提督と〇〇53 「提督とタシュケント」
提督と艦娘たちが鎮守府でなんやかやしてるだけのお話です
注意書き
誤字脱字があったらごめんなさい
基本艦娘たちの好感度は高めです
アニメとかなんかのネタとかパロディとか
二次創作にありがちな色々
53回目になりました
楽しんでいただければ幸いです お目汚しになったらごめんなさい
ネタかぶってたら目も当てられませんね
それでは本編を始めましょう
↑ 後 「提督とヤキモチ」
ー
Таш「夕張、ちょっと良いかな?」
夕張「なに?」
工廠の片隅。作業の手を止めて振り返る夕張
目を引くのは空色をしたケープ、首に撒かれた白い布は いっそ雲の様にも見えた
Таш「ガングート(同士)を見なかったかなって?」
夕張「大っきいのだったら、海(そと)で ちっこいの達と遊んでると思うけど」
Таш「そうか…спасибо」
しかし…とは思う
同士の口癖は意外と広まっているようだった
馴れてしまえばと思う半面、改めて聞くと何を言ってるのかさっぱりだった
Таш「意外と広まっているんだね、その口癖…」
夕張「ん?ああ…ついっていうか…慣れると意外と、あはは…」
苦笑する夕張に、微笑んで返すタシュケント
確かに「ちっこいの」という表現は可愛らしいし
あの娘達には合ってると思うけど、問題があるとすれば御本人だろう
Таш「これで同士が名前を覚えてくれれば良いんだけど」
夕張「私でさえ、ちっこいの、だもんねぇ」
Таш「あたしもさ…」
苦笑には苦笑を返すТашкент
あの娘に掛れば大体が「ちっこいの」呼ばわりなんだから困ったものだった
ー
Таш「なっ…」
海域に到着したタシュケントを出迎えたのは
Ган「ぐわぁぁぁっ!!」
ガングート(同士)の悲鳴と同時に、目の前を吹っ飛んでいく姿
文月「あ、同士ちっこいのっ。やっほー♪」
菊月「どうした、こんな所に」
Таш「どうっていうか…」
すっかり定着してしまった「ちっこいの」呼びに、面白がって乗っかる同士の呼称
自己紹介をし直すべきかを悩むより、吹っ飛んでいったガングートが気になっていた
Таш「今のは…」
菊月「あれか?」
Таш「それさ」
菊月の視線を追って頷きを返す
菊月「バルチック艦隊ごっこだ」
Таш「……?」
思わず、首を傾げてしまった。きっと難しい顔をしていると自覚もある
日本語は難しいな…もしかして聞き間違いなのかな
だとしてバルチック艦隊をどう聞き間違えるのか、だったらバルチック艦隊はバルチック艦隊なのか
文月「あたしが東郷さんで」
菊月「私が三笠だ」
Таш「???」
疑問符が増えていく
あの海戦の真似っ子がしたいのは まあ分かる
彼の真似をして、ターンの合図でも出せれば気持ちがいいかも知れないと同意もしよう
が、配役に三笠が混ざるのは何故だ…艦だろうそれは…。乗せるのか、肩車でもしようというのか
Таш「じゃ、じゃあ…ガングート(同士)は一体なんの役なんだい?」
尽きない疑問は捨て置いて、残る疑問を口にする
頭を振って立ち上がるガングート、吹っ飛ばされはしたものの それ以上にダメージは無さそうなのは幸いか
球磨「あはれ、連合艦隊にやられるソ連艦隊の役だクマ」
ばしゃり…ばしゃり…
Таш「艦隊…旗艦殿…」
わざわざ、そう、わざわざだ
海上を歩いて渡る球磨。これ見よがしに立てられる足音が異様に耳に響く中
担がれた私製46cm単装砲(規格外の砲)からは、今使ったばかりだと煙がもうもう上がっていた
Ган 「不意打ちとは卑怯だぞっ、ちっこいのっ!」
球磨「寝込み(遠征帰り)を襲うのは卑怯じゃないクマ?」
Ган 「作戦だっ」
何を悪びれるでもなく胸を張るガングート
球磨「くまくまくまくま♪ 清々しいな、いっそ木曾にも見習って欲しい姑息さだクマ」
木曾「ほっとけ」
悪態をつく妹を横目に、46cm砲を構え直す球磨
球磨「バルチック艦隊ごっこ…だったクマ?」
意味は分からんが、意図は分からんでもなかった
「遠征帰りで燃弾尽きて疲労もあれば勝ちを拾えるかも
」とか言いそうな 文月(ちっこいの)に視線を飛ばすと、可愛らしく微笑まれもした
Ган 「まてまて。連合艦隊役はコッチじゃないのか?」
球磨「くまくまくまくま♪ そんなもの…」
一頻り笑った後に、ニヤリと口の端を持ち上げる
球磨「勝った方に決まってるクマ」
Ган 「…」
きょとん、と。ガングートが表情を消したのも束の間だった
Ган「あっはっはっはっ♪ 道理だなっ」
さも愉快そうに大声で笑うガングート
