2018-07-16 01:48:23 更新

概要

タイトル通りのコメディ、第二幕です!リクエストあればどんどん書くつもりですのでよろしくです!
タイトルに『嫌いと言う』とありますが嫌いとかそれに準じた言葉を使いますので必ずしも嫌いと言わないです
(先に第一幕でリクエストいただいた艦娘を書いていきますので、反映少し先になるかもです、すみません!)


前書き

始めましての方は初めまして、クソ文才たくちゃんでございます
今回はリクエストしていただいた艦娘(と私の好きな艦娘)を主体に出していこうと思います




≪神風≫




神風「司令官!いるかしら!」ガチャ!




提督「おう、神風か、どうした」




神風「今日は司令官に直接談判したいことがあってきたの!」




提督「また急だな、それで?」




神風「ええ、実はね…」




神風「そろそろ私も主力の部隊に参加させてほしいの!」




提督「…」




神風「ほら、私って今まで遠征や哨戒部隊ばかりだったじゃない?」




神風「でも最近は練度も上がってきているし」




神風「主力になるのに、不足はないと思うの!」




神風「ね、ね、どうかしらっ!」




提督「…はぁーー」ヤレヤレ




神風「あ、あれ…?」




提督「まぁいつか言い出すだろうとは思っていたけど」




提督「…ひとつ考えろ、神風」




提督「確かにお前はこの鎮守府でも指折りの武勲艦だ、故に夜戦では活躍できるだろう」




神風「で、でしょでしょ!?」




提督「だがしかーし!! それ以外はどうだ、睦月型の改と誤差程度でしかない」




提督「俺は身の丈に合わないことをしようとする奴は大っ嫌いだ」




提督「お前の強さだと、精々イベントの第一作戦に出すくらいなんだよ!」




提督「しかもそういう役目ならもうそろっている、だからお前は遠征哨戒要因でいいだろ上等だろ」




提督「わかったか神風、これ以上言わせると俺の個人的な嫌いという感情によって色々とー」




神風「司令官ったらひどーい!!」




提督「…へ?」




神風「本当にわかってないわね司令官は! 駆逐艦はカタログスペックじゃないのよ!」




提督「…いやカタログスペックだr「違うわ!」




神風「イベントを思い返してちょうだい、本来スペックで劣る子が、より大きな戦果を挙げることだってあるじゃない!」




提督「…そ、それは…!」




神風「第一史実を見てみればわかることよ」




神風「私はあの戦争で一番旧型だってけど、他の子に負けない戦いをしたって思ってるわ!」




提督「…くっ…」




神風「そうでしょ、司令官  結局、ただスペックだけ見て批判するのはお門違い!」




神風「実際どうなるかなんて、やってみなくちゃわからないでしょ?」




提督「…俺の負けだ」




提督「…神風、よく聞いてくれ」




神風「なぁに?」




提督「…俺はお前を出撃させられないといったな…」




神風「うん」




提督「…あれはドッキリだ」




神風「え、ぇぇ!? どっきり? 巷で噂の?」




提督「…そうだ」




カクカクシカジカ




提督「…というわけだ」




神風「なるほどね、つまり司令官は最初から私を全線で起用するつもりだったのね!」




提督「ああ、その通りだ」




提督「それとここで詫びたい、駆逐艦はスペックだと言ったことを」ペコリ




神風「司令官、いいのよそんなこと」




提督「…え?」




神風「だって司令官はよくわかってるもの、みんなのこと」




神風「みんなに最適な作戦はどれか、どう指導すれば錬度が上がるか…」




神風「司令官がキチンと育ててくれるから、私たちも戦えるんだもの!」ニコッ




提督「…神風ぇ…!(女神かこの子は…)」ウルッ




神風「さ! 早速私は訓練したいんだけど…手伝ってくれるかしら?」




提督「ああ、もちろんだ!」




≪霧島≫




霧島「どうして…?私の戦況分析が…」大破




霧島「…はぁ、また大破…」




霧島「どうして最近うまくいかないんでしょう…」トボトボ・・・




提督「よぉ霧島」




霧島「あぁ司令…」




提督「冴えない顔してるな」




霧島「すみません司令…また大破してしまって」




提督「いや、別に …気にしてはいるけどまぁ…また行けばいいし」




霧島「ありがとうございます!」




霧島「ならさっそく戦況分析! と反省! 始めますね!」




提督「…そこだよ」




霧島「え、はい?」




提督「俺がお前を嫌いな理由はそれだ、霧島」




霧島「え、き、嫌い…?」




提督「ああ、戦いを反省すること、それは全く問題ない  …だが」




提督「一々戦況分析ばかり…  頭ばかり使っていても戦いには勝てんぞ」




霧島「い、いえ、別に頭脳だけを使っているわけでは…」




提督「そもそもそういう所がダメなんだ!」




提督「頭ばかり使っているとイメージばかりが先行して、『こう動けるはずだった』とか」




提督「『この弾は躱せるはずだった』という過去の仮定ばかりで考えてしまう」




提督「たいして筋力や脚力もないのに、だ」




提督「だからお前も『戦況分析がー』って言ってしまうんだ!」




提督「第一お前は力がない「フゥン!!」ドガァン!




提督「…え?」オソルオソル・・・




椅子だったもの「後は…たの……ガクッ」パラパラ・・・




霧島「ふぅ」パンパン




霧島「どうです司令、これでもまだ力が弱いとでも?」




提督(ただのパンチで俺の椅子を…!?)ガクガクブルブル・・・




霧島「これでもまだ、力が弱くイメージが先行している、とでも?」ニッコリ




提督「さ…」




提督「サーセンした姉御ォーーー!!!」ドゲザ




提督「これ、実はドッキリなんですゥ!!」




霧島「へぇ…詳しく説明してくれますよね、司令…」




提督「は、はひっ…」ナミダメ




カクカクシカジカ




霧島「さて! じゃあ今度は司令で力を試してみましょうか!」




提督「いやぁーー!! やめてぇぇぇ!!! 死ぬーー!!」




提督「サーセンしたァ!! ほんっとすんませんしたぁー!!」ドゲザ




提督「反省しますんで、マジであの正拳突きだけはー! お慈悲~お慈悲~!」




霧島「(慈悲は)ないですっ!!」ドガ




提督「アーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」





提督、大怪我をするも、高速修復材で回復




曰く「姉御には今後手ェださねぇって誓った」とのこと




≪ビスマルク≫




ビスマルク「私が一番ですって?何言ってるの、あたりまえじゃない」MVP




清霜「ビスマルクさんすごーーい!」




ビスマルク「ふふん、そうでしょ」




ビスマルク「それじゃあ私はAdmiralに報告に行くから」




執務室・・・




ビスマルク「Admiral、失礼するわ」ガチャ




提督「おう、お疲れ様ー」




ビスマルク「ふふん! どうよAdmiral、今日もMVPよ」




提督「おーう、すげぇすげぇ」




ビスマルク「…」




提督「…」カリカリ




ビスマルク「…昨日も一昨日も、ずっとそうなんだけれど?」




提督「おう、やるじゃん」




ビスマルク「…」




提督「…」




ビスマルク「なんなのよ!?」バァン!




提督「いやなんなんだよ!?」




ビスマルク「私がたくさん活躍したのよ!? もうちょっとこう…」




ビスマルク「褒めてくれたっていいじゃない!?」




提督「お前のレベリングしてるんだからMVPばっかとれるのは当然だろ!!」




ビスマルク「そ、そうだけど…」




提督「…はぁ、お前マジで…はぁ……」




ビスマルク「…な、なによ…」




提督「いやお前は強いよ?活躍もしてるし…」




ビスマルク「じゃ、じゃあ…!」




提督「でもさ、他の戦艦勢はもっと自重するっていうかさー」




提督「そもそも『褒めて』なんて言わないし」




ビスマルク「ぐぬぬ…」




提督「駆逐のやつらの褒めてだの頭撫でてなどはいいんだよ、可愛いし…」




提督「ただお前の『褒めて』は正直…キツイ…」




ビスマルク「なっ!? き、キツイってなによキツイって!!」




提督「考えても見ろよ!? お前みたいなキチっとした奴が褒めてだぞ!?正直気持ち悪くないか!?」




ビスマルク「んなァぁ!? 言ったわね!? 今私のこと気持ち悪いって!!」




提督「いやちょっと言い過ぎt「もういいわよ、知らない!」




ビスマルク「Admiralのバーカ、アーホ!!」




提督「て、てめっ!?」




ビスマルク「もうあなたなんかいいわよ、フン!!」ガチャバタン!




提督「…あ、ネタバラシ前に行っちゃったよ」




提督「さて、執務を…」




提督「…」カリカリ




ビスマルク「なんで追いかけてこないのよ!?」バァン!




アークロイヤル「追いかけてほしいのか!?」




ビスマルク「あんたは呼んでない!!」




提督「え、だってもう俺なんかどーでもいいって言ったじゃん」




ビスマルク「ーーー!!! もう!なんでこうーーーー!!」




提督「あ、そうだ、ビスマルク」




ビスマルク「なによ!!」




提督「お前のこと気持ち悪いって言ったの、あれドッキリだから」




ビスマルク「はいはいドッキリ…え、ドッキリ?」




提督「そ、ドッキリ」




ビスマルク「え、え、え? ドッキリってことは、嘘ってこと?」




提督「そそ、まぁようするに…」




カクカクシカジカ




ビスマルク「…ばーか、ばーか!!」




提督「いやーすまんってー」




ビスマルク「Admiralって本当に時々趣味の悪いことするわよね」




提督「あははー」




ビスマルク「褒めてないわよ!」




ビスマルク「ったく、もう迷惑かけないでよね!」ガチャバタン!




ビスマルク「…ふぅ」




ビスマルク「…よかった…本当に気持ち悪いと思われてなくて…」ボソボソ




ビスマルク「だってAdmiralに褒められると、とっても嬉しいんだもの…」ボソボソ




提督「? ビスマルク今俺のこと呼んだ?」




ビスマルク「なっ!? 何で来てんのよ!?」




提督「だってビスマルクが追いかけてほしいって…」




ビスマルク「く・う・き・を・よ・み・な・さ・いぃー!!!」




≪吹雪≫




吹雪「あ、司令官! 叢雲ちゃんのところのエアコンが壊れるみたいなので、手伝っていただけませんか?」




吹雪「え、何で自分の部屋でもないエアコンを直すのかって? 大切な妹だからですっ!」ニコッ




吹雪「ふぅー… この後ですか? はい、間宮さんのところで年越しそばの仕込みです!」




・・・




提督「いい子過ぎるだろォーーー!?!?」




提督「なんだあの笑顔!? 天使かよ」




提督「自分、吹雪信仰いいっすか?」




吹雪「司令官、失礼します!」ガチャ




提督「…おう、来たか、吹雪」




吹雪「はい! 駆逐艦吹雪、招集に伴い参上しました!」ビシッ




提督「さて、さっそく本題に入ろう」




提督「…駆逐艦吹雪、お前の新年観艦式出席、急遽中止とする」




吹雪「え!? どうしてですか!?」




提督「理由は単純明快」




提督「確かにお前は昔からこの鎮守府で頑張ってきた、頑張ってきたが…」




提督「最近のお前は頑張るベクトルを間違えている!!」




吹雪「ど、どういう事ですか!?」




提督「思い返せ…最近のお前の行動を…」




提督「みんなの部屋の掃除に洗濯、果ては料理まで…」




提督「完ッ全にただのできたお嫁さんみたいじゃないか!?」バァン!




吹雪「えっ…お、お嫁さん…?」




提督「出撃よりもなんかそっちの方でばっか頑張ってないかってことだよ!?」




提督「観艦式はいわば俺たち鎮守府の『軍』としての力を見せつける場…」




提督「そういうところに『出撃より他のことで頑張ってまーす』みたいな奴がいるのは問題なんだよ!!」




・・・




那珂ちゃん「那珂ちゃんは出撃もアイドルも全力だし!」




川内「…急にどした那珂ちゃん」




那珂ちゃん「いや…なんか怒られた気がして…」




・・・




提督「いいか! もちろんみんなのためにそういうことをするのも大変結構!」




提督「だがそういうやつを観艦式に出すっていうのは俺が許せん!」




提督「以上だ、なにか反論は…」




吹雪「…」




提督「ないようだな、でh「待ってください」




提督「…なんだ」




吹雪「私、活躍してますよね?」




提督「…」




吹雪「対空カットインとか、司令官バンバン私にさせてますよね?」




提督「…」




吹雪「秋月型の皆さんには敵わないですけど、かなり撃墜してますよね?」




提督「…」




吹雪「それでも足りないんですか?」




吹雪「ねぇねぇねぇ司令官」




吹雪「それでも私は力不足ですか?」




吹雪「ねぇ、司令官、ねぇ」ジリジリ・・・




提督「…い、いや…それは…」




吹雪「……」ジー・・・




提督「…す、すまん吹雪…」




提督「一つお前に言わなければいけないことがあってだな…」




吹雪「なんですか?」




提督「全部…ドッキリなんだ、これまで言ってきたこと…」




吹雪「うんうん、そうですよね、私を出さないなんて言う選択肢はってえ?」




吹雪「ど、ドッキリ、ですか…?」




提督「うん…」




吹雪「…詳しく話してくれますよね?」




カクカクシカジカ




吹雪「は、はぁ……」




提督「この通りだ! すまん!」




吹雪「…正直、もうちょっとマシなことする人だと思ってました…」




提督「あははー…」




提督「というかそんなに吹雪は観艦式出たかったのか?」




吹雪「んー、死ぬほどってわけではないですけど、理由はありましたね」




提督「ほほう、それは?」




吹雪「大した理由ではないですけどね」




吹雪「吹雪型の名前を背負っているんです、それもネームシップとして」




吹雪「だからそういう場で私たちはきちんと活躍できるんだ! ってアピールしたいんです」




吹雪「最近は優秀な方たちも増えましたから」ハハッ・・・




吹雪「だから変な理由つけられて観艦式を出れなくなるわけにはいかなかったんです!」




提督「…す、すまん……」




吹雪「ほんとですよっ!」




吹雪「さ、司令官、行きますよ」




提督「…え、どこに」




吹雪「こんなことで時間をとらせた罰として、司令官には年越しそばの仕込みの手伝いをしてもらいます!」




吹雪「簡単に終わると思わないことですねっ!」




提督「マジかよー…」




提督(ま、いっか、吹雪の負担を軽くできるわけだし)




なお迷惑かけまくってより負担を大きくした模様



≪陸奥≫




提督「ご飯~♪ ご飯~♪」スキップ




提督「あの曲がり角を曲がれば~ 間宮さんのご飯~」




提督「♪~」




提督「あだっ!?」ポヨン




陸奥「きゃっ!?」




提督「ってぇー…」ドサッ




陸奥「あらあら、大丈夫?」




提督「おーう、すまん、陸奥」




陸奥「角曲がってすぐに私の胸に飛びつくなんてもう♪」




提督「い、いや、別に故意じゃ…」




陸奥「うふふ、冗談よ、本気にしないでよ、可愛いわね」




陸奥「じゃあね、提督」フリフリ




提督「…」




・・・




提督「エロォォォォォイイ!! 説明不要ッ!!」




提督「触れた瞬間むにって! むにって!!」




提督「ありゃぁ童貞殺しに来てますわぁ…」




陸奥「提督ー、いいかしら?」ガチャ




提督「おう、よく来たな」




陸奥「それで? ご用件はなにかしら?」




提督「ああ、まずはお前の罪状から話しておこうじゃないか」




陸奥「ざ、罪状??」




提督「ああ、これを見ろッ!!」バァン!




陸奥「ど、『童貞を殺しまくった罪』…」




提督「…思い返してみろ、お前が全国のどれだけの数のDT督をその言動で殺してきたかッ!!」




提督「そして悔いろ!!」




提督「たとえ元帥が許そうと俺が許さん!!」




提督「ただDT督を弄ぶお前なんか、お前なんか大嫌いだー!!!」




陸奥「…そう」




陸奥「弄ぶ、ね…」




提督「ああ、反省しろ!」




陸奥「…私は、本気、だったんだけどな」




提督「…え?」




陸奥「ううん、提督のこと、ちょっと本気で…好き、だったんだけどって」




陸奥「でも、そうよね」




陸奥「ただ提督には、からかってるようにしか聞こえなかったわよね」




陸奥「ごめんね」




提督「…ちょ、ちょいまち」




提督「え? 本気って、え、そういうこと?マジ?」




陸奥「ええ、そうよ」




提督「ちょ、ちょいまちな」




提督「え、えーっとな、陸奥」




提督「えと…嫌いって言ったりしたのはその、ドッキリってやつなんだ」




陸奥「ドッキリ?」




提督「ああ」




カクカクシカジカ




提督「…ってわけでー…」




陸奥「そう、そうなのね」




提督「…と、というわけでですね~?」




陸奥「?」




提督「あ、あの~、マジで、ちょっと本気でー、俺のことー…」




陸奥「…ぷっふ」




提督「あえ?」




陸奥「…あっはっは!! もしかして提督、本気にしちゃった?」




陸奥「あれももちろん冗談、演技よ!」




提督「え…」




陸奥「またヘンなこと考えているんでしょうって思ってからかったけど…」




陸奥「まさかこんなに簡単に引っかかるなんてねー!」




提督「え、うん? つまり俺は騙されたってこと?」




陸奥「そうよ、あはは、お腹痛いー」ヒューヒュー




提督「…つまり俺は全国数多いDT督と一緒?」




陸奥「そういうことになるわね」




提督「ああああああああ!!!(半狂乱)」




陸奥「うふふ、ヘンなドッキリなんてするからよ、じゃあねDT督♪」




提督「クッソォォォーーーーー!!!」




≪朝潮≫




提督「…まぁ座れ」




朝潮「…はい…」




提督「…」




朝潮「…あ、あのっ…」




提督「なんだ」




朝潮「あ、朝潮、なにかやらかしてしまったのでしょうか…」




提督「…」




朝潮「ごっごめんなさい!! どうしても思い当たる節がなくて…!」




提督「…これを見ろ」スッ




朝潮「これは…艦娘の休暇申請、ですか…?」




提督「そう、艦娘名は伏せてるけどな」




提督「…とりあえず見てくれ、その日数を」




朝潮「…は、はい…? この日数が何か…」




提督「…少ねぇぇぇぇぇ!!!!!」




朝潮「…はい?」




提督「…休めやカスゥ!!!」




提督「うちはブラックじゃねぇんだよ!! むしろホワイトで通ってるんだよ!!」




提督「休暇を取れやぁ!!」




朝潮「…そうでしたか」




朝潮「しかしこの朝潮、皆のために休むなどということは…!」




提督「黙れェ!?」




朝潮「ひうっ!?」




提督「休暇を取れって言ってるのに取らないのはオカシイよなァ!? おい!?」




朝潮「そ、それはそうですけど…」




提督「いいか、俺が休めって言ってんだよ! じゃあ四の五の言わずに休めェ!!」




提督「お前を気遣ってんのにさ、はぁ、ほんと…」




提督「嫌いだわ、お前ー…」




朝潮「…」




朝潮「…も、申し訳…ございません」




提督「え? なにが」




朝潮「…わ、わざわざ私何かを気遣っていただいたのに…」




朝潮「…その意向を裏切り…も…申し訳…ございませんでした…」ドゲ…




提督「すとーーーーーっぷーーーぅぅ!!!??」




朝潮「…え?」




提督「え、、い、いやほら! わ、わざわざ土下座するほどでもないっていうかーーー」




朝潮「で、ですが…!」




提督「あーもー!!」




提督「はい! ドッキリ大成功ーー!!」




朝潮「…は?」




提督「ど、ドッキリ大成功ーー!!……」




朝潮「…は?」




カクカクシカジカ




朝潮「…なるほど、つまり司令官は私をだまし、そうやって悶々としていた朝潮を見て心の中で嗤っていたと」




提督「い、いやーそういうわけじゃ…」




朝潮「話を聞いている限りどっきり、というものはそういうものだと思うのですが」




提督「か、必ずしもそうじゃないって言うかー…」




朝潮「…」




提督「す、すみません…」




朝潮「まぁいいです、結局は私を休ませようとしてくれた、ってことなんですよね?」




提督「お、じゃあキチンと休暇取ってくれる?」




朝潮「…まぁ、はい」




朝潮(こんな方法とはいえ、司令官がきちんと私を気遣ってくれたのなら…私もきちんと休まねば…)




提督「やったー! これで艦娘全員に一定以上の休暇をとらせるホワイト提督として表彰されるぞー!」




朝潮「…は? いまなんと?」




提督「え? あるんだよ、そういう賞って言うかが」




提督「いやー、まじめな朝潮がラストだったからねー、これでー…」




朝潮「そうですかそうですか…」




提督「…ん?」




朝潮「私は司令官にとって内申点稼ぎ程度の存在であったと…」ゴゴゴゴゴ・・・




提督「…あ、いや、それは……」




朝潮「もういいです、司令官なんか知りません!  ふんだ!」プイッ




提督「あ、ちょ、待って! 違うんだ、朝潮待ってーーーー!!!」




翌日、青葉新聞に『内申点稼ぎのために艦娘を弄ぶクズ』として罵倒の嵐を受けましたとさ




提督「コンナハズジャナイノニィ!!!」





≪旗風≫




提督「…」カリカリカリカリ・・・




旗風「…」カリカリカリカリ・・・




提督(…どうしよう…)




旗風「…ふぅ」




提督(正直どうやって嫌いな理由つければいいんだ…)




提督(物静かだが社交的…礼儀は完璧…休暇も取り戦果も……)




提督「あああああ!!!」




旗風「!? し、司令、如何なされましたか…?」




提督「あ、いえ、なんでもないです、すみません」




旗風「そ、そうですか…いきなり大声をお出しになったもので、旗風、びっくりしてしまいました」




春風『司令官様、遠征部隊の報告に参りました、入ってもよろしいでしょうか?』コンコン




提督「お、いいぞ」




春風「では失礼します…あら、旗風さん」




旗風「あぁ! 春姉さん、お疲れ様でございます!」




春風「えぇ、お疲れ様 秘書艦のほうは順調ですか?」




旗風「はい! おかげさまで!」




春風「ふふっ、それよかったです  あ、司令官様、遠征の報告書でございます」




提督「おう、サンキュー」




春風「では、私はこれで失礼いたします」




旗風「はい、ありがとうございました!」キラキラ




提督「…」ニヤッ




・・・





旗風「…ふぅ」




提督「…なぁ旗風」




旗風「はい、なんでしょうか」




提督「お前はアイツ(春風)のことが、好きなのか?(青春)」




旗風「は、はいいいぃぃぃぃ!?」カァァァ




提督「いやいや、嘘はダメだ旗風ー」




提督「あのお前の横顔はK★O★Iしてる顔だねっ、間違いない」




提督「キチンといえよYou!! バレバレだぞっ★」




旗風「い、いえ…その…私は…」




旗風「春姉さんのことは…本当に大切な家族としか見てない…ですが…」




提督「は? ふざけんな! 嘘に決まってるだろ!!」




旗風「い、いえ…ほんとに…」




提督「あーつまんね  せっかく面白そうだなと思ったのに…興をそぎやがって」




提督「 あ ほ く さ 」




旗風「あ、あのっ…司令…」




提督「はいはーい、執務執務ー」




旗風「あのっ!!」




提督「…あ?」




旗風「え、えーっと…」




提督「…早くしてくれよ」




提督(さて、罵倒か叱咤か)




旗風「す、すみません…ですが…」




旗風「私がす、好きなのは…春姉さんではなくむしろ…」





旗風「司令…です…から…」




提督「はいはい、わかっtへ?」




旗風「///…」プルプル・・・




提督「え、ちょい、今なんと申されました…?」




旗風「にっ、二度も言わせないでいただけませんか…!」カオマッカ




提督「い、いや…あの…す、すまん…」




旗風「///」




提督「…」




提督&旗風「「あ、あのさっ…!(あ、あのっ…!)」」




旗風「あ、し、司令からで、いい、です…」




提督「い、いやここは旗風が先に…」




旗風「い、いえっ、し、司令が先にお願いします…!」




提督「そ、そうか…じゃ、じゃあいうぞ?」




旗風「は、はい…!」




提督「じ、実はだな…」




旗風「…」ドキドキ




提督「全部、ドッキリなんだ」




旗風「は、はい! 喜んdは?」




提督「ドッキリ大成功ーー!! わぁぁぁぁいーーー!!」キャッキャッ




旗風「…は…い…?(理解不能)」




カクカクシカジカ




旗風「…つまり司令は、私の純情を弄んでいたということでございますね」




提督「はい、反省しています」




旗風「はぁ、私の必死の告白…」




提督「すみませんでした」




旗風「…本来なら簀巻きにして東京湾にでも沈めさせていだだくところですが…」




提督「ヒッ」




旗風「…惚れた弱みでございます、一つ、私の要望に応えていただければ許しましょう」




提督「…それは…」




旗風「…そ、その…」




旗風「…で、でーと、というものをしたいと思って、おります…はぃ…」モジモジ




旗風「…よ、よろしい、でしょうか…?」ウワメヅカイ




提督「…かわいい(ケッコンしよ。)」




旗風「///!?!?!?!?」ボンッ




≪武蔵≫




武蔵「フッ…! フッ…!」




武蔵「…はぁはぁ……」




提督「おーう、武蔵」




武蔵「む、提督、おはよう」




提督「おはよー  朝から素振りかー」




武蔵「日々の鍛錬が大切だからな、提督もやったらどうだ」




提督「…ま、まぁ、考えておく…」




武蔵「はぁ、今はいいかもしれんが、いつか激太りとかしても知らんぞ…」




武蔵「鎮守府の長がぼよぼよな奴とか示しがつかんからな、頼むぜ相棒!」




提督「…」




提督「あ、あのさー武蔵ーー?」




武蔵「ん? どうした。提督」




提督「前々から思ってたんだけどさー? その相棒っての、どうなのかなーって…」




提督「なんか馴れ馴れしいしさー…俺は嫌いだ」




提督「仮にでも俺らは上司と部下、しかもお前はうちではそこまで古参ってわけではないだろ?」




提督「だから、相棒ってのは違和感あるんだ、すまんがやめてくれ」




武蔵「そ、そう、か……」




武蔵「そ、それもそうだな、すまなかった」




武蔵「…じゃ、じゃあな…!」




提督「…? 武蔵、お前なんか声…」




武蔵「な、何を言うかっ、な、泣いてなどいないさ、ああ!」ゴシゴシ・・・




提督(え、うっそでしょ…? あの武蔵がこんだけで…?)




提督「あ、あーそのー、なんかごめん、な…?」




武蔵「い、いやいいのだ! 提督のせいなどでは一切ない…」




武蔵「だ、だから…な……」




提督(うっそーーん…これは……)




武蔵「……」プルプル・・・




提督(逆にかぁいいー……)




武蔵「でっではな…、すまなかった…」




提督「あ、おい待てい!」ガシッ




武蔵「ふぇっ!? な、なな、なんだいきなりっ…!?」




提督「いや、お前に一つ、伝えるべきことがあってな…」




武蔵「伝えるべきこと…?」




提督「ああ、実は…」




提督「今まで全部ドッキリでしたいえぇっぇぇぇぇぇーーーーいい!!」




武蔵「は?」




提督「ドッキリ大成功ぅいえぇぇぇぇえええ!!!!」




カクカクシカジカ




武蔵「ほほう…貴様、この武蔵を罠にかけたということでいいのだな?」




提督「すみませんすみませんすみませんそういうつもりじゃなかったとです!!」




武蔵「『嫌い』とかそういった時点でそういうつもりじゃないもクソもないだろう!?」




提督「すみませんすみません嘘つきましたそういうつもりでした!!」




武蔵「貴様ーーーー!!」




提督「すみませんーーーー!!」




提督(いやー、なんか意図せずギャップ萌えが見れて眼福ー…)ニヤー




武蔵「な、なにをにやけているんだーー!!!」




≪初雪≫




深雪「おーいー初雪ー…」




初雪「んーなーにーー」ピコピコ




深雪「いやなにじゃなくってさ、こたつ入ってないで遠征行けよー?」




初雪「いいじゃんいいじゃんこのステージだけーー…」




深雪「それさっきも言ってたじゃんかー」




提督「はーつーゆーきーーーー!!!」ガラガラガラ




深雪「お、司令官」




提督「遠征だぞーー!!」




初雪「ぬーー、いいじゃんーまだもう少し時間はー」




提督「てめぇ、今日の集合時間、14:00だぞ…?」




初雪「…は?」




時計君「今は14:15やな」




初雪「ああっぁぁああぁああぁxxっぁああぁ!!??!?!?!!」




提督「…」




提督「…おい、初雪、何か言うことは」




初雪「あ、あのっ……ごめん、なさい…」ボソボソ




提督「あぁ!? 聞こえないんだよクソがァ!?」




初雪「ひ、ひっ… ご、ごめんなさい…!」




提督「ふざけんじゃねぇよ!!」




初雪「い、今から急いで、準備するから…!」




提督「もういいわ、代わりに卯月に入ってもらったわ」




提督「約束の時間すら守れないんだな、お前は」




提督「そんな野郎は大嫌いだ!!」




初雪「…ご、ごめんなさい…!!」




提督「謝って済む問題じゃねぇんだよ!!」




初雪「…ごめんなさいごめんなさい…」




提督「てめぇはいっつもそうだ! だらだらと怠けて味方に迷惑をかける…」




提督「そんなのいらん! 今まで我慢してきたがもう許さん!!」




提督「解体だ解体!!」




初雪「…そ、そんなっ…!?」




提督「…今日中にはやってやる! 覚悟しておけ!!」




ガチャバタン!




初雪「…うぅ、うぅぅ…!」




深雪「は、初雪、今からでも遅くないから、謝りに行こう?」




初雪「無理だよっ…! あんな怒った司令官初めて見たし…!」




初雪「それに今まで色々迷惑かけたし…」




提督「そうだよ(便乗)」ガチャ




初雪「し、司令官」




提督「お前は今までいろんなことで迷惑をかけてきた」




提督「なので処分を言い渡す…」




初雪「…うん」




提督「…その前にまずは」




初雪「…」




提督「ドッキリ大成功ーーーー!!!」




初雪「…はい、はい?」




提督「うわぁっぁぁっぁあああーーーーーい!!」




カクカクシカジカ




初雪「…ばっかじゃないの」




提督「うぐっ…」グサッ




初雪「…なんなの? 私をいじめて楽しかった? ねぇ!!」




提督「い、いや、それは…」




初雪「…良心は痛まなかったの!?」




提督「う、うぐっ…」グサッ




初雪「はい、ということで…」




初雪「初雪様はニンテンドースイッチを所望する」




提督「ファッ!?」




初雪「当たり前だよなぁ?」




提督「な、なんてことだ…くそ、くそ…!」




初雪「んじゃ、私はまたゲームに…」




提督「いや、遠征行けよ!?」




≪龍驤≫




龍驤「ぃやったぁー!!やったでぇ!うち大活躍や!褒めて褒めてぇ~!」




提督「おう、お疲れさん、今回も龍驤がMVPか」




龍驤「せやで!」




提督「うい、じゃあちょっと龍驤だけ残って、後解散!」




オツカレサマデシター  コンドコソMVPヲ・・・




龍驤「なんやなんやー! うちだけ特別に褒められるんかー?」ワクワク




提督「…龍驤、お前には一つ、深刻な罪がある」




龍驤「…は? 罪? なんのことや、うちなーんもしとらんで?」




提督「…ある!! それは…!」




龍驤「そ、それは…」




提督「…駆逐艦の子たちにお菓子をあげすぎていることだァ!!」




龍驤「はい?」




提督「そして駆逐艦たちの肥満化を図っているんだろ!?」




龍驤「なんやそのいちゃもん!? ひどない!?」




提督「いいやそうだろ! 特に夜戦の後にあげてるのとか普通に狙ってるでしょ」




提督「アメちゃんならまだしも…あの甘そうなやつはー…」




提督「絶ェ対カロリー高ァァァいい!!!」




龍驤「確かにカロリーは高いかもやけどそんなに沢山あげてるわけじゃないやん!?」




提督「…まだあるぞ…!」




龍驤(一つ言うてなかったか…?)




