2015-04-14 17:31:27 更新

概要

提督と艦娘たちが鎮守府でなんやかやしてるだけのお話です

注意書き
基本艦娘たちの好感度は高めです
H○LLSINGのネタが若干含まれています
今回は球磨ちゃん無双見たいなシーンがあります
SSにしては長いかもです、お忙しい方はご注意を


前書き

3回めになりましたな
楽しんでいただければ幸いです お目汚しになったらごめんなさい
ネタかぶってたら目も当てられませんね

設定とか少し
提督:土地神様、まあ色々できる、深海棲艦とも戦えはする

球磨:最初の軽巡・一応指輪は持ってる・羆・ご飯は肉料理(焼き肉)ばっかり

多摩:球磨型のサボり担当。その割に強い・ご飯は白飯の上に何か掛ける丼ものメイン

木曾:雷巡・球磨型の常識人枠?喧嘩っ早いが基本優しい・ご飯は鍋物メイン

北上:雷巡・球磨型の自由人枠・笑いの沸点は意外と低い・ご飯は余り物で名もない料理を作れる人

大井:雷巡・球磨型の…北上担当・お勉強はできる方、優等生タイプ・ご飯は名前があるものなら完璧に作れる

それでは今回の番組は
大井「ほら、出番ですよ北上さん北上さん」(ぐいぐいと背中押してる
北上「大井っちあんまり押さないでって」
多摩「たーまはベッドで丸くなるぅ…zzz」
木曾「起きろよ」(首根っこつかみ
多摩「にゃぁぁ」
球磨「まったく、騒がしい姉妹たちクマ」
提督「お前も大概だけどな」
長月「私達は遠征だな」
菊月「あぁ、補給も大事な仕事だ」
文月「金剛さんが演習でいっぱい使っちゃったしねぇ」
金剛「うっ…」
弥生「どうしよう、卯月と球磨さんが一緒って嫌な予感しか…」
卯月「さー、やよやよ今日も張り切って遠征ぴょんぴょん」
睦月「大成功にして提督に褒めてもらうにゃしー」
如月「はいはい、二人共はしゃぎすぎないでね」
望月「zzzz」(寝てる
三日月「ほら望月、寝るなら布団に…」
以上のメンバーでお送りします


↑前「提督と金剛さん」 後↓「提督と節分」




03 提督と球磨型


-朝-母港-


卯月「やーよーいー、うーちゃんまだねむぃぴょん」(弥生にもたれ掛かってる

弥生「うん、そうだね起きようね」(卯月のほっぺむにー

卯月「ぴょーん…。むぅ、どうせならもっと優しく起こして欲しいぴょん」(ほっぺたさすりながら

睦月「じゃあ、こんどは睦月が起こしてあげるにゃしっ」(お手上げ

如月「冷水でも掛ける?」(意外と容赦無い

卯月「…もう、如月とは一緒に寝ないぴょん」


鎮守府の朝。別に早くもない朝の時間、むしろ軍隊ってなら遅い方


球磨「みんなそろってるクマ?」

一同「はーい」

球磨「よろしいクマ…こほんっ」


集まった睦月達の顔を一瞥した後、芝居がかったように一つ咳払いをして

さらに言葉を続ける


球磨「諸君 私は遠征が好きクマ 諸君 私は遠征が大好きクマ

近海で、南西で、北方で、西方で、南方で この海上で行われる ありとあらゆる遠征行動が大好きクマ

鼠輸送系任務が好きクマ

ドラム缶を並べた水雷戦隊が大成功で戻ってきたなど心が踊るクマ

キラ付が好きクマ

低練度の娘が途中で大破撤退させられた時など屈辱の極みクマ

諸君 私に付き従う艦隊諸君。君達は一体 何を望んでいるクマ?」


弥生「えっと…球磨さん?」(困惑中

卯月「遠征!」(キラキラ

睦月「遠征!」(ノリは良い方

如月「えんせーい♪」(面白がってる

弥生「え…なに?」(困惑中x2


球磨「よろしい、ならば遠征クマ

我々は今まさに発艦せんと唸りをあげるタービン クマ!

そんな我々に、もはやただの遠征では足りないクマ!

大遠征を!! 一心不乱の大遠征を!!クマ!


