2019-03-10 02:51:16 更新

概要

コミュ障提督と艦娘が織りなすコメディーでっす! 


前書き

初めましての方は初めまして、そうでない方はお久しぶりです!
久々なので誤字脱字と相変わらずのクソ文才はご容赦ください
あと艦娘のキャラ崩壊注意です!





伊勢「…はい、戦果」




提督「お疲れ様、下がっていいよ」




「お疲れしたー」  「あざした」ゾロゾロ・・・




伊勢「…」




提督「? どうした… えーと…」




提督「厳島じゃなくて出雲じゃなくて…」




伊勢「伊勢!! 神社の名前で覚えるな!!」




提督「そうそう、伊勢  もう上がっていいぞ」




伊勢「いやー…ちょっと相談というか…」




提督「相談? だったら俺以外の誰かにしろ、俺はその手のは苦手だ」




伊勢「提督にしか、お願いできないんですよー」




提督「…あぁ、鎮守府の備品やらか?だったら明石に…」




伊勢「そうじゃないです!!」バァン!




提督「…? じゃあ一体…」




伊勢「何とも思わないんですか!?」バン!




伊勢「この鎮守府の、現状を!!」ババン!




提督「…?」




伊勢「いや首傾げることじゃないでしょ!?」




提督「なぜだ、遠征をし、出撃をし、低いとはいえ一定の戦果をあげている」




提督「何にも問題ないじゃねぇか」




伊勢「そーうーじゃーなーくーてー」




伊勢「まぁそこはいいですよ?えぇ、でもさ、人間関係がボロボロすぎない!?」




提督「…?」




伊勢「てめぇに目ェついてんのか!?」




提督「あぁ!?」




伊勢「個人的なコミュニケーション取らなすぎでしょ!?」




伊勢「ある!?この鎮守府でろくに誰かと駄弁ったりしたこと!?」




提督「いっぱいあるぞ、指令もしてるし補給と整備もしろって言ってるし軽く挨拶くらいは…」




伊勢「それを駄弁るとは言わねぇよ!?」




提督「なんなんだ、えーーっと………伊勢、急に怒り出して、怖いぞ」




伊勢「…ていうかさ、ここの鎮守府にいる子の顔と名前、言える?」




提督「えっ………あ、そ、それはえーっと…」




伊勢「…ここにランダムに写真を並べました、はい、この子達の名前を全員答えよ」




提督「……」




十分後




伊勢「…はーい、約百人中、二十人正解ーーーー…ってアホか!?」ゴスッ




提督「いってぇ!?」




伊勢「…おいなんだよこれ、流石にひど過ぎねぇかおい」




提督「い、伊勢さん? 女の子がしてはいけない顔をしていらっしゃるわよ?」




伊勢「あなたこのままじゃ反乱起こされるよ!?」




提督「別に不満は持たれてないだろ!?」




伊勢「…」っボイスレコーダー




ボイスレコーダー『ていうか提督キモくない?』 『わかるー、顔はともかく全然話そうとしないし』




『どーせ陰キャでしょw』 『あー、イケメンで社交性のいい提督の下で働きたいわー』 『いっそ反乱起こすか』 『草』




伊勢「…以上ですがなにか?」




提督「う、嘘だ嘘… だって俺はできるだけ関わらないよう、波風立てないようにしてきたのに…」




伊勢「逆だ逆、その関わらないようにってのがダメなのさ」




提督「は?」




伊勢「あ?」ギロッ




提督「アッ・・・スミマセン」




伊勢「いい、艦娘ってのは女子だよ、そんな中であなたは唯一の男子なの」




提督「…はぁ」




伊勢「ならあなたがよっっっっっっっぽど気持ち悪い人じゃない限り、みんなは交流したいと思うわけね」




提督「…はぁ」




伊勢「んで、それなのに提督は全然かかわろうとしない…」




伊勢「不満が出るのも当然でしょ?」




提督「…いやわかんないや」




伊勢「てめぇ脳みそついてんのか!?」




しばらく後




提督「ハイワカリマシタカンゼンニリカイシマシタ」




伊勢「よろしい」




伊勢「で、やっと本題なんです」




提督「あぁ…相談事だったな」




伊勢「…で、相談事ってのは、この鎮守府の状況を変えてほしいんです」




提督「無理、女の子と関わりたくない」




伊勢「…」




伊勢「…なんで? どうして頑なに関わろうとしないのさ」




提督「別に」




提督「ただ人間関係が面倒だ、他人の様子うかがって、無理して合わせて生きていくなんてまっぴらだ」




提督「そんなのは上官との関わりだけでいい」




伊勢「…でもそのうち反乱起こされるよ?ホントに」




提督「それは困るんだよなぁ」




伊勢「提督にはみんなといい関係でいてほしいんです」




伊勢「だからこそ、こういう相談したの」




提督「コミュ障ボッチがいきなり女の子と親しくしろって言われてもな…」




伊勢「…まぁというわけで」




伊勢「提督には女の子と親しくなってもらいます」




提督「…は?」




伊勢「提督には女の子と親しくなってもらいます」




提督「いや聞こえなかったわけじゃねぇよ!?」




伊勢「だってこのままだといつかやべぇことになるし」




伊勢「ていうか女の子としゃべるの、怖いでしょ  正直」




提督「…はい」




伊勢「てことで、まずは女の子と慣れるところから始めてみようってことです」




提督「…ちなみに断ったら?」




伊勢「私がリーダーになって反乱起こす」




提督「選択権はないんですね、はい」




提督「…はーーーーーーーーーーーー(クソデカため息) わかったよ、その依頼受けよう」




伊勢「素直でよろしい」










・・・翌日




提督「…で?何でここにいるの?」




伊勢「いや秘書艦だし」




提督「聞いてないし頼んでもないんだけど」




伊勢「まぁまぁ、指示出すためだから」




伊勢「というわけでまずは私の言うことに従って行動してみてね!」




提督「…はいはい」




ガチャ




鈴谷「お疲れ様です、報告書でーす」




伊勢(はい、ここで笑顔でお疲れ様って言う!!)




提督(急だなおい!? え、えーっと…)