そうして、同様の笑みを浮かべた二人がやることは一つだった
ー
Таш「止めなくて良いのかい?」
木曾「お前の同士だろ、早くなんとかしろよ」
Таш「あははっ。面白い冗談だね…」
要するに笑えない
戦艦同士の殴り合いに突っ込むなんて冗談ではない…
いや、片方は軽巡なんだけど、それが46cm砲をぶん回しては最早 埒外の領域でさえある
Таш「取り敢えず、あたし達は戻ろうか?」
振り返る。けれど、そこに居たはずの二人の影がなくなっていた
不思議に思いながらも辺りを見回していると、爆発に弾かれた水飛沫が頬を打つ
雨のように落ちてくる水滴、下から巻き上げられた海水が行き場をなくして落ちてきたような
そう、それ自体駆逐艦にとって馴染みのあるもの。魚雷が爆発した時は大体そんな感じのする
文月「ちぇっ…外した…」
Таш「…」
「何を…」と言おうとした口が途中で止まる
そんなものは見れば分かる、大方こっそり近づいて魚雷をぶち込んだりしたのだろう
あの ほんわかとした舌打ちが全てを物語っている
菊月「大丈夫だ…あとは…」
その隙に球磨の懐へと潜り込む菊月
46cm砲(重り)を担いで、魚雷(横槍)を入れられて、流石に対応は鈍っていた
鈍ってはいたが その程度で止まるわけもなく
球磨「舐めるな、クマぁぁぁぁぁっ!!」
無理な体勢なのもお構いなしに、46cm砲を横薙ぎにブン回し、纏わりついていた菊月達をまとめて打ち払う
菊月「うおっ!?」
文月「おっとっとっ」
軽い調子で身を引く文月
内側にいた菊月は、なんとか盾で受け止めるものの、そのまま懐から弾き出されてしまった
けどこれで良い
無理な体勢からの強引な横薙ぎに、球磨の懐が無防備に晒されている
文月「いまだよっ、おっきいのっ!」
Ган 「任せろちっこいのっ! Ураааааааа!」
ガングートの主砲が火を噴いた
ー
Таш「いつつ…、流石にキツイなぁ…」
そこへ割り込むТашкент。煙を振り払い 拉げた盾を投げ捨てる
思わず飛び込んでは見たものの、これが46cm砲だったりしたらと思うと笑いそうになる
球磨「どういうつもりだクマ?」
Таш「3対1は流石に…かな?」
球磨「別に…」
Таш「ふふっ、だろうね…」
多分そうだろう。あたしが 飛び込んだ時には既に受け身の体勢は整っていたようだし
あのまま舷側で受けても戦闘続行は可能だったはず
無理に避けるくらいなら最低限のダメージで抑え込もうって訳だ
言うのは簡単だけど、実行できる度胸には感嘆するしかないな
球磨「まぁ、良いクマ。いけるなタシュケント」
46cm砲(オモチャ)を投げ捨て、重巡が持ってそうな装備を担ぎ直す球磨
Таш「キミよりは元気だよ、球磨。さぁ 同士、行こうか」
球磨「クマ…」
そうして、せーので息を合わせると
「クマぁぁぁぁぁっ!」「Ураааааааа!」
雄叫びを上げて、豪快に突っ込む二人だった
ー
Ган 「あっはっはっはっ。豪快だな、あのちっこいのっ」
そう言う本人こそが豪快に笑うと
Ган 「よし、こっちも行くかっ。私に続けちっこいのっ」
菊月「良いだろう」
「Ураааааааа!」雄叫びを突っ込んでいく1人と ちっこいの
その背中は頼もしくもあり、多少の不安も無くはない
文月「46cm砲(オモチャ)もってる間に倒したかったのに」
などと供述しながら、「ちぇっ」と口惜しそうに舌打ちをする文月
木曾「舌打ちやめい」
文月「おっと失敬。けどさぁ…」
現実問題どうするかだ。戦艦がいる分マシ、何て事にはなりはしない
タシュケントさんの練度は分かんないでも、球磨さん以上なんて事はないだろうから
やっぱり、うちの球磨さんをどうにかしないと戦闘にさえなりゃしない
木曾「俺と文月で…。これで負けたらカッコわりぃなぁ…」
文月「ふぇぇ…駆逐艦使いの荒いこと」
木曾「るっせ、どうせ俺の事盾に使うんだろ」
文月「まっさか、隠れ蓑にするだけだよ」
「ちょっとだけね♪」悪戯に笑う笑顔は、頼もしくもあり空恐ろしくもあった
ー
夕張「どうしたらこんなボロボロに…」
Таш「あはは…。バルチック艦隊ごっこ…かな?」
夕張「また奇妙な遊びを…」
Таш「あたしもそう思うよ」
工廠の片隅、夕張さんの手には針と糸
それを器用に操りながら、ボロボロになった空色のケープを修復していた
提督「ねぇ、夕張さん…」
夕張の背中に寄り添う、というよりは隠れるように顔を出している提督
夕張「んー?」
作業中なのも手伝って、気のない返事を返す夕張