我らはわずかに6隻に満たぬ水雷戦隊に過ぎないクマ

だが諸君は 一騎当千の古強者だと私は信仰しているクマ

ならば我らは 諸君と私で総兵力6隻のキラキラ艦隊となるクマ

提督に大成功の喜びを思い出させてやるクマ

空になった倉庫を資材で埋め尽くしてやるクマ」


卯月「球磨殿!」(キラキラキラ

睦月「一番艦殿!」(ノリノリ

如月「艦隊旗艦どの~♪」(楽しくなってきた

弥生「…なんなの、これ」(ついてけない


球磨「そして鼠は遂に太洋を巡り倉庫に帰るクマ。水雷戦隊各員に通達!旗艦命令クマ!

鼠輸送作戦 状況開始クマ!! さぁ、諸君大和を造るクマぁ!!」


卯月・睦月・如月「おー♪」

弥生「ぉ、ぉー…」

球磨「やーよーいー!声が小さいクマ!そんなんじゃ負けちゃうクマ!」

弥生「ぇ、負けるって…なにに?」(困惑中x3

卯月「自分にぴょん」(弥生の肩に手をぽんっと

弥生「意味がわからない…」


鎮守府の朝。別に早くもない代わりに喧しかった

そんな球磨たちの様子を籐巻きに見ていた長月達 遠征部隊その2


長月「おい、お前の姉は大丈夫なのか?」(じとー

多摩「平気にゃ、平常運転にゃ。それより、ひとの姉より自分の身内にゃ」(慣れてる

長月「あぁ、まあ。弥生も大変そうではあるが…」(ちょっと心配そう

多摩「そっちもそうだけど、こっちのが問題にゃ」(やれやれって感じ


多摩が指差す先を目線で追っていけば、菊月がいた、輝いていた…


長月「ぁぁ…」(頭痛い

菊月「長月!」(キラキラ

長月「やらんぞ」(即答

菊月「む、なぜだ。まだ何も」

長月「や・ら・ん・ぞ?」(笑顔

菊月「むぅ…」(不満そう


まったく、すぐ真似したがるんから。困った妹だ


文月「でも、ちょっとおもしろそうだよねぇ。あれ」

多摩「ダメにゃ。文月はそのままでいるにゃ、そのままがいいにゃ」(文月なでなで

文月「え、そうなの?」(ニコニコ

多摩「にゃ…((じゃにゃいと長月が大変なことになりそうにゃ…)」(こくり

文月「そっかぁ、多摩ちゃんがそういうならそうするねぇ」(えがおえがお

長月「…(ふぅ、文月は素直で助かるな)」


正直、文月まで向こう側に行ったらそろそろ手が付けれなかったが…


長月「さて、お前らそろそろ時間だ。作戦を頭に叩き込んだな、さぁ行くぞ」

菊月「あぁ、任せろ」(キリッ

文月「はーい♪」

多摩「にゃぁぁ…」(あくび


-同刻-執務室-


提督「あの、クマなんか始めたな」(窓から港の方見下ろしながら

皐月「ま、元気なのはいいことだよ」(仕事中

望月「zzzz」(ソファーで寝てる


静かだった朝の空気が見事に壊され、何事かと外を見てみればご覧の有り様だった


皐月「あ、でも。弥生も一緒だったっけ…菊月と変えたほうがよかったかな、これなら」(カリカリカリ

提督「いやぁ、それは長月が止めるだろう」(だらだらだら

皐月「あははは、それもそうだね」(カリカリカリ


-さぁ、諸君大和を造るクマぁ-

他愛もない話を続けていれば窓の外から妙な単語が飛び込んできた


皐月「…司令官?そんな予定あったの?」

提督「ねぇよ、ったくあの羆は…くーまー!!」

球磨「クマ?」(窓の方を見上げ


大声で球磨を呼びつけて手を振ってさっさと行けのサインを出す

程なく出発した球磨達を見送ればまた静かな朝が戻ってきた


望月「んぅぅ、なにさぁしれーかん。うるさいよー…」


さっきの大声がご不満だったらしい


提督「あぁわりぃわりぃ」(そう言って頭をなでてやる

望月「ふふん…わかりゃいいんだ、わかれば…zzzz」(ご満悦

提督「ふぅ、寝たか…」

皐月「望月ってば…」

提督「ま、望月も夜勤明けで疲れてるだろうしって…ん?」

皐月「だったら部屋で寝なよって話なんだけどさ、それ」


なんて話していると港の方から、外に向かって歩いて行く木曾さんを発見

なにやら釣り道具一式揃えてるようだけれど


提督「皐月、ちょっと出てくる」(ひょいっと窓から外に飛び降りた

皐月「出てくるって、何処にさってぇぇっ司令官!ここ,3階って…あぁ、もういっちゃった…」(慌てて窓の方に


