新日本海軍海戦記
完全に独自設定です。
他の人とネタが被ったりしている可能性がありますがパクっているものは一切ないのでご了承ください。
これは第二次世界大戦の海戦をネタにしていますが敵はあくまで深海棲艦です。
注意!このssは以下の内容が含まれます!それでも良いという方のみ見られたし
※面白くない展開、他の人とネタが被ってる可能性、ほぼ気分、独自設定
時は20xx年。人類は新たな敵深海棲艦からの攻撃に日々恐れおののいていた…
今までのイージス艦や戦闘機では深海棲艦を撃滅せしめるには至らない…
なぜなら深海棲艦は人型だからだ。人型であるがゆえに対象が小さく、攻撃を当てにくい。逆にこちらは図体のでかい船体。
攻撃の当てやすさは火を見るよりも明らかで戦局は深海棲艦が有利であった。
そんな時日本政府は国家存亡をかけ、新たな新型兵器を開発した…そう、艦娘である。
この艦娘は先の大戦の記憶を持った人型の兵器で深海棲艦に対抗できる能力と兵装を兼ね備えている。
艦娘の技術は世界に伝えられここに人類は初めて結束し、共通の敵深海棲艦を倒すと決意したのである。
その後日本政府は国会で海上自衛隊、陸上自衛隊を「新日本海軍」、「新日本陸軍」と命名し、ここに日本の反攻作戦が始まったのである。
さて、まずはどこを叩くか。
日本政府はその矛先を深海棲艦の戦艦群が停泊しているパール湾に決めた。
作戦はこうだ。単冠湾に空母機動部隊を集結させそこからパール湾へ出撃、艦上機による攻撃でパール湾にいる全敵艦を葬り去るというものであった。
集結させられる艦隊は一航戦加賀、赤城、二航戦蒼龍、飛龍、五航戦翔鶴、瑞鶴を基幹とした空母機動部隊とその随伴艦である。
11月5日の国会にて正式に計画の実行が決定され、12月8日に決行することに決まった。
そして11月22日、ついに部隊は単冠湾に集結し同月26日に艦隊はパール湾に向け出発した。
12月2日、新日本海軍司令部より機動部隊に向けて暗号電文が送られた。
「ニイタカヤマノボレ一二〇八」
12月8日、いよいよ決行の日となった。
12月8日午前1時30分(日本時間)パール湾近海に接近した新日本海軍機動部隊から第一波空中攻撃隊として艦戦43機、艦爆51機、艦攻89機、計183機が発進。
爆装の艦攻50機が戦艦を、雷装の40機が戦艦および空母を目標とし、艦爆54機は航空基地を、艦戦45機は空中及び地上の敵機を目標と定めていた。
赤城「いよいよパール湾…この奇襲が上手くいくかどうかでこの戦いの優劣が分けられる…この1戦が日本の未来を担っているのです!艦載機、発進!」
加賀「一航戦の力、見せてやりましょう。航空隊、発進!」
飛龍「多聞丸、見てるかな?また私は敵を攻撃できる栄誉を授かったよ。必ず仕留めてやるんだから…艦載機発進!」
蒼龍「飛龍には負けられない!必ずデカいの沈めてやるんだから!艦載機発進!」
翔鶴「皇国の興廃この一戦に在り…かつての英雄東郷平八郎元帥の言葉を思い出しますね…艦載機、発進!」
瑞鶴「私たちは国民を守るために生まれた…今こそその力を見せる時!艦載機、発進!目標、パール湾の敵艦!やっちゃって!」
彼女らの放った艦載機はパール湾に停泊する敵艦隊目掛けて今その爆弾や魚雷を放とうとしていた...!
対する深海棲艦は新日本海軍が自軍基地のすぐそこまで来てるとは露ほども知らなかった。
パール湾を取り仕切る飛行場姫は部下が近々日本から攻撃される可能性があるとの報告も停泊する戦艦を頼み耳を傾けようとしなかった。
深海棲艦はパール湾に日本が攻めてくるとは考えず、マッドウェイ島やウォーク島に日本が攻めてくると考えそこに哨戒船や戦力を集結させていた。
ル級「日本軍がここパール湾に攻め込んでくる可能性があります」
飛行場姫「ここには来ないだろう。それに来たところで我が戦艦部隊が迎え撃つ。それよりもウォーク島やマッドウェイ島に戦力を集中させよ」
タ級「し、しかしここに日本軍が来る可能性は…」
飛行場姫「そんなものは全くない」
パール湾泊地ではいつもと変わらぬ日常の風景が続いていた。あと数分でここが地獄へ化すとも知らずに…
ーーパール湾司令部ーー
ル級「レーダーに飛行機が映りました」
飛行場姫「本部からの飛行機ではないのか?放っておけ」
ーーパール湾艦隊ーー
レ級「今日もパール湾は穏やかだな…」
ル級「早く平和になるといいんだが…」
タ級「ん?なんだあれ…?」ジー・・・・
…ブロロロロロロロロ・・・ブロロロロ・・・・
レ級「飛行機?敵機か?」
タ級「味方機じゃないの?もし敵機なら警報が出るはずだし…」
ル級「でも今日演習なんてあったっけ?」
ブロロロロロロロ…
タ級「だんだん近づいてくるね…」
レ級「飛行基地に着陸するんじゃない?」
ヒュウウウウウウウウ・・・・・・ドン!!