提督「どうして夕張さん は駆逐艦じゃないの?」
夕張「んー…ん?」
生返事は疑問に変わり、疑問は口をついて出てくる
夕張「どうして? そりゃこっちの台詞」
どうして? そんな疑問に思い至ったのかと、質問に質問を返したくなる
提督「だって…」
口を尖らせる提督。その嘴を疑問の発端、夕張を挟んで反対側のタシュケントへと向けていた
提督「タシュケントと そんな変わんなくない?」
空色の巡洋艦、とは聞いていたが、蓋を開けて見れば駆逐艦だと彼女は言う
おまけに空色部分は夕張さんの手元にあって、今は肌着1枚の いっそ真っ黒なぐらいだった
夕張「どこ見て言ってんの…」
提督「どこって…」
改めて言われると、やっぱり、どうしても、視線はそこに引き寄せられる
飾り気のない黒のインナー。駆逐艦と言い張るには豊かな体つきは、その上からでもしっかりと浮き上がり
脱ぐと凄いんだろうな、そんな感想を抱くのに困りはしなかった
提督「ぉっ」
夕張「その先言ったら縫い合わすわよ?」
針が、突きつけられる。と同時に糸もないのに縫い付けられる提督の唇
提督「なんでさー、夕張さんが聞いたんでしょうっ」
夕張「あーあーうるさーい。ゆーらーすーなー」
じゃれてくる提督を適当にあしらう夕張
その馴れた様子はタシュケントから見ても「仲が良いな」と思わずにはいられなかった
Таш「ふふっ…」
思わずに、頬がほころんでいた
夕張「どったの?」
Таш「ああ、いや…」
その微笑にタシュケントの方を伺う夕張
Таш「仲が良いんだねってさ」
夕張「そう?」
返した微笑みには 不思議そうな顔
首を傾げながらも、良い加減にじゃれついてくる提督を 片手間にあしらってる姿は もう馴れてるとしか言いようがない
Таш「そうだよ」
自分との差を考えればそれ以外には無かった
工廠で鉢合わせてから、夕張の後ろから覗き込んでくる視線
興味は、持たれているんだろうけど。その中に警戒の文字が見え隠れもしていたし
何より、夕張の背中から出てこないのは どうしたものかと嘆息するしかない
ガングート(同士)曰く「どうしようもないやつ」との評価は そうなんだろう
渋い顔、というのかな。なんとも言えない表情をしていたのは うっかり発砲した負い目もあるんだろうけど
この様子をみるに評価に困るというのも多分にあったはずだ
Таш「ほら、提督あんまり夕張の邪魔をしたら」
軽く、手招きをしてみる。とはいえ釣れる訳もなかった
動きこそ止めはしたものの、弛緩していた空気が絞られた感じがする
警戒に警戒を返しても、とは思ったけれど中々に大変そうだ
Таш「んー…」
困った困った。何を言ったら良いものか、何を話したら良いものか
そうだね、まずは提督の疑問を解決するのが良いかも知れない
Таш「あたしはさ「大きな駆逐艦」で、夕張は「小さい軽巡」と、そういう事で納得しないかな?」
もちろん嚮導駆逐艦の説明をしてもよかった
けれど「それは軽巡じゃないの?」と、言われて余計にややっこくなるのは避けたかった
変な艦種というのは どこにでもあるものだ、良い悪いは別としても
いっそ、そのくくりで見てくれた方が早い…いや、正直に楽かなっては思ってた
提督「…胸が?」
Таш「ぁぁ…」
肩を落とす。そう来たかっていうよりも、言ってしまったか、なんて落胆が伸し掛かる
まぁ、さっきから言いたそうにはしていたしね…多少は、そうだね…
途端に針が伸びた
糸を引き連れて、ぐいーっと提督に襲いかかる
提督「夕張さん危ないって、針っ針っ!」
夕張「んー?私はなんて言ったか覚えてるかなー?」
提督「愛してるって?」
夕張「ふんっ」
からかうように笑う提督に針が突きこまれた
慌てて手首を抑えてすんでの所で押し止める提督
提督「昔は あんなに言ってくれたのにっ」
夕張「いつの話よっ」
提督「想い出は創るものですって」
夕張「捏造すんなって言ってんのっ」
付け加えるなら、ゆーの真似をやめろってくらいまである
提督「タシュケントぉ、たしゅけてー」
Таш「あはは…。同士、流石に寒いな」
提督「うん、私もそう思う」
Таш「自覚があって何よりだね」
ついでに言うなら巻き込まないでも欲しいのだが
逃げ出した提督が背中に回り込んでくる
そのまま押し出されると夕張の矢面に立たされれしまった
夕張「庇うのは良いけど。ソレ、懐くわよ?」
Таш「嫌われるよりは…良いんじゃないかな?」
それはそれで最初に手を招いた目的は達成されるので 結果的にはOKだ