提督「お、おう、お疲れ様!!」ニコッ




鈴谷「えっ…」




提督「えっ…」




静寂




鈴谷「う、うん、お疲れ様ですー…」スー・・・




鈴谷「し、失礼しましたー………」ガチャバタン




提督「…」




伊勢「…」




提督「…おい、目ぇそらすなよ」




提督「見たかあいつの顔、『うわなにこいつ急に笑いかけてきてキモ死ねクソニートオタ陰キャ』って顔だったよ?」




伊勢「…さ、流石にそんなにひどくはないと思うけど」




伊勢「で、でもほら! これで提督と親しみやすくなったでしょ!!」




提督「…これじゃむしろ悪化したと思うんすけど(名推理)」




伊勢「…次ィ!!」




・・・




鈴谷「ほ、報告書でーす…」




提督「あぁ、お疲れ様」




提督「ところで鈴谷」




鈴谷「は、はい!? なんですか!?」




提督「え、えーーと、その…さ、最近調子どうだ?」




鈴谷「…え、いや、普通だけど………」




提督「あ、そ、そうだよな、うん、あ、上がっていいよ、うん」




鈴谷「…し、失礼しましたー………」




ガチャバタン




・・・




鈴谷「…報告書」




鈴谷「…失礼しました」




提督「す、鈴谷」




鈴谷「なんでしょう」




提督「こ、今度みんなで食事とかどうだ?」




鈴谷「は?」




提督「ほ、ほら俺ここであんまりみんなと親しくしてないじゃん、だからそのー…」




鈴谷「…失礼しました」




ガチャ  …バタン




・・・




提督「死んでいい?」




伊勢「…まて…早まるな…」




提督「いや無理でしょあれは!?」




伊勢「提督の話題の振り方にも問題あったでしょ!?」




提督「いや俺に『世間話大作戦』とか『思い切って食事作戦』とか無理ゲーすぎるわ!!」




提督「WarthunderでセンチュリオンMk10で真正面からIS-7倒せって言ってるのと同じだから!?」




伊勢「いけるじゃん」




提督「そういうんだよ、IS-7の方はさ 一回英国進めてから言ってみろこのバイアス野郎ぶち殺すぞソビエト…」




伊勢「まぁよくわかんないけど、とりあえずもう一回、あと一回だけチャレンジしてみよう!」




提督「当たって砕ける未来しか見えないんですがそれは」




・・・




鈴谷「報告書」




鈴谷「じゃ」




提督「す、鈴谷ーー?」




鈴谷「…何なの最近!!」バァン!




提督「ひっ…」




鈴谷「ウザいんですけど!? てかキモいんですけど!?」




鈴谷「報告書出すたびに鈴谷鈴谷って… なんなの!?ストーカー!?」




鈴谷「なんかあったのかなとは思って我慢したけど、ここまでは我慢の限界だよ!!」




提督「ち、違うんだ鈴…「黙って!!」




鈴谷「…じゃあね」ガチャバタン




提督「ぁ………」




・・・




提督「うつだしのう」




伊勢「…正直ごめん」




提督「もういいんだぼくがわるいんだ」




提督「みんなとかたくなにこみゅにけーしょんをとらなかったぼくが」




提督「さあうみのそこにはみんながまってる」




提督「いこう、しんかいへ!」




伊勢「待ったーーー!? ここ四階、下手したら死ぬから!?」




提督「伊勢ェ!! 邪魔をするなァ!!」




提督「提督は死ぬんだーー!! こんな恥をさらして生きては行けぬ…」




伊勢「わかんないじゃん!? 鈴谷もしかしたら謝りに来てたりするかもよ!?」




提督「嘘つけ絶対もうみんなに言いふらして俺は笑い者だゾ」




提督「クソ…伊勢の誘いに乗って親しくなんてしなければよかった…」




提督「無理な話だったんだ…俺が女の子と仲良くなんて…」




提督「わかってたよ昔から…俺がダメなんだ」




伊勢「や、やり方が悪かったんだよ!! 大丈夫まだチャンスは…」




提督「うるせぇ!! 俺に女の子と親しくするなんざ一億年と二千年早かった、それだけのことだ!!」




提督「やり方変えたって無駄なんだよ!!」




提督「じゃあな!!(ヤケクソ)」ダッ




伊勢「ちょっ!?」




ガチャ




鈴谷「…あ…」




提督「………」




伊勢「鈴谷ちゃん…!」




提督「どいていただけますか? 鈴谷さん」




鈴谷「…なんか、ごめん」




提督「…はい?」




鈴谷「…いや、提督なりに頑張ってたんだなって」




鈴谷「…キモいとか言って、ごめん」




鈴谷「あの時ここに来る前にタンスに小指ぶつけてイライラしてたの」




鈴谷「…だから提督に酷いこと言った、ごめん」




提督「そうでしたか、よかったです」




提督「それじゃ」ガシッ




鈴谷「み、みんなに言ったりはしてないから、今までの変な提督の行動」




鈴谷「だから…その…」




鈴谷「し、死ぬ必要はないから…!!」




鈴谷「そんだけ!」




鈴谷「あと…!」




鈴谷「お、おどおど話しかけると余計怪しく思われるから、はきはき喋った方がいいよ!」




鈴谷「じゃあね!!」ダダダダダダ




提督「・・・許された………のか?」



・・・




提督「・・・なんか言うことあるでしょ」




伊勢「スマソ」




提督「あ?」




伊勢「いやー、でも結果オーライじゃない?」




提督「あ”? 鈴谷が来るのがあと少し遅きゃ俺地面で脳髄まき散らしてたよ?」




提督「ったく、金輪際だからな、こんなこと」




伊勢「えー、もうちょっと頑張ろうよー」




提督「いや、冗談はよしてくれ・・・(絶望)」




伊勢「でも提督、鈴谷とちょっと話しただけだからね?」




提督「うぐっ」




伊勢「みんなと仲良くーっていう目標からは程遠いからね?」




提督「い、いや提督的にはこれでお腹一杯というか・・・」




伊勢「…反乱、いっとく?」スッ・・・




提督「ねぇわかったわかったわかったよ!!(ひで)」




伊勢「よし」




提督「…次は誰だよ」




伊勢「うーーーん、鈴谷とは対照的な子が望ましいかなー」




提督「なぜに」




伊勢「いや、色んなタイプの子と接した方がいいかなって」




提督「そうですか」




伊勢「というわけで次はねー…」









休憩室・・・




提督「あー…こんにちは」




羽黒「あ、こんにちは…」




提督「…」




羽黒「…」




提督&羽黒((気まずい…!))




提督(そもそも俺と羽黒はまともに話したことはない…)




伊勢(じゃあ誰とまともに話したことがあるんだよ)




提督(脳に来るな)




提督(しかしどうする… どうすりゃいい…!)




提督(あー!さっき伊勢に落ち着いた雰囲気の子を探して話しかけようって言われたのが余計に重荷に…!!)




その時提督に電流走る!




提督(はっ! こういう時こそ鈴谷に教えてもらった通りに…!)




提督「な、なぁ!」Stand!




羽黒「はっ、はい!?」ビクッ




提督「そ、その、どうだ羽黒…くん!  最近、調子と言うか、なんというかは!」




羽黒「え、えと…だ、大丈夫、です…」




提督「そ、そうか! それはよかった!」




羽黒「はい…」




提督「…」Sit…




羽黒「…」




提督(話が続かねーーーーーーー!!)




提督(そうだ、思い返してみれば俺はキャッチボールしてこなかった…!)




提督(お疲れ、上がっていいぞ、了解etc… 単なる業務的なことしか、他人としていないんだ…!)




提督(相手が伊勢のように話を向こうから振るタイプならいざ知らず…)




提督(羽黒みたいにこちらからのアプローチを必要とする場合の想定を、俺はしていなかった…)




提督(提督、一生の不覚なり…)




伊勢(その程度が一生の不覚とかいい人生ね(皮肉))




提督(だから入ってくるな、入ってくるならせめてヒントをよこせ)




伊勢(しょうがないなぁ)




伊勢(まず方向性としてはさっきの始め方でいいよ、はきはきしてた方がいいのは当然)




伊勢(んでこっからが問題、話を広げなきゃいけない)




伊勢(一番手っ取り早いのは共通の話題なんだけど…)




提督(ないなぁ…)




伊勢(だよね… うーーーーーーーーん、鈴谷、なんかない?)




