2018-01-19 19:45:43 更新

概要

提督と艦娘たちが鎮守府でなんやかやしてるだけのお話です

注意書き
誤字脱字があったらごめんなさい
基本艦娘たちの好感度は高めです
アニメとかなんかのネタとかパロディとか
二次創作にありがちな色々


前書き

48回目になりました
楽しんでいただければ幸いです お目汚しになったらごめんなさい
ネタかぶってたら目も当てられませんね

それでは本編を始めましょう


↑ 前「提督と多摩」

↑ 後「提督とチョコレート」



提督と佐渡




提督「で…何、その…えーっと」


適切な言葉が見つからない、目の前のそれは初めて見る娘だった

まんまるな目と、にかっと笑う大きな口。茶色の毛先に、細い手足の割にはふっくり としたお腹

そう、あれだ、何処かで見たような気がするのは…


提督「タヌキ」


思い出したと同時に口が動いていた


すかさずに「誰がタヌキだっ」なんて言葉が返ってくるけど

それよりも、その首根っこを押さえている ゆーの手が震えているのが気になった


提督「ゆー、笑っていいよ?」

ゆー「…」


1・2の3で「ふふっ…」少し、顔をそむけた後、漏れるような笑い声が聞こえて来た

「笑うんじゃねーっ」そんなBGM(抗議)を聞きながら


提督「みてみて ゆー。タヌキが騒いでるよ?」

ゆー「ゃ…Admiral…ちょっと…むり…っ…っ…」


意外と、変な所で笑う娘らしい

その手の震えは肩に伝わり、次第にその小さな体一杯が揺れ始めていた


佐渡「タヌキじゃねーっ、さ・ど・様・だっ」


「覚えとけっ」と大見得を切ったまでは良いけれど


望月「やっぱりタヌキじゃねーか」


そんなダメ押しの一言に、ゆーがその場で丸くなっていた




ゆーが落ち着く頃には、緩んだ気も元に戻り望月を膝の上に抱えなおす提督


提督「で、ほんとに それはなに?」

ゆー「拾ったの」

提督「どこで?」

ゆー「海」

提督「広いなぁ…」

ゆー「そうだね」


纏まりのない会話だったが、また ゆーが何か拾ってきたんだというのだけは理解した


そうして改めて少女に向き直る


提督「お名前は?」

佐渡「択捉型海防艦の三番艦、佐渡だぜっ」


小さな胸を張り、大きな声で返事が帰ってくる

何というか、元気な娘だった


提督「択捉型…あー確か…」

望月「こないだ来てたろ…ほら、あの ちんちくりん」

提督「ああ…あの ちんちくりん…」


と、言われても割りと ちんちくりんには心当たりが ありすぎて


提督「どの ちんちくりん?」

望月「今考えてる方じゃない奴な」

提督「ああ、赤毛の…」


言われて思い出せば、そんな制服だったかなとは思う


ゆー「Admiral…これ、どうする?」

提督「どうって…」


コレとはまた、随分な良いようだとは思いつつ「ゆー はどうしたい?」と、悪戯に気まぐれ半分を混ぜて聞いてみる


ゆー「え?いらない…」


その即答っぷりは、一瞬部屋の時間が止まるほどだった


佐渡「いらないって、なんだよっ。海防艦だぞっ、偉いんだぞっ」

ゆー「そんなの昔の事を…ゆーの知ったことではありません…って」

佐渡「取ってつけたように「って」とか言うなよっ」


もはや取り合うつもりもないと、そのまま顔を「ふいっ」と顔を背ける ゆーだった




ポーラ「はぁ…それでポーラにお鉢が回ってきたんですねぇ…」


「よろしく」と一言で押し付けられた時には何事かと思ったが

佐渡から話を聞いている内に、大体の事情は掴めてきた


佐渡 「ったく、ひでーよなーほんとによーっ」


佐渡からしたら そりゃ溜まったものじゃない

少しばっかり領海に足を踏み入れたばっかりに強制連行されたのだから


ポーラ「まぁ、急にしらない娘が来たから ちょっとビックリしただけですって」


ぷくぷくと頬を膨らませる佐渡を宥めつつも、提督と ゆーさん、二人のフォローも忘れずに