司令官と一緒に居られるなんて口実が わりと秘書艦の特権だったりするんだけれど…

どうせサボるなら一緒にいてくれてもいいじゃんかさ…なんてな


皐月「ほんと、人の気も知らないでさ」(苦笑


さっ、残った仕事片づけよーっと

ぐーっと伸びをして再び机に…司令官いないとなんか広いなこの部屋

コンコンコンーそんな事を思っていると扉を叩く音がする


皐月「はーい」

三日月「皐月、望月いる?」

皐月「うん、そこで寝てるよ」

望月「zzzz」


扉を開けて入ってくる三日月に、皐月がソファーに視線を向けて答えた


三日月「部屋に連れてく?」

皐月「いいよ、寝てるだけだしね」(微笑み

三日月「うん、ありがとう。所で司令官は?」(きょろきょろ

皐月「あーそっちは…」


皐月が窓の方に視線を向けてみればカーテンがヒラヒラ揺れていた


三日月「はぁ、仕事手伝う?」(ため息一つ

皐月「お願いします」(ぺこり


ため息一つ付いて、三日月が手伝いを進み出る

それだけで通じるくらいにはいつもの事だった


三日月「うん。まっかせてよ♪なんてね」

皐月「ちょっ、真似しないでよ。なんか恥ずかしいじゃんかさぁ」

三日月「うふふ。ごめんなさい」

皐月「もぅ」

望月「zzzzz」


-昼-鎮守府周辺-川辺


木曾さんの後を追いかけ、追いついてみれば

もうすでに釣りを始めてるようで、岩場に腰をおろして竿を握っていた


提督「何やってんのさ、こんな所で」

木曾「ん?提督か。それには、見れば分かるだろうって答えるぜ」


喋りながらも、木曾が端に寄り岩場にスペースを作る

そのスペースに提督が腰を下ろしてみれば2人の肩が触れ合った


提督「ああ、あれだろ?一度は言ってみたい台詞ってやつ?」

木曾「ふふ、分かるかい?」

提督「案外言う機会ないんだよな」

木曾「あんたもやるかい?」

提督「ん、そうだね…それじゃ、ひょいっと」


おもむろに木曾が提督に釣り竿を差し出す

それを提督が受け取り、餌も付けずにそのまま投げ込んだ


木曾「おいおい、餌も付けないでどうするんだ」

提督「ん?いいよ、別に。木曾さんと一緒に居たかっただけだし?」

木曾「…ん、そうか」


なんて提督が口にしてみれば、木曾が恥ずかしそうにほっぺを指先で掻いていた


提督「て、言ったら木曾さんが ときめくかと思ったんだけど?」(ニヤニヤ

木曾「あぁ…台無しだよ」(呆れ


提督が からかう様に笑い、木曾を覗きこんでみれば

呆れた顔の木曾と目が合った


提督「あははは、台無しに思ってくれるぐらいにはときめいたっと」

木曾「うっせ、ばーか。子供かお前は…っと、ん…しゃっ!」


話してる間に魚が掛かったようで、木曾さんが豪快に竿を引き上げた


提督「へぇ、鮭か。結構デカイな」

木曾「ふふん。凄いだろ、結構得意なんだ」(自慢気

提督「そいや、なんで釣り?好きだったっけ?」

木曾「ん?そうだな。好きなのもあるが。雷巡にしてもらったのは感謝してるが。さすがに遠征には不向きだからな

おまけに今日の警備は北上と大井と演習ついでに金剛だ。私一人手が空いてるってわけさ…なら、うまい飯でもつくってやろうかねってさ」


釣った鮭を仕舞ながら話すその声音はちょっと寂しそうに聞こえなくも無かった


木曾「いいんだぜ?もっと俺を使ってくれてもよ」

提督「そーゆー台詞は球磨に勝ってからな」

木曾「なんだ、信用ねぇな。雷巡にまでなったんだ。球磨が相手だってそうそう負けるかよ」

提督「信用してないわけじゃないさ。実際このへんの深海棲艦に負けるとは思ってないし…ただまぁ、球磨との付き合いのが長いからねぇ」


単純な練度もそうだけれど

鎮守府が始まった頃から一緒に居る分の信頼が、球磨の方が大きいというのが実際のところだった


木曾「ちぇっ、いってくれるぜ。みてろよ、次の演習じゃあ俺が勝つからなっ」

提督「ふんっ、やってみせろ」


ビシッと指先を向けてくる木曾に、鼻で一つ笑って応える提督


木曾「それじゃあ前祝いだ。提督も一緒にどうだ?今日の晩飯」

提督「いいのかい?」

木曾「ああ、俺とお前の仲だろう?」

