ご注文は魔法少女ですか?第31話
第31話「傲慢な堕天使来る」
前回のあらすじ
界王様「前回、ココア達は、出掛けたり、何かしら自分の事をやっていた。そんな時、マヤとメグの二人の前に、道を尋ねる人が現れ、ラビットハウスまで案内した。だが、その案内した客の正体は、色欲のアスモデスウだった。自分が隙を見せてしまい、メグが倒されてしまう。その怒りによってマヤは、聖獣、スコーピオンが目覚め、アスモデスウを撃破した」
リゼ「そうか、私達が出掛けていた時にそんな事が」
シャロ「チヤやモカさんは何をしてたんですか?」
チヤ「私は、回復薬を作るために、甘兎庵に材料を取りに行ってたわ」
モカ「私は、一人で買物とか色々やってて居なかったわ」
チノ「まぁ今回の件は私達の気の緩みが原因でも有ったんですし、誰も攻めれませんよ」
マヤ「いや、違う私がすぐ敵の事に気付いていれば、メグはやられなかった、私が」
ココア「マヤちゃん、そんな自分を責めないで」
マヤ「ココア」
ココア「メグちゃんは今は順調に回復してるから、明日には良くなってるよ」
チノ「それなら良かったです」
リゼ「だな、だが今後は気を付けないとな」
シャロ「そうですね。でもどうしますか?」
モカ「それなら、私結界を張る事出来るようになってるから、明日から見回りとかする時は張っていくわ」
チノ「なら、お願いします」
マヤ「メグは明日は休ませよう。今日の事も有ったし、休ませた方が良い」
リゼ「そうだな、じゃあ明日はメグ以外で見回りだな」
シャロ「でも、メグちゃん一人ダメよねやっぱり」
モカ「そこは大丈夫よ、私の結界は、その結界を張ってる周囲を守る守護者を召喚するから」
リゼ「よし、それなら安全だな。それじゃあ今日はそろそろ寝よう」
チヤ「そうね、それじゃあおやすみ」
チノ「チヤさん、おやすみなさい」
シャロ「それじゃあ、先輩私も行きます」
リゼ「ああ、おやすみ」
リゼ「私達も部屋に行こう」
チノ「はい」
ココア「うん、マヤちゃんはまだ起きてるの?」
マヤ「いや、私も寝る」
ココア「そう、でも呉々も無理は駄目だからね」
マヤ「大丈夫だよ、明日は万全な状態で行けるから」
ココア「そうなら良かった、それじゃあおやすみ」
マヤ「うん、おやすみ」
二階・・・ガチャ
マヤ「メグはまだ寝てるか。」
マヤ「メグ、明日はあんた休みだからね。まぁ寝てるから聞こえないか」
メグ「うん、分かったよ」
マヤ「メグ!起きてたの!」
マヤ「え、いつから」
メグ「マヤちゃんが部屋に戻って来るほんのちょっと前に起きてた」
マヤ「そうだったんだ。メグ今日はごめんね、私のせいで」
メグ「ううん、私は気にしてないから大丈夫だよマヤちゃん。気にしないで」
マヤ「うん、分かった」
メグ「明日も見回りでしょ?」
マヤ「うん、あんたはさっきも言ったとうり休み。まぁこのラビットハウスはモカさんの結界に守られてるから安心して寝てるんだよ」
メグ「うん、わざわざありがとう」
マヤ「お礼なら、モカさんに言って、それじゃあ私そろそろ寝るねおやすみメグ」
メグ「うん、おやすみ、マヤちゃん」
その頃魔界では・・・
クルセス「さて、もう残り二体だけか。やはりこうなってしまったか」
アクロス「クルセス、お前どうするんだ、重大な戦力を削って、結局データしか取れていないじゃないか!」
クルセス「仕方ないだろ、送り込んだ奴ら全員やられているんだ、魔法少女達の覚醒などによってな」
アクロス「それで、まだやるのか?」
クルセス「ああ、残り二体どうせなら、送り込む。今回は、傲慢のルシファーを送り込む」
アクロス「堕天使でも有って、悪魔でも有るあいつか」
クルセス「そうだ、狙うわ氷の魔法少女メグ」
アクロス「確か、アスモデスウが瀕死の状態まで追い込んでいたよな」
クルセス「そうだ、しかも奴は一人これを狙うのだ!」
アクロス「だが、魔法少女達の事だ何かしら考えているだろう」
クルセス「そうだろうな、だが問題ない、ルシファーは大丈夫だ」
アクロス「そうかなら良いのだが」
クルセス「不安か?」
アクロス「ああ、今まで散々魔法少女達に倒されてきたからなそりゃあ不安にもなるさ」
クルセス「まぁ、今回は一人だけだ、そんな不安になる事はないぞ」
アクロス「そうか。ならば信じても良いんだな?」
クルセス「ああ」
アクロス「なら期待して居る」ヒュン!