しかし、どうしたものか

押し付けられたまでは良いとして、このままって訳にもいかないでしょう

迎えが来るまで…いや、知らない娘が あんまり彷徨いてても提督(あの人)が落ち着かないでしょうし…


ポーラ「仕方ありませんねぇ…」


ぐいっとボトルワインを飲み干して

夕張さんに燃料弾薬の都合付けてもらいましょうか、なにバレなきゃ犯罪じゃありませんって

警備任務のーとか言っとけば、海防艦一隻分の消費くらい重巡の中で誤魔化せるでしょう




佐渡「海だーっ!」


そうして真っ先に飛び出していった佐渡


ポーラ「こらこら、1人で飛び出したら危ないですって…」

佐渡 「うおっ、はえーな姉ちゃんっ」


なんでもなく追い付いてみたら、素直に驚かれてしまった


ポーラ「そりゃまぁ…」


こちとら天下の重巡様ですからね、一応は…


ポーラ「ていうか、姉ちゃんってなんです?」

佐渡 「姉ちゃんは姉ちゃんだなっ」


そうして「ひひっ」と笑って見せられては、それ以上何も言う気もせず

まぁ、悪い気もしませんかと、受け入れてしまえば心地の良いものでもあった


佐渡「で、どうすんだ?海戦かっ、良いぜぇ佐渡様が皆やっつけてやんよっ」


気合が入ってるのは良い事だが、そのボクシングスタイルがなんの役に立つのやら


ポーラ「ていうか佐渡。あなた海防艦でしょう?アレ(駆逐級)とやりあうつもりで?」


都合が良いのか悪いのか、はぐれは減りませんね本当に…


指先1つと主砲を向けたその先

もはや見つけた瞬間に主砲がどーんと、反射行動さえ起こしそうな程に見た艦影

ポーラがどうこうするには 一瞬で片はつくけども…


佐渡 「主砲なら…あるぜ?」

ポーラ「豆鉄砲っていうんですよ、そういうの…」


キラン…と、格好を付けられても困るというもの

12cm単装砲でどうしようというのか、あっちの主砲のほうが一回りご立派様ですのに


佐渡 「言ったなぁ~。みてろよ~とっつげきだーっ、ひゃっはーっ!!」

ポーラ「あーあーあーあーあー…もう…どうしましょうねぇ…これ」


有言実行、言うが早いが、駆け出した佐渡の背中が遠ざかっていく

もちろん、追いかけるには容易いが、そろそろ主砲の射程内…いざともなれば コッチの方が早いでしょうか


ポーラ「ずいう~ん?」


哨戒ついでに飛ばしていた瑞雲に連絡を取ると、すぐに「よろしいので?」と返事が返ってきた


妖精 「なんとなれば、彼女の足ごと止めますが?」

ポーラ「いえいえ、傷物にする訳にもいきませんから…」


「では、折を見て…」そう、話がまとまりかけた時だった


佐渡「うわあっ、マ、マジか!」


その悲鳴を聞いた途端、言わんこっちゃないと言いたくなってしまった


妖精 「反転…急降下爆撃開始します…」

ポーラ「あい、こっちも発砲しま~す。当たらないでくださいね~」


その後、秒と持たず藻屑に返された駆逐級だった


佐渡 「ひひっ…やっぱりダメだった…ゴメンなっ」

ポーラ「素直なのは良いことですね…怪我は?」

佐渡 「見ての通りさっ!」


そんな あっけらかんと言われても…

黒いインナーは所々破れてるわ、白いお腹も顕になってるわ…とてもじゃないがとてもじゃない


ポーラ「仕方ありませんね…一旦帰投しましょうか…」

佐渡 「いや、待ちな…姉ちゃん」

ポーラ「あい?」


帰りかけた手を引かれて足を止める


佐渡「潜水艦だ…」


そう言った佐渡の目は真剣そのものだった

なる程どうして海防艦は海防艦だ。ダメかと思えば本業はやはりコッチらしい


佐渡「…」


じっと、海を見据える佐渡

時が止まった様に身じろぎもせず、刻一刻と時間が過ぎていく


佐渡「よしっ」


やがて、掛け声1つの後

おもっきり、海面を蹴飛ばしてアクティブソナーを全力で発針されました


ポーラ「えぇぇぇ…」


どうしましょう、対潜戦闘ってこんな雑なものでしたっけ?

