提督とリシュリューのとあるこたつの日
今回は提督とリシュリューのお話です ただのラブコメ
帰省した時こたつが気持ちよかったので書いただけですw
初めましての方は初めまして! クソ文才たくちゃんでございます!
今回はヤンデレでもなんでもないただのラブコメです
口から砂糖吐きそうになった方は、ブラックコーヒーをご用意くださいませ
リシュリュー「…」ヌクヌク・・・
提督「…」ヌクヌク・・・
リシュリュー「Chaud…」
提督「…あったけぇ…」
リシュリュー「コターツ…いい文明ね」
提督「…ははっ、喜んでもらえてよかった」
リシュリュー「本当に…」
リシュリュー「二ホンに来て本当に良かったと思えるモノの一つね」
提督「…俺も日本に生まれてよかったと思うものの一つだな~」
リシュリュー「さて、テレビでもつけ…」カチャン・・・
提督「…? どうしたリシュリュー、テレビつけてくれよ」
リシュリュー「amiral…リモコンの電池が…!」
提督「なっ… そんなッ…!」
リシュリュー&提督「「…お前(あなた)が行け!!」」
リシュリュー&提督「「……」」グヌヌヌヌ・・・
リシュリュー「amiral、電池の位置に近いのはあなたよ…?」ゴゴゴ・・・
提督「…言い出しっぺはお前だろ、リシュリュー…?」ゴゴゴ・・・
リシュリュー&提督「「………」」
提督「…さーいしょーはグー!!!」
リシュリュー「!?」
提督「…じゃんけん、ポンッ!」グー!
リシュリュー「っ!」パー
提督「…あ、あれっ?」
リシュリュー「ふふっ、勝ったわ!」
提督「…な、なぜ奇襲した側の俺が…」ズーン・・・
リシュリュー「さっ、amiral、行ってらっしゃい!」
提督「…くそ、コンナハズジャナイノニィー!」
提督「…しょーがね、行こ」シブシブ
提督「…ぅぅ! 寒っ!」
提督「…えーと、確かこの辺にー…」
提督「あ、あったあった」
提督「おーい、リシュリュー、電池入れるからリモコンよこせ」
リシュリュー「あらそう? Merci」
提督「んー」カチャカチャ
提督「よし、オッケー …んじゃZ〇pに…」
リシュリュー「は? 朝は当然メザーマシTVでしょ?」
提督「は?」
リシュリュー「ん?」
提督「…さーいしょーはグー!!!」
提督「ポンッ!!」パー
リシュリュー「…」チョキ
提督「だぁーーー!!! また負けたぁー!?」
リシュリュー「あなたはちょっと単純すぎよ」ポチッ
提督「クソッ、た、ただ八時からはスッ〇リに替えてもらうからな!!」
リシュリュー「はいはい」
提督「絶対だからな!?」
リシュリュー「はいはーい、ゼッタイゼッタイ」
・・・
提督「おーい、たぬきそばできたぞー」
リシュリュー「やったわ! amiralのla cuisine、なぜかすごく美味しいのよね!」
提督「なぜかは余計だ… ったく、ほれ」コトッ
リシュリュー「Merci! …それじゃあいただきましょう」
リシュリュー&提督「「いただきます!」」
リシュリュー「…本当になぜかおいしいわ…!」
提督「だからなぜかは余計だっつのー!」
提督「ったく…」
リシュリュー「アハハ、ごめんなさいamiral お詫びに夜は私が作るわ」
提督「いいよ、一人で作ると時間かかるだろ」
リシュリュー「でもお昼はあなたが全部やっちゃったじゃない」
提督「…いいだろ別に、俺がやりたいだけだよ」
提督「というかお前、夕食無駄に凝るから時間かかるし…俺その間一人だし…」ボソボソ
リシュリュー「あら、もしかして寂しいの?」ケラケラ
提督「ち、違うわい!! 暇なだけだわっ!」
