2018-06-18 20:03:12 更新

概要

提督と艦娘たちが鎮守府でなんやかやしてるだけのお話です

注意書き
誤字脱字があったらごめんなさい
基本艦娘たちの好感度は高めです
アニメとかなんかのネタとかパロディとか
二次創作にありがちな色々


前書き

57回目になりました
楽しんでいただければ幸いです お目汚しになったらごめんなさい
ネタかぶってたら目も当てられませんね

それでは本編を始めましょう


 ↑ 前 「提督と姉力」

 ↑ 後 「提督と榛名」





提督とお風呂



提督 「やだ」

みつよ「あなたねぇ…」


ソファにふんぞり返っていた みつよ様が 呆れも隠さずに溜め息を吐いていた


御代 みつよ 1◯歳。大日本帝国 大本営の大元帥

そんな天辺の人間が わざわざ出向いているというのに その頼みを一蹴するとは流石としか言いようがない


みつよ「たまには素直に頷きなさいなっ。どうせ最後には「うん」というんでしょうっ」

提督 「人の言うことを素直に聞いたら負けだと思うんだ」

みつよ「なんと戦ってるのよっ」

提督 「一番の敵は自分だっていうじゃない?」

みつよ「あなた が言うと途端に弱っちく聞こえるわっ」

提督 「自分は強いと?」

みつよ「そんなもの、一番最初に倒してやったわっ」

提督 「ご立派様」


だが、残念ながら私は そうはいかないんだよプリンセス


提督 「自分に甘く他人に厳しく。それが座右の銘」

みつよ「最低ねっ」

提督 「よく言われる」


途切れる会話に息を吐き、まったくと座り直す みつよ様


みつよ「一応聞いてあげる」


どうせ拒否権なんて無いのだ。それで理由を問うのは寛大さ故だと大和(ダメな大人)が言っていた


みつよ「でっ、何がそんなに不満なの?」


これで 先約でもあるのなら一考の余地はあるが、コレに限ってソレはないだろう

冠婚葬祭などと言い出したら、間髪入れずに「ダウトっ」と叫んでやる自身がある


問われた提督が明後日の方を見ている。キョロキョロと理由を探すように部屋中を見渡し

やがて、隣に座っていた三日月へと視線が定まると にっこりと微笑んだ

それはまるで「みぃつけたぁ…」と舌なめずりをするようであった


三日月「な、なんでしょう…?」


気が気じゃなかった。目と目が合った瞬間、恋に落ちる前に逃げ出したくなる不安に駆られた

みつよ様と ちゃらんぽらんに会話してるだけでも そうだったのに、問われた先がこっちに向くなんてのは

不安を通り越して、不穏な気配さえ感じている


提督「その日は三日月とお風呂に入る約束をしていてね?」


言い訳は適当なものだった。あってないと言ったって良い

だが、これで後ろ盾が得られるなら安いかとの打算もあった


三日月「してませんっ」


すかさず声を上げる三日月だったが


みつよ「ふーん。そういう事…」

提督 「そういう事」


にやり、口の端を持ち上げる みつよ様に、微笑みを返す提督


三日月「どういう事ですかっ」


分かり合う二人に置いてかれる三日月

次の瞬間には、みつよ様が声を上げていた


