とある司令官と鎮守府2話目 家出
???「それでですね~あの猫、ネ級と縄張り争いしてるんですよ~しっかりしてくれって言ったらですね~「何か対抗意識がわいた」とか言ってるんですよ~・・・どうすればいいですかね・・・」
提督「・・・猫同士本能的に争うんですよ。きっと」
???「そう言うもんですかね~?」
彼女はあの猫上司の所から一時的に派遣されてきた重巡。青葉である。
艦名 青葉
艦種 重巡洋艦
級名 青葉型重巡洋艦
危険度 ★★★
関わりやすさ ★★★★
備考 何処に仕掛けているのか隠しカメラを設置し得た情報を鎮守府内で他の艦娘達に情報を共有する。提督がわざわざ隠している事も共有される危険性があり注意が必要。
青葉「・・・にしても曙さん大丈夫何ですか?」
提督「あれから彼女から声をかけられることもなくなったし、こちらから話しかけても無視されてしまうんだ・・・俺が曙の事についてちゃんと知ってればこんな事にはならなかったんだろうな・・・」
青葉「う~んどうでしょうかね・・・」
秘書「大変!曙ちゃんが居ない!」
提督「擬装は!?」
秘書「有る!」
提督「・・・外はかなり曇ってるな・・・」ダッ!
秘書「ちょ!?」
提督「ちょっと曙探してくる!」
~町~
提督「曙~!」
・・・かなり探したが見つからないな・・・まさか
提督「山の方か?」ダッ!
~その頃の曙さん~
曙「・・・見つかったら解体でしょうね・・・上官をクソ呼ばわりして、鎮守府から何も言わずに出ていって・・・」
~山~
ザァァァァァァ!
提督「うわ!雨降ってきた!曙~!」
ゴロゴロゴロゴロ!
提督「雷まで・・・」
雷「雷よ!かみなりじゃないわ!」
提督「幻聴まで聞こえてきた・・・」
雷「・・・」提督の膝をキック
提督「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!?痛でええええええ!?」
雷「・・・貴方は何してるの?」
提督「曙て言う駆逐艦探してて・・・」
雷「・・・その子か分からないけど、ここからすぐの洞穴で小さな子が入っていくのを見たわよ?」
提督「・・・雷さんも十分小さい気g
雷「ハァァァァイ!」ドゴォ!
提督「て、誰かに言うよう言われた気がしましたぁ!」
雷「全く・・・」
艦名 雷
艦種 駆逐艦
級名 吹雪型駆逐艦
危険度 ★~★★★★★
関わりやすさ ★★★★★
備考 母性溢れる駆逐艦。ヒモと化してしまう提督も非常に多い。だがそれ以外に危険性などはない。
雷「それじゃ!」テヲフリ
提督「あぁ。ありがとう」テヲフリ
~洞穴~
提督「ボボボッ!この洞穴!暗い!」
ライトあってよかった・・・
~その頃曙さんは~
曙「・・・」
寒い・・・眠くなってきた・・・
~提督さんの方は~
提督「う~ん暗い!そして寒いな・・・ん?」
曙「・・・」コクッコクッ
提督「ななな何してる!?とかふざけてる場合じゃないな・・・大丈夫か?」
曙「・・・てい・・・とく?」
提督「あぁ・・・ちょっと待ってろすぐ鎮守府に運ぶ!」
曙「・・・かいたい・・・されるの?」
提督「誰がそんなこと言った?解体何かするつもりはない・・・随分体が冷えてるな・・・低体温症も発症してるな・・・雨がやむまで待つか・・・」
低体温症
恒温動物の深部体温が必要な水準を下回った際におこる症状の総称。人の場合直腸温が35℃よりも低下した際に低体温症と診断される。言語障害や昏睡等の症状が起こり死に至る危険性がある。え?艦娘は人じゃないから大丈夫何じゃないか?だって?・・・主は人だと思う派なので。
提督「とりあえず・・・俺の上着着てろ。」
曙「・・・」
提督「・・・秘書?こちら提督。曙を近くの山の洞穴で見つけた。だが低体温症を発症してる。雨が止み次第鎮守府に運ぶから毛布とか準備しといてくれ。」