でも その言い方、ニュアンスが気になった。提督に対してのソレ扱い
ソレの中に何かが混ぜ込まれているような違和感と、ソレに懐かれる悪寒は何なのだろうか
夕張「でしょうけど…大変よ?」
夕張の手から放られる空色のケープ
それが頭に掛かる頃には、一瞬あった違和感はふいに消えて
子供の扱いか、飼い猫飼い犬のソレに準じたものに変わっていた
提督「空色の巡洋艦…だっけ?」
二人羽織の要領で、ケープとタシュケントの隙間から顔を出す提督
思い出したように その色合いを覗き込んでいた
Таш「うん。改めて言われると少し恥ずかしいんだけどさ」
かっこ付けてるみたい、ていうのもある
けれど、思っていたんだろう。当時の同士達もきっと「駆逐艦?」と
そんな からかい混じりの親しみが今でも聞こえるようでくすぐったい
素直に「空色の」って響は好きなんだけど…
提督「じゃあ…どうして夕張さんはメロン色じゃないの?」
Таш「…」
また不思議そうな顔して、不思議な事を言う人だと思う
どうするのかと夕張の方を伺ってみると。困ったように息を吐いていた
夕張「とりあえず 夕張=メロン から離れなさい」
だいたいソレ戦後の話だし、ソレにしたって
夕張「ちょっと考えてみて? メロン色の軍艦ってどうよ?」
Таш「…」
提督「…」
タシュケントと提督、二人顔を見合わせると一思案
提督「夕張さん可愛い」
Таш「そうだね。似合ってると思うよ、その制服」
夕張「私の話はしていないの」
何か妙に疲れた気がした
ー
Таш「おっと…」
風が吹く。その拍子にずり落ちそうになる帽子に慌てて手を伸ばした
被り直すも違和感、今日はどうにも座りが悪い。悪い予感、そんなジンクスでなければ良いけれど
Ган「おい、それ…」
Таш「ん?あぁ…」
じゃらっと音がなる
ガングートに指摘されるまま、伸ばした指先に当たる星々の数々
Таш「やられたね、これは…」
改めて外した帽子を見てみれば
さて、この星飾り、こんなに一杯付いてただろうか…
いつの間にっても思ったけども
まぁ、バルチック艦隊ごっこの後だろう。皆でボロボロになってあれもこれもと直していたし
Ган「ったく、しょうが無い奴らだな」
Таш「良いじゃないか、いつも楽しそうで あたしは好きだよ」
増殖した星の飾りはそのままに帽子を被り直すタシュケント
Ган「良いのか? 外さなくて?」
Таш「似合うかい?」
Ган「まぁ…」
とは、言いたかった
元から似合っていた帽子だ。おかしくはないが、増えた星が ちょっとうるさい ていうのと
ずるっ…
なんかの拍子にずれ落ちるのさえ無ければ、だが
Таш「ちょっと…バランス悪いね、やっぱり」
Ган「だな」
ーおしまいー
提督「いっそ、睦月型の制服着けたら駆逐艦の ふり出来ないかな?」
夕張「やらない。大体入らないでしょうよ」
提督「そうかな? ちょっと小さいだろうけど…。おへそが見えるくらいなら今と変わんないし?」
むしろ せくしー まであるかも知れない
サイズの合わない服から浮き上がる体の線。強調される膨らみと その下に出来る布と肌の隙間
変に おへそが見えるお腹周りに、やっぱり小さいスカート
漂うのは郷愁と哀愁、戻らない日々と懐かしい日々のグラデーション
そして、下の娘の服を拝借している事実は、ちょっとした背徳感を上乗せしてくれるはず
夕張「コスプレかって」
提督「だと思う」
夕張「ていっ!」
提督「あいったっ」
素直にうなずく提督の おでこを弾く夕張さんだった
ー
皐月「で、対抗するんだ?」
金剛「ちょっとした興味ですよ。もしかしたら いけんじゃねーかって」
皐月「いやぁ…」
提督と夕張のやりとりを、幸か不幸か耳入れた金剛さん
案外と入るんじゃないかと、もしかしたら着られるんじゃないかと、あわよくば提督が喜ぶかなって
だが、それも着られればの話だった
金剛「む、むねが…ひっかかっ…」
サラシ1枚、頭の上から皐月のお古を被る金剛
腕は何とか、頭も通った…。けれど、豊かな胸に阻まれてその先が進めずに両手を上げた変な体勢で藻掻いていた
皐月「諦めたら?」
その胸。羨ましく無いと言えば嘘にはなるが
此処まで差があると、どうもこうもと言う気も起こらない
金剛「へるぷへるぷ。ねぇ、皐月 ちょっと引っ張って…」
皐月「良いけどさぁ…」
変に説得するよりも、満足させたほうが諦めも付くかと金剛に引っ掛かった自分の制服に手を伸ばす
大鳳「金剛さん。ダメとは言わないけど…」
まとめていた書類に切りを付けて立ち上がる大鳳