行き成り爆雷を投下する娘(弥生)に馴れていたせいでしょうか、ポーラには分かりません


佐渡 「やっぱっ、わっかんねーなっ」

ポーラ「なんという…」

佐渡 「でも大丈夫っ、今ので大体分かったっ」

ポーラ「でしょうけど」


代わりにこっちの位置もモロバレなんですよ…


ポーラ「ずいう~ん…」

妖精 「…御意」


何処か疲れた呼びかけに、何処か疲れた返答だった




択捉「ま、また貴女ですかU-511、やっかいな娘ですねっほんとっ」


執務室では、択捉(赤い髪のちんちくりん)がゆーを前にして構えていた


ゆー「良いけど…」


ぼとんっ…ごろっごろっ…ごっ…


択捉「ひぃっ…」


ゆーが投げ捨てた太くて長い物

重そうに転がりながら択捉のつま先にぶつかって動きを止めると、驚いた猫みたいに飛びすさる択捉


ゆー「魚雷(それ)以上入ってこないで、Admiralが怯えるから…」

択捉「怯えるって、そんな生き物ですかっその人はっ」

ゆー「…」


ぐわん…ぐわん、ぐわんぐわんっ…

途端、振動を立てて回りだすスクリュー…


択捉「動いてるっ!?」

ゆー「drei・zwei・eins…」

択捉「ちょっ!?なんですか、そのカウントはーっ」


「どかーん」


実に、実に平坦な爆発音だった


択捉「きゃー…って、あ、れ?」

ゆー「おバカさん…そんな訳無いでしょう…」

択捉「むぅぅぅぅっ!?」


分かりやすく膨らむ頬と、知ったこっちゃありませんっと背ける顔は 何処まで言っても垂直だった




「あ、あのっ…」


律儀に魚雷の前で足を止め、それでもと前にでる

怖い、潜水艦もいるし、知らない大人の人もいる…けど…けど怖くない

お姉ちゃんも一緒だから怖くない、何か潜水艦の娘に振り回されてるけど平気

だってお姉ちゃんだからっ、お姉ちゃんだから怖くてもっ


提督「君は?」

松輪「松輪です…その、あの…」


言って良いのか分からない、けど言わなきゃいけない

なんかお姉ちゃんが頼りにならないし…ここに居ない妹の安否が心配だ

何処かに閉じ込められてないだろうか、痛いことされてないだろうか

手足をしばられて、あんなことやこんなことを…




それは、一瞬の出来事だった

警備任務の途中、調子にのった佐渡が隊列から外れて先行していた


松輪「佐渡ちゃん…それ以上は、お姉ちゃんが行ったらダメだって…」

佐渡「ああ?なんだってー?」

松輪「だからねっ…」

佐渡「うおっ!?」

松輪「ひっ…」


突如、海面から伸びた手が佐渡ちゃんの足を掴んだと思ったら

一気に引きずり込むと、そのまま何処かへと連れ去ってしまった


択捉曰く、そっから先の海域は、知らない娘が入ったら二度と戻ってこれないとかなんとかで…




松輪「佐渡ちゃんを返して下さいっ!!」


精一杯の声をと一緒に頭を下げる

けれど、返ってきた答えは期待とはまったく別のものだった


提督「佐渡なら…君の心のなかに…ね?」


血の気が引いた。ついには立っていられなくなり、床にへたり込んでしまう

泣く?泣けばいいの?けれど、驚きと憔悴のせいか、それさえも上手く出来ず心も体も止まったまま

どうしようも出来ずにその場に蹲るしか無かった


「おうっ、まつ。 どしたい?そんな所にへたり込んで、ぽんぽんでも痛いかっ」


その声が背中を叩く

驚いて、驚いた弾みで振り向いて、いつもの「ひひっ」と元気な笑顔がむけられて…


松輪「佐渡…ちゃん?生きて…」


怪我もない…足もあるけど…けど…


松輪「どうしてバケツを被ってるの?」

佐渡「おうっ、なんかカッコいいだろっ」