リシュリュー「そう? なら遠慮なく手伝ってもらおうかしら」
提督「へいへーい あ、おかわりなら作ってあるから、どうぞ勝手に」
リシュリュー「…」
提督「? どうした、おかわりしないのか、珍しい」
リシュリュー「…面倒くさいわ」
提督「は?」
リシュリュー「…やっぱりコターツから出たくな」
提督「出ろー!!」
リシュリュー「キャッ!? 何するのよamiral!?」
提督「…いいかリシュリュー、日本には、コタツにまつわる怖ーい言い伝えがあるんだ…」
リシュリュー「な、なによ…その程度でこのリシュリューは…」
提督「…こたつにずっと入っていた人間はなー…牛になるんだ」
リシュリュー「Une vache…?」
提督「そう、牛だ …長いことコタツに入っているとどんどんと動くことが面倒くさくなって…」
提督「そして動かないのに食べるから…最終的にはブクブク太って牛に…!!」
リシュリュー「イヤァァーー!!?」バッ
提督「…これは決して嘘じゃない、実際お前の体重は…!!」
リシュリュー「失礼ねっ、これでも頑張って維持してむしろ痩せてるわよッ!」ドカッ
提督「…おぶふっ!?」
・・・
提督「…さー、昼飯も終わりー、もとより執務はほとんどなくー」ダルーン・・・
リシュリュー「本格的に暇ねー」ダルーン・・・
提督「…マリカーでもやろ」
提督「…えーっとコントローラーは…」ガチャガチャ
リシュリュー「なに、面白そうなことやろうとしてるわね、リシュリューにもやらせてよ」
提督「…いいけど …あ、あった」
提督「勝てないからってあんまり怒ったりすんなよ、ほれ」ヒョイ
リシュリュー「Merci-」
提督「えーとまぁ、簡単に言うと、色々現実から離れてるけど、基本はただのレースゲーだ」
リシュリュー「わかったわ、楽勝よ Amiral、手加減なんかしないでね」
提督「…何度も言うがあまり…」
リシュリュー「はいはい、子供じゃないんだから、大丈夫よ、このリシュリューにまかせなさい!」
提督「…んじゃやるか」
リシュリュー「いいでしょう、始めなさい! En avant!」
START!!
提督(…お、なんともなくスタートダッシュ決めてる、もしかしてこいつセンスある?)
リシュリュー「ふふん! みんな遅いわね」
リシュリュー「Amiral、あなたも邪魔よ! どきなさいっ!!」ガツッ
提督「…あだっ!? やったなぁ、お前も痛くしてやる…!」アカコウラピュー
リシュリュー「!? こ、このアラームはなに? Amiral、あなたなにをしたの!?」
提督「ふ、トリックだよ…!」
リシュリュー「きゃあああぁぁぁ!? な、なによこれ、反則、反則よ!?」
提督「へっへー、残念でしたー、これがルールなんです~」
提督「んじゃお先に~」
リシュリュー「あ、ちょ、ま、待ちなさいよ!?」
・・・
提督「まぁこんなもんだな!」←1位
リシュリュー「…」←結局9位
提督「まぁリシュリューも、初めてにしては頑張ったんじゃないか!」
リシュリュー「ぐーー!! こんなの納得いかないわ! もう一回よ、もう一回!!」
提督「いいですよぉー?」ニヤニヤ
二回目
リシュリュー「ぐああああ!! なんなのよあのManteau bleu!?」
提督「はっはっはー、お先ー」
三回目
リシュリュー「ぐぬぬぬ…!! リシュリューにもあれを…!」
緑甲羅くん「やぁ、また会ったね、お嬢さn」ピュー
リシュリュー「あああああ!!??」
四回目
リシュリュー「ようやく来たわ、これでAmiralを…!」ピュー
ドガァン!