大鳳「破きでもしたら また、廊下に出すわよ?」
そう言って、身動きの取れなくなっている金剛から、皐月の制服を引っこ抜いた
金剛「おふぅ…ダメか…」
大鳳「どうしていけると思ったの?」
金剛「やってみなきゃ分からないじゃないっ」
大鳳「気持ちだけもらっとく」
「それより服を着て」と、サラシ一つの金剛に脱ぎ捨ててあった制服を投げかけた
皐月「ねぇ、大鳳さん?」
大鳳「なぁに?」
なんとなく、何となくだった
引っこ抜かれた自分の制服。それを摘んだままの大鳳さん
金剛さんは胸が つっかえて着られなかったけれど、案外と大鳳さんならいけそうな感じがした
大鳳「どう?」
服の上からではあったけど、案外と袖は通るものだった
皐月の制服を着けたままにその場で回ってみる大鳳さん
不思議な感じではあった。自分の制服を姉妹たち以外の娘が着けている
これで駆逐艦と言われても、ちょっと大人っぽすぎるのはそうかもしれない
「似合ってる」
そう、確かにボクもそう思った
司令官の言葉を借りるなら、元が可愛いんだから大体何着ても似合うだろうって
身も蓋もないけど それはそうだと思う。黒一辺倒の遊びの無い服でさえ…って
皐月「あ、司令官」
提督「なに、そういう遊びなの?」
皐月「まあ、多分?」
金剛さんが 始めたとは言え、そういう催しになってるのは その通りだった
大鳳「っ…」
メデューサに睨まれた誰かのよう
唐突に現れた司令官の視線に、文字通りに固まる大鳳
遅れて頬が染まりだすが、そのまま頭の中まで のぼせ上がり身動きの一つもとれやしなかった
見られた。見られた、見られた見られた見られた、見られてしまった
興味が無かったと言えば嘘になる。遊び半分だとしても他の娘の制服を着けてみたいと
そんなの着せ替えっこの延長だ。女の子の考える事、べつに可笑しいことはない、無いけども
提督に見られるとなると話は別だった
こんな子供っぽい遊びを、こんな子供みたいな格好で
「似合ってる」その言葉が嬉しくたって素直に喜べる訳がない、そんなマジマジと見られたって恥ずかしいばっかりだ
どうせならもっとちゃんと見られたかった
恥ずかしい格好を、照れ隠しにやって余計に恥ずかしいばっかりで
だったらいっその事しっかりと着込んだ方が幾分か…
想像した…
しっかりと皐月の制服を着込んだ自分を
丈なんて 勿論あってるわけがない。肘先までしか届いてない袖、胸の下辺りで止まる裾
無防備にさらされたお腹に、中途半端な谷間に落ちる白いネクタイ
スカートだって勿論ギリギリで…スパッツでも履いてなければきっと見えてしまうくらい
想像した、想像するだけして
大鳳「提督…その…あんまり見られると」
どうにかこうにか、絞り出した言葉がこれだった
頭のてっぺんどころか、毛先まで真っ赤になってるだろう錯覚と
提督の視線から僅かにでも逃れようと視線を下に逃がすので いっぱいいっぱい だった
「ずるいっ」
そんな時だった。制服の合わせも適当なままに大鳳に詰め寄った金剛さん
金剛「大鳳ばっかりずーるーいーっ。金剛もっ、提督にっ、褒めてもらうのっ」
大鳳「ちょっ、金剛さん、そんなに引っ張ったらっ」
不幸中の幸いか、飛び込んできた金剛さんのおかげで硬直こそ解けたものの
ビリリ…と、別の問題が発生していた
「あぁ、金剛か…」言い出しっぺが誰かなんて今の反応で十分過ぎると
思わず提督が口にした言葉に「バカだとは思ったけどね」辛辣な皐月のお言葉が返ってきた
ー
JVS「金剛…あなた また」(英語
金剛「だって…」
JVS「大人になりなさいって言ったよ?」(英語
金剛「ぐぅぅぅ…」
JVS「おぅ、それがぐうの音ってやつ?」
金剛「面白いこと言ってんじゃねーですよ」
執務室前、その廊下の片隅で
「金剛型くちくくかん」
そんなプラカードと一緒に、破れた皐月の制服が当てられていた
ー大鳳型駆逐艦…おしまいー
はい、というわけで最後まで読んでくれた方。本当にありがとうございました
貴重な時間が少しでも楽しい物になっていれば幸いです
ー
Таш「さ、それじゃあコメント返しをしようか」
文月「文月もやる~」
Таш「うん。じゃあ一緒に」
ー
・金剛さんが…
文月「まだ喋れたんだねぇ…」(しみじみ
金剛「喋れますよっ。金剛を何だと思ってっ」
文月「面白お姉さん? 面白お姉さん… 面白お姉さんっ♪」
Таш「わざわざ3回も言い直して。よっぽどなんだね?」
金剛「ちがいますーっ。金剛は素敵なお姉さんなんですー」