松輪「ううん」


意味がわからない、そんな緑色のバケツを被って何をカッコ良いものか…


佐渡「だよなっ!司令、わりぃけど一個使ったぜっ」

提督「ん…ま、良いけど…」


訳が分からない、どうしてこの人(司令)と当たり前に会話出来てるのか


松輪「…あの、司令…もしかして…」


思い当たる節は、そう多くもなかった


提督「君が勘違いしただけでしょう?」

松輪「…」


何ということでしょう。はっきりと分かった事が1つ、この人 絶対に意地悪だ…

けど、それ以上に言葉が出てこなかった…代わりに出てきたのは


松輪「ふえっ…さどちゃっぁぁん…よかったよぉぉぉっ…」


嗚咽と涙としゃくり声と…もう自分がどうなってるのか分からないまま、妹に飛びついていた




対馬「えー…姉と姉と姉がご迷惑おかけしまして…誠に…」


対馬と名乗った娘は、そう言って敬々しく頭をさげていた


対馬「ですが…司令達も悪いのです…よ?」


けれどそれっきり

顔を上げると口元に指を当てて「お相子…です」と付け加えていた


対馬「でも…そう。お詫びと言ってはなんですが…船団護衛の際は…きっと、満足させて上げますから」


「…ね?」


微笑むその表情は、幼いながらに妙な雰囲気をまとっていた



ーおしまいー



ーーー


その感触は温かった様に思う


いつもの悪戯と、返そうとした軽口はそれごと塞がれてしまった

そんなの…初めてでもないし、嫌なはずもなかった


ただ…


心の準備も無いままに そういう事をされると、どういう顔をしていいのか分からないのはそうだった


望月「…」


気づいた時には いつもの執務室。使っているベッド(ソファ)もいつもどおりで

視界を塞いでいた司令官の代わりに、見慣れた部屋の天井が薄明かりの中にぼんやりと浮かんでいる


身体を起こす。熱いくらいだと思っていた温もりは、衣擦れの音を立てて膝の上へと滑り落ちていく

盗み見るように反対側へと目を向けると、何も無かった様に司令官が寝っ転がっているだけ

新手の悪戯か…。なんて勘ぐっては見たものの、どうにも本気で寝てるらしく

さっきの光景が自分の夢だと認めるしかなくなっていた


望月「ぁぁぁ…」


知らずと頭を抱えていた

欲求不満、そんなあられもない四字熟語が頭を過る

ついぞ三日月をからかうのに使っていた類の言葉が自分の身に降り掛かっている


遅れて熱くなってくる頬、耳の先まで火が通る頃には 煩いくらいに心臓が高鳴り始める

寝起きから忙しないことこの上ないが、これをどうにかしないことには寝るも起きるも立ち行かない

何より、後数刻もすれば来るであろう姉たちに、今の自分の顔を見られたくはなかった


だってそうだろう。あたしは からかうのは好きでも からかわれるのは苦手なんだから

そういう時には狸寝入りをするのが一番で、そうじゃないなら開き直るのが手っ取り早い


だから…そうする事にした


床に落ちる毛布は気にもせず、裸足のままで司令官の隣へ歩いて行く

ひんやりと、直に伝わる床の感触がくすぐったいが、それも火照った頭には丁度いい


腰をかがめると、すぐに司令官の顔が目の前にやってくる

夢でも見てるのだろうか、だとして それに自分が出ていたらどんなにか…

なんて、役にも立たない妄想をするくらいなら…いっそ、いっその事…


それは、お返しで仕返しで…重ねた唇は、夢の中のそれよりも ずっとずっと温かった


提督「ん…?」

望月「おはよ」


寝ぼけているその顔に、何でもないよう取り繕って言葉をかける


提督「どしたの…望月?」

望月「いい夢見れたかなって?」

