2016-07-20 01:28:38 更新

概要

皆さん、どうもご注文は魔法少女ですか?作者のhiromchi23ですm(_ _)m
遂に、ご注文は魔法少女ですか?最終話です、今迄見てくれた方々大変ありがとうございます。応援、好評価してくれた方もありがとうございます。
今日で、最終話になってしまいますが、最後の方にお知らせを交えた、最新ssの予告もあるので、最後まで楽しんでください( ´ ▽ ` )ノ


最終話「貴方は私の最高のお姉ちゃんです」

前回のあらすじ

界王様「前回、遂に魔王ダークとの戦いに臨んだココア達。合体技で攻めていくココア達だったが、動きを止められたいしまった。そして、ダークはココア達に封印されていた、光のハートキーを奪い、目覚めた魔神を連れ人間界に行く。そして、ココアは皆んなの気持ちを受け取り、一人ダークとの最後の決戦に向かいのであった」

人間界・・・

ダーク「遂にこの時が来た、世界の扉を開き俺の望む新しい世界を作り出す時が!」

住人A「なんだあれ?」

住人B「何かのパレードじゃないの?」

ダーク「西と東にある、太陽の塔と月の塔にそれぞれ、光と闇のハートキーをはめ込む」シュン!

ドゴーーン!

ダーク「そして、キングダムハーツ、ダークムーン、それぞれ二つの月が揃った」

ダーク「さぁ、扉よ今こそその姿を現せ!」

バゴォーン!

住人A「なんだあのでかい扉は」

ダーク「人間達よ、新しい世界の誕生を見届けるが良い」

住人B「か、体が!」

住人A「俺たちの体が崩れていく!」

ダーク「新しいものを生み出す時は、必ず犠牲は付き物、そうだろ保登ココア」

シュン!

ココア「ダーク、これ以上貴方の好きにはさせない!」

ダーク「昔から変わらんな、炎の魔法少女は」

ココア「何が言いたいの」

ダーク「ココラテもそうだった、炎の魔法少女は何誰かを守る為に、諦めず立ち向かって行く、どんな強大な相手だろうともな、貴様もそうだココア」

ダーク「貴様も今迄の魔法少女達と同じ、皆を守る為に戦うのだろ?」

ココア「だったらなんだって言うの?」

ダーク「馬鹿らしいのさ、守る為、皆んなの為、それになんの意味があると言うのだ?」

ダーク「ただやりたいだけか?それとも、感謝されたいだけか?俺には分からない、傷付いてまでも、人を守る人間の心が」

ココア「大切だからよ、人は大切な物を無くすと心が苦しくなる、悲しくなる、失いたくないから、人は大切な物を全力で守る、それが人の心、ダーク貴方にはそれがあるの?」

ダーク「大切な物を守る心、無いね俺にあるのは、全てを奪い取り破壊する、欲の心だけだ、誰かを守るなどと言う心は持ち合わせていない」

ダーク「さぁ、話は終わりだ、決着を付けようじゃ無いか、ココア貴様の守りたいと言うその心がどれだけの物か見せて貰おうじゃないか‼︎」シュン!

ココア「絶対に倒す、皆んなの為、この世界の為に!」シュン

ダーク・ココア「ウォーーーー!」ドカーーーン!

魔界・・・

チノ「ハッ、此処は‼︎」

リゼ「チノ!良かった目が覚めたんだな!」

チノ「リゼさん、私達何をしてたんでしたっけ」

リゼ「ダークにハートキーを奪われて、気を失っていたんだ、それでココアが今」

チノ「ココアさんがどうかしたんですか?全然見当たらないんですが?」

チノ「まさか一人で、ダークと戦いに行ったんですか‼︎」

リゼ「ああ、私達が気を失っている間に」

チノ「そんな、なんで!」

チノ「だったら、私達も行きましょう、人間界に」

リゼ「やめとけ、今の私達が行っても何も出来ない」

チノ「それだったら、守護闘神やゴッドアーマーを使えばなんとなるはずです」

シャロ「残念だけどそれも、無理よチノちゃん」

チノちゃん「シャロさん、無理とはどういう事ですか」

シャロ「無くなっているのよ、魔法石、それにゴッドアーマーも」

チヤ「恐らく、ココアちゃんと一緒に行ったんだと思う」

シャロ「チヤ!」

チノ「ココアさんと!」

チヤ「ええ、恐らくココアちゃんの力になる為に行ったんだと思う」

チノ「なんで、私達だって力になれる筈です、なのになんで!」

リゼ「ココアは私達に危険に巻き込みたく無いから、あえてそうしなかったんだよ」

チノ「リゼさん、でもそれじゃあ私達は何でこんな所に居るんですか、皆んなで協力してダークを倒して、この世界を救うその筈だったじゃ無いですか」

シャロ「チノちゃん、落ち着いて」

チノ「落ち着いて入られません!」

リゼ「じゃあ、魔力も何も無い私達が人間界に行き、ココアに協力するとする、結果私達が足を引っ張り、ココアや私達は愚か、世界が崩壊しダークの思い通りになってしまうんだそう!」

