2016-07-12 16:25:56 更新

第37話「仮面の正体は誰だ‼︎」

前回のあらすじ

界王様「前回、水の幹部アクロスと戦ったチノ、アクロスの泡を操る技に苦戦するも、聖獣達が元の姿、水の守護闘神、シャータエールへと変化する‼︎そして、アクロスを撃破し鍵を手に入れたのであった」

シュン!

ココア「あ、チノちゃん!」

チノ「ココアさん、良かった無事、鍵を手に入れたんですね」

ココア「うん、チノちゃんの方も良かったよ」

チノ「いえ、勝てたのは、聖獣とアーマーのお陰です」

ココア「チノちゃんもだったんだね、私もなんだ」

チノ「ココアさんもですか!じゃあ、他の人達も」

ココア「うん、そうだと思うよ」

チノ「でも、皆さん、無事だと良いんですが」

ココア「大丈夫だよ、皆んな、鍵をゲットしてまた戻ってくるよ」

チノ「そうだと、良いんですが」

その頃リゼは・・・シュン

リゼ「此処か幹部の部屋は、気配は無いか」

ガサガサ!

リゼ「ん、何かいた!」

グール「キィーーーー‼︎」

リゼ「こいつ、ウィンドスナイパー!」バァーーン‼︎

グール「グギャア‼︎」シュ〜ン

リゼ「こいつだけか、他には」

?「見事だ、風の魔法少女よ」パチパチパチ

リゼ「誰だ、姿を見せろ!」

シュン!

ウィグル「これは、失礼した、私の名はウィグル、風の幹部だ」

リゼ「出て来たな、早速鍵を渡してもらうぞ!」

ウィグル「残念だが、簡単には渡せんなぁ〜、手に入れるのであれば、実力で試してみろ」

リゼ「良いだろう、その奇妙な仮面も剥がしてやる!」

リゼ「ウィンドスナイパー、突風弾‼︎」パァーーン‼︎

ウィグル「そんな鈍い弾いくら打っても、当たらないぞ」ヒュン、ヒュン、ヒュン

リゼ「意図も簡単に交わしてる‼︎」

ウィグル「次は、此方だ」

ウィグル「ウィンドマグナム、烈風弾‼︎」バァゴーーーン‼︎

リゼ「逆風壁!」フォーーーン‼︎

リゼ「これで、防げるはず」

ウィグル「それはどうかな、それはただの弾丸では無い、その弾丸に巨大台風並みの回転を掛け、貫通力、速さを倍増させた弾丸だ」

ウィグル「だから、逆風など簡単に貫く」

ドゴーーン‼︎

リゼ「ガハァ‼︎」

ウィグル「どうだ、貴様の風など俺の風以下という事が、分かっただろう」

リゼ「クゥ、なんて奴だ」

リゼ「残念だが、銃ではそちらが上だ。だから、私も自分の得意な武器を使わせてもらう」

ウィグル「得意な武器だと?ならばやってみるがいい、どの道同じ結果になる」

リゼ「やってみれば、分かるさ、疾風刀‼︎」パァーーン

ウィグル「何だと、銃が変化して刀になった!」

リゼ「それじゃあ、反撃と行かせてもらう!」シュン!

ウィグル「速い、だが後ろだという事は分かっている‼︎」

ウィグル「これで、終わりだ、烈風弾‼︎」

ウィグル(至近距離なら此方の有利、これで勝った‼︎」

リゼ「至近距離なら勝てると思っているだろうが、それは間違いだ」

ウィグル「終わりだ‼︎」パァーーン‼︎

リゼ「刀は、全てを切れる物、何処から弾丸が飛んで来るのが分かっていれば簡単に切れる‼︎」

リゼ「突風斬撃‼︎」スパァーーン‼︎

ウィグル「何だと!ヌァーーー‼︎」

パリィーン‼︎

リゼ「今の攻撃で、奴の仮面も剥がれたのか、ならその下の顔を見てみるか」

ウィグル「ウゥ、魔法少女」

リゼ「あれ、この顔何処かで見た事あるような、無いような?」

リゼ「思い出した、いやでもそんな筈は!」

ウィグル「信じられんじゃろうな、もう昔に死んだ筈の自分の祖父が目の前に居て、そして何故敵として戦っていたのか」

リゼ「目が覚めたんだな」

リゼ(この人は、間違いない、私が産まれる前に死んだ、私の祖父)