Таш「うん。素敵なお姉さんは唇を尖らせたりはしないと思うよ?」
金剛「…」
文月「ふふっ。むだな足掻きかな? あっ、しれいかーん」
金剛「提督っ♪」
文月「うっそぴょーん」
金剛「ふーみーづーきーっ」
文月「あはははははっ♪」
Таш「…面白い娘だよね」
・社会人が…
文月「社会人になると時間がないって言うようになるよ」
Таш「こまったものだね」
・ネタ切れ…
いつも応援ありがとうございます
ネタ切れなんて最初の一年目くらいから発症してるから まだ良いんだけど
それよりも、見切り発車始めた弊害とか、本当にこれで面白いのかって不安だったり
もう少しコンパクトに纏まらないものかなっとか考えたり、そっちの方が問題
好きな娘からかってるのは楽しいんだけどね
・お姉さん属性
お答えありがとうございます
確かに翔鶴姉は「瑞鶴、瑞鶴」言ってるせいか、瑞鶴のお姉ちゃんって感じはする反面
居なかったらどうなんだろうって、不安は見えるかも知れませんね
扶桑姉さまは…姉さまの前に見てて不安になるし
ある程度の見た目といえば、榛名も結構お姉さんっぽいのに
性格って大事よね、すっごく姉に見えないのは 凄いと思う
比叡の方がまだ年の近い姉ちゃん くらいの印象あるもの
そうして、自由すぎる上二人を見て育った霧島の しっかりしなきゃって感じ
あれかな、最低限 自立してないと甘え様がないってのはあるかもしれませんね
ー
文月「お姉ちゃんって呼んでも良いんだよ?」
Таш「巷では、ママっていうのが流行ってるみたいだけど」
文月「業の深さよ…」
Ган「私はどうなんだ?」
提督「ガングートはあれだ。内心 姉って思ってても絶対口に出してやらないタイプ」
Ган「はっはっはっ。知ってるぞ、ツンデレって奴なっ」
文月「単に調子に乗って面倒くさそうってだけなんじゃない?」
Ган「なにっ!?」
Таш「あははは…」
ー
ここまでご覧いただきありがとうございました
また、いつも コメント・評価・応援・オススメも合わせ、重ねてお礼申し上げます
4月の艦これカレンダー。曙の表情の理由はいかに…
ー
ー以下プロフィール(長いー
ー
提督
練度:神頼み 主兵装:刀 物理無効・神出鬼没
「触らぬ神に祟りなしって、言うだろう?」
長髪の黒髪、何時も気だるげな表情をしてる癖に、人をからかうときだけはすっごい楽しそう
一応、白い制服を着けてはいるが、上から羽織っている浴衣が全てを台無しにしている、不良軍人
そもそも、軍人どころか人ですら無い、元土地神様
覚えている人もいなくなり、ようやく開放されたと思えば、深海棲艦が湧いてきて…
3食昼寝付きの謳い文句も手伝って、提督業を始めだした
性格は、ほとんど子供。自分でやらないでいい事はまずやらない、明日できることはやらないで良い事
悪戯好きで、スカートめくりが好きなお年ごろ
また、結構な怖がりで、軽度は人見知りから始まり、敵は全て殲滅する主義
皐月ー愛称:さつきちゃん・さっちゃん・さっきー
練度:棲姫級 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★MAX
「え、司令官かい?そりゃ…好き、だよ?なんてな、えへへへ♪」
初期艦で秘書艦の提督LOVE勢。提督とは一番付き合いの長い娘
その戦闘力は、睦月型どころか一般的な駆逐艦の枠から外れている程…改2になってもっと強くなったよ
「ボクが一番司令官の事を分かってるんだから」とは思いつつも
まだまだ照れが抜けないせいか、ラブコメ時には割とヘタレである
睦月ー愛称:むつきちゃん・むっつー・むっつん
練度:褒めてっ 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★MAX
「提督っ、褒めてっ!」
わかりやすい提督LIKE勢、「ほめて、ほめて~」と、纏わりつく姿は子犬のそれである
たとえその結果、髪の毛をくしゃくしゃにされようとも、撫でて貰えるのならそれもよしっ
好感度は突っ切っているが、ラブコメをするにはまだ早いご様子
如月ー愛称:きさらぎちゃん・きさら
練度:おませさん 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★MAX
「司令官?ふふ…好きよ?」
提督LOVE勢。良い所も悪い所もあるけれど
むしろ、悪い所の方が目立つけど、それでも あなたが大好きです
だから、何度でも言いたいし、何度でも言われたいの、ね?司令官?