みつよ「三日月っ!」

三日月「イヤですっ!?」


名前を呼ばれた、間髪入れずに断った


三日月「拒否権は無いんですかっ!?」

みつよ「あるけど、無いわっ!」

三日月「横暴っ!」

みつよ「これが権力よっ!」

三日月「最低だっ」


最低な一言だった。司令官の事言えた義理じゃない


みつよ「あら、イヤだった?」

三日月「なんで良いと思ったんですかっ


悪魔が微笑んでいた。そこで、二人が頷きあった理由(わけ)を知る

報酬は「私」そういう事なんだろう。司令官に言われるだけなら逃げられもするが

大元帥がヤレといっている、あまつさえ「世界のためだと」言っている

隣では大和さんが「まさに一肌脱ぐ、ですね」とか宣った

「あんまり面白くないわっ」それに関してだけは同意できた


みつよ「イヤだからイヤだというなら、私も諦めるけれど?」

三日月「それは…」


射抜くような視線が突き刺さる

それこそイヤな質問だ。そう言えたならどれだけ気が楽だったかとも思う

そう、内心は考えているんだ。司令官がそう考えたような打算を、表にこそ出さないだけで


みつよ「本当に良いの? 貴女の司令官を公的に独り占めできるのよ?」

三日月「ぅっ…」


司令官を独り占め…司令官を独り占め…司令官を独り占め…


その言葉が頭の中で くるくる と回っている

螺旋の様に回って回って回るたび、選択肢がなくなっていく、答えが1つになっていく


三日月「けど…」


頭を振って螺旋を振り払う

危なかった、あのままでは頷いていた

もし頷いてしまったら、そのままお風呂に連れてかれて、きっと背中の流しっこ とかさせられるんだろう…

司令官の肌に触れて、私の肌に触れられて…。手が滑ったりなんかして、変な所触れて…そうしたらもう…


三日月「やだ、もぅ…」


顔を隠して蹲る。今の自分がどんな事になっているか想像できてしまった

振り払った螺旋が あちこちに飛び散っていらない妄想を掻き立てる


司令官と、お風呂で、二人っきりで、独り占め、独り占め…


そんなワード、そんな言葉から連想されそうな事が次々と湧き出してきていた


みつよ「それじゃ、任せたわよっ」


結果は見えたと、席を立つ みつよ様

先んじて移動した大和が扉を開けて待機していた


提督 「なに、先払いなの?」

みつよ「安心なさいっ」


体 半分振り返り、ビシっと指先を突きつけた


手付け と経費は別、成功報酬もマシマシと随分と太っ腹なお姫様だった






望月 「でさぁ、なんで あたしまで一緒なんだよ」

三日月「一人にしないで…。なんか間違えがあったりしたら…」

望月 「誰が困るんだって…」

三日月「それは…誰かが…」

望月 「さいで」


広い湯船の中、堂々と体を伸ばしている望月

その影に隠れるように、三日月が縮こまっていた


三日月「はぁ…」


何度めかの溜め息がこぼれた

ちらりと横に目を向けると、お湯に半分浮いている望月に遠くの方には司令官


どうしてこんな事に…


強く出なかった自分も悪いのだろうけど…悪いのかな?