提督「…」

木曾「どうした?急に黙りこんで。先約でもあったか」


さも、当然の様に言われた言葉に提督が黙りこくっていると

怪訝そうに木曾が提督の顔を覗きこむ


提督「いや、なんというか。ちょっと ときめいたわ…今の台詞」


照れくさそうに提督が顔をそらす


木曾「ばーか、いってろよ」

提督「なははは」


-夕方-鎮守府近海-


北上「大井っち、そっちはどう?」(通信中

大井「こっちも問題ないわ北上さん。今 ’すぐ’ 戻るわね」(返信中

北上「あいよー、気をつけてもどといでー…」


周辺に哨戒に出ていた大井に北上が通信を入れてみれば

やたら、「すぐ」を強調した答えが返ってきた


周辺に異常なし、実に今日も平和だった

演習中の金剛も大分練度も上がった感じですべて、滞りなくといった具合だった


北上「金剛さーん、今日はもう終わりだよーん。戻っといでー」(ちょっと離れた場所にいる金剛に呼びかけ

金剛「OK.今日もThank youデース…また負けデスが」(←中破

北上「いやいや、ここまで出来りゃ十分でしょう。もう普通に撃った位じゃ魚雷あたってくれないしねぇ。いやぁまいったまいった」

金剛「うぅぅ~でもやっぱりくやしぃーデースデース」(地団駄地団駄、下 海だけど

大井「北上さーん」(戻ってきた全速力で

北上「お、戻ってきたね…はやいねぇ、ほんと…そいじゃ戻りましょうか」

金剛「デース」


大井と合流して母港に向けて移動開始


北上「そいや、大井っち?」

大井「何ですか?北上さん」

北上「あなた、魚雷外しすぎですよ?」

大井「うっ…」


先の演習、大井が哨戒に出る前に金剛と演習を行った結果

割りと魚雷を外してた大井さん


金剛「YES.大井の魚雷は素直で好きデース。北上の魚雷はしつこくて嫌いデース」

北上「だってさ、大井っち?これじゃ次は一発も当たらないんじゃないの~?」(煽ってみる

大井「ぐぬぬぬぬ」(歯噛み中

北上「にひひひ。しーらーなーいーよー?球磨っちにバレたら大目玉だよー?」(ニヤニヤ

大井「き、北上さんそれだけは…」(ちょっと顔が引きつってる

金剛「ふむぅ…あ、球磨さんデース、やっほー」(手ふりふり

大井「っ!?」(びくっ

金剛「くすっ」(にまにま


金剛が適当に手を振った先には特に誰も居らず、金剛の笑い声が口の端から漏れるばかり


大井「こ・ん・ご・う・さーん」(ゴゴゴゴゴ

金剛「きゃー大井がangryデース、escapeネー」(脱兎

大井「待ちなさーい」

北上「いやぁ、二人共仲良くなって。北上さんは嬉しいよ~。っと、あれ提督じゃん」


港の方に提督と木曾が一緒に歩いていた


北上「おーい、提督、木曾っちなにやってんのー?」

提督「ん?ああ、北上か。任務ご苦労様、海の様子は?」

北上「おーるおーけー。平和なもんさ」

提督「そりゃ重畳だな」

北上「で、なに?二人っきりとか、もしかして逢瀬ですか?ひゅーひゅー♪」(よっこいせと陸に上がる

木曾「ばーか。そんなんじゃねーよ」

提督「私はそのつもりだったのになぁ、ざーんねん」

木曾「プフッ…おま、なにいってやがる」(盛大に吹き出した

北上「おおっ、提督もやるねぇ。こりゃぁ北上さんもうかうかしてらんないかなぁ?」

木曾「お前らなぁ…」

金剛「お、提督デース。やっほー」(手ふりふり


木曾がなにか言い返す前に金剛の声がそれを遮った

そして、その金剛さんは中破状態で服はボロボロなわけで、そんな状態で手振って近寄ってくるわけだから


提督「ふむぅ、見えてるねぇ」(しみじみ

北上「んーまぁ、そうねぇ。見えちゃってるねぇ」(しみじみ

木曾「提督、あんたはあっち向いてろよ。金剛もこれでも被ってろ」(自分の外套を金剛の方に投げる

金剛「WOW.Thank youキッソー、デース」(外套纏ってる

木曾「その言い方何とかならんのか」

金剛「sorry.キッソ?」

木曾「き・そ・だ」

金剛「キソ・きそ・木曾、デスネ!」

木曾「おーけーだ」

金剛「んー…おぅ♪」(なんか思いついたって顔

木曾(なーんだろ、嫌な予感がする)

