2022-05-20 01:51:25 更新

概要

R-18描写あり閲覧注意。

提督と武蔵がHするお話です。


前書き

【2017/11/2】開始〜【2017/12/11】完結

【2018/7/14】【2022/05/20】誤字などを修正


いつもと変わらない一日の終わり。この時はまだそう思っていた。




提督「よし!今日の仕事もこれで終わりーっ」


執務室の机に積まれた書類の山を平らげ、喜びの声を上げた俺は椅子の背もたれにその身を投げる。


武蔵「もうこんな時間か…。今、お茶を用意する。少し待っていろ」


提督「ああ、助かるよ」


秘書艦である武蔵はそう言って給湯室に向かった。






バタンッ!


武蔵「待たせたな」


数分後、丁度書類の整理を終えたタイミングで御盆に二つ湯呑みを乗せて戻った武蔵がお茶を出す。


提督「ありがとう武蔵」


武蔵「大したことではない」


提督「あ〜、生き返るなぁ」ズズズーッ


喉元を抜けて染み渡る熱は、肌寒い夜に心の芯まで安らぎを与えてくれるような温もりがあった。


武蔵「今日の書類はかなり量があったからな、大変だったろう」


提督「ほんとだよ。もうクタクタだ」


武蔵「よくやった、えらいぞ」


提督「まあ、かなり武蔵に手伝って貰ったけど…」


武蔵「フッ、秘書艦として当然の勤めだ」


俺の申し訳ない気持ちを察してか、軽く笑いそれを一蹴する。


提督「武蔵、美味しかったよ」


武蔵「早いな、ノドが乾いていたのか?」


提督「そういや途中で休憩も入れてなかったし、あっ…」


武蔵「どうした?」


それは武蔵も同じだった。色々と仕事を振っていたから少し離れた時間もあるが当然休まず働いていたはず…。


提督「武蔵も座ったらどうだ?日がな一日立ちっぱなしで疲れたろ」


武蔵「……ああ、そうだな。そうさせてもらおう」


執務室の窓際に置かれたソファ。いつもの武蔵ならそこに座って休むはずなのだが…。


カツ カツ カツ ポスンッ‼︎


ヒールを鳴らし目の前に立った武蔵は、なぜか俺の膝上へと腰掛けた。


提督「武蔵!?」


武蔵「どうした?」


背中を預け、弓手捩(ゆんでもじ)りにその腕を俺の肩から首に絡めると、強引に躰を寄せて振り返る。そして真横に迫りくる端整な顔。


いきなりのことにあたふたと取り乱す俺に対して余裕の笑みを浮かべる武蔵は、そんな無様な男を尻目に眼鏡の奥から涼しげな瞳を投げ掛けた。


武蔵「嗚呼、お茶が旨いな」ズズッ  フーーーッ


手に持った湯呑みに口を付け軽く喉を鳴らした後、わざとらしく唇を尖らせては俺の頬を撫でるように吐息を掛ける。


その表情(かお)はいつも見せる武人然としたソレではなく、妖しさをかもし出す笑みをたたえていた。


武蔵「重くは…ないか?」


密着する躰が発する甘い匂いがたまらない。


提督「そ、そんなことはにゃいが…」


って、やばい、噛んでしまった…。それにしてもなぜ女子はこんなにもいい香りを振り撒くのか。鼻に入った瞬間からフワリと脳が軽くなり、思考の流れが後手になる。


武蔵「そうか…、さっきから妙なモノが下から突き上げてくるので少し気になってな」グリグリ


武蔵の放つ普段とは異なる妖艶さ。そのギャップに戸惑う俺は躰を硬直させながらも、押し付けられる柔らかい肉の感触にいつの間にやら股間を膨らませていたらしい。


武蔵「相棒は私の躰で女を感じてくれているのか?嬉しいぞ」ボソッ


耳に幸せな囁き声と、首筋に刻まれる熱い吐息。サラシという名の薄布を隔てただけの豊満な胸を潰れるほどに押し当てられて、状況はさらにヤバくなってきた。


提督「うぅ…」


持っていた湯呑みを机の上に置いた武蔵は、空いたその手で俺の全身をまさぐり始める。


武蔵「肩以外にも色々とこっているな」サワサワ


緩やかにさすり揉み上げる武蔵の柔らかい手の平がこそばゆくも心地好い。


武蔵「私がほぐしてやろう」


預けていた躰を離しその身をひるがえすと、正面を向いた武蔵は俺の股間を割るように膝を差し込んでくる。そしてすかさず手を伸ばすと熱くなった塊をギュッと握り締めてきたのだ。