でも、結局流されるまま一緒に入ってしまっているんだから同じ事のように思う


一緒にお風呂…


初めてってわけじゃないけれど、何度やったって慣れるものでもなかった

肌を晒すのが落ち着かない、水着ですら恥ずかしいのにお風呂だなんてそんなのは もっとダメだった

ただ、司令官が見たいって言うなら…一緒に入りたいって言うなら…少しくらい…

そう、何度も思い直して、何度やってもダメだった


羞恥心が邪魔をする


見られたくない、見せたくない、なら まだ良かった

考えれば考える程に、案外と、自分は、司令官に、見られたいんだって、見せたいんだって


自覚してしまうからダメだった


だったら脱げばいいと、服に手を掛けるけど、たくし上げられもしなかった、恥ずかしくてしょうがない

想像してしまうんだ。司令官の視線を、どこを見られるんだろうって…

お腹とか、太ももだったり…首筋だったり胸元も…それにやっぱり…


ぎゅっと体を抱きしめた。胸を隠すように体を抱いて、体育座りみたいに丸くなる


ちゃぽん…


どこかで落ちた水滴の音がイヤに耳に付く


どきどき…どきどき…


自分の鼓動がやかましい

詰まりそうになる呼吸に、また一つ増える溜め息


三日月「望月は…恥ずかしくないの?」


自分の鼓動から逃げるために 開いた口は妹に向いていた


望月「そりゃ、少しはね…」


そうは言ってもそれだけだった。呼吸をする度に浮き沈みを繰り返す体

その度に、僅かな谷間に池ができたり消えたりを繰り返し

なだらかなお腹を撫でる湯水は、おへそに集まってはまた沈んでいった

相変わらず体は湯船に伸ばしたまんま、見ようと思えば何処までも見えるような体勢

それで恥ずかしいだなんて言われてもなぁ…


三日月「うそ…」


思ったことはそのまま口に出ていた


望月「ははっ」


なんか笑われた。気のせいか、子供扱いされた気分だった


望月 「怒んなって」

三日月「怒ってないもん…」


それでも、尖らせた口元を隠したくて、丸めた体の隙間に顔を埋めていた


望月「ま、司令官なら良いやって…」


耳に届いたのはそんな言葉。本当にそれだけの間延びした言葉


チクリ…妹の言葉が胸に刺さる

ドキドキ…鼓動の度に熱を持っていく


羨ましいと、凄いなぁって、それだけなら良かったのに

イヤだな。自分が悪い娘になったみたいだ、姉妹に妹にそんな感情を向けそうになって


「ぁ…」


油断した。口が動きそうになっている

あと一呼吸もしたら、言わなくても良いような事が溢れ出しそうに


提督「ばぁ…」


海坊主が現れた

湯水に引っ張られた長い髪が、安いホラー映画のお化けみたいだった


三日月「ひゃっ!?」

望月 「何やってんだよ…」


伸ばした体を起こし、呆れた様な顔をする望月


提督「何って…潜水ヨ級?」

望月「シャレにならんな」


可愛くねーとかもあるけれど、司令官(こいつ)ならマジでやってそうで笑えない


提督「そんな昔の話を…」

望月「…」


いつの話かは聞かない方が良さそうだった




提督「で、三日月はどうしたの?」


ふと、視線は三日月の方へと向いていた


隅で固まっている三日月

お風呂に入ってからずっとそんな調子で、いい加減馴れて欲しいと思う反面

別にそのままでも良いかとも思う。望月みたいに気を許してくれるのは もちろん嬉しいのだけど

人は慣れるものだ。ああやってドギマギしてるのを見られるのも今のうちだと思うと、もう少しそのままでも良いかとも


それはそれとして…


その感情の揺れは好ましいものだった

脅かしたくなる、からかいたくなる、とても悪戯をしたくなる


だから、そっと手を伸ばした


頭に触れて、撫でるように頬へと滑らせていく


「…」


言葉はなかった。意外なほどに静かだった

緊張のせいか強張ってはいるものの それっきり

予想外の反応に何を言って良いのかわからずに、お互いに無言のまましばらくそうしていた


ヤケ、だったのかもしれない。そこまで子供だと思いたく無いが

それでも声の一つでも上げさせないと引っ込みが付かなくはなっていた

いやさ、ハードルを下げまくって吐息の一つでも漏らしてくれればそれでも良かった

それで「可愛い♪」とか言って、いつもの様に区切りを付けたかった


わざとらしく指を伸ばし、細い首筋に線を引いていった


声は上がらなかった。これと言って吐息も漏れてこない

小さな肩が揺れこそしたものの それだけで、何を言うでもするでもなく三日月は固まったまま

次第に、追い詰められていたのは自分だった


なぞる指先に自ずと集まる視線

柔らかい感触に確かな温もりは熱いくらいに

白い素肌。黒髪に黒い制服に、常々黒っぽい彼女ではあったが

そのせいか、曝け出されている素肌がずいぶんと透き通って見えた

雪化粧に桜色、ほんのりと色づいている素肌は、それがなによりも艶っぽく見える


すぅ…と、首筋を流れていく水滴


つられるままに道筋を目で追っていく