金剛「木曾デース!戦いはIn Fightでするものデース!よっろしくお願いしマース!」


なんかモノマネを始めたよ、金剛さん


北上「ぷふっ」(吹き出した

木曾「ぅぉぉ…」(頭抱えてる

提督「北上様、ああいうの好きなの?」(ちょっと意外

北上「ふふふ、うん、まあ、結構好きかも。ふふふふ」(お腹抱えてる

提督「木曾さんさ、ああいうの人にやられると…」

木曾「いうな」

提督「まあ、うん、頑張れ」

金剛「てーとくー♪どうでした、似てましたか?」

提督「んー、面白かったけど、やめて差し上げろ」

金剛「oh,それは残念デース」

大井「金剛さーん」(肩をガシッと

金剛「きゃっ、お、大井、顔が怖いデース…」

大井「はぁ、もう。いつまでそんな格好でいるつもりですか。早く行きますよ」(金剛の手を引いてサクサク進んでいく

金剛「お、おぅ」(促されるまま

大井「あと、提督?」

提督「ん?」

大井「いつまで見てるんですか、このスケベ」

提督「ぉぅ」

金剛「ていとくー、また後でデース」(手振ってる


それだけ言って鎮守府の方へ去っていく二人


提督「相変わらず怖いねぇ」

北上「いやぁ、いい子なんだよ?」

提督「知ってる」

北上「ん、そか」(ちょっと嬉しそう

提督「そいじゃ、私らももどるか」

北上「あいよー、木曾っちも行くよー」

木曾「ああ、今行く」

提督「…木曾デース」(ぼそり

北上「ぶふっ」(吹き出した

木曾「やめろー!」


頭叩かれた


ー夜ー球磨たちの部屋ー


「いっただきまーす」


今夜は木曾さん特製の石狩鍋


木曾「なーに、そんな大層なもんじゃないさ。こんなもんは、適当に出汁とって、具材全部放りこみゃ完成だっと」


実に豪快であったが、まあ正論だとも思う。実際美味いし箸は進む

そして、進んだ箸が鮭の切り身の上で球磨の箸とぶつかった


提督「へい、球磨ちゃん」

球磨「提督、その鮭は球磨のクマ」

提督「ふぅん」(じとー

球磨「クマぁぁぁ」(じとー

木曾「おい、お前ら…」


木曾が何か言う前に鮭めがけて鍋に箸を突っ込んだ


提督「ふんっ!」

球磨「させないクマっ!」


提督の箸が鮭を掴む前に球磨の箸が鮭を空中に放り上げて射線をずらす

鍋の上を舞う鮭の切り身、切り身が錐揉みきりきり舞い


提督「取った!」

球磨「もらうクマ!」


1合。お互いの箸が鮭の身を掴み引きちぎる。2合。続けざまに鮭の身が引き千切られていく


提督「うりゃりゃりゃりゃりゃ」

球磨「くまくまくまくまくま」


3・4・5.箸が交わされるたびにどんどん身が千切れていく


木曾「おいおい、ほぐし身になってんぞ…たく、こっちのやるから落ち着けって」(別の切り身を取ろうと…

多摩「しゃー…」(威嚇中

木曾「こっちもかぁ…おい、多摩それぐらい別にいいだろう」

多摩「木曾、それ冬眠明けの熊の前でも同じ事言えるにゃ?」

木曾「いや、あんたネコだろ、どっちかつーと」

多摩「ネコじゃないにゃ、闘争本能がたかいだけ」(むしゃむしゃ

木曾「はぁ、もうしらん…って、ん?」(箸を投げた


なにか色々諦めた木曾の視線の隅っこで北上と大井が、主に大井がイチャついてた


大井「あ、北上さん骨は私が取ってあげるからね」

北上「いいって、大井っち骨ぐらい自分で出来るから」

大井「いいからいいから♪」

木曾「んだよ、骨ぐらいで」(ポツリと

大井「ぁ?」


ぽつりと呟いただけのはずだったが、バッチリ聞こえたっぽい


大井「北上さんが怪我したらどうするんですか、女子力が低い貴女と違って北上さんは繊細なんですぅ」(ぷんぷん

木曾「女子とか、そんなナリして鏡見ていえ鏡見て」(鼻で笑ってる

大井「あらあら、骨ごと食べちゃうような木曾さんは。キソだキソーくらい言ったほうが可愛げ上がるんじゃないんですか?」

木曾「お前こそ、人に言うほど可愛げあるのかよって」(←実際骨ごと食べてる

大井「貴女よりマシですー」(←滅茶苦茶綺麗に骨取る

北上「ほら、大井っちそのへんで止めとかないと…」


球磨「…クマ?」


ピタリと提督と鮭の取り合いをしていた球磨の動きが止まった


球磨「提督その鮭はくれやるクマ。ちょっと騒がしくなるお詫びクマ」

提督「ん…そう、ってももうこれ、何か分からんな」(すでに鮭フレーク


木曾「なんだ、やるのかおい?」

大井「良いわ、上等じゃない」


こっちはこっちでヒートアップしていた


球磨「うむ、上等クマ」(ガッシリと二人の頭を鷲掴みにする

木曾「あ」

大井「げ」


めいめいにマズったことに気付いたが時すでに遅く


球磨「テメーら飯時に下らん争いしてんじゃねーぞクマっ!表出ろクマ。ねーちゃんが再教育してやるクマ」


ズルズルと二人を引きずっていく球磨さん


北上「あぁ、やっちゃったかぁ」

多摩「自業自得にゃ」

提督「自分も大概飯の取り合いしてた気もするけどな…」

多摩「食うか食われるかは自然の摂理にゃ」

北上「世知辛いんだよぉ」(さめざめ

提督「ワイルドなご家庭だな…」


夜ー鎮守府近海ー


引きづられた二人は艤装を装備させられ海の上へ


木曾「おい、球磨。ほんとに今からやる気か?」

球磨「とーぜんクマ。つべこべ言わずに二人まとめてかかって来るクマ」