提督「夢…?」


一時、首を傾げる司令官だったけど

そこはそれ、次第に頭が回りだすと余計な事にも考えが巡りだしたようだった


提督「望月がちゅーしてくれる夢とか?」

望月「ああ、そりゃ…」


そりゃさぞ いい夢だろうさと、一応は呆れて見せる

ほんとに寝てたのかコイツとは疑いたくなるが、そんなのどっちでも良かったし

「きゃーいっちゃったー♪」とかなんとか、1人で悶ている司令官が鬱陶しくもあった


「司令官…」

「ん?」


3度めのそれは、いっそ熱いくらいだった




後書き

はい、というわけで最後まで読んでくれた方。本当にありがとうございました
貴重な時間が少しでも楽しい物になっていれば幸いです

本当なら前回でまとめるつもりだった話し



択捉「こっちが松輪で、こっちが対馬。そして私は択捉です、すっごくお姉さんなんですよっ」
佐渡「おう、なんだいきなり」
択捉「ネタに走りすぎて、本編で言う機会が無かっただけです。せっかくなので一応」



望月「なんで佐渡の話で最後が あたしなんだよ…」
提督「佐渡の話しと見せかけて、印象を望月に集める罠」
望月「ちょこざいな…」
提督「大丈夫?ちゅーする?」
望月「うっさい、次行くからな…」



望月「んじゃ、コメ返しするよー」

・多摩改2

提督「大漁旗とか浴衣のときから分かっていたが、やっぱり可愛かったな」
望月「中破絵見ながら言われてもなぁ」
提督「すっごい良いと思う」
望月「はいはい」

望月「この流れだと、球磨の時もスカート化かね?」
提督「家の球磨がスカート履くイメージがないのは…」
望月「そりゃ、あれはなぁ…」

提督「多摩が装甲アップなら、やっぱり球磨は火力アップで」
望月「今でも十分なんだけどな…」
提督「甲標的持ちが優先される世界だ、少しくらいぶっ壊れてもかまわないと思う」

望月「で、実際どういう関係?」
多摩「ただの腐れ縁。これが一番良い表現」
提督「腐れ縁とか言ってる幼馴染って良いよねっ」
多摩「またメルヘンなことを…」

・金剛さん

望月「ウブ可愛いんだってよ」
金剛「誰がウブですかっ。金剛は大人のお姉さんなのでーす」
提督「いや、金剛は…金剛姉さんより、金剛お姉ちゃんだろう…」
金剛「ふっふっふっ。それは世を忍ぶ仮の姿…本当の私はっ」
望月「ちょっとサラトガ呼んで来ようぜ…」
金剛「あっ、まってまって、ごめんよ、金剛が悪かったからぁ…」

・膝枕さっちゃん

提督「膝に乗せて抱きまくらにするのも抱き心地良いよっ」
望月「誰かが来たら、すぐ隠れられるもんな…」
提督「それもある」
望月「おい…」

・読みやすかったです

ありがとうございます。読みやすくなっていたなら何よりです



最後までご覧いただきありがとうございました
また、いつも コメント・評価・応援・オススメも合わせ、重ねてお礼申し上げます



ー以下プロフィール(長いー


提督
練度:神頼み 主兵装:刀 物理無効・神出鬼没
「触らぬ神に祟りなしって、言うだろう?」
長髪の黒髪、何時も気だるげな表情をしてる癖に、人をからかうときだけはすっごい楽しそう
一応、白い制服を着けてはいるが、上から羽織っている浴衣が全てを台無しにしている、不良軍人
そもそも、軍人どころか人ですら無い、元土地神様
覚えている人もいなくなり、ようやく開放されたと思えば、深海棲艦が湧いてきて…
3食昼寝付きの謳い文句も手伝って、提督業を始めだした
性格は、ほとんど子供。自分でやらないでいい事はまずやらない、明日できることはやらないで良い事
悪戯好きで、スカートめくりが好きなお年ごろ
また、結構な怖がりで、軽度は人見知りから始まり、敵は全て殲滅する主義