武蔵「フフ、随分と逞しいじゃないか」シュッ シュッ シュッ


あまりに咄嗟の出来事に頭の整理は追いつかず、暫く呆気に取られていると肉棒に押し寄せる感覚で現実へと引き戻された。


提督「うっ…」


武蔵の柔らかな指の感触がズボンの上からでもはっきりと伝わってくる。上下にゆっくりと扱き続けられる肉棒はさらに硬さを増していき、絡まる五指の刺激を受けてはその快感に悦び跳ねる。


提督「っく、ダメだ武蔵。こんなことは……ぅっ」ガッ!


慌てて体を離してみるが、何と言っても相手は艦娘。それも武蔵だ。艤装を外しているとはいえその力の差は歴然としている。


武蔵「どうした、その程度か」ギュウッ


むしろその些細な抵抗が、逆に抑えつけて離すまいとする武蔵の力を強めただけでなく、組み敷こうと押し付けられる柔らかな女の感触に肉棒は硬さを増していった。


提督「や、やめてくれ…」


武蔵「知っているぞ。『イヤよ、イヤよも好きのうち』というヤツだろう?さっきからだらしない顔をしているからな」


耳元で囁かれる言葉は普段の彼女からは想像もできない。


武蔵「躰は存外正直なものだ。すごく…硬くなっている♪」シコシコ


淫靡な台詞を吐きながら肉棒の硬さを改めて確認するようにキュッと握りしめると、劣情をそそる眼差しでニヤリと笑い再び扱き始める。


このままではきっとマズイことになるだろう。


押し寄せる快感に湧き上がる衝動を理性で抑え、武蔵を止めるべく声を掛けようと顔を向けた瞬間だった。


提督「むさっ…んっ」


迫る彼女によって唇を塞がれ交わされる口づけ。


武蔵「ンムッ…」


唇が触れているたったそれだけにも関わらず、甘く痺れるような快感が全身を駆け巡る。


武蔵「もう我慢などするな」プハッ


提督「武蔵ッ…」ハァハァ


自ずと昂る感情が加速する鼓動に拍車を掛ける。彼女を止めなければという俺の思いは脆くも崩れ去り、この官能的な行為に身を委ねようとしていた。


武蔵「フッ…相棒よ、素直になれ」シュッ シュッ シュッ


俺の躰から力が抜けるのを察したのか、小鼻で笑うと肉棒を擦る手を更に加速させていく。


提督「はぁ…、はぁ…、くッ…、ウゥ…」


シコシコと擦り上げられる股間の刺激に吐息を漏らした刹那、唇の間を捻じ込むように彼女の舌が強引に滑り込んできた。


武蔵「んンッ…」チュッ チュパッ レロ ジュルッ


それは先程までの唇を重ねた柔らかな感触と異なり、舌で舌を擦り上げては、ねぶるように口内が蹂躙される激しいキスだ。


唾液が絡まり奏でるピチャピチャと湧き上がる水音は、思考が蕩けるほどに官能的で、高まる肉欲に遂には自ら舌を動かし快楽を貪り始めていく。


武蔵「あっ…、んふッ…、んアッ」


しばらくすると鼻を抜けるような声色で、武蔵の愛らしい喘ぎが漏れ始める。


目尻を下げた緩んだ顔で、互いの舌を夢中になって啜りあう。何時の間にやら気が付けば、俺も腕を回し武蔵を抱き寄せていた。









薄っすらとピンクに色づく艶のある唇を貪り、チロチロと艶めかしい姿で蠢く赤い舌を味わうように絡め取る。


その柔らかさを感じる度に頭の中で響き渡る水音。


武蔵「っん。ハァ…、ハァ……、ハァハァ…」


唾液にまみれる口元はどれほどの時間を掛けて口付けを交わしていたのだろうか。離れゆく二つの唇を繋ぐのはテラテラと光る妖しい糸。武蔵はそれを舌先で掬い妖艶な仕草でチュルリと吸い上げると、キスの余韻に浸りながら呟いた。