鈴谷(ねぇーーーー…今鈴谷昼寝しようと思ってたんだけどーー…)




提督(おい待て、俺の思考どうなってんだ)




鈴谷(うっさいなー えーとね、羽黒は最近戦果が出ないの悩んでたっぽいよ)




鈴谷(スコアボード見てため息とかついてたし)




提督(…羽黒って結構な戦果持ちだったよな、この鎮守府で)




鈴谷(そうだけどー…まあ聞いてみ)




提督(そうか、サンクス)




鈴谷(別にーてーとくのためじゃーなーいしー)




提督「な、なぁ羽黒!」




羽黒「ひ、ひゃい!?」




提督「ほかの奴から聞いたんだが戦果で悩んでる…のか」




羽黒「えぇっ…!?どうしてそれを…」




提督「ま、まぁ提督だからな、そういう管理には気を配ってるんだ」




伊勢(どの口が)




提督「ともかく! 困ったことがあるなら聞くぜ?」




提督(…俺すげぇまとも…!)




伊勢(普通だし当然)




羽黒「はい…せっかくなので聞いてもらってもいいですか?」




提督「もちろん」キリッ




羽黒「実は…」





・・・




提督「『戦い足りない』は予想外だわ…」




提督「励ましの言葉はいくつか用意してたけどさ…」




提督「戦闘狂かぁー………」




提督「…でも何故か羽黒とは話しててもあんまり緊張しないな」




提督「向こうも似たようなタイプだからか…?」




提督「まーともかくなんというかー…」




・・・




羽黒「わ、私戦ってると、その………気持ちよくって」




羽黒「もっと戦闘したいんです、でも…」




羽黒「私、こんな性格なので…皆さんに知られたくなくて……」




羽黒「誰にも言わないでください…!」




・・・




提督「…人には見た目ではわからん部分が多いもんだ…」




提督「特に女性はそういうのが多いから怖いんだ…」ブツブツ




提督「だがしかし困った」




提督「うちの羽黒は改二レベルには程遠い…」




提督「というかうちの艦隊にそこまでレベルの高い奴がいないしなー」




提督「まぁとりあえず…」




工廠・・・




明石「重巡洋艦用の新しい主砲?」




提督「ど…どうにか開発とかできないでしょうか」




明石「うーん、難しいかと」




提督「マジですか」




明石「というのも重巡洋艦用の砲って、あの20.3㎝砲で完成された感あるんですよ」




明石「アメリカさんとこの技術が入れば話は別ですけど現状だと厳しいですねー」




提督「そうっすか」




明石「ところでなぜ急に重巡砲を? 気になる子でもできたんですか?」




提督「い、いや…重巡の奴から注文があってですね…」




明石「へぇ~、提督って全く私たちのこと気にしてないと思ってました」




提督(うぐっ…ぐうの音もでん)




明石「まぁまた何かあれば気軽にどうぞ」




提督「ありがとうございます」





・・・




提督「…しかしこうなるとどうにもならんな」




提督「戦果といってもなぁ…」




提督「大事なのは恐らく「あ、今私蹂躙してる!」感だろう」




提督「あ、じゃあ1-1出撃させ続ければ…」





・・・




羽黒「…ごめんなさい、つまらないです」




提督(まぁだと思ったよ)




羽黒「私は強い敵と戦って、そうして倒したいんです…」




羽黒「雑魚には興味が、その………」




提督(この子足柄の方が適正あったんじゃね)




提督「うーーーーーーーーーーーーーーーーーーむ」




提督「じゃあ聞くがな羽黒、どのくらいの敵がいいんだ?」




羽黒「できれば…ですけど重巡のフラグシップクラスが」




提督「俺らまだエリートくらいしか出てないんだけど」




羽黒「別の鎮守府の那智姉さんから聞いたんです、こんな強い敵がいるんだぞって」




羽黒「私それを聞いてワクワクしちゃって…!」




提督「Oh…」




提督「…」




羽黒「…」




提督「…」




羽黒「…あ、あの司令官さん…?」




提督「…羽黒のレベルを考えるとーーが適切だろうがしかし………」ブツブツ




羽黒「司令官さんー?」




提督「あ…すまない癖で…」




羽黒「…別にそこまでしていただかなくてもいいんですよ?」




提督「え?」




羽黒「だったこれは私個人の問題ですから… 司令官さんがかかわる必要はないんです」




羽黒「この衝動だって、私が我慢すればいい話…「それは違うな」




羽黒「…え?」




提督「俺は提督だ 何か戦闘の支障になるものがあるなら極力省くのも勤めさ」




羽黒「司令官さん…!」




提督(言えない…とりあえず羽黒の件をどうにかしないと伊勢にしばかれると言われていること…)




提督(そうならないために全力を尽くしているなんて…言えない)




羽黒「あの…出撃回数を増やすとかは…」




提督「うーん、それ一定以上だと申請が必要なんだよな」




提督「それにほら、戦闘増えて嬉しい子ばっかじゃないし」




提督(主に俺 書類増えるし不満増えるし…)




羽黒「そう、ですよね、ごめんなさい」




提督「…いや、出撃は無理でも演習ならあるいは…」




提督「…なぁ羽黒」




羽黒「はい?」




提督「戦いたい、ってことは、別に敵じゃなくてもいいんだよな?」




羽黒「え、えーっと…まぁ…」




提督「ならよかった  それからもう一つ」




提督「『戦闘狂を他人に知らせたくない』っていうスタンス、崩せたりするか?」




羽黒「…と、いいますと…?」




提督「あぁ、出撃はかなりの心身共に疲労する そりゃそうだ、生死がかかっているんだから」




提督「それに出撃って誰のためって言ったら結局上司…俺のためってことになる」




提督「そういう意味で出撃回数の増加は避けたい」




提督「…だが演習ならどうだ」




羽黒「…あっ、演習は鎮守府に近い安全圏で行われる…」




提督「そうだ! 体は疲れるだろうが精神の疲労はそこまでじゃなくなる」




提督「それに演習は自分たちの練度向上のためにする」




羽黒「…なるほどです  あれ?でも私が戦闘狂であることを明かすのと何の関係が…」




提督「そこでお前の戦闘狂を明かし、演習の目的を『羽黒の練度向上』とする」




提督「そうすればみんな納得、ラブ&ピース!!」




提督(こうして俺は「羽黒の頼みだから」という大義名分を得て演習増やしてもみんなから責められることがなくなる)




提督(やったぜ。)




羽黒「…私の戦闘狂明かす必要あります?」




提督「それはその… ほら、羽黒の演習回数が変に多いと不自然じゃないか それに隠し事はしない方がいいでしょ!?」




提督「だからその…いっそ明かしちゃった方がいいじゃないかなーって」




羽黒「…なーんか司令官さんちょっと怪しいです…」




提督「…」アセダラ




羽黒「…でも私のために色々考えてくれたんですもんね、これ以上文句を言う方が失礼ですね」




羽黒「それに皆さんと演習することで鎮守府全体のレベルも上がりますもんね!」




提督「そ、そう! そういうことだ!」




羽黒「…」




提督「…」




羽黒「ふふっ…」




提督(笑った…?)




