2016-10-31 21:09:41 更新

概要

前回からの続き。前を読んでいただいていなくても楽しめるようにはしていきたいかなと。加賀が司令官をやっているちょっと特殊な鎮守府のゆっくり小話です。


前書き

加賀「いきなり残念扱いとは心外ね。」

陽炎「私はラッキースケベですか?!」

陽炎「新属性追加ですか?」

漣「(ぐっ)ファイナルアンサー?」

初雪 コク

漣「正解!」

金剛「前回の研修編の終わりからしても仕方無いねー。」

ポーラ「諦めが肝心です~。」ヒック

ザラ「服を着なさいポーラ!文字だから分からないと思って油断したら駄目ですよ!」

加賀「ということでこんな感じの愉快な仲間で今回もお送りするわ?」

登場人物紹介

【 一航戦 加賀 】

正規空母で搭載数の多い決戦の切り札。

五航戦が揃ってもその搭載機数の多さから何かとひっぱりだこな頼れる姉御!

加賀「そうね。いい判断ね。」

陽炎「まともに説明がされてる!?」

【 秘書艦 陽炎 】

他の長女達には続々と改ニが来ている模様。

夕雲型とどちらが先に改ニが来るか絶賛チキンレース中。

陽炎「あっ、改ニなくても限定グラの有る白露型はお呼びじゃないんで。」

【 戦艦 金剛 】

戦艦といえばこのお嬢。

詳しく説明しなくてもみんな知っている、一本芯の通った気風のいいお嬢。

なんとなく江戸っ子口調にさせても面白いなぁと思わなくでもない。

金剛「てやんで、ばろちきしょういめぇ、このすっとこどっこいデース!」

加賀「割と違和感無いわね・・・・。」

【 穴熊 初雪 】

拠点防衛なら任せろ!バリバリーン!

初雪「・・・、動きたくない、です。」

加賀「まぁ、いいわ。ただ、この部屋はクーラー切るわよ?」

初雪「執務室でダラけるか・・・。」ペタペタ

【 メイド 漣 】

全艦娘の中で一人、司令官を御主人様と呼ぶ特殊な娘。

その実、メイドの如く奉仕することで他の艦娘を近寄らせないという計算高さを持つ。

陽炎「この駆逐艦ズルイズイ。」

加賀「ところで、先日のぬいぐるみ達は・・・?」

漣「あれですか?ブードゥの秘術で陸軍の精鋭の魂を・・・。」

加賀「聞いた私が愚かだったわ・・・。」

【 バッカス ポーラ 】

歩く公然○○○○○罪

伏字に入れる漢字は分かるな?

ポーラ「燃料を買いにコンビニに行ってきます~。」

ザラ「服を着なさい!」

【 新登場 ザラ 】

前回の最後にてポーラのお酒につられ投降。

陸上生活していたら艦娘になってしまったらしい。

そして、特に行くところもなかったこともありポーラの世話をしていたらいつの間にやら姉扱いされていた模様。

意外と苦労人なのかもしれない。

ザラ「加賀提督!ピザ釜作りたいです!」

加賀「それはかまわないけれど、あそこで妹が酔いつぶれてるわよ?」

ザラ「すいませーーーん。」

【 ムロク丸 】

オリキャラですね。はい。

B108 W  ブベラ!

ムロク丸「フタエノキワミ!」

作者「アーーーッ!」

陽炎「伝説の右!」



提督日誌 新編 第1項



クルクルクルクル。


クルクルクルクルクルクル。


陽炎「司令、遊んでないで仕事してください。」ハァー


加賀「あら?書類の書き込みなら終了しているわよ?書類仕事なんて鎧袖一触よ。」ドヤァ


キャスター付き椅子を購入してから加賀司令が執務室で遊んでいますが・・・。


なんというか、子供っぽくていいですね!


ギャップ萌えっていうやつでしょうか?


椅子を回して遊ぶたびにサイドテールが円軌道を描いているのが可愛いいですね。


初雪「次、私も良いですか?」


加賀「あら、いいわよ。ふふ、この椅子に耐えられるかしら?」フフフ


金剛「その椅子は伝説の艦娘を駄目にする椅子ネー。」


初雪 腰掛


初雪「これは・・・。」ムフー


撃沈!


金剛「談話室の椅子も全てキャスター無しタイプのこれにして欲しいネー。」


加賀「検討しておくわ。」


陽炎「加賀司令、本日は先日当鎮守府に着任したザラさんの登録などに関連してムロク丸さんと査察部の阿武隈さんが来ます。


    ですので司令官としてしっかりと対応してくださいね?」


加賀「それならもう貴方の後ろに着てるわよ?」


漣「御主人様、つれてキマシ!」キラッ


加賀「使い方が間違っているわよ漣。」


ポーラ「姉さんを連れてきました~。」ヒック


ザラ「ほら、ポーラ背中から降りて自分の足で歩きなさい。もう、手が掛かるんだから。」ヨッ


ムロク丸「合格!」


阿武隈「えぇ?!そんなに簡単に合格だして宜しいのですか?」


ムロク丸「深海棲艦からの転向組みと聞いて少し危惧いたしましたが妹思いのいい姉ではありませんか。それとも阿武隈さんは何か問題があるとでも?」


阿武隈「そもそも、深海棲艦からの転向というのがあまり聞いたことが無いのですが。」


加賀「ちょっと、そこの隈さん?まぁ、立ち話もなんだから座りなさい?」ウフフ


つ 椅子


阿武隈「あっ、ありがとうございます。」


阿武隈 ハフン。


陽炎 (ちょろクマですね・・・。)


漣「では、ザラさんも御主人様の部下ということで決まりですねー。」


阿武隈 「」 


目の焦点が合っていませんね。


何かやばい物をキメてしまっている人の様です。


凄く気持ちよさそうです。


ムロク丸「阿武隈さん?あんまり呆けていると阿武隈急行に行くことになりますよ?」フフフ


阿武隈「はぃ!ごめんなさい!書類審査終了です!」ヨダレフキ


といった形で書類審査も無事終了ですね!


めでたしめでたしです。


では、私も椅子にさっそく・・・。


加賀「ここは譲れません。」


えぇ!


そんな!