ル級「‼‼‼‼あれは味方機なんかじゃない!日の丸が付いてるぞ!!敵の空襲だ!!グハッ!!」
ヒュウウウウウ・・・ドボン!!
タ級「敵の魚雷!!ダメ…避けきれない!!!」ドカン!!!
レ級「クソッ!本部は何をしてたんだ!!」
ーーパール湾司令部ーー
ル級「!!敵の空襲です!!我が艦隊の被害甚大!!」
飛行場姫「!!なんと…なんということだ…!!マイクを貸せ!」
飛行場姫「泊地に居る全艦隊に通達!!現在我々は敵からの攻撃を受けている!これは演習ではない!実戦だ!繰り返す!これは演習ではない!」
ーーパール湾沖ーー
赤城「攻撃隊より打電!トラ・トラ・トラ!!奇襲成功です!」
加賀「やりました」ガッツポーズ
瑞鶴「やったぁ!戦果はどうです!?」
赤城「続いて攻撃隊より入電!我、戦艦レ級、ル級、タ級を撃破!」
加賀「私の隊からも入電!我、敵航空基地を無力化せり!」
翔鶴「同じく入電!我、敵戦闘機を30ないし40機撃破!」
飛龍「同じく来たよ!我、敵石油倉庫を撃破!大炎上せり!」
蒼龍「すごい戦果だよ!今頃東京にも届いてるかな!?」
ーーパール湾司令部ーー
ル級「パール湾艦隊より入電!戦艦が2隻沈み、3隻が大破したようです!」
飛行場姫「そんな…そんなバカなことがあってたまるか!そんなもの信じないぞ!」
ル級「入電!敵の攻撃隊の第二波が来たようです!」
飛行場姫「すぐに迎撃を開始せよ!!」
ーーパール湾艦隊ーー
レ級「クソッ!第二波か!対空砲撃て!!」
ル級「くっ…これ以上は…」
タ級「もうボロボロなのにまだ来るのか!」
ーーパール湾飛行場ーー
飛行場姫「戦闘機は直ちに出撃!敵の艦載機を撃墜せよ!!!」
ズダダダダダ!
飛行場姫「クソッ!離陸する前にやられたか!これでは手も出せないじゃないか!!」
ーーパール湾沖ーー
赤城「…では第二次攻撃隊の戦果は戦艦1を撃破し戦闘機を5機ほど撃破したのですね。十分な戦果です。作戦は大成功です」
加賀「やりました」
ーー東京ーー
国民「今日も寒いな~…う~さぶさぶ…」
ラジオ「~♪…臨時ニュースを申し上げます。臨時ニュースvを申し上げます。防衛省新日本陸海軍、12月8日午前6時発表。
新日本陸海軍は本8日未明、パール湾沖に於いて深海棲艦と戦闘状態に入れり。
新日本陸海軍は本8日未明、パール湾沖に於いて深海棲艦と戦闘状態に入れり。」
国民「ついにか…いよいよ戦争が始まったな…」
ラジオ「新日本海軍はパール湾沖の深海棲艦群、並びに航空兵力に対し決死の大空襲を敢行し、防衛省新日本海軍部今日1時発表、
新日本海軍は本8日未明、パール湾沖の深海棲艦群、並びに航空兵力に対し、決死の大空襲を敢行せり。」
ラジオ「~軍艦行進曲~♪」
こうして新日本海軍はパール湾沖の深海棲艦群に大打撃を与え、作戦は大成功した。
この作戦の成功は世界中に報道され、日本は人類の士気を上げることにも成功し、深海棲艦との戦争は幸先の良いスタートを切った。
この戦争が後にどんな影響を及ぼし、どれだけの被害が出て、どんな戦況になるかはまだ誰も知らない。
終わり
一部矛盾が生じていたり、日本語がおかしい部分があるかもしれませんがご勘弁を。
少しでもこのssの世界に引き込まれたり、面白いと感じていただけたなら幸いです。
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