戦国ラブライブ! ♯1
μ'sのリーダー、高坂穂乃果が戦国時代へタイムスリップしてしまい、乱世を変えていくようなお話。
μ'sのリーダー高坂穂乃果は実家である穂むらの倉庫から何故か異次元と呼ばれる場所に飛ばされてしまう。助けを求めようと駆け回っているとそこである人と出会う。
「え...?嘘、何で穂乃果こんなところにいるの...?」
私、高坂穂乃果!高校2年!音ノ木坂学院でスクールアイドルμ'sをやっています!...って言いたいところなんだけど、今はそれどころじゃないんだよね... あはは...。
あれは学校の家庭科の宿題のためにアルバムを探していたときだったかな。
「お母さーん!穂乃果のアルバムどこー?」
「えー?どうして今アルバムが必要なのよ。お母さん今忙しいんだけど?」
「学校の宿題やるために必要なの!」
「穂乃果が宿題!?あらやだ、熱でもあるんじゃない? 部屋で休んでたらどう?」
「穂乃果だってやるときはやるの!それで?どこにあるの?」
「あー、倉庫にあったかしらね」
「え、倉庫!?あそこは何か異次元に繋がるから入っちゃダメってお婆ちゃんが!」
「はぁ?そんなこと言ってるのはお婆ちゃんだけよ。大体異次元に繋がるってどんな倉庫なのよ」
「えー、でも万が一穂乃果が異次元に行っちゃったらどうするのー?」
「いいんじゃない?手がかからなくなるしね♪楽でいいわ」
「お母さんの薄情者!穂乃果が異次元に行っちゃっても知らないよーだ!」
「はいはい、異次元にでもどこにでも行ってらっしゃい。それじゃ、店番に戻らなきゃいけないから」
そう言ってお母さんは店番に戻って行っちゃったんだよね。本当に穂乃果が異次元に行っちゃうなんて思ってもいなかっただろうなぁ。お母さん少しは心配してくれてるかなぁ?
「さてと、倉庫だよね。ちょっと怖いけど大丈夫だよ!ファイトだよ!」
今思うとあそこでファイトなんてしなきゃ良かったのかもね。
「倉庫ってこんな感じだったんだね♪ ...にしても暗いなぁ... これ結構怖いやつだよ...」
本当に怖かったよ。お婆ちゃんの話が倉庫にいる間、頭の中をぐるぐる回ってた。
「あれぇ?おかしいな...。本当にここにあるの?
もう一回お母さんに聞いてみようかな」
そう言って私は倉庫の出口の方を向いたの。
そしたらね…?
「あれ、倉庫の外ってこんなに明るかったっけ?家の中のはずなんだけど....」
そう、倉庫の出口からの光が異様に強くなってたの。
まるで外の光みたいだった。
家の中にいるはずなのにね。
「まぁいいや。とりあえず出なきゃ」
私は倉庫から出た。
「え...?嘘、何で穂乃果こんなところにいるの...?」
私の目には一面の田んぼが映しだされたの。おかしいよね。私は家にいたはずなのに。
「ちょっと待って...!もしかして異次元に来ちゃったんじゃ...!」
私にはそうとしか思えなかった。というか実際そうなんだけどね。
「嫌ッ...!そんなの絶対に...っ!」
私はそれからどうやったら戻れるか少し探してみたの。けど何もなかった。周りは田んぼと林だけ。日も暮れようとしていたなぁ。
「...グスッ 穂乃果ここで死んじゃうの....?そんなの嫌だよ...」
私は絶望の淵にいたよ。そんなときだった。馬が駆ける音が聞こえてきたの。
「.....!!!」
誰かいるのかもしれない、助けてもらわなきゃ、その一心で馬が駆ける音が聞こえる方向へ走ったんだ。
そしたら馬に人が乗っているのが見えた。夕日が眩しくて影しか見えなかったけどね。
「おーい!!助けて下さーい!!」
全力で叫んだ。自分でもびっくりするくらいの大声だったと思う。その声に反応したのか馬がこちらに近づいてきた。助かった、そう思って心底安心したんだ。
そして馬が私の前で止まる。
「すみません、ここがどこだか分からなくて...。助けていただけませんか....っ!?」
その馬に乗っている人と目を合わせようと思って見上げたとき、私は本当に驚いた。
そして怖かった。
だってその人は深く引き込まれそうな青色の長髪をした女の子...
園田海未そのものだったんだからね。
SS初投稿となります。かなり拙い文章ですが、そこらへんはご容赦下さい。こうした方が良いなどのアドバイスをくださると幸いです。
この話は自分の中ではかなりの超大作となる予定ですので、まだまだお話は続いていきます。
現在の段階では意味がわからないと思いますが、まだ序章にもすぎないので、是非とも継続して見て下さい。そうすると内容が入ってくるはずです。万が一入ってこない場合は自分の力不足ですので、そこはご指摘下さい。
これから、皆様に楽しんで読んでいただけるような文章を書けるようになる為に努力していきますので、皆さんどうぞよろしくお願いします。
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