弥生ー愛称:やよいちゃん・やよやよ・やーよ
練度:無表情 主兵装:3式爆雷 好感度:★9
「司令官?好きだよ、普通に」
普通の提督LOVE勢。変わらない表情をそのままに平気で悪戯をしてくる娘
表情が変わらないならと、大袈裟なリアクションも いつもの澄まし顔で本気に取ってもらえない
結局は卯月の姉、卯月絡みで何かあったら半分くらいは弥生のせいと思っていい
卯月ー愛称:うーちゃん・バカうさぎ、うーちゃんねーさん
練度:ぴょんぴょん 主兵装:超10cm高角砲★MAX 好感度:★7
「司令官?そんなの大好きに決まってるぴょんっ」
ぴょんぴょんする提督LIKE勢。毎日ぴょんぴょんと、あちこちで悪戯しては怒られる毎日
主な対象は瑞鳳、「だって、からかうとおもしろいだもん」なんのかんので構ってくれる瑞鳳が好き
口が滑る水無月と違って、一言多いタイプそれもわかった上、いらん事をよく言う2人である
水無月ー愛称:みぃ・みーな
練度:うん、わかるよ 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★8
「司令官、呼んだかい?」
よく笑う提督LOVE勢。艦娘として姉として妹として仲間として
頼って欲しいと自己アピールは欠かさない。欠かさないけど裏目にでる
胸を張った途端の平謝りが板についてきた
一言多い卯月と違って、よく口が滑るタイプ、いらん事を良く言う2人である
自分が結構ツンデレ気味のやきもち焼きだと気づいたこの頃、降って湧いた恋愛感情と格闘中
文月ー愛称:ふみ、ふーみん、文月さん
練度:ほんわか 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★9
「しれいかん?えへへー…なーいしょっ♪」
ふんわりとした提督LOVE勢。ちゃっかりと美味しい所はいただくタイプ
ラブコメをする姉妹たちの背中を押したり、喧嘩の仲裁に入ったり
緩衝材みたいに立ち回りつつ、実際はプロレスのロープみたいに跳ね飛ばしてくる
二人っきりになるとそこはしっかりと、ラブコメだってやってみせる
本人曰く「大福餅」白くて甘くて…その先は内緒
長月ー愛称:なつき、なっつん、なっつ
練度:頼りになる 主兵装:5連装酸素魚雷 好感度:★8
「司令官…いや、まあ…いいだろ別にっ」
おでこの広い提督LOVE勢。司令官に ちゅーしてこの方
自分の感情を見ない振りも出来なくなり、最近は割りと素直に好意を見せてくれたりもする
自分の感情に振り回されるくらいにはラブコメ初心者。あと、シスコン(菊月)
菊月ー愛称:菊→菊ちゃん→お菊さん→きっくー→くっきー
練度:威張れるものじゃない 主兵装:12・7cm連装砲B型改2★MAX 好感度:★8
「ながなが?ながなが ながなが」
箱入り提督LIKE勢。おもに長月に過保護にされてるせいでラブコメ関連はさっぱり
しかし、偶に見せる仕草はヘタなラブコメより攻撃力は高い。やっぱり如月の妹である
大艦巨砲主義者、主兵装は夕張に駄々を捏ねて作らせた。それとシスコン(長月)
最近、司令官との共通言語が出来た。合言葉は「ながなが」
三日月ー愛称:みつき・みっきー
練度:負けず嫌い 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★9
「し、しれいかん…そ、その…好きですっ!」
おませな提督LOVE勢。どこで仕入れたのか変な知識は一杯持ってる
そして、変な妄想も結構してる。すぐ赤くなる、可愛い
提督と望月に、からかわれ続けたせいで、たくましくなってきたここ最近
ラブコメモードは基本に忠実
望月ー愛称:もっちー、もっち
練度:適当 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★MAX
「司令官?あー、好きだよ、好き好き」
適当な提督LOVE勢。とか言いつつ、好感度は振り切ってる
だいたい司令官と一緒に居られれば満足だし、司令官になんかあれば不言実行したりもする
ラブコメには耐性があるが、やるとなれば結構大胆
球磨ー愛称:ヒグマ・球磨ちゃん
練度:強靭・無敵・最強 主兵装:46cm…20.3cm(3号 好感度:★MAX
「提督?愚問だクマ」
突き抜けてる提督LOVE勢。気分は子グマの後ろに控えている母グマ
鎮守府と提督になんか有ろうものなら、のっそりと顔を出してくる、こわい
積極的にラブコメをすることもないが、昔は提督と唇を奪い合った事もある
大艦巨砲主義者。最近、私製46cm単装砲の命中率があがった、やったクマ
多摩ー愛称:たまちゃん・たまにゃん
練度:丸くなる 主兵装:15・2cm連装砲 好感度:★6