羽黒「私、司令官さんのこと勘違いしていました」




羽黒「着任してから、話したこともろくになくって…」




羽黒「指揮とか聞いてても、大丈夫かなってずっと不安だったんです」




羽黒「…失礼ですけど実際指揮はそんなに上手くないですし…」




提督「…以後頑張ります」




羽黒「でもいい人ではあるんだなって!」




羽黒「私この性格なので、話とかまともに人に相談したこともなくって」




羽黒「このままずっとモヤモヤしたままなのかなって思っていたんですが…」




羽黒「…でも司令官さんのおかげでスッキリしそうです」




羽黒「…本当に、私なんかのために…ありがとうございました…!!」ペコリ




提督「私”なんか”…なんて言うな」




提督「自信を持て、羽黒  お前は十分強い奴だ」




提督「これからも…よろしく頼むよ」




羽黒「はいっ…!」




数日後、執務室・・・




提督「…ただ甘かったぜ」




提督「羽黒がこんなにやる気だったとは…」




伊勢「まーさか一週間で十もレベルをあげるとはねー」

※この世界では結構練度が上がりにくい設定です




提督「レベル30までは報告書要らないんだけどそれ以降は1レベルずつ報告書いるからな…」




提督「随伴の奴らもポンポン上がるし書類がーーーーーー!!」




伊勢「まぁこれに関してはちょいと同情する」




提督「同情するなら手を貸して」




伊勢「まぁまぁちょっと休憩」




提督「伊勢よ、お前それ一時間前にも言っていなかったか」




伊勢「まぁまぁ」




鈴谷「ちーす」ガチャ




提督「鈴谷…さんか、ノックくらいしてくれ」




鈴谷「なwにw『鈴谷さん』wてw」




提督「じゃ、じゃあ鈴谷君」




鈴谷「君www 普通に鈴谷でいいってのー」




提督「それで何の用…ですか?」




鈴谷「はいこれ、また羽黒さんの練度が上がったよ」




提督「…」




鈴谷「あと私も」




提督「…」




伊勢「し、死んでいる!?」




提督「…生きてる、うぅ、生きてる…」




提督「…まぁ、喜ぶべきことか…」




鈴谷「じゃ用事終わったんでこれで」




提督「…あ、鈴谷s…鈴谷」




鈴谷「なに?」




提督「…一応お前のアドバイス、参考になったぞ」




提督「…ありがとな」




鈴谷「ふーん、よかったじゃん」




鈴谷「また鈴谷を頼るとよいぞ! ばいばい!!」ガチャン




提督「…ふぅ…」タメイキ




伊勢「…ちょっとはマシになった感じかな」




提督「否が応でもなるわ」




伊勢「それはよかった、じゃあこの調子で続けていこう!」




・・・




提督「いやだいやだいやだぼくまだ死にたくない!!!!」




提督「龍田とか無理! マジで無理!!」




伊勢「頑張れ! この鬼門超えたらどうにかなる!」




提督「なんでまだLv10くらいでラスボス倒さなきゃいけないんだ!!」




伊勢「なんでよ! 鈴谷とも仲良くなって羽黒とも話して依頼キッチリ解決したじゃん!」




伊勢「そろそろコミュ障じゃなくなってるでしょ!」




提督「コミュ障どうこうの問題じゃない!! …というかまだ全然コミュ障だわ!!」




伊勢「いやわからないでしょ!? もしかしたら奇跡が起きてラスボス倒せちゃうかもしれないよ!?」




提督「うるせぇその小数点以下の確率の奇跡のためになんで突撃しなきゃいけねぇんだよ!」




提督「人生はコンテニューできねぇんだよ!!」




伊勢「ワンチャン!ワンチャン!!」




提督「そんなもんはねぇんだよ!!」




伊勢「ふふ…もういいわ」




提督「なんだ? また反乱か!?」




提督「その脅しには乗らんぞ」




提督「あいつにボロカスにされるよりはまだ反乱されたほうがマシだ!!」




伊勢「違う…もう、遅い…」




提督「は?」




龍田「こんにちは~」




提督「…」後方確認




龍田「提督が私にご用があるって聞いたんですけど~?」




提督「…」




伊勢「ほ、ほら提督ーー! 用があるんだよねーー?」




提督「イヤ・・・チョッ・・・」




伊勢「ね!!!!」




伊勢「わたしはちょっと用事があるからこれで! アディダス!」ダッシュ




龍田「伊勢さん、アディダスじゃなくてアディオスよ~」フリフリ




龍田「それで?」




提督「…」アセダラ




提督(…どどどどどどうするべきだこれ…どうすりゃ…)




提督(いっそ打ち明けたらいいのでは!?)




提督(うんそうだ、そうすればいい!! 全部伊勢のせいでしたーって…)




龍田「…まさか何の用もないのにわざわざ呼び出したとかないわよね~」




提督(ダメだぁー…目が笑ってへんもん…)




提督「え、えっとその…そのー…」




龍田「…用件があるなら早く言ったらどうです~?」




提督「ヒッ…  え、その…あ、あまり龍田さんと話したことないから………」




龍田「………」




提督「………」ビクビク




龍田「そういうことでしたか~ 確かに提督とお話したことないですもんね~」




龍田「…でもどういう風の吹き回しですか~?」




提督「は、はい…?」




龍田「だって提督は私たちとほとんどお話しようとしてきませんでしたよね~?」




龍田「それが突然どうしたんでしょうか~」




龍田「先日の羽黒ちゃんのお悩みも解決して~」




提督(…なんで知ってるんですかねぇ…)




龍田「…何か理由でもあるんですか~?」




提督「イヤトクニハナイデスヨ」




龍田「私に嘘をつくんですか~?」




提督「…こ、コミュニケーションの一環で…」




龍田「ふぅ~ん」




龍田「ふぅ~~~ん?」




提督「ほ、ホントです…」




龍田「…そう  でもどうして私なのかしら~」




龍田「もしかして私、なめられているのかしら~?」




提督「イエソノヨウナコトハ・・・」




龍田「まぁいいわ~、お話するならここはふさわしくないわよね~」




龍田「場所を変えましょう?」




提督「ハイ」




・・・




提督(…わざわざ間宮に… この人奢らせる気だな…)




提督(さっきからこちらの様子を伺う間宮さんが見える見える…)




龍田「それで~」




龍田「どうして私なのかしら~」




提督(こ、ここで伊勢が適当にーとか言ったら殺される…)




提督「た、龍田さんって、お、僕からすれば普段は少し怖いんですけど」




提督「遠征の時の駆逐への対応見てると、ホントは優しい人なんじゃないかなーと思いまして…!」




提督(どうだ! ここに来るまでに考えた渾身の…)




