2018-06-21 23:43:14 更新

前書き

注意事項

シリアス

ダクソ3ネタ

キャラ崩壊?


    

玉ねぎ提督と新艦



長門「戦艦長門だ。艦隊との殴りあいなら任せておけ。」


陸奥「やっと来たのね。」


長門「陸奥か。」


陸奥「きっと提督も喜ぶわ。こっちよ」すたすた


長門「提督・・・どんな人物なんだ?」


陸奥「ちょっと変な人だけど、良い人よ?」


???「ふ~む?」


陸奥「ちょうど居たわね。でも、エレベーターの前で何してるのかしら?提督?」


カタリナ提督「う~む・・・・ウムムムムム・・・・う~む・・・う~む・・・」


陸奥「提督?」


カタリナ提督「!おお!すまぬ、考え耽っていた・・・」


長門「・・・貴方が提督?」


カタリナ提督「私はカタリナのジークバルト。実は少し難儀しているのだ。」


陸奥「?」


カタリナ提督「最近作られたエレベーターで執務室に行きたいのだが・・・どうにもその方法が見つからぬ。このエレベーターは下しか行かんしなぁ・・・うーむ・・・うーむ・・・」


陸奥「普通に上のボタン押せば良いんじゃ・・・」


カタリナ提督「明石に作ってもらったは良いが、下に行くボタンしかないんだ・・・・うーむ・・・うーむ」


陸奥「明石ィィィィィ!」


明石「ヒィィィィィィ!」


カタリナ提督「今日も賑やかだな。」ハハハ!


長門「・・・大丈夫なのか?」


カタリナ提督「貴公よ。心配することはない。明石は丈夫だ。それにたまにはあれぐらいのお灸を加えてやった方がいいだろう。」


明石「あだだだだだだだ!」


      

鎮守府案内


陸奥「・・・とりあえず、案内するわね。ここが工廠。装備の用意とかは明石たちがやってくれる。それであれが大型建造ドッグ。通称溶鉱炉なんて言われてるわ。落ちたらたまったものじゃないから、決してあの前で寝たりなんかは・・・」


カタリナ提督「グゥ・・・・グゥ・・・」


陸奥「バカァァァァァァァ!」ダッ!


カタリナ提督「!お、おお!貴公か。すまぬ。私としたことがうとうとしてしまった。どうも、暖かいところはいかんな。」


陸奥「どうも、暖かいところはいかんな。じゃないでしょ!危ないから!落ちたら死ぬから!」


カタリナ提督「ガハハハ!」


陸奥「笑い事じゃない!」


カタリナ提督「次からは気を付けよう。」


陸奥「全く・・・」


      ~修理ドッグ~


陸奥「ここは修理ドッグ。まぁほとんど使われてないけど」


長門「?何故だ?」


陸奥「あの玉ねぎ・・・じゃなくて提督が最前線に突撃するからね。」


長門「生身の人間なのにか!?」


陸奥「えぇ。でも固くて砲撃が通用しないのよ。魚雷が当たってもビク共しない。」


長門「・・・恐ろしい強靭さだな。」


陸奥「戦場では鬼みたいよ。だけど何時もはとても優しいの。駆逐艦に何処からともなく飴を取り出してあげたり」


長門「・・・ポケットもなにもなさそうだが・・・」


陸奥「全く分からないのよね。鎧の中身も見せてくれないし。」


長門「・・・」


        ~演習場~


陸奥「ここは演習場。砲撃や雷撃、弾着観測射撃もここで行えるわ。」


天龍「天龍様の攻撃だぁ!うっしゃぁ!」ブン!


カタリナ提督「仕方ない手加減せぬぞ!カタリナ騎士の力!とくと見るが良い!」ガシッ!


天龍「やべ!」


カタリナ提督「ウォォォォォォ!」ブン!


天龍「ゲフゥ!?」ビタァン!


