ご注文は魔法少女ですか?第2話
第2話「目覚めた、水の力」
青山「さて、では皆さんさっそく修業を始めましょうか」
シャロ「でも、修業をする所なんて、ありませんよ」
青山「あ、どうしましょう」
チヤ祖母「そんな事だろうと、思ったよ」
チヤ「おばあちゃん‼︎」
チヤ祖母「修業場所なら、私が、持って来たよ」
メグ「持って来たって、何処にあるの?」チヤ祖母「これだよ」
チノ「それは、何ですか?」
チヤ祖母「これは、仮想ドームと言う物が、入ってるドームボールと言う奴さ」
チヤ祖母「これを、使えば一個の仮想空間のあるドームが出来る」
チヤ「そこで、修業をすると言う事ね」
チヤ祖母「まぁ、そうだよ、ほれ」コロコロ、ボカーーン‼︎
リゼ「何だ、あれは、爆弾か‼︎」
ココア「凄い、ドームが出来た」
青山「では、行きましょうか」
ドーム内
マヤ「すげーー、SAOみたいな、仮想空間が、広がってる」
青山「さて、では修業を始めますよ」
青山「まず最初に、皆さんの魔力を解放します」
リゼ「この前の、ココアみたく、怒れば、いいのか?」
チヤ祖母「違うよ、あの時、目覚めたのは、本来の力、魔力は、別の方法で、解放するのさ」
青山「では、私が、やってみますね」
青山「ハァーーー」ゴゴゴ
チノ「す、凄い‼︎」
青山「まぁ、こんな感じです」
青山「最初は、全身の力を抜き、リラックスした状態で、」
青山「自分の中に、眠ってる、魔力を、体に身に纏うイメージをしてください」
ココア「うぅ、出来ない」
リゼ「これ、結構難しいな」
チノ「ココアさん、最初から出来るはずじゃないですか」
マヤ「確かに、この前は、普通に魔法使って、戦ってたね」
チヤ祖母「あの時、使ってたのは、確かに魔法だけど、違うんだよ」
チヤ「どういう事、おばあちゃん?」
チヤ祖母「さっきも、言ったとうり、ココアの使ってたのは、ココアの体の中に眠ってた、本来の力」
青山「あの力は、魔法石があって、出来るものでもあり、魔力は、体の中を流れる、言わば、念のようなものなのです」
リゼ「念か」
チノ「スゥーー、ハァーー、ふん‼︎」ギュアーー‼︎
ココア「チノちゃん‼︎」
青山「凄いです、チノさん」
チヤ祖母「確かに、始めてで、その魔力の量は、凄いね。」
チノ「ハァハァ、でも、これ凄い疲れます」
青山「魔力は、一種の生命エネルギー、だからそんなに疲れるんですよ」
青山「慣れれば、平気ですよ、さぁ、皆さん、やっていきますよ‼︎」
リゼ「青山さんが、急に鬼教官になった‼︎」
モカ「お邪魔しまーす」
モカ「みんな、修業、頑張ってるようね」
青山「モカさん、そっちの方は、もう終わったんですか?」
モカ「はい、お母さんに教えてもらいました」
青山「そうですか」
ココア「え、何で、お母さん?」
青山「ココアさん、モカさんのお母さんは、魔法少女9代目なんですよ」
ココア「ええええ、お母さんが、魔法少女9代目」‼︎
モカ「私も、最初聞いた時は、びっくりしたよ」
チノ「ココアさん、モカさんのお母さんが、魔法少女」
リゼ「ある意味、凄い家系だな」
青山「モカさんも来た事だし、修業の続きを、始めますよ」‼︎
数時間後・・・
ココア「やっと、出来た‼︎」
チノ「良かったですね、ココアさん」
シャロ「やっと出来たの、ココア」
チヤ「ウフフ、まぁ、良いじゃない、ココアちゃんだって、頑張ったんだし」
その頃、魔界では
?「ふむ、魔法少女達も、順調に成長してるようだな」
?「ああ、そろそろ、新しい奴を送り込んだら、どうだ?」
?「それも、そうね」
?「では、俺の部下を再び、送る」
?「スライムン」
スライムン「はは、お呼びですか?」
?「今回は、貴様に、任せるぞ」
スライムン「了解しました、フレイム様」
フレイム「期待してるぞ、スライムンよ」
スライムン「お任せを」シュア
青山「では、今日の修業は、終わりです」
ココア「やっと、終わった、疲れた」
タカヒロ「みんな、お疲れ様、おにぎりを作っておいたから、食べてくれ」
みんな「ありがとうござい」
リゼ「おいしい」
マヤ「めっちゃ、ウメーーー‼︎」
チノ「マヤさん、はしゃぎ過ぎですよ」
ココア「でも、確かにおいしい」
チノ「この味、昔食べた事あるような、気がします」
ティッピー「そりゃそうじゃろ、タカヒロに、このおにぎりの作り方を教えたのは、チノお前の母親じゃ」
チノ「そうだったんですか」
ティッピー「ああ、あの頃が、懐かしいのう」
みんな「アハハハ」