ということで陽炎がその日、椅子に座れることはなかったという。


尚、後日談話室に届いたソファアタイプの椅子で全員が撃沈したことは言うまでも無い。



提督日誌 第2項 第1目 ここは鎮守府



BGM  Show me your firetruck (映画バッグドラフトのテーマソング)



つ 林檎 


シャクッ


加賀「私の気が確かなら・・・・、ここはゆっくり鎮守府!」


陽炎「加賀司令、定番のボケは止めてください。記憶ですよ、そこは。」ハァ


加賀「今日、この場に集いし鉄人達を紹介しよう。」


陽炎「もう、こっちの突っ込み無視ですか・・・。」ハーーァ


加賀「冷静にして沈着、ブリティシュの鉄人!金剛!」


金剛「Yes! イギリス料理はまかせるネ!」


陽炎「イギリス料理・・・、大丈夫なのでしょうか・・・。」


加賀「和食は私の腕には及ばないがその味は料亭級、和食の鉄人 初雪!」


初雪「・・・・、後で有給下さい・・・。」


陽炎「何さらっと自分の料理上手を自慢されてるんですか。」ハァ


加賀「歴史がもっとも長い料理といえば中華料理。その腕前はズゴイ級。中華の鉄人!漣!」


漣 「ちっす!実は中華料理作るのうまいんっすよ!まかしちゃって下さいよ!」


陽炎「もうつっこむ気力もなくなりました・・・。」


加賀「そして、一番の本命。姉の料理の上手さには定評がある。イタリアンの鉄人ポーラ!」


陽炎「あっ!食材で出す予定のワイン飲んじゃ駄目ですよ!」


陽炎です。


今日は鎮守府にムロク丸さんにより作られたキッチンスタジアムからお送りしています。


なぜ料理対決になったのか?


それは先日のことでした、海軍は金曜日はカレーなのはみなさんご存知だと思います。


そのカレーを作るにあたって料理上手こそその任務に当たるべきだと司令が言い始めたのが事の発端です。


その所為で頂上を決めるべくこうなってしまったのです。


ムロク丸 つ  カンペ(はやくやれ!)


あっ、はい、巻いていきますね。


陽炎「では!各鉄人の皆さん!お題はカレーです!調理、始めてください!」


陽炎「皆さんが調理されている間に審査員の御紹介を致しますね。」


陽炎「島の提督、電話一本で軍隊派遣しちゃうよ!桃花提督!」 誰だこの人?


陽炎「横須賀でラーメン売ってます!味の審査は任せろ!東海道店主!」 料理屋のオネェさん?


陽炎「えーと、料理と言えば私、私といえば料理、イタリアンは任せなさい、ザラさん!」


加賀「ザラ?身内贔屓はだめよ?」


陽炎「こちら三名に加え加賀司令が加わり以上4名の審査員でお送りさせていただきます!」


陽炎「あっ、すいません桃花提督さんのお子さんも参加ということですね、では、以上5名でお送りさせていただきます!」


ムロク丸「では、キッチンスタジオに用意されました本日の特別食材をご紹介させていただきます。」


陽炎「あっ、ムロクさん、いつもお世話になってます。今日の特別食材は何ですか?」


ムロク丸「桃花さんがお持ちくださったのが牛肉はA5等級肉吟選神戸牛、豚肉は鹿児島産黒豚でございます。


      東海道亭主からは厳選夏野菜と魚沼産こしひかりをお持ちいただいております。」


加賀「さぁ!各鉄人達よ!その腕を存分に奮いカレーを作るがいい!」


こうして、カレー対決エキシビジョンマッチの火蓋が切って落とされたのだった。



提督日誌第二項第二目  カレーはイギリス海軍発祥!



陽炎「各者、一斉に調理を始めましたねー。おおっと、ポーラさんワインでは無く、小麦粉を選んでいます。目がやる気に満ちていますね。」


加賀「優勝したらウィスキーのいい物をあげるといったのが効いたのかしら?」フフフ


陽炎「おおっと!漣さんはまさかの豚ブロックの選択だ!一体カレーにどう生かすつもりなのか!?中華の技法の炸裂が期待されます!」


東海道「ほう、是非とも参考したいものだな。」


陽炎「初雪さんはジャガイモを丹念に選んでいるぞ?!和食の通は一体何を選んでくるのか楽しみです!」


桃花「今回じゃがいもは色々種類あるって聞いてるよー。でも、じゃがいもを入れないカレーもあるみたいだねー。」


子供「あい!」


陽炎「そして、カレーと言えば海軍、帝国海軍はその創設時にイギリス海軍を見本として設立されたそうです。


    その過程で入ってきた物の中にカレーも含まれるそうです。


    (メモ紙読み)つまり!日本のカレーの元祖はイギリスと言っても過言ではないわけですね!


    さぁ!金剛さんの作るカレーは一体どういったものになるでしょう!?」


ザラ「イタリアンに勝る料理が有るとは思えないのですが・・・。」




それぞれの調理が始まり陽炎がそれを熱っぽく実況中継をしていく。


陽炎のMCっぷりはまるでタモリのようであった。




陽炎「いやー、あれよ?それじゃぁ、次回も見てくれるかな?」マイク向ケ


加賀「ちゃんと仕事をしなさい?」ゴゴゴ


陽炎「失礼しました!はい!あっ!そろそろ金剛さんのカレーが出来たようですよ!?」


金剛「これでフィニッシュ!」ドヤァ!


ドン。


スープの様な小鉢とメインの皿に盛られた御飯とその上に同じく山盛りに盛られた鶏肉が運ばれてくる。


東海道「ほう、中々美味そうではないか。そうだな、まずはスープからいただこうか・・・。」




ズズッ。


バタ。




桃花「いやー、たぶんそうじゃないかと思ったんよねー。まず他の人が食べるのを見た後で審査に移ろうと思って用心してよかったわぁ。」アッハッハ


金剛「Oh・・・。付け合せのソースを先に食べると流石に死にますネー・・・。」




おおっと、東海道氏が食べたのはソースだったようですね。


ソースでこの殺傷能力・・・、もとい殺人兵器。いったいどんな料理なのでしょうか?!


あらら・・・、ムロク丸さんに医務室へ連行されてますね。




陽炎「司会で良かったです!(食べなくて済みました!)」


加賀「陽炎?どちらも本音になってるわよ?後ね、審査員が一人減った関係であなたも此処に座りなさい?」ニコリ


地雷を踏み抜いてしまいました!


これは痛いです!覚悟を決めるしかないようです!


加賀「さぁ、遠慮せずに食べなさい?」ウフフ


あっ、真っ黒オーラ駄々漏れです!陽炎型の姉妹の皆!お姉ちゃんは今日ここで轟沈します!


竜骨は拾ってね!不知火、妹達を頼んだ!




陽炎「御米の上に何やらもりもりと鶏肉が盛られていますね。」




審査員全員食べずに陽炎を注視しています。


パクッ。


陽炎「あれっ・・・、まず・・くはないですよ!?」


金剛「直球でいいやがるネー・・・。後で覚えていろデース・・・。」


陽炎「おおっ!?このパリッとした鶏肉の食感にカレーは本格的に幾つ物スパイス使用で実に美味しいですよ!?」


金剛「ほんの少しだけソースを掛けるともっと美味しいネ!」


チョコチョコ。


陽炎「確かに美味しくなりました!このお料理の名前は!?」


金剛「チキンティッカマサラ、ネー!もともとはインド料理だけれどイギリスのインド料理屋がイギリス人向けにアレンジしたものネ!