皐月ー愛称:さつきちゃん・さっちゃん・さっきー
練度:棲姫級 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★MAX
「え、司令官かい?そりゃ…好き、だよ?なんてな、えへへへ♪」
初期艦で秘書艦の提督LOVE勢。提督とは一番付き合いの長い娘
その戦闘力は、睦月型どころか一般的な駆逐艦の枠から外れている程…改2になってもっと強くなったよ
「ボクが一番司令官の事を分かってるんだから」とは思いつつも
まだまだ照れが抜けないせいか、ラブコメ時には割とヘタレである

睦月ー愛称:むつきちゃん・むっつー・むっつん
練度:褒めてっ 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★MAX
「提督っ、褒めてっ!」
わかりやすい提督LIKE勢、「ほめて、ほめて~」と、纏わりつく姿は子犬のそれである
たとえその結果、髪の毛をくしゃくしゃにされようとも、撫でて貰えるのならそれもよしっ
好感度は突っ切っているが、ラブコメをするにはまだ早いご様子

如月ー愛称:きさらぎちゃん・きさら
練度:おませさん 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★MAX
「司令官?ふふ…好きよ?」
提督LOVE勢。良い所も悪い所もあるけれど
むしろ、悪い所の方が目立つけど、それでも あなたが大好きです
だから、何度でも言いたいし、何度でも言われたいの、ね?司令官?

弥生ー愛称:やよいちゃん・やよやよ・やーよ
練度:無表情 主兵装:3式爆雷 好感度:★9
「司令官?好きだよ、普通に」
普通の提督LOVE勢。変わらない表情をそのままに平気で悪戯をしてくる娘
表情が変わらないならと、大袈裟なリアクションも いつもの澄まし顔で本気に取ってもらえない
結局は卯月の姉、卯月絡みで何かあったら半分くらいは弥生のせいと思っていい

卯月ー愛称:うーちゃん・バカうさぎ、うーちゃんねーさん
練度:ぴょんぴょん 主兵装:超10cm高角砲★MAX 好感度:★7
「司令官?そんなの大好きに決まってるぴょんっ」
ぴょんぴょんする提督LIKE勢。毎日ぴょんぴょんと、あちこちで悪戯しては怒られる毎日
主な対象は瑞鳳、「だって、からかうとおもしろいだもん」なんのかんので構ってくれる瑞鳳が好き
口が滑る水無月と違って、一言多いタイプそれもわかった上、いらん事をよく言う2人である

水無月ー愛称:みぃ・みーな
練度:うん、わかるよ 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★8
「司令官、呼んだかい?」
よく笑う提督LOVE勢。艦娘として姉として妹として仲間として
頼って欲しいと自己アピールは欠かさない。欠かさないけど裏目にでる
胸を張った途端の平謝りが板についてきた
一言多い卯月と違って、よく口が滑るタイプ、いらん事を良く言う2人である
自分が結構ツンデレ気味のやきもち焼きだと気づいたこの頃、降って湧いた恋愛感情と格闘中

文月ー愛称:ふみ、ふーみん、文月さん
練度:ほんわか 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★9
「しれいかん?えへへー…なーいしょっ♪」
ふんわりとした提督LOVE勢。ちゃっかりと美味しい所はいただくタイプ
ラブコメをする姉妹たちの背中を押したり、喧嘩の仲裁に入ったり
緩衝材みたいに立ち回りつつ、実際はプロレスのロープみたいに跳ね飛ばしてくる
二人っきりになるとそこはしっかりと、ラブコメだってやってみせる
本人曰く「大福餅」白くて甘くて…その先は内緒