武蔵「私を…抱いてみないか?」


俺はその言葉を受け、肉体(からだ)を舐め回すように視姦する。


武蔵は机の上に腰を掛け直すと、たわわに実る乳房を両手を使ってもたげてみせた。


武蔵「フフッ…、その気があるならコレを好きにしてかまわんぞ」ムニュッ ムニュッ


これ見よがしに自らの胸を大きく揉みしだいて俺を挑発し始める。


柔らかく形を変える豊乳はその手にはとうてい収まりきらず、指と指の隙間からこぼれだすほどに主張していた。


俺は脳裏を埋め尽くすこの劣情を止める術など知らず、弄ばれ卑猥に踊る乳房を見ては無意識の内にツバの塊がゴクリと喉を鳴らして堕ちていく。


武蔵「どうした。こないのか?」ニヤリ


悪戯っぽく笑みをたたえて両手を広げた武蔵が、俺を迎え入れようといざなってくる。


この状況を拒絶できるオスがいたら、それはもう不能の烙印を押されてもおかしくはないだろう。極上のメスの肉体を前にして止まることなどできない俺は、考えることを放棄し武蔵へと飛びかかっていた。


『ガタンッ』と大きく音を立て椅子が後ろへ倒れ込んだが、そんなことなど気に止める余裕は無い。武蔵を机に押し倒すように乗り上げ、伸ばした手で豊かな膨らみを乱暴に揉みしだいていく。


サラシの上からでもはっきりと伝わる優しく柔らかな感触が手の平に押し寄せると共に、深く沈み込んだ指先を押し返す弾力が心地好い。


武蔵「フフッ…、そんなにがっつかなくても私は逃げないぞ相棒」


その言葉に少し冷静さを取り戻した俺は乳房の頂点で硬くなり始めた先端に親指をあてがった。


ピクリと躰を揺らし眉根を寄せて『んっ』と、微かに声をもらすと、太ももを擦り合わせて悶える武蔵。


俺が執拗なほどにグリグリと乳首を弄り倒せば、感じているのを身をよじらせてこらえる姿に、高まる欲望はズボンをキツく押し上げるほどに膨れていく。


武蔵「あッ…、あはッ、ぁンッ…」ビクンッ


時折、顎を反らしては切なそうな喘ぎを漏らす。それは普段の凛々しい素振りからは想像できないほどの艶めかしさを含む声音。


強く乳房を揉みしだく度に躰を波打たせ快感に悶える姿が、彼女に対する認識を一人の部下から女に変える。なにより、あの戦艦武蔵をこの指でヨガらせているという事実が征服欲を高め、たまらない興奮を感じさせていた。


武蔵「ハァハァ…、やるじゃないか」


うっすら汗ばむ肌と、サラシを突き破りそうなほどコリコリに勃起した乳首が、俺の手の平へと武蔵の熱を伝えてくる。


提督「武蔵……」


頬を紅潮させる蕩けた顔でコクリと頷く彼女。俺は弾む息と併せて揺れるサラシの結い目に指を掛けた。


武蔵「んっ…、あふっ…、んンッ…」シュルシュルシュルッ


紐解く度に起こる衣擦れの快感で小刻みに震える躰。漏れ出す甘い吐息が静かな部屋の中で響き渡る。


提督「最高だ」ジュルリ


さらけ出したボリューミーな生の乳房はまさに食べごろの果実のようだ。艶のあるこんがり焼けた魅惑的な肌に咲く大ぶりな乳輪と、興奮でにょきりと勃起するピンク色の乳首。ブルンッと弾けて優美な曲線を描き出す姿に思わず舌をなめずり荒い鼻息を漏らす。


そして俺は餌に喰らい付く獣のように、衝動に任せ肉の塊をガブリと頬張った。


武蔵「アグッ…」


提督「どうだ武蔵?」レロレロ チュパ チュパッ チューーーッ‼︎


武蔵「あっ…、そんなっ…、ああン、くッ…んっン一ッ♡」ビクッ ビクンッ!!


俺は左右の乳房へ交互に口を付けていく。乳輪を舐め回しながら桜色の突起を甘噛みするように強く吸い上げると、武蔵は声を上げて躰を大きく仰け反らせた。


提督「さっきからビンビンだぞ、武蔵の勃起乳首」チュポンッ!