提督「お前、駆逐艦たちをああやって太らせて、自分のミニキャラの中での地位を高めるつもりだろ!!」




龍驤「意味わからんし、『ミニキャラ』ってなんや!?」




提督「体がちっちゃいナデナデしたくなるみたいなキャラのことだよ!!」




龍驤「誰の乳が小さいやてーー!!?!??!?」




提督「誰も胸の話してないやんけ!!」




提督「そもそもお前は駆逐艦じゃねぇぞ軽空母だぞ!!」




龍驤「誰の乳が小さいやてーー!!?!??!?」




提督「だから誰も胸の話してないやんけ!!」




提督「この罪は重い…!! 貴様が駆逐艦として人気投票に出場しようとしているのは判明している!!」




龍驤「な、何故バレ…あ」




提督「言質取ったりィ!!!」




提督「許せん、許せん… これは解体案件…」




龍驤「そ、そこまで重いんか、艦種偽装って…」




提督「いや、お前が駆逐sを肥満化させようとしてるのが問題」




龍驤「それは別にやってない言うてるやん!?」




提督「…ちょっと待って、タイム」




龍驤「…?」




提督「…やべぇな、龍驤のツッコミのせいでネタバラシタイミングがない…」ボソボソ




龍驤「…な、なぁー…」




提督「なんかドッキリなのに漫才みたいになってるし…」




龍驤「…あのー」




提督「やべぇな…  タイトル回収すらできてないし…」




龍驤「…もしもーし」




提督「あ!? てめぇはそこで反省でもしてろ!!(ここで精一杯の怖さを出すッ!!)」




龍驤「…い、いや、あんな?」




龍驤「…全部、聞こえとるで? さっきの」




提督「…へ?」




龍驤「うん、全部、ドッキリやって」




提督「…は、全部?」




龍驤「せやで」




提督「…うわぁぁぁぁぁぁぁ!!?!?!」




龍驤「いや、まぁ何となくわかっとったよ? まずいちゃもんのつけ方がおかしいし」




提督「クソ!? やはり「ミニキャラ」という造語ではダメだったか!?」




龍驤「いやそっち!?」




提督「なんてことだ…ここにきて失敗…」




提督「クソ、私は負けた者だ……好きにするといい」




龍驤「…ん? 今何でもするって言うたよね?」




提督「あ、ちゃう、そういうわけじゃない、いや謝罪の意はあるけど、その…」




龍驤「ほんなら今度の休みに大阪行くで!! 食べ歩きや!」




提督「…え、それだけ?」




龍驤「それだけって…どう思ってたんや…」




提督「いや、「しめて500万、耳そろえて明日までに持ってき」とかいうとおもってた」




龍驤「確かに飯代くらいは奢らせるけどそこまではせんよ!? うちのことどう思ってたんや!?」




提督「…金にうるさい大阪のおばちゃん…」




龍驤「…殺すで?」



≪神通≫




提督「…それで、今回呼ばれた理由に見当はついたか?」




神通「申し訳ありませんが、まったく」




提督「…そうか」




提督「…今回の件はすこし俺もいら立ちを隠せずにいる、憤慨といってもいい」




提督「軽蔑すら覚えている」




神通「…? すみません、本当に心当たりがなくって」




提督「そうか、なら言おうか」




提督「…お前、訓練が厳しすぎだ」




神通「…は? すみません、言っている意味がよく…」




提督「…」




神通「…」




扶桑(居づらい…)




扶桑「あ、あの、提督…この企画には私を二度と巻き込まないでくださいって言いませんでしたか?」ヒソヒソ




提督「いや、これはちょいと真面目な話だからいてもらうことにした」ヒソヒソ




神通「…それで? 私の訓練のどこが厳しいと?」




提督「ああ、この間、たまたま神通の駆逐艦への訓練を見たんだ」




神通「…あぁ、あの日ですね」




提督「…あれはひどいものだった…んだろう…」




扶桑「えぇ…見てないんですか」




提督「だがこれだけは言わせてもらおう!! 駆逐艦を泣かせるなど言語道断だ!!」




提督「内容までは知らんが暁を泣かせていた…!」




神通「っ…! それは…」




提督「痛い痛いとも言っていたな! 一体どんな訓練をしたらあんなにわんわん泣かせることができるんだ!!」




提督「そんなことまでしろと言った覚えはない!! 本当にお前は最低なやつだな!!」




神通「…」




扶桑「…神通さん、このおばかさんはいつもは適当なことを言っていますが、今のそれは深刻な問題です」




扶桑「私からもお願いします、そのお話を詳しくお聞かせください」




神通「…よろしいのですね」




提督「は? なにが」




神通「…いえ、なんでもないです、では端的にご説明しましょう」




提督「ああ」




神通「端的に言うと暁ちゃんは『訓練終わりにお小遣いで買った自分のアイスが気に入らなくて

アイスを地面にたたきつけるふりをしたら誤って本当に地面にたたきつけてしまい

それにあせってどうしようと足をばたつかせていたらそのアイスにすべって思いっきり頭を地面にぶつけた』のです」





提督「…は?」




神通「ですからー…」




提督「い、いやもういい、いいんだが…」




提督「…え? それってただの暁が間抜けなだけじゃん」




神通「そうですよ」




提督「…え、マジで間抜けなだけじゃん」




扶桑「…提督…?」




提督「いや違う!! 遠目から見ると神通が泣いてる暁を説教してるようにしか…」




神通「そこに偶然私が居合わせ、二度とこんなことをしないようにと注意したのです」




神通「たたきつけたアイスが、隣の響ちゃんにまでかかってましたし…」




提督「え、あ、マジかぁ…」




提督「…でも神通、なんで最初にこれを教えることをためらったんだ?」




神通「…い、いえ…やっぱりその…」




神通「…あまり言うと、暁ちゃんのその、恥をさらすことになるといいますか…」




神通「青葉さんあたりが聞きつけてみんなに知らせそうですし…」




青葉「はっはっは! 残念! もうおs」ドサッ




神通「…はあ、やっぱりですか…」




提督「…後で懲罰房入れとく」




提督「…と、ともかく! あれは俺の勘違いだったんだな!」




提督「いやすまんかった!」




神通「いえいえ、とんでもないです、提督がみんなのことを思っていることがわかりましたし」




神通「それでは私は戻りますね、では」ガチャ




提督「あ、ああ、すまん!」




提督(ワンチャンドッキリのネタになるかなとも思った自分が恥ずかしい…)




扶桑(鎮守府のなかでのいじめとかじゃなくてよかったけれど…)




提督&扶桑((やっぱり暁(ちゃん)、駆逐艦の中ですらもの凄くお子様なんじゃ…))



・・・



暁「ぶぇくし!!」




響「どうしたんだい暁、そんなチンパンジーが驚いたみたいなくしゃみして」




暁「多分誰かが私の噂をしているんでしょ、レディは人気者だもの!」




響「どうやら本当にチンパンジーだったようだね」




暁「は?」





≪翔鶴≫




提督「俺翔鶴のこと嫌いなんだ」




翔鶴「…え…?」




提督「前々からさ、嫌いだったんだ」




翔鶴「…」バタン




・・・




ピーポーピーポー・・・




瑞鶴「…答えて、提督さん」




瑞鶴「なんで、こんなことしたの…」




提督「…つい、ほんの、出来心だったんだ…ドッキリの標的にしてみたらどうだろうかって」




瑞鶴「…それで…」




瑞鶴「そんなクソみたいな出来心のせいで翔鶴姉は今意識不明なんだよ!?」




提督「…すまん  まさか倒れるほどとは…」




瑞鶴「本当だよ!! どうしたら倒れるまで追い込めるの!?」




提督「…え、いや俺はただ嫌いって言っただけなんだが…」




瑞鶴「嘘だッ!!」




提督「マジなんすけど…」




翔鶴「……ぅん…ここ、は…?」




提督「お、目が覚m「翔鶴姉!!」




翔鶴「ず、瑞鶴…!? それと提と……」




翔鶴「……」




提督「…? どうしたんだ、翔鶴」




翔鶴「…いえ、わざわざ嫌いな相手を見舞うなんて提督は優しいな、って」




瑞鶴「それは誤解なんだよ翔鶴姉!!」




翔鶴「いいの、瑞鶴  慰めならいらないわ、提督の本意はそうなんだから」




翔鶴「今まで、私が、至らなかった…だけ…」




提督「……それは違うよ!!(反論)」




翔鶴「提督…?」




提督「翔鶴、よく聞いてくれ、実は…!」




提督「全部、ドッキリでしたーーー!!!」ドゲザ




翔鶴「…はい…?」




カクカクシカジカ




翔鶴「…つまり提督は、ドッキリで嫌いといったのであって、本気で私のことが嫌いなわけではないと?」




提督「Yes」




翔鶴「…そうでしたか、よかった…」




翔鶴「…はっ!? ということは提督も私のことを…!? あぁ、やった…!」




提督「…え、いやあのなにもそこまでは…」




翔鶴「あぁ、挙式はいつにしましょう、私、ウェディングドレスがいいです…!」




瑞鶴「しょ、翔鶴姉…?」




翔鶴「子供は何人作りましょう? まだ早い? でもでもー!!」




提督&瑞鶴「「……」」




瑞鶴「提督さん、お願い」




提督「ああ」




提督「翔鶴」




翔鶴「はいなんでしょう!!」




提督「やっぱ俺お前のこと嫌いだわ」




翔鶴「……え………」バタンキュー




ドサッ




提督&瑞鶴「「この手に限る」」




≪荒潮≫




荒潮「艦隊が戻ってきまぁ~す」



荒潮「新しい艦が届きまぁ~す」



荒潮「お手紙で~す」




提督「テキトーか!?」バァン!




荒潮「ん~、私にその気はないんだけど~」




提督「嘘つけ、ぜってぇふざけてるだろ!?」




荒潮「あらバレた~?」ウフフ




荒潮「でも~報告自体はきちんとしてるし、いいわよね?」




荒潮(優しいし、どうせ多少のおふざけなら許してくれるわよね~)




提督「ふざけんなよ?」グッ




荒潮「あ、あれ…?」




提督「じゃあなんだ、報告さえすればどれだけふざけてもいいと?」




提督「あまつさえ上官である俺に?」




荒潮「で、でも~」




提督「でもじゃねぇよ」




提督「五月雨みたいに精一杯やって多少ドジっちまうのはしょうがないさ」




提督「でもてめぇは楽しんでるダルォ!? 俺で遊んでよォ!?」




荒潮「そ、そんなつもりはー…」




提督「…そのゆったりとした喋り方もやめろ!! ムカつく!!」




荒潮「ご、ごめんなさい…」シュン・・・




提督「イライラすんだよ、てめぇにはさ!!」(落ち込んでる荒潮かわいい)




提督「いっつもこっちを舐めたような口調でよ!」(荒潮かわいい)




提督「キツい言い方でもキチンと俺を叱ってくれる霞の方がまだいいわ!!」(かしゅみもかわいい)




提督「……何か言いたいことはあるか」(結論どっちも好き)




荒潮「…ごめんなさい…ごめんなさい…!」




提督「…」(必死で謝る荒潮かわいい)




荒潮「いつも舐めた態度をとってしまいごめんなさいふざけてごめんなさい…!」




荒潮「執務もふざけ半分でやっててごめんなさい司令官のパンツ盗んでごめんなさい…!」




提督「…うん、うn?」




荒潮「昨日なんか洗濯カゴから盗ってごめんなさい…」




提督「ちょいまておらァ!?」




提督「今なんつった!!?? 俺の、ぱ、パパパ、パンツを…!?」




荒潮「…はい、司令官のを嗅いでいるとその…昂るといいますか…」




提督「…!?!?!?」




提督「ちょ、ちょい待って、待ってね!」




提督「フーフー・・・・」




提督「…じ、実はな、荒潮  これまでのは全部、ドッキリなんだ!」




荒潮「…ドッキリ…?」




提督「…あ、ああ!」




カクカクシカジカ



提督「…ってわけなんだ! ははっ!」




荒潮「あらそうだったの~、よかったわぁ~」




提督「…そ、そうか! で、でな、荒潮! さっきの話なんだが…!」




荒潮「…あぁ、さっきのパンツの話ですか」




提督「そうそう、えーと、そのー…!」




荒潮「あれ、嘘ですよ」




提督「…は?」




荒潮「まさか司令官のパンツ盗むなんてしないわよ~」




荒潮「あれくらいのこと言ったら動揺して許してくれるかなー、と思ってね」




荒潮「あはっ♪ もしかして真に受けちゃいました~?」




荒潮「これだからオトコノヒトは~♪」




荒潮「じゃあね~、司令官~」




提督「…ぅわぁぁっぁあぁ!!!」




荒潮「あ、ドッキリ、なかなかに面白かったわよ~」ガチャバタン!




提督「…」チーン




・・・




荒潮「…ま、盗んでないって言うのも嘘なんだけどね~  うふふふっ♪」





≪隼鷹≫




提督「…こんばんはー」ガラガラガラ




鳳翔「あら提督、いらっしゃいませ」




提督「取り敢えずビールw「よぉ提督ー! 呑んでるー!?」




提督「…隼鷹、酒臭いぞ、少しは控えろ」




隼鷹「えぇー! なんだよ提督、まだ3杯~!」




提督「十分だ」




隼鷹「ちぇ~、なんだまったく… 最近ポーラもノリ悪ぃし…」




隼鷹「あ、鳳翔サーン! お酒もー1h「…おい」




隼鷹「…んぁ? なんだよ提督、まだ飲みてぇんだけど」




提督「俺はもうよせと言った」




隼鷹「いいじゃねぇか~、私の金なんだしさ!」




提督「…よくねぇんだよッ!!」ガタン!




隼鷹「…っ」




提督「ああ自由だよ! てめぇの金で何しようがな!」




隼鷹「なら…」




提督「でもそれでお前は迷惑かけるだろ!? 出撃の時間に遅れたり…」




提督「自重を知れよ、酒飲みが!!」




提督「俺はみんなに迷惑かける奴が大嫌いなんだ! とくにてめぇみたいに悪ふざけで迷惑かける奴は特にッ!!」




提督「…教えてやるよ、最近のポーラはキチンと迷惑かけない程度に程々にしてるよ、酒」




提督「那智だって千歳だってドイツ勢だって!! てめぇくらいだ毎日バカみたいに飲んでるのは!!」




提督「少しは反省しろこの酒飲みがぁ!!」




隼鷹「…そっか、わかったよ」




隼鷹「…鳳翔さん、お勘定」




鳳翔「え、あ…は、はい!」




・・・




提督「いやーどうすっかなぁ、俺もなー!」




提督「ついなんかネタバラシせずに隼鷹行っちゃったなー!」




提督「まぁまぁいいや、反省すりゃしめたもんだ」




提督「いっやはー!」ランランラーン




隼鷹「…へぇ、じゃあ、さっき怒ったの、ウソだったんだー」




提督「…なっ、これは隼鷹!? しかしどこから!?」




隼鷹「…アンタのぉ、後ろさァ!!!」ガバッ




提督「…な、なっ!!??!?!」




タスケテーーーーーーー!!!!!!




翌朝・・・




提督は変わり果てた姿で発見された




ビール瓶で頭を一発だったという・・・




提督「…いや死んでねぇよ!?」



≪秋雲≫




提督「というわけで抜き打ちの室内点検しまーす、はい出てけー」




秋雲「は、はぁ!?」




秋雲「5日くらいいなくなって急に帰ってきてこれ!?」




提督「せや、抜き打ちはこうして急じゃなきゃ意味ない」




提督「というわけで失礼」ズカズカ




秋雲「ちょまっ…!」




提督「…なんだ? 見られてはいけないものがあるのか?」




秋雲「い、いやー、それはー…ないけど…」




提督「ならいいじゃん、安心しろ、すぐに終わる」




秋雲(すぐに… じゃあ大丈夫だよね…)




提督(…などと思っているんだろうなァ!! ククク…)




提督(甘いんだよぉ…俺ら男の高校時代の隠蔽ならびにそれの看破技術を舐めるな…)




提督「…ではまずは…本棚…」




提督「の後ろにある不自然な空間ンンン!!」ガバッ




秋雲「!?」




・・・提督は見逃さなかった、その不自然な空間を   




提督「次は押入れの天井部分ンンン!!」




提督「そんでもってソファーの中ァァァ!!」




提督「ラストそっと隠されたAma〇onの箱の中ァァァ!!」




秋雲「あぁぁ!!!?!?(半狂乱)」




そう、提督の洗練された観察眼の前では、思春期男子のごとき隠蔽ではゴミ同然なのであった・・・




提督「…それで、これはどういうことだ」




秋雲「…」ダラダラ・・・




提督「どうしてお前の部屋からこんなにBL本が見つかるんだ!?」




BL本「せやせや!」ドッサリ




提督「…秋雲、わかっていると思うがきちんと事実を話せよ?」




秋雲「…はい」




秋雲「…あれは、3年前の夏コミでした…」




提督「あ、別に来歴とかいらんから、これらはお前のってことでおk?」




秋雲「あ…はい、間違えないです」




提督(なんでちょっと話せなくて残念みたいになってんだよ…)




提督「…そうか」




提督「…これは間違いなく鎮守府の風紀を乱すものだ、そうだろう?」




秋雲「…はい」




提督「というわけでこれらは全て没収、並びに処分させてもらう」




秋雲「そ、そんなっ!?」




提督「当然だ」




秋雲「そ、それだけは! 処分だけは…! お願いします!!」




秋雲「それを捨てられたら私は明日から何の希望もなく毎日を生きることに…!」




提督「平和という希望を目指して頑張れよ」




秋雲「だからお願いします…! 何でも島風ちゃん…!」




提督(そんなに大切なもんなのか…?)




提督「…ん? 今、何でもするって、言ったよね?」




秋雲「…あ」




提督「それじゃあ…」




提督「これを全部、朝礼の時に朗読するってのはー」




秋雲「…んなことできるかぁ!?」




提督「…ま、というわけで今回のドッキリを終了します、お付き合いいただきありがとうございました」




秋雲「…あ、はい、ありがとうございました…」




秋雲「…っては? ドッキリ!?」




提督「そう! ドッキリ大成功ーーー!!」




カクカクシカジカ




秋雲「…はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーー!?!?!?(クソデカため息)」




提督「ま、最初っから全部ドッキリだったってわけですね!」




秋雲「…何してくれとんの、マジ…」




秋雲「…色々見つかって正座させられた時マジで終わったかと思ったんだけど」




提督「ようやく俺の苦しみをわかってくれる奴が見つかったか…!」




秋雲「いやー怖いね、男の人はいつもこんな心情で…」




秋雲「…ってあれ? 今の言葉を聞くに提督の部屋のどこかにもHな本が…?」




提督「……い、いやいやいやいや、そそそそそ、そんなわわわわけないじゃーーんんんん!????」ダラダラ・・・




秋雲「扶桑さんに言っておこ!」




提督「…そ、それだけはご勘弁をぉーー!! なんでも、なんでも島風ーーー!!」




秋雲(そんなに全力で頼むほど…?)




秋雲「…ん? 今、何でもするって、言ったよね?」 




提督「…あ」




秋雲「よっしゃぁーー!! これで私の同人誌コレクション、略して同これが処分されないいいい!!」




秋雲「やりぃーー!!」グッ




そう言った秋雲の顔は、今まで見たことないほどに喜びに満ちた笑顔だったという



≪大鳳≫




提督「…あークソ…出ねぇ…」トボトボ・・・




提督「…ビスマルクぅー…」




提督「なぜ、何故大鳳ばかりがー…」ガチャ・・・




大鳳「あ! 提督、お待ちしておりました!」




提督「…」




大鳳「艦載機の件でお話が… ってあれ…?」




提督「TAIHOOOOOOOO!!!!!!」ガシィッ!




大鳳「は、はいいいいい!!!?」




提督「てめぇぇぇぇぇ!! よくもぉ!!!」ゴゴゴゴゴ・・・




提督「何でお前ばっか出るんだぁー…早く俺にビスマルクをぉぉぉ…!!」




提督「ビスマルクを出せェ!!!(血涙)」




大鳳「は、はい??? ビスマルクさんですか…? うちにいるじゃないですか」




提督「違ぁう!! アーケードの方のイベントの話だァ!!」




大鳳「あ、あーけーど…? なんですかそれ!! 私が知るわけないじゃないですか!!」




大鳳「そもそもそっちの子たちは私たちとは関係ないじゃないですか!!」




大鳳「私に言われたってどうしようも…」




提督「うるせーーー! どうにかしろーーー!!!」




大鳳「無理なものは無理です!」




提督「やだやだやだやだー! 欲しい欲しい欲しいー!!」




大鳳「最近の小学生でもそんなことしませんよ!?」




提督「そんなこともできない大鳳なんて大っ嫌いだー! やーいやーい!」




大鳳「(堪忍袋の緒が切れる音)」ブチッ




大鳳「いい加減にしてくださいーーー!!!」




提督「!?」




大鳳「なんなんですか!? さっきから!」




大鳳「向こうは向こう、うちはうち! きちんと区別してください!」




大鳳「そもそも提督にはどっさりと執務とかあるのに何でアーケードとかやってるんですか!?」




大鳳「暇なんですか!?」




提督「…そ、それは」




大鳳「ていうかキレるなら私じゃなくって出ないビスマルクさんにキレればいいじゃないですか!!」




大鳳「なんで私なんですか!?」




大鳳「そしてそして…!」




提督「…ちょ、ま、待って!」




提督「…もうそれ以上俺をえぐらないで! 理由付け適当すぎたなーって俺も反省してるから!」




大鳳「…ん? 理由付け…?」




提督「…そうなんっす! い、今まで全部、実はドッキリでですね!」




カクカクシカジカ




大鳳「…親方(扶桑)に電話さしてもらうね」




提督「えちょそれは…」




大鳳「意味わかんないドッキリしたんだから電話するの!」




提督「それだけは、許してください…僕怒られちゃうんで…」




大鳳「怒られたらええやん」




提督「えぇ…(困惑)」




大鳳「とまぁ冗談はこの辺にしましょう」




提督(冗談か…)ホッ




大鳳「…正直、またヘンにキレられても癪なんで、一度扶桑さんに報告してお小遣い管理してもらいます」




提督「うんうん、それがい…え?」




大鳳「というわけで言ってきますねー♪」




提督「待って! 助けて! 待ってください、お願いします! うわぁっぁぁぁぁーー!!!」



≪初月≫




初月「提督、失礼するよ」ガチャ




初月「いったいどうしたって言うんだい? いきなり呼び出して」




提督「ほう、初月…心当たりがないとでも?」




初月「…?? 心当たりだって? そんなものはない」




初月「自分で言うのもなんだが僕は出撃も遠征も訓練も人一倍頑張っているつもりだ」




初月「そのうえでお前は僕に…」




提督「…いいや、違う、そうじゃない…」




初月「…? 話が見えないね」




初月「戦闘のことじゃないなら一体…」




提督「その黒インナーあったかそうだよなぁぁ!!!!!」




初月「…は?」




提督「いいよなてめぇはよ!! なんだそのクッソあったかそうなの!!!??」




提督「ざけんな俺にもよこせやぁ!  インナー勢が恨めしいッ!!!猛烈に!」




提督「腕まできっちり防寒できるだろうなぁ!!!  いいなあああああーーーー!!!」




初月「…だったら君もつければいいじゃないか」




提督「できないんだよ此畜生が!!! また軍規どうこうだよ!!」




提督「てかそうだ、お前吹雪の恰好とか見てみろ、クッソ寒そうやんけ!!???」




提督「あんなんで北方とか死ねるで!?」




初月「…あ、なんだか勘違いしているみたいだけど艦娘は暑さとか寒さとかかなり感じにくいから」




提督「に・し・た・っ・て・!!!」




初月「…はぁ、まったく、なにこんなことにムキになっているんだ」




初月「そんなに僕のインナーが羨ましいのかい?」




提督「うん!(即答)」




初月「…はぁ」




初月「…ほら」ヒョイ




提督「…カイロ…?」




初月「インナーの一枚程度、頼まれればみんなに配っているから提督にもあげようかとも思ったが…」




初月「軍規が云々というのなら仕方ない、これで暖をとりたまえよ」




初月「こんなのでも一応僕の上官だ、風邪なんかをひかれては困る」




初月「じゃあね、提督 金輪際こんな子供っぽいことで呼び出しはよしてくれよ」フフッ




ガチャ・・・バタン




提督「…か、かっこいい…!」キラキラ



提督「あ、ネタバラシ忘れた」





≪照月≫




提督「…ぁえ???」




照月「あ…」




・・・時刻にして、午前3時であった






執務室・・・




提督「…まぁ、座れ」




照月「はい…」




提督「…さて、言いたいことはわかるよな?」




照月「…なぜ、こんなに遅くまで起きているのか、ということですよね…」




提督「そうだ」




照月「…言い訳させてください! トイレに行こうと…!」




提督「…ぅるせぇ!!!」




提督「お前よー、キチンと書いてあるよなぁ? トイレは就寝前にすませることって」




提督「軍規なんだよ、ぐ・ん・き・! あんだすたん?」




提督「どんな理由であれ、破るのは…」




照月「お、お言葉ですが提督も…」




提督「あぁ!? 俺はこの時間まで必至こいて執務してたんだよ!!」




提督「それをてめぇ、なんだ!!!?」




提督(MHWやってたらこんな時間だっただけだけど…」




照月「…はい???」




提督(やべぇ、ちょっと声漏れてた…)




提督「…だからぁ!!!」




照月「…提督、さっきまでゲームしていらっしゃいましたよね」




提督「…え……」




照月「…さっき、見てしまったんです…」




照月「…というか、私、夜寝付けない体質なので、大抵ここを通るのですが…」




照月「提督、大抵このお時間までゲームされて、ますよね…?」




照月「よね、よね…?」




提督「……」




提督「……おやすみ、照月」ガシッ




照月「てーいーとーくー??」ゴゴゴゴゴ・・・




提督「……あ、え、えーっと…」




提督「…じ、実は、ドッキリでしたー…」




提督「…カクカクシカジカでー…」




照月「…長十センチ砲ちゃん、やっちゃって!」




長十センチ砲ちゃん「キュイ!」ズダダダダダ




提督「あっ…(絶命)」



≪北上≫





北上「ていとくー、いきなり呼び出して何か用ー?」




提督「…俺は今、猛烈にキレているんだ」




北上「ん? どったのさ」




提督「とぼけてもムダだ…俺は聞いている…」




提督「お前、駆逐艦どもに『提督はねー、ホモなんだよー』って噓吹きまわってるだろ!?」




北上「ゲ…」




提督(正直今までのは俺が色々と理由でっち上げてたが…今回はマジで焦った…)




提督(秋雲が腐った眼で執務室飛び込んできたときはマジでゾッとした)




提督(今は大井もいない…反撃するなら…今ッ!!)クワッ




提督「さぁどうなんだ!」




北上「…ウッヒック・・・」




北上「…ち、違うんだよぉ、ていとくー…」ヒック




北上「あれは龍田っちに脅されてー…」




提督「…ほう?」




北上「そう! 龍田っちがーー」




提督「…んなわけあるかぁーーー!!!」ガシャーン




北上「ひっ…」




提督「昔っからな、てめぇのテキトーさには反吐が出んだよ!!」




提督「俺をからかうのもいい加減にしろ!!」




北上「な、なにもこんなことにそこまで…」




提督「『こんなこと』だと!? てめぇ俺を貶めて『こんなこと』だと!?」




提督「ざけんなよ!! あーもう頭来た」




提督「俺お前のことマジ無理だからさ、どっか行ってもらうわ」




北上「…え」




提督「え、じゃねぇよ、解体なんてしたら大井に俺が殺されちまうからよ」




提督「二人仲良くどっかの鎮守府に行ってもらうよ」




提督「さーて、書類書類ー…」ガサガサ




北上「え、ね、ねぇ提督、ほんきで…言ってる、の…?」




提督「本気じゃないように見えますー?」




北上「お、お願い!今回は悪かったよ、だから…」




提督「ははっ、もうおせぇよ」




北上「…お願いします…! 今まで本当に申し訳ございませんでしたっ…! だから…」




提督「おいおい、そりゃ都合よすぎじゃんかー?」




北上「都合いいこと言ってるのはわかっています…! でも…」




提督「…はぁ、おい、北上…」




北上「…はい」




提督「ちょっと顔上げてこっち見ろ」




北上「…」オソルオソル




北上「…は?」




提督&パネル君「「ドッキリ大成功ーーーー!!!」」




北上「…は…?」




カクカクシカジカ




提督「というわけでドッキリだー!」




北上「…なんだよーー!! もー!!」




提督「…っていってもお前がちょっとふざけすぎなのを注意する目的もあったけどな」




北上「…う…それは…反省、します……」




提督「ははっ、そんなに急に弱々しくなるな」




北上「…だ、だって提督、ほんとに怖かったし…」




提督「次また調子乗ったらやっちゃおうかなー」ニヤニヤ




北上「ほんとに怖いんだよ!! やめてね!? 大井っち呼ぶよ!?」




提督「おっと、それは勘弁だ」




北上&提督「「AHAHAHA!!」」




大井「北上さん!? 呼びましたかッ!!!???」バァーン!