リシュリュー「やったかしら!?」
提督「ぬふふ…、青甲羅はな」
提督「キノコ三つで回避できるんだよー!!」※Willではそうでした、最近のは知りません
リシュリュー「クッソォーー!!!」
五回目
リシュリュー「こ、今度こそ、今度こそ…」
リシュリュー「あっ…」ヒューン・・・
提督「あははー、集中力切れてきたか、お先~」
リシュリュー「…はぁ、はぁ………」
提督「いやー、やはりリシュリューには早かったようだな!」
リシュリュー「ぐぬぬぬぬ…!」
リシュリュー「うるさいうるさいうるさーい!」ゴロゴロゴロ
リシュリュー「大体あなたズルいわよ、リシュリューはこのゲーム初めてなんだから!!」
リシュリュー「少しくらい手加減してもいいじゃない!」
提督「いや手加減すんなって言ったのはそっち…」
リシュリュー「ぶぅー! うるさいうるさいうるさーい!」バッ
提督「あぁ!? リシュリューが拗ねて『禁忌:こたつこもり(ジークフリートディフェンス)』を…!!」
リシュリュー「それ守りガバガバってことじゃない!?」
提督「いや、ジークフリート線自体は悪くないから、悪いのはアルデンヌの森だから」
リシュリュー「もういいわよっ、おやすみ!」ガバッ
提督「…あーあ、こたつ入っちまった…」
提督「ったく…」ペラッ
リシュリュー「Zzz…」
提督「げ、もう寝てやがる」
提督「気持ちよさそうな寝息立てやがって…中で寝たら一酸化炭素中毒かなんかになるっての…」ズルズル・・・
提督「…ふぅ」
シーン・・・
提督「…」
提督「…俺も寝よ」
・・・
ジュージュー
リシュリュー「♪~」
提督「ん、ぁぁー…」
リシュリュー「あらAmiral、起きたのね」
提督「おう、おはよ 今何時だ?」
提督「げっ、もう六時かよ…三時間くらい寝ちゃったのか」
提督「…というか、すげえいい匂いするけど…」
リシュリュー「ええ、お昼にあなたのために夕食作るって約束しちゃったから」
提督「あっ…ごめん、俺ねてて手伝うの忘れて…」
リシュリュー「問題ないわ、むしろあなたはもう少し寝てちょうだい」
提督「そうか? すまん」
提督「…というかそんな本格的じゃなくても…」
リシュリュー「作るからには完璧でないとこのリシュリューが許せないわ!」
提督「…さいですか」
リシュリュー「でももうすぐできるわ Amiral、あなたはコターツの上を綺麗にしておいて」
提督「りょーかい」
提督「…」カチャカチャ
リシュリュー「♪~ ♪~~」
提督「…なんか、ご機嫌だな」
リシュリュー「当たり前じゃない! 久々にAmiralと一緒に…あ」
提督「ん~? なんか今不思議な言葉が聞こえたような~?」ニヤニヤ
リシュリュー「ちょ、ばっ、何も言ってなんかないわよ!」
提督「ん~?」ニヤニヤ
リシュリュー「~~~!!」
リシュリュー「あ、あなたと久々にご飯が食べられて嬉しいって言おうとしたの…!」
リシュリュー「こ、これで満足でしょ///」
提督「お、おおぅ…まさか言うとは思わなかった」
提督「むしろこっちが恥ずかしい…」
リシュリュー「も、もー! こっちだって恥ずかしいわよー!!」ポカポカ!
提督「いてて、ごめんって」
リシュリュー「今度ふざけたこと言ったらご飯作らないわよ!!」
提督「母ちゃんかお前は…」
リシュリュー「…さ、変な邪魔が入ったせいで遅くなったけどいただきましょう」
提督「だな」
リシュリュー&提督「「いただきまーす!」」
提督「…今日もうまそうだなー」
リシュリュー「そうね、特に頑張ったのはこのBouya baseかしら」
提督「ほうほーう、んじゃそれからいこ」アー・・・
リシュリュー「…なにしてるのよ」
提督「ん? リシュリューがあーんしてくれるんじゃないの?」
リシュリュー「しないわよバカ!!」
提督「ちぇ」パクッ
リシュリュー「ったく…」パクパク
提督「うん!美味しい!」
リシュリュー「ふふん、言ったでしょ?」
提督「たまらんたまらん…」パクパク
リシュリュー「ふふっ、おかわりもあるからたくさん食べていいのよ?」
提督「マジで!? よっしゃー!!」
・・・
提督「…はー食った食ったー」
提督「マジで腹が破裂するくらい食ったー」
リシュリュー「そんな無理して食べなくてもいいのに」
提督「…いや、マジでうますぎて止まらなかった」
リシュリュー「お世辞?」
提督「…ちげーよ」
リシュリュー「…そういえばお風呂洗ったかしら」
提督「あ…」
リシュリュー&提督「「…ならばいざ尋常に…」キッ
リシュリュー&提督「「最初はグー、じゃんけんーーー!!」」
リシュリュー「ポン!」パー
提督「ぽぉぉぉぉん!!」グー!