カタリナ提督「相手が悪かったな。貴公よ」


長門「」


陸奥「戦闘も強いからね~」


      

昼飯


陸奥「さて一通り見たことだしお昼の時間よ。」


長門「・・・玉ねぎの匂いがするが・・・」


陸奥「今日は提督が料理当番だからね」


長門「・・・見た目も玉ねぎ、作る料理も玉ねぎか。」


陸奥「美味しさは折り紙つきよ?」


長門「そうなのか?」


陸奥「えぇ。」


カタリナ提督「貴公か。また会ったな。」


長門「提督か。」


カタリナ提督「ちょうど出来上がった。少し待っててくれ。」


電「野菜は苦手だけど提督の作る玉ねぎ料理は美味しいのです!」


暁「他の野菜も食べないと立派なレディーになれないわよ!」


雷「・・・もっと私に頼って良いのに・・・」(提督と一緒に玉ねぎ育ててる)


響「ハラショー」


龍田「今日は玉ねぎのキーマカレーとオニオンスープね~。楽しみだわ~。」


カタリナ提督「出来たぞ~。」運んできた。


電「早く食べたいのです!」


響「ハラショー」


暁「待ちなさいよー!」


雷「・・・」ピョンピョン


天龍「おいおい。お前ら並べ並べ。」


カタリナ提督「天龍の言う通りだ。焦らなくても料理は逃げんよ。」ガハハハ!


駆逐艦達「はーい!」


長門「・・・微笑ましいな。」


陸奥「そうね。」


       ~数分後~


カタリナ提督「それでは手をあわせて・・・」


一同「いただきます!」


電「カレー美味しいのです!」


雷「オニオンスープもとても美味しいわ!」


天龍「昔、このオニオンスープを瓶に入れて旅をしてた人がいるらしいな。」


カタリナ提督「古き友の事か。あいつは今どうしてるだろうな・・・」


長門「友?」


カタリナ提督「あぁ。私が旅をしていた頃、偶然であったのだ。色々助けてくれたな。今はもう海の底だが。」


長門「・・・」


カタリナ提督「陰気臭い話をして悪かったな。」


長門「私が勝手に聞いた話だ。気にしないでくれ」


カタリナ提督「・・・」


カタリナ提督『無茶をするな!』


???『無茶なんかしてないさ。提督、少し鎮守府で待っててくれ。どうしても私が戻ってこなかったら、その時は・・・』


カタリナ提督『私が迎えに行く。』


???『そう言ってくれると嬉しいな。それじゃぁ、少し行ってくるよ提督。』


カタリナ提督『・・・あぁ・・・』


カタリナ提督「・・・迎え・・・か。」


長門「どうかしたのか?」


カタリナ提督「・・・少し考え事をしてしまっていた。」


長門「?」


       

迎え・


        ~波止場~


カタリナ提督『・・・』


???『波止場は良いな。落ち着く』


カタリナ提督『執務をサボって言う言葉か?』


???『そう言ってるお前もお前だろう?』


カタリナ提督『だな。』ガハハハ!


???『ハハハハ!』


陸奥『笑い事じゃなぁぁぁぁい!』


カタリナ提督『逃げろぉぉぉぉぉぉ!』


???『待て提督!提督だけ逃げようとするな!』ダッ!


陸奥『相変わらず速い!』ダッ!


カタリナ提督「・・・」


???「・・・とく?・・・提督?」


カタリナ提督「」ハッ


長門「こんなところで昼寝してると海に落っこちるぞ?」


カタリナ提督「考え事をしてるとどうも眠ってしまうな。」ガハハハ


長門「・・・少し魘されてたようだが?」


カタリナ提督「・・・昔の事を思い出してな。」


長門「古い友人の話か?」


カタリナ提督「あぁ。彼女の約束を思い出したんだ」


長門「約束?」


カタリナ提督「明日、出撃する。」


長門「急だな。」


カタリナ提督「彼女と約束した以上、待たせては悪いからな。」


      ~長門型の部屋~


長門「という訳なのだが・・・」


陸奥「・・・あの人なら維持でもやるでしょうね。」


長門「約束ってなんの約束をしたんだ?」


陸奥「分からない。けど、とても大事なのでしょうね。」


長門「・・・」


        ~翌日~


長門「・・・」


カタリナ提督「・・・」


陸奥「・・・」


カタリナ提督「行くぞ。」ザァァァァ!