木曾「はぁ…しゃーねーな」


ま、次の演習では勝ってやるって言ったばかりだしなぁ


木曾「大井」

大井「分かってるわ。私もさっさと北上さんの所戻りたいし、手伝ってあげる」

木曾「んじゃっ、酸素魚雷」

大井「93式酸素魚雷」


大井・木曾「斉射!!」


球磨「クマ。酸素魚雷の統制発射…雷巡としては正しい選択クマ」


実際脅威ではある。一発一発が必殺の火力がある上にそれを避ける隙間もなく埋め尽くしてこられれば

おまけに夜だ。ただでさえ見えづらい雷跡は視認できるかどうか


球磨「想定通りすぎて、面白くないクマ」


主砲・副砲・機銃・すべてを前面に向け 体を屈める。狙うは水面下の酸素魚雷

無論いちいち狙ってられはしないが、よーいドンで始めたこの状況なら…撃った瞬間位は分かる。そして狙いは自分なら


人の体は便利クマ。多少無茶な姿勢でも十分動けるクマ


球磨「なめるなクマ!」


全弾発射。自身の前方の水面に銃弾・砲弾で壁を作る

そして、叩きこまれた弾薬と撃ち落とされた魚雷が爆発し

球磨たちを分かつように大きな水の壁を作った


作られた水壁の向こう側、木曾たちから見えてない内に夜禎を射出する


人の体は不便クマ。灯りがないだけで何も見えない

けど、球磨は艦娘くま、目が見えないなら感覚を目視から電探に映す…バッチリ、クマ


夜禎さん「球磨さま、ご覧いただけますか?」


感覚を電探に切り替えた所で夜禎からの情報も届く

そして水壁が晴れる


球磨「良好、クマ…じゃあ、そろそろ…」

木曾「嘘だろ…夜間に魚雷を叩き落としたってのか…」


木曾の驚愕をよそに

球磨が大きく息すって叫んだ


球磨「おらぁ、雷巡どもっ!それで終わりかクマ!雷装なんて捨ててかかって来るクマ!」

木曾「馬鹿か、雷巡から魚雷取ったら何が残るってんだ」

球磨「甘えてんじゃねーぞクマ!魚雷が使えないから負けましたとか言うつもりクマ!何時でも魚雷が使えるとか思ってんじゃねーぞクマ!」

木曾「っち!好きにかって言いやがって。いいぜぇ、そんなに砲撃で沈みたきゃ、落としてやんよっ」


主砲を構えた木曾が球磨との距離を詰める


大井「あのバカ乗せられてんじゃないわよ…でも…」


とはいえ、このまま乱戦にでもなってくれたほうが再度魚雷を狙う間もあるのかと考えなくも


大井「ま、場合によっては木曾ごと…これも戦争に必要な犠牲ってやつよね…」


実際、戦争に必要なというより、北上さんにさっさと会うための犠牲が正しい見解だったけれど




球磨が木曾の側面、ついでに大井と直線位置になるように回り込む

そして電探と夜禎の情報を頼りに木曾の位置に当たりをつけて主砲を撃つ


球磨「…(外れたクマ…まあ、いいクマ)」

木曾「そこかっ」


球磨の砲撃をたよりに木曾が反撃をするがこれも外れ


球磨「…(なまじ人の体をしてるから視界に頼る球磨…)」

夜禎さん「球磨様、大井さんはどうにも…」


さすがに大井まではノッて来ないクマ。ある意味では安心したクマ

狙いは木曾と球磨の乱戦…あわよくば纏めて潰す気か…

まったく効率の良い事クマ


球磨「夜禎、球磨が探照灯付けたら、大井の目の前に照明弾落としてやるクマ」

夜禎さん「御意に」


木曾の放った砲弾が足元に着弾する

至近弾、割といい狙いしてるクマ…けど、好都合クマ


木曾「外したか、なら…もう少し…なっ、っぅ!?」


木曾が再び狙いを付け直した瞬間、探照灯の光が木曾の視界を埋め尽くした


大井「探照灯…これなら」


夜の海を切り裂く探照灯の光が否応なしに球磨の現在地を浮き彫りにする

それを好機とみた大井だったが、1機の夜禎にその動きを阻まれた


夜禎さん「こんばんは大井さん」

大井「夜禎!?、いつの間に…ってあの時か」


気付いた所で目の前のこれがどうにかなるわけでもないのだが

歯噛みにせずにも居られない


夜禎さん「それではさようなら」(照明弾投下


目の前で照明弾が炸裂し大井の視界をうめつくす


大井「っつ!?この…だったら…って、うそっ!?」


感覚の大半を電探に預ければ、下手に目で見るよりも良く視えた

視えたがついでに雷跡も見えてしまっていた




球磨「木曾、戦いは懐にはいってやるもの、ねーちゃんもそう思うクマ」


視界が奪われ一瞬動きが止まった木曾に砲撃を浴びせ、さらに肉薄し木曾を蹴っ飛ばす


木曾「ぐはっ!?」


綺麗に海面を滑っていく木曾には目もくれず、射線の開いた先、大井に向けて魚雷を放った


球磨「大井、雷跡が綺麗過ぎるクマ。そんなんじゃ金剛にも当たらんクマ」


遠くで水柱、これによりゲームセット


木曾「ま、負けた…」(がっくし

大井「こんの、羆…」

球磨「褒め言葉クマ。さあ、続きをやるクマ、夜はまだこれからクマ」

木曾「ちょ、ちょっとまて。もう中破してるし…」

大井「き、北上さんがまってるから…」

球磨「ふんっ、これで問題解決クマ」


何処からから、球磨が高速修復剤を取り出し2人にぶっかける


木曾・大井「…」(ずぶ濡れ

球磨「さぁ、甲標的を出すクマ。魚雷を再装填するクマ。主砲を構えなおして撃ち返すクマ。クマ、クマ、クマ、クマぁぁぁ!!」