北上「…」




北上「…いや、呼んでないよ」




大井「そうでしたか…北上さんに不敬を働くものがいたらこの魚雷で…」ブツブツ




提督(…マジでやめとこ)



≪弥生≫




弥生「…という感じで、遠征は無事終了しました」




弥生「資材は指示通り、倉庫へ みんなへの補給も今させてます」




弥生「…それでは弥生はこれで…」




提督「おおっと、ちょっと待ってくれ、弥生、話したいことがあるんだ」




弥生「…なんでしょうか」




提督「あー、えっとな」




弥生「はい」




提督「…お前さ、俺になんか不満があんの?」




弥生「…はい…?」




提督「いや前々から思ってたんだけどさ、お前すげぇ不機嫌そうじゃん」




提督「俺が悪いのか? なんかしたから怒ってんのか?」




弥生「…いえ、怒ってなんかないですよ」




提督「いやいや、明確に怒ってんじゃん」




弥生「怒ってないです」




提督「…は、そうかよ  俺にワケを説明するのも嫌ってか」




弥生「…だから…」




提督「あー、そうかいそうかい、勝手にしてくれ」




弥生「…あの…」




提督「俺もてめぇのこと嫌いだからよ」




弥生「…あのっ…」




提督「これでむしろせいせいするってもn」




弥生「あのッ!!!」




提督「ひっ…!?」




弥生「弥生怒ってなんかないですから」




提督「お、怒ってるじゃん…! め、めっちゃ怒ってるじゃん…!!」




弥生「やよい、おこってなんかないですよ」ニッコリ




提督「ゆっくりにっこりで言わないで!!? 余計怖いんだけど…!??」




弥生「…」




提督「だからって今度は黙らないでよぉ…」




提督「ご、ごめんなさい…いや、マジで俺が悪かったですから…!」




提督「出来心のドッキリだったんですよぉ、マジ許してください…!」




弥生「…ドッキリ…?」




提督「は、はいぃ…」




カクカクシカジカ




提督「ってわけでして…」




弥生「司令官、顔を上げてください  おしおき、です」スッ




提督(…ぁあ、マジか  まぁビンタ一発で済むなら…)




弥生「…」




提督「ひっ…  …あれ?」




弥生「…ウソ、です」




弥生「司令官が私にドッキリをしたので、弥生もやって…みました」




提督「え、マジで怒ってないの??」




弥生「…最初から言っていたじゃないですか」




提督「…はぁぁぁぁっぁぁーーーーー(安堵のクソでかため息)」




弥生「それにしても、司令官のあの怯えよう…ぷふっ…」クスッ




提督「し、しゃーないやん!? マジで怖かったんだって…」




提督「あー! 弥生が笑ったー!! 珍しい…!」




弥生「わ、笑ってなんかないです…!」




提督「それは否定しなくてええんやで」ニッコリ




弥生「ムムム…」




弥生「…怒りますよ」




提督「お願いしますやめてください」



≪山城(二回目)≫





山城「…不幸だわ」




山城「ハクチュン!  …不幸だわ」




山城「外は花粉、内は提督…  はぁ…」




提督「ブェクシュ!  …俺だって好きでお前といるわけじゃねぇんだよ」ズルズル




山城「…私だってそうです」




提督「はー、もーわかったよ、とりあえず俺適当にぶらぶらしてっからさなんかあったらコールして」




山城「はいはーい、いってらっしゃーい」




・・・




山城「…あ、あれ…? 私充電器部屋に置いてきたかしら…」




山城「はぁ、取りに戻らなきゃ…不幸だわ」




ガチャ・・・バタン




山城「…」スタスタ




山城「なんだかんだで宿舎までが遠いってのに…面倒くさい…」




山城「はぁ…」




ハァ




山城「?」




提督『ひっでぇよな、そろそろ少しは俺に対しても優しくなってもよくね?』




山城(…あぁ、なんだ提督の独り言か)




提督『てかさぁ俺別に山城になんかしたわけでもないじゃねぇか なんであんなに嫌われてんだ』




提督『俺ってそんなにブ男っすかね…それとも性格か…』




提督『ハァ…』




山城(…やだやだ、ネガティブな独り言)




提督『…あいつぐらいだもんなー、俺のことガチで嫌ってるの』




提督『正直あいつのせいで自信失くしてる感あるもん』




提督『あいつさえいなければよかったのかな…』




山城(ちょっと、なによその私だけが悪いみたいな…)




提督『俺はそんなに嫌いじゃなかったんだけどな…むしろ…』




山城「…」




提督『…まぁ今更か、俺が嫌いなやつを好く理由がない  今じゃ俺もあいつが嫌いになったし』




山城「…ね、ねぇ…」




提督「ぉ、山城じゃん、どうしたの」




山城「あの、その…」




提督「…?」




山城「…べ、別に本気で嫌ってるわけじゃ、ないんだけど…」




提督「…ぁぁ、聞いてたんだ、さっきの独り言」




提督「いいよ、取り繕わなくて  別に今更待遇とか変えるつもりないし」




提督「お前は戦果もいいし、仕事に私情を挟むつもりもないから安心してくれ」




山城「ち、違うの…! その、別に、嫌いじゃないっていうか…」




山城「す、好きじゃないわよ!? でも嫌いでもなくてそのーー…」




提督「いいよ、マジで  つらいでしょ、嘘いうの」




山城「…あーもーーー!! だぁーーかぁーーらぁーー!!!」




山城「私はあなたのこと評価はしてるの! 嫌いじゃないから、安心なさい!」




山城「ふ、フン! もう恥ずかしいから金輪際こういうこと言わせないでよね///」




山城「わかったか…し…ら……」




提督「…」ニヤニヤ パネル君「ドッキリ大成功ーー!!」




山城「ふぬぁっ!??!?」




カクカクシカジカ




提督「…いやー、いいツンデレが見れましたー、ありがとー」




提督「山城はちょっとガード硬いからね、仕方ないね」




山城「そ、そう…わかったわ、よーくわかったわ…」




山城「アンタなんかもうホントに大っ嫌いだから!!」




山城「二度と顔も見たくないほどにね!!」




山城「フンッ!」スタスタ







提督「…いやー、テンプレレベルのツンデレ達成度、誇らしくないの?」




提督「あれ多分自室帰って自責の念に駆られる奴だよ」




提督「いやいやいいもんが見れた」




≪由良(二回目)≫





提督「…」ジー・・・




由良「…」カリカリカリカリ・・・




提督「…」ジー・・・




由良「…//」




提督「…」ジー・・・




由良「…あ、あの…なにかついてます…?」




提督「ん?」




由良「い、いえ、さっきからジーっと見てるから…」




提督「ん、あぁ、いや、大した理由じゃないんだけどさ」




由良「は、はい(もしかして昨日少し髪を切ったことを!?)」




提督「…髪、長すぎない?」




由良「え、あ、はい、そうですか…?」




提督「…いや、まぁ別に切れってわけじゃないけど」




由良「そう、ですか」




提督「うん、戦うときとか絡まりそうかなーなんて」




由良「あ、大丈夫です、気を付けてますから…」




提督「そう」




由良「はい…」ハァ




提督「? どうした、クソでかため息なんてついて」




由良「…いえ、別に」




・・・




由良「さて、これで最後ですね」トントン




由良「ふぅーー!」




提督「…由良」




由良「はい?」




提督「ちょっと今日ため息多かったんとちゃう?」




由良「そうでしょうか」




提督「なんかあったん?」




由良「…別に(自分で考えてくださいっ ふんっ)」




提督「…ちょっと態度デカすぎんよー、沢尻エリカか」




由良「…」ムッ




提督「はーん、そういう態度か、おもしれぇ」




提督「お前はそういう態度とらない奴だと思ってたけど、失望したよ」




由良「…えっ」




提督「悩みがあれば聞こうと思ってたが… 俺とお前はその程度の関係だったか」




提督「ははっ、残念だよ」




由良「…あ、あのっ」




提督「もういいよ、別に強いてはいないから  …じゃあな、由良」




由良(じゃあな=別れの挨拶=提督とお別れ=由良解体!?)




由良「ま、待ってよ、提督さん!?」




提督「…んだよ」




由良「私、今怒ってるんです…!」




由良「今日の提督さんは酷かったです!!」




提督「…ファッ!? 俺!?」




提督「え、ちょ、なんd「この髪、褒めてもらえてると思ったのに!!」




由良「昨日切ったんです! 少しですけど!!」




由良「それを可愛いとか綺麗って褒めてもらえると思ったんです!! だからっ!!」




由良「でも提督さんは由良の髪長いって!! 切ったのに!!」




由良「正直、本当に傷つきました」




提督「あ、はい、すみませんでした…」




提督(あるぇ…? そっちの方がダメージ大きかったー? 『その程度の関係』で傷つかせる予定だったんだけど…?)




提督「あ、で、そのですね…」




由良「…?」




提督「あの、えーっと… ど、ドッキリ大成功ーーー…」




由良「…」




カクカクシカジカ




由良「…」




提督「あ、あれ…」




由良「…そんなことだろうと思ってましたよ…!!」




由良「でももしかしたらと一縷の望みをかけて秘書艦の頼みを受けたらこのザマ…」




由良「ぅ、ぅえーん…提督さんが由良のこと徹底的にいじめるー…」




提督(新発見:泣いてる由良、ちょっと可愛い)




ガチャ




提督「ん?」




長良「長良警察だっ!」




提督「なんだお前(素)」




長良「由良のなく声がしたと思ったら、案の定…! 今日という今日は覚悟してもらうからっ!」




提督「えぇ…」




長良「二度も妹を泣かせたことを後悔させてあげる! 覚悟ぉー!!」




ドガァン



提督「…」チーン




長良「完全懲悪!」V




≪ガンビア・ベイ≫




ガンビア・ベイ「あ~もう!無理だもん、こんなの…」




ガンビア・ベイ「ぐすん… もうやだよぉ…」




龍驤「…おー、新入りちゃん、入渠終わったんか?」




ガンビア・ベイ「ふえっ!? あ、は、はい! お、終わりました…」




龍驤「そんな気ぃ張らんでもええのに   せや、司令官が呼んでたで」




ガンビア・ベイ「え、ほんとですか…!? …絶対怒られるよぉ…」




龍驤「…そんな卑屈んならんでもええと思うけどなぁ…」




ガンビア・ベイ「と、とりあえず行かなきゃ… し、失礼します…!」ダッ




龍驤「ほな~…」




龍驤(…悪いけど新入り、キミには今回痛い目に遭ってもらうで…)




・・・




ガンビア・ベイ「し、失礼します…!」コンコン




提督「入れ」




ガンビア・ベイ「お、お邪魔します…」ガチャ・・・バタン




提督「…さて、とりあえず出撃ご苦労、座ってくれ」




ガンビア・ベイ「は、はい、ありがとうございます… (絶対怒ってるよぉ…)」




提督「…まぁさっきのは性能試験みたいなもの、結果はあまり気にするな なにせ初の実戦だし」




ガンビア・ベイ「え、はい… (あれ、もしかしてそんなに…)」




提督「正直言ってまぁ、どんな奴も最初はこんな感じだからな」




ガンビア・ベイ「は、はい (お、怒ってない…! やっt「だが」




ガンビア・ベイ「…はい…?」




提督「お前には重大な欠点がある」




ガンビア・ベイ「…?」




提督「単刀直入に言おう…成長性が皆無なことだ」




ガンビア・ベイ「!?」




提督「さっきの出撃を見るに…お前が大した戦果をあげられる気がしない」




ガンビア・ベイ「…で、ですよね…」




提督「…は?」




ガンビア・ベイ「い、いや、私ってダメダメじゃないですか、自分でもわかるんです、見込み無いなーって」




ガンビア・ベイ「でも前線に出なくていいって思ったらむしろ私的にそっちの方がいいかなーなんて」




ガンビア・ベイ「あはは…」




提督「…なんて消極的な…!」




提督「ふざけんな! てめぇみたいなやつはうちにはいらん…!」




提督「みんなが頑張って前線を張ってるなかで『前線に出なくてよかった』だと!?」




提督「てめぇそれで戦争ができると思ってんのか!? 口を慎めよ、ダメ空母!!」




提督「新しい護衛空母と期待していたらこれだよ…!  いっそ来なかったほうが…」




提督「ぁ…(ちょっと言い過ぎたな…)」




ガンビア・ベイ「い、いえ、Admiralの言う通りだと思います、はい…」




ガンビア・ベイ「こんな護衛空母、いなかったほうが…あはは…」




ガンビア・ベイ「どうぞ異動願いをお書きください、私も、前線が怖いですから…」




ガンビア・ベイ「こんな、私、なんか……」




龍驤「せやな、戦意もない奴に前線なんて無理や、あきらめとき」




ガンビア・ベイ「り、リュージョーさん、どうして…」




龍驤「廊下に司令官のもの凄い声が聞こえてきてなぁ、なんやと思って開けてみたんや」




龍驤「まぁ、司令官の言うことが大方正しかったけどなぁ」




龍驤「結局、強さどうこう以前にキミには精神力が足りとらん、後方で頑張りや」ポン




ガンビア・ベイ「…」ウツムキ




龍驤「…なぁ、司令官もそうおもうやr「龍驤ッーーーー!!!」グワッ




龍驤「ど、どないしたんや、いきなり大声上げて」




提督「お前どんだけガンビーいじめれば気が済むんだよ!!?」




龍驤「ファッ!?」




ガンビア・ベイ(が、ガンビー…!?)




提督「ガンビー泣きそうじゃん!? 俺ここまでひどく言ったつもりないぞ!?」




提督「大丈夫だぞ、ガンビー… 俺がお前をあのまな板大魔王から守ってあげるからな…!」ギュッ




龍驤「いやいやいや!? 司令官が言い始めたんやんけ!! 新入りちゃんにドッキリしよって!!」




提督「ガンビー、さっきお前に見込みがないなんて言ったのは嘘だからな、ほんとはすっごい期待してるぞ」




提督「人には成長速度ってのがあるからな、ゆっくり頑張っていこう、な?」ナデナデ




龍驤「おい、なにうちをはぶいて世界作っとるんや!?」




提督「うるさいぞ、貧乳大魔王!!」




龍驤「なんやて!? かーー!! もう許せへんわ、ええわ、戦争や!! アブーやら瑞鶴とかひっかき集めたる!!」




提督「114514ォ…!!!」




ガーガー ギャーギャー




ガンビア・ベイ「…」ボーゼン




ガンビア・ベイ「あ、あのぉ…」




提督「どうした」




ガンビア・ベイ「け、結局、私ってなんで呼び出されたんでしょう…?」




提督「…あー…」




龍驤「…それはやな…」




カクカクシカジカ




ガンビア・ベイ「は、はあああ!!?? ドッキリーー!?」




龍驤「…ち、違うんやで!? うちが主導じゃないねん、司令官が…」




提督「…んなっ!? お前ノリノリだったくせに! 『軽空のくせにこの胸はあかんなァ…!!』って!!」




龍驤「…な、ちがっ!?」




提督「が、ガンビー、信じてくれよ、マジ、悪意はなかったんだよ」




龍驤「…せ、せやで? ホンマに…」




提督「お前にはあっただろ」




龍驤「あ?」




提督「お?」




ガンビア・ベイ「…もぉぉぉーーー!!!」




提督&龍驤「「!?」」




ガンビア・ベイ「そういうのマジ無理だから!!」




ガンビア・ベイ「Admiralに見込みないとか言われてマジショックだったし…」




提督「すみませんでした」




ガンビア・ベイ「リュージョーにはすごいどや顔で肩叩かれたし…」




龍驤「ほんま悪かった」




ガンビア・ベイ「もう、そういうの絶対無理だから…」




ガンビア・ベイ「ほんとに、次はしないで…よ…」ナミダメ




提督「絶対しないよ!!」




ガンビア・ベイ「…絶対…?」




提督「うん!」




ガンビア・ベイ「ぜったいに…?」




提督「もちろん!」




ガンビア・ベイ「ぜったいのぜったいに…?」




提督「うん」




ガンビア・ベイ「…なら、許し、ます…」




提督「やったーー!!  許されたッ!!」




提督「大丈夫だからなー、絶対俺が守ってあげるからな」ギュー




提督「きちんと強い護衛空母になれるように全力でサポートするからなー!!」




提督「危険なものからは俺が守るからなーー!!」ナデナデナデナデ




提督「…特にあの軽空母には気をつけろよ、マジ姑みたいにねちっこいから」




ガンビア・ベイ「は、はい…」




龍驤「て、てめぇ…」




その後、ガンビア・ベイは過保護な提督と貧乳大魔王の…




龍驤「お? 作者も死んどくか?」




・・・優しい龍驤先輩の適切な指導で少し自分に自信を持てました、めでたしめでたし




≪瑞鶴≫




瑞鶴「どうよ翔鶴姉! この決戦仕様のカッコ!」




翔鶴「良く似合ってるわ、瑞鶴 えぇ、本当に…」ホロ・・・




瑞鶴「ちょ、ちょっと翔鶴姉、泣かないでよ、戦いはまだ終わってないよ!?」




翔鶴「そうなんだけど… 立派になったなって…」




瑞鶴「///  て、提督さんのところ行ってくるね…!」




翔鶴「うふふ、瑞鶴ったら照れちゃって」




執務室・・・




瑞鶴「提督さん! 失礼するね!」バァン!




提督「おう、失礼されるぞ  …って誰だお前!?」




瑞鶴「…へ?」




提督「あー…  Who are you?」




瑞鶴「違う違う!! 言語の問題じゃないから! 聞こえてるから!」




提督「いや、マジで待って、誰…」




提督「俺こんなきれいな人知らないんだけど」




瑞鶴「き、きれいってそんな…照れるじゃん…」




提督「あ! わかった!!」




瑞鶴「お、やっと」




提督「髪染めたんだな、翔鶴  いやー前の銀髪も気に言ってたんだけどなー俺」




提督「そういえばお前の銀髪って生まれつきなの? ずっと気になってたんだけど」




瑞鶴「そうそう生まれついて綺麗な銀色で… ってそうじゃなーーい!!」




瑞鶴「提督さんほんとに誰かわからないの!? 嘘でしょ!?」




提督「…いや、本当に思い当たらない…  っ…!」ガチャン!




瑞鶴「今度はなに!?」




提督「…最近、『鎮守府荒らし』が横行していると聞いた… その犯人の特徴は…」




提督「…深緑色の長い髪、そして…うっすい胸部装甲…!!」




提督「まさにお前はその犯人に合致しているッ!! 手をあげろォ!!」




瑞鶴「あーーもーー!! 私、瑞鶴だよ!? ず・い・か・く!!」




提督「瑞鶴? 違う!あいつはもっとこう可愛い系だ! お前みたいなカッコいい系じゃない!!」




瑞鶴「嬉しいのに嬉しくないーー!」




提督「早く出ていけ… 出ていけといっている!!   …くどい!!」




提督「もう憲兵は呼んだ、お前はもうおしまいだ…! 大人しく投降するんだ」




瑞鶴「提督さん…  …わかったよ、私がこんな恰好してるのが悪いんだね、ごめん…」




瑞鶴「…気に入ってたんだけどな、この服…」




提督(お、ダウナーモード入った!)ニヤッ




瑞鶴「ごめんね、私のせいだね…」




提督「…ドッキリ大成k「なぁんて言うと思ったかぁーーー!!!」




提督「…え」




瑞鶴「知ってるよ!! どうせドッキリでしょ!? わかるよ、二回目だからね!!」




瑞鶴「ていうかさすがに雑過ぎない!? 髪型と服装変わってるからって『誰?』ってならないよ普通!!」




瑞鶴「そもそも今回私に『嫌い』のきの字も投げかけてないじゃん!? タイトル詐欺だよね!?」




提督「やめて…そこデリケートな問題だから…」




瑞鶴「あーもう頭来た… マジで爆撃してやろ」




提督「え、ちょ、ちょっと待ってください!?」




提督「(爆撃は倫理的に)まずいですよ!?」




瑞鶴「…でもそれは」




瑞鶴「この作戦が終わったらにする…」




瑞鶴「…提督さん、覚えといてよね」




瑞鶴「絶対勝って、今度こそ爆撃してやるんだからっ!」




提督「…あぁ、そん時は…とびきりキツいのを頼むぜ!!」



≪アイオワ≫




回想・・・




アイオワ「Hi~、アイオワ級BattleShip、そのName ship、一番艦アイオワ、ただいま着任したわ!」




提督「ナイステューミーチュー、アイオワ  俺が提督だ、よろしくな」




アイオワ「Oh、アナタが ヨロシクね  …小さいのね」




提督「なっ…! あ、アメリカ人と比べるな! 日本じゃこれくらいの身長が普通だ!」




アイオワ「Ahaha,sorry  …お詫びとしておっぱい揉む?」




提督「な、な、なっ…!!!  ぜ、ぜひ…(小声)」




アイオワ「AHAHAHA!!! jokeよjoke!」




提督「…は……」




アイオワ「JapanのAdmiralはみんなHENTAIだって聞いてたけど、マジみたいねー」




アイオワ「あー、反応面白かった! それじゃあねー」




提督「…は…」ボーゼン




・・・回想終わり




提督「…俺はまだ根に持ってるからな」




ガチャ




アイオワ「Hi-! アイオワ、来たわよー」




提督「おう、座ってくれ」




アイオワ「それじゃ遠慮なく、ヨイショ  それで? 用って何?」




提督「…」




アイオワ「? ハッ…! もしかして何ってナ二の…「アイオワ」




提督「…もう、そういうのやめてくれないか」




アイオワ「あ、Admiral…? どうしたの、急に… いつもの軽いjokeじゃない」




提督「…やめてくれ」




提督「俺だけならいいさ、別にそういうのは…だが」




提督「みんなの前、果ては駆逐達の前でそういうのをするのは本当にやめてくれ」




アイオワ「恥ずかしいから?」




提督「違う、俺はあいつらに…  お前みたいなファッキンビッチになってほしくないんだッ!!」




アイオワ「Ha? Admiral今なんて言ったの…?」




提督「てめぇみたいな、クソ女になってほしくないっつったんだよ!」




提督「俺はどこでも下ネタぶち込んでくるようなやつは大嫌いだし、いてほしくないんだよ!」




提督「ぅぐっ!?」ガシッ




アイオワ「w,wait… Bitchっていうのは性格悪いクソ女のことを言うの…」




アイオワ「私はこんなにも優しいし、みんなにも好かれているわ、つまりなにを言いたいかというと…」




アイオワ「訂正、してくれないかしら…?」グググ・・・




提督「くっ、首を絞められてると…訂正、できないっ…!」




アイオワ「…」パッ




提督「…ぅはぁっ…!」ドサッ




提督「お、俺は、お前をビッチといったことを訂正…」




提督「するか間抜けェ!! 出会ったときに俺にあんなやり方で恥をかかせたお前が性格いいなんて嘘に決まってr「フンヌッ!!!」ドゴォ




パッパラパー!




サラお姉ちゃんの解説こーなー!




サラ「Hellow! 航空母艦、Saratogaです」




サラ「さて、『Bitch』という単語ですが皆さん知っての通り、女性に対する最上級と言ってもいい侮辱表現です」




サラ「日本では、『尻軽女』、『あばずれ』、『売女』等の意味で使われているそうです」




サラ「しかし、近年の英語においては多少の例外を除けば基本的には『性格の悪い人』という意味で使われます」




サラ「そのため英語で『尻軽女』を表すには、『Bitch』は少し不適合なんです」




サラ「というわけで今回はここまで  See you again!」






提督「ぐふぅ…」ドサッ




アイオワ「ハァハァ…  I never forgive you…!」スタスタ




提督「ま、待って、待ってください! Wait…!」




アイオワ「…なに」




提督「う、嘘なんです、さっきまでの、全部! ドッキリだったんです!!」




アイオワ「…どこまでがよ」




提督「…ビッチって言ったのも、下ネタやめろってのも!!」




アイオワ「…」




提督(ていうかそもそも『ビッチ』の意味の方にキレるなんて思ってなかったし…予想外だしぃ…)




アイオワ「…まぁ、ちょっと説明して」




カクカクシカジカ




アイオワ「ハァ…  Are you idiot…?」




提督「仰る通りでございます…」




アイオワ「Conceptがバカすぎないかしら、ねぇ elementary school studentでもこんなこと考えないわ」




提督「返す言葉もございません」




アイオワ「まぁいいわ、なんか呆れて怒る気にもならないわ」




アイオワ「じゃあね、Admiral… 今度はもうちょっとマシなことに時間使ってよね」




提督「あい、すんませんした」




ガチャ・・・バタン




提督「…あれ? そいうえば尻軽の方を否定しなかったってことはつまりアイオワは淫乱、はっきりわかn「フンヌッ!!」ドガァン




提督「ぐふっ…」チーン




アイオワ「なんて失礼な…  Meはまだ…」




アイオワ「乙女だっていうのに…///」




提督「えええええええEEEえええEeえええええええ!!??!??!!?」ガバッ




提督「おとっ、乙女!? おまっ、うぇええええええ!?!!?」




アイオワ「わ、悪い!?」




提督「だってお前、下ネタ言いまくるやん!? 所かまわず!!」




アイオワ「そういうの言うのは好きだけどホントは見たことすらないのよ…//」




提督(鈴谷以上の処女ビッチがここにいたとは…たまげたなぁ)




アイオワ「今私のこと頭の中でバカにしたわよね!?」




提督「し、してないっすよ」




アイオワ「嘘、絶対したわ! …ぅぅ、死にたい…」シュン・・・




提督(…なんだろ、この可愛い生き物)




アイオワ「もうbrideに行けないわ…」




≪サラトガ(二回目)≫




サラ「♪サーラのおっ肌はさ~らっさら~」




サラ「♪サーラの髪もさ~らっさら~」




サラ「♪~~」




サラ「提督、失礼しますね!」バァン!




サラ「ってあら?」




提督「Zzz…」




サラ「提督が寝てる…」




サラ「やっぱり可愛い寝顔ですね~  …ハッ!!?」




ここでサラトガに電流走るーーー!




サラ「…今なら、イケるのではーーー!?」




サラ「…ゴクッ」




提督(ふふふ、案の定引っかかったな…これが寝ているふりとも知らずに…!)




提督(こいつのことだ、執務室で二人きりーーー絶対なんかする!!(確信))




提督(そこを憲兵さんに検挙してもらう、そしてサラは更生して見た目通りの清楚キャラにっ…!)




提督(我ながら完璧だ…  さぁこいサラ…! こっちの準備は整っている!)




サラ「…私は、今まで提督にかなりオープンに接してきたけれど…」




サラ「…ここは抑えるのよ、サラ…  ヘンなことしたら余計提督に嫌われてしまう…」




提督(ま、まさか…!? サラが自制を!?)




サラ「そう、落ち着いて、深呼吸よ深呼吸… ひっひっふー、ひっひっふー…」




提督(それ出産の時のだけどまぁいいや   サラ、その調子で…!)




サラ「やっぱり我慢なんて出来ませんーーーー!!」ダキッ




提督(おいいいいいい!!?!?!?」




提督「てってめぇ何やってんだよ!?」




サラ「あ、提督 起きちゃったんですか」




提督「起きちゃったんですか、じゃねぇよ!? もうちょいで自分を抑えられそうだったのに何やってんだよお前は!?」




サラ「えぇ、ギリギリまで迷いました、迷った結果…」




サラ「やっぱり欲望に忠実に生きようかなって♪」




提督「ざけんなああああ!!?!?!  俺お前のそういうところ大嫌いだって言ったよな!?」ハナセーー!




サラ「提督がサラのこと嫌いでも大丈夫ですよ、そうやって始まる恋だってあるんですから!」ハナシマセン!




提督「どこ情報だよそれ!?」




サラ「Japanese・RIBONです!!」ドヤッ!




提督「りぼんかよ!? 全然ドヤるとこじゃねぇから!」




サラ「それに…口ではどういっていても体は正直ですよ~?」




提督「どこのキモオヤジだよ!? マジで離せーー!! お前なんか大嫌いだーー!!」




サラ「サラは提督のこと大好きですよ~♪」




提督「だあああもう話にならねぇ!!!」




サラ「口答えし続けちゃう悪い子はこうですー!」ギュー




提督「あっバカおい、それはひきょ……」




ムニュ




提督(あ…サラのサラっとしてむにってしたところが、あっあっあっ…)




提督(正直サラってかわいいしおっぱいおっきいしすごい…)




提督「あ^~…ぱふぱふ~~…」




サラ「堕ちましたね(確信)」




憲兵「憲兵だっ!」ガチャ




サラ「あら?」




憲兵「…(提督を押し倒すサラを見る) …(ちょっと幸せそうな提督の顔を見る)」




憲兵「お邪魔しましたー…」バタン




提督「おい憲兵ィィィィィ!!!? 助けろォォォォ!!!??」




ムニュ




提督「あ^~ぱふぱふ~~」




一応その後すぐ救出されました



≪秋津洲≫




提督「秋津洲、二式大艇を貸してくれないか? どうしても必要で…」




提督「秋津洲、二式大艇を頼む、必要なんだ」




提督「秋津洲、二式大艇貸して」




提督「秋津洲~二式大艇」




提督「二式大艇~」




提督「大艇ちゃん~」




秋津洲「…どんどん扱いが酷くなっていっているかもーー!!」




秋津洲「ていうかもう秋津洲に用があるっていうより大艇ちゃんに用があるって感じかも!」




秋津洲「もう許せないかも!! 提督に一方的に嫌いって言ってやるかも!」




秋津洲「『待って! 秋津洲に嫌われたら、もう…俺はどうやって生きていけば…!』」ウラゴエ




秋津洲「ふふふ、完璧かも」




秋津洲「さっそくいってみよー!」




執務室・・・




提督「んなわけねぇだろ…」




提督「大体なんで俺が秋津洲に嫌われただけで人生に迷わなきゃいけないんだ…」




提督「…まぁいいや、これはチャンス…! 騙されたふりをして…ふふふ、完璧だぜ」




秋津洲「失礼するかもーーー!」ガチャ!!




提督「お、おう… (予想以上に早かったな…)」




秋津洲「単刀直入に言うかも! 私、秋津洲は…提督のことがーー!」




提督「ん…?」




秋津洲「大ーーーー!!」




提督「大…? (はよしてくれ、尺長い)」




秋津洲「好きかも!!」




提督「そうすか …は?」




秋津洲「…あれ? 秋津洲、今なんて言ったかも…?」




提督(んんんんんんんん?????  これは予想外だぞぉーーー???)




秋津洲「あ、あれ…わ、わたし、大嫌いって言うつもりだったのに…??」




提督(って本人が一番動揺してるーー!!????)




秋津洲「あ、あれ、あれれ???」アセアセ




提督(い、いや、これはチャンスだ、俺、落ち着け、俺…)




提督「そう、か…  秋津洲は俺のことが好き、なのか」




秋津洲「あ、や、ちがっ、あ、それも違って、ぁぅ…」




提督「…でも残念だなぁ   俺は、お前のこと大嫌いなんだよ…」




秋津洲「…え……」




提督(よっしゃぁーー! 勝ったーーー!(何に?))




提督「俺はさー、お前みたいな戦力にならないやつ嫌いなんだよねー」




提督「正直お前がいて助かったって思ったことないし」




提督「むしろ? 二式大艇のほうがよっぽど役に立ってるし?」




提督「二式大艇さえあれば、お前は正直… ねぇ?」




提督「…まぁなんだ、俺は嫌いだが、それは俺がお前を使いこなせないだけかもしれない」




提督「なんだったら他の提督に紹介状を出してやってもいいが…」ギュゥゥ




提督「…ん?」




秋津洲「…(涙目)」ギュゥゥ




提督「…おいおい、フッたのは悪いと思うがそんなに強くつかまなくても…」




秋津洲「…いや、かも…」




提督「…なにが?」




秋津洲「…私、提督に嫌われるの、とってもいやかも…!」




秋津洲「確かに私は戦力にならないかもしれない、大艇ちゃんのほうがよっぽど使えるかもしれない…」




秋津洲「でもっ…!  でも、私にだってやれることはあるかも!」




秋津洲「提督のおそばにいて、朝起こしたり、ご飯作ったり、食器洗ったり、戦い以外では色々できるかも…!」




秋津洲「だから……」




秋津洲「嫌いなんて…言わないでほしいかも……」シュン・・・




秋津洲「秋津洲、精いっぱい頑張るからっ…」




秋津洲「嫌いに、ならないで…」ウルウル・・・




提督「…そうか」




提督「秋津洲」




秋津洲「はいかも…」




提督「…ドッキリ、大成功ーーーー!!!」




秋津洲「はい…かも???」




提督「ドッキリだよ、ドッキリ! 今までの全部!」




秋津洲「は、はぁ……」




カクカクシカジカ




秋津洲「は、はぁ!? じゃ、じゃあ嫌いって言ったの、嘘かも!?」




提督「もちろん お前はよく働いてるし嫌いになるわけないだろ」




秋津洲「じゃあじゃあ! 戦闘で使えないっていうのも!?」




提督「あ、それはマジ」




秋津洲「そ、そうかも…」シュン・・・




提督「まぁそう気を落とすな! お前はここで立派に戦ってるじゃないか!」




秋津洲「そう、思うかも…?」




提督「当然だ! お前は立派な艦だ!」




秋津洲「そうかな?  …えへへ」




提督「というわけでさ!」




秋津洲「?」




提督「大艇ちゃん貸して!」




秋津洲「…」




提督「よろしく!」




秋津洲「…提督なんて」




秋津洲「大っ嫌いかもーーーーーーー!!