   そしてそのイギリス料理を更に私が日本人向けにアレンジしたヨー!」


加賀「確かに美味しいわね。」モグモグ


桃花「いやぁー、次女があれだからてっきり金剛ちゃんもあれかと思ってたよー。」ヌハハハ


子供「美味しいです!」モリモリ


あれ、皆さん私を人柱にしといて手のひらクルーですか。


なかなかいい根性してますね。


まぁ、美味しい料理を食べれたのでよしとしましょう。


尚!東海道氏は途中退場となりました!


無念!


加賀「・・・、そういえば是はインド料理?」


陽炎「イギリスで改良されたインド料理なのでイギリス料理で宜しいのではないでしょうか?」


加賀「そうね。」


お料理バトルはまだまだ続きます!



おまけな話し ドアの向こうは?



皆様お早う御座います!


陽炎です!


今日も秘書艦として加賀司令の補佐を頑張りたいと思います。


最近、大分扱い方になれて来ましたよ!



コンコン。



陽炎「加賀司令、お早う御座います!」



ガチャ。



♪ ゴッドファーザー「愛のテーマ」



加賀が執務机の上に足を放り上げスーツ姿で葉巻を吸って居ます。


その横でザラとポーラがナポリ仕立て着用の上で入ってきた陽炎にベレッタの銃口を向けています。


ポーラ「ボス~。落ち度の陽炎が来ました~。」ニヤリ


ザラ「ナポリ湾に沈む覚悟は出来てるんだろうな?」オゥ


加賀「懺悔は済んだのかしら?」



バタン。



陽炎「あける扉を間違えてしまったようですね!」アハハ


陽炎「では、改めてもう一度。」



コンコン。



陽炎「加賀司令、お早う御座います!」



ガチャ。



金剛「Oh!Yes!加賀、カモン!」


加賀「可愛いわね、金剛。」


大変です!


ベッドIn のお取り込み中みたいです!


大人の裸プロレス中みたいです!(錯乱)


加賀「あら、陽炎も混ざりたい?」フフフ



バタン。



陽炎「どこでもドアだったでしょうか?」


いや、執務室の札が掛かっていますよね?


何かの間違えですね。朝も早いですから、私ってば寝ぼけていたんでしょうね!



コンコン。



陽炎「加賀司令、朝です!お早う御座います!」



ガチャ。



ミラーボール   / ペカー \



♪Stayin’ Alive   for Bee Gees



加賀「フォウ!」ズギュッ!     サタデーナイトフィーバーな格好


漣 「オウイェイ!」ドギュッ!   ディスコダンサーな格好


加賀「チェケラ!」 ビシッ。


漣「今夜は眠らせないぜベイベー!」キラッ



バタン。



陽炎「1980年代のデイスコにタイムスリップしてしまったようです。」


陽炎「次元の裂け目でも出来ていたのでしょうか・・・。」


陽炎「! きっと見間違いに違いありません。えぇ。今度こそ加賀司令に挨拶しますよ!」



コンコン。



陽炎「加賀司令!お早うございます!」



ガチャ。



加賀 マイケルジャクソンのコスプレ 顔はもちろん真っ黒。


初雪 ゾンビの仮装 「うー、あー。」ズベタンズベタン。


♪That this is thriller, thriller night     パッ スタッ クル   

'

♪Cause I can thrill you more than any ghost would ever dare try    スパッ


♪Thriller, thriller night           クルッ


初雪「うーー。あーーーー。」 ポーズ決め!



バタン。



陽炎「いやいやいや(笑)」



ガチャ。



♪So let me hold you tight and share a    クルックルッ


♪Killer, diller, chiller, thriller here tonight  スタッ


陽炎の前までムーンウォーク


加賀「ポウ!」



バタン。



陽炎「ブハハハハハハ!何ですかあれ!初雪さんめっちゃくちゃキレッキレ(笑)」


陽炎「凄まじく動きがキレッキレ。プロモの踊りを完コピじゃないですか!」


陽炎「しかも司令の顔、松崎しげるバリに真っ黒(笑)」


陽炎「ここまで突き抜けられると次に何が来るか逆に楽しみになってきました。」


陽炎「では、次いきますよ。」クックック



コンコン。



陽炎「加賀司令、お早うございます!」ワクワク



ガチャ。



加賀「えぇ、お早う。今日も朝が爽やかね。」


金剛「モーニングティーが入ったネー!」


ザラ「ポーラ!暑いからって服を脱がない!」


加賀「まぁまぁ、他に見る者も居ないわけだし。クールビズ位大目に見てあげなさい?」


ザラ「提督そういう事言っていますと全て脱いでしまうので止めてください!」


ポーラ「全部は脱ぎませんよ~。最後の砦は押さえていますよ~。」


漣「ちょっ、露出魔キタコレ(笑)」


初雪「クーラー、艤装にも欲しいです・・・。」


そこにはいつもの楽しく賑やかな執務室の光景が広がっていた。


陽炎「あれ?」


加賀「どうしたの?鳩が豆鉄砲くらったような顔をして?」


陽炎は先程見た光景を説明するが・・・。


加賀「陽炎。あなた疲れているのよ・・・・。」ポン


金剛「Hey 陽炎。Meは確かに加賀のことは好きですが流石に節度は弁えていマース。」ヤレヤレ


ザラ「シチリアマフィアですか・・・、物騒ですねぇ。」ナニイッテンノコノコ?


ポーラ「そこでしか買えないワインが懐かしいです~。」オサケー


漣「ちょっ、ダンシングオールナイト(笑)バブルか(笑)」プ-クスクス


初雪「・・・・、流石にそんなに激しく運動する気はない。」ナイワー


という皆様のコメントで見間違い、もとい、幻覚を見たという扱いにされてしまう。


更には加賀から有給休暇を特別に与えられ。


加賀「ゆっくり休みなさい・・・。」


哀れみの目でみられてしまったのだった。


陽炎「うわーーーーん。」


陽炎「ぐれてやるーーーーーー。」


頑張れ陽炎!敵は意外と身近な所に潜んでいるぞ!



提督日誌第二項第三目 イタリア人はこれを認めない人も居ると聞きます。



陽炎「さて、つづいては!おおっとポーラさんが完成したようですね。」


ドドン!


加賀「・・・、ザラ?ちょっと聞いてもいいかしら?」


ザラ「・・・・はい。」


加賀「これは、イタリア人として有りなの?」


ザラ「・・・・、人によるとしか。」


桃花「ものすごい厚みだね~。私も初めて見るわ。いやー、流石本場だねぇ。」


加賀「・・・・、分かったわこれを今日の昼御飯とするわ。」


何か加賀司令が今までに無い覚悟を決めた顔をしていますね。


御飯なんかは一食で一升平らげても平気そうなのに・・・。


なんかダンジョン飯のクリーチャーを前にした主人公みたいな顔になっています。



何が加賀をそんなに驚愕させたのか?