秘書『提督!大丈夫なの!?土砂崩れとか!』
提督「分からんが低体温症がかなり進行してるから下手には動かせない。」
秘書『・・・今急いで迎えにいくから待ってて。』
曙「・・・」ボーッ
提督「曙、大丈夫だ。すぐに秘書が迎えに来る。」
曙「・・・」
提督「・・・早めに雨が止んでくれれば良いな・・・」
曙「・・・」
カイロを持ってこなかった自分をぶん殴りたい・・・
秘書「ypaaaaaaa!」
提督「そうやって来るの好きなの?」
秘書「あぁそうだ。」
提督「・・・まぁいいか。」
曙「・・・・」
秘書「とりあえず毛布でくるんで急いで車に運びましょう。」毛布で曙くるんでる
曙「・・・」ボーッ
秘書「・・・」手叩いて音出してる。
曙「」ハッ
秘書「なんとか起きたわね・・・」
提督「・・・良かった・・・」
~鎮守府~
曙「・・・」スゥ・・・
提督「結局寝たな。」
秘書「まぁそうなるな。」
吹雪「大丈夫何ですか!?」
提督「とりあえずは、なんとかなった。」
吹雪「良かった~・・・」
曙「・・・」スゥ・・・
上官『翔鶴の護衛をしておきながら・・・どうしたらこれ程の被害を出せるんだ!?』
清水逸郎少佐『・・・申し訳ありませんでした。』
上官『謝って済む問題だと思っているのか!』
曙(軍艦)『・・・』
曙(軍艦)(違う・・・少佐のせいじゃないのに・・・)
曙『・・・』
曙(軍艦)『・・・』
漣(軍艦)『ボーノ?翔鶴さんの事気にしてるの?』
曙(軍艦)『・・・別に・・・』
漣(軍艦)『あれはボーノのせいじゃ無いよ~?』
曙(軍艦)『・・・!』
曙(軍艦)『漣!避けて!』
漣(軍艦)『え?』
ドォォォン!
曙(軍艦)『漣!』
漣(軍艦)『・・・ドジっちゃった・・・せめて私の乗組員だけでも・・・頼んだよ』轟沈
曙(軍艦)『漣ーーー!』
曙「!」ガバッ!
曙「・・・ここは・・・病室?」
提督「」スヤァ
曙「・・・」
曙(・・・提督何かに私の気持ちなんか・・・)
~???~
提督『・・・』
・・・またこの夢か・・・
提督(少年時代)『・・・』
提督『・・・誰も俺の事なんかみなかった・・・昔の頃の夢だ・・・』
提督(少年時代『・・・』研ぎ研ぎ
提督『この時は、確か浜辺に落ちてた金属研いでたんだっけか?・・・今考えてみればあれ深海棲艦の欠片だよな・・・?』
提督(少年時代)『・・・』
提督『生まれてすぐ親を亡くして、孤児院もいく先々で事件に巻き込まれて・・・不幸な人間だと罵られて・・・見捨てられた・・・海に飛び降りようとしたとき艦娘に拾われたんだっけか・・・』
あの人どうしてんだろ・・・
提督「」ハッ
提督「寝てた・・・」
曙「・・・」スゥ・・・
提督「・・・少し早いけど・・・執務室に行くか・・・」スタスタガラッパタン
曙「・・・寝言で艦娘に拾われたとか・・・どんな夢見てんのよ・・・」
~執務室~
提督「あぁ~^眠いんじゃぁ~^」
・・・話す人居ないんじゃぁ~^
提督「・・・執務もほとんどやることないし・・・ゲームでもやるか・・・」
え?執務しろミキサーにかけてこねるぞ?だって?・・・黙れこぞ(殴
提督「あぁ~^デ〇バ楽しいんじゃぁ~^」
提督「ファッ!?レガシー!?俺ハントレス練習中だぞ・・・」
秘書「なーにやってんの?」
提督「執務も無いし今日は何もないのでデド〇してる」
秘書「・・・分かる人いるの?」
提督「メタい(確信)」
秘書「テヘッ☆」
提督「おrrrrr」
秘書「・・・」無言で手斧装備
・・・目の前で斧を取り出す秘書そしてこちらに投擲せんとばかりに構えてくる・・・導き出される答えは・・・
提督「ごめんなさい(土下座)」
秘書「・・・よろしい」しまった
提督「にしても当たるな~斧。」
秘書「上手