ご注文は魔法少女ですか?第41話
第41話「究極の絶対零度」
前回のあらすじ
界王様「前回、マヤの目の前に、ロックオンを殺した張本人、アリーアルサーシェスと対決した。マヤは、ダブルオーを具現化し、サーシェスを追い込んだが、サーシェスは理性を失い暴走する。頼みの綱のダブルオーが使えなくなり、マヤは成す術がなくなったと思われた時、守護闘神、スパイネークピオンとゴッドアーマーが目覚め、サーシェスを撃破するのであった」
シュン!
マヤ「おーい、皆んな‼︎」
チノ「マヤさん!」
リゼ「マヤ!」
チノ「マヤさん、無事だったんですね!」
マヤ「当たり前だろ、チノまぁ、戦った相手がサーシェスだったから、正直言うと不安もあった」
チノ「サーシェスて、アリーアルサーシェスですか‼︎」
リゼ「あいつ、幹部になってたんだな」
マヤ「うん、でも私一人だったら無理だったよ」
マヤ「守護闘神やゴッドアーマーが有ったから、私はあいつを倒せた」
リゼ「そうだな、私達は常に守護闘神達が付いてる、一人では無いんだ」
マヤ「そう言えば、メグとかは戻ってきてるの?」
リゼ「いや、まだだ」
チノ「モカさんと、メグさんだけが、戻って来てないです」
マヤ「そっか、でも後ちょっとすれば、来るから待とう」
チノ「そうですね」
マヤ(メグ、しっかり敵を倒して、無事に帰ってくるんだよ!)
チノ「マヤさんどうかしたんですか?」
マヤ「いや何でもないよ」
チノ「そうですか、なら良かったです」
その頃メグは・・・シュン
メグ「寒い、どうやら着いたみたい」
メグ「この部屋、最初に着いた、大広間とは違って温度差があるみたい、と言う事は敵も氷系の魔法を」
?「その通りだ、氷の魔法少女」
メグ「貴方が幹部の人ですね」
コールド「そうだ、私はコールドこの部屋を守護する、氷の幹部だ」
メグ「そうですか、なら早く鍵をください」
コールド「そうは行かん、もう既に他の幹部達もやられ、鍵も貴様の仲間に取られているのだ。これ以上はやらせん‼︎」
メグ「そっか、他の皆も幹部を倒して無事に鍵を手に入れてるんだ、だったら私も簡単には引き下がれません‼︎」
コールド「分かったならば、仕方ない」コォーーーン!
メグ「何、あの冷気は!」
コールド「くらえ、冷気の拳、コルドナックル‼︎」ドゴーーーン‼︎
メグ「キャーーーー!」
メグ「クゥ、冷気を拳に集中させた技、まさかこれ程の威力だとは思ってなかった」
コールド「威力だけではない、拳が当たった所を見てみろ」
メグ「なっ、拳を受けた所から少しづつではあるけど、氷始めてる‼︎」パキン、パキン
メグ「早く、解凍しないと」
コールド「無駄だ、それを止める事は出来ん、一度凍り始めたらもう止める事は出来ん、解凍をしようともな」
メグ「解凍がダメなら」バキィン‼︎
コールド「何だと、凍り付いてる体の一部を自ら切り落としただと‼︎」
メグ(切り落とした部分の瞬間冷凍で止血、周りの空気を傷の部分で凍らせて、治療完了)
メグ「ハァ、ハァ、中々リスクのある事しちゃったな」
コールド「敵ながらあっぱれだ、まさか凍ってる体の一部を自ら切り落としその部分を氷の特性、構築で瞬時に治療、驚いたものだ」
メグ「でも、その治療した部分が馴染むまでにかなり時間を必要とするから、自分の動きが鈍くなると言うリスクを背負わなければいけないんです」
コールド「だが、そんな事貴様にとっては大した事であるまい、さぁ続きを始めるぞ‼︎」
メグ「そうですね、確かにじゃあ余り気にせずに行かせてもらいます!」
メグ「アイスハンマー‼︎」シュン
メグ「アイスクラッシュ!」ズドーーン
コールド「フリーザーシールド‼︎」ガキィン‼︎
メグ「だったら、アイスピック!」シュン‼︎
コールド「何‼︎」
コールド「ウグゥ‼︎」グサ!
コールド「己ならば、行け氷の人形、アイスドール達よ!」
アイスドール「グギャア‼︎」
メグ「何この人形さんは!」
コールド「俺の冷気を生命力とし動く氷の人形だ、そいつらはかなり凶暴だぞ、フフフ」
メグ「ふん、ハァ‼︎」
アイスドール「ウギャア‼︎」バリィン‼︎
メグ「意外に大した事は無さそうですね」
アイスドール「クギィーーー‼︎」ピキンピキン
メグ「そんな、さっき砕いた破片がくっついて再生した‼︎」
アイスドール「ウォーーーー‼︎」ズドン‼︎
メグ「キャッ、さっきより大きくなって、攻撃力が増してる‼︎」
メグ「これは、一体どうすれば!」
コールド(フフフ、大分焦っているな、残念ながらどうやってもそいつらを倒す方法など無いのだ、例え氷の体を溶かしても別の奴が吸収して、更に強力になるだけ、意味は無いのだ)
メグ「クゥ、溶かしても、砕いても再生する、だったら‼︎」
メグ「アイスウォール‼︎」ズドドドドド‼︎
アイスドール「グギィ、グギギ、グギィ‼︎」
メグ「無駄、その氷の壁からは逃げられない!」
アイスドール「グギャア‼︎」カチンコチン‼︎
コールド「何だと、あのアイスドールを倒しただと‼︎」
コールド(いや違う、正確には倒したのでは無い、凍らせたのだ、あの氷の壁で、あの壁触れた者を一瞬で凍らせて壁の一部にするのか)
メグ「よし、これで人形は終わった、さぁコールド、次は貴方のばんよ!」
コールド「俺は少し、お前を甘く見過ぎていた、お望み通り、此処からは手加減無しの戦いをしようじゃ無いか‼︎」
メグ「スノーフレア‼︎」コォーーーン‼︎
コールド「アイススピア‼︎」ヒュン‼︎
メグ「氷壁‼︎」キン‼︎
コールド「ならば、ツンドラアロー‼︎」ヒュン‼︎
メグ「アイスハンマー‼︎」バキィン!
