良い一室を借りれたらしい。
ギルドから出ると日没を迎えており、活気のあったメインストリートも少しづつその熱を抑え始めていた。
穂乃果「もう遅いね…とりあえず今晩は休んで明日に備えようか。」
海未「明日はどんなことがあるでしょうか…」
凛「凛は操虫棍の試運転を早くしたいにゃ〜。」
三人はメインストリートを抜け貸家へと向かうのだった。
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〜ミストル城〜
ミストル城の一室。
落葉の魔術師が寝泊まりする部屋で彼女は水晶を見つめ穂乃果、海未、凛の後ろ姿を見ていた。
彼女達と会うことを待ちわびるように。
彼女達と運命を共にしたがるように。
彼女達と苦難を共有したがるように。
彼女は水晶を見つめ続ける。
やがて穂乃果達は映らなくなりメインストリートだけが映るようになる。
落葉の魔術師「穂乃果ちゃん……」
落葉の魔術師は舞い散る木の葉のようにそう零すのだった。
To be continue?
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