1つ…2つ…。鎖骨の窪みに集まっていく水滴は水たまりを作る

3つ…4つ…。溢れ出す。後から後から流れ込んでくる水滴に押されるように

5つ…6つ…。溢れた水は落ちるまま、愛らしい膨らみに誘われて谷間の奥へと消えていく






三日月「何も、しないんですか…?」


ヤケ、だったのかもしれない。そこまで子供だと思いたくないけど

妹にできて姉にできない何てこと、そんな対抗心

ううん、それも違う。それよりももっともっと簡単な理由


ただのヤキモチ


最初は恥ずかしさで逃げ出したかった

けれど、後ろはもう壁。立ち上がろうにも 目の前は司令官で塞がれている

助けを求めて望月の方を見たら、肩をすくめて笑われた


後で叩こう


そんな決心が付く前に、司令官の手が頭に置かれた

これが いつもだったなら、どんなに良かったか

服を着て、執務室で、書類を渡したついででも良かった

からかう様に「可愛い♪」とか言われた日には、それだけで一日幸せでいられたのに


今はその全部が違っていた


裸で、お風呂の中で、からかう様でもなく、からかうつもりで

絶対に私が慌てる姿を見て楽しもうって、そんなものは簡単に予想がついた

だからだろう。口元をぎゅっと結んで、体を固めて、意地でも反応しない構えを取る


首筋に触れられた時には、流石にくすぐったかったけれど、それも我慢した


司令官の顔を盗み見る。流石に困った様子だった

その顔色にちょっとだけ心が軽くなる。意趣返し、たまの仕返しに成功したって

いつも司令官の思い通りになるなんて思ったら大間違いなのだ


内心ほくそ笑みながら、気づかれないよう様子を伺っていると

どこか雰囲気が違っていた。ヤケを起こして くすぐったりと強引な手を打つでもなく

じっと、私を見つめたまま。正確には指先かな? そこにあるのは私の首筋で

見つめられていると分かると、だんだんと気恥ずかしさに体が熱くなってくる


何をされるんだろう? 何を言われるんだろう?

期待にも似た感覚だった。司令官の動きを、言葉を捉えようと、知らず知らずに体が、神経が集中していく


司令官の指先、私の首筋、そこに集まる視線と、うるさいくらいの鼓動の音

あんまりにもうるさいものだからと、無視してしまえば驚くほど静かになった

なくなる雑音。はっきりと肌で感じる視線。首筋を流れていく水滴を追って、ゆっくりと下に下に…


そこで止まる。先を躊躇する様でもあった


見たいなら見ればいいのに…

いつもじゃ絶対に考えない事を、熱に浮かされたみたいに ぼんやりと考えていた

幸いだったのはそれを そのまま口にしなかったくらいで、それでもそう大差はなかったかもしれない


三日月「何も、しないんですか…?」


どう思われただろう? どうするつもりなんだろう?

久しぶりに交わった視線に、身を任せるように そっと瞳を閉じていた


とくん…


鼓動が戻ってくる

それは、次の瞬間への かすかな期待






皐月「なに、これ?」


執務室で、皐月が小首をかしげていた

二人の、三日月と司令官の様子がなーんか おかしい

ぎこちない が ぎくしゃく してるわけでもない

ケンカではなさそうなのに、何にも無いなんて訳もない様子


その上、望月は何処か不機嫌な様にも思えた。目に見えてという程じゃない

ただ いつも司令官の側を向いて寝てるのに、今は反対を向いているくらいの違和感


望月「さあ?」


姉の言葉を適当に聞き流す

事情は知ってるが、知ってるだけに話したくはなかった


ヤケ、だったのかもしれない。そこまで子供だと思いたくないけど

ちょっとした ヤキモチと 姉のヤケに煽られたとはいえ、あそこで対抗心を燃やしたのは不味かった

そうして、すでに頭の茹だっていた二人に ツッコミのいない恐怖が重なって


結果はまぁ…。3人が3人とも、どんな顔して良いのか分からなくなっていた


皐月 「三日月?」

三日月「あっ、この書類届けてきますねっ」


心配そうに声をかける皐月だったが、その途端に逃げられてしまった


皐月「司令官?」


今度は怪訝そうに司令官の方をみるも


提督「おやすみ」


こっちも同様に逃げられる。というか仕事して


皐月「望月…」


一応、こっちにも声をかけてみるが、あれっきりまるで反応がない


皐月「なんなのさ…」


そう広くもない執務室の中、一人取り残された皐月だった



ーおしまいー




後書き

文月 「あぁ、妹が大人になってしまったかぁ…」
三日月「そこまでしてないからっ」
文月 「じゃあ、お赤飯炊く?」
三日月「炊かないでっ」

如月 「これもう、睦月型の◯◯担当は三日月に譲るしか…」
三日月「いらないからっ。お姉ちゃんが持っててよっ」
如月 「私だっていらないもの…」

弥生「頑張ったね、望月」
望月「ほめんな…なんもしてねーし」
弥生「そう? よくやったって思うけど…。ほら、三日月があんなに面白い…」
望月「そうかい…」
弥生「望月も…」
望月「…ぁぁ、もう…」
弥生「うふふふっ♪」