大井・木曾「…(あ、終わった…)」


同刻ー球磨たちの部屋ー


提督「あぁ、やーっぱ負けたか」

多摩「まぁ、木曾は雷巡になって日も浅いにゃ、大目に見てやるにゃ」

北上「大井っち、なむなむ」(手を合わせ


ご飯のおかずにと3人で鑑賞していたが結果はまあ、予想通り

鎮守府の羆は強かったと


北上「そいじゃ、鍋の残りは雑炊にでもしますか」

多摩「待ってたにゃ、鍋の最後はやっぱり雑炊にゃ」(←猫まんまスキー

提督「ウドンでもいいとおもうけど」

北上「およ?提督はウドン派?」

多摩「なら一人で食べてるにゃ、多摩は雑炊がいいにゃ」

提督「へいへい、雑炊でいいから仲間に入れて」

多摩「にゃ、提督の素直な所はスキにゃ」

提督「ありがとーごぜーます」

北上「それじゃー、北上様特製雑炊、その名もご飯入れただけ。いっきますよー」


なんとも単純な料理であった


後書き

はい、というわけで最後まで読んでくれた方本当にありがとうございました
貴重な時間が少しでも楽しい物になっていれば幸いです

それではこの番組は
球磨「ふん、二人共まだまだ甘いクマ」(WINNER
木曾「くっそ、かてねぇ」(Loser
大井「もぅ、ボロボロじゃない…」(Loser
北上「あー、おつかれー大井っち」
多摩「たーまは、ベッドで丸くなるぅ」
提督「北上雑炊美味しゅうございました」
弥生「も、もぅ私卯月たちと遠征行かない…」
卯月「や、やよい、ごめんぴょん、やりすぎたぴょん」
睦月「やったぜ提督大成功!」
如月「やってみるものねぇ、次もやろうかしら」
長月「ん、これでしばらくは持つか」
菊月「やはり資材があると安心だな」
文月「良かったね、金剛さん。これでまた一杯演習できるよ」(えがおえがお
金剛「ふ、文月。私は演習が好きなわけじゃ…」
望月「ふわぁ…おはよって…」(←起きた
三日月「zzzz」(←望月によっかかって寝てる
皐月「zzzz」(←机の上で…

以上のメンバーでお送りしました
次回は節分?

教えて皐月ちゃんのコーナー
皐月「提督、なにさこれ?」
提督「EXパート続けるよりこっちのが楽っぽい?」
皐月「ようは手抜きだね」
提督「自分語りなんて隅っこにありゃいいの」
皐月「じゃ~今回は。提督が土地神様ってボクたまに忘れそうになるんだけど」
提督「そりゃ普段は力使わんようにしてるし」
皐月「なんでさ?」
提督「私が目立ってもしょうが無い、あとメンドイ」
皐月「後者が本音じゃないことを祈るよ」
提督「まあ、でも。土地神→祟り神→封印→解ける→今に至るだから。土地神ていうか妖怪というかって状態だけど」
皐月「祟り神って…」
提督「神様なんて人の都合だよ、まそんな所」
皐月「それじゃ~今回はこのへんで。ばいばーい」(手フリフリ


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てんこさんから
2022-06-02 13:02:46

yamame_2K22さんから
2015-08-18 06:55:27

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2015-04-04 21:04:09

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2015-01-31 21:41:05

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36件コメントされています

1: 山椒 2015-01-31 21:46:26 ID: bhR623s2

姉に勝る妹なぞ存在しないのですね!
球磨さん遠征より戦争好きそう
大戦争を!クマ!
ジーク!ハイル!

この鎮守府の北上様可愛いです
ほんわか属性は正義

もちやよが見たいです(小声)

2: SS好きの名無しさん 2015-04-04 21:05:32 ID: uYz55XJd

球磨姉ちゃんは最強だぜ!

-: - 2015-04-29 00:04:46 ID: -

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-: - 2015-08-13 07:15:02 ID: -

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5: yamame_2K22 2015-08-18 06:57:16 ID: CeX8XZ5I

コマンドー・・・コラテラル・・・
うっ頭が・・・

-: - 2015-08-20 17:44:22 ID: -

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-: - 2015-08-21 00:19:44 ID: -

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-: - 2015-08-21 06:16:57 ID: -

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-: - 2015-08-21 06:34:18 ID: -