シュア、、
ココア「この気配は‼︎」
チノ「まさか!」
ラビットハウス外
スライムン「ふん、やっと着いたか、だが、やはり、この街は、清らか過ぎる」
住民「ギャアーー、化け物」
スライムン「人間か」
スライムン「試してみるか」
ココア「見つけた‼︎」
スライムン「魔法少女か」
チノ「これ以上好きには、させません。‼︎」
リゼ「来い、グール‼︎」
スライムン「まぁ、少し待て、今から、面白い物を見せてやる」
シャロ「面白い物?」
住民「やめろ、離せ‼︎」
スライムン「フフフ」
マヤ「あいつ、何する気なんだ‼︎」
バタリ、シュア〜〜
ココア「一体何が、起きたの?」
スライムン「あれを見ろ」
チノ「あれは?」
スライムン「さっきの男の心だ。」
ココア「心?」
スライムン「そうだ、心だ、このハートキーを使って、心を解放したのさ」
リゼ「心を解放しただと‼︎」
スライムン「そうだ、そして、その解放した心は、」
スライムン「この人間界に、充満する、恨みや嫉妬、そして怒りを吸収して、グールとなる」
リゼ「なんだと‼︎」
ココア「グールになる‼︎」
スライムン「そうだ、心は、闇に飲まれ、飲み込まれた物は、魔物となるのさ」
チノ「なんて事を」
ココア「チノちゃん、みんなで、戦うよ。」
チノ「はい、分かりました」
ココア「ハァーーー、天高く舞い上がれ、火竜‼︎」
チヤ「私達も、行くわよ。‼︎」
マヤ「おう」
スライムン「ふん、良いだろう、遊んでやろう」
チノ「アクアニードル‼︎」
スライムン「なるほどな、水の水圧を上げて、水を針の細さまで、圧縮したというわけか。」
リゼ「疾風波‼︎」
シャロ「エレキスラッシュ‼︎」
ココア「火竜斬撃‼︎」
チヤ「グラビティーショット‼︎」
マヤ「ポイズンライフル‼︎」
メグ「アイスクラッシュ‼︎」
モカ「ホーリーアロー‼︎」
ドカァーン‼︎
ココア「やった」
チノ「倒せましたね。」
スライムン「フフ、良い気になるなよ、魔法少女達よ」
みんな「何!」
スライムン「俺の体は、スライム状の体、だから、物理攻撃や斬撃は無駄だ‼︎」
ココア「すぐ、再生した」
スライムン「今度は、こちらから、行かせてもらおう、ハァーー‼︎」
チノ「皆さん‼︎」
スライムン「ふむ、よく耐えたな、香風チノ」
チノ「許しませ、あなたは、私が、倒します‼︎」
スライムン「うまく、行ったようだな、フハハ」
チノ「何が、おかしいんですか?」
スライムン「いや、こっちの話だ」
スライムン「チノ、貴様の力を、見せてみろ‼︎」
チノ「言われなくても、ハァーー‼︎」
チノ「激しい濁流の様に、その鋭い牙で、相手を噛み砕け、アクアシャーク‼︎」
スライムン「中々良い、聖獣じゃないか」
チノ「シャークスラッシュ‼︎」
スライムン「何‼︎、物理攻撃が、」
スライムン「グハァ‼︎」
チノ「やはり、そうでしたか」
チノ「さっきの一斉攻撃、あれは、確かに、貴方の体には、効果は、ありませんでした、」
チノ「あれは、みんなの魔力が、バラバラになって、混ざってしまった事によって、貴方の体を破壊することは出来ませんでした。」
チノ「でも、シャークスラッシュ、あれは、貴方の体を破壊しました、それは何故か、答えは簡単です、」
チノ「一人の魔力が、極限までに、高まって、とてつもない、威力を出したんです、」
スライムン「なんだと、そんなことで、俺の体を破壊しただと‼︎」
チノ「魔力は、相性が、良ければ、かみ合い、混ざり合って、さっきのシャークスラッシュの様な威力が、出来て、逆にかみ合わない、魔力が、混ざれば、威力は、半減します。」
スライムン「なるほどな、完敗だよ、香風チノ、貴様の勝ちだ。」
スライムン「だが、次はこうは、行かんぞ‼︎」
シュア〜
チノ「消えましたか、そうだ、皆さんの治療を急がないと‼︎」
チノ「皆さん、大丈夫ですか‼︎」
ココア「大丈夫だよ、チノちゃん」
リゼ「大丈夫だ」
チヤ・シャロ「こっちも、大丈夫よ。」
マヤ・メグ「こっちもだよ。」
チノ「良かったです。」
ココア「チノちゃんが、倒したの?」
チノ「はい、その話は、後で、しますよ」
2話完
次回予告
「いよいよ、魔法少女達の力が、目覚め始めて行った、だが、その裏では、とんでもないことが、起きていた‼︎」
次回「疾風の如く貫く風」
お楽しみに(^ω^)
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