2018-03-13 21:57:25 更新

9月1日 スペクトル凡矢理 705号室


楽 「う、うーん………」


千棘 「あ!蒼也くん、楽がやっと目を覚ましたよ!」


蒼也 「ホントですか?良かった〜〜」


楽 「アレ?何で俺、マンションの方の部屋にいるんだ?確か発電所であの派手な金髪の星神と戦ってて………」


千棘 「楽ぅ〜〜〜………」


ギュッ


千棘はベッドで寝ていた楽に抱きついた


楽 「わわっ!?」


千棘 「良かったよぉ〜〜、このまま楽が目を覚まさないかと思った………ホントに良かったよぉ〜〜」




蒼也は楽に自分がエレキテルに気絶させられてからの事を話した


楽 「じゃあ俺、あの電撃グラサンの終の札喰らって今まで気絶してたのか?」


蒼也 「うん。ユスフ・エレキテルは俺とお嬢で退けた。

楽のレオンも光化させられたけど、あいつの金星シカも光化したから3日間は動けない筈。」


楽 「あ!そーだ、あの雷の技喰らってから レオンが星匣から全然出てこれないんだ!

一体どうしたんだ?」


蒼也 「言ってなかった?契約星獣は戦いに負けると星匣に「核」があるから野生の星獣みたいに完全に光化はしないけど、3日間、再構築する為に星匣内にこもるんだよ。

その間、星神は一切の星札や星体技(せいたいぎ)も使えない。」


楽 「そーなのか?」


蒼也 「その間に星獣が現れたら楽はお嬢に守って貰いなよ。

お願いします、お嬢。」


千棘 「分かった!こんなモヤシ1人私が守ってあげるわよ!」


楽 「わりーな、千棘………」


楽 (すまねぇレオン………俺が感情的になったばかりにお前まで………)


蒼也 「俺たちの判断ミスでもあるよ、発電所全体の電気を奪った金星属性の星神相手じゃあ、まだお二人に任せるのは早かった………

楽が気絶したままじゃあ、集英組が騒ぎになると思ったから、マンションの方に移しといたから、後は頼みますよ。」


スタスタ………


そういうと蒼也は去って行った


千棘 (楽がレオ君を使えない3日間、私が楽を守らなきゃ!)


第83話 完


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