チノ「ウッ!」

リゼ「それでも、お前は行くのか?」

チヤ「リゼちゃんその辺にして、これ以上は」

リゼ「すまない、感情的になり過ぎた」

チノ「いえ、私の方もすみません、考えてませんでした」

マヤ「ちょっとあんた誰だよ、勝手にこっちに来るなよ!」

リゼ「どうした、マヤ?」

マヤ「リゼ!変なおっさんがなんか、私達魔法少女に会いたいとか言ってるんだよ」

リゼ「それで、その人は何処に?」

マヤ「今、メグとモカさんで止めてる所」

チノ「リゼさん、行ってみましょう」

リゼ「そうだな、行ってみよう」

チヤ「シャロちゃん私達も行きましょう!」

シャロ「ちょっとチヤ!もう」

?「頼む、魔法少女達に会わせてくれ、君達の力になりたいんだ!」

モカ「だから、さっきから言ってるように敵に力を借りる気は無いって言ってるでしょ!」

リゼ「おーい、二人共!」

メグ「あっ、リゼさん、皆んな!」

モカ「良かった、来てくれて、この人さっきから何度言っても話を聞かないのよ」

リゼ「あんたさっきから、私達、魔法少女に会いたいと言ってるが何者なんだ」

?「そうだったな、名を名乗っていなかった」

マルコス「私はDr.マルコス、科学者をやっていた者だ」

シャロ「マルコスて、もしかして前にサラマンダースに拐われた人!」

マルコス「まさか君は、私を助けようとしてくれたあの時の子か」

シャロ「良かった無事だったんですね!」

リゼ「知り合いか?」

チヤ「前に私とシャロちゃんが助けようとしてた人よ」

チヤ「ダークに拐われていたから、てっきりもう殺されちゃっているのかなて思ってたんだけど、無事て良かったわ」

シャロ「それでマルコスさん、何で私達魔法少女に会おうと?」

マルコス「そうじゃったな、君達今、魔力を失っておるじゃろ?」

マルコス「それで人間界に行けなくて困ってる」

シャロ「はい、そうです」

マルコス「前にダークに命令されて、作らされた空間の扉を開く装置じゃ、これを使って、人間界に行くのだ」

シャロ「それじゃあ、マルコスさんも一緒に」

マルコス「わしはまだやる事がある、君達だけ行きなさい」

シャロ「でも、貴方だけ置いて行くわけにわ」

マルコス「わしの事は心配いらん、ほら早く行きなさい」

リゼ「シャロ、行くぞ!」

シャロ「マルコスさん、ありがとう!」シュン!

マルコス「ああ、達者でな魔法少女達よ」

人間界・・・シュン!

リゼ「これは!」

チノ「私達の街が崩壊し始めてる!」

シャロ「街だけじゃ無い、人までもが崩壊してる」

チヤ「酷い、何て事を!」

チノ「行きましょう、他の皆んなが心配です!」

ドカーーーン!