リゼ「聞かせて欲しい、何故貴方が、ダークの仲間になっているのかを、何が有ったんだ」

リゼ祖父「そうだな、孫であるお前にはちゃんと説明せねばな、あの事件が起きたのは、リゼお前が産まれる数年前になる」

リゼ祖父「その頃の私は、雇われ兵士をやっていた、かなり名も高かった」

リゼ祖父「だが、その所為で周りの人達に恨みを持たれたりしていたのだ。」

リゼ祖父「ある日、私宛に一通の手紙が届いた、内容は」

『貴様の妻をさらった、返して欲しければ、一人で地図に書いてある場所に来い』

リゼ祖父「という内容だった。明らかな罠だろうと思っていた、だが、家に帰れば争った形跡もあり、妻も居ない、私は慌てて地図の場所に向かった」

リゼ祖父「いざ、その場所に行ってみるとそこに妻の姿は無く、大きな袋を持った、奴らが居た。そして、私は、妻は何処にいると尋ねた」

リゼ祖父「だが、奴らはその尋ねてる私を見て笑い、持っていた大きな袋を渡され、こう言われた」

『お前の妻は、その袋の中だ、だがもう一緒に過ごせないだろうな、何せバラバラに解体してるんだからな、ハハハハハ‼︎』

リゼ祖父「私は、怒りと悲しみでどうにかなりそうだった、人生の全てを壊されたそんな感じだった。そして、私はその絶望したまま、殺された」

リゼ祖父「その後は、妻の魂を見つけ共に死後の世界、地獄界に行った。だが、私の生前の罪が妻にも重なり、二人共に地獄よりも酷い、魔界に落とされた。そして、そこでまだ、完全に復活していなかったダークに出会い、私は全てに復讐すると言う感情が芽生え、そして、一緒に居た妻はこのマグナムになったのだ」

リゼ祖父「これが、私の辿って来た道だ」

リゼ「そんな事が、でもそれはあんたのせいじゃ無い!」

リゼ祖父「ああ、だが私は気にして無い、こうなる事は私の生きて来た、今まで人生がそう言っている」

リゼ祖父「ウグゥ、ダークに蘇られされたこの体も、もう私の言う事が聞けないようだ」

リゼ「何、まさかダークが操ろうと!」

リゼ祖父「そうみたいだ、これ以上傷つける訳にはいかん、リゼ私を殺せ!」

リゼ「そんな、無理だ、私に自分の家族を殺すなんて出来ない!」

リゼ祖父「リゼ、その気持ちは私も同じだ、だからこそなんだ、私はお前を傷付けたく無い、頼むリゼ」

リゼ「でも、私には」

バード(リゼ、これのままじゃ何も変わら無い、お前がやるしか無いんだ!」

リゼ「バード、お前もか」

コンドル(バードだけじゃ無い、俺もだ!)

ファルコン(リゼ、自分の家族を楽にさせれるのは、同じ血を持ってるお前しか出来ない、俺達も力を貸す)

リゼ「バード、コンドル、ファルコン、分かった、私にしか出来ないから、やってやる!」パァーーン‼︎

リゼ「風の守護闘神、バードルコン‼︎、そして、守護闘神の力を鎧とした、ゴッドアーマー!」

リゼ「すまない、どうか安らかに、じいちゃん」

リゼ祖父「リゼ、お前にやらせる事は、本当にすまない、だから、せめて最後にこれを渡すこの、ウィンドマグナムを役に立ってくれるはずだ」

リゼ「烈風波‼︎」ドゴーーーン!

リゼ祖父「本当にありがとう、リゼ、あとは任せたぞ」シュ〜ン

ヒュン、ヒュン、ヒュン

リゼ「これが鍵、そしてウィンドマグナム意志はしっかり受け継いだ、だから安心してみててくれ、みんなの所に戻るか」ヒュン


次回予告

悟空「オッス、オラ悟空」

チヤ「チヤです」

モカ「モカでーす」

悟空「今回は、色々訳ありのキャラが出て来て、中々楽しめたぞ!」

チヤ「はい、私もリゼちゃんの家族とかが出て来て、楽しかった!」

モカ「盛り上がってる所、あれだけと次回予告行くわよ」

チヤ「そうでした、次回はシャロちゃんのお話、以前にも出会った、クルセスとの対決、果たしてどうなるのか‼︎」

次回「怒りの雷」

絶対見てくださいね(^ω^)


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2016-07-12 22:25:31

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