菊月「なぁ、長月?」
長月「私に聞くな」(←顔赤い
菊月「まだ何も言ってないんだが…」

卯月「ねーねー長月」
長月「知らんっ」(←顔赤い
卯月「まだ何も言ってないぴょん…」

睦月「ねぇ、長月ちゃん?」
長月「うるさいよっ、もうっ」(←顔真っ赤
睦月「なんと、反抗期か何度目だっ」


皐月 「で、何やっての? 水無月は?」
水無月「知らないっ、水無月は何も聞いてないからっ」(←耳抑えて蹲ってる
皐月 「…良いけど」



三日月とイチャイチャしたかった、望月と3人でイチャイチャしたかった

ここまでご覧いただきありがとうございました
また、いつも コメント・評価・応援・オススメも合わせ、重ねてお礼申し上げます

春イベやってたらお茶漬け食べたくなった
三越で材料揃えられてたらもっと良かったのに、残念


ー以下プロフィール(長いー


提督
練度:神頼み 主兵装:刀 物理無効・神出鬼没
「触らぬ神に祟りなしって、言うだろう?」
長髪の黒髪、何時も気だるげな表情をしてる癖に、人をからかうときだけはすっごい楽しそう
一応、白い制服を着けてはいるが、上から羽織っている浴衣が全てを台無しにしている、不良軍人
そもそも、軍人どころか人ですら無い、元土地神様
覚えている人もいなくなり、ようやく開放されたと思えば、深海棲艦が湧いてきて…
3食昼寝付きの謳い文句も手伝って、提督業を始めだした
性格は、ほとんど子供。自分でやらないでいい事はまずやらない、明日できることはやらないで良い事
悪戯好きで、スカートめくりが好きなお年ごろ
また、結構な怖がりで、軽度は人見知りから始まり、敵は全て殲滅する主義

三日月と一緒にお風呂に入れる券;残り…

皐月ー愛称:さつきちゃん・さっちゃん・さっきー
練度:棲姫級 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★MAX
「え、司令官かい?そりゃ…好き、だよ?なんてな、えへへへ♪」
初期艦で秘書艦の提督LOVE勢。提督とは一番付き合いの長い娘
その戦闘力は、睦月型どころか一般的な駆逐艦の枠から外れている程…改2になってもっと強くなったよ
「ボクが一番司令官の事を分かってるんだから」とは思いつつも
まだまだ照れが抜けないせいか、ラブコメ時には割とヘタレである

睦月ー愛称:むつきちゃん・むっつー・むっつん
練度:褒めてっ 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★MAX
「提督っ、褒めてっ!」
わかりやすい提督LIKE勢、「ほめて、ほめて~」と、纏わりつく姿は子犬のそれである
たとえその結果、髪の毛をくしゃくしゃにされようとも、撫でて貰えるのならそれもよしっ
好感度は突っ切っているが、ラブコメをするにはまだ早いご様子

如月ー愛称:きさらぎちゃん・きさら
練度:おませさん 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★MAX
「司令官?ふふ…好きよ?」
提督LOVE勢。良い所も悪い所もあるけれど
むしろ、悪い所の方が目立つけど、それでも あなたが大好きです
だから、何度でも言いたいし、何度でも言われたいの、ね?司令官?

弥生ー愛称:やよいちゃん・やよやよ・やーよ
練度:無表情 主兵装:3式爆雷 好感度:★9
「司令官?好きだよ、普通に」
普通の提督LOVE勢。変わらない表情をそのままに平気で悪戯をしてくる娘
表情が変わらないならと、大袈裟なリアクションも いつもの澄まし顔で本気に取ってもらえない
結局は卯月の姉、卯月絡みで何かあったら半分くらいは弥生のせいと思っていい

卯月ー愛称:うーちゃん・バカうさぎ、うーちゃんねーさん
練度:ぴょんぴょん 主兵装:超10cm高角砲★MAX 好感度:★7
「司令官?そんなの大好きに決まってるぴょんっ」
ぴょんぴょんする提督LIKE勢。毎日ぴょんぴょんと、あちこちで悪戯しては怒られる毎日
主な対象は瑞鳳、「だって、からかうとおもしろいだもん」なんのかんので構ってくれる瑞鳳が好き
口が滑る水無月と違って、一言多いタイプそれもわかった上、いらん事をよく言う2人である

水無月ー愛称:みぃ・みーな
練度:うん、わかるよ 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★8
「司令官、呼んだかい?」
よく笑う提督LOVE勢。艦娘として姉として妹として仲間として
頼って欲しいと自己アピールは欠かさない。欠かさないけど裏目にでる
胸を張った途端の平謝りが板についてきた
一言多い卯月と違って、よく口が滑るタイプ、いらん事を良く言う2人である
自分が結構ツンデレ気味のやきもち焼きだと気づいたこの頃、降って湧いた恋愛感情と格闘中