ポーラが作ったそれはピザであった。


しかし、それはただのピザではない。


その厚み10cm。サイズは通常のLLサイズを優に超える50cm。


そう、ピザはピザでもシカゴピザ、それも頭にデビルが付くような凶悪なカロリー爆弾だったのだ。


陽炎「とりあえず食べますね。」


陽炎「こっ、この味は!」


陽炎「チーズは実に濃厚でクリーミー、ううぅむぅブーファラを使っていますね!


    そして生地は厚いから固いかと思ったのですが実にサクサクで凄く美味しいです。


    さらにトマトベースで夏野菜カレーであることもともすれば重くなりがちなカレーの味を爽やかにしてくれていますね!


    さらにこれはハバネロですかね辛味も感じさせる素晴しいカレーピザです!」


ザラ「えぇ、本当に素晴しい出来です。ポーラがこんなにちゃんとした料理を作れるなんて・・・。」


ポーラ「料理の腕前はイタリア人であればこの程度朝飯前です。」


ポーラ「ピザといえばナポリピッツァが思い浮かぶでしょうがあえてカレーピザを作るということもありましたので。


    今回は意表をついてシカゴピザを選択しました。」ドヤァ


加賀「えぇ、私も少し驚いていたわ。てっきりオチ要因として作者が使ってくると思っていたから。」


加賀「しかも、今日は台詞をはきはきと喋っているし。 ! まさか、ポーラ、あなた素面!?」



全員の視線がポーラに集まる!





ポーラ「安心してください!」ズハ!




ポーラ「飲んでますよ!」 




右手 つ タカラ酒造製 料理酒 1.8Lパック   ドヤァ!





加賀「そうよね、貴方が素面なわけないわよね。」ウフフ


そして、一同はもくもくとピザを食べ進めるのであった。



10分後



陽炎「ふー。満足です。」


加賀「・・・、陽炎?審査員は出された物は残してはいけないのよ?」


陽炎の前にはまだ3分の2程残った巨大なピザが残っている。


陽炎「えっ!?これはアレでは無いのですか?この後、スタッフが美味しくいただきました!じゃないんですか?」


ムロク丸  カンペ  つ そんなわけない 黙って食え! 


加賀「なかなかこの量はきついわね・・・。」


あれ、でもさっき見たときは2分の1くらいまでは減っていたはずなんですけど・・・。


モグモグ


モグ   サッ!


?!


モグモグモグ


サッ!


あれ!食べた分以上に増えていますよ!?


桃花「あー、美味しかった、子供さんもお腹いっぱいやねー。」


子供「あい!」


えっ、ただの人である桃花さん達が食べ終わってるんですか!?


モグモグ


スッ!


モグゥン!?


陽炎は気付いた、自身の皿に何者かが追加していっている事に!


加賀 ザラ ((チッ))


えぇっ!ちょっと!?大食いで定評のある司令なにしてくれてやがるんですか?!


加賀「あら?陽炎?まだ残っているわよ?さぁ、食べてしまいなさい?」アラアラ


モグウウウウウウウ!!


一人の駆逐艦の悲鳴がスタジオにこだまする。


結果、陽炎のお腹は大破し高速修復材を使用する事となったのだった。


加賀「すばらしい料理をいただいたところで次回に続くわ?」


ザラ「イタリアンから進化した派生料理では有りましたが妹の料理を堪能させて戴きました。はい。」


ポーラ「このお酒アルコールが薄いです~。」ムゥー


ムロク丸 つ では次回にてまた会いましょう! CM入ります!



提督日誌第二項第四目 司令官の私怨です。



加賀「漣。失格!」


加賀による失格の声がスタジオに高らかに響く。


そもそも料理の鉄人に失格はないはずなのだが・・・・?


漣「御主人様そりゃねーですよー。」ヒデェ


加賀「貴方は分かってないようね。あなたはここにいる私達の心を傷つけたわ・・・。」


漣「まったく心当たりがねぇんですが?」


加賀「ふー・・・、陽炎、教えて差し上げなさい。」



えーっ、こっちに振りますか?


どんだけ無茶振りだよー。って声に出して言えたら良いんですがね。


さて、何が加賀司令の逆鱗に触れたんでしょうかね?


まだ、料理は出てないですし・・・・。漣さんと私達の違い・・・・。


あっ。


漣さん最近 改のグラ変更があったんですよねー。そういえば。


あっ、それから夏限定グラで水着も実装されてますよね。


昨年のクリスマス時にはサンタコスもしてましたしねー。


あー、司令官、そういうの縁ないですもんねー。


てか、私も縁ないわぁ。


というか私の妹達ばっかり限定グラが実装されていってるんですが、お姉ちゃん悲しい。改ニはいつになるんだろう。


白露「ねー!」


お前は呼んでない!というか貴方は限定グラ多いでしょうが!妹含めて優遇されすぎだろ!コンビニに営業にでも行ってろチキショウメエィ!


と、私怨はここまでにしておくとして。


成程。考えてみれば改二の有る金剛さんを除いて漣さんは季節限定グラとか改グラの差し替えとかでここに居る誰よりも優遇されてますね。


てか金剛さんも季節限定グラないですよね。妹の榛名さんに先を越されてましたよねー。


加賀司令のお怒りももっともです。ムフー


というかですよ?いつも弄る側の漣さんがですね?弄られる側にまわっているというこの事実!


見過ごすわけには行きませんなぁ。(ゲス顔)


ふはは!これは虎の威を借るなんとやらですね!


普段の恨みをぞんぶんに晴らしますよ!


陽炎「確かに、失格ですね。」ニタァ


漣「ちょっ、おまいう。」


陽炎「えぇい愚か者!司令官の怒りが分からぬとは!この加賀岬のCDが目に入らぬか!」ガバッ!


デデン!


陽炎が何処から取り出したか8cmCDを掲げる。


漣「今時マキシでもないシングルCDですか。ナイワー(プゲラ)」



ガタッ!



ガコン!



漣「ないわーーーーーーー!!」


ドップラー効果と叫び声を残しながら漣はスタジオの下の奈落の底へと消えていった・・・。


加賀「ところで陽炎。失格の原因は分かったのかしら。」


陽炎「もちろんです!この優秀な秘書艦の陽炎に落ち度は有りません!」ドヤァ


加賀「そう、じゃぁ、説明してもらってもいいかしら?」


陽炎「はい!私達には季節限定グラが有りません!」ドヤァ


金剛「陽炎アウトー。」デデン!



ガコン!