クルセス「やれる事はないとは思うがまぁ、大丈夫だろう」ヒュン!
人間界・・・
リゼ「よし、みんな準備は出来るてな?」
チノ「はい、大丈夫です」
リゼ「よしなら行こう」ガチャ
モカ「ハァーーー!」ピキィン!
モカ「よし、これで結界は張ったから大丈夫だよ」
ココア「これなら、敵も襲えないね」
マヤ「まぁ、メグの事だし、大丈夫だよ!」
チノ「敵が来なければ、本当大丈夫そうですね」
リゼ「心配してても始まらない、行くぞみんな!」
「オオーーー‼︎」
ラビットハウス・・・
メグ「みんな行っちゃったか、寝ようとしても中々寝付けないから、コーヒーでも作って、飲もうっと」
メグ「美味しいけど、やっぱりチノちゃんとかが作るのが美味しいなぁ〜」
ガキィン!ガキィン!
メグ「何の音だろう、外の方からだ」チラ
?「まだ、壊れんのかその結界は」
グール「はい、少々頑丈でして、我々ではビクともしません、ルシファー様」
ルシファー「全く使えん奴らだ、まだホムンクルス達の方がマシだったな」
グール「グァ!」
ルシファー「何事だ」
グールB「どうやら、結界を守っている守護者達が現れた様です」
ルシファー「全く、そんな物すぐ倒せるだろう、さっさとしろ!」
グールB「了解です!」
メグ「敵が外にしかも、今結界を壊してる、このまま結界を破壊されたらこのラビットハウスだって危ない、ここは戦うしかない!」
ガチャン!
メグ「そ、そこまでにしなさい!」
グールB「何だ、あいつは?」
グールC「邪魔するなら子供でも、手加減はしないぞ」シュン!
グールC「お、結界をくぐる事が出来た、これならお前を!」
ルシファー「バカな奴だ、あの結界は光属性の希望の炎によって、浄化機能が高まっているんだ、その結界をくぐる事はすなわち死を意味する」
グールC「ウォァーーー体が溶けるーーー!」ジュァー
グールC「た、助け、てくれ、ルシファー様」
ルシファー「お前が自分でやった事だ、自分で何とかしろ」
グールC「そ、そんなぁ、し、死ぬぅ〜〜!」
ルシファー「そのまま死んでろ。さて、長引かせてしまってすまないな、魔法少女」
メグ「貴方も悪魔なの?」
ルシファー「そうだ、だが俺は堕天使でも有る、傲慢のルシファーだ」
メグ「ルシファー、やはり敵なんですね」
ルシファー「何を当たり前の事を言ってるんだ?」
メグ「いえ、気にしないでください。」
ルシファー「では、俺から行かせて貰おうか」ガシィ!
ルシファー「何だ、お前ら」
グール「お止め下さい、ルシファー様先ほど見たじゃないですか、あの結界の効果を!」
ルシファー「だから、なんだと言うんだ?」
グール「ですから、結界にやられて、ングゥ!」ザクン!