武蔵「なっ!相棒ッ…、んッ…、いッ、イジが悪いぞッ///」


恥ずかしさに負けたのか、俺から視線を外した武蔵。いっそう硬くなったその乳首を弾くように転がしたり、先端をキュッと捻るように摘んでみれば天を仰いで悶え続ける。


武蔵「んくぅ…、やっ、ダメッ♡」


提督「今度は武蔵が素直になる番だ。気持ちいいんだろ?」


武蔵「ああっ、はぁん……、んーッ、アァーッ♡」ギュウッ


俺の頭に両手を添えて掴んでくるのは、まるで離さないでと繋ぎ止めているようだ。どんどん甘く、強くなる喘ぎに、さらなる快楽を与え乱したい欲求から、俺は武蔵のアソコへと指を滑り込ませていく。


武蔵「ああんっ…、あはぁっ…」ピクンッ


スカートの下で秘所を覆っていたサラシは、はだけた胸の影響か既に緩みきってその意味を無くしていた。抑えを無くしたその場所は太ももの周りにまで洪水を起こし、下から撫でるように指を這わせていけば、湿りを帯びた粘り気のある体液が絡みつく。


提督「こっちはどうだ武蔵?」スリスリ


指の腹を秘所に押し当て前後へ強く擦らせると、動きに合わせるように腰を振って快楽を貪る武蔵。


武蔵「すごいっ…、すごいぞ相棒♡アハッ…、きも…っ、ち…、ぁん…、いぃ♡」


いくら艦娘といえども理性を超える快感には抗いきれないのだろう。俺は快楽に取り憑かれるポッカリあいたその口を塞ぐように唇を重ねた。


武蔵「んっ、ングッ……、んっ♡、ンフッ♡、アムッ♡」ゴク ゴクッ!!


口内に溜めた唾液を口づけと共に送れば、淫靡な笑みをニヘラと浮かべて呑み下す。それは恍惚の世界に魂を浮かばせているような、朦朧とした意識の中での反射だろうか。口元から溢れる唾液で顎がベットリとまみれていることなど関係なく、愛おしそうに唇を食み続けた。


俺は熱がこもる軍服のボタンを乱雑に開いて呼吸を整えると、机に背中を預けたまま足を投げ出す武蔵のスカートを捲り上げる。


丁寧に剃り上げられた無毛地帯の先にある、開きかけた二枚の花弁。奥からちらりと覗かせる淡いピンクの粘膜の奥へつぷりと指を差し込んでいった。


武蔵「アハッ♡」


ヌルヌルと指を纏わりながら吸い付いてくるキュウッとした締め付け。なにより膣内(なか)で感じる温かい体温に包まれるのが心地好い。


武蔵「あっ…、やんッ♡あっ…、アッ、アアーッ♡」ビクンッ ビクンッ!!


リズミカルに指を動かし突けば、ジュプジュプと卑猥な音を奏でながら悦びの声を上げ、力強く奥を掻き混ぜれば、褐色の躰が引きつりの震えを繰り返す。


ここに肉棒を入れたらどんなに気持ちがいいのだろうか。居ても立ってもいられないほどの欲求に、武蔵の膣へと無性に押し込みたくなってくる。


武蔵「相棒…、ここがせつないんだ…」クパァー


二人の想いは共通だった。武蔵が俺の手を握り動きを止めると、そのまま秘所を開いて訴えかける。物欲しそうに瞳を潤ませ、窮屈そうなか細い声でお願いをしてきた。


アソコはグショグショに濡れそぼり、いつの間にやら机の縁には愛液で作られた水溜まりができ上がっている。


提督「いいんだな武蔵」


武蔵「ああ…、お前が欲しい」


そう、俺も我慢の限界だ。ズボンを降ろし武蔵の脚を抱えるように肩へ載せると、興奮で猛りはち切れんばかりに主張する肉棒を掴んで膣口へと押し当てた。


提督「いくぞ…」


武蔵「全て受け止めてや…、ングッ‼︎」ビクンッ


ズプッ‼︎


武蔵が覚悟の言葉を言い終えるより早く、俺の欲棒がその躰を貫いていく。亀頭が強引に花弁を押し開き、愛液で満たされた肉壺に包まれる。


武蔵「っ…、アァッ♡」グチュ ズッチュ ヂュププッ


すでに充分に濡れそぼり、ほぐれきっているはずなのに、キツキツの膣壁が俺の行く手を阻んでくる。俺は武蔵の腰を両手でガッチリ捉えると、前にのめり全ての体重を乗せ肉を引き裂いていった。