チノ「瓦礫が落ちてくる!」

リゼ「此処は私に任せろ、逆風!」

リゼ「クソ、そうだった魔法が使えないんだ」

シャロ「早く何とかしないと!」

マヤ「やばい、もうダメだ!」

?「一刀雷切り!」ドカーーーン

シャロ「あれ、私達生きてる?」

?「全く、世話のやける奴らだ、全員生きてるか?」

シャロ「あんたはワイルドギース!」

ワイルドギース「全く、街は崩壊するわ、ココアは一人で戦ってるわ、何がどうなってやがるんだ」

シャロ「説明は後、それより他の皆んなは無事なの?」

ワイルドギース「ああ、青山達は無事だ、街の住人はあんことティッピーが手分けしてやってる!」

シャロ「そうなら良かった」

チノ「ココアさん、ココアさんは無事ですか!」

ワイルドギース「ココアなら、上で戦っているよ」

チノ「上、あそこですね!」

ワイルドギース「やめておけ、俺らが入れる戦いじゃねー、かえって足手まといになるぞ!」

チノ「違います、励ましに行くんです」

ワイルドギース「励ますだと?」

チノ「ただ見てるだけは嫌なんです、だから戦っているココアさんを励まして、応援するんです!」

リゼ「チノ、一人で行くな皆んなで行くぞ!」

チノ「はい!」

ワイルドギース「分かったよ、だったら俺も行く」

シャロ「ワイルドギースあんた」

ワイルドギース「ふん、オメーラだけじゃ心配だからな、着いて行ってやるだけだ」

シャロ「素直じゃ無いんだから」

ワイルドギース「うるせー、早く行くぞ!」

上空・・・

ダーク「デスフレア!」ドーーーン!

ココア「光の壁!」ドーーーン

ダーク「やるじゃ無いかココア、今迄の魔法少女とは違って中々楽しめる」

ココア「楽しんでる暇は無いわよ!」

ココア「烈火砲!」ドーーーン!

ダーク「ふん!」バァーーン!

ココア「防がれた、なら火炎車!」ドーーーン

ダーク「ダークソード!ハァ!」ドカーーーン!

ダーク「次はこっちの番だ、邪竜玉!」ドゴン!

ココア「キャァ!」

ダーク「これで止めだ‼︎」

ココア「ウァーーーー‼︎」ドカーーーン‼︎

ダーク「終わったな、では扉を開くとするか」シュン!

ココア(まずい、さっきの攻撃、もろに受けたから意識が遠のいて行く、もう、終わっても良いよね、私頑張ったよね、此処で眠っちゃへば、もう楽に)

チノ「ココアさん、立ってください‼︎」

ココア(あれ、チノちゃんの声、アハハ幻聴まで聞こえてる、これはもうダメだね)

リゼ「諦めるな、ココア立ってくれ‼︎」

シャロ「今、この世界を救えるのはあんたしか居ないのよ、立ちなさいココア‼︎」

チヤ「ココアちゃんお願い、立って、立ってダークを倒して!」

ココア(幻聴じゃない、これは本当に皆んなの声、そうだ、立たないと私が頑張らないと行けないんだ)

マヤ「ココア、頑張れ!」

メグ「ココアさん、頑張れーーー‼︎」

モカ「ココア立ちなさい、立って皆んなの街をこの大切な街を守って!」

ココア(マヤちゃん、メグちゃん、お姉ちゃん、聞こえる、皆んなの声が、私を励ましてる)

ココア(暖かい、これは心の暖かさ、皆んなが私に元気を与えてくれてる、そうだ立たないと皆んなの為に戦わないと)

ココア「チノ、ちゃん」

チノ「ココアさんやっと起きた、全くココアさんはお寝坊さんなんですから」

ココア「ごめん、迷惑掛けちゃったね、チノちゃん」

チノ「いいえ、気にしてませんよ、それよりココアさん」

ココア「そうだね、戦わないと、この街を守らないと」

ココア(街の崩壊、このままじゃ、他の世界もまずい、やるしか無い)

ココア「チノちゃん、ごめんね」

チノ「ココアさん?」

ココア「先に謝っておかないと、ダメだもんね」

チノ「ココアさん、さっきから何を言ってるんですか?」

ココア「チノちゃん、皆んなを連れて避難してて」

チノ「ココアさん、ちゃんと説明を」

ココア「お願い、チノちゃん、この戦いが終わってからちゃんと説明するから、ね?」

チノ「分かりました、後でちゃんと説明してくださいよ」

ココア「良しと、行こう」シュン!

ダーク「さぁ、いよいよだ扉が異世界の扉が開かれ、新たな世界を、フハハハハ!」

ココア「ダーク、そこまでよ!」

ダーク「まだ、生きていたのか、ココアよ」

ココア「ダーク、これ以上あなたの思い通りにはさせない、此処で決着を付ける!」

ダーク「良いだろうならば、二度と立ち上がれん様に消し炭にしてくれる!」

ダーク「闇よ、私に力を‼︎」

ダーク「ウォーーーー‼︎」パァーーン‼︎

ココア「あれは一体」

ダーク「来ているだけだったアーマーを俺の一部とした、もはや元の体に戻る事は出来ん」

ダーク「さぁ、貴様も本気を出せ‼︎」

ココア「ええ、もちろんよ」

ココア「光よ、私に力を‼︎」

ココア「ハァーーー‼︎」パァーーン

ダーク「アーマーがなくなっただと?」

ココア「私の持っていた全ての力を剣に変えたの」

ココア「ホーリーブレイド、これで貴方を倒す!」

ダーク「面白い、ならばやってみる、グァ‼︎」

ダーク「何だこれは、鎖だと?」

ダーク「何だ、何なんだこの鎖は!」ジャラジャラジャラ!