長月ー愛称:なつき、なっつん、なっつ
練度:頼りになる 主兵装:5連装酸素魚雷 好感度:★8
「司令官…いや、まあ…いいだろ別にっ」
おでこの広い提督LOVE勢。司令官に ちゅーしてこの方
自分の感情を見ない振りも出来なくなり、最近は割りと素直に好意を見せてくれたりもする
自分の感情に振り回されるくらいにはラブコメ初心者。あと、シスコン(菊月)

菊月ー愛称:菊→菊ちゃん→お菊さん→きっくー→くっきー
練度:威張れるものじゃない 主兵装:12・7cm連装砲B型改2★MAX 好感度:★8
「ながなが?ながなが ながなが」
箱入り提督LIKE勢。おもに長月に過保護にされてるせいでラブコメ関連はさっぱり
しかし、偶に見せる仕草はヘタなラブコメより攻撃力は高い。やっぱり如月の妹である
大艦巨砲主義者、主兵装は夕張に駄々を捏ねて作らせた。それとシスコン(長月)
最近、司令官との共通言語が出来た。合言葉は「ながなが」

三日月ー愛称:みつき・みっきー
練度:負けず嫌い 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★9
「し、しれいかん…そ、その…好きですっ!」
おませな提督LOVE勢。どこで仕入れたのか変な知識は一杯持ってる
そして、変な妄想も結構してる。すぐ赤くなる、可愛い
提督と望月に、からかわれ続けたせいで、たくましくなってきたここ最近
ラブコメモードは基本に忠実

望月ー愛称:もっちー、もっち
練度:適当 主兵装:12・7cm連装砲(後期型  好感度:★MAX
「司令官?あー、好きだよ、好き好き」
適当な提督LOVE勢。とか言いつつ、好感度は振り切ってる
だいたい司令官と一緒に居られれば満足だし、司令官になんかあれば不言実行したりもする
ラブコメには耐性があるが、やるとなれば結構大胆

球磨ー愛称:ヒグマ・球磨ちゃん
練度:強靭・無敵・最強 主兵装:46cm…20.3cm(3号 好感度:★MAX
「提督?愚問だクマ」
突き抜けてる提督LOVE勢。気分は子グマの後ろに控えている母グマ
鎮守府と提督になんか有ろうものなら、のっそりと顔を出してくる、こわい
積極的にラブコメをすることもないが、昔は提督と唇を奪い合った事もある
大艦巨砲主義者。最近、私製46cm単装砲の命中率があがった、やったクマ

多摩ー愛称:たまちゃん・たまにゃん
練度:丸くなる 主兵装:15・2cm連装砲 好感度:★6
「提督?別にどーとも思わないにゃ?」
気分は同居ネコ。とか言いつつ、なんのかんの助けてくれる、要は気分次第
絡まれれば相手もするし、面倒くさそうにもするし、要は気分次第
特に嫌ってるわけでもないし、いっしょに昼寝もしたりする、要は気分次第
ラブコメ?何メルヘンなこと言ってるにゃ

北上ー愛称:北上様・北上さん
練度:Fat付き 主兵装:Fat付き酸素魚雷 好感度:★7
「提督?愛してるよん、なんちって」
奥手な提督LOVE勢。気分は幼なじみだろうか
このままゆるゆると、こんな関係が続くならそれで良いかなって思ってる
最近の趣味はFat付きをばら撒いて海域を制圧すること

大井ー愛称:大井さん・大井っち
練度:北上さん 主兵装:北上…53cm艦首(酸素)魚雷 好感度:★8
「提督?愛してますよ?」
分かりにくい提督LOVE勢。そうは思っていても口にはしない、絶対調子に乗るから
足と両手が埋まったなら、胸…艦首に付ければいいじゃない、おっぱいミサイルとか言わない