龍田「なめられたものね~」




提督「え?」




龍田「なんでもないですよ~」




龍田「私男の人に優しいなんて初めて言われたもの~」




提督「そ、それは会ってきた人が悪かったんですよ!」




龍田「そうかしら~」




提督「そうですよ!」




龍田「じゃあ殺戮者である私は優しいんですね~」




提督「…え…?」




龍田「兵器を持って敵を殺す私は優しいんですね~」




龍田「何十何百という敵を殺し、返り血見まみれでなお笑っている私は優しいんですね~」




龍田「殺して殺して殺して殺して殺して…なお微笑を保つ私は優しいんですね~」




提督「…」




龍田「どうしたんですか~? これがあなたにとって優しいことなんですよね?」




龍田「私が優しいというんだから、そうですよね~」




提督「…いや…その…」




龍田「…あまり私を…私たち艦娘を軽んじないこと、ですよ~」




龍田「提督はこんなこと、考えても来なかったはずで、私たちを見ようともしてこなかった」




龍田「だから簡単にそんなテキトウな言葉が出るんですよ~」




提督「…でもあなたの駆逐艦たちに対する態度は確かにっ…!」




龍田「…」




龍田「…だとしても、私は優しくなんかないですから~」




龍田「言動には気をつけてくださいね~」ガタ




提督「…ま、待ってくださいよ龍田さん」




龍田「…私と仲良くなるには早すぎましたね~、それでは~」




ガラガラガラ・・・




提督「…」




・・・




提督「…だから無理だって言ったんだ…」




伊勢「うん…ごめん」




提督「…ガチギレされたよ」




伊勢「うん」




提督「艦娘を見てないって  それは事実だけど」




伊勢「…うん」




提督「…ちょっと一人にしてくれるか」




提督「執務はやっとくから」




伊勢「わかった…  じゃあね」




ガチャ・・・バタン




提督「…まぁ、正しいことしか言われてないけどさぁ…」




提督「ちょっと凹むわ…」




・・・




龍田「優しい、ね~…」




龍田「…本当に言われたこともなかったわ~」




・・・





提督「…」ズーン・・・





廊下・・・




伊勢「…と、このドアから見える通り提督は今ひじょーにへこんでおります」




伊勢「つーわけで、提督にそこまでの低印象を持ってないあなたたちを招集しました」




舞風「なるほどねー」




白露「完全に理解したよ、つまり励ませってことですね!」




伊勢「理解が早くて助かるよ~…」




舞風「でも伊勢さんが提督のこと気に掛けるって珍しいですね」




伊勢「…そう?」




舞風「いや最近提督にがみがみなんか言ってる印象しかなかったんで」




白露「まー前の秘書も付けずろくに話さないよりはいいと思うけどね!」




伊勢「うん、まぁ、そうか、そうよね…」




白露「ところでなんで私たちなんですか? 伊勢さんが直接慰めれば…」




伊勢「いやー…提督がこうなった原因の一端が私にあるっていうかー…」




伊勢「だからちょっと気まずいっていうかー…」




白露「色恋沙汰ですかな?」ニヤニヤ




伊勢「んなわけないじゃん」




舞風「まぁそうですよね~、あの提督ですもんねー」




伊勢「というわけで、二人とも、お願いっ!」




舞風「しょうがないですね~」




白露「もちろん、報酬は弾むんでしょうね~」




伊勢「よ、よかろう…間宮フルコースでどうかね…」




舞風&白露「「やったぁ!」」ハイタッチ




伊勢(財布が軽くなるね、こりゃ…)トホホ・・・



・・・




ガチャ・・・




白露「失礼しまーす!」




提督「…」




白露「どしたの~提督ぅ~」




提督「えーーーーーー  …すまん、名前を教えてくれるか?」




提督「いや顔はわかるんだけど名前が…」




白露「ひどー…」




白露「白露だよ、し・ら・つ・ゆ!!」




提督「あー、そう、白露」




提督「悪いが出ていってくれないか」




白露「ひどっ!? 提督は相変わらず冷たいね」




提督「その…今あまり誰かと話す気にならないんだ…」




白露「…龍田さんにフラれちゃったの~?」




提督「フラれたとかそういうことじゃっ…! あ…」




白露「まー、伊勢さんから話は聞いたよ」




提督「余計なことを…」




提督「…それで? わざわざ励ましに来たのか? ほとんど面識もないのに」




白露(うわー… コミュ障は発動してないけど面倒くさー…)




白露「ま、まぁそんなとこよ、うん!」




提督「同情するなら時間遡行装置でもくれ」




提督「まったく伊勢の誘いなんぞ乗ったのが間違いだったんだ」




提督「さぁ帰れ帰れ、子供に励まされて喜ぶ俺じゃない」シッシッ




白露「ねぇねぇ間宮いこうよ、間宮!」




提督「聞けよ…」




白露「最近美味しいパフェがね~」




提督「…じゃあ間宮券だ、ほれ食ってこい」




白露「本当!? やった!! 間宮券だわっほーーーーーーーーい!!!!」




ガチャバタンダダダダダダ




提督「…ちょろいぜ」




・・・




提督「…」ポチポチ




舞風「てーとくー! 元気してるー?」バァン!




提督「…」




提督(舞風か… 報告でもないのに執務室に来るあたり多分伊勢の差し金なんだろうが…)




提督(正直苦手なんだよなー…)




舞風「元気ないじゃーん!」




提督(…圧倒的明るさ…)




提督(俺とは正反対みたいな奴だ)




舞風「ちょっと聞いてる~?」




提督「あ、あぁ、すまない…どうした用事もないだろうに」(まあパパパッと帰らせて、終わり!)




舞風「いや~、白露から聞いたんだよ、提督元気ないって!」




舞風「元気があればなんでもできる!裏を返せば元気がなければ何にもできない!」




提督「い、いやそうはならんやろ…」




舞風「まぁまぁ、兎にも角にも外に出よう! 引きこもってちゃ体も心も暗くなっちゃうよ!」




提督「余計なお世話だ、俺には執務がー」




舞風「ふっふーんダウトだね! 伊勢さんが今日はもう執務終わったって言ってたし!」




提督「なっ…」(そうか、そりゃそうだこいつも伊勢の尖兵だ…)




舞風「パソコンでゲームしてるのが何よりの証拠だね!」




提督「…お前も間宮券いるか?」




舞風「そそそんなものに引っかかる舞風じゃありませーん!」




提督「目ぇ泳いでるぞ」




舞風「提督を連れ出す、これはマストオーダー…  こうなったら最終手段!」




舞風「実力行使!」




提督「フンッ、小娘には負けぬわ」




・・・




負けました





舞風「ほらほら、外の空気もいいもんでしょ提督!」




提督「お前は楽しそうだな舞風…  外も中も変わらないだろうに」




舞風「変わるよ~、気分が全然違うもん!」




白露「お、きたきた」




舞風「お待たせ白露!」




提督「やっぱり繋がってやがるか、お前らも」




白露「まぁ伊勢さんに頼まれはしたけど元から仲いいもん、私たち!」




提督「そう」




白露(うわー興味なさげー…)