陽炎「なぜだーーーーーーー!!」


こうして陽炎も奈落の底へと消えていった。


加賀「正解は漣が作った料理がカレーじゃなかったからよ・・・・。」


ザラ「確かに美味しそうではあるのですが御題から外れた料理というのは。」


加賀「まずいわね。」


桃花「次回までに戻ってこれるのかしら?」ウワァ


子供「かなり深いあなー!」オーイ!


金剛「この東坡肉、よく出来てるネー!」モグモグ


加賀「本当に。何を勘違いしたのかしらねぇ、あの娘は。」マッタク



こうして御題料理を勘違いするという決定的なミスにより漣は敗退したのだった。



陽炎「私は巻き添えかい!って、やだ!何かヌルヌルしたのがいる。」


加賀「・・・・、そういえば不発の深海機雷を穴に捨ててたの忘れてたわ・・・。」


桃花「確信犯やー。」ヒャァ


陽炎「いやぁーーーーーー!」



ムロク丸 つ 「  次回予告! 陽炎に迫る深海の魔の手! 闇からの淫獄の使者!(ぽろりもあるよ?)  乞うご期待! 」



加賀「嘘は良くないわよ?」




提督日誌第二項第五目 いきなりオチました。



陽炎「いや!太いの!」



陽炎「そんな!そんなの太くて固いの口に入らない。」ング



陽炎「ヌルヌルしてるけど、これは癖になっちゃう!」アァ!



陽炎「いやっ、凄い!そんな!んっんっんっ!」アァン!



陽炎「んっ。あっ、あっ、あん!」



陽炎「この感触が素敵なの!」



陽炎「アッ!アァッ!」



陽炎「アァーーーーーッ!」







ポコン!







加賀「深海機雷を調理して蛸わさにしただけの物を食べるのに誤解を与えるようなコメントをするんじゃありません。」マッタク


陽炎「あっすみません。予想外に美味しかったものでつい。」テヘ


陽炎「マリネにしても食べれるもんですね。」


加賀「そっちはザラの料理よ。感謝して食べなさい。」



あっ皆様、この陽炎。はずかしながらかえってまいりました。


と、ネタにしたら怒られそうですね。



加賀「安心なさい。分かる人はそれなりに分別のある年代に違いないわ。」


陽炎「ですよねー。」



ともあれ、加賀司令が乙女の危機一髪というところで助け出してくださいましたのでこうして戻ってくることが出来ました。


なんだかんだで最後は助けてくれるので惚れちゃいますね!


そういえば奥に漣さんが居たような気がしますが気のせいですね!



加賀「寒気が・・・。」


初雪「・・・、思いっきり無視されてますが今回は私の料理回・・・。」


加賀「そうだったわね・・・・。」


コホン


加賀「さぁ!和食の鉄人よ!その料理を我らに振舞うがよい!」


陽炎「(キャラぶれぶれですね)はい!最後のカレー。和食の鉄人の初雪さんが作られたカレーはなんだ!」



丼!



桃花「丼?」


初雪「油の暴力を味わうがいい・・・・。」


陽炎「カツカレーですね。」ドレドレ



サクッ!



加賀「このカツはまさか!」ガバッ


加賀「このカツカレーを作ったのは誰だ!主をよべーーーいぃ!」



おぉ、伝統の雄三ネタですね。



加賀「大変美味しゅうございます。」カンシャ



褒めるんかい!



初雪「・・・・、ラードに米油を混ぜ獣臭さを排除。そして使う肉は黒豚・・・。不味くなる要素などいっぺんもありません。」フッ


陽炎「・・・・、このカレーは小麦を炒める所からされていますね。しかもこれは大量のタマネギを使用されていますね。」モグモグ


桃花「タマネギの量はカレーの甘みとコクを調整する決め手だからねー。甘みを果物で調整するより難しいんよー。」


子供さん「おいしいです!」アグアグ


ザラ「実に基本を押さえたカツカレーと言えますが・・・・、重大な欠点があります!」


加賀「何かしら?」


ザラ「このカレーはカロリー爆弾です!」


陽炎(妹さんのピザの方もよっぽどだと思うのですが・・・。)


加賀(まったく同感よ?)


陽炎(し、司令!?直接脳内に!?)


ザラ「いったいどれくらいのカロリー量でしょうか?2000calは越えているのでは?」


金剛「おぅ。流石に一回の食事で一日の摂取カロリーoverは不味いネー。」


金剛「つまり、私のヘルシーカレーの優勝ネー。」


初雪「・・・・、どさくさ紛れに自分を優勝扱いは駄目です。司令。


   世の中にはカレーダイエットなるものもあるそうなのでここは陽炎さんに試していただいてはどうでしょうか?」


桃花「じゃぁ、今回の勝負は私が預かって全員引き分けということにしておくわね!


   取り合えず優勝商品として私と東海道ちゃんからえーっと、温泉旅館宿泊券とえーと?釧路港見学ツアー?が別途送られます!」


子供「わー。」パチパチパチ


加賀「旅行券ありがとうございます。」


桃花(加賀ちゃんもにくいねぇ、鎮守府のみんなの慰労の為に旅行の手配なんて。)


加賀(内緒の方向でお願いいたします。)


桃花(秘書官を可愛がってるんだって?あんまりからかっちゃだめだよ?)


加賀(心得えました。)


というしまらない終わり方により勝負の結果はうやむやとなってしまった。




教えて!初雪先生!


初雪「はい。カレーダイエットの方法だよー。」


初雪「朝食でハイカロリー&ハイファットなカツカレーを敢えて食べることが大事だよー。


   それにより食事に対する満足度と一日に必要なカロリーを摂取してしまおうという簡単な方法だよー。」


初雪「注意すべき点としては昼御飯と夕御飯。とくに夕御飯は食べちゃだめだよー。朝御飯時のお米の量は少なめに。


    カレーに含まれるスパイスには冷え性の改善や食欲増進効果もあるので摂取の仕方によっては美容効果もあるよー。


    豚肉に含まれるビタミン、コラーゲンには美肌効果もあるしねー。」


初雪「自分でスパイスを選んで作るときは長時間煮込み過ぎないように注意してねー。スパイスは熱に弱い物もあるからねー。


    じゃー先生はこれで帰るよー。」




そして、カレーダイエットに巻き込まれた陽炎がどうなったかというと?



陽炎「体重増えてる・・・。」ズーン


加賀「でも、見た目あんまり変わらないわよね・・・・。おなか周りすっきりだし。」ンンン!?


漣「もしや!」ハッ!