≪飛龍(二回目)≫




飛龍「いや~食べた食べた~」




飛龍「ここの餃子、すっごく美味しかったね! 提督♪」




提督「お、おう…そうだな…」




飛龍「? どうしたの提督、元気ないぞ~?」




提督「いやー財布がねー…」




飛龍「…といっても提督が悪いんだよ? あんなバカげたことしようとするから…」




提督「それはわかってるんだけどさ、流石に高級中華をまるで滝のように流し食ってたら流石の俺でも財布がな…?」




提督「ったく、こういうのはこれっきりにしてくれよ?」




飛龍「え?」




提督「ん?」




飛龍「朝昼晩じゃないんですか?」




提督「え……」




飛龍「ほらほら、次行きますよ!」




提督「い、今食ったばっかじゃないか!」




飛龍「ちょっと遠いし歩いてるうちにお腹減るって」




提督「い、いやそういうことじゃなくってぇーー!?」





・・・




提督(結局夕飯まで奢ってしまった…)




提督(やばい、これはやばい 具体的に言うと今月の小遣いがやばい…)




提督(これっきりにしてもらわないと俺の財布が死ぬ…)




提督「な、なぁ飛r「ちょっとデザート食べたい気分だからどっか行こ?」




飛龍「ん? なんか言った?」




提督「…」




飛龍「おーい、どうしたのいきなり黙っちゃって」




提督「…お前が今日食った合計金額はいくらかわかるか?」




飛龍「さぁ? 2万円くらい?」




提督「ハァ!? お前高級店であれだけ飲み食いして二万で済むと思ってたのかよ!?」




提督「てめぇの今日の食費聞いて驚け14万3000円だ!!」




提督「14万!? うせやろ!? って思ったよ!!」




提督「俺は確かにそれなりの金をもらってるよ、だけどよぉ… 限度ってもんがあんだろ!!」




提督「お前らと食事するならそれなりの金は出すさ、でもたった一日、飯代だけで14万ってなんだよ!?」




提督「空前絶後だよ!?」




提督「しかも払ってもらうのが当然みたいなさ、おかしいから!!」




提督「感謝くらいして!? 色々あったとはいえ払ってもらっていることへの感謝を!!」




提督「そんなこともできない奴、マジで嫌いだから!」ダッ




飛龍「あっ、提督ー!?」




提督もこの時ばかりは必死の逃げであった




なぜならお小遣いを部下と一緒とはいえこれ以上の出費をすると・・・




ケッコン相手である扶桑から何を言われるか、何をされるかわからないからである




提督「はぁはぁはぁ… しつこいな、飛龍…」ハァハァ・・・




飛龍「提督が逃げるからだよ…」ハァハァ・・・




飛龍「…その、ごめんなさい」




提督「…あ?」




飛龍「い、いや、提督への罰ゲームとはいえ、こんなに払ってもらって…」




飛龍「それで感謝もしないのは…うん、確かに最低だったね」




飛龍「ほんとにありがと、こんなに美味しいご飯をたくさん食べられたの久々だもん」




提督「…ま、ここは許そうじゃないか」




提督「嫌いと言ったのもドッキリということにしておいてやろう」




提督「俺の大きな懐に感謝するんだな」フフン!




飛龍「なにそれ、ふふっ」




提督「さて、帰ろうか」




飛龍「うん あ、途中でデザート買っていい?」




提督「…自腹だよな?」




飛龍「もちろんだよ!」




提督「よーしそれならOk! 帰ろー!」チョンチョン




飛龍「おー…?」チョンチョン




蒼龍「楽しそうだね~ひりゅ~?」




扶桑「執務をさぼって散財とは…いい度胸ですね?提督」




提督&飛龍「「あーえーっとこれはー…」」




提督&飛龍「「…」」




提督&飛龍「「逃げるが勝ちーーー!!」」ピューン!




結局捕まってたっぷりと怒られましたとさ



≪阿武隈≫




提督「阿武隈の前髪ってさ、わざわざ毎日セットしてんの?」




北上「? そうだよ~」




提督「ふぅ~ん、めんどくさくないか? あれ」




北上「めんどくさいと思うよ~あれは」




提督「フレンチクルーラーは大変か」




提督「…そこでだ北上」




提督「お前に折り入って頼みたいことがある 阿武隈をいじりたい」




北上「…ほう、詳しい聞かせてよ」




・・・




阿武隈「やばいやばい~! 遅刻だよぉー!」




阿武隈「なんで朝早くに提督に呼び出された日に限って目覚まし時計が壊れちゃうの!?」




阿武隈「はぁはぁ… 遅れてごめんなさーい!」




提督「おう阿武隈、おはよう  一応時間内に間に合ってはいるけどな」




提督「にしても珍しいじゃねぇか、お前が遅れてくるなんて」




阿武隈「ご、ごめんなさい、目覚まし時計が壊れちゃって…」




提督「まぁ別に出撃でもないし、間に合ってるから問題ないんだけどな」




提督(目覚ましのスイッチ切ったの北上だし)




北上「おー、提督に……誰?」




阿武隈「ひどいですよ北上さん…! 阿武隈ですよー!」




北上「阿武隈? 嘘でしょw?  髪ぼっさぼさで誰だかわからなかったよ!」




阿武隈「ひっど~い! 北上さんはあたしを髪で判断してるの!?」




北上「そうだよ? にしてもいつもと違いすぎるよww」




北上「提督も何か言ってやってよ、いつもの阿武隈、髪の毛セットし過ぎじゃない?」




阿武隈「提督は私の味方ですよね? こんな風に言う北上さんの方がひどいですよね?」




提督(なんかギャルゲーのどっち選ぶかみたいな選択肢みたいだな…)




提督(せっかくだから俺は北上を選ぶぜ!)




提督「…あの、阿武隈…」




提督「正直、俺もさっきお前の声を聞くまで、誰?って思った…」




阿武隈「え!?」




提督「俺さ、思うんだよ  確かに髪型って大切かもしれないけど、それで元の自分がなくなったら元も子もないんじゃないかなって」




提督「今日だってお前は寝坊して髪をセットする時間がなかったからこんな髪のまま来たんだろ?」




阿武隈「そ、そうですけど…」




提督「そんなに手間のかかること、しなくていいと思うんだけどなぁ」




阿武隈「…」




北上「だってさ、阿武隈」




北上「わかってるねぇ~、提督は~!」




提督「というか髪のセットに時間かかって出撃できませんでした~とか笑えないし」




提督「俺はともかく今日みたいなことがあると出撃メンバーにも迷惑かかるしやめてほしい」




提督「そもそも戦場でおしゃれとか気にすんな、赤城あたりを見習え」




北上(Oh… 提督攻めるね 鈴谷んが聞いたら怒りそうなセリフだけど)




提督「だから……」




阿武隈「…あの…髪型、可愛かったですか?」




提督「へ…?」




阿武隈「えへへ、私的にはすごい気に入っていたんですよ~あの髪型~」




北上「ちょ、阿武隈…?」




阿武隈「毎日毎日頑張ってセットしてたんですよ~…」




提督「あの~阿武隈さん…?」




阿武隈「…はぁ、鬱だ、死のう…」




提督&北上「「そこまで!?」」




提督「やべぇよやべぇよ… どうすんだよこれ…」ヒソヒソ




北上「いやどうしろって言われても…」ヒソヒソ




提督「と、とりあえずもうネタバラシでいいよな?」ヒソヒソ




北上「う、うん…」ヒソヒソ




提督「あ、阿武隈~ちょっといいか~」




阿武隈「…私的にあの髪型はー…  はい、なんですか?」




北上「ちょ、ちょっと話したいことがあってー…」




阿武隈「…」




提督「え、えぇっとー…」




提督&北上「「ど、ドッキリ大成功~… みたいな…」」




提督「え、えっとな! お前の髪型どうこうの話は元から全部噓でー…」




北上「そうそう、提督の迷惑になるからやめてとかも全部ドッキリだからー…」




阿武隈「…」プルプル・・・




提督「お、落ち込むなよ阿武隈! お前の髪型、すっげぇいいぞ!」グッ




北上「うん! 手間かかった分だけすごいよ! うん!」




阿武隈「…ふふっ、あははっ…!」




提督(!? これはどういう反応!?)




阿武隈「…ふふ、二人とも面白いですね!」




北上「…は?」




阿武隈「この私が気付かないとでも思ったんですか?」




阿武隈「私は途中から気付いていたんです! これがドッキリだってことに!」




提督&北上「「な、なんだってェーーー!?」」




阿武隈「提督に呼び出し、そこに偶然の北上さん来襲…そして唐突な罵倒…」




阿武隈「この第一水雷戦隊旗艦阿武隈がこの程度のことに気が付かないとでも?」ドヤァァァ!




阿武隈「私は演技をしたんです、本気であなたたちが私のことを傷つけたと感じたらどういう反応をするか!!」




阿武隈「滑稽でした、はい! いつも弄ばれてる阿武隈が、今回はお二人を出し抜いたのですから!」ドヤァ




阿武隈「いや~、スッキリしました 人を弄ぶって楽しいんですね、北上さん?」フフッ




???「ちょっと、なに北上さんに対して何してんのよ、殺すわよ?」




阿武隈「え…?」




北上「大井っちー!」ギュー




大井「はいはい、北上さんの大井ですよ」




北上「あのねあのね、提督と阿武隈が寄ってたかって私のこといじめるの…!」




大井「なんですって!?」




阿武隈「え、そんなこと、してな…」




大井「問答無用ッ!! 北上さんの言葉こそすべて! 邪魔するものは…」




大井「倒すまで!!」カッ




大井「悪★即★斬!!」




阿武隈「待って待ってー!? 私何にも悪くないのに~!?」




提督「北上--!? オンドゥルウラギッタンディスカ!?」




阿武隈「どうして私ってこんな目ばかり遭うの~!?」




≪海防艦s≫




提督「はーいというわけでお部屋チェックですよー」




占守「待ってましたっしゅ!」




国後「早くしてよね」




択捉「準備ならできています!」ビシッ




松輪「わ、私もでしゅっ!!」




提督(かんだ、可愛い)




佐渡「なーなーそんなんいいから遊ぼぜ~?」




大東「そうだよ~!」




対馬「こらこら、ダメでしょ佐渡ちゃん」




日振「大東ちゃんも…」




佐渡「ちぇー」  大東「むぅー」




提督「まぁまぁ、何もなければすぐ終わるからさ」




提督(まぁなんかあるんだけどな!!)




提督「…さて、まずはクローゼットか」




ガサガサ・・・




提督「…ん、怪しいもんはなんもないみたいだな」




松輪「…」ドキドキ




提督「…松輪よ、そんなにビクビクしてたら逆に怪しいぜ?」




佐渡「そうだよ、ここには怪しいもんはなんもないからな」




松輪「ご、ごめんなさい…! そうだとわかってても緊張しちゃって…」




択捉「昔から松輪は色々なことに緊張しすぎです!」




提督「えーと次は…」




提督「机の中見せてくれるか?」




海防艦s「「「「はーい」」」」




ガサガサ・・・




提督「…よし、怪しい物なしと」カキカキ




提督「…これで一応、指定された場所は終わりなんだが…」




佐渡「お、じゃあ一緒に遊ぼうぜ?」




提督「まぁ待て、ちょっと提督権限でベッドの下も見せてくれ」




佐渡「んだよー」




提督「すぐ終わるし、いいだろ? 頼むよ~」




対馬「いいじゃない、変なものはないんだし」




提督「やったぜ。」




提督「さーて…」




提督「む!?」




佐渡「あ?」




提督「むむむむむむ!?!?!?!?!?!?」




提督「こーんなものが隠されているじゃないかー!」




〇〇本「やぁ、幼女たち!」




提督「なんだこれは… 証拠物件として押収するからな~?(ねっとり)」




海防艦s「「「「…?」」」」




提督(あ、あれ? 反応薄くない?)




択捉「…あの、それはなんでしょうか? なぜ表紙の女性は裸なのでしょう」




松輪「本、ですか? それにしては薄すぎるような…」




佐渡「漫画じゃねぇの? にしても薄いけど」




大東「そんなことよりも遊ぼうよー」




日振「大東ちゃん、まだ提督がいるんだよ?」




提督(ま、まさかこの子たち…)




提督(穢れを知らないのか!?)




提督(クソッ…!!! 計算外だった!!)




提督(本来なら…)ホワンホワンホワン・・・




・・・




択捉「キャー!? ななな、なんですかそれは!?」




松輪「女の人が裸で…  あわわわ…」




佐渡「ナニモミテナイナニモミテナイ」




対馬「ちょ、ちょっとそういうのは過激すぎますぅ~…///」




占守「しむしゅしゅしゅ…」プシュー




国後「ちょ、そんなもん見せないでよ!?」




提督「…これはお前らの部屋から出てきたんだぞ!? お前らの中に犯人がいるはずだ!!」




海防艦s「「「「な、なんですってー!?」」」」




提督「…フフフ、お前らにはこれから自供するまで付き合ってもらうからな~?」 




佐渡「そ、そんな!?」




提督「もちろん犯人にはこれを鎮守府のみんなの前で音読してもらう罰があるけどな!はっはっは!!!」




・・・




提督(で結局対馬辺りが名乗り出て…そんでドッキリ成功ーってやるつもりが…)




大東「遊びたい~!!」




提督(なんてことだ… なんてことだ……)ガクッ




対馬「ねぇ、司令?」




提督「ひゃい!?」ビクッ




国後「ハァ、アンタのたくらみ、全部扶桑さんから聞いてるから」




提督「えっ……」




国後「本っ当バカね、流石に私たちにまで被害が及ぶとは……」




占守「しかもその内容がヤバいっしゅ!」




提督「ごめんちゃいな」




対馬「まぁ」  国後「とりあえず」  占守「司令」




対馬&国後&占守「「「外で憲兵さんがお待ちです(っしゅ!)」」」




提督「…あぁ、わかったよ」




提督「…俺はもう終わりだ……」




提督「その前にお前らに伝えておきたい……」




提督「俺は変態ではない  仮に変態だとしても、変態という名の紳士なんd「いいから来いオラァ!?」




提督「やめろー!! 全部52コメが悪いんだーーー!!!」ジタバタ




憲兵「つべこべ言わずに来いホイ!!!」




バタン!




対馬&国後&占守「「「悪は滅びた」」」




≪伊勢≫




提督「お、伊勢じゃーん」




伊勢「提督ーこんちゃー」




伊勢「隣座るね?」




提督「おう」




提督「…お前、なんか色々と暗躍してるらしいじゃねぇか」




伊勢「暗躍って言い方~!」




提督「なんでも瑞雲関係で儲けてるんだって?」




伊勢「儲けてなんていないよ、そんな」




提督「おいおい、嘘はいけねぇぜ?」




伊勢「ま、まぁ、多少はね?」




提督「かー! 羨ましいねぇ~  …そこでだ伊勢」




提督「…ちょいと分けてくれねぇか? その儲け」




伊勢「…へ?」




提督「おいおい、へ?じゃねぇだろ 儲けてんだろ、だったら少しくらいくれたっていいじゃんか」




提督「俺はお前の上官だぜ? 瑞雲をここまで盛り上げられたのも、俺の力も多少はあるよな?」




提督「だったら普通なら、少しくらい儲けをいただいてもいいんじゃねぇか?」




伊勢「えっそれは…」




・・・




孤児A「あ、伊勢お姉ちゃんだー!」




孤児B「久しぶりー!!」




孤児C「チョコレートちょーだい!」




伊勢「ちょっと待っててね~」




孤児院の人「あ、伊勢さん、ご無沙汰しております」




伊勢「そんなにかしこまらなくていいんですよ」




伊勢「今月分です」




孤児院の人「いつもすみません…  ってこんなにですか!?」




伊勢「今月はちょっと臨時収入が入りましてね」




孤児院の人「こ、こんなにいただけません!!」




伊勢「遠慮しないでください、私が持っていても困るだけです」




孤児院の人「ですが…!」




伊勢「私の口座に無駄に貯まっているより、子供たちのために使われたほうがお金も嬉しいでしょう」




孤児院の人「…ありがとうございます…!! 大切に使います…!!」




・・・




伊勢(提督に取られたら、今月分が…!)




伊勢「ご、ごめんねぇ~? 私もお金は大切っていうか…」




提督「・・・は? ざけんなや!!」




伊勢「て、提督…?」




提督「お前、上官への感謝ってのはねぇのか!?」




提督「こっちは威厳やら格式やらの為に、やたらと金使うんだよ!」




提督「てめぇはほとんど必要ねぇだろうが!  こっちによこせ!!」




伊勢「提督、落ち着いて…」




提督「うるせぇ!! 上官に対する敬意もねぇてめぇなんか大嫌いだ!!」




伊勢「…」




伊勢「ごめんなさい」




提督「ちっ どんな処分にしてやろうか」




伊勢(解体だけはやめてっ…! そうしたら寄附ができなきなっちゃう…)




提督「よし決めた  顔上げろ、伊勢」




伊勢「お願いします、解体だけは…!!」




『ドッキリ大成功』




伊勢「…は?」




提督「いぇーーーいい!! ドッキリ大成功ーーー!!!」




提督「ドンドンパフパフー!」




提督「いやー、久々に決まった…!」




伊勢「…はは?」




カクカクシカジカ




伊勢「…死ねぇ!!!」




提督「おい待て伊勢! 落ち着け!!!」




伊勢「許すか!! 提督は私の善意を踏みにじった!!!」




提督「いやだからドッキリだっての!!!」




伊勢「それにしても許せるかーー!!」




提督「いや、ちょ、マジ主砲はマズ……」




ドガァァァン!!!




≪日向≫




提督「…マズい、マズいぞ…!!」




提督「どこへ行っても瑞雲瑞雲瑞雲瑞雲瑞雲瑞雲…」




提督「ついには扶桑まで…」




提督「このままでは鎮守府に瑞雲が蔓延しきってしまう…!」




提督「その前に手を打たなければ…!」




・・・




日向「珍しいじゃないか、君が呼び出すなんて」




提督「あぁ、ちょっと用事があってな」




日向「そうか」




提督「…なぁ日向」




提督「お前はどのくらい瑞雲が好きなんだ?」




日向「…言葉では言い表せはしないほどだ」




提督「…そうか」




日向「最近は専らビッグバンの原因は瑞雲にあるのではないかという研究を…」




提督「…俺はお前のことが苦手だよ、日向」




日向「…」




日向「そうか」




日向「こんな水上機の事ばかりの無愛想な女だからな、仕方ないさ」




提督(水上機ってか瑞雲だけだろ…)




日向「…少し、悲しいがな」




提督「…せめて瑞雲好きを抑えてくれたら…「それはならん」




提督「え?」




日向「瑞雲とはいわばキリスト教のイエスキリストと同義だ」




日向「君にいかに嫌われようと、白い目で見られようと」




日向「私は神への信仰を裏切ることなどできないからだ」




日向「それに瑞雲が好きなどといったな」




日向「それは少し語弊があるのだよ」




日向「好きなどではなく、敬いの方が近いな」




日向「ズイウニストにとって瑞雲が好きなどというやつはただの雑魚だ」




日向「本当に瑞雲を思うなら、好きではなく、瑞雲を目上として敬わなければいけない」




日向「またさらに…」




提督「…」ソローリ・・・




日向「…君、なぜ逃げようとしているんだ?」




提督「…い、いやー」




提督「…話が長いんでちょいとトイレへー…」




日向「君が瑞雲を諦めろと言ったからじゃないか」




日向「いいか、続けるぞ」




提督「…だぁーー!!! もういいわァーー!!!」




日向「?」




提督「はい! ドッキリ大成功ーー!」




提督「今までの全部ドッキリでした、嘘でした! はい!!」




提督「終わり! 閉廷!!!」




提督「じゃあ俺、書類かくために帰るから…」ガシッ




日向「…何逃げようとしているんだ?」




日向「私を試したというのか…?」




日向「ズイウニストとしての自覚を思い出させるために…?」




提督「いいいいいえ!!! 滅相もございません!!!」




日向「…フッそうだな」




提督「え…?」




日向「…確かに最近私は浮かれていたからな」




日向「君のおかげで初心を取り戻せたよ、ありがとう」




提督「ど、どういたしまして…?」




日向「では私は地球瑞雲説の最終証明の論文を書くから帰るよ」




日向「ではな、同志」




ガチャ・・・バタン




提督「…アイツ、いつからああなったんだろう…」




≪能代≫




能代「はぁ…」




能代「疲れた…」




提督「おう能代じゃねぇか」




能代「提督…」




提督「…すげぇげっそりしてるけど大丈夫か…?」




能代「提督ぅ…!」




・・・




提督「…阿賀野の介護に疲れた、と」




能代「介護って…  いえ、うん…」




提督「毎日起こして用意とかして…」




提督「…そりゃ疲れるわ」




提督「女の子なんか特に朝は掛かるらしいしな」




提督「…なぁ能代、部屋を変えてやろうか?」




能代「えっ…」




提督「聞いてる限りよ、お前とか矢矧が介護しちゃうからダメなんじゃないか?と思ってな」




能代「でも私がいなくなったら阿賀野姉は…」




提督「…姉思いなのはいいんだがむしろそれが姉のためになってないっていうか」




提督「こういってはなんだがお前のせいで阿賀野が堕落するっていうか…」




能代「私が阿賀野姉の自立を妨げているって言うんですか!?」




能代「毎日提督に怒られないよう、頑張って起こしているのに…」




能代「私のその行為が悪いって!?」




能代「撤回してください!」




提督「…ぅるせぇなぁ!!!」




能代「!?」




提督「こっちはお前が疲れただの言うから善意で言ってるのによー!」




提督「お前なんか嫌いだよーだ」




提督「いやいや言いながら本当は阿賀野の傍にいれて嬉しいんダルォ!?」




提督「なら『私大変なんですぅ~』みたいなアピールしなくていいから」




能代「…」




提督「どーしたんすか、黙っちゃってー! 図星、図星なんか?」




能代「ぅ……」




阿賀野「いい加減にしてよっ!」




提督「なにっ!?」




能代「阿賀野姉!」




阿賀野「ちょっと向こうから能代の声が聞こえたと思ったら…」




阿賀野「提督さん、そんな言い方ひどいよっ!」




提督「いやでも実際…」




阿賀野「能代はダメダメな私のために毎日頑張ってくれてるの! それをひどく言わないでよ!」




提督(いやだからお前が迷惑かけなきゃいいんだよ)




能代「阿賀野姉~!」ダキッ




阿賀野「大丈夫だよ能代~!」




阿賀野「…さて、提督さん! なにか反論ある?」




提督「…言いたいことがある!」




阿賀野「なに?」




提督「実は…」




提督「全部ドッキリでしたーー!!!」




阿賀野&能代「「は?」」




カクカクシカジカ




能代「ま、まぁよくわからないけど、私に声をかけたあたりからドッキリだったのね?」




提督「Yes」




能代「はぁ… くだらないことしてるのね…」




提督「まぁ許してよ~ 頼むよ~」




能代「別にそんなに怒ってないですよ」




阿賀野「ダメだよ能代! こういう時はキチンと怒らなきゃ」




阿賀野「提督さん、能代をいじめるのやめてよね!:




能代「阿賀野姉…!」キラキラ




提督「す、すみませんっした」




阿賀野「ん! それでよし!」




阿賀野「それじゃ帰ろ、能代」




能代「うん!」




ジャーネーテイトクサン!




提督「…おーう」




提督(…一つ分かったことがある)




提督(社会に出たら能代はダメな男を養ってしまうタイプの女の子だろうなぁ…)




≪矢矧≫




矢矧「残弾は十分よ! 撃ちまくれッ!」




ドドォン!




提督「はーかっけぇわ、矢矧マジかっけぇわ…」




漣「わかりみ深い」




提督「あっ、そうだ(唐突) この辺にぃ、いいドッキリ案、あるらしいんすよぉ!」




漣「あっ、そっかぁ」




提督「やりませんか? やりましょうよ」




漣「おっそうだな(タメ口)」




提督「じゃけん今やりましょうねぇ~!」




・・・




矢矧「第二水雷戦隊旗艦矢矧、演出開始のお知らせで…」ガチャ




漣「はぁ!? 何言ってんだこのタコォ!!」バチーン!




提督「ぐっ… ご、ごめ…」




漣「うるせぇステハゲ! 黙ってろスケベ! しゃべるな早漏!!」




提督「うぅ… (この野郎あることないこと好き放題いいやがって… 後で〆よ)」




矢矧「ちょ、ちょっと、漣何やってるのよ!? 提督が何かしたの?」




漣「あ? こいつの仕事がクソとろいんでムカついてしばいてたんすよ」




矢矧「それだけで!? 提督、大丈夫!?」




矢矧「漣、今すぐ提督に謝りなさい!!」




漣「…いやですよ」




矢矧「謝りなさい!!!」




漣「ぐっ…」




矢矧「まだ渋るっていうn…「矢矧ァ………!!!」




矢矧「…え?」




提督「許さない、許さない許さない許さない許さないぃ…!!!」




矢矧「な、ちょ、どうして私…!?」




提督「俺は…俺たちは…!!」




提督「絶賛SMプレイ中だったってのに…!!」




矢矧「は?  …は?」




提督「本来上司である俺が、部下、しかも小さな駆逐艦に心身ともに虐げられる…」




提督「そんな最大の幸福を味わっていたってのに…!!」




提督「なんてことをしてくれたんだ!!」




提督「お前のことなんか大嫌いだ、矢矧」




矢矧「…」ボーゼン




漣(ご主人、正直マジキモイです むしろ私なら嫌われたほうがいいぐらいに)




矢矧「・・・つまり 提督はドMなのね?」




提督「あぁ、そうだ! わかったら出ていけ、俺はまだ…」




矢矧「フゥンッ!!」ドガッン




提督「ぐほぁ!?」ゲホゲホ




矢矧「丁度いいわね、実は私、どうやら他人を痛めつけるのが好きらしくてね」フフッ




矢矧「深海棲艦相手じゃ物足りなくてね …って、なにへばってるのよ」




提督「ちょ、タイム…ガッ!?」




矢矧「なによ、この程度でへばってMを自称してるの? それとも人ってそんなにヤワなのかしら?」




漣「ソローリ・・・」




提督「漣…!」




漣「ご、ごゆっくりー」




提督「漣ィ…!!!」




矢矧「はぁ、うるさいわよ」バチーン!




提督「ま、待てっ… これっ にはっ  じじょう がっ…!!!」バチンバチンバチンバチン




矢矧「…なによ」




提督「…大変いいづらいのですがー…」




矢矧「早くしてよ」




提督「ヒッ  あ、えと…!」




提督「全部、ドッキリだったんですーーーー!!!」




矢矧「…はぁ……?」




提督「漣に色々言われたのも、俺がMなのも、全部ドッキリだったんですよ…!!」




矢矧「…冗談も程々にしてよ」




提督「うそじゃないでずぼんどでず…」




矢矧「…」




提督「…」ズビッ




矢矧「…やってしまったーーーー!!!!??!??!」




矢矧「て、提督、ごめっ、ごめんなさい!!! 大丈夫!?」




提督「ま、まぁ鍛えてますから…」




提督「てか元々悪いのは俺だし…」




矢矧「と、とりあえず絆創膏とか湿布とか持ってくるわ、待ってて!!」




矢矧「…あ、あと私のあれは内密に……」




提督「いや俺はいいけど…」




矢矧「ありがとう! それじゃ!」ガチャバタン!




提督「…もう漣辺りから広まってるだろうなー…」




≪番外編 由良さんの逆襲≫




鬼怒「……由良の捜索、打ち切り…だって」




提督「…あぁ」




鬼怒「…提督?」




提督「…あぁ」




鬼怒「…大丈夫?」




提督「……ぁぁ…」




鬼怒「……提督だけじゃないよ、悪いのは…」ガチャ・・・バタン




提督「…クソッ…!」




提督「俺が…あんなことを言わなければ…!」




・・・




提督「…ちょっと沈んでくんね?」




由良「え…」




提督「嫌いなんだよねぇ!」




由良「…」




提督(ってまぁ、そろそろ由良的にも飽きたか)




由良「うるさいっ!!」




提督「え?」




由良「そうなのね、やっぱり提督さんも由良のこと嫌いなんだね!!」




由良「みんなみんな由良のこと嫌いなんだ、もういいよ…!」




由良「望み通り沈んであげるよっ…!」




提督「ちょ、由r…「うるさい!!」ガチャバタン!




提督「えー…」




・・




鬼怒「…提督! 由良見なかった!?」ガチャ




提督「…あーさっき来たけど、なんかすぐ出て行っちゃって…」




鬼怒「なんで止めなかったの!?」




提督「…え…」




・・



鬼怒「…ごめん、今日も見つからなかった…」




提督「…鬼怒が謝ることじゃない」



鬼怒「…明日に備えるね」




・・・




提督「…俺が、あんなことを…したから…」




提督「由良は…一人で沈んで…!!」




提督「あぁぁぁ!!」




提督「ほんの…! ほんの出来心だったんだ! いつも通りの遊びのつもりで…!!」




提督「誰も沈まないよう…これまで、頑張ってきたのにな…」




提督「……ごめんな、由良……」




提督「……ごめんな、ごめんな…!」




コンコンコン




提督「……どうぞ」




ガチャ・・・




由良&鬼怒「「…ドッキリ大成功ーーーー!!!!」」




提督「…」ゴシゴシ




由良「えへっ」




提督「………」




提督「…あ、ん…?  あぁぁぁぁ!!!!!!(理解)」




提督「クソがぁーー!!!」




提督「騙されたぁーー!!!」




提督「クソ!? 由良、鬼怒、俺を嵌めたな!?」




鬼怒「私たち二人だけじゃないよ!! みんなにも協力してもらったんだ!」




提督「なぜだ、なぜ俺が…!」




由良「自覚ないの!?」




提督「え…」




由良「最低ー!! 私たちに『沈め』なんて禁句中の禁句!」




由良「冗談だってわかってても由良悲しくなったもん…!」




鬼怒「まーそもそもこんな企画やってる時点でアレだけどね~」




提督「す、すまん…」




由良「もう! これに懲りて反省してねっ提督さん!」メッ




提督「はーい…(あ~由良のメッが可愛いんじゃ^~)」




由良「じゃあね、提督さん」




鬼怒「いい反応だったよ~」




ガチャ・・・ バタン




提督「ふぅー…」




提督「いやぁ…」




提督「よかったぁ~~~!!!」




提督「ほんっとよかったぁ~!!!」



≪雲龍≫




雲龍「提督、出撃の報告書持ってきました」




提督「お疲れ、そこ置いといて」




雲龍「はい」




提督「…」カキカキ




雲龍「…」




提督「…」カキカキ




雲龍「…」




提督「…何してんの?」




雲龍「?」




提督「いや、さっきからそこに立ってるからどうしたのかなって」




雲龍「どうしたのって、わからないの?」




提督「……?」




雲龍「私、MVPだったの」




提督「うん ……で?」




雲龍「…ん」




提督「……」




提督「…あー、そういうことね、やっとわかったわ」




提督「MVPになったんだから褒美をよこせと、そういうことね」




雲龍「うん」




提督「はぁー…  あのさぁ、図々しいと思わない?」




提督「MVP取ったからっていつもご褒美もらえると思うなよ」




雲龍「ごめんなさい…」シュン・・・




提督「まぁそれはいいけどさ、ちょっと言いたいことあんだよ」




提督「…あのさぁ、もうちょっとしゃべったらどう?」




雲龍「…はい」




提督「全員が全員お前の言いたいことわかるわけじゃねぇんだよ」




提督「自分中心で、何も言わなくても言いたいことが伝わるなんて思うなよ」




提督「そんな考え方の奴大嫌いなんだよ、俺」




雲龍「…ごめん…なさい…」




提督「謝るのはいいから改善してよ、ウスノロ」




提督「意思疎通、これ軍隊の基本だよ?」




提督「なんか言い訳ある?」




雲龍「ありません…」




提督「そ、じゃあ…」




雲龍「…でも」




雲龍「私、喋るの得意じゃない、から…」




雲龍「時間がかかり…ます」




雲龍「ウスノロでごめんなざい…!」




雲龍「せ、精一杯がんばりまずがら…!」




雲龍「そんなに… 怒らないで……ぐだざい…!」グスッ




雲龍「……」グスッグスッ




提督「…雲龍」




雲龍「はい…」




提督「コッチミテ」




雲龍「……?」




提督「じゃじゃん! ドッキリ大成功ーーー!!!」




提督「いぇーーーーい!!!」




雲龍「え、え……え……?」




カクカクシカジカ




提督「というわけでしたー」パチパチー




雲龍「……」ムゥ・・・




提督「あ、あのー雲龍……?」




雲龍「…提督は言わないとわかんないものね」




雲龍「私、今すごく怒ってるの」




提督「…ハイ」




雲龍「確かに私があまりしゃべらないのも悪いです」




雲龍「でもあんな言い方はひどいです」




雲龍「私、悲しかった……」ジワッ・・・




雲龍「こんな悲しいこと、もうしないで」




雲龍「ね?」




提督「はい…」




雲龍「ん…  じゃあ、頂戴」




提督「…なにを? あ、ご褒美ね ちょっと待って間宮券を…」




雲龍「それも魅力的だけど…」




雲龍「今は、提督に撫でてほしい」ズイッ




提督「え…… あ、そんなこと…?」




雲龍「そう思うならはやく」




提督「お、おう…」ナデナデ




雲龍「~~~」ホワァー




雲龍「提督」




提督「ん?」




雲龍「…しあわせ♪」




≪酒匂≫




提督「…実は俺、お前のこと嫌いなんだ…」




酒匂「えっ…」




提督「お前の日頃の俺に向けてくれる好意は嬉しいがすまん…」




酒匂「そんな…」




酒匂「うぅ、ひどいよぉ、司令…」グスン




提督(そうよこれこれ、こういうのが欲しかったんだ)




酒匂「なんで、どうして司令!?」




酒匂「酒匂のなにがダメだったの? やっぱりお胸…?」




酒匂「それとも阿賀野お姉ちゃんや長門さんに比べて幼いからかな?」




提督(あぁ~ 純粋な酒匂の反応~!)