「提督?別にどーとも思わないにゃ?」
気分は同居ネコ。とか言いつつ、なんのかんの助けてくれる、要は気分次第
絡まれれば相手もするし、面倒くさそうにもするし、要は気分次第
特に嫌ってるわけでもないし、いっしょに昼寝もしたりする、要は気分次第
ラブコメ?何メルヘンなこと言ってるにゃ
北上ー愛称:北上様・北上さん
練度:Fat付き 主兵装:Fat付き酸素魚雷 好感度:★9
「提督?愛してるよん、なんちって」
奥手な提督LOVE勢。気分は幼なじみだろうか
このままゆるゆると、こんな関係が続くならそれで良いかなって思ってる
初キッスはチョコの味がした
大井ー愛称:大井さん・大井っち
練度:北上さん 主兵装:北上…53cm艦首(酸素)魚雷 好感度:★8
「提督?愛してますよ?」
分かりにくい提督LOVE勢。そうは思っていても口にはしない、絶対調子に乗るから
足と両手が埋まったなら、胸…艦首に付ければいいじゃない、おっぱいミサイルとか言わない
木曾ー愛称:きっそー、木曾さん
練度:悪くない 主兵装:甲標的 好感度:★7
「提督?まあ、アリなんじゃないか?」
カッコイイ提督LOVE勢。提督に赤くさせられたり、提督を赤くしたりと、まっとうなラブコメ組
そういうのも悪くはないが、本人はまだまだ強くなりたい模様
インファイター思考だけど、甲標的を使わせたほうが強いジレンマ
金剛ー愛称:こう・こうちゃん・こんご
練度:Burning Love 主兵装:Burning…46cm3連装砲 好感度:★MAX
「提督…Burning Loveです♪」
分かりやすい提督LOVE勢。提督の為ならたとえ火の中水の中
何時からだったのか、出会った時からか
ならそれはきっと運命で、この結果も必然だったのだろう
けれど、鎮守府ではオチ担当、艦隊の面白お姉さん
取り戻せ、お姉さん枠
瑞鳳ー愛称:ずいほー・づほ姉ちゃん
練度:卵焼き 主兵装:99艦爆(江草 好感度:★6
「だれがお姉ちゃんよっ」
気分は数ヶ月早生まれな幼なじみ。ラブコメルートもあった気がしたけど、何処行ったかな
卯月にからかわれて追っかけまわすのが日課。弥生に唆されてモヤモヤするのも日常
だからって、別に卯月を嫌ってるわけでもなく実際はその逆である
夕張ー愛称:ゆうばりん
練度:メロン 主兵装:軽巡に扱えるものなら何でも 好感度:★6
「ゆうばりんって…気に入ったのそれ?」
気分は一個上のお姉さん。卯月や菊月の駄々に付き合ったり
球磨や提督の無茶振りで、アレな兵装を作ったりと、信頼と安心の夕張さんである
特に決まった装備は無く、戦況次第でなんでも持ち出すびっくり箱、安心と実績の夕張さんである
大鳳ー愛称:大鳳さん
練度:いい風 主兵装:流星改 好感度:★9
「提督、愛してるわ」
素直な提督LOVE勢。金剛見たいにテンションを上げるでもなく、息を吐くように好意を伝えてくる方
ラブコメに悪戯にと我慢強い方だが、許容量を超えると…
その落ち着いた物腰からは、艦隊の保護者っぽくなっているが、内心は見た目通り歳相応だったりもする
最近は大人気ないと周知の事実、本人は一応否定してるつもり
U-511ー愛称:ゆー、ゆーちゃん
練度:ですって 主兵装:WG42 好感度:★8
「Admiral…提督さん、次は何をすれば良い?」
好きとか甘いは良く分からないけれど、Admiralの お手伝いが出来ればいいなって思います
素直、とても素直、素直すぎてすぐ手が出るくらい素直
鎮守府の番犬・猟犬・あるいは狼も通り越して、やっぱり番犬の位置に落ち着いている
如月に貰った三日月型の髪飾りは宝物
ポーラ-愛称:ポーラさん
練度:赤ワイン 主兵装:白ワイン 好感度:★7
「提督さん?面白い人ですよねー」
ゆーの舎弟。あんまりな言い方をすれば、そういう立場
酒は飲んでも飲まれるな。口も態度も緩くなるが、意外と理性は残ってる
酔が醒めると口も態度も固くなるのを気にしてか、平時はもっぱら酔いどれている
こんにちは、アーケード提督です。
今回はタシュケントのお話でしたね。
タシュケントを初めて見たとき、こう…ビビッと来ました。
まああれです、一目惚れってやつです。可愛い…可愛いよタシュケント…
舌打ちをする文月。これはこれでなかなか…!舌打ちされたい…
↑イベントのせいで心が壊れてるアーケード提督
金剛さん…流石に皐月の服は入らないと思うよ?そんなだから面白お姉さんって言われるんだよ…?
そんで大鳳さん…入っちゃったんだね…
そして見られちゃったんだね…
え、えっと…可愛いよ?(精一杯のフォロー)
もう皐月が保護者かなにかにしか見えない…可愛い…天使…ハァ…
↑イベントのせいで((ry
毎回面白いssをありがとうございます!
頑張ってください!