文月ー愛称:ふみ、ふーみん、文月さん
練度:ほんわか 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★9
「しれいかん?えへへー…なーいしょっ♪」
ふんわりとした提督LOVE勢。ちゃっかりと美味しい所はいただくタイプ
ラブコメをする姉妹たちの背中を押したり、喧嘩の仲裁に入ったり
緩衝材みたいに立ち回りつつ、実際はプロレスのロープみたいに跳ね飛ばしてくる
二人っきりになるとそこはしっかりと、ラブコメだってやってみせる
本人曰く「大福餅」白くて甘くて…その先は内緒

長月ー愛称:なつき、なっつん、なっつ
練度:頼りになる 主兵装:5連装酸素魚雷 好感度:★8
「司令官…いや、まあ…いいだろ別にっ」
おでこの広い提督LOVE勢。司令官に ちゅーしてこの方
自分の感情を見ない振りも出来なくなり、最近は割りと素直に好意を見せてくれたりもする
自分の感情に振り回されるくらいにはラブコメ初心者。あと、シスコン(菊月)

菊月ー愛称:菊→菊ちゃん→お菊さん→きっくー→くっきー
練度:威張れるものじゃない 主兵装:12・7cm連装砲B型改2★MAX 好感度:★8
「ながなが?ながなが ながなが」
箱入り提督LIKE勢。おもに長月に過保護にされてるせいでラブコメ関連はさっぱり
しかし、偶に見せる仕草はヘタなラブコメより攻撃力は高い。やっぱり如月の妹である
大艦巨砲主義者、主兵装は夕張に駄々を捏ねて作らせた。それとシスコン(長月)
最近、司令官との共通言語が出来た。合言葉は「ながなが」

三日月ー愛称:みつき・みっきー
練度:負けず嫌い 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★9
「し、しれいかん…そ、その…好きですっ!」
おませな提督LOVE勢。どこで仕入れたのか変な知識は一杯持ってる
そして、変な妄想も結構してる。すぐ赤くなる、可愛い、むっつり
提督と望月に、からかわれ続けたせいで、たくましくなってきたここ最近
ラブコメモードは基本に忠実

望月ー愛称:もっちー、もっち
練度:適当 主兵装:12・7cm連装砲(後期型  好感度:★MAX
「司令官?あー、好きだよ、好き好き」
適当な提督LOVE勢。とか言いつつ、好感度は振り切ってる
だいたい司令官と一緒に居られれば満足だし、司令官になんかあれば不言実行したりもする
ラブコメには耐性があるが、やるとなれば結構大胆

球磨ー愛称:ヒグマ・球磨ちゃん
練度:強靭・無敵・最強 主兵装:46cm…20.3cm(3号 好感度:★MAX
「提督?愚問だクマ」
突き抜けてる提督LOVE勢。気分は子グマの後ろに控えている母グマ
鎮守府と提督になんか有ろうものなら、のっそりと顔を出してくる、こわい
積極的にラブコメをすることもないが、昔は提督と唇を奪い合った事もある
大艦巨砲主義者。最近、私製46cm単装砲の命中率があがった、やったクマ

多摩ー愛称:たまちゃん・たまにゃん
練度:丸くなる 主兵装:15・2cm連装砲 好感度:★6
「提督?別にどーとも思わないにゃ?」
気分は同居ネコ。とか言いつつ、なんのかんの助けてくれる、要は気分次第
絡まれれば相手もするし、面倒くさそうにもするし、要は気分次第
特に嫌ってるわけでもないし、いっしょに昼寝もしたりする、要は気分次第
ラブコメ?何メルヘンなこと言ってるにゃ

北上ー愛称:北上様・北上さん
練度:Fat付き 主兵装:Fat付き酸素魚雷 好感度:★9
「提督?愛してるよん、なんちって」
奥手な提督LOVE勢。気分は幼なじみだろうか
このままゆるゆると、こんな関係が続くならそれで良いかなって思ってる
初キッスはチョコの味がした