酒匂「むぅ~! 黙ってないで答えてよ司令~!!」




提督「…大人の魅力というのがないんだ、酒匂には…」




提督「胸然り、体格然り、態度然り…」




提督「駆逐艦はいいんだ、近所の子供みたいな感じで接せるから」




提督「ただ、お前はなんかなぁ…」




酒匂「う、うぇぇぇぇぇーーーーん!! やっぱり男の人はお胸しか見てないんだ~!!」




提督「いや全員が全員そういうわけじゃ…」




酒匂「少なくとも司令はそうでしょ!?」




提督「い、いや…まぁ、うん……」




酒匂「やっぱりだぁ~!!」ウェーン!!




酒匂「ひどいよ司令~~~!!!」




提督(Oh、こういう酒匂もなかなか…)ゾクゾク




矢矧「酒匂、大丈夫!?」バァン!




提督「げ」




酒匂「矢矧ちゃん!!」




矢矧「酒匂、大丈夫だった?」




酒匂「うん! 矢矧ちゃんが来てくれたからもう安心!!」




矢矧「…これはどういうことか説明してもらえるかしら?」ジトッ




提督「えーーっとー…」




カクカクシカジカ




矢矧「…またか」




矢矧「…またなのね」ハァー




提督「またなんだ、すまない」




酒匂「嘘だとしてもひどいよ司令! 酒匂傷ついた!」プンプン




提督「ごめんごめん、今度なんか奢るから」




酒匂「デートでもしてくれないと許せない!」




提督「わ、わかったよ、今度な…」




酒匂「本当!? ぴゅう!」




酒匂「本当に絶対だからね!? 司令!!」




提督「おう、それは約束しよう」




酒匂「やったー! お洋服なに着ていこうかなー!」ワクワク




酒匂「じゃあね司令! 絶対だからね!」




ガチャ・・・バタン




提督「健気で元気でがわ”い”い”な”あ”酒匂ちゃん…」




矢矧「…提督」




提督「おん? どった矢はギィ!?」ドゴォ!




矢矧「…よくも酒匂に手を出したわね」ユラァ・・・




提督「いや、ちょっ、まっ…「問答無用!」




矢矧「わかるかしら、この状況…」




矢矧「あなたは妹を傷つけた、その姉である私があなたを成敗するのは当然のことよね?」ゴキゴキ




提督「ひっ…」




矢矧「はぁ、血が騒ぐわ、提督を合法的に殴れるなんて」




提督「厳密には法律には違反して…ヒィ!?」ガァン!




矢矧「ふふふ、大丈夫よ、後は残らないようにしてあげるから」




矢矧「でも舌だけは噛まないように気をつけてね?」




提督「ま、まって…」




矢矧「じゃ、やりましょうか」




イヤァーーーーー!!!!




・・・




酒匂「そういえばいつ空いてるとか全然決めてなかった~!」




酒匂「こういうおっちょこちょいなところは直さないとね!」ウンウン




イダイイダイイダイ・・・!  アラ、コノテイドナノ?




酒匂「…? 司令と矢矧ちゃんの声…?」ソー・・・




提督「ま、ちょっと休ませてっ…!!」




矢矧「このくらい我慢しなさい、酒匂の心の傷はこんなものじゃないわよ!!」アハハハ!!!




提督「もうやめてぇーー!!!」




酒匂「…」パタン




酒匂「…ど、どういうこと…? 矢矧ちゃんが、司令を…」




酒匂「な、なんなの…? 矢矧ちゃんはいけない事してるのに、注意しなきゃいけないのに…」




酒匂「なんで…?  私…羨ましいと思ってる…?」ドクン




阿賀野型四女、嗜虐への目覚めである



≪涼月(二回目)≫




提督「…な、なぁ、涼月…」




涼月「はい?なんでしょうか」




提督「こ、この料理なんだけどさ…」




涼月「はい! 頑張って作ったんです、どうでしょうか!」




提督「うん、すっげぇ美味しい、美味しいんだけどさ…」




涼月「?」




提督「…このかぼちゃ推しは何!?」




南瓜のカレー かぼちゃのサラダ かぼちゃの煮物 かぼちゃポタージュ etc…




提督「てかかぼちゃしかないじゃん!?」




涼月「提督と育てていたかぼちゃが良い頃合いになったので嬉しくて…」




提督「うん、まぁ嬉しいのはわかるよ、俺も嬉しいし」




提督「でも一気に出し過ぎじゃない!?」




涼月「ごめんなさい…」




提督(…なんという罪悪感ッ! ただここで止まるわけにはいかねぇ)




提督「…俺たちだけで食べるってわけじゃないんだぞ?」




提督「あの菜園はそれなりの土地を取ってる、だからみんなにも分ける義務ってのがあんだ」




提督「しかもかぼちゃだけだと飽きるって考えられるだろう」




涼月「い、一応、それも考えて味付けは各々で違うと…」




提督「そーゆーことを言ってるんじゃない」




提督「計画も練らず、ただ一時の感情だけですぐに行動を起こしてしまうのがマズい」




提督「無計画な奴は嫌いだ」




涼月「こ、こんなことで…」




提督「こんなこと? 一事が万事って知ってるか」




提督「そういうことだ、食事、食材もこれまた戦闘と同じ」




提督「一見大量にも思える材料を、いかに計画的に使えるか」




提督「そうでなければ後に後悔するだけだ」




提督「いいか、だからお前のような無計画は嫌いなんだ」




涼月「…そ、そんな言い方…しなくても…っ」グスッ




提督(どうだ青葉、バッチリだろ)グッ




青葉(えぇ、涼月ちゃんの珍しい泣き顔、これは高く売れますよ…!)




提督(4:6でいいぞ)




青葉(アリシャス!)




涼月「…そうだ」




涼月「そういう提督はどうなんですか!?」




提督「…へ?」




涼月「いっつもいっつも、執務を後回しにしては後でひぃひぃ言ってるじゃないですか!!」




涼月「それこそ無計画じゃないんですか!?」




提督「い、いや、それは…」




涼月「ほらやっぱり! 目が泳いでますよ!!」




提督「…」ダラダラ




涼月「私のことを注意する前に、ご自分のことをどうにかしたらどうですか」プンプン




涼月「そもそも提督こそ無計画の化身みたいなものではないですか!」




涼月「そんな人にどうこう言われたくはありません!!」




提督「…すみません」




提督「…ドッキリでした」




涼月「…やっぱり、そうだと思いました」




提督「…あんまりにもかぼちゃだったのでつい…」




提督(青葉に頼んでる時点で『つい』もクソもないんだけどネ!)




提督(提督ってば結構計画的!)




涼月「確かにかぼちゃだけなのは申し訳なかったですね」




涼月「今度から気をつけますね」




提督「うん…俺もすまん、よくよく考えたら折角作ってくれたのにひどいな」




提督「あ、でもすげぇおいしかったよ! マジで!」




涼月「ならよかったです、また今度お作りしますね」




涼月「…さて、無計画に執務を残してしまわないように」




涼月「執務、しましょうか」




提督「…あ、お、俺このあと用事が…」




涼月「逃がしません!! 今日という今日は日付が変わる前に終わらせますよ!」




提督「あーー!おーたーすーけー!!」




執務は22時には終わった




・・・ちなみに涼月の写真の件は後でバレ、こっぴどく怒られましたとさ



≪葛城(二回目)≫




葛城「あなた! いるかしら!!」




葛城「…ってあら?」




シーン・・・




葛城「おっかしいわね、この時間はまだ執務してると思ったのに…」




葛城「……あ、まさか…」ガチャ・・・




葛城「あー! やっぱり寝室にいたー!!」




葛城「ちょっとあなた!起きなさいよ!!」




提督「むぅ~……」




葛城「まだ執務たくさん残ってるでしょ!? ほら早くー!!」




提督「うるさぃ~! GW~!!」




葛城「ゴールデンウィークはもう終わったでしょー!」グイーーー




葛城「あっ」ズルッ




ドサーン!




葛城「いつつ……あ、あなた大丈夫!?」




提督「……クッソいてぇ……」ズキズキ




提督「……ひと段落ついたから寝ようと思ってたのによ」




葛城「あ、そ、そうだったの!?ごめんなさい!」




提督「…はぁ」




提督「つかなんなの?別に秘書艦でもないのに入ってきて…」




提督「迷惑じゃん」




葛城「ご、ごめんなさい…」




葛城「でも私は、あなたのために…!」




提督「…あとさ、その『あなた』ってのなんなの?」




葛城「え……」




提督「新婚さんですか?俺たち 違いますよね?」




提督「馴れ馴れしいんだよ」




提督「昔からの仲間ならまぁわかるよ?うん」




提督「でもお前ってここにきてそんなに経ってないよな?」




提督「なのにその態度、鼻につくんだよ」




葛城「…そう、そう、よね…」




葛城「うん、何となくそうは思うのよ」




葛城「馴れ馴れしいかなって…」




提督「なら…「でも!」




葛城「こうやって距離を詰めないと、いつまでも遠いままだから…!」




提督「…? どういうことだよ」




葛城「あなたの言う通り、私はここにきて短いわ」




葛城「だからこそ、馴れ馴れしくしてでもあなたと仲良くなりたいの…!」




提督「…あのさ、そういうのが嫌だって言ってるじゃん」




葛城「焦ってるの!!!」




提督「は…?」




葛城「あなたと仲良くなれずに、どんどん距離が離れていくんじゃないかって!!」




葛城「だから強引でも、あなたの近くにいたいのよ…!」




葛城「わかってるわ…」




葛城「私の性格が鼻につくのもわかってる、余計なお世話が多いことも!」




葛城「でもあなたのこと好きだから! 少しでも早くあなたの傍にいられるようになりたいの!」




提督「うん……うん?」




葛城「…でも、それが迷惑だっていうなら…「ちょ、ちょっと待って?」




葛城「何よ」




提督「うん? あなたのこと好きだから?うん?どゆこと?」




葛城「……あっ…!! い、今のなし!!今のなしだからぁ…///」




提督「そうかぁ、葛城はー  へぇ~」




葛城「~~~~!!!」




提督「あ、やべぇ、ネタバラシネタバラシ」




葛城「ね、ネタバラシ…?」




提督「はい、ドッキリ大成功ーーー! いえーーい!」




葛城「…あ”あ”あ”!!!」




葛城「そういうことだったの!? あなた最低!!」




葛城「ていうか私二回目じゃない!? なんでよ!?」




提督「安心しろ、もうすでに二回目を終えた艦娘はたくさんいる」




葛城「そういう問題じゃないでしょ!? あーーーもうなんで私こんな奴をーー!!」




提督「いやー、大胆な告白嬉しいよ」




葛城「こんのぉーーー!!!!」フルフルフル・・・




葛城「今度という今度は許さないんだからぁー!!!」




≪青葉(二回目)≫




青葉(どうも!恐縮です、青葉です!)




青葉(ただいま青葉は先日の涼月さんの件についての反省文を書いております)




青葉(もちろん司令官も一緒です、そんでもって…)




提督「……あれで大儲けのつもりだったんだ、なのにバレたせいで…」ブツブツ




青葉(あんな状態です…)




提督「……青葉ァ…!!」




青葉「は、はひっ!?」




提督「お前がへましたせいで!」




提督「涼月にはガチで嫌われるし駆逐には逃げられるし…」




提督「加えて扶桑の説教……」




提督「お前がヘマしなきゃよかったんだよ!!」




青葉「青葉だけが悪いんですか!?司令官だって逃げてるときコケたじゃないですか、ズテーンて!」




提督「ぐぬぬ、だが今はそんなことは関係ないんだよ!!」




提督「バレた時点で俺たちの負けなんだよ!!」




提督「ったく、俺の作戦は完璧だったのに……」




青葉「いや今考えればガバガバでしたよ!?」




提督「それは結果論だろが!!!」




提督「あーやだやだ、写真撮ってるだけのくせに文句ばっか」




提督「もうやめようぜ、組むの  俺お前のこと無理になってきたわ」




青葉「司令官…」




提督「そもそも俺たち相性悪かったんだよ、あぁ」




提督「俺は昔から調子いいお前が嫌いだったし」




提督「丁度いいだろ、辞めるタイミングにしてはよ」




青葉「…」




提督「おいおい、賛同してくれよ」




青葉「…青葉は、司令官と一緒で楽しかったですよ…」




提督「フンッ、そうかよ」




青葉「…それに」




提督「?」




青葉「本当にやめちゃっていいんですかぁ~?」ニヤッ




提督「な、なんだよ、その不敵な笑みは…」




青葉「この辺にぃ~、司令官のたくさんのクズ発言とかぁ~録音してるんすよぉ~」




提督「えなにそれは…」




青葉「おとなしくしてください! でないとばらまきますよ!」




提督「くっ…」




青葉「司令官がこんな反省文ごときでやめるわけがない! 何かあるんでしょ!!」




提督「そそそそそそんなことがあろうはずがございません」




青葉「さぁて、どーせくだらない理由なんでしょうけど、唐突にこんなこと言いだした理由を教えてくれますか?」




提督「…お、脅しには屈しないぞ!!」




青葉「教 え て く れ ま す か 」ズイッ




提督「アハイ」




カクカクシカジカ




青葉「 あ ほ く さ 」




提督「ですよねー」




青葉「二回目、二回目ですよこれで」




青葉「ていうか涼月さんの件もこれ関連で泣かせてたんですか、最低ですね」




提督「反論の余地もない… でもそうやって商売にしたのはお前じゃんYO!?」




青葉「お? 音声データ流してええんか?」




提督「スミマセンデシタ」




青葉「いやー! いいネタ上がっちゃいましたね~これは!」




提督「何が目的だ!」




青葉「いや~、最近新しいカメラが欲しくてですね~」




提督「そ、そんな、カメラなんて何万すると思って…」




青葉「 欲 し く て で す ね ! 」




提督「くっ! 俺は青葉に逆らうことができない…弱みを握られている…!」




青葉「部下に脅されてどんな気持ちですか、司令官~?」




提督「なんという屈辱ッ!!」




青葉「あーっはっはっは! それじゃあ今度の日曜日、青葉に付き合ってもらいますからね!」




提督「くっ…せっかくの休みが……」




青葉「はい?」ニコッ




提督「なんでもございません!」ビシッ




青葉「ふふー! それじゃあ司令官、青葉は反省文書き終わったのでお先に~」




提督「あ、なっ、いつの間に!!」




ガチャ・・・バタン




青葉(…計画通り!)




青葉(そろそろドッキリは青葉の番だと思っていたんですよ…!)




青葉(それをネタにして提督とカメラを買うという建前のもと、デートっ!)




青葉(青葉、我ながら策士です!)




青葉「♪司令官とデート~ 司令官とデート~!」



≪瑞鶴(三回目)≫




提督「…正直、瑞鶴とか三回目だし、どうしよ…」




提督「もう二回目の時点でバレてたしどうしようか…」ウーン・・・




提督「…あ」




提督「いいこと思いついた」




・・・




瑞鶴「…ドッキリに協力してほしい~?」




提督「そうだ、お前はもう二回もドッキリされて、飽きてるだろう?」




提督「なら今度はお前が仕掛人になってみないか?」




瑞鶴「…えー…なんだかなー…」




提督「残念だなー、目標は一航戦の青いほうなんだけどなー!」




瑞鶴「ピクッ」




提督「盛大なドッキリをするつもりなんだけどなー!」




瑞鶴「…それ、乗った」




提督「え?なんてー?」




瑞鶴「協力、する!」




提督(よし、計画通り…!)




・・・




瑞鶴「おはよう、加賀さん!」




加賀「えぇ、おはよう あなたから挨拶なんて珍しいわね、何かあったの?」




瑞鶴「いいいいや!?そそそんなのあるわけないじゃん!」




加賀「…そう、いいけれど」




瑞鶴「あ、そういえば加賀さん、提督さんが呼んでたよ?」




加賀「提督が?珍しいわね 何かあるのかしら」




瑞鶴(あぁあるともさ、アンタを陥れる罠がね!)




瑞鶴(手筈は簡単、執務室で提督が血だらけで倒れていて、そこに加賀さんが…!)




瑞鶴(なんかどっかで見た展開だけどそんなこと言ったらこのSSなんて全部そんな感じだし大丈夫!)




加賀「じゃあね、瑞鶴 私がいなくても練習するのよ?」




瑞鶴「あいあい、わかってますよー」




ガラガラガラ・・・




瑞鶴「よしっ!」




・・・




加賀「…失礼するわ、提督…  ってまた変なことやってるんですか」




提督「変なこととはなんだ、立派なレクリエーションだ」




加賀「…その人形も?」




提督「あぁ」




加賀「…はぁ、鎮守府の将来が心配だわ」




提督「安泰だよ安泰  …あ、瑞鶴が来たみたいだ、適当に返してくれ」




加賀「…ドッキリに加担しろと…」




提督「そう」




加賀「まぁいいわ、最近あの子調子に乗ってる節があるから」




提督「マジか、じゃあ作戦を伝えるよ」





・・・




ガチャ




瑞鶴「加賀さん、言い忘れていたことが…」




提督「…」←血まみれぶっ倒れ




加賀「…」←日本刀装備




瑞鶴(え?何で日本刀? まぁいいや)




瑞鶴「な、何をやっているの加賀さん!? なにその日本刀…まさか提督さんを…!?」




瑞鶴(…ここでコイツは『ち、違うの!!』とか言い出すはずだから…!)




加賀「そうだけれど、なにか?」




瑞鶴「違うって何よ、その日本刀こそが証k…は?」




加賀「私がこの日本刀で提督を殺したのよ、それだけだけれど」




瑞鶴(打ち合わせと違う!? いや、落ち着け私…)




瑞鶴(つまりこれは嘘…提督さんはどうせ生きてる…)




瑞鶴(…はは、そういうことね、また私を騙したわけね)




瑞鶴「はっ! そんなわけないじゃない、提督さんは生きて…」




加賀「首を切り落としたんだから生きてるわけないじゃない」ヒョイ




瑞鶴「…ひっ、ひぃぃぃぃぃぃ!?!? なな、生首ぃ!?!!?!?」




加賀「まだ温かいわよ? あなたも触る?」




瑞鶴「ひぃっぃ!? なになになに!?違う違う違う!?」




加賀「? 何が違うの?」




瑞鶴「聞いてない聞いてない聞いてない聞いてない聞いてない!!!」




瑞鶴「こんなの聞いてない聞いてない!!!」




加賀「…? まぁいいわ、目撃者は生かしておけないし」




瑞鶴「ひっ……」




瑞鶴(こ、怖すぎて足がすくむ…声が出ない…!!)




加賀「あら、逃げないでいてくれるのね、それは僥倖」




瑞鶴(いやだいやだいやだいやだ死にたくない死にたくない死にたくない…!!)ズビッ・・・




加賀「できるだけスパッと死なせてあげるから安心なさい、こうみえて剣術も得意なの」




瑞鶴(助けて助けて助けて!!!)ウッ・・・




加賀「それじゃあね、瑞鶴…」




ザシュッ




・・・




瑞鶴(…あ、提督さんが見える……)




瑞鶴(私、死んだんだ……)




瑞鶴(天国って本当にあるんだ……)




瑞鶴(翔鶴姉に、お別れ言いたかったなぁ…)




提督「おーい、瑞鶴ー?」




加賀「大丈夫なの?これ」




瑞鶴(あれ… 加賀さん…?)




提督「さすがにこんなので精神壊さないとは思うんだけどなー」




提督「…いや、あの加賀の怖さからするとありえるな…」




瑞鶴(もしかして私、生きてる…?」




加賀「失礼ね、ただ私は迫真の演技をしただけなのに」




提督「迫真空手部…」ボソッ




加賀「は?」




瑞鶴「うっ…うわぁぁぁぁん!!」




瑞鶴「い、生きてるぅぅぅぅ!!!」




提督「あ、蘇った」




加賀「うるさいわよ瑞鶴」




瑞鶴「あ、ごめんなさい… じゃなくて!どういうことなの!?」




カクカクシカジカ




瑞鶴「うわぁぁぁぁん!!(泣) 先輩と上司がパワハラしてくるーー!!」




提督「なっやめろ瑞鶴!!今色々と敏感なんだからその問題!!」




加賀「そうよ、提督はともかく私には関係ないでしょう?」




提督「おい」




瑞鶴「…ねえ、ていうかこれで三回目だよ?」




提督「恨むなら何度も瑞鶴リクエストをする熱狂的なファンを恨め」




加賀「…思ったのだけれど」




加賀「もうタイトル詐欺よね?これ」




提督「確かに 俺一回も嫌いって言ってないし」




提督「じゃあいっとくか、瑞鶴嫌い」




瑞鶴「私も提督さん大っ嫌い」




提督「うん!両想い! Love and peace!」




瑞鶴「…馬鹿じゃねぇの」




加賀「まったくだわ」



≪霰≫




コンコン




霰「霰です、入ってもいいでしょうか…」




提督「もちろん、どうぞー」




霰「失礼します、霰、参上しました」




提督「はい、お疲れ様ー そして改二おめでとう!」




霰「ありがとう、ございます」




提督「ねーねーねー霰ー」




霰「はい、なんですか?」




提督「改二記念で『んちゃ』って言ってみてよ!」




霰「え、言うんですか…」




提督「うん!言ってみて」




霰「は、はい…」




霰「んちゃ」




提督「イイネー!イイネー!」




提督「もっかいもっかい!」




霰「ぇ…  ん、んちゃ…」




提督「可愛いー!」




霰「…司令官、酔っぱらってるの?」




提督「そーんなことないよ~?」




霰「…お酒臭い…絶対に飲んでます……」




提督「いいからいいから~、もっかい『んちゃ』って言ってー!」




霰「言わないです」




提督「えーいいじゃんノリ悪~! 言ってよ~!」




霰「…とりあえずお水飲んでください」




提督「…艦娘の間では言ってるんだろう?」




提督「『んちゃ』ってさ、ここで言ってみろよ」




提督「言えよ!!」




霰「し、司令官…?」




提督「はーーー…萎えるわー」




提督「ちょっとくらい酔っ払いに付き合ってくれてもいいじゃんかよー」




提督「あーつまんね」




提督「ノリ悪い奴大嫌いだわ~」




提督「あー萎え萎え、はい、解散~」




提督「帰っていいよ、俺ももう寝るから、じゃあねー」




霰「こ、こっちこそ大嫌いです酔っ払い…!」




提督「…あ?」




霰「っ……あ、霰だって嫌なものはいやです!」




霰「そうやって部下に強制させるの、ぱ、パワハラって言うんです…! 霰知ってます!」




提督「おいおい、逆らうのかよ、俺にぃ」




霰「そ、そもそも司令官が勝手すぎるんです! 呼び出して『んちゃ』って言ってって!!」




提督「アラァァレェェェェェェ!!!」




霰「ひっ……怒らないで…!」




朝潮「そこまでです!」




提督「…その声は…!」




霰「朝潮お姉ちゃん…!」




朝潮「司令官、私の大切な妹に何をしようとしているのですか!」




提督「うるせぇ! 酒を飲みながら霰をいじろうと…って酒がない!?」




朝潮「甘いですよ、パワハラ司令官!」パリーン!




提督「あぁぁぁ!! 俺の酒ぇ~!!!?」




朝潮「どうせ今回もどっきりとやならんでしょう! はやくネタバラシしてください!」




霰「ど、ドッキリ…?」




提督「くっ…  あぁ、そうだよ、全部ドッキリさ…!!」




カクカクシカジカ




霰「…酔っ払った真似、うまいんですね」




提督「そ、そこかい…」




霰「というか司令官は霰のこと、『んちゃ』としか見てないんですね」




提督「…だって時報もボイスも少ないんだもん…」




朝潮「なら、霰の魅力がもっと伝わるよう、大本営に掛け合ってすぐにボイスを録音するよう言ってください」




提督「え、いや今すぐには…」




朝潮「パワハラ司令官として訴えらえるのとどちらがいいですか!」




提督「はい!可及的速やかに大本営に掛け合います!」ビシッ




提督「…あ、その前にもう一回言って?」




霰「…しょうがないです、わかりました」




霰「…んにゃ」カミッ




朝潮(あ、噛んだ)




霰「あ、ち、違うんです今のは…!」




提督「…ぅうおおおおお!!!やる気湧いてきたーー!!」




提督「霰、待ってろ、すぐに時報と追加ボイスが来るからなー!!」




提督「うひょーーー!!!!」ダダダダダダ




霰「…司令官って変わってるよね」




朝潮「えぇ、相当」



≪秋津洲(二回目)≫




提督「大変だ秋津洲!!」




秋津洲「どうしたかも提督!!」




提督「なんと大艇ちゃんに変形機能が付いたんだ!!」




秋津洲「…なん…かも…!?」




提督「…トランスフォーマーのようにガチャンガチャンガチャンと!!」




秋津洲「おー!!」




秋津洲「でも提督は良く嘘をつくから信用ならないかも」




提督「…ふっふっふ、ここに映像があるのだ!」




秋津洲「なんと!」




提督「はいスタート!」




タブレット『ガチャガチャンガチャン シャキーン!』




秋津洲「ほ、本当…かもぉーー!!!」




提督(モロCGなんだけどな…秋津洲の純粋さが伺える)




秋津洲「ねぇねぇ!これいつ実装かも!?」




秋津洲「もう試験やってるってことは、もうすぐかも!?」




秋津洲「はやく見てみたいなー!」




提督「…(ちょ、ちょっとマズい…)」




秋津洲「やっぱりここがこうなってるんだよね、うん…」




秋津洲「それでここがー…こうっ! だねっ、大艇ちゃん!」




提督(言いにくいっ!!)




秋津洲「ねぇ提督!  …提督?どうしたかも?」




提督「え”っ” い”や”な”ん”でも”な”い”よ”!?!??」




秋津洲「…なんか怪しいかも」




秋津洲「さっきの貸して欲しいかも」ヒョイ




提督「あっ…」




秋津洲「むぅ~…? むぅ~??? むぅぅぅ~~????」




秋津洲「あーーー!! これよく見たらCGかも!」




秋津洲「提督また嘘ついたのー? ひどーい!」




秋津洲「本当に期待したのにー!!」




秋津洲「提督最低かもーーー」




秋津洲「さ・い・て・い~~」




提督「…うるさいんじゃい!」




提督「ぐつぐつぐつぐつよ!」




秋津洲「…なにその態度」




秋津洲「誰に向かって口きいてるかも?」




提督「大艇ちゃんしか取り柄のないお前じゃい!」




提督「少しぐらいエンターテインメントを与えてやろうという俺の粋な計らいをよぉー」




提督「こっちの方が萎えたわクソが」




提督「あーつまんね」



  

提督「ていうか少し考えればわかるだろ、大艇ちゃんが変形しないことくらい」




提督「あなたはここがちょっとアレなんですかぁ~?(煽り)」




秋津洲「…後悔すんなよお前」




提督「口調、口調!!」




秋津洲「あ、後悔するなかも!」




秋津洲「スッ 『提督「大艇ちゃんしか取り柄のないお前じゃい!」』」




秋津洲「これ、本営に訴えたらどうなるかも?」




秋津洲「艦娘へのパワハラとして降格、最悪除名かも」




提督「ちょ、それだけは…僕生活困っちゃうんで…」




秋津洲「そんなんカンケイないかも! 困ればいいかも!」




秋津洲「どーせ今回もくだらないドッキリの一環かも」




秋津洲「これもまとめて訴えたらもうどうなるのかなぁ~」ニヤニヤ




提督「すみません許してください、何でもしますから!」




秋津洲「…ん? 今、何でもするって言ったかも?」




提督「はい…」




秋津洲「なら、本営に言って、大艇ちゃんの変形機構、つけよう!(提案)」




提督「え、何それは…」




秋津洲「何でもするって言ったよね?(念押し)」




提督「…なんてことを…」




提督「…しょうがねぇなぁ(ちょっと作ってみたい)」




提督「よしじゃあ俺が(計画)立たしてやるか!」




提督&秋津洲「「ガシッ」」




数年後、ガンダムが完成する



≪プリンツ・オイゲン(二回目)≫




プリンツ「あ”づい”…」




プリンツ「Admiral…そろそろ冷房使いましょうよ冷房…」




提督「ならん、まだ使っちゃいけない  我慢しろ」




プリンツ「いやでもこれはおかしいですって…まだ五月ですよ…」




提督「…ニュースの〇月並の暑さとか信用しちゃいかんからな」




提督「あれ、毎年言ってるから」




プリンツ「ですよね、なんかおかしいと思ってました…」




プリンツ「てかせめてセンプーキつけましょうよ」




提督「持ってくるのめんどい」




プリンツ「ひどーい、待遇改善を要求しまーす」




プリンツ「Admiralはいいですよね、夏でも室内で!」




提督「ピクッ」




プリンツ「私たちなんか大変なんですから、海面からの反射のせいで日焼け止め必須だし!」




プリンツ「あと暑いし!」




プリンツ「Admiralは夏は冷房ガンガンの部屋で指令ですもんねー」




提督「…おい、今なんつった」




プリンツ「えー、Admiralが冷房ガンガンの部屋でー…」




提督「お前俺が冷房当たってのんびり指示出してると思ってんの?」




プリンツ「違うんですか?」




提督「お前俺のことクソニートかなんかと思ってるの?」




プリンツ「違うんですか?」




提督「…」




提督「ほんと最低だな、お前」




プリンツ「そこまで言いますー?」




提督「だってそうだろうよ、こんなにも艦娘思いの俺にその言い方はねぇよ」




プリンツ「自分で言います~?」




提督「…ちょっとお前ムカつくな」




プリンツ「…へ?」




提督「表出ろ、なんかイライラしてきた」




提督「ここに慣れてきたからかは知らんけど少し礼儀がなってねぇぞ」




提督「俺が再教育してやるから表出ろ」




プリンツ「や、やだなー、Admiralそこまで怒らなくてもー…」




バァン!