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-: - 2015-08-21 06:36:07 ID: -

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-: - 2015-08-21 06:49:25 ID: -

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-: - 2015-08-21 06:53:47 ID: -

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-: - 2015-08-21 06:55:52 ID: -

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-: - 2015-08-21 06:57:58 ID: -

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-: - 2015-08-21 07:02:20 ID: -

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-: - 2015-08-21 07:02:37 ID: -

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-: - 2015-08-21 07:02:44 ID: -

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-: - 2015-08-21 07:23:51 ID: -

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-: - 2015-08-21 07:29:43 ID: -

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-: - 2015-08-21 07:50:23 ID: -

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-: - 2015-08-21 08:00:22 ID: -

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-: - 2015-08-21 08:05:47 ID: -

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-: - 2015-08-21 08:18:48 ID: -

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-: - 2015-08-21 21:49:29 ID: -

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-: - 2015-08-22 05:44:31 ID: -

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-: - 2015-08-23 02:16:04 ID: -

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-: - 2015-08-23 12:30:15 ID: -

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-: - 2015-08-24 05:55:59 ID: -

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-: - 2015-08-28 23:25:21 ID: -

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-: - 2015-11-10 09:05:56 ID: -

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-: - 2015-11-10 12:29:39 ID: -

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-: - 2015-11-17 10:46:52 ID: -

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-: - 2015-11-23 17:47:15 ID: -

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-: - 2015-12-05 00:17:17 ID: -

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-: - 2015-12-08 05:32:00 ID: -

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