        ~数分後~


長門「これは・・・鎮守府?」


陸奥「昔のね。深海棲艦に乗っ取られてたとはね・・・」


カタリナ提督「制圧するぞ。」


ル級「近づかせはしない!」ドォン!


カタリナ提督「邪魔だ。」ズバァ!


ル 級「」


長門「ル級を一撃で叩ききっただと!?」


陸奥「あの恐ろしいほどに重たい鎧を着込んでる提督の馬鹿力は、大和型にも劣らないわよ?」


長門「大和型にも劣らない馬鹿力か・・・」


陸奥「ていうか本当に一人でなぎ倒してるわね。」


カタリナ提督「ウォォォォォォ!」ズバァ!ズバァ!


深海棲艦達「」チーン


        ~執務室~


カタリナ提督「・・・」バタァン!


深海木曾「・・・」


カタリナ提督「木曾。古き友よ。」


深海木曾「・・・」


カタリナ提督「カタリナ騎士、ジークバルト。約束を果たしに来た。」


深海木曾「・・・」シャッ


カタリナ提督「人類に太陽あれ。」


深海木曾「」ダッ!


カタリナ提督「ウォォォォォォ!」


長門「一人で大丈夫なのか?」


陸奥「そんなことより今はこっちよ!」ドォン!ドォン!


長門「・・・だな。」ドォン!


カタリナ提督「」ブン!


深海木曾「!」ガキン!


カタリナ提督「・・・」ギリギリギリギリギリギリ!


深海木曾「!」バシッ!


カタリナ提督「!」剣が飛ばされる


深海木曾「!」ブン!


カタリナ提督「」放つフォース発動


深海木曾「!」ブワッ!


カタリナ提督「ウォォォォォォ!」ズバァ!


深海木曾「!?」大破


カタリナ提督「カタリナ騎士の力を見くびるな。」ブン!


深海木曾「!!!」ズバァ!


カタリナ提督「・・・」


深海木曾「・・・コノ・・・コノ木ソを沈メた事・・・誇りニ思うが良い・・・」


カタリナ提督「・・・ん?髪の色が戻っていく・・・」


木曾「・・・」


カタリナ提督「・・・長門、陸奥。すぐに帰還するぞ。」


長門「こちらも敵を殲滅し終えたところだ。」小破


陸奥「急ぎましょう。」中破


      

約束


カタリナ提督「入渠をさせたが状態はどうだ?」


明石「・・・一応意識は戻りましたが、長くありません。もう轟沈状態ですから。」


カタリナ提督「最後に木曾に会いたい。」


明石「こちらに」


木曾「・・・提督か。」


カタリナ提督「あぁ。」


木曾「ずっと待ってた。」


カタリナ提督「俺は・・・ずっと木曾が帰ってくるって信じてた。」


木曾「もう死ぬのはわかってる。最後にここに戻ってこれて良かった。」


カタリナ提督「・・・」


木曾「最後にひとつだけ頼み事がある。」


カタリナ提督「何だ?」


木曾「昔みたいに兜を取ってくれ。」


カタリナ提督「・・・こうか?」


木曾「あぁ。そして目を閉じててくれ。」


カタリナ提督「・・・?」目を閉じる


木曾「///」チュッ


カタリナ提督「!?」


木曾「また会う日まで・・・」ガクッ


カタリナ提督「・・・あぁ。またあったときはオニオンスープをご馳走しよう。」


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