プリンツ「ヒッ!?」




提督「…出ろ、クソムカついてんだよこっちは」




プリンツ「…」




提督「オラ返事しろ」




プリンツ「は、はひっ…(やばいやばいやばいなんでこんなにAdmiral怒ってるのー!?)」




提督「いいか?俺はお前らがいない時にも必死にローテ考えたり体調確認とかしてんだよ」




提督「お前らが少しでも楽できるようにな」




提督「それをお前クソニートと同じ扱いとはいい度胸じゃねぇかよ、お?」




提督「なぁ、なんか言ったらどうなんだよ?」




プリンツ「…Admiral優しい…!」




提督「…は…」




プリンツ「…そっか、私が風邪っぽい時に出撃取りやめてくれたのはそういうことだったんだ!」




提督(…あれは確か普通に出撃書類書くの面倒だっただけです)




プリンツ「できるだけビスマルク姉さまと一緒だったのも!」




提督(それも単にドイツ艦隊とかカッコ良さそう!(小並感)で編成してるだけです)




プリンツ「Admiralって、本当にいい人だったんですね!」




提督「(まぁ悪い気はしないしいいか)お、おう、そうだぞ」




プリンツ「いやー、Admiralは本当に私たちのことを思って色々やっていたとは」




プリンツ「私、勘違いしててごめんなさい!」




提督「うん、今後気をつければいいからね、うん…」




提督(プリンツ…いい子!)




プリンツ「はい! ありがとうございます!」




プリンツ「それでは!」




提督(純粋でいい子だなー)



≪リシュリュー≫




リシュリュー「Amiral、起きなさい、朝よ」




提督「あと五分ー…」




リシュリュー「あなたそれ昨日も言って結局三十分くらい寝てたじゃない!」




提督「マジで五分だけぇー…」




リシュリュー「ダメよ、キチンと起きて身支度しなさい」




提督「ちぇー」




・・・




提督「時間ないから朝食要らないってー…」




リシュリュー「食べないと元気でないわよ …はい、これオニギリよ」




提督「いつの間に…」




リシュリュー「こうなると思って昨日の夜作っておいたのよ」




提督「そうか、ありがと」




リシュリュー「えぇ、どういたしまして じゃあ行ってらっしゃい」




・・・




提督「ふぅー本営出頭疲れたー…」




リシュリュー「お疲れ様、まずはオフロがいいかしら」




提督「そうだな、まず風呂入ってくる…」




リシュリュー「わかったわ、沸かしておくわ」




・・・




提督「…うげぇ、パクチー…」




リシュリュー「…パクチー嫌いなの?」




提督「だって苦いじゃん…」




リシュリュー「でも食べなさい」




提督「…」




リシュリュー「半分食べてあげるから、ほら」




・・・




提督「…なぁ、リシュリュー」




リシュリュー「どうしたの、Amiral?」カチャカチャ




提督「ちょっとしつこい」




リシュリュー「…え?」カチャン・・・




提督「最近世話焼きがしつこすぎる」




提督「前はもっとおとなしい感じだったのにさ…」




提督「口うるさくなってさ…ちょっと嫌いだよ」




リシュリュー「えっ……」




提督「だってそうだろ?なんか母ちゃんに怒られてる気がするんだよ」




提督「その気分が嫌」




提督「いいかリシュリュー、これからそういうことを…って…」




リシュリュー「ゥッ…ヒック・・・」




提督「な、泣いてるのか…?」




リシュリュー「だ、だって…! Amiralが少しでも不便ないよう、言ってたのに…!」




リシュリュー「そんな言われ方したら…! 悲しくないわけないじゃない…!」グスッ




リシュリュー「私はただAmiralのために…!!」




提督「…そっか、ごめんな」




リシュリュー「何よ…いきなり謝って…!」




提督「実はな、全部ドッキリなんだ」




リシュリュー「そう、ドッキリね…ドッキリ…!?」




提督「そう、ドッキリ」




カクカクシカジカ




リシュリュー「Amiralのバカぁ!」ポカポカ




提督「あはは、ごめんて」




リシュリュー「本当に傷ついたんだからぁ…!」




リシュリュー「…罰ゲームやってもらうわよ!」




提督「えっ……」




リシュリュー「明日一日、私の荷物持ちとして付き合ってもらうから!」




提督「…それってデーt「い、いいから付き合うこと!いいわねっ!」




提督「はーい」



≪神通≫




提督「…神通…これはどういうことだ…?」ワナワナ・・・




神通「ごめんなさい…」




提督「神通、俺は謝罪を求めてるんじゃない、説明を要求しているんだが?」




神通「…川内お姉さんは夜戦で倒れるように眠っていて」




神通「那珂ちゃんは『アイカツあるから!キラッ』って言ったままどこかへ…」




提督(アイツはドッキリ抜きで一度シメなきゃな…)




神通「も、申し訳ありません…!」




提督「…別にお前が悪いわけじゃないけどさぁ」




提督「キチンとしてくれない?姉妹なんだし」




神通「はい…」




提督「そんなんじゃ出撃できないんだけど?」




神通「はい…」




提督「はいしか言えんのかこのサルゥ!」




神通「…ごめんなさい…!」




提督「おじさんはねぇ! キミみたいな身内の尻拭いをしないような長女が大嫌いなんだよ!」





神通「…え…?」




提督「代わりに誰かに頼むとか出来たろぉ!?」




神通「…」




提督「ったく、長女なんだからしっかりしてくれよ」




神通「………提督今なんと…?」




提督「え? 長女なんだからしっかりしてって…」




神通「え?」




提督「…え?」




神通「あの…私、次女です…長女は、川内姉さん…」




提督「…」




神通「…」




提督「…すみませんでしたぁーー!!」




カクカクシカジカ




提督「…本当にすまん! マジで長女のつもりでドッキリやってた!」




神通「い、いやまぁいいですけど…」




提督「ずっと長女のつもりでいたなー…」




神通「…よく言われます、あなたが川内?って」




提督「苦労してんのな…」




神通「いえ……はい……」




提督(マジで大変なのな…)




提督「ていうかお前凄いな、次女なのにあそこまでやばい奴らまとめてたのか…」




神通「い、いえ…姉妹ですから…」




提督「いや、お前はすげぇよ、立派だ」




神通「あっありがとうございます…!」




提督「こんなくだらんことに付き合わせてすまんな、行ってくれ」




神通「あ、はい、それでは」




提督「ちょっと今度川内と那珂には灸をすえてやるから安心しろ!」




神通「ほ、ほどほどにお願いします」




ガチャ・・・バタン




神通(提督に褒められた…褒められた…!)




神通「…ちょっと嬉しい…」



≪照月(二回目)≫




『駆逐艦照月、貴艦を明日より異動とする』




照月「…え……?」




・・・




提督「♪~」




照月「提督!あれはどうゆうことですか!?」




提督「…? …あぁ、異動の件か」




照月「そうですよ! ひどいです急に」




提督「…ハァー(クソデカため息)」




提督「お前が欲しいってところがいっぱいあるんだよ」




照月「でもっ!」




提督「いいか?お前ら防空駆逐艦も沢山出てきたろ?」




提督「一隻くらい、貸出という形でやってもいいかなって」




照月「でもどうしてわざわざ私なんですかー! せめて理由をー!」




提督「…俺はお前のことが嫌いだからだ」




照月「え……?」




提督「…覚えているか、お前に以前嫌いだと言ったのを…」




照月「う、うん…でもあれはドッキリで…」




提督「…確かにそういった、だが本当は違うんだ」




提督「…あれは誤魔化す為に言っただけで、俺はお前のことが本当は嫌いだった…」




照月「何が悪いんですか! 私頑張って改善します!」




提督「…お前は気にしなくていいんだよ、俺が勝手に嫌ってるだけだから…」




照月「私は気にします!」ドン!




照月「照月に至らないところがあるなら言ってください!」




照月「直します!」




提督「本当か?」




照月「もちろんです! 提督と共に戦うためには!」フンス!




提督「…負けたよ」




照月「え?」




提督「負けたよ、お前のまっすぐさに!」




照月「???」




提督「…すまない! 今回もドッキリだったんだ!」




照月「え、えぇーーー!?」




カクカクシカジカ




照月「ひどいですよ提督ー!」ブンブン




照月「一度ならず二度までもーーー!」ブォンブォン




提督(KAWAII)




提督「いやー、すまんすまん」




提督「でも照月はいい反応だったなー!」




照月「提督の鬼ー!悪魔ー!猫吊るしー!」




提督「純粋可愛かったぞー」ホッペムニムニ




照月「むー!頬っぺたムニムニしないで~~!」



≪野分≫




野分「司令、本日はこの野分が秘書艦を務めさせていただきます、宜しくお願いします」




提督「おう、よろしくー」




野分「待ってください」




提督「…?」




野分「…どうして、寝室に行こうとしてるんですか、司令」




提督「え? これから寝るから、二度寝」




野分「し、執務は…?」




提督「いいだろ別に後で」




提督「んじゃおやすみー」




野分「待ってください」ガシッ




提督「…あ?」




野分「司令はいつも大量の執務を抱えています、今日だってほら」




野分「それを理解したうえで、おっしゃっているのですか?」




提督「当たり前だろうが」




野分「なら今のうちに執務をすれば、夜早く眠れるとはお考えなさらないのですか?」




提督「…固い、固いよのわっち」




野分「え……? ていうかのわっち言うな」




提督「いいか?執務ってのはその日のうちに終わればいいんだよ」




提督「つまり今寝て夜やろうが、今やって夜寝ようがどうだっていいんだ」




提督「わかるか? のわっち」




野分「そ、それもそうですが… のわっち言うな」




提督「まだ口答えをするか、これ以上は無駄を生むだけだぞ」




野分「でも! 私はともかく他の人に迷惑が…」




提督「面倒ーー! のわっち面倒!」




提督「バカ真面目! 俺そういうの大嫌い」




提督「いるんだよねー、頭のお堅い真面目ちゃん」




提督「ね? のわっち?」




野分「…」




提督「どうしたの黙っちゃって」




野分「…司令の」




提督「?」




野分「司令のバカぁ!!!」




提督「えっ!?」




野分「私は、毎日提督が遅くまで起きてるのが大変だと思って…!」




野分「せめて私が秘書艦の時はって…! 思って…!!」




野分「なのに…司令はっ…!」ヒック




野分「ぅぇぇえぇぇぇーーー!!」




提督「な、泣くなよのわっち…」




野分「だからのわっち言うな!!」キッ




提督「ハイスミマセン」




提督「ちょ、ちょっと聞いてくれ野分」




野分「…なんですか?」




提督「実はな…」




提督「今までの、全部嘘なんだ、ドッキリなんだ」




野分「…はい?」




提督「いやだから、野分がどんな反応するかなって見てみたくてやったドッキリといいますか…」




野分「は、はぁぁぁ!?」




カクカクシカジカ




野分「司令……」ジトー




提督「す、すまんて」




野分「もういいです、司令はそういう人だってよーくわかりましたから!」




提督「え……」




野分「…嘘ですよ」




野分「これからはきちんとしてくださいね」




提督「おう!」




野分「…で、どうしてまた寝室に行こうとしてるんですか…?」グググ・・・




提督「い、いや寝ようと…」




野分「いいから、執務を、しろぉーー!!」




提督「ごめんなさいーーー!!」



≪大井(二回目)≫




提督(…あれから、何となくだけど大井の当たりが柔くなった気がする)




大井「…はい、お茶お持ちしました」




大井「…提督?聞いてます?」




提督「あぁすまん、ボーっとしてた」




大井「はぁー、キチンとしてくださいね」




提督「あはは、ごめん」




提督(口調こそ変わらないが、思いやりというかを感じる)




提督(まぁ、いいことなんだろうけど…)




提督「…」ジー・・・




大井「な、なんですか、じーっと見つめないでください」




提督(…つまらん)




提督(大井はこんな奴じゃなかった、マジで魚雷撃ちそうな顔で『こっち見んな』っていう感じだったのに)




提督(今じゃこんなにしおらしくなりやがって)




提督(ここは…ドッキリだNE★!)




提督「なぁ、大井」




大井「なな、なんです急に!?」




提督「…そんなにびっくりしなくても」




提督「なんかお前最近性格変わったよな」




大井「そ、そうですか…?」




提督「うん、なんかさ…」




提督「すげぇつまらなくなった」




大井「え……」




提督「昔の大井はもっとこう強烈だからスリリングで面白かったのに」




提督「今じゃ面白さのかけらもないよ」




提督「…いや別に昔に戻れとは言わないけどさ、昔の方がよかったなーって」




大井「…私のどこがダメだっていうのよ!?」




提督(…お)




大井「私はあの一件以来提督に気を使って大人しくしてるというのに…」




大井「それなのにその言い方はないと思うんですけど!?」




大井「大体いつもあなたが…」ガミガミ・・・




提督「…」




大井「…って聞いてます?」




提督「聞いてるよ?」




大井「そうですか、続けますよ」




大井「私は以前ドッキリとはいえ口調を注意されました」




大井「だからこそ口調を直したら今度はつまらないですって!?」




大井「あなたね、ふざけるのも大概にしなさい!」




大井「いいですか、そもそも提督は…」




提督「大井」




大井「はい?なんですか話の途中に…」




提督「…話長い、ウザい」




大井「…はぁぁぁぁーーーー!!!??!?」




大井「ちょ、あなた表出なさい! 魚雷で今すぐボコボコにしてあげるから!!!」




提督「あー、そういうんじゃないんだよなー」




提督「昔の大井はよかったなー、話も『なんですか?撃ちますよ?』で終わり」




提督「緊張感あってよかったのに今じゃこれだー!」




提督「あーあーつまんねーーー!!」




大井「…」




大井「…そんなにスリルが欲しいんですか」




大井「…わかりました、じゃあすぐにでも体験させてあげますよ」スッ・・・




提督「…え?」




大井「うふふ、提督  人間の指っていいですよね」っハンマー




提督「…え?」




大井「腕だけで十回、足も含めれば二十回壊せるんですから…!」素振り




提督「…え?」




提督「…い、いやそこまでのスリルはいらっ「スリル、欲しいんですよね?」




大井「私に魚雷撃たれるかもしれないスリルが欲しいですよね?」




大井「いいですよ、陸では魚雷使えないので、ハンマーでスリルをあげますよ」




大井「こんな風にね!!」ブォン! ドゴーン




床「ボロッ・・・」




提督「ひぃぃぃぃぃ!?!?!?」




提督「やめてやめてやめて!! 死んじゃうよ!?!?」




大井「スリルが欲しいんでしょ!? ならこうやるのが一番よ!!」




提督「いやぁぁぁぁ!!! 違う違う違う!!ドッキリなのぉぉぉーー!!」




大井「…はい?」




提督「全部、ドッキリ! これ、二回目! 嘘、全部…!!」ブルブル・・・




大井「…はぁー…」




大井「どうせそうだろうと思いましたよ」




カクカクシカジカ




大井「もう少しないんですか、まともなの」




提督「うぅ…」




大井「まぁ…よくないけどいいわ」




提督「お、お咎めなしか!大井にしては珍しい」




大井「はい?誰がそんなこと言いました?」




提督「…え?」




大井「さて、と」っハンマー




大井「罰ゲームです」




提督「…え、ちょっ…」




大井「…スリルが欲しいんでしょ?」ニコッ




提督「だ、だからそれは全部嘘で―――――」




大井「問答無用!!」ブォン!




提督「ひぃぃぃぃぃ!?!?!?」




提督の回避が5上がった



≪満潮(二回目)≫




大潮「フレンチクルーラー満潮おはよー」




満潮「あぁおはよう…ってなによそのあだ名!?」




荒潮「知らないの~? 満潮遅れてるわねぇ~」




満潮「え、なにそんなに普及してるの!?」




朝潮「えぇ、司令官が青葉さんの新聞を使ったりして広めていましたので!」




満潮「あんのぉぉぉくずぅぅぅぅ!!」




執務室・・・




満潮「司令官!!!」バァン!




提督「満潮か、ノックをしろノックを」




満潮「そんなの今はどーだっていいのよ!!」




満潮「これ!どういうことよ!!」バァン!




青葉新聞「364364」




提督「…あぁ、これか」




満潮「これか、じゃないわよ、アンタなんのつもりで…」




提督「…満潮ってさ、性格キツイよな」




満潮「は?なんなのよ急に」




提督「俺も昔はよく勘違いしたもんだ」




提督「お前の厳しい言葉で、落ち込んだ時もあったさ、でも」




提督「いつの日か俺は理解したんだ、お前の叱咤は、照れ隠しとかそういうものなんだって」




提督「本当のお前は、すごくいい奴なんだって」




満潮「な、何よ急に…褒めたって…何も出ないわよ…///」




提督「…それでさ、みんなにも満潮に親しく接してほしかったからさ」




提督「だから考えたのに…」




提督「その言い方じゃなァ!!!」ドン!




満潮「ひっ!? ちょ、ちょっと、急に大声出さないでよ…」




提督「俺はお前のために青葉に頼んであだ名募集してもらったのにさぁ!!」




提督「当の本人がこれじゃなあ!!」




提督「なぁ!?」




満潮「そ、そんなの司令官が勝手に…」




提督「あぁン!?」ズイッ




提督「あーもういい、お前とは金輪際だ」




満潮「…え」




提督「大嫌いだ、とっとと出ていってくれ、目障りだ」




満潮「ちょ、ちょっと、司令か「いいから出てけって言ってるだろ!?」




満潮「…わかったわ…」




満潮「…」トボトボ・・・




ガチャ・・・バタン




満潮「…ぅっ…うえぇ…!」




満潮「…司令官に…私ぃ……!」




満潮「…ぅえぇぇぇーーーーん…!」




満潮「…司令官…! そんなつもりじゃ、なかったのよぉ…!」ポタポタ




満潮「しれい…かん…」




ガチャ・・・




満潮「っ! な、何よ…」




提督「…」カタポン




満潮「な、なんなのよ!何か言いなさい!!」




提督「…」プラカードスッ




プラカード兄貴「ドッキリ大成功ーー!!」




満潮「…」




提督「…」ニコッ




満潮「…」ニコッ




満潮「…何してくれてんのよこのクズぅ!!!」ドガァァン!!




提督「アベシカッ!?」




カクカクシカジカ




提督「…すみませんでした」ドゲザ




満潮「ほっとにどうしようもないわね!!!」




満潮「というかどうしてくれんのよ、これで私フレンチクルーラーってあだ名になっちゃうじゃない!!」




満潮「何か解決法を考えてあるんでしょうね!?」




提督「…あっ」




満潮「え……まさか…」




提督「…てへぺろ♪」




ドガァァン!!




≪ガングート≫




提督「お邪魔するゾ~、ガンちゃん~」




ガングート「なんだその呼び方は…粛清されたいのか?」




・・・




提督「あ、やべぇ、書類に紅茶こぼしちゃった…」




ガングート「粛清されたいのか …ほら、早くタオルを使え」スッ




・・・




提督「すまん、指揮ミスった…」




ガングート「気にするな  だが次は粛清だぞ、気をつけろよ!」




・・・




提督「ガングートが怖いよぉぉぉぉ!!!」ブルブル・・・




ガングート「な、なんなのだ急に!?」




提督「事あるごとに粛清粛清…」




提督「ソビエト怖いよぉぉぉぉ!!!」




ガングート「ちなみに私は元々ロシア帝国の艦だぞ」




提督「…ソビエトロシア怖いよぉぉぉぉ!!!」




提督「こんなん命いくらあっても足りんわ…!」




提督「殺される…! いつか絶対に…!」




提督「写真から消されてピッケルで頭殴られて殺されるんだ…!」




ガングート「貴様はトロツキーかなにかか…?」




ガングート「さぁ、バカなことを言ってないで執務をしよう」




提督「やめろ、俺は死にたくない!!」




提督「お前は今日も俺がミスするのを待ちわびているんだ!」




提督「そうして俺を粛清する理由を作り出そうとしているんだ…!」




提督「俺を消してのし上がるために…!」




ガングート「貴様、いい加減に…」スッ




提督「うるさい!! 俺に触るなぁ!!!」




ガングート「っ!?」




提督「お前なんか大嫌いだ…! 近づくなぁ!!」




ガングート「き、貴様…?」




提督「怖い怖い怖い!!」ブルブル・・・




ガングート「…そんなに怖がらなくても…いいじゃないか…」




ガングート「私だって…別に本気で言っているわけじゃないんだぞ…」




ガングート「ロシア艦は粛清粛清と言えば面白がってくれるとちっこいのに言われたから…」




提督(そのアドバイスはどうなんすかね…響よ…)




ガングート「私だって…貴様と親しくしたくてっ…!」グスッ




ガングート「裏目に出ていたのなら謝る、謝るからぁ…!」




ガングート「嫌わないでくれよぉ…!」ウルウルウワメヅカイ




提督(なんだこの涙目上目遣い!? めっちゃ可愛いじゃねぇかYO!!)




ガングート「貴様ぁ…頼むよぉ…!」




提督「…ドッキリ、大成功ーー!!」




ガングート「………は?」




提督「ど、ドッキリ、大成功ーー!!」




ガングート「は?」ハイライトオフ




提督「………」




カクカクシカジカ




ガングート「…よし、貴様、ロシアンルーレットって知っているか?」カチャ




提督「待って、待ってください!お願いします!!」




ガングート「まぁ、それなりに楽しかったよ」




ズドン!



≪タシュケント≫




提督「………はっ!?」




提督「知らない天井だ…」




タシュケント「目が覚めたようだね」




提督「お前は…タシュケント…」




タシュケント「この間は私の同志が失礼したね」




提督「…そうだ、俺はガングートにロシアンルーレットさせられて…」




タシュケント「うん、全部空砲なのにビビッて初弾で気絶したんだ」




提督「え……」




タシュケント「まぁ、同志ガングートにも問題があるけどね」




タシュケント「…そういえば聞いたんだけれど」




提督「なんだ?」




タシュケント「提督はソビエトが嫌いなのかい?」




提督「どうしてそう思った?」




タシュケント「この間執務室の前を通っていたら、提督の声が聞こえてね」




提督(ガングートの時か)




タシュケント「問い詰めようかと思ったけど、急ぎの用があったからやめたんだ」




タシュケント「まぁ、その後提督が倒れたと聞いて舞い戻ったんだけどね」




提督(そうか、こいつはドッキリのことを知らない…つまりチャンスだ!)




提督「聞いていたんだな、ならしょうがない」




提督「その通りだ、俺はソビエトが嫌いだ」




提督「そしてそこに属していた者もな」




提督「つまり…ありていに言ってしまえばお前も嫌いなんだよ、タシュケント」




タシュケント「…ふーん、どのくらい嫌いなんだい?」




提督「そうだな、シベリアの大地ほどかな」




タシュケント「…ふふっ、面白いことを言うね」




提督「ともかく、俺はソビエトが嫌いなんだ」




提督「あまり面を見せてくれるな」




タシュケント「それは流石に酷くないかい? 私だって立場上提督に顔を見せないのは無理だ」




提督「確かにな、だがそれほどまでに嫌っていることを知っておいて欲しい」




タシュケント「…そうか」




タシュケント「まぁ、このご時世、東より西だよね」




タシュケント「日本はアメリカ側だからなおさらだよね」




提督(なんだかつまらんなぁ… 反応も薄いし)




タシュケント「…だからこそ提督みたいな人は」




提督(ん?)




タシュケント「アカに堕とすのが面白いんだけどねぇ…!」暗黒微笑




提督「ファッ!?」




提督「ちょ、おま、どういうことだよ!?」




タシュケント「言った通りさ、君にはこれからこちら側になってもらう」




提督「クソッ、俺は逃げるぞ…!」ダッ!




提督「ッ!? ど、ドアが…!?」ガチャガチャ




タシュケント「無駄だよ、その扉は、私のどうぞという声にしか反応しないんだ」




タシュケント「さぁ提督、同志になろう」




提督「や、やめろ… やめろぉーーー!!!」







タシュケント「…なんてね」




提督「…へ?」




タシュケント「実はもう同志ガングートから聞いているんだ、君がどっきり?とやらをしているのを」




タシュケント「だからこっちから仕掛けてみようと思ってね」




提督「な、なんだ、そうか、よ、よかった…」




提督(マジで怖かった…マジでやられるかと思った…!)




タシュケント「あ、そうだ」




タシュケント「同志って、結構可愛い反応をするんだね♪」




提督「ゾクッ!?」




タシュケント「じゃあね、同志!」




≪舞風(二回目)≫




舞風「♪~」←ダンス中




舞風「♪~」←フィニッシュ!




舞風「…ふぅ!」




提督「パチパチパチパチ・・・」




提督「いいねぇ! 格段に上手くなってるよ!」




舞風「本当!? やったぁ!」




提督「いやぁ、舞風がこんなに成長するとはなー、提督鼻が高いよ!」




舞風「ふふふー、そんなに喜んでも何も出ないよ~?」




提督「いやぁー、喜ぶって!だって…」




提督「これでお前を解体できるんだもん!」




舞風「…え……?」




提督「嬉しいよ! 最近母港も余裕なかったし…」




提督「お前は解体になってトップアイドルとかダンサーを目指す!俺は母港が空く!」




提督「WinWinじゃないか!」




舞風「え、いや…私そんなつもりじゃ…」




提督「?なんで?」




舞風「別に…私ダンサーとか目指してるわけじゃなくて…」




提督「え!? 違うの!?」




提督「はー…なんだよー…期待したのに…」




舞風「そ、それってどういう…」




提督「…あのさぁ  正直言ってお前あんまりいらないんだよな」




提督「なんというか、これといって使う長所がないんだよ」




提督「お前を使える場面なら他の奴も使えるって感じにさ」




提督「俺としてはさ、お前にはできれば他の道を歩んでほしいわけ」




提督「このままここにいてくすぶってるの、勿体無いだろ?」




提督「お前には才能があるんだから、それを生かして欲しいんだよ」




提督「わかるか、舞風…」ポンッ




舞風「でも…でもぉ…!」




舞風「私は提督と一緒にぃ…!」




提督「だがここにいてもロクな戦果はない、諦めろ」




舞風「いやだ!! 私提督と踊りたい!!」




舞風「いやだぁ…!! 戦果なんかなくてもぉ…!」




提督「戦果が出なければ順番に除隊になるだけだぞ」




舞風「っ…!」




提督「ほら、今すぐ解体してやるからこい」




舞風「ひっ…」




提督「ほら、こっちに…来い 明るい未来が待ってるぞ~」ヒラヒラ




舞風「いっ…いやだぁぁぁぁぁ!!!」ダッ




提督「あちょ、舞風!?  …やりすぎたか…?」




・・・




提督「舞風~さっきのは嘘だから出てこーい」




提督「解体なんて嘘だから出てこーい」




提督「おーい…」




提督「…おかしいな…」




崖「ちっす」




提督「…ま、まさかな…」




提督「そんなわけないって、いくら追い込んだからってあの舞風が…」オソルオソル




ザザーン・・・




提督「………うそ、だろ…?」




提督「…あの靴は…確かに舞風の…」




提督「…ま、舞風…? 舞風…」




提督「…う、嘘だよな…こんな…こんなことで…」




提督「…な、なぁ…舞風…舞風…!?」




提督「お、おい、かくれんぼおしまいにしようぜ…なぁ…!!」




提督「ごめんって、だましたのは悪いと思ってるよ…だから……」




提督「なぁ、お願いだから出てきてくれよ…なぁ…!」




??「残念」




提督「ビクッ」




??「舞風は死にました」




??「だから私は…」




??「あなたを一生恨み続けます」




??「一生、輪廻のその先まで…」




提督「だ、誰だ…どこから…!」




舞風「提督を呪ってやるぞぉ!!!」




提督「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!?!?!?!?!?!」




舞風「…なーんてね!ドッキリ大成功ーー!!」




提督「ま、舞風…舞風…!? ほ、本物!?マジだよなぁ、これえ!!?!」ムニムニ




舞風「いはい、いはいよへいほふ…ほんほも、ほんほものまひかへはからはんひんひて」




提督「…なんて?」




舞風「本物の舞風だから安心してって言ったの」




提督「…よ、よかったぁぁぁ!!!舞風生きてるぅーーー!!」




舞風「提督があんまりにもひどいこと言うから逃げてたら、提督のマジで心配する声が聞こえたから」




舞風「あっ、これドッキリだなって思って、仕返ししようと思ったの!」




提督「だからってこれはマジで…やばいって…まだ心臓ドクドクしてるもん…」




舞風「私だってホントに傷ついたんだからおあいこだよ!!」




提督「…にしても」




提督「ほんとよかったぁぁぁ!!!」



≪時雨(二回目)≫




ザァー・・・




提督「…雨だな」




時雨「雨だね」




時雨「提督はこういうしとしと降る雨、好き?」




提督「正直嫌いだな、降るならもっとこうドバーッ!っと降ってほしい」




提督「まぁ、俺は雨自体嫌いだけどな 出かけるのが憂鬱になる」




時雨「そっか」




提督「お前は?」




時雨「僕は…案外好きかな」




時雨「出撃の時はちょっと嫌だけど…こうして見ているだけなら好きだね」




提督「雨が好きなんて変な奴」




時雨「そうかなぁ?」




提督「ま、お前の場合は名前に雨って入ってるしな、当然っちゃ当然か」




提督「…それに、お前って名前の通り、雨みたいだもんな」




時雨「そうかな?」




提督「そうだろ、なんかじめっとした感じとかそっくりだ」




時雨「…それ、どういう意味さ」




提督「ん?そのままの意味だぞ 時雨は俺への接し方が重苦しいからな」




提督「この時期肌にまとわりつく雨や湿気にそっくりだろ」ハハハ




時雨「…驚いた、そこまでひどく思われていたとはね」




提督「だってそうだろ、じめっとしてはりつく…ストーカーさん?」




時雨「…」




提督「図星かな?」




提督「ほら、そこに隠しカメラが見えるぞ、隠せてないけどな」




提督「お前、そろそろいい加減にしてくれないか」




提督「何の権限があって執務室を隠し撮りしてんだよ」




時雨「…僕はわかってるよ、今回もドッキリだって」




提督「あぁそうかよ」




提督「ほら、解体用の書類」




時雨「…え……?」




提督「キチンと俺の判を押した、上からも判を押してもらった」




提督「…あとはこれを工廠に持っていくだけだな?時雨?」




時雨「て、提督がそんなこと…」




提督「…     …もしもし明石メン?」




提督「そーそうそう、例の件」




提督「そう、今すぐ行くからさ うん、ありがとな」




ガチャン




提督「さ、工廠に行こうか」




工廠・・・




時雨「…ね、ねぇ、嘘だよね…?提督」




提督「明石~用意できてる?」ガラガラガラ・・・




明石「あ、はい…五番の所です…」




提督「おーさんきゅ」




提督「…はい、じゃあここに入って?」




時雨「…え……」




溶鉱炉「めっちゃ熱いで」




時雨「…う、そでしょ…?」




提督「どうした、はやく入れよ」




時雨「…っ い、いやだ!?僕はまだ…!」




提督「ようやく色々と信じ始めたか、でももう手遅れだぞ」




時雨「い、いや…やだ、いやだいやだいやだ!!!」




提督「お前が嫌とかどうでもいいんだよ、早く溶けろ」グググ・・・




時雨「いやだいやだいやだいやだいやだいやだ!!!」




時雨「お願いだよ!!もうあんなマネしない…!ほどほどにするから…!!!」




時雨「いや、やめて!! お願いだよ提督!! お願いだからぁぁあぁ!!!!」




提督「…」パッ




時雨「いやだぁぁぁああああああああああああああ!!!!!!!」





時雨「…!」




提督「…なんてな」




時雨「提…督」




提督「ドッキリ大成功ーー!!!!!!」




提督「いやースッキリした! いつも澄まし顔の時雨のあんな顔が見れるなんてな!!」




提督「最っ高の気分だ! あっはっはっはっは!!」




時雨「提督…ひどいよ……!」




提督「あえ?」




時雨「…ぼく、ほんとに…怖かったのに…」




時雨「提督にとっては…ただの悪戯…」




時雨「うぅっ…」




提督「…ごめん、時雨」




提督「そこまで傷つけるとは思わなかった」




提督「お詫びといってはなんだが、なんでも言ってくれ…あ…」




時雨「ん? 今何でもするって言ったよね?」




提督「ちがっ…! これは…」




時雨「言質は取ったよ?」っボイスレコーダー




提督「なっ…」




時雨「何をお願いしようかな~、あははは!」




提督「や、やべぇぇえ!!!」ダッ!