提督「ッ…ンッァァァッ、ハァッ…」ジュブジュブヌプーッ


みっちりと詰まったうねる膣内を掻き分け、もうこれ以上進めないところまで深く深く肉棒を押し込むと、俺は大きく息を吐いて強張る躰を弛緩させる。奥までズッポリとハマり込んだ肉棒が、絡みつく淫水と膣壁にギュンと締め付けられる快感に俺は思わず身悶えた。


だが俺の認識はまだ甘かった。動き出してからの気持ち良さはさらに凄まじい。生の肌を擦り合わせる感覚が激しいまでの快楽となって背筋を通じて体中に広がっていく。


武蔵「アハッ…、イイっ、イイぞ、相棒♡」グッチュ グッチュ ヌッチュッ


提督「武蔵、武蔵ッ、武蔵ィーッ!」パンッ パンッ パンッ パンッ


カチカチになった肉棒は蠢く膣壁に捉えられ、俺が腰を動かしているのか、武蔵に動かさせられているのか分からなくなっている。ただ一言だけいえるのは、俺も武蔵も快楽に正直に本能の赴くままにお互いを求め合っていた。


武蔵「んくッ、あっ…、はぅ…、んンッーー♡」ピクッ ビクンッ!


繰り返される激しい打ち付けに合わせて、上下に揺れ動く豊乳の妖しさと、一突きごとに変わりゆく武蔵の淫らな表情。俺の躰を受け止め包み込み、重なる肌から伝わる温もりは、甘い体臭と混ざり合って蕩けるような心地好さを感じさせる。


提督「ッ…、武蔵」


武蔵「ァッ…、相棒♡ 相棒ッ♡」


亀頭の先端に集中する熱が俺に限界を伝えてくる。グッと下っ腹に力を込めて、高まる射精感を必死でこらえている今この瞬間がたまらない。武蔵と一つになっている、『武蔵とセックスをしている』という実感。それはいつしか、武蔵を手放したくないという欲求に変わっていた。


提督「武蔵ッ、好きだッ、好きだーッ‼︎」


快楽の中、射精の昂りのさなかで、不意に溢れ出した言の葉は本当の気持ちだ。秘書艦になってからというもの本来持ち合わせいた愛嬌を抑え、この鎮守府での模範となるべく冷静に自らを律してきた武蔵。俺もそんな武蔵へ上司と部下として接するように努めてきた。


だが、気づいてしまった。いや、言ってはいけないと隠してきたこの感情をさらけ出さずにはいられなかった。


武蔵「あっ…、あぃ…、あぁァァ…」ポロポロ


俺の突然の叫びに言葉を失ったままの武蔵。腰を掴んだ俺の手をキツく握り、ギュッと瞼を閉じると笑顔のままに頬を伝わっていく涙。普段見慣れていたはずの武蔵の顔も、この瞬間ほど可愛らしく、美しく、魅力的に見えることはなかった。


提督「武蔵ッ…、もう限界だッ!」ドピュッ ドピュピュッ ビュルルーーーーッ


武蔵「ック…、あっ…、アアァァーーーー♡」ビクン ビクン ビクーーン


腰を掴む俺の手が武蔵の柔肌に指が食い込むほどに力が入ると、膣が連動するように収縮し肉棒に係る圧力を増して締め上げてくる。膣壁によって擦り上げられる快感は涙が滲み出るほどで、俺はこの快楽をこらえることができなかった。限界とばかりに腰を前へ突き出して膨らむ俺の鈴口から、弾けるように飛び出した精液が勢い良く武蔵の膣内に注がれていく。


武蔵「あっ……、はっ……、あっ……、ぁ…、ぁぁ……、はぁ…、あぁ……」ヒク ヒク


提督「うっ…、ああっ…、ぐっ…、っ…」ビュッ ビュック


熱く脈打つ肉棒から限界まで溜め込んだ精がドクドクと放たれ続ける度に下半身がビクンと震え、自分でもどこにこれだけあったのかと思うほどに大量の射精が続いていた。


武蔵「はぁ……、はぁ……、はぁ…、はぁ♡」


全ての射精を膣で受け止めた武蔵は恍惚の表情を浮かべ、欲望を吐き出した俺はその解放感から自然と頬が緩くなる。武蔵の足を肩から降ろすと、そのまま脱力して豊満な躰へと倒れるように抱きついた。