ココア「扉が貴方を次元の狭間にとじこめようとしてるのよ」

ダーク「何だと、扉がだと!」

ダーク「何故だ、何故扉が俺を‼︎」

ココア「貴方は、自分の欲望を満たそうとあらゆる物を求めた、そして今、今迄の代償が振りまかれたのよ」

ココア「自分でやった事が全部帰ってきたのよ、ダーク」

ダーク「クソーー‼︎」

ココア「これで、終わらせる、扉と一緒に貴方を封印する」パァーーン‼︎

ダーク「ココア、貴様まさか己の存在を代償にするというのか、そんな事をすれば貴様は一人、全ての世界の中心として生き続けるのだぞ!」

ココア「それでも、構わないこの世界をこの大切な場所を救えるのであれば‼︎」

ココア「ウォーーーー‼︎」

パァーーン‼︎

チノ「何ですか、あの光は!」

リゼ「ココア、やったのか!」

チノ「皆んな行ってみましょう‼︎」

チノ「ココアさーーん‼︎」

ココア「チノちゃん」

チノ「ココアさん、やったんですね遂にダークをこの世界を救ったんですね!」

チノ「ココアさん?どうしたんですか?」

ココア「ごめんね、チノちゃん」

チノ「また、謝ってる何を謝ってるんですか?」

ココア「これが、最後の話になっちゃうからだよ」

チノ「どういう事ですか、何を言ってるんですかココア‼︎」

ココア「さっきの攻撃で、扉とダークを封印する為に私自身の存在を代償にしたの」

チノ「まさか、ココアさん、嫌です!消えないでください‼︎ココアさん!」

ココア「だからね、最後にこれチノちゃんにあげる、私のヘアピン、私が今迄大事に使ってきたものなんだよ」

チノ「ココアさん、離れたくないです」

ココア「大丈夫だよ、私達はいつでも繋がっている、それにまたいつか会えるよ」

チノ「ココアさん」

ココア「それにね、もう戦う必要も無いんだよ、私がこの世界をリセットする、あの楽しくて、平和な日常だっ頃に」

ココア「今迄の出来事はなかった事になる、この戦いで死んじゃった人達や色んなものが何も無かったかのように戻る」

チノ「ウゥウゥ!」

チノ「でも、でもそれだとココアさんとの今まで過ごした記憶が消えるじゃ無いですか!」

ココア「大丈夫だよ、さっきも言ったでしょ、私達はいつでも繋がってるて、だから大丈夫だよチノちゃん」

ココア「それじゃあ、そろそろ行かないと、均衡が崩れた世界を治さないと」

チノ「待ってくださいココアさん!最後に最後に一言だけ、貴方に伝えたい事があります」

ココア「伝えたい事?」

チノ「今迄の貴方の感謝を言葉として」

チノ「貴方は、いつもおっちょこちょいな人で、いつも周りに迷惑掛けていた人でしたけど、笑顔が明るく、元気な人でした。だからこそなんです、私にとって貴方は、貴方は私の最高のお姉ちゃんです」

ココア「チノちゃん」

チノ「これが、私が言える精一杯の言葉です、ココアさん」

ココア「ありがとうチノちゃん、バイバイ、またいつか会える事を祈ってるよ」スッ

チノ「私もです、またいつの日か、さようなら、ココアお姉ちゃん」

一人の少女の活躍で、世界は守られた、少女は世界の中心として、いつまでも見守り続ける事であろう。


後書き

一人の少女が世界を救って、2年、彼女達は成長し、平和に暮らしていた。
だが、平和もつかの間、原因不明の現象によって、世界の均衡が崩れる!
世界のバランスを取り戻すため、異世界へと旅立つチノ達魔法少女、果たして彼女達を待ち受けているのは一体!2年前、消えたココアは何処に!今再び、新たな冒険の1ページが開かれる!
ご注文は魔法少女ですか⁇
第1話「魔法少女再び」
近日公開


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2016-07-21 13:45:09

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