時雨「待ってよ提督~! 逃げないでくれよ!」ダッ!




明石「…何やってんだあいつら…」



≪ウォースパイト≫




ウォースパイト「Admiral? 話って何かしら?」




提督「あぁ、とりあえずそこにかけてくれ」




ウォースパイト「Ok」スッ




提督「…ウォースパイト、お前って俺の部下だよな…?」




ウォースパイト「? そうよ」




提督「…俺、段々分からなくなってきたんだ…」




提督「お前と俺、どっちが上なのか…」




ウォースパイト「Admiral? あなた何言って…」




提督「だってそうだろ!? なんだその気品!?なんだその高貴さ!?」




提督「それに比べて見ろ! 俺のみすぼらしさ、下品さを!?」




提督「上司は庶民、部下は貴族サマだぁ!?」




提督「俺はお前が憎い…! 猛烈に!!」




ウォースパイト「そこまでかしら!?」




提督「…というわけでこれからお前にはこのローソ〇の服で生活してもらうから」




提督(ふっふ、貴族サマにとってこんなコンビニの服を着て生活なんて屈辱だろう…!)

           ↑コンビニ勤務兄貴許して…




・・・




ウォースパイト「!? Wait! なんでそうなるのよ!?」




提督「部下より上品な奴があるか!」




ウォースパイト「Admiralが上品にふるまえばいいじゃない!!」




提督「だ→ま↑れ↓ 口答えとはいい度胸じゃねぇかよー!!」




提督「おら、上官命令だ、はやく着るんだよ!!」




提督「上流貴族サマも庶民の気分を味わえ!!」




ウォースパイト「くっ…! ロー〇ンの従業員なんて庶民の服…屈辱!!」




提督「はっはっは!! いい感じに庶民っぽくなったじゃねぇか!!」




・・・




提督(こうなるに違いない!!)




提督(さぁどんな反応を見せてくれるんだ、貴族サマ!?)




ウォースパイト「Oh! Law〇on! カガやイタリアの子が着てたやつじゃない!」




提督(…あれ…?)




ウォースパイト「Admiral、くれるのかしら?」




提督「え、いや、うん……」




ウォースパイト「Sweet! 着てみたかったのよ!!」




ウォースパイト「しかもこれを着たまま生活していいのよね!?」




提督「あ、はい」




ウォースパイト「あぁー! 一度着てみたかったのよ、Thank you,admiral!」




提督「え、あ、いや…あのさ…」




ウォースパイト「…? 何か問題でも? こうすればAdmiralの気も収まるのよね?」




提督「いや…え? 貴族的にいいの?屈辱的じゃないの…?」




ウォースパイト「屈辱…? いいえまったく」




ウォースパイト「むしろ本当に新鮮だもの 向こうじゃ栄光だの名誉だのを気にするから」




ウォースパイト「それが悪いとはまったく思わないけれど」




ウォースパイト「だからAdmiralのこういうa sense of funな所、大好きよ?」




提督「そ、そうっすか…」




ウォースパイト「あぁ! 早くみんなに見せたいわ…! まずはArkに見せに行きましょう!」




ウォースパイト「では失礼するわ、Admiral  Thank you♪」




提督「あ、いってらっしゃーい…」




ガチャ・・・ バタン




提督「…住む世界が違った、ってこと…?」



≪ジャービス≫




ジャービス「Hey! Darling!」




提督「俺はてめぇのダーリンじゃねぇ!!!」




ジャービス「………へ?」




ジャービス「ど、どうしたの、Darling?」




提督「だから俺はてめぇのダーリンじゃねえって言ってるだろ!!」




提督「なんなんだお前は! ダーリンダーリンってよぉ!!」




提督「ゼロツーかてめぇは!? いや昔会ったこともねぇからゼロツーでもねぇよ!!」




提督「俺には立派な嫁(仮)がいるんだよ!! お前の入る余地はねぇ!!」




ジャービス「Darling…?」




提督「今すぐそのダーリン呼びをやめろぉ!(建前)」(ナイスゥ!(本音))




提督「やめないのなら出ていけ…出ていけと言っている…」




提督「…くどい!」




ジャービス「…じゃ、じゃあ…」




ジャービス「…Pa」




提督「ぱ…?」




ジャービス「…Papa…?」ウワメヅカイ




提督←ズキューーーーーーーーン!!!




ドサァ・・・




ジャービス「…Da…Papa!? ダイジョーブ!?」




提督(…な、なんて破壊力なんだ…核…いや水爆クラス…!)ボロボロ




提督(…い、今すぐにやめなければ…! 俺の身が持たない…!)




提督「…な、なぁジャービs「Papa…! しっかりして…!」ユサユサ




提督「ンアッー!(≧Д≦)」チュドーーーン!




ジャービス「Papaーーーーー!?!?」




・・・




カクカクシカジカ




提督「…と、いうわけだ…」




ジャービス「そうだったのね… …というか本当にダイジョーブ…??」




提督「辛うじて生きている」←点滴




ジャービス「Sorry、私のせいで…」




提督「いや、悪いの全面的に俺だから、謝らないで罪悪感すごい…」




ジャービス「…そう、それで結局ドッチがいいの?」




提督「何が?」




ジャービス「DarlingとPapa」




提督「ぐっ…  す、好きな方でいいよ…」




ジャービス「そう? なら前と同じようにDarlingで行くわね!」




提督「そうか」(…正直今パパって呼ばれたら死ねるから…よかった…)




ジャービス「そろそろ帰るね、Darling」




提督「ん、そうか、じゃあな」




ガチャ・・・




ジャービス「See you!」




ジャービス「…Papa❤」




バタン




・・・




扶桑「提督、執務は終わりました…か……?」




提督「チーン」←ラオウポーズ




扶桑「提督!?ていとくー!?!?」




この日、この鎮守府で完全犯罪が成立した・・・



≪飛鷹≫





飛鷹「ど、どう、かしら…」




提督「おぉ~! ええやん!」




提督「やっぱり隼鷹と違って飛鷹がおしとやかな服着ると違和感ないな!」




飛鷹「そうかしら ふふっ、ありがとう」




提督(…まー喜んでるし、多少なら…)値札チラッ




提督(!?)




飛鷹「? どうしたの提督」




提督「い、いや…なんでもないよ…? こ、ここは俺が払うから…」




飛鷹「本当!? やったぁ!」




提督(飛鷹のため飛鷹のため…)




焼肉店・・・




飛鷹「このお肉おいしいー!」




提督(飛鷹のため飛鷹の…)




地酒店・・・




飛鷹「ねぇ、これなんかいいじゃないかしら! 隼鷹喜びそう!」




提督(飛鷹のため…)




帰り際・・・




提督「…14万!? うせやろ!?」




提督(これマジ? ドッキリのためとはいえ支出がデカすぎるだろ…)




飛鷹「ん? どうしたのよいきなり叫んで」




提督「い、いや…今日奢った額が14万に達してて…」




飛鷹「あら、そんなに奢ってもらっちゃったの? なんだか悪いわね」




提督「…え?」




・・・提督は、自らの耳を疑った 




14万、それは常人の考えからは外れた額だからだ それを彼女は『なんだか』悪いわねと言った




普通なら嘘でも「そうなんだ、後でちょっと返すね?」とか言うもんである




しかし、彼女はほとんど悪びれる様子すらなかったのだ




提督(なんだよこのナレーション…)




提督「…畜生め!!」




飛鷹「え……?」




提督「お前14万も奢らせといてそれだけかよ! クソッ!」




飛鷹「い、いえ…ありがたいとは思っているけれど…」




提督「そんだけかよ!! 14万だぞ14! 奢る額にしてもおかしいわ!!」




飛鷹「て、提督はたくさんお金もらってるんじゃないの??」




提督「人件費削減で毎年右肩下がりだわ!! 畜生!」




提督「…どうしてこんなことで怒られてるの?って顔してんじゃねぇよ!!」




提督「鬼! 畜生! 出雲丸!!」




飛鷹「え…だってたかが14万円じゃない」




たかが十四万円じゃない・・・  タカガジュウヨンマエンジャナイ・・・ タカガジュウウヨンマンエンジャナイ




提督「なん……だと……!?」




飛鷹「私、外に出かける時は3桁近く使っちゃうから、今回は少ない方かなって」




飛鷹「あ、もちろん奢ってもらったことは、ありがたいと思っているわよ?」




提督(セレブ…!! 根っからのお嬢様!!!)




提督(元豪華客船…恐ろしい!!!)




飛鷹「…それで?いくら返せばいいのかしら、5万?10万?」スッ・・・




・・・今度は提督は目を疑っt提督「さ、財布からスッと10万を…!?」




飛鷹「あら? このくらい普通じゃない?」




提督「…」




提督「…い、いやいいよ、返さなくても…」




飛鷹「? さっきまであんなに怒ってたのに」




提督「…あ、それには理由が……」




カクカクシカジカ




飛鷹「ど、ドッキリぃ…!?」




飛鷹「あぁそう、なるほどね それで急に買い物行こうとか奢ろうとか言ったわけね」




飛鷹「それで?満足な結果は出たかしら?」




提督「いや…キレたらどんな反応するかなって思ったけど…予想の遥か遠くに行った…」




提督「元客船恐ろしや… どっからそんな金が入ってくるんだよ…」




飛鷹「客船時代の関係者とか、まぁ裏で色々とあるのよ、色々」




提督「そ、そう…(あまり関わらんとこ)」




飛鷹「…というか、やっぱり私ってズレてるのね」




提督「まぁ、うん」




飛鷹「…ハァ 言われるのよ、他の子にも…」




提督「…愚痴くらいなら聞こうか?」




飛鷹「いいの?」




提督「うん、ちょうどよくあそこに喫茶店あるし…」




飛鷹「本当?ありがとう  それで…奢りかしら?」ニヤッ




提督「さ、流石に勘弁して下さい…」




≪初風≫




初風「提督、来たわよ」ガチャ・・・




初風「わざわざ私を呼び出すなんて、何の用かしら?」




提督「まぁ大した用事じゃないんだが…」




初風「はぁ、まぁいいわよ 聞いてあげるわ」




提督「ありがとう」ガチャン




初風「…なんで鍵をかけるのよ」




提督「…」




初風「て、提督…?」




提督「…いい加減にしろ、初風」




初風「…え?」




提督「その態度、クールに振舞っているつもりか?」




提督「俺から見たら生意気な小娘にしか見えないがな」




初風「ちょっとなんなのよいきなり…!」




提督「…おじさんはねぇ! キミみたいな生意気な小娘が大嫌いなんだよ!!」




提督「いつもいつも澄まし顔しやがって!見ててムカつくんだよ!!」




初風「う、うるさいわね! どう振舞おうが私の勝手でしょ!!」




提督「勝手じゃねぇんだよ!」




ドン!




初風「ひゃ!?」




提督「…大概にしとけよ? そうでないと俺の堪忍袋の緒はすぐにでも切れちまうぜ?」




初風「は、はわわわわ…」ガクガク




提督「あぁ!? 返事しねぇとわかんねぇだろ!?」




初風「ごご、ごめんにゃしゃいぃぃぃ!?!?」




提督「なぁ!? イキってたよな!?」




初風「ひ、ひゃい!! い、イキってましたぁ!!!」




初風「許してください! た、態度改めますからぁ!!」




提督「ん? 今何でもするって」




初風「そこまでは言ってないわ、クソホモ」




提督「…」




初風「…」




提督「んだとこのガキィ!?」




初風「ひぃぃ!? ごめんなしゃぃ!!!」




提督「もうこうなったら従順になるまでやるからなおい!」




バァン!



提督「あ? 誰だよ せっかくいいところなの…に……」




妙高「…」




初風「妙高姉さん!」




妙高「…提督、説明してくれるかしら? どうしてあんなに初風を責めていたの?」




提督「た、態度…そう、態度が悪かったから…!」




妙高「嘘ね、本当の目的は何?」




提督「…す、すみませんしたぁ!! ドッキリですぅ!!」ドゲザ




カクカクシカジカ




妙高「…そう、これは少しお話しないといけませんね」




初風「いいぞいけいけ妙高姉さん!」




妙高「…とはいえ」




妙高「提督の言う通り、初風、あなたの態度も時々目に余る時があるのは事実よ」




妙高「これに懲りたら、反省なさい」




初風「はい! わかりました妙高姉さん!!」




提督(なんて態度の違いだ…)




妙高「…さ! 提督、『お話』しましょうか」




提督「えっ(驚嘆)あっ(理解)ふーん(諦念)」




≪白雪≫




提督(ちょっとのど乾いてきたな…)




白雪「司令官、冷たいお茶をお持ちしました」スッ




提督「お、気が利くねぇ! サンキュー」




・・・




提督(小腹が減ってきたな…)




白雪「司令官、私おにぎり作ってきたんです、お食べになりますか?」




提督「え、お、おう…ありがたくもらっとく」




・・・




提督(ちょっと眠くなってきたな…)




白雪「司令官、少しお休みいたしますか?」




提督「…お、おう…」




・・・




提督(あ、マーカーいるんだった 取りに行くの面ど白雪「司令官、マーカーをお持ちしました」




提督「…」




提督「ありがとう」




提督「…」




提督「白雪」




白雪「はい?」




提督「…俺ちょっとお前のことが怖い」




白雪「はい!? どうしてでしょう!?」




提督「いやいや怖いでしょ!?次の行動全部読まれてるって!!」




提督「エスパーかよ!?」




白雪「え、エスパーではないですけど…」




提督「あれしたいこれしたいと思ったとたんにスッと出してくるんだもん」




提督「怖えって!!」




白雪「あ、あれは司令官が次何をお求めになるか、顔色とかを窺って…!」




提督「あーもういいよそういうの!!」(忖度できるめちゃいい子…)




白雪「えと…なら私はどうすれば」




提督「即刻辞めて? 自分の心を覗かれる気分最悪だぜ?」




提督「てかなに?エスパーじゃないならなんなの?ストーカー?」




提督「俺の行動を一挙手一投足見て、次どうするかとか考えてんの?それも怖えな!!」




白雪「ち、違います! そんなことは…!」




提督「ストーカーかよ!!」




白雪「違いますってぇ!!」




提督「助けてー! 集団(?)ストーカーに襲われてまーす!!」




白雪「だ、だからぁ…!」




提督(…ククク、真面目な白雪は上官がふざけて茶化しても怒るに怒れないわけだ)




提督(涙目になっちゃってまぁ  これは遊べるぞー)




駆逐仮面「警察だ!!」ガチャ




提督「なんだお前!?」




白雪「あ、あなたは! 駆逐艦の危機に颯爽と現れて助けるという駆逐仮面さん!!」




提督「説明ありがとう! てかどう見ても長門だr「駆逐仮面だ」




駆逐仮面「事情は理解している、提督貴様また駆逐艦にドッキリを仕掛けたな!?」




白雪「ど、ドッキリですか?」




駆逐仮面「そうだ、アイツは駆逐艦に不愉快なことあることないこと言って不安がってる顔を見る畜生だ!!」




提督「…チッ バレちゃ仕方ねえ」




提督「あぁそうさ! ドッキリを仕掛けようと思ったさ!」




駆逐仮面「ではなんだあのクソみたいな理由は!!」




提督「…白雪がいい子すぎて理由が全く思いつかなかったんだよ!!」




提督「白雪はマジ聖女だ!! 欠点ねぇ!!!」




白雪「そ、そんな…言い過ぎですよ  恥ずかしい…」ポッ




提督「だからドッキリにしようとしてもどうしても強引な理由になるんだ!!」




提督「すまなかった白雪! この通りだ!!」




駆逐仮面「…だそうだが、白雪」




白雪「もちろんいいですよ、司令官もキチンと謝ってくれましたし」




提督「やったーお咎めなしー!」




駆逐仮面「…ふむそうか    …だが私が許すかな!!」




提督「なっ、白雪がいいって言ってるんだからいいだろ!?」




駆逐仮面「…問答無用! 駆逐艦にドッキリを仕掛け、不安をあおるその行為…到底許せるものではない!!」




提督「待っ」




駆逐仮面「天誅ゥ!!」




ドガァァン!!



≪陽炎≫




陽炎「…ふふっ」←鎮守府目安箱読書中




提督「おい陽炎ゴラァ!!」バァン!




陽炎「ふぇ!?司令!? ど、どうしたの急に!?」




提督「どうしたもこうしたもあるか!!」




提督「これだぁ!!」




陽炎「『艦隊これくしょん-艦これ- 陽炎、抜錨します!』 …私のノベライズね」




陽炎「これがどうかしたの?」




提督「…めっちゃいい話じゃねぇかぁ…」ドバー




陽炎「え……?」




提督「五巻のキス島んとことかさぁ…マジさぁ…!」




提督「最高だよマジ! 陽炎最高!!」




陽炎「あ、ありがと…」




提督「…お前じゃなーい!!!」




陽炎「へ!?」




提督「…小説の陽炎はこんなにもかっこいいのに…」




提督「なぜうちの陽炎はこうなのだ!!!」




提督「確かに休息は必要不可欠なものだ、あぁ!」




提督「だがこれはどういうことだ!? 改二になっても漫画を読み!ポテチを食べ…!!」




提督「俺の期待を返せ!! そして作者の築地俊彦先生に謝れ…!」




提督「だれてばかりのお前なんか…大嫌いだ!!」




陽炎「………」(´;ω;`)ブワッ




陽炎「な、なによ…! 私だって訓練はしてるもの…!」




提督「作中ではもっとしてるぞ!!」




陽炎「私だって頑張ってるもん…!!」




提督「作中ではもっと頑張ってるぞ!!」




陽炎「…うわぁあぁん!! 司令が虐めるぅー!!」




駆逐仮面「大丈夫か陽r…」




提督「ほら睦月のパンツだくれてやる」ポイー




駆逐仮面「おほほほほおーーーーー!!」ダダダダダダ




陽炎「…」




提督「………続けろ」




陽炎「グスッ………」




陽炎「…つまり、戦果を出せばいいのよね」




提督「そうだ」




提督「だがただの戦果じゃない、小説ばりの戦果を、だ」




提督「…そうだな、姫クラス…はきついから鬼クラスを倒せたら見直してやるよ」




陽炎「…わかった」スクッ




提督「…え?」




陽炎「…鬼、狩ってくる」ダッ!




提督「…えちょま!?」




・・・その日、海が赤く染まった




ピンク髪の殺人鬼、黒髪の許不和、そして赤髪の悪魔・・・




たった三隻の駆逐艦によって、鬼殺しが行われたのである・・・








カクカクシカジカ




陽炎「…ばかぁ!!」ポカッ




提督「…すまん!!」




陽炎「ドッキリならもっと早く言いなさいな!!」




陽炎「結構危ない場面いくつかあったんだからね!?」




提督(…鬼殺しの時か)




陽炎「…あと、司令に嫌いって言われたとき…悲しかったし…」




陽炎「…と、ともかく! もうやんないでよ! いい!?」




提督「はい!!」




陽炎「…よし! なら終わり!」




提督「はい!!」ビシッ




提督(今度からこうやって発破かけよ)




≪白露(二回目)≫




白露「いやっほぉーー!!!」




白露「一番キターーーーーー!!」




白露「改二キターーーーーー!!」




白露「ぃやっほ提督「うるせぇ!!!」バァン!




提督「うるせぇんだよお前!? 執務室まで聞こえてるぞ!?」




提督「見ろよこいつらの無残な姿をよォ…!」




提督「お前の咆哮のせいで鼓膜が破れていやがる…」




白露「まぁまぁ、そんなことは置いておこうじゃないか」




白露「今はこの喜びを確かめよう! いえーい!!」




提督「あのなぁ…気持ちはわかるがもう少し落ち着いて…」




白露「落ち着いていられないよーー!! 今夜は赤飯かなーー!!」




提督「…わかった」




白露「お、提督もわかってくれt「お前を改二にしない」




白露「…へ?」




提督「俺の言うことが聞けないんだろ?ならもし白露改二が来てもお前を改二にしない」




白露「ちょっと…て、提督…」




提督「改造決定権は俺のものだ、どうしようと勝手だろ?」




白露「お、お願い…それだけは…!」




提督「…じゃあお前はキチンと俺の指示に従っとけばよかったんだよ!!」




提督「いつもいつも騒ぎやがって!!!」




白露「ごっ…ごめんなさいっ…!」




提督「迷惑なんだよっ!! 事あるごとに騒ぎやがって…!」




白露「ひっ……暴力だけはっ…!」






白露「…あれ?」




提督「…」ニッコリ




プラカード先輩「ドッキリ大成功ーー!!」




白露「…あぁぁ!!!(理解)」




カクカクシカジカ




白露「…クソーー!! またかー!」




白露「…ていうか私のドッキリ、毎回かなりキツくない!?」




提督「…いやー、滅茶苦茶嬉しがってたのでつい…」




白露「鬼畜か!?」 




白露「まぁいいや! 改二になれればね!!」




提督「…そんなにか?」




白露「なんて言ったって待ちに待った改二だよ、改二!!」




白露「いやー、七月十二日のメンテが楽しみだよ!」




提督「メタいメタい…ってそうじゃない!!」




提督「…白露よ、考えてみろ…」




提督「確かにお前は改二候補かもしれない…だが考えろ…」




提督「もし今回もお前じゃなかったらと…」




提督「大分恥ずかしいぞ…いろんな人に吹いて回り…その挙句嘘だったと知れてみろ…」




白露「ど、どうなるの…」




提督「…すっげぇ恥ずかしい」




白露「ぷっははは!! そんなことか!!」




提督「そ、そんなことってお前…!! 周りからの目すっげぇきつかったんだぞ!?」




白露「…ん? 提督の実体験…?」




提督「あっ… ち、違うわい!!」




白露「ふぅ~ん? ふぅーん???」ニヤニヤ




白露「これは青葉さんに報告かぁ~?」




提督「…そ、それだけはヤメロォ!(建前)ヤメロォ…!(本音)」



≪大和≫




大和「戦艦大和、招集に応じ参上致しました!」ビシッ




提督「来い」




大和「はい!」




提督「…俺はお前のことが大嫌いだ」




大和「…へ?」




提督「大嫌いだと言っているんだ!」




大和「…ど、どうしてですか!?」




提督「黙れ犯罪者…!!」




大和「は、犯罪者…!?」




提督「あぁそうだ…! お前の犯した罪は大きい…!」




大和「え、わ、私何もしていないですよ…!!」




提督「嘘をつけ嘘を!」




大和「…ちょ…ちょっとつまみ食いしてるくらいです…」




提督(最近飯が少ねぇって報告受けたのはこいつのせいかい…)




提督「…だがそうじゃなぁぁい!!」




大和「違うんですか!? 墓穴掘った!!」




提督「大食いに偽パイに夏グララムネっ…!」




提督「お前は色々とやらかしすぎている!!」




提督「特に偽パイは罪が重すぎる…!」




大和「だから偽パイじゃないですって…!」




提督「お前元々結構あるのに偽パイとは…!」




提督「龍驤に謝れ!!」




提督「そして大和がそんな奴だと思っていなかった全国一億人の提督に謝れ!!」




大和「くっ…」




大和「…えぇそうですよ!!」




大和「パッドですよパッド!!」




提督「罪を認めたな!」




大和「…だって…だってぇ…!」




大和「『あの』戦艦大和の胸がそこまで大きくないなんて…恥ずかしいじゃないですか!!




提督(十分でっかいと思うんやけど)




大和「…金剛型の皆さんはともかく…扶桑型や長門型の人たちには…!」




提督「…貴様は一つ大きな間違いをしているようだな」




大和「なん…ですって…?」




提督「…胸は大きさじゃない…美しさだ」キラッ




提督「その点で大和…お前は最高さ」




大和「提督…」




提督(決まった…! これで絶対にキュンときたはず…!)




大和「…正直気持ち悪いです…!」




提督「…あれ???」




大和「いや、正直偽パイとか言い始めた時点でちょっとあれだったんですけど…」




大和「そこまでいいます?え??」




提督「…」




大和「ガチでちょっと引きます」




提督「…ど、ドッキリ大成功~………」




大和「は?」




提督「ヒッ………」




カクカクシカジカ




大和「…なるほど、今のはドッキリだから、ああ言ったと」




提督「そうそう!」




大和「…にしても最低ですね」




提督「じゃ、じゃあてめえホテルネタとどっちでいじられたかったよ!?」




大和「…そもそもやること自体が悪いと思うんですけど………」




提督「(ぐうの音も出ない)」




≪時津風≫




時津風「しれー!」




時津風「しれぇーー!」




時津風「聞いてるのー? しれぇ~!!」




提督「…うるさいんじゃい!!」




提督「見てわからないか、俺は執務してんの!」




時津風「えーいいじゃん遊ぼうよ~」




提督「とにかく今は静かにしてくれ、頼むよ」




時津風「ぶぅ~………」




十分後・・・




時津風「しれぇ~!」




提督「…」




時津風「ねぇしれ「ダァン!」




提督「…黙れ」




時津風「し、しれぇ…?」




提督「…てめぇしれぇしか言えねぇのかよ」




提督「…静かにしろって言ったよな?」




提督「別に遊ばねぇなんて一言も言ってねぇだろ」




提督「俺が執務してる時くらいは黙って待ってろって言ってるんだよ」




提督「わかるか、おい?」




時津風「で、でも…」




提督「でももクソもねぇんだよ」




時津風「うっ…えぐっ………」




提督「泣いてたってわかんねぇだろ!?」バァン!




時津風「しっ…しれぇ…! うっ…」




提督「悪いことをしたらごめんなさいだろぉ!?」




時津風「…ぅぅっ…ごめんなさい…」




提督「…俺の目を見ろ!!」




時津風「ぇぐっ………ごめんにゃひゃいぃ…!」




提督(ハッ!? マズい流石にやりすぎた…!!)




提督「…時津風ぇ!!」




時津風「ヒッ…!」




提督「…ごめんなさい!!」ドゲザ




時津風「…え?」




カクカクシカジカ



時津風「…ドッキリぃ!?」




時津風「しれぇ、ドッキリにも限度ってものがあるでしょ!?」




時津風「本当に殺されるんじゃないかって怖かったんだよぉ!」




提督「本当にごめん!! 言い過ぎた!!」




提督「お前をそんなに怖がらせるつもりはなかったんだ!!」




提督「…ただ怖がるお前を見てたらなんかもっと恐怖顔が見たくなっちゃって…」




時津風「う”わ”っ”…(ドン引き)  憲兵さんよぼーかな…」




提督「あぁ待ってください!!それだけはマジ勘弁して…!!」




時津風「えぇ~? どーしよっかなー」




提督「俺殺されちゃうから…! 社会的にも肉体的にも!!」




提督「お願いします!! 何でもするから!!」




時津風「ん~じゃあ~」




時津風「一杯遊んでくれて間宮券を一年分くれたらいいよ!」




提督「くっ…! なんて出費を…」




時津風「嫌ならいいんだよぉ~? 憲兵さん呼ぶだけだし~」




提督「わ、わかった、わかったから!!」




時津風「むふふ~、契約成立だねぇ~」




提督の財布は死んだ



≪神通(二回目)≫




提督「…こりゃどういうこった、神通さんよぉ」




神通「…どういうこともなにも、訓練で…」ボソボソ




提督「あぁん!? なにぃ!?聞こえねぇんだけど!?」




神通「ヒッ…だ、だから訓練をしていたら…!」




提督「おいおいおい!訓練してたらうちの子がこうなるのかよ!?」




提督「えぇ!?」




山風「てーとく、私、てーとくの子供じゃ…」




神通「…ごめんなさい」




提督「おー山風が怪我してるんだよなぁ、おい!」




提督「大事に育ててたんだよなぁ、おい、どうしてくれんだよ、おぉ?」




提督「謝って済む問題じゃねえんだよなぁ、おい」




神通「はい… ですが仮にも戦闘の訓練ですので多少のケガは…」




提督「えぇ!? にしてもケガってどうなんだよおい!!」




提督「味方に損害なくするのが旗艦の仕事だろォン!?」




神通「はい…おっしゃる通りです…」




神通「ですが…」




提督「はぁー…  また口答えか」




神通「い、いえ、そういうわけじゃ…」




提督「…もういい、口答えするような奴はいらない」




神通「え…」




提督「…今すぐ書類を書いてやる、早く出ていけ」




神通「お、お待ちください、提督!?」




提督「口答えしたんだから解体するの! わかる?この罪の重さ?」




神通「はい、わかっています だから…!」




提督「うん、よかった じゃあ、死のうか」




神通「待ってください! 提督…!!」




神通「謝ります、だから…!!」




神通「せめてお傍にいさせて…!」




神通「解体だけは…!」




提督「うん、ダメ(無慈悲)」




神通「そんな…」




神通「そんなぁああああああああ!!!」




神通「何で何で何で!? 私は、提督のお傍に、お傍にぃぃィぃィィ!!!」




提督(…あれ、やばくない?)




山風「てーとく、やりすぎ」




提督「…やっぱり?」




山風「早くしないと手遅れになるよ」




提督「…はい」




神通「提督提督テイ督提トク…」ブツブツ




提督「…お、おーい、神通~?」




神通「なん…でしょウか」




提督「…ど、ドッキリ大成功~~~~!!!」




提督「いえーーーーーい!!」




提督「…」




神通「…」




山風「…」




カクカクシカジカ




神通「最ッ低です! 提督!!」




提督「ですよね~…」




神通「シャレにならないんですよ!? 解体って!!」




神通「少なくとも私にとって解体=死も同然なんですから!!」




提督「…あれ?そんな重い? 記憶も引き継げるしそんな辛くないと思うんだけど」




神通「…私は提督のお傍じゃないと死ぬも同然なんです…」ボソボソ




提督「…ん? なんて?」




神通「…な、なんでもないです!!」




後書き

こっそりアップ
遅くなりすみません

リアルも忙しく、これからはSSの投稿もしづらくなります
つきましては、このSSが10万文字に達したら、一旦更新を停止しようと考えております
まだ検討の段階ではありますが、なにとぞご容赦を


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このSSへのコメント

126件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2017-12-28 10:03:31 ID: DJzfOGSI

完全論破だw
正にぐうの音もでないw

2: SS好きの名無しさん 2017-12-28 17:49:17 ID: h-BuT97B

武蔵さん見てみたいです(ゲス顔)

3: たくちゃん 2017-12-29 01:37:56 ID: mBfHKRJd

1さん、コメントありがとうございます!
神風ってお姉さんっていうか、お母さんみたいなところある気がする・・・しない?  いきなりだけどかみっかに授乳プレイしてもらいたいよね(唐突

2さん、コメントありがとうございます!
リクエスト了解です!

4: SS好きの名無しさん 2017-12-29 08:41:25 ID: bXTp-GXM

提督の言うことも最もだ。
だが準備を確りと固めて攻めるより
勢いのまま突撃じゃー!
という方が姉御らしいっすよw

5: たくちゃん 2017-12-30 02:50:09 ID: _OLR-VMO

4さん、コメントありがとうございます!
攻撃は最強の防御って言いますもんね
ていうかそういうの足柄さんすごい好きそう

6: SS好きの名無しさん 2017-12-30 07:32:02 ID: eymzWKLA

ビスコ可愛いなあw
でもね。すまんなあ。
家はプリンツの方がレベル高いのよw

7: たくちゃん 2017-12-31 00:20:34 ID: _tS3zaiC

6さん、コメントありがとうございます!
ビスマルク可愛いですよね! 放置ボイス最高です!
でもね、すみません
うちにはどっちもいないんです…!!(血涙)

8: SS好きの名無しさん 2017-12-31 07:40:30 ID: Q06bMh8u

吹雪君のような姉か妹が欲しかったよw

9: SS好きの名無しさん 2018-01-01 19:31:18 ID: 4wPPr6qo

初雪でゲームのやりすぎか、
時雨に大嫌いだと言う展開出来たらお願いします!