木曾ー愛称:きっそー、木曾さん
練度:悪くない 主兵装:甲標的 好感度:★7
「提督?まあ、アリなんじゃないか?」
カッコイイ提督LOVE勢。提督に赤くさせられたり、提督を赤くしたりと、まっとうなラブコメ組
そういうのも悪くはないが、本人はまだまだ強くなりたい模様
インファイター思考だけど、甲標的を使わせたほうが強いジレンマ

金剛ー愛称:こう・こうちゃん・こんご
練度:Burning Love 主兵装:Burning…46cm3連装砲 好感度:★MAX
「提督…Burning Loveです♪」
分かりやすい提督LOVE勢。提督の為ならたとえ火の中水の中
何時からだったのか、出会った時からか
ならそれはきっと運命で、この結果も必然だったのだろう
けれど、鎮守府ではオチ担当、艦隊の面白お姉さん
取り戻せ、お姉さん枠

瑞鳳ー愛称:ずいほー・づほ姉ちゃん
練度:卵焼き 主兵装:99艦爆(江草 好感度:★6
「だれがお姉ちゃんよっ」
気分は数ヶ月早生まれな幼なじみ。ラブコメルートもあった気がしたけど、何処行ったかな
卯月にからかわれて追っかけまわすのが日課。弥生に唆されてモヤモヤするのも日常
だからって、別に卯月を嫌ってるわけでもなく実際はその逆である

夕張ー愛称:ゆうばりん
練度:メロン 主兵装:軽巡に扱えるものなら何でも 好感度:★6
「ゆうばりんって…気に入ったのそれ?」
気分は一個上のお姉さん。卯月や菊月の駄々に付き合ったり
球磨や提督の無茶振りで、アレな兵装を作ったりと、信頼と安心の夕張さんである
特に決まった装備は無く、戦況次第でなんでも持ち出すびっくり箱、安心と実績の夕張さんである

大鳳ー愛称:大鳳さん
練度:いい風 主兵装:流星改 好感度:★9
「提督、愛してるわ」
素直な提督LOVE勢。金剛見たいにテンションを上げるでもなく、息を吐くように好意を伝えてくる方
ラブコメに悪戯にと我慢強い方だが、許容量を超えると…
その落ち着いた物腰からは、艦隊の保護者っぽくなっているが、内心は見た目通り歳相応だったりもする
最近は大人気ないと周知の事実、本人は一応否定してるつもり

U-511ー愛称:ゆー、ゆーちゃん
練度:ですって 主兵装:WG42 好感度:★8
「Admiral…提督さん、次は何をすれば良い?」
好きとか甘いは良く分からないけれど、Admiralの お手伝いが出来ればいいなって思います
素直、とても素直、素直すぎてすぐ手が出るくらい素直
鎮守府の番犬・猟犬・あるいは狼も通り越して、やっぱり番犬の位置に落ち着いている
如月に貰った三日月型の髪飾りは宝物

ポーラ-愛称:ポーラさん
練度:赤ワイン 主兵装:白ワイン 好感度:★7
「提督さん?面白い人ですよねー」
ゆーの舎弟。あんまりな言い方をすれば、そういう立場
酒は飲んでも飲まれるな。口も態度も緩くなるが、意外と理性は残ってる
酔が醒めると口も態度も固くなるのを気にしてか、平時はもっぱら酔いどれている


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SS好きの名無しさんから
2018-01-13 01:22:27

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2018-01-12 16:05:39

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2018-01-13 01:22:32

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2018-01-12 16:05:40

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1: SS好きの名無しさん 2018-01-15 18:42:12 ID: f8qD23dc

アーケード提督です。今回も楽しかったです‼
今回のssはもっちーが可愛い回でしたね‼なんだかんだで乙女な望月も良いと思いますっ‼天使だー
今までポーラの戦闘シーンが無かったので強さが分かりませんでしたが結構強い?相手にしたのが駆逐と潜水艦でしたのでどのくらい強いのかは…?
ていうかこの鎮守府の子たちが強すぎて感覚が狂っている…

次回は誰かなー(ワクワク


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