提督「んなっぁぁぁぁぁ!?!?!?」
リシュリュー「…あなた本当にじゃんけん弱いのね」
提督「ぐっ…」
提督「しゃーねぇ、洗ってくるかー…」
リシュリュー「Merci-、行ってらっしゃーい」
・・・
提督「おーい、リシュリュー、風呂あがったぞー…栓抜いたからな」ホカホカ
リシュリュー「あら、はやいのね」
提督「…」
リシュリュー「…? どうしたのAmiral」
提督「…いや、どてらを着てこたつに入りながらみかん?いてるお前を見てるとな」
リシュリュー「なによ、この国にはゴーに入ったらゴーに従えってことわざがあるんでしょう?」
提督「…いや、まぁ、うん」
リシュリュー「あ、そうだわ、食事の時言い忘れてたんだけど…」
リシュリュー「Vinがあったのよ!」
提督「お、マジか、開けようぜ」
リシュリュー「ツマミはあるかしら? リシュリューはSquidのやつがいいわ」
提督「ちょーっと待ってろ、えーっと…お、色々あったぞ」
リシュリュー「じゃあグラスを用意するわね」
コトッ コトッ
提督「よっし、これで全部!」ガサッ!
リシュリュー「というわけで!」
提督「まぁ特になんもないけどー!」
リシュリュー&提督「「乾杯ーー!!」カンッ
リシュリュー&提督「「…」」ゴクゴクゴク・・・
リシュリュー&提督「「ぷはーーー!!」」
提督「いやー、酒もいいがやっぱワインもいいな!」
リシュリュー「そうね、日本酒もいいけれど、やっぱりVinよね!」
提督「執務もないし!」
リシュリュー「ツマミはおいしいし!」
リシュリュー&提督「んーーー、最高(Le meilleur)!!」
ポーラ「ワインの匂いを嗅ぎつけて!」ガラガラガラ!!
リシュリュー「あ、来た『酒置いてけ』!!」
提督「なんだその異名!?」
ポーラ「えへへ~」
ポーラ「ワインだ!! ワインですよね!? なぁワインですよねそれ」
ポーラ「ワイン置いてけ! なぁ!!!」
提督「…ザラ」パチン!
ザラ「はいここに」シュタッ
リシュリュー「な、どうやってここに!?」
提督「細かいことはいい、やってしまえ」
ザラ「はっ」
ポーラ「え、えぇーっとー…ザラ姉さま、これはそのーー…」
ザラ「言い訳は…後でっ!!」シャキン!
ポーラ「ぐ…え… さ、最後に…ワインが、飲み、た…かった…」ドサッ
提督「お前いつも飲んでるじゃん」
ザラ「では提督、失礼しました!」ビシッ
提督「おう、お疲れ様 ほれ、間宮券」
ザラ「ありがとうございます! では!」シュン!
リシュリュー「まるで嵐ね…」
提督「…いつものことだ、気にするな」
・・・
提督「…さーて、そろそろ寝ようか」
リシュリュー「うぅ…コターツ…」
提督「…明日また使えるだろ…」
提督「それに寝室には暖房も…」
リシュリュー「それじゃダメなのよ!!」
提督「必死すぎだろ!?」
提督「ほら、こたつが素晴らしいのはわかるが寝る時はきちんと寝よう」
リシュリュー「むぅ… c'est comme ça…」パッ
提督「さて、寝ようぜ」
リシュリュー「そうね、寝ましょうか」
寝室・・・
提督「…そういえば今日俺らほとんどこたつに入って過ごしてたな…」
リシュリュー「そんなことーーー…あるわね」
提督「…ま、たまにはそんな日もあっていいか」
リシュリュー「たまには、じゃなくてリシュリューは毎日したいけれどね!」
提督「牛になるって何度…」
リシュリュー「冗談は置いておいて…」
リシュリュー「明日からはまた執務ね」
提督「ああ、今日みたいにゴロゴロ、なんて行かなくなるな」
提督「ごめんな、またあの執務生活に逆戻りだ、大変だろうけど…」
リシュリュー「ふふっ、何を今更」
リシュリュー「リシュリューの愛した人は本営に仕える社畜だもの」
リシュリュー「c'est comme ça」
提督「ははっ、なんだよその言い方、俺のこと嫌いなのか?」
リシュリュー「そんなワケないじゃない、大好きよ」
提督「俺もだ こんなにできたお嫁さんはどこにもいないさ」
リシュリュー「なに、褒め殺し?」クスッ
提督「本心だよ」
リシュリュー「ふふっ、嬉しいわ、Amiral 私もあなたみたいなMariでよかったと思っているわ」
提督「ったく…照れるじゃねぇか…」
リシュリュー「ふふっ、昼間私をイジッたお返しよ♪」
提督「…ふふっ、それじゃ、寝ようか」
リシュリュー「ええ、明日も頑張れるように」
リシュリュー&提督「「おやすみ(Bonne nuit)」」
お読みいただきありがとうございます
続きません いや続けるかもですけどただの気分で描いたものです故期待はしないでw
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