提督「で? 俺は帰っていいのか」




白露「えー、どうせならもうちょっと話したりしようよー!」




舞風「そうだよ! 夕ご飯食べながらでもさー!」




提督「間宮だろ? ちょっと高くつきすぎるし…「ほー、なら安ければいいわけだ!」




提督「あ、いや…」




・・・




鳳翔「いらっしゃいま…あら提督」




提督「こ、こんばんわっす…」




鳳翔「珍しいですね、提督がいらっしゃるなんて お酒でも飲まれます?」




提督「こいつらに連れられて…っす  明日も執務なんでお酒はちょっと…代わりにお茶を」




鳳翔「はい、かしこまりました」




提督「ありがとうございます」




白露「なによ提督ー、鳳翔さんとはイイ感じじゃーん」コソコソ




提督「あの人は聖人みたいなもんだ、どんな人間にも優しく接する…聖母だ」コソコソ




舞風「提督から見てもそうなんだ… 恐るべし艦隊のお艦…」コソコソ




提督「さて、来てしまってはしょうがない、食べ物を決めよう」




・・・




舞風「美味しかった~」




白露「間宮さんとは違う美味しさがあるのよね、うんうん!」




提督「…さて、もう帰っていいか」




白露「えー、もうちょっと話そうよ~」




舞風「まだ八時だよ~?」




提督「もういいだろ、俺もゲームの続きがしたいし」




白露「ねー…そーやってまた女の子と話すの避けるの?」




白露「それじゃいつまで経っても変わらないよ?」




提督「…なぁ、一つここらで聞いていいか?




白露「な、なに?」




提督「どうしてお前らは俺を気に掛ける?」




提督「こんな奴ほおっておけばいいものを」




白露「そ、それは」




提督「…あぁそうか、伊勢に報酬が弾むといわれたからか」




舞風「ちがっ…」




提督「そりゃそうか、俺と話すなんざ報酬ありでのお願いか罰ゲームでしかしたくねぇだろうし」




提督「何をつまれた? 言ってみろ、その倍お前らにやるからそうしたら俺をほっておいてくれ」




提督「俺はもう他人と仲良くするなんざ無理だ無理  もう反乱でもなんでも起こすなら起こしてくれ」




舞風「…提督」




提督「何だよ、舞風」




舞風「どうして提督はそんなに卑屈なの!? 少しは自信を持てばいいじゃん!」




白露「そうだよ! 提督につらいことがあるなら手伝うよ?私たち」




提督「…お前らには関係ないことだ、干渉するな…!」




白露「関係…あるよ」




提督「なんだよ、じゃあ言ってみろよ!」




白露「だって…だって私は提督とお話したいもん…!」




白露「私だけじゃない、舞風ちゃんだって、他の子だって…!」




白露「提督と話がしたいんだよ…!」




提督「ッ…!!」




・・・




「提督くんと話してみたいな~」




・・・




提督「…なんでお前らはそんなに積極的になれるんだよ…」




提督「俺にはわからない…」




提督「どんな距離感で、どんな話をすればいい…」




提督「わからない、わからないんだ…」




提督「自分から、何を言っていいのか、悪いのかわからなくて…」




提督「怖いんだ…」




提督「そうやって嫌われるのが…」




提督「怖いんだ…」




舞風「なーんだ、そんなこと」




提督「随分と軽く言ってくれるじゃねぇか…」




白露「だって、その悩みは話すことでしか解決しないもん」




白露「逆に言えばたくさんコミュニケーションすれば解決しちゃうことだもん」




提督「…」




白露「…提督、不安なのはわかるよ」




舞風「でもとりあえず私たちを信じてよ」




・・・




「大丈夫! 私を信じて!」




・・・




提督「…」




白露「できる限りサポートはする」




舞風「みんなでワイワイした、明るい鎮守府にしようよ」




提督「…」




提督「…一回きりだ」




提督「次失敗して…嫌われるようなことがあれば」




提督「…もうそれきりでおしまいだ」




舞風「…よろしい!」




白露「なら、私たちも頑張らないと!」




舞風「はい!提督、円陣くも円陣!」




提督「え、いやちょ急には…」




白露「ここであわあわしてどうすんのさー」




舞風「じゃ、いくよ~!」




舞風「提督のコミュ障改善の為に頑張るぞー」




舞風&白露「「えいえいおーーー!!」」  提督「え、えいえいおーーー…」




提督(…もう一度、最後に一度)




提督(信じてみよう)



・・・




舞風「というわけで次は金剛さ「ちょっと待て」




舞風「どうしたの? 金剛さんじゃダメ?」




提督「いや別にそういうわけじゃないがな…」




提督「結局手法が伊勢となんら変わってなくないか!?」




提督「俺は伊勢のやり方で失敗してんだよ!? マジで大丈夫!?」




白露「まぁまぁ提督、焦るのはわかるが落ち着きたまえ」




白露「そもそも伊勢さんのやり方はそこまで悪いもんじゃなかったんだよ、人選がアレなだけで」




白露「つまり私たちがすべきは適切な人選!だよ!」




白露「というわけで金剛さん行ってみよーー!!」




提督「待って、タイムだタイム」




舞風「えー、この期に及んで怖気づく~?」




提督「そういうことではない、前情報が欲しい」




提督「思うに俺はここの艦娘を知らな過ぎている…」




白露「あの提督が…こんなに立派になって…!」




提督「で? ここの金剛ってのはどんな感じなんだ?」




白露「うーん、接してる限り普通の『金剛』って感じだけど…」




舞風「ただよく聞く提督バーニングラブ勢なのかはちょっと…」




提督「うーんと、そこそこ話しやすい感じか?」




舞風「うん!いい先輩って感じ」




提督「そうか、なら…」




・・・




金剛「HA? テートクとlunch?」




金剛「遠慮しマース」




提督「そ、そういわずにお願いしますよ」




金剛「散々ほっぽいておいて今更デスカ?」




提督「も、申し訳ないと思ってますから…」




提督(話と違う)




舞風(ま、まぁ提督相手に優しいかどうかはわからないって言ったじゃん)




提督(だから平然と脳内に入ってくるなや)




提督(まぁいけr白露(アカン)




舞風(アカンで)




提督(…いや、今回ばかりは流石に…)




金剛「なんと言われようとイヤデス!」プイ




提督(…)




白露(ほら、今の見たでしょ?)




舞風(…こりゃ今は無理だね!)




提督(ま、舞風まで…)




舞風(ここまで言われてたらね、ちょっと取り付く島もないっていうか)




白露(そうそう)




提督(むぅー…)




提督「わかりました… 今日は…やめておきます」




金剛「…」




提督「そ、そのっ…あの…」オドオド




提督「こ、今度よろしければ…また………」




金剛「……ふんっ」




スタスタ




金剛「…こ、こんな感じで本当にいいんデスカ…??」




舞風「はい! ばっちりですばっちり!」




金剛「ウ~~… ホントはテートクにあんな冷たくしたくないデス」




白露「でも正直提督の根暗感プンプンな感じ、ヤじゃないですか~?」




金剛「…はきはきすればbetterだとは思いマス」




白露「でっすよね~」




舞風「その思いの丈をぶつければいいんですよ!」




白露「そう! 思いっきり!」




金剛「…は、ハイ…」




・・・




提督「俺にしては進化じゃないか? 女性を誘うなんて」フフン!