加賀「どうしたの?」


漣「こいつ、ホルスタインになってるでげす!」モミモミ


どうやら他の部分が落ちた以上に一部分に肉がついたようである。


艦娘全員「「「「「 チッ 」」」」」


陽炎「ちょっ!全員なに舌打してるんですか?!」



番外編 第二回 鎮守府大喜利大会


加賀「はい皆さんこんにちは司会の百万石亭加賀でございます。


    えーとイタリアの娘が新しく来ましたので丁度人数がよくなった関係も有るそうで恒例の登場人物のご挨拶を兼ねた大喜利のコーナーです。


    では、皆様順番にご挨拶をお願いいたします。」



陽炎「えー、夏も終わりまして秋となってきました。


    私の名前の由来である陽炎ですが夏の自然現象の一つでして割りとよく見ることの出来る自然現象なんですね。


    妹の不知火は九州の八代海なんかで極偶に見ることの出来る海上での自然現象だったりします。


    あっ、何が言いたいかといいますと私、ネームシップの筈なんですけれど姉妹の中で一番ドロップしやすいんです。


    皆様の艦隊を初期から支える力になり得ます。ムッツリ亭陽炎です。」バンザーイ!



加賀「確かに貴方はコモン艦ですから何処でもよく落ちますよねぇ。


    ネームシップは本来ドロップしにくいはずなんですがね?その一方で、妹の雪風や天津風達はレア度が高いという。


    初期ホロですからね。最近実装の妹達は軒並み銀背景以上ですし。姉の面目丸つぶれですね。大丈夫ですか?」



陽炎「大丈夫じゃなかったら此処に居ませんよ。」ケッ



加賀「それもそうですね。」



漣「改のグラが差し換わっていよいよメイドとしての魅力が増して来たとおもう今日この頃。


  考えて見ればこの中で自分がグラの枚数は一番多いんですよね。(周りを見回す。)当たり前ですかね。綾波亭漣でございます。」ドヤァ



加賀「あんまり調子に乗ってはだめですよ?」



金剛「最近来たウォースパイトから先日、貴方は英語がペラペラなのにどうしてそんなおかしな日本語のなの?


    と聞かれたけどキャラ作りのためよー!?と答えたら妙に納得されました。もやもやとむらむらが続いている火力亭金剛DEATH!」



加賀「やはりキャラ作りでしたか・・・。濃いキャラで無いと埋もれやすくなりますからねこういう登場人物が多いゲームですと。えぇ。」



初雪「キャラの濃さなら負けてません。夏イベではルート固定とかで無理やり戦場に送り込まれて疲れました。


   深雪ちゃんに鬘を被せて変装させていたんですがルートが逸れた所為で直ぐにばれてしまいました。


   羅針盤妖精さんを買収し忘れていたのがまずかったですね。今度はきっと上手くやる。漆黒亭初雪です。」ニヤ



加賀「買収できるんですか。驚きです。若し宜しければ後で詳しくお話を伺いたい物ですね。」



ザラ「やきそば屋台を秋祭りで出していたら最近来たアクィラにパスタ屋台と勘違いされてしまいまして。


    確かに麺類の事をパスタととらえるならやきそばもパスタですが・・・。


    日本の料理の味を知るほどに故郷へ帰りたくなくなるイタリア亭ザラです!」



加賀「日本の東京でのミシュランガイドでの星を獲得しているレストランの数は本場のパリの2倍を軽く越えているそうです。


    日本人の食にかける意気込みを垣間見れますね。


    また、多くの外国人の方が自国の料理を出す店に行って自国で食べるより美味しいとかでショックを受けるとか。御飯は美味しいのが一番です。」



陽炎「流石に焼き鳥を作るのが上手い料理上手の司令は言う事が違いますね!」



※ 空母加賀は排煙、排熱の欠陥があった為『海鷲の焼き鳥製造機』というありがたくない二つ名を当時つけられていました。



加賀「さりげにディスって来ますね・・・。続いてはい、ポーラさんどうぞ。」



ポーラ「えー、九州の宮崎県にある霧島酒造が芋焼酎の増産につぐ増産で宮崎県が2年連続で焼酎出荷量日本一になったそうです~。


     芋からお酒が作れるって素敵ですよね~。秋になると色々な芋が出回って楽しくなってきます~。


     でんぷん質が多いほどいいお酒が作れるとかなんとか。それなら、食べたお芋のおなかの中でお酒になるんじゃないかしら?


     お酒を飲んでいる状態が素面です。イタリア亭ポーラです~。」ヒック



加賀「もうね。この娘には肝機能という物が当てはまらないことを知っていますので何も言うつもりはありません。」



加賀「では最後に座布団運びのムロク丸さんどうぞ。」



ムロク丸「はーい。♪飛んで 飛んで 飛んで 飛んで 飛んで あっ、リズム取り有難うございます。


      16年春イベから基地航空隊が実装されましたね。あれのおかげで随分夏イベは楽になったそうですよ?


      ただ、燃料とボーキの飛びかたも激しかったみたいでイベ後には多くの提督方が陸攻の様な低空すれすれの艦隊運営を迫られたとか。


      そこに魔法のカードがあるじゃない?大本営は貴方の課金を歓迎します。座布団と甘い誘いを運びます。ムロク丸です!」



加賀「課金はどこかで歯止めを掛けないときりがなくなりますが、


    課金で運営してくださっている方々の給料が支払われていると思うと色々と複雑ですね。


    ・・・・。えー、座布団を10枚集めますと素晴しい商品と交換できます。キーワードは『百花繚乱』となっております。


    皆様素晴しい答えをお待ちしております。」



加賀「では、まず第一問。まずですねどなたかを指名してください。


   指名されたかたは『なんの用だ?』とか『なんだよう』という感じで返事してください。そして指名した方は何か一言お願いします。」



初雪「これは司令でもいいんですか?」



加賀「えぇ、大丈夫ですよ。」



初雪「はい。」



加賀「はい、初雪さん。」



初雪「ちょっとそこの正規空母。」



加賀「何の用かしらそこの駆逐艦。」



初雪「有給下さい、なんでもします。陽炎が。」



加賀「ここでそのお願い来ますか(呆れ)。駄目です。」



加賀「期待した私が莫迦でした。あとね?さらっと陽炎さんを売り渡したりして中々外道ですね、はい次の方。」



陽炎「はい!」



加賀「はい、陽炎さん早かった!」



陽炎「おい!そこの漣!」



漣「なんだこの野郎!」



陽炎「改グラの差し替えや限定グラで調子乗ってんじゃねぇぞ?!