武蔵「ハァハァ…、どう…だった、相棒?」


激しい行為でお互いに大きく息を切らせながら支え合うように暫く抱き締め合った後、先程までの余韻に浸る沈黙を破り恐る恐る武蔵が問い掛ける。


提督「ああ、良かったよ武蔵。最高に気持ち良かった」


武蔵「私も初めてだったというのに、躰を重ねるのはとても気持ちが良かったぞ。それに相棒のさっきの台詞…、例えようの無い程に幸せな気分だ」ニコッ


俺の返答に安堵し、瞳にうっすらと涙を浮かべ鼻をグスグスと鳴らしながら答えてくれる。


提督「えっ?武蔵…、初めてだったのか」


武蔵「あ、嗚呼/// ダメ…だったか?」


提督「いや、ダメじゃないけど、痛みとか…大丈夫なのか?」


武蔵「そういえば…。うむ、わからん。まあ深海棲艦どもから砲撃を喰らうよりはマシだろう」


提督「そ、そうだな…」


武蔵「それよりだ相棒」


提督「どうした武蔵?」


武蔵「さっきの相棒への返答だ…。私も相棒のことが好きだ。愛している///」


提督「ありがとう武蔵。俺もやっと本当の気持ちに気付けたんだと思う」ナデナデ


武蔵「相棒…」


提督「武蔵、これからも俺を支えてくれ」チュッ


俺を見詰め続ける武蔵。真っ直ぐなお互いの気持ちを確かめ合うように唇を重ねギュッと強く抱き寄せた。


武蔵「んっ、あっ…♡」


武蔵と躰が密着することで、押し潰されむにゅりとその形を変える柔らかな乳房と、硬く反発するようにコリコリとしこり立つ乳首の刺激に再び神経が昂ってくる。


武蔵「フフッ…、相棒はまだシ足りないみたいだな、また大きくなってきたぞ♪」


虜になるほどに甘美な肉の誘惑にそれまで中に収まっていた肉棒が再び大きさを取り戻すと、それを直に感じる武蔵は喜びと期待に満ちた表情になった。


提督「もう一度いいか武蔵?」


武蔵「無論だ、この武蔵が全て受け止めると言っただろう」


その言葉に頷いて俺は一旦腰を引く。膣を抜け出した肉棒は勢い良くビィンと反り返り、まるで天を仰ぐかのように上を向いている。


武蔵「あっ…、んふっ♡」ポタ ポタッ


武蔵の甘い声と共に、肉棒で蓋をされていた膣からうっすらと朱に染まった精液がドロリと床に滴り落ちていった。











武蔵「アッ、イイっ、イイぞ相棒♡」バルン バルンッ ブルンッ


あれから俺の私室に場所を移して、時刻はまもなくマルヒトサンマル。底冷えし肌を刺すほどに張り詰める寒暁でさえ俺たちの熱気に気圧されていた。


今の俺に限界はないのか、そんな錯覚すら感じてしまうほどに武蔵とひたすらまぐわい続けている。


何度射精を終えていようが関係ない。武蔵の躰を感じるだけであっという間に肉棒が回復し、いつまでもセックスをやめることができなかった。あれから色んな体位で責めたが、どうやら武蔵は騎乗位が好きらしい。


武蔵「あっ、相棒の…んっ、チンポが奥で、コツン…、コツンって♡あふっ…、イイっ…、こんなにッ…、あァッ、…届いてェ…、すごいィッ…凄すぎだッ♡」パチュン パチュン


優れた女に求められ、それを喘がせる悦びは格別だ。甘ったるい口調で飛び出す賛美の言葉と、俺の上で快楽に浸り乳房を振り乱す武蔵の姿に、男としての自信がみなぎっていく。


調子にのった俺はこれでもかと肉棒で下から突き上げ豊乳を揉みしだいた。形の良い尻肉が俺の股間に当たる度、深く刺さった肉棒が武蔵の奥をノックする。


武蔵「あっ…、あふっ、ダメッ…、ダメッだ♡ あっ…、おっぱいツネるの…、ダメッー、いや……、もぅ…おかしく、おかしくッ、なルッ♡」ビクッ ビクビクッ


虚ろな瞳で厭らしい笑みを浮かべる武蔵のもっと甘い声を聞きたくて、指先で乳首をキュッとつまみこねくり回すと、否定の言葉を口にしながらもその快感に躰を震わせている。そしてもっと精を寄越せと言わんばかりにピストンに合わせて子宮をむしゃぶり付かせてきた。