舞風「めちゃくちゃオドオドしとったがな」




白露「私だったらごめん無理で終わりだね」




提督「…そっかぁ…」ズーン・・・




提督「…まぁ気にしててもしゃーない、次どうするかだ」




舞風「正直個人的には金剛さんはいけると思ったんだけどねー」




提督「またどうして」




舞風「いやー、金剛さん元々提督に悪い印象はなかったみたいだし」




提督「…ま、愛想が尽きたんだろ」




白露「そりゃあんな塩対応じゃね~」




提督「…だから改善しようとしてるんじゃないか」




白露「えらいえらい」




提督「ったく…」




提督「…そういやさ」




舞風「ん?」




提督「最近伊勢が秘書艦どころかあんまり会ってこないんだけどどうしたの?」




提督「アイツ(航空)戦艦だから金剛のことよく知ってそうだし」




舞風「あー…」




白露「うー…」




提督「? なんか知ってるのか」




舞風「いやー、疲れたってさ! 提督の凹み方が面倒だから!」




白露「そ、そう! らしいよ!」




提督「そ、そうかー…そんなに面倒だったかー…」




舞風(どうして) 白露(なんとなく察せないのだろう)




数日後・・・




提督「仕事も終わり…ゲームしようと思ったら出てけって…」




提督「執務室は提督の場所なんですがそれは」




提督「…暇だな」




羽黒「あ、司令官さん!」




提督「おぉ、羽黒 よう」




羽黒「こんにちは!」




提督「訓練か?」




羽黒「はい! せっかく司令官さんのおかげでたくさん訓練できるんですから!」




提督「そうか、なら書類書いた甲斐があった」




羽黒「あ、そそ、そういえば、なんですけど…」




提督「? 急に顔赤くしてどうした」




羽黒「あのっ…です、ね…」




羽黒「た、たまたま! たまたまなんですよ!?」




提督「だからどうした?」




羽黒「そ、その…司令官さんが金剛さんにその………こゴニョゴニョ」




提督「ごめん、最後の方聞こえなかった」



羽黒「し、司令官さんって、金剛さんみたいな人が…す、好きなんですね!!」




羽黒「し、失礼します!!」ダダ




提督「なんだったんだ一体………いや待って」




提督「好き………金剛を…俺がってこと………?」




提督「ん…?」




提督「んん??」




提督「ん”ん”ん”!?!? 待っ「テートク」




提督「こ、金剛………さん…?」




金剛「…聞き心地悪いからさん付けいらないデス」




提督(なんでこのタイミングで金剛!?)




提督(嫌味?嫌味かそうかそういうことか!)




金剛「アノっ…」




提督(た、龍田の時みたいになるのか…? それは嫌なんだが…)




金剛「アノッ…!」




提督(やだ怖い…やめてください…アイアンマン!)




金剛「アノッ!!」




提督「あ、は、はいっ!?」




金剛「先日はチョット…言い過ぎ、デシタ…」




提督「あ、い、いえこちらこそ…」




提督「…」




金剛「…」




提督「…」




金剛「…」




提督「…」(おいおいおい、気まずいからなんか話してくれよー…)




金剛「…噂通りテートクって」




提督「は、はい?」




金剛「…自分から話しかけたりしないんデスネ」




提督「…」




提督「…そういえばそうかもしれませんね」




金剛「最初会った時もオドオドして、しかもずっとそんな調子だったからテートクが嫌になりマシタ」




提督「…全然知りませんでした」




金剛「デショウネ、ほとんど話さないですカラ」




提督「すみません…」




金剛「あとそのやたら下手に出るのも嫌いデス、直してくだサイ」




提督「は、はい…じゃないお、おう」




金剛「…そんなテートクが、この間初めて、初めてワタシに話しかけてくれマシタ」




金剛「そしたらなんか急に恥ずかしくなって…冷たく当たりマシタ」




金剛「…Sorry」




提督「…まあ、その…基本的に俺が悪いっちゃ悪いのでなんとも…」




金剛「…」モジモジ




提督「…」




金剛「…」モジモジ




その時提督に電流走る!!




提督「…」(はっ!! そうか、こういうタイミングで話をすればいいのか)




提督「…その、金剛…!」




金剛「は、ハイ…」




提督「あのさ…」




金剛「は、ハイ」ドキドキ




提督「…モジモジしてるけどお花摘みにでも行きたいの?」




金剛「(海岸のフナ虫を見る目)」




提督(あ、これダメな奴だ、待って人生のコンテニューしたい、十秒前にリスポーンしたい)




金剛「…」




金剛「…今のは聞かなかったことにしてあげマス」




提督「ありがとうございます、マジ」




提督「コホン!」




提督「ま、まぁ互いになんか壁があったようだが」




提督「こうして壁も崩れたことだし」




提督「その…なんだ」




提督「こ、今度親睦の意味も込めて飯でも、どうだ!」




金剛「…それデス、そうやって堂々としてればいいデス!!」




提督「へ?」




金剛「テートクーー!!」ダキッ




提督「おおおおお!!??!?!」(やめて急に抱き着かないで死ぬやめてぱふぱふが当たるやめてお願いします)




金剛「もちろんOKデス!! 提督といっぱいお話したいデス!!」




提督「わ、わかったわかった、だからいったん離れろ、離れてえぇぇ!!」




金剛「あ…そ、Sorry」




金剛「と、というか今度と言わず今日行きまショウ!今日!」




提督「え…、きょ、今日の今日は仕事が…」




金剛「嘘デス! もう執務は終わったって舞風が言ってマシタ!」




提督(あ、アイツ… ってことはグルだったのか…?)




金剛「テートクーーー! 行きましょうヨー!!」グイグイ




提督「わ、わかった、わかったからぁ~!!」



・・・




金剛「First! hair! こんなぼさっとしてだらしない髪を…かきあげるッ!!」




金剛「Next! 服もこんなダボダボヨレヨレじゃなくてビシッとキめるッ!!」




金剛「Last! 猫背を………直し………なお……なお………」グググ




提督「…いだいいだいいだい!! ぜぼね”お”れ”る”…!!」




金剛「テートクどれだけ姿勢悪いまま生きてたんデスカ…」




提督「…さぁな」




金剛「…しょうがないデス、これくらいから始めて直していきまショウ…」グググ




提督「…これでもまぁまぁだけどな」




提督「…ふー、半日連れまわされて疲れた」




金剛「全部テートクのためデス!」プンプン




提督(…なんでそこで怒った…? オンナノコワカラナイ)




金剛「さて…テートク」




金剛「体ごとこっち向いてくだサイ!」




提督「こんなもんでいいか?」クルッ




金剛「…ウン!! やっぱりこっちの方が全然カッコイイデース!!」




提督「…そ、そりゃどうも」




金剛「じゃあここじゃなくてもっといい所で休みマショー!」グイグイ




提督「…また強引な」




ス〇バ・・・




提督「…え、スタ〇ってこんなにするの…!? 嘘提督衝撃…」




金剛「テートクー、早く決めてくだサーイ」




提督「え、あ、お、おう」




・・・




提督「…でさ」




金剛「?」




提督「舞風と白露とグルだったの?」




金剛「ひ、人聞きが悪いデース、協力体制「グルだったんだな」




金剛「は、ハイ…」




提督「ったくじゃあなんでわざわざ最初断ったんだよ、俺の態度もあったんだろうがよ」




金剛「…二人から最初はドライにした方が後々好感度があがるって…」




提督「…ギャルゲかよ」




金剛「だ、だからワタシは悪くないデス!」




提督「…いや実行に移す方もどうかと」




金剛「むー…い、いいじゃないデスカー! 結果的にこうして親しくなれたんだカラー!」




提督「いや俺に冷たくされた時結構傷ついてたからね」




提督「あやうく好感度下がるところだったからね」




金剛「グヌヌ・・・」




提督(ま、まぁ作戦遂行目的は達成したしOK…)




提督(…待てよ? なにか忘れているような…)



・・・



羽黒(し、司令官さんと金剛さんが鎮守府の外に…これって…これってぇぇぇぇ…!?)