   こちとらネームシップなのに未だに低性能、限定グラなしなんだぞ!?どうだ!まいったか!(震え声)」



漣「あー・・・、御主人様。あの、なんか痛々しいんで座布団あげて貰えませんかね・・・。」



加賀「確かネームシップで改ニがないのは島風、秋月、夕雲、陽炎だけでしたか?ですが夕雲は限定グラが有りましたし。


    島風、秋月の一般での露出は言わずもがなですものねぇ。そもそもの性能が改で改ニ相当ですし・・・。


    ムロク丸さん、陽炎さんに座布団2枚差し上げて。では次の方。」



ザラ「はい!」



加賀「はいどうぞ。」



ザラ「そこの正規空母!」



加賀「何の用ですか?苦労人重巡さん。」



ザラ「うちのアクィラに正規空母の定義を教えてやってください。本当にお願いします。土下座しますんで。」



かが「あー・・・、ごめんなさい。私でも無理かしら・・・。ムロク丸さん。苦労人のザラさんに座布団3枚差し上げて。


    その娘、その内胃潰瘍で倒れてしまうわ?」



金剛「ハイですネー!」



加賀「あなたがそう言うとなにか別の物でもキメているようですね・・・。とっ。では金剛さんどうぞ。」



金剛「ちょっとポーラー。こっち来るネー!」



ポーラ「なんのようですか~。高速亭さん~。」



金剛「ここだけの話ネー。提督が景品の予算をケチって酒を溜め込んでるそうネー。隠し場所は執務室の机の下だそうネー。」



ポーラ「違いますよ~。戸棚の裏ですよ~。」



金剛「加賀~。やっぱりポーラがお酒を盗んだ犯人だったネ。」



加賀「流石金剛さんですね。ポーラさん、お酒の代金は来月の給料から引いておきますからね?


   あと、私は景品の予算をケチったりなんかはしていませんよ?ムロク丸さん、金剛さんに座布団1枚差し上げてください。」



ポーラ「計られた!」



漣「はい!」



加賀「はい漣さん。」



漣「おい!そこのピンク髪!」



陽炎「なんだ!このエセメイド!」



漣「姉妹の数が多すぎんだよ!後、建造出来ない娘が多すぎんだよ!新規提督に優しくないレアリティを発揮してんじゃねぇぞこのやろい!」



加賀「あー・・、確かにそうですね。初風さんなんかあまりのでなさに『 つちのこ 』とまで呼ばれていますものね。


   性能だけで言えば雪風と天津風が頭ひとつ飛びぬけて居ますかね。どちらも初心者殺しの入手難易度ですが。


   に比べて長女の陽炎さんは、えぇ、自己紹介の様に一番でやすい。いい娘ですよね、えぇ。


   ムロク丸さん。正論を言ってのけた漣さんに1枚やって下さい。」



陽炎「ちょっ!すべては大本営が決めていることなんで私は関係なくないですか!?」



ポーラ「はい~。」



加賀「お酒は切れていませんね?ちゃんと答えできていますか?」



ポーラ「はい~。大丈夫れす~。」



加賀「ではポーラさん。」



ポーラ「お~い~。そこの自宅警備員!」



初雪「なんですか?アル重さん・・・・。」



ポーラ「呼んでみただけ~。」



加賀    ズコーッ。



加賀「あのですね?ポーラさん?マジメに答え考えてくださいね?禁酒してもらいますよ、ホント。」



ポーラ「はい、まじめにやります!」キリッ



初雪「・・・・、はい。」



加賀「あら、2回目ですね。今度は宜しくお願いしますよ?」



初雪「おーい。そこの苦労人重巡。」



ザラ「はい。なんでしょうか?」



初雪「残念空母にアル中に面白高速戦艦と濃い面子のイタリア勢なので醗酵少女にならないよう肝臓に気をつけてください。」



加賀「そうですね。悩み事が多くなるとお酒を飲む量が増えてしまいますよね。


   えぇ、薄幸の字が違うような気もしますが・・・。まぁ、いいでしょ。初雪さんに1枚上げてください。」



加賀「というところで、第一問の終了です。では。前回と同じく御題は読者様より戴きたいと思います。


   では次回、またお会い致しましょう。司会は百万石亭加賀がお送りいたしました。」



第二問!