10: たくちゃん 2018-01-04 01:46:28 ID: tEZFxA4F

8さん、コメントありがとうございます!
吹雪は色々と面倒見がよさそうだから好き
個人的には中学ん時の部活の一つ上の先輩だったらいいなぁってw

9さん、コメントありがとうございます!
初雪了解です! あと申し訳ないんですが時雨は前作?みたいなのでよければそちらでぜひ!(ダイマ)

11: SS好きの名無しさん 2018-01-05 06:11:58 ID: IwxTEK59

龍譲の誉めて誉めてーwからは夕立と同じ
可愛い子犬のようなシンパシーを感じるw
だからだろうか。軽空というより、戦闘機飛ばせる駆逐という
認識ですw指輪を贈ったら駆逐にならんかなあw

12: SS好きの名無しさん 2018-01-05 06:16:59 ID: IwxTEK59

着物姿の美しきねえ様とにゃんにゃんしてないんかいw
なんかさwねえ様も山城君も若返ってないですかw

13: SS好きの名無しさん 2018-01-05 23:23:10 ID: cS_4UCLG

衣笠達のリクありがとうございます。

じ、神通と翔鶴が出ていないだと…

14: SS好きの名無しさん 2018-01-06 00:06:05 ID: rlJjxMTX

荒潮ちゃんもう出てたっけ?
出てなかったらお願いします。

15: たくちゃん 2018-01-06 01:09:14 ID: DAtwbjWP

皆さんコメントありがとうございます!

11さん
それな、ほんと龍ちゃんかわいい
できるんじゃないですかね、いつか改3とかきて艦種も胸相応n(ドゴォ!
というか龍驤ってまだ出てきてないですよね?書くか

12さん
(して)ないです。 このSSは健全路線を貫き通します(童貞って出てる時点で汚い?気にすんな!)
姉様はむしろ幼くなった感ある

13さん
いつもリクエストありがとうございます!
了解です!

14さん
まだ出てないですねぇ!
了解です!

16: SS好きの名無しさん 2018-01-06 03:59:46 ID: icHhGY0I

前回足柄さんをリクエストしたら良い仕事をして頂いたので、次は隼鷹をお願いします。ええ、酔い潰れててヒャッハーなリアクションするイメージしかないであろうあの隼鷹ですよ(マジキチスマイル

17: SS好きの名無しさん 2018-01-06 14:10:50 ID: XumaDISA

浮気はいかんよw
山城くんの瑞雲に監視されとるぞw

18: SS好きの名無しさん 2018-01-06 20:07:10 ID: 1l9N6phP

秋雲で○○同人誌が部屋から見つかり
提督「そんな奴とは思わなかった。嫌いだ」
適な展開お願いします!

19: SS好きの名無しさん 2018-01-06 21:59:14 ID: 5bN5Y-2t

最高でした! 旗風をリクエストしたものです!
ご馳走様でした<(_ _)>

20: たくちゃん 2018-01-07 03:20:49 ID: NgALt7i5

皆さん、コメントありがとうございます!

16さん
リクエスト了解です!
もしかして酒乱好きでは…?(迷推理)

17さん
それで姉さまがヤンデレてくれるなら、それはそれで私的にはOKです!←ここ阿武隈

18さん
リクエストだけでなく展開まで…! ウレシイ・・・ウレシイ・・・
了解です!

19さん
いえいえ、少しでもご満足いただけたら幸いです!

21: SS好きの名無しさん 2018-01-07 06:34:00 ID: A1TtQpCY

ミッチーもそうだけど忠犬あしゃしおも
自分の事を蔑ろにし過ぎやね。
ほっとけんよねえw此処はもう養子としてねえ様との
子供にしてしまおう!

22: たくちゃん 2018-01-08 03:16:26 ID: JlVWokx-

21さん、コメントありがとうございます!
朝潮は忠犬すぎてつらい…
扶桑「ありがたいですが養子はまだ結構です」

23: SS好きの名無しさん 2018-01-11 02:46:49 ID: eNopWr3O

翔鶴がチョロすぎてワロスw

24: SS好きの名無しさん 2018-01-11 09:17:13 ID: wnL_YoEx

最近忙しくて御礼が遅れましたが前スレで金剛ありがとうございました!
やっぱり改めて金剛は可愛いと再確認出来ました、感謝です
で、次は…大鳳をお願い出来ますでしょうか?
理由は実は提督はアーケード提督でもあって、イベントで大鳳ばかり出て
ビルマルクが全く出ないと理不尽にキレるって感じで…
正月三が日で大鳳にジェットストリームアタックを食らった…
と、知人が…知人が!言っていました(血涙)

25: たくちゃん 2018-01-11 23:25:17 ID: bUhbxj-k

23さん、コメントありがとうございます! 
  あ い ゆ え に
(ホントの翔鶴はもっと硬派で妹好きですので、こんなにちょろくは)ないです

24さん、コメントありがとうございます!
いえいえ、ご満足いただけたのならよかったです!
リクエストも了解です!
・・・それはそれは、ご友人さんはお気の毒ですね・・・
私はといいますと本家でずっと瑞鶴レシピ回してもう200連敗中です
5-4行けって? ごもっともです・・・

26: SS好きの名無しさん 2018-01-13 22:33:26 ID: RofUOBO2

ヒャッハー!!ヒャッハー!意外とあたし、やるからねぇ

27: SS好きの名無しさん 2018-01-14 08:34:23 ID: AG6gYDUz

大型回すもシオイちゃんこず
そっと資源を見つめて。
さあ今日も回すぞ!

28: たくちゃん 2018-01-18 22:13:45 ID: tEPvv6Hd

26さん、コメントありがとうございます!
あんなんでもきちんと戦争を生き残った元お嬢様という事実・・・

27さん、コメントありがとうございます!
建造回すも瑞鶴こず
そっと資材を見つめて・・・
・・・もうそろそろ、あきらめるか・・・・

29: SS好きの名無しさん 2018-02-07 07:54:28 ID: hfvETSIE

ここらで一度今まで出た艦娘を整理したらどうだい?

30: たくちゃん 2018-02-08 23:42:16 ID: hMI02Cbt

前作?のコメント欄の132さんが本当にご丁寧に出てきた艦娘をおまとめくださってますので、それ+それ以降の艦娘をまとめればOKなんですけどね
戦艦(航空)
山城、扶桑、榛名、比叡、金剛、霧島、ビスマルク、陸奥、武蔵

空母(正規、軽、水)
葛城、瑞鳳、鳳翔、加賀、瑞鶴、サラトガ、蒼龍、飛龍、赤城、天城、グラーフ、龍驤、翔鶴、隼鷹、大鳳、瑞穂

重巡(航巡)
青葉、古鷹、加古(番外のみ)、足柄、鈴谷、ポーラ、プリンツ、衣笠、熊野

雷巡
木曾、大井

軽巡
龍田、夕張、大淀、阿武隈、由良、鬼怒、神通

駆逐
時雨、夕立、島風、天津風、不知火、朝霜、霞、五月雨、皐月、天霧
狭霧、春雨、満潮、白露、曙、如月、嵐、江風、綾波、涼月、敷波
浦風、村雨、秋月、磯風、山風、海風、長波、神風、吹雪、朝潮、旗風、初雪、荒潮、秋雲

潜水艦
伊14、伊13、伊26

海防艦
択捉、松輪

その他
明石、提督、大鯨

多分以上です

31: SS好きの名無しさん 2018-02-15 23:31:29 ID: p5Nsn2nE

宜しければ初月お願います!

32: SS好きの名無しさん 2018-02-16 14:22:33 ID: E-8fWgJo

照月と北上さんが無いだと…

33: たくちゃん 2018-02-17 00:31:53 ID: cJCzk0cs

31さん、コメントありがとうございます!
もちろんですとも!

32さん、コメントありがとうございます!
あ、いいっすよ!(快諾)

久々のリクエストなので嬉しいです、ありがとうございます!
(久々だから内容はあまり期待しないで…)

34: SS好きの名無しさん 2018-02-23 10:04:16 ID: HIM_9KEq

弥生が入ってないやん。
親方に電話させてもらうね。

35: たくちゃん 2018-02-24 00:18:42 ID: FWZprhYC

35さん、コメントありがとうございます!
あの、それは、僕が、食べちゃいました…
や、それだけは、ほんと、お願いします、く、首になっちゃうんで…

36: SS好きの名無しさん 2018-02-25 23:32:13 ID: gfeRvMg0

山城の2回目を出来ればお願います!

37: たくちゃん 2018-02-28 01:08:12 ID: WBfD6Err

36さん、コメントありがとうございます!
返信や執筆遅くて申し訳ないです、リアルがね・・・
2回目でもOKです! 了解しました!

38: SS好きの名無しさん 2018-03-02 22:19:56 ID: q_faEUgg

ゆ、由良さん2回目お願いします

39: たくちゃん 2018-03-03 00:03:32 ID: El0TLRxj

38さん、コメントありがとうございます!
了解しました!

40: SS好きの名無しさん 2018-03-03 02:13:47 ID: MeWnNa-w

新実装のガンビアベイをお願いします
冷たく突き放したらとてもよく泣いてくれそうなので…

41: たくちゃん 2018-03-04 02:31:55 ID: zjmyJW5L

40さん、コメントありがとうございます!
あああああああああああああああああああああ!!!!
ガンビア・ベイかわいいいいいいいすぎるんじゃああああああ!!!!
やぁぶぁい、可愛いが止まらない、え、なにこれ、これが庇護欲…?
マジでホント可愛い、素直に保護です  絶っっっ対守るわ、マジで
…失礼しました、つい熱くなってしまいました
ガンビア・ベイ了解しましたあああああああ(ry

42: SS好きの名無しさん 2018-03-04 03:01:44 ID: 06qDdEEx

瑞鶴をもう一度お願いします

43: SS好きの名無しさん 2018-03-04 17:37:09 ID: qR349RB0

アイオワとサラトガをお願いします!

44: たくちゃん 2018-03-05 00:34:32 ID: tjG5J561

42さん、コメントありがとうございます!
了解デース!!

43さん、コメントありがとうございます!
了解しました  …両方欲しいなぁ…E7でポロっと落ちないかなー…

それと少し私事にはなりますが、今度の3月8日よりちょいと旅行に行きます、更新頻度的にも43さんのリクエストは結構後になってしまうかもです、申し訳ないです

45: SS好きの名無しさん 2018-03-16 23:12:12 ID: nftBdUQH

秋津洲ちゃんを!秋津洲ちゃんをお願いであります!

46: SS好きの名無しさん 2018-03-17 02:18:39 ID: 7GbT8QpY

飛龍をぜひ

47: たくちゃん 2018-03-17 03:36:06 ID: MBSyEjQi

45さん、コメントありがとうございます!
かもかもですね! 了解ですかも!←ここ秋津洲
てか私も二式大艇欲しいんですけどぉ・・・

48: たくちゃん 2018-03-17 03:36:51 ID: MBSyEjQi

46さん、コメントありがとうございます!
了解しました~!

49: SS好きの名無しさん 2018-03-19 20:02:10 ID: n6WG29a-

あ、阿武隈…大っ嫌いだから解体と言われ大泣きする姿を…(ゲス顔)

50: たくちゃん 2018-03-21 02:34:59 ID: 9-wzwS62

49さん、コメントありがとうございます!
おぬしも悪よのう…ヘヘヘ

51: SS好きの名無しさん 2018-03-24 02:56:15 ID: 6ID0dkNt

瑞鶴を頼みます

52: SS好きの名無しさん 2018-04-04 14:29:07 ID: nMAzaqDQ

海防艦の部屋に○○本を隠してそっからつないでくれたら嬉しいなぁ

53: SS好きの名無しさん 2018-04-04 23:35:12 ID: Hrzjy37M

伊勢と日向お願いします(土下座)

54: たくちゃん 2018-04-05 01:54:00 ID: vOudYfz2

皆さん、コメントありがとうございます!(51さんすみません・・・長いこと放置してたみたいです・・・)

51さん
ごめんなさい、瑞鶴は最近2回目やったんで、流石にこんな早い間隔で3回目っていうのは・・・

52さん
この人やべぇな(確信) まぁ書きますけどねぇw

53さん
了解です!

あと四月からは投稿頻度クッソ遅くなると思うので、気長に待っていただければ幸いです!

55: SS好きの名無しさん 2018-04-17 00:11:57 ID: YwuA79Bs

阿賀野型の誰かでお願いします。
できれば、能代、矢矧がいいです。自分の特に好きな艦娘なのにこのSSにリクエストする気持ちは少し複雑ですけどね(苦笑)

56: SS好きの名無しさん 2018-04-17 21:54:44 ID: wQ-BwUBB

由良が提督に対して逆にドッキリ(笑) 提督が「嫌い、沈んでくれないかな」みたいなことを言って本当に沈んだっていうドッキリ(笑) ※由良は沈みません

57: たくちゃん 2018-04-18 22:13:03 ID: fbbKTMtJ

55さん、コメントありがとうございます!
能代、矢矧了解です!
まぁほら、可愛い艦娘のこういう反応も一興じゃないすかぁ…ヘヘヘ

56さん、コメントありがとうございます!
逆ドッキリ!いいですねぇ~ もちろん書かせていただきますよぉ~

58: SS好きの名無しさん 2018-04-20 22:24:16 ID: 8GxPUJmk

雲龍さんをお願います!

59: SS好きの名無しさん 2018-04-21 20:45:47 ID: hs68iLlr

リクエストにお応えてくださってありがとうございます。やはり、能代は隠れダメ提督(自分含む男性諸君)製造機筆頭だったということですね。

60: たくちゃん 2018-04-22 02:48:46 ID: X_Lm3iSi

58さん、コメントありがとうございます!
了解です!

59さん、コメントありがとうございます!
あとついでにダメ姉も作り出しますw

61: SS好きの名無しさん 2018-04-22 07:32:35 ID: kCag6odC

引き続きリクエストに応えてくださり、ありがとうございます。
「面白いわね。そういうことなら私からも仕掛けてもいいのかしら?ね?」っていうセリフは本来微笑ましいスキンシップなはずなのに、ドSの片鱗が垣間見えるようになってしまった。
好きな艦娘から、加虐されるのもまた一興ってものですね。ご褒美です!ありがとうございます!
(自分はMではありません。多分.....)


62: たくちゃん 2018-04-23 00:10:05 ID: wwTYNj14

61さん、コメントありがとうございます!
阿賀野型のあの手袋、絶対『そういう意図』でつけてると思うんですよね、はい
完全にコメントの最後の方Mが入ってるんですがそれは・・・

63: SS好きの名無しさん 2018-04-23 05:47:14 ID: pOblPesM

M発言の方は、Mの人はこんな感じなんだろうなっていうのを書いてみたものです。「そういう意図」ですと、阿賀野型全員が...。
それにしても、阿賀野まで書いてくださるなんて、ありがとうございます。非常に厚かましいようですが、こうなったら酒匂も見てみたいです。......と思ったのですが、酒匂を嫌いと言って泣かせてしまうと、何処ぞのドS様が本気でボコボコにしに来るのが目に見えてるので(いつ来てもいいんやで?)、控えておきます。.........あれ?

64: たくちゃん 2018-04-26 00:45:28 ID: yvj9aHwE

63さん、コメントありがとうございます!
もう自分を偽らなくてもええんやで?(ニッコリ
酒匂ちゃんも書きますか~

65: SS好きの名無しさん 2018-04-26 05:53:31 ID: egnmVZiD

どうも、Mです(開き直り)。
何度も、我儘なリクエストにお応えいただきありがとうございます。素直に言ってしまえば、嗜虐的なのはイマイチ(嫌いとは言ってません)ですが、おちょくられたり、いじられたりはしたいですね〜。はい、Mですね。
それはそうと、自分が口走った(確信犯)ばかりに...。提督、ご愁傷様です。

66: たくちゃん 2018-04-27 00:16:57 ID: auY48V0o

Mさん! コメントありがとうございます!
好きな子からいじられたりからかわれるのはSM関係なく嬉しいし、多少はね?
まぁ提督なら大丈夫です、なんせ艦娘たちの攻撃すら耐えられる超人設定ですから(そもそもよく爆撃を受けて生きてるる時点で人間じゃねぇし…)

67: SS好きの名無しさん 2018-04-27 07:12:50 ID: rtLZ1i13

なんという超人設定。
あちらの世の中では、人間、艦娘、その他の動物、植物、"提督"という、大きく分けて5種類の生き物がいるということですね。
次回も楽しみにしています。

68: たくちゃん 2018-04-29 00:26:42 ID: UZ7BBv7A

67さん、コメントありがとうございます!
提督はですね、
基本的には海軍の、鎮守府といわれる地域に過ごしていまして、
若干ゃ艦娘が、いるところなので、
そういったところで生きやすいように提督、あの、細長い個体で。
であと耳も大きいので、遠くの音を聞こえるように。

生命力ぅ…ですかねぇ…
バケツをかけると、スッと、生き返ることができる動物でして、
結構スリルが好きなので、
軽々と1回2回の修羅場は余裕でジャンプしてくれますね
   かんたいそうしれいぶ   げんすいおにいさん(とうきょう)

69: テンロータ 2018-04-29 23:27:31 ID: nbrSpBjt

頭の中で、とんでもないバケモンが仕上がってしまいます。個体って、もはや某ホ○ケモンみたくなってますねw
生息地 各地鎮守府のような。

私事ですが、自分もSS書き始めてみました。まだまだ途中段階ですので、公開はしておりませんが......お話のお相手は、もちろんあのお方です。察しはつくと思います。
宣伝見たくなってしまい、申し訳ございません。

70: たくちゃん 2018-04-30 02:27:24 ID: z54uQc-B

69さん、コメントありがとうございます!
色違いとかいますから(大嘘) あとアイツらフォルムチェンジもできるんですよ(大嘘)

また新しいSS作家さんが一人! 応援します!
・・・察しが悪くてすみません、あのお方って…?

71: テンロータ 2018-04-30 05:15:30 ID: QnL357Hu

自分は、前でコメントしてるドMです。
と言えばお分かりいただけますか?
まぁ、内容はSM系では無く、
ベタなシリアスラブコメなんですけどもね。

72: テンロータ 2018-04-30 05:27:47 ID: QnL357Hu

コメント、分割してしまってすいません....
何度もリクエストに応えていただき、ありがとうございます。
今回のあのお方も最高ですね///前にも増してさらに過激に........いいっすわぁ。
しかも、もう一人増えつつありますし...。
......もう隠す気なんてありませんよ?

次回も楽しみにしております。

73: テンロータ 2018-05-01 00:27:32 ID: ypv6rcJm

何度も何度もすいません。
71について訂正させてください。
シリアスラブコメではなく、
シリアスラブストーリーです。

74: SS好きの名無しさん 2018-05-01 01:45:23 ID: 74_QqmSj

す、涼月に「大っ嫌い」と言ってやってください!!その泣き顔をカメラに収めるのです!

75: たくちゃん 2018-05-03 00:44:24 ID: 2j8VwD4g

71~73さん
ドMさんでしたか!
や、ほんと絶対矢矧の手袋ってそういう意味だと思うんですよ、あと酒匂は絶対天性のSだと勝手に思ってます
なんにせよSS作家さんが増えるのは嬉しいことです!
ちなみに大型建造で初めて入手したのが矢矧なので、個人的に思い入れの深い娘だったりします(自分語り)

74さん
了解です! カメラってことは青葉ァ!!の出番ですね…

76: テンロータ 2018-05-03 20:46:41 ID: RWt9cjML

ということは作者様はかなり早い段階から、あの方の調ky........いや、仲良くやっているということですね。...羨ましいです...。
今自分が書いているものですが、
描写とか隠し要素ばかり詰め込みすぎて、
羊頭狗肉になりつつあります...。
無礼を承知でお願いしたいのですが、
何かアドバイスをいただけませんか?



77: たくちゃん 2018-05-04 01:38:24 ID: u0FveNQ3

そうですね、3-2の攻略時にはもう入れてたと思います
一瞬だけ、ほんの一瞬だけケッコンも考慮入れたぐらいです

相談に乗るのはいいのですが、ここのコメ欄でやるのもあれだと思うんで、個別のメッセージとかでしませんか?

78: テンロータ 2018-05-04 20:37:36 ID: DKZMGM_h

そんな機能があったんですね。
そちらを使わせていただきます。
初心者ですいませんでした。

79: SS好きの名無しさん 2018-05-04 21:22:23 ID: 7iOwE7sv

更新いつも楽しみに見てます!
もしよろしければ葛城さんオナシャス!!

80: たくちゃん 2018-05-04 23:54:25 ID: u0FveNQ3

といっても自分も使ったことないんですけどねw
初心者は自分も同じだし

79さん、コメントありがとうございます!
見てくれてアリシャス!
了解です!

81: SS好きの名無しさん 2018-05-08 18:22:31 ID: MI80ZVb7

青葉と瑞鶴おねがいします

82: SS好きの名無しさん 2018-05-08 22:33:05 ID: _p01FNKe

霰改二をお願いします!

83: たくちゃん 2018-05-10 00:36:10 ID: hl0f4zES

81さん、82さん、コメントありがとうございます!
リクエスト了解です!

84: SS好きの名無しさん 2018-05-11 02:19:16 ID: 1wNPK2of

瑞鶴の泣き顔おねがいします

85: かむかむレモン 2018-05-11 19:52:11 ID: EyKy9tk3

(面白くて)ブルっちゃうよ...!
自分のペースを大事にして毎秒投稿、しよう!(矛盾)

86: たくちゃん 2018-05-12 00:52:35 ID: oPB0ufgF

コメントありがとうございます!
84さん
みんなどんだけ瑞鶴好きなん…?
もう当分やんないですよ、流石に

85さん
かむかむレモンさんにそんな風に言われるなんてウレシイ・・・ウレシイ・・・

正直、リアルはSS書いてていい身分じゃないんですけどね、私・・・
それでも夏ぐらいまでは頑張ります
ただ流石に毎秒投稿はいや~キツイッす(素)

87: SS好きの名無しさん 2018-05-13 01:11:01 ID: 6huHjkKy

秋津洲にいってやってください

88: SS好きの名無しさん 2018-05-13 11:30:07 ID: Fb-jG5jo

プリンツ・オイゲンお願いします!!

89: SS好きの名無しさん 2018-05-14 00:28:25 ID: -xtd-1xy

睡眠時間削ってでも投稿するんだよあくしろよ…(ゆっくり空いた時間に書けばええんやで)
リシュリューが意外に打たれ弱くて泣き出したらすごく捗りそう…
って事でリシュリューをお願いします。

90: SS好きの名無しさん 2018-05-15 18:11:14 ID: 4HHsygBZ

神通をお願いします!

91: たくちゃん 2018-05-16 00:21:32 ID: SrhXukC5

皆さん、コメントありがとうございます!
87さん
先に謝らせてください、時間がなくぱぱぱっと書いてしまったため語録だらけになってしまいました、この場を借りてお詫び申し上げます

88さん
了解です!

89さん
本心隠せてないツンデレ兄貴すこすこのスコティッシュフォールド
リシュリュー可愛いですよね、こたつボイスで危うく堕ちそうになりました

90さん
了解です!

92: SS好きの名無しさん 2018-05-18 02:02:15 ID: XPcbieIr

照月おねがいします

93: SS好きの名無しさん 2018-05-19 18:25:10 ID: aZhXiqU-

の、野分…お願いします

94: SS好きの名無しさん 2018-05-20 02:32:02 ID: Lbq_7QkR

これで本当に訴えられてクビとかになったらどうなるのかという考えがずっと頭ん中を回ってる
あ、大井お願いします

95: たくちゃん 2018-05-21 00:00:34 ID: KFFVkMKe

皆さん、コメントありがとうございます!
92、93さん、リクエスト了解です!

94さん
え?そりゃもうそうなったら職失って人生THEエンドですよ
コンビニでバイトして生きてくんじゃないすか?(適当)
リクエスト了解でーす

実は今年マジで忙しいので、どんどん更新頻度落ちます
さらに言えば夏なんてロクに書けません
そして冬までには一旦休みを頂きます
応援してくれる皆様、もう少しの間お付き合いいただけると幸いです

96: SS好きの名無しさん 2018-05-22 02:06:03 ID: kXSOjx7L

てるづきおねがいします

97: たくちゃん 2018-05-25 01:07:33 ID: 9zwhOLEV

96さん、コメントありがとうございます!
上げました!

98: SS好きの名無しさん 2018-05-25 15:29:16 ID: 9YlKyrOu

そうだ、満潮をもう一度やろう………アッアッ

99: SS好きの名無しさん 2018-05-30 19:19:14 ID: II3vTi_8

ガングートとタシュケントをお願いします!
ガングートみたいな子が取り乱す場面って良いよね...

100: SS好きの名無しさん 2018-05-31 01:36:08 ID: J6-TQWuP

ま、舞風と時雨お願いします

101: たくちゃん 2018-06-01 00:29:17 ID: zn-L6KdE

皆さん、コメントありがとうございます!
98さん
わかりm…アッアッ

99さん
了解です! ガンちゃんは個人的には面倒見のいい姉御みたいなイメージありますねぇ!

100さん
了解です

102: SS好きの名無しさん 2018-06-06 03:20:59 ID: U2VftJEI

トロツキー…粛清しなきゃ…(HoI脳

取り乱す海外艦が多いのでウォースパイトをお願いします。あとジャーヴィスもできればお願いします。

103: たくちゃん 2018-06-08 00:25:17 ID: r9Yg5mAW

102さん、コメントありがとうございます!
粛清しかしねぇなあの国・・・

リクエスト了解です! 海外にもどっきりってあるんですかね?

104: SS好きの名無しさん 2018-06-15 23:51:16 ID: tUgerIqo

飛鷹さん……彼女はとても美人でもっと評価されるべきなんだ!!!!このドッキリで人気が出てほしい……(切実)お願いします!!!!

105: たくちゃん 2018-06-16 01:19:06 ID: Fu5eVroa

104さん、コメントありがとうございます!
出雲ま…飛鷹さんはどうしても酒乱の子の影に隠れがちですからね・・・
了解です!

106: SS好きの名無しさん 2018-06-17 08:30:53 ID: Vqvgzi0g

初風みたいなファッションドライな子が本気で焦る所見たいです。
澄ましてるけどメンタル弱そう(可愛い)

ちなみに海外のどっきりは通りすがりの一般ピープルにガチでやるらしく。
ハンマー持った道化衣装の殺人鬼が奇声あげて襲ってきたり、
薄暗い場所に亡霊に扮した少女を貞子みたいな演出で配置して
外国人の皆様にマジ恐怖植え付けたりとか。トラウマ不可避

107: SS好きの名無しさん 2018-06-18 10:38:40 ID: ZkRTSoNA

ウォースパイトとジャーヴィスありがとうございました。ジャーヴィスにパパなんて呼ばれた日には…おっと誰か来たようd(ry

アメリカのドッキリでイスラム系の衣装を着た人がバッグを投げつけてくるドッキリがありましたね…

108: SS好きの名無しさん 2018-06-18 10:41:08 ID: ZkRTSoNA

切れてしまった…
イスラム国話題に上がって自爆だの何だの言ってた時に丁度やってたのでやられた側はトラウマものだななんて思った記憶があります。

109: たくちゃん 2018-06-19 00:17:26 ID: 3RCIwod_

106さん、コメントありがとうございます!
澄ましてる子は押しに弱い傾向・・・ありますあります
了解です!

前にちょっと見たことあるけど海外ニキたちのは本気で恐怖ゾ・・・

107&108さん、コメントありがとうございます!
ジャービスのはマジで破壊力やばーいって・・・ってことで運営さんオナシャス

日本なら間違いなく逮捕で終わりですけど、それって海外でも許されることなんですかね…?(素朴な疑問)

110: SS好きの名無しさん 2018-06-24 02:20:23 ID: JsXWVq5r

白雪ちゃんでお願いします!あの子はダークホースなんだ!(なんの?)

111: SS好きの名無しさん 2018-06-25 23:56:27 ID: JoUmA9qb

陽炎の大泣き姿を見ないと俺…この先やっていけない(笑)

112: たくちゃん 2018-06-29 00:23:50 ID: ema0hKqN

110さん、コメントありがとうございます!
了解です! 白雪ちゃん、なぜか結構うちでも練度高いんですよね、艦隊のダークホース的な

111さん、コメントありがとうございます!
了解です!  畜生兄貴強く生きて…

113: SS好きの名無しさん 2018-06-29 00:57:12 ID: gXiz8tZU

駆逐仮面であの正義の味方を思い出した。駆逐艦のパンツでもかぶってんのかこの人、女性なら顔を隠して体隠さずの方かもしれんけど

114: たくちゃん 2018-07-02 00:20:30 ID: IxlK65jn

113さん、コメントありがとうございます!
すげぇ、俺の脳内イメージと全く同じだ・・・マジでそんなイメージで書いてました   まぁ長門型の服とか裸同然だし多少はね?

115: SS好きの名無しさん 2018-07-02 02:32:59 ID: iBqk2lGV

白露は何故性格とは裏腹に(個人的に)受け身臭が凄いんだろう。
白露2回目見せてください(血涙)

116: たくちゃん 2018-07-06 00:27:54 ID: Tq2ePft2

115さん、コメントありがとうございます!
なんかこう・・・いつもは威勢いいけどくじかれるとすぐシュンってなりそうな性格だからじゃないですかね・・・? ドSの人が好きそう(小並)

117: SS好きの名無しさん 2018-07-06 21:15:54 ID: -cjdPBk1

大和と時津風お願いしますぅ

118: SS好きの名無しさん 2018-07-06 22:23:09 ID: I0DoIZAY

神通に大っ嫌いと言ってやってください!!! お願いします…

119: たくちゃん 2018-07-08 03:07:24 ID: TQWjfepV

117さん、コメントありがとうございます!
了解です!

118さん、コメントありがとうございます!
了解です!

120: SS好きの名無しさん 2018-08-09 15:12:48 ID: ycXlB2bk

最期のドッキリで、
今すごくゲスい案が

121: SS好きの名無しさん 2018-08-09 15:13:19 ID: ycXlB2bk

最期のドッキリで、
今すごくゲスい案が生まれた…

122: SS好きの名無しさん 2018-08-09 15:27:31 ID: ycXlB2bk

放送で全員にドッキリを仕掛ける…
今までのKuZu発言が憲兵にバレた云々…そして最後に
「今までのケジメは俺自身がつける…」の次の瞬間、執務室爆散ッ
的な

123: たくちゃん 2018-08-11 01:56:22 ID: 2K3iY7U1

120~122さん
最期・・・死ぬのか・・・(困惑)

まぁ書いてもいいんですけど時間がって感じです、ようは気分w
検討はさせていただきます

124: SS好きの名無しさん 2018-08-21 18:18:53 ID: IjnYuYY4

どうも122です。
因みに提督は執務室に自分のダミーを置いて、バレずに自宅へ…

125: たくちゃん 2018-08-29 01:29:06 ID: xarXOnQd

返信遅れてさーせん!
ちょっと先になりますが書こうと思います
案は丸パクリさせていただきますがね!!(やけくそ)

126: SS好きの名無しさん 2018-09-21 20:04:26 ID: AUiJ5CLX

124です。
や っ た ぜ。


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1: SS好きの名無しさん 2017-12-28 02:04:54 ID: CifFNomq

これは神

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嫌いの反対は好きなんだよなあ!

3: SS好きの名無しさん 2017-12-30 02:55:43 ID: Q1qpxE35

更新が楽しみ

4: SS好きの名無しさん 2018-01-06 20:07:31 ID: 1l9N6phP

頑張れー


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