ルシファー「貴様、誰にそんな事言ってるんだ?俺は貴様らと違って、あの結界に耐えれるんだ、よく覚えておけ!」
シュン!
ルシファー「どうだ、これで分かっただろう、結界を潜っても何も起きないだろう!」
メグ「そんな、結界に耐えれるんだ者が居るの!」
ルシファー「さっきも言ったじゃないか、俺は悪魔でも有るが、堕天使でも有ると」
メグ「まさか、その堕天使の体には、炎の力が効かないんですか!」
ルシファー「少し違うな、俺は元天使だこの意味が分かるだろう」
メグ「つまり、天使だった頃の力が今も働いてると」
ルシファー「そういう事だ」
メグ「結界が効かないなら、ここで倒します!」ヒュン!
ルシファー「面白いやってみろ」
メグ「アイスブレス!」ヒュゴーーー
ルシファー「ふん!」
ルシファー「次は俺だ、プライドブレイク」ドーーン
メグ「ングゥ!」パキィン
ルシファー「どうだ、自分の心が破れる音が自分の耳にも聞こえるだろう?」
メグ「私はまだ倒れない!」
ルシファー「ほう、まだそれだけのプライドと心を持っているのか、それでこそ壊し甲斐があると言う物だ」シュン!
ルシファー「その心ズタボロになるまで破壊してやろう、ブレイクショット!」
メグ「スノースラッシュ!
ルシファー「クゥ、中々やるな、ならば少し早いが使うしかない様だ」パァーーン!
メグ「まさか、魔獣!」
ルシファー「そうだ、さぁ出でよ、傲慢の魔獣バハムート‼︎」
バハムート「グォーーー!」
ルシファー「さぁ、お前も早く、覚醒しろ、アスモデスウに隙を見せて、やられた、弱い魔法少女よ」
メグ「何ですって」
ルシファー「聞こえなかったのか?ならもう一度言ってやろ、お前は弱い、アスモデスウなんかの弱い悪魔に瀕死に追い込まれるなど、情けなさすぎて、笑ってしまうよ」
ルシファー「お前だけじゃない、他の魔法少女達も弱い、今のまま魔界に行ってもやられて終わり、この世界を守る事も出来ないまま終わるのだ!」
メグ「取り消しなさいその言葉」
ルシファー「何だと、よく聞こえんなぁ〜」
メグ「私だけならまだ良かったけど、みんなの事をバカにした言葉を今直ぐに取り消しなさい!」パァーーン!
ルシファー「ふふ、やっと、覚醒か随分遅かったな」
メグ「来なさい、氷河の大地に君臨した、氷の虎、アイスサーベルタイガー!」
タイガー「ウォーーーー!」
メグ「アイスタイガーブレス‼︎」ヒューーン
ルシファー「バハムートフレイム‼︎」ドーーン
メグ・ルシファー「ハァーーー‼︎」
チノ「マヤさん!」
マヤ「うん、今、敵と戦っているのは間違いない、メグだ!」
リゼ「でも、このぶつかり合い、勝負有ったな」
メグ「ハァ、ハァ、ハァ」
ルシファー「・・・グゥ、ここまでの様だな、だかなぁ、いずれまた会う事になるぞ魔法少女、その時に必ず、倒す!」シュ〜ン
メグ「終った、何とか倒せた」
完
次回予告
悟空「オッス、オラ悟空」
チヤ「宇治間茶です」
悟空「今回もすげ〜戦いだったなぁ、オラもいつかオメーラ魔法少女と戦ってみてーよ!」
チヤ「まぁ、そのお話はまた今度で、次回予告行きます。次回はいよいよ最後の悪魔が姿を現す、その特性は性欲、モカさんは倒せるのか」
次回「性欲の悪魔」
ぜったい見てくださいね
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