提督「武蔵…出るっ……、出るぞっ!」パンパン パンパンッ


武蔵「あっ、あん、あはっ…こいっ!あっ、はぁっ……はうっ♡ 相棒っ……、のっ…、子種を、私の中にっ…、アッ…、熱いのをくれっ…、もういきそうだ…、あふっ♡」ズチュッ ヌプッ グチュン 


俺は射精感が高まりさらに腰の動きを早めていく。武蔵もどうやら限界のようだ。肉と肉がぶつかり合う激しい音に、結合部で生じるピチャピチャとした淫らな音、そして、オスとメスが上げる歓喜の声が部屋中に響き渡る。


提督「武蔵っ…、武蔵ぃ…、武蔵ぃぃィッ!」ガクッ ガクガクッ


武蔵「あっ、んっ、あはんっ…やっ、ひゃうっ、ダメッ、ダメだ…、あっ、相棒っ…、んアッ……、やっ、ぁああッ、イッくうぅっうぅぅゥゥゥッ!」プッシャーーーッ


ドピュッドピュッドピュッドピュッ、ドクドクドクドクドクン……。


俺は肉棒を突き上げ、膣を犯す快楽にうめきをあげる。絶頂を告げる膣肉の痙攣に昇り詰める快感を感じながら、武蔵の奥深くへと熱いザーメンをほとばしらせた。それはまさに自分の女だと言わんばかりに、豪快に彼女の膣へ精を吐き出していく。


武蔵は体を弓のように大きく反らせ、強張らせた体をビクンビクンと二度三度大きく震わせると、そのまま俺へと倒れるように突っ伏した。


提督「はっ…はっ…、はぁ…」ビュク ビュクッ


武蔵「んっ、まだドクン、ドクンって…あっ…脈打っているぞ♡ んふっ、ああっ…、はぁ♡」


武蔵が俺に躰を被せ、胸板に顔を埋めながら嬉しそうに見詰めてくる。


武蔵「はぁ…、はぁ……、ふぅ…」


提督「はあ…、はあ……、あぁ……」


俺と武蔵は行為を終えて互いの躰を寄せ合っていた。籠る二人の熱とお互いの体温を感じていれば、霜が降り肌を刺すほど澄んだ寒暁さえも気にならない。


武蔵「なぁ、相棒……」


提督「愛してるよ武蔵」


武蔵「フフッ、私もだ♡」


俺の胸に埋めた顔を頭に被った布団からハミ出させる武蔵。その少女のように純粋な微笑みを俺は見詰めながら誓った。


これからも武蔵と共に歩んでいこうと。





おわり


後書き

ご一読ありがとうございました。

以前の後書きは別タイトルの『番外地鎮守府』にてまとめあり。


このSSへの評価

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2017-11-21 21:51:27

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このSSへのコメント

5件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2017-11-02 20:05:17 ID: QrLkXs6G

武蔵の褐色柔らか肌ええぞ!ええぞ!!

2: ごろごろ 2017-11-03 01:53:25 ID: FOOHYu11

初めてコメント貰ったよ、名無しさんありがとー。
とっても励みになります。

褐色、メガネ、サラシなど色んな属性持ちで肉感もムッチリ!イイですよね。

3: SS好きの名無しさん 2017-11-25 21:37:11 ID: GNrFL6oX

真面目だけど淫乱とかたまらんな

4: SS好きの名無しさん 2017-11-28 12:14:58 ID: _o8b_23w

ハメブイ青葉(ハメ撮りブイサイン青葉)とか書かれて息子がスパーキンッ状態ですよー(意味不明)

本編もおまけも更新楽しみに待ってます。

5: ごろごろ 2017-11-30 14:42:38 ID: S9EGp5ao

3さん。
真面目&エッチなキャラ枠として、次は大淀さん編です。そちらもよろしくお願いします。

4さん。
定型文のオマケコーナー楽しんで頂けて嬉しいです。青葉には反省してもらわないといけませんからね!

お二方ともコメントありがとうございます。励みになります。


このSSへのオススメ

1件オススメされています

1: SS好きの名無しさん 2017-11-13 11:32:17 ID: KoxUz79N

武蔵、長門、加賀!武蔵長門加賀って感じで‥‥(シコシコ)


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