加賀「皆様こんばんは。コメントでの第二問がありませんでしたので作者が無い知恵を絞って考えました。


    第二問をお送り致しますは百万石亭加賀でございます。PV数が少ないので致し方ありませんですね。作者の力不足です。」


陽炎「抉りますね~。」


加賀「まぁ、言うだけは只ですからね。では、早速第二問、皆さんは雪風提督というのを御存知ですか?」


漣「めちゃくちゃリアルラックの良い提督の事ですね。」


加賀「その通りです。イベントではストレートクリアー、新艦堀では沼らない。


    通常海域での羅針盤は荒らぶらないといろいろ運が良い方を陽炎さんの妹で幸運艦の雪風になぞらえて呼んでいる呼び名ですね。


    これから御題をいただきまして皆さんは自分の所の提督を○○提督です。と教えて下さい。


    そしたら私がどんな方なんですか?と聞きますんで何か一言お願いします。」



※今回は呼び方を提督で統一させていただいています。



金剛「○○の所には艦娘の名前が入りますカー?」


加賀「そうなりますね。はい、では、皆様宜しくお願いいたします。」


陽炎「はい!」


加賀「はい、陽炎さんどうぞ。」


陽炎「うちの提督は瑞鶴提督です。」


加賀「どんな提督なんですか?」


陽炎「出撃するたびに艦載機の熟練度が剥がれて行っています。」


加賀「それは制空値ちゃんと計算して積んでいるんですかね?ツァされているとかなのでしょうか?村田殿の戦死が多そうですねぇ。


   ・・・、とはいえ最初の答えとしてよく出来ていました。陽炎さんに2枚差し上げてください。」


陽炎「やた!」


漣「はい!御主人さま!出来ました!!」


加賀「元気がありますね。はい、漣さんどうぞ。」


漣「うちの御主人様は初風提督なんっすよー。」


加賀「どんな提督なんですか?」


漣「いやー、姿を見つけるのが難しくってかれこれ半年はログインしてないみたいっすねー。」


加賀「メタな話をすると心にダメージを負う読者の方が居るからやめておきなさい。」


漣「サーセーン(笑)」


初雪「・・・・・・、はい。」


加賀「初雪さんどうぞ。」


初雪「うちの司令は鹿島提督です。」


加賀「どんな提督なんですか?」


初雪「演習しか出撃しません。」


加賀「あー、練巡ですからねぇ。そういえば1-1にディリーの出撃12回と演習10回だけで


    サービス開始から最近まで掛けて第六駆逐隊の娘4人を155まで育てられていた提督さんがいましたねぇ。


    そういった事を考えれば演習で入る経験値も莫迦になりませんからね。演習は積極的に利用して行きたいですね。はい。


    上手くまとめた初雪さんに1枚差し上げましょう。」


金剛「はいデース!」


加賀「金剛さんどうぞ。」


金剛{Meの提督は長門提督デース。}


加賀「・・・・、どんな提督なんですか?」


金剛「ロリコンデース!」


加賀「まぁ、そうなるな。」


加賀「金剛さんに1枚さしあげて下さい。」


金剛「Yes!」


ザラ「はい!」


加賀「ザラさん、どうぞ宜しくお願いいたします。」


ザラ「島風提督が私の所の提督です!」


加賀「どんな提督なんですか?」


ザラ「新規実装海域や大規模作戦にRTAを掛ける提督です。」


加賀「あー、なるほど。早きこと島風の如しですね。


   RTAで攻略してデーターを積み上げて下さる提督の皆様には後発組みとしては頭が上がりませんね。


   島風提督の別名は米帝でしたでしょうか?上手いこと艦の特徴と組み合わせたザラさんに1枚差し上げて下さい。」


ザラ「グラッッェ!」


加賀「はい、他に何方かいらっしゃいませんか?」


ポーラ「は~い。」


加賀「今度は大丈夫ですよね?」


ポーラ「もちろんです~。」


加賀「ではどうぞ。」


ポーラ「ポーラの所の提督は加賀提督です!」


加賀「・・・・・。どんな提督なんですか?」


ポーラ「自分の部下が床に直に座っていると座布団をくれる様な心広い提督です~。」


加賀「よいしょが来ましたね・・・・。まぁ、いいでしょ。いつまでもそのままですと足も確かに痛そうですしね。ポーラさんに1枚さしあげて。」


陽炎「はい!」


加賀「はい、陽炎さん。続けてですね。どうぞ。」


陽炎「私の所の提督は初雪提督です!」


加賀「どんな提督なんですか?」


陽炎「ディリー開発、建造と出撃2回以外は全部めんどくさいとかでやらないんですよー。」


加賀「あー、ものぐさですか・・・、てっ、そういう事いってると。」


初雪「・・・・はい。」


加賀「ほら、怒った。」


加賀「はい、初雪さん。」


初雪「陽炎提督が居ます。」


加賀「もう、直で来ましたね。どんな提督なんですか?」


初雪「一緒に始めた友人達と進行度合いが広がり挙句の果てには後から始めた友人に追い越されるポンコツ提督です。」


加賀「やめてあげなさい。陽炎さんのライフはゼロよ?」


陽炎 サムズアップ!


加賀「あーあ・・・。シュワチャンが溶鉱炉に消えていった名シーンみたいになってしまってるわね・・・。」


加賀「といったところで皆さんにお答えいただきましたので今回はこれまでとさせていただきます。司会は百万石亭加賀がお送り致しました。」




次回更新までゆっくりお待ち下さい。


後書き

大喜利回のんびり2問目

まぁ、問題と回答を考えるのが時間掛かりまして。はい。

そういうことです。ごめんなさい。

やる気次第での更新です。PV数少ないからいいよね!(最低だ)

これを書いているときは世はハロウィンとやらで。

昨年はイタリア艦の期間限定ドロップがあったとかとか・・・。なぜ今年はやらぬ?

入手しにくい艦ばかりでの企業コラボだとお先が仏陀。

その辺り運営様、どうぞお考え下さいまし。

ではでは、皆様次回の更新でまたお会い致しましょう!


このSSへの評価

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SS好きの名無しさんから
2017-04-22 16:46:59

SS好きの名無しさんから
2016-09-08 00:35:04

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13件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2016-07-18 14:23:24 ID: 3PpgsdBd

陽炎がザラに擬態してる…だと…

2: SS好きの名無しさん 2016-07-18 14:26:02 ID: 3PpgsdBd

っと思ったら読み間違いのようで、お騒がせしました。

3: SS好きの名無しさん 2016-07-18 17:13:13 ID: VWPuOy-e

加賀の遊びはソールイーターのシュタイン先生の初登場時みたいな感じですか?

4: T蔵 2016-07-18 18:33:10 ID: sD-tdMk_

1、2番様

コメント有難う御座います。

陽炎がザラに擬態・・・・。

何という特殊能力!って、面白そうですね!

頑張ってみよう(笑)

3番様

はい、そんな感じで御座います。

ただ、満面の笑みという違いは有ります。

あっ、頭に自由の女神が刺さって死んだ先生とか出て来ませんよ?

ゆっくり更新では御座いますがお付き合いの程宜しくお願いいたします。

5: SS好きの名無しさん 2016-08-03 09:19:23 ID: UVmwU9KX

本音と建前が入れ替わるはわりとよくあるけど、どっちも本音になるのは珍しいww

6: T蔵 2016-08-03 20:11:57 ID: UrHQC_Gw

5番様

コメントありがとうございます。

陽炎自身きっと食べたくないという思いが強すぎてそれが全面に出てしまったのでしょうね。

はい。

お料理スタジオはもう少し続きますので次回も宜しくお願いいたします。

7: SS好きの名無しさん 2016-09-08 00:37:21 ID: WTSXNkE1

陽炎もドャらずば触手プレイされまいに…

8: SS好きの名無しさん 2016-09-08 09:35:17 ID: e0QkhV2d

この悲鳴はヌルっとした触手自体が原因の場合の悲鳴か機雷へのトラウマからきた悲鳴か…後者で救出されたら恋愛フラグっぽい何かが立ちそうですね

9: T蔵 2016-09-09 19:11:23 ID: 18fgj3ho

7番様

コメントありがとうございます。

深海機雷、実装されると中破グラ拝みに単艦突撃が増えそうですよね・・・。

新規の娘が着任すると取り合えずレ級に挨拶に行かせている私がいうのもなんですが・・・。

8番様

コメントありがとうございます。

恋愛フラグ・・・・・、えーっと男性の提督がおりませんなのですが、それは・・・。

キマシタワーーー!(遠くから迫る艦載機の音)

この様な形でゆっくり更新なおかつ気まぐれではありますが今後とも宜しくお願いいたします。

10: SS好きの名無しさん 2016-10-14 22:01:22 ID: 51AQx4_z

このうえ世界大戦2つとも参戦してるモニター艦とか第2次大戦後生き残って弾道ミサイル搭載してる軽巡2隻とかクセの強そうな未実装のイタリア艦が実装されたらますますザラの苦労が増えそう

11: T蔵 2016-10-16 11:53:01 ID: rn0tEUS8

10番様

コメントありがとうございます。

舌をかみそうな名前の長い軽巡かしら?と思いましたがキャラ付けによりザラのライフは残ってくれるはず・・・・。

考えてみたら海外艦は軽巡来てないですね。

その内に来るのでしょうか?来て欲しいような欲しくないような。

ゆっくり更新ではありますが気の向いたときに更新をしておりますのでこれからも宜しくお願いいたします。

12: SS好きの名無しさん 2016-11-04 09:45:19 ID: zTVTvBGp

マイペースは大切だから(陽炎パターンな空戦司令感)

13: T蔵 2016-11-06 09:54:59 ID: CAvT4GHQ

12番様

コメントありがとうございます。

ゆっくり更新過ぎて申し訳ないのですがのんびり進めていけるように頑張ります。


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