コールド「瞬時に魔神器を出し、俺の放った槍を砕いたか」
コールド「技で無理ならば、魔獣を使わざる負えんな」
メグ「魔獣、確か前に戦った、悪魔達も使っていた召喚獣」
コールド「そうだ、だがあいつらの場合は実験でもあったんだ、その結果使えると判断し、我々幹部に新たに授けられたのさ」
メグ「そうだったんですか、なら私も聖獣達を使わせて貰いますね」
コールド「ああ、その方が面白い、ではこちらの魔獣を、来い氷の魔獣イエティー!」
イエティー「お呼びですかい、お頭!」
コールド「ああ、今目の前にいる魔法少女と戦っていてな、貴様が必要になったから、呼び出したのだ」
イエティー「そうでしたかい、なら存分に働かせて貰いやすぜ‼︎」
コールド「まぁ待て、向こうがまだだ!」
イエティー「分かりやした」
メグ「ベア、マンモン、サーベルタイガー!」ヒュン‼︎
三体「おう‼︎」
メグ「皆んな、準備は良い?」
ベア「ああ、俺は出来てるぜ‼︎」
マンモン「何時でもどうぞ」
タイガー「さっさとやって暴れようぜ‼︎」
メグ「よし、じゃあ行くよ‼︎」パァーーン!
イエティー「な、何ですかいあの光!」
コールド「戻るのだ、守護闘神に元の一体に」
メグ「ん、うまく行ったのかな?」
?(ああ、成功だ)
メグ「て言う事は、貴方はベアモスタイガーで良いのね?」
ベアモスタイガー「ああ、無事元の守護闘神に戻れた、さぁメグこの戦いを終わらせるぜ‼︎」
メグ「うん‼︎」
コールド「準備は良いな、氷の魔法少女」
メグ「ええ、それじゃあ行くわよ‼︎」ヒュン‼︎
メグ「ベアモスタイガー‼︎」
ベアモスタイガー「ああ、くらえアイスエイジ‼︎」ドカーーーン‼︎
コールド「イエティー」
イエティー「へい、氷流波‼︎」ドーーーン‼︎
ドカーーーン‼︎
メグ「クゥ、ぼぼ互角‼︎」」
コールド「やはり、彼奴らだけでは力不足、仕方ない」ヒュン
コールド「イエティー、貴様の力、借りるぞ‼︎」ズドン!
イエティー「グガァ、コールド様何を‼︎」
コールド「ハァーーー‼︎」パァーーン
メグ「何、何が起きようとしてるの!」
ベアモスタイガー「ダークアーマーだ、メグこっちもやるぞ!」
メグ「やるって、まさか、私達も!」
ベアモスタイガー「そうだ、話してる時間は無い、無理やりだが、借りるぞ‼︎」
メグ「ウァーーーー‼︎」パァーーン!
メグ「ン、何が起きたの?、てこれは!」
ベアモスタイガー(ゴッドアーマー、すまん話はまた後だ‼︎)
コールド「どうやら、貴様らもアーマーになったのか、面白いこのダークアーマーの力見せてやる‼︎」
メグ「もう、いきなりだから、訳が分からないけど、とにかく、やるしか無い!」
コールド「終わりだ、永久に氷付け、ツンドラブレス‼︎」ドーーーン‼︎
メグ「だったら、これでもくらいなさい、究極の絶対零度、アブソルトゼロ‼︎」ドゴーーーン‼︎
「ウォーーーー‼︎」
コールド「何だと、この俺が押されてるだと、バカなこの俺が、この俺がーーー‼︎」ドカーーーン‼︎
メグ「お、終わった」
ヒュンヒュンヒュン
メグ「これが、鍵よしそれじゃあ急いでみんなの所に戻らないと!」シュン!
完
次回予告
悟空「オッス、オラ悟空」
あんこ「あんこだよ」
悟空「次はオメーなんだなぁ」
あんこ「悟空さんとこうやって共演できるなんて、夢の様です!」
悟空「ハハ、そう言われるとなんか、照れるな」
あんこ「そんな事より次回はいよいよ幹部戦ラスト、モカさんです!」
悟空「そうだな、いよいよなんだな」
あんこ「はい、そんなモカさんの前に天界と関係のある敵が現れる、果たしてモカさんはどうなるのか‼︎」
次回「堕天使デーモン」
ぜったい見てくださいね(^ω^)
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