後書き

閲覧謝謝茄子!
金剛ちゃんはちょっと間抜け可愛い
思ったよりも時間が取れなくて更新遅いですけど続きます!!



リクエスト艦があったらお書きください  気が向いたら書きます
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このSSへのコメント

23件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2019-02-16 01:20:17 ID: S:IihPWH

リアルコミュ障の諸提督達が膝から崩れ落ちるssを投下したな!?
法廷で遭おう!(精神大破)

2: うたは 2019-02-16 01:22:52 ID: S:K7xR0h

なんだこのSSは...(歓喜)
応援してます

3: SS好きの名無しさん 2019-02-16 01:39:45 ID: S:0es_fm

続きが気になる!

まったり待ってます!

4: SS好きの名無しさん 2019-02-18 18:30:56 ID: S:y63fgN

いや、普通に辞めるか反乱起こす艦娘達に解体したら良いじゃないか?

5: たくちゃん 2019-02-18 21:40:22 ID: S:3A4bx7

皆さん、コメントありがとうございます!

1さん
でぇじょぶだ、作者もコミュ障だから書きながらダメージ受けとる・・・
(そもそもコミュ障は提督になんかなれないというのはNG)

2さん
ありがとうございます!

3さん
不定期なので気長にお待ちください!

4さん
これはいけない・・・シリアスになってしまう・・・
コメディーなんで多少のガバガバは許し亭許し亭

6: SS好きの名無しさん 2019-02-20 00:19:01 ID: S:GjAZ8Z

はい、抗命罪。さっさと殺そうぜ!(過激派)
海軍は部下の統制も取れないんすねぇ(嘲笑)
やっぱ陸軍が1番!海軍なんてクソだよクソ!(プロパガンダ)

7: たくちゃん 2019-02-22 01:33:53 ID: S:8l_vtY

6さん、コメントありがとうございます!
あっおい陸軍さん待てい!
お前さ陸軍さ、インパール作戦の時なかなか(戦果)出なかったよな?
やっぱ戦勝国が一番! 大英帝国再興でラブ&ピース!!

8: SS好きの名無しさん 2019-02-22 04:36:17 ID: S:59BR4B

リクエストかぁ。艦アケで無自覚パンモロ常習犯の舞風と白露とか。

9: 陽炎型・村雨のファン 2019-02-22 05:02:03 ID: S:31kmjs

陽炎、嵐あたりならこの提督でもコミュニケーション取りやすいのでは?
と言うことで陽炎か長波オナシャス

10: SS好きの名無しさん 2019-02-22 05:48:16 ID: S:Ry6d3Q

あえて山風でいってみるとか

11: SS好きの名無しさん 2019-02-22 18:58:20 ID: S:sYWSsN

鈴谷→イマドキJK
羽黒→大人しい子
ときたからそのうち海外勢か雲龍みたいな不思議ちゃんとかコミュニケーションとりづらそうなのが面白そう
(ズイウーンシショウデモイインデスヨ?)

12: SS好きの名無しさん 2019-02-23 08:08:09 ID: S:s5eX9L

この鎮守府の金剛はどんな性格なのか気になります

13: たくちゃん 2019-02-25 01:58:15 ID: S:JEu5PP

皆さん、コメントありがとうございます!

8さん
明るい二人衆ですね!

9さん
長波はストーリー上出てくる予定でっす
陽炎はー…多分いつか出ます!

10さん
提督「…」山風「…」 →終了になりそうなので山風は結構後になるかと! 個人的には出したいですけど!!

11さん
不思議勢もコミュ障にはムズイと思うんで後ですかね~…

12さん
Oh-、金剛はいいですね~、近々出しますね~

14: SS好きの名無しさん 2019-03-02 18:30:02 ID: S:cKmjW0

幼女二人に慰められる提督の屑(クッソ羨ましい)

15: たくちゃん 2019-03-03 02:58:16 ID: S:oI6IVb

14さん、コメントありがとうございます!
何かあったら慰められたい…られたくない?
ホント提督業は羨ましい仕事やで

16: SS好きの名無しさん 2019-03-03 03:57:35 ID: S:gGGan4

舞露ズええやん!ええやん!
対ポジのリクエストで由良さんを呼ぶべきか(苦悩)

17: SS好きの名無しさん 2019-03-10 01:09:31 ID: S:YgW_SX

はい、素晴らしい(挨拶)
珍しい組み合わせのssなので、いつも楽しみく読ませてもらっています。
この提督に幼馴染系の瑞鶴とか合わせたら気になる…気にならない?
(チラチラ)

18: たくちゃん 2019-03-10 02:13:13 ID: S:VxO9kz

16さん、コメントありがとうございます!

舞露ズは個人的に明るい先導タイプなので作者的に凄く動かしやすいですw
由良さんの登場は少し先になりますが出てくる(ハズ)です

17さん、コメントありがとうございます!
ホントこういうコメ励みになる(挨拶返し)
瑞鶴いいっすねぇ^~、ツンデレる姿が見える見える・・・

19: SS好きの名無しさん 2019-04-13 22:42:49 ID: S:1Mg_jw

ええやん!頑張ってください

20: ログインパス忘れたリスト作り@2 2019-06-09 09:27:17 ID: S:3mZbH_

曙さん、満潮さん、霞さん、大井さんのような口調がキツイ子はまだ早すぎる気がするので、加賀さんか武蔵さんか長門さんを・・・w

21: SS好きの名無しさん 2019-06-22 22:54:45 ID: S:84JbB2

ま、待ってるよ??.....

22: SS好きの名無しさん 2019-08-01 21:13:23 ID: S:KfTe-z

竜田君は優しいよ。かえりちで自分を汚してまで敵を打ち味方を守ってるんだから。相手は深海。言葉通じぬ暴力の化身。其から人間と味方を守る彼女が怖いわけないさ。

23: SS好きの名無しさん 2020-05-26 08:49:43 ID: S:v3U_qr

わたしゃ悲しいよ....更新終わっちまってよぉ...忙しいんかな?でも絶対によぉ...(更新)とまるんじゃねぇぞ..


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1: SS好きの名無しさん 2020-05-26 08:50:20 ID: S:hhuv4F



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