大井ー愛称:大井さん・大井っち
練度:北上さん 主兵装:北上…53cm艦首(酸素)魚雷 好感度:★8
「提督?愛してますよ?」
分かりにくい提督LOVE勢。そうは思っていても口にはしない、絶対調子に乗るから
足と両手が埋まったなら、胸…艦首に付ければいいじゃない、おっぱいミサイルとか言わない

木曾ー愛称:きっそー、木曾さん
練度:悪くない 主兵装:甲標的 好感度:★7
「提督?まあ、アリなんじゃないか?」
カッコイイ提督LOVE勢。提督に赤くさせられたり、提督を赤くしたりと、まっとうなラブコメ組
そういうのも悪くはないが、本人はまだまだ強くなりたい模様
インファイター思考だけど、甲標的を使わせたほうが強いジレンマ

金剛ー愛称:こう・こうちゃん・こんご
練度:Burning Love 主兵装:Burning…46cm3連装砲 好感度:★MAX
「提督…Burning Loveです♪」
分かりやすい提督LOVE勢。提督の為ならたとえ火の中水の中
何時からだったのか、出会った時からか
ならそれはきっと運命で、この結果も必然だったのだろう
けれど、鎮守府ではオチ担当、艦隊の面白お姉さん
取り戻せ、お姉さん枠

瑞鳳ー愛称:ずいほー・づほ姉ちゃん
練度:卵焼き 主兵装:99艦爆(江草 好感度:★6
「だれがお姉ちゃんよっ」
気分は数ヶ月早生まれな幼なじみ。ラブコメルートもあった気がしたけど、何処行ったかな
卯月にからかわれて追っかけまわすのが日課。弥生に唆されてモヤモヤするのも日常
だからって、別に卯月を嫌ってるわけでもなく実際はその逆である

夕張ー愛称:ゆうばりん
練度:メロン 主兵装:軽巡に扱えるものなら何でも 好感度:★6
「ゆうばりんって…気に入ったのそれ?」
気分は一個上のお姉さん。卯月や菊月の駄々に付き合ったり
球磨や提督の無茶振りで、アレな兵装を作ったりと、信頼と安心の夕張さんである
特に決まった装備は無く、戦況次第でなんでも持ち出すびっくり箱、安心と実績の夕張さんである

大鳳ー愛称:大鳳さん
練度:いい風 主兵装:流星改 好感度:★9
「提督、愛してるわ」
素直な提督LOVE勢。金剛見たいにテンションを上げるでもなく、息を吐くように好意を伝えてくる方
ラブコメに悪戯にと我慢強い方だが、許容量を超えると…
その落ち着いた物腰からは、艦隊の保護者っぽくなっているが、内心は見た目通り歳相応だったりもする
最近は大人気ないと周知の事実、本人は一応否定してるつもり

U-511ー愛称:ゆー、ゆーちゃん
練度:ですって 主兵装:WG42 好感度:★8
「Admiral…提督さん、次は何をすれば良い?」
好きとか甘いは良く分からないけれど、Admiralの お手伝いが出来ればいいなって思います
素直、とても素直、素直すぎてすぐ手が出るくらい素直
鎮守府の番犬・猟犬・あるいは狼も通り越して、やっぱり番犬の位置に落ち着いている
如月に貰った三日月型の髪飾りは宝物

ポーラ-愛称:ポーラさん
練度:赤ワイン 主兵装:白ワイン 好感度:★7
「提督さん?面白い人ですよねー」
ゆーの舎弟。あんまりな言い方をすれば、そういう立場
酒は飲んでも飲まれるな。口も態度も緩くなるが、意外と理性は残ってる
酔が醒めると口も態度も固くなるのを気にしてか、平時はもっぱら酔いどれている


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2018-12-19 10:13:36

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2018-06-05 23:13:02

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2018-06-13 17:32:46

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2018-06-05 23:12:56

このSSへのコメント

1件コメントされています

1: 十六夜月乃 2018-06-06 18:15:19 ID: gGan-Wto

こんにちは、アーケード提督です!
とりあえず叫びますね?
ミカアアアアアアアアアアアア!!!!!可愛すぎイイイイイイイ!!!!

……ふぅ。
すっきり。満足。もう悔いはない。
よかったね、三日月、○○担当就任おめでとう。心から祝福いたします。
次のssも待ってます!頑張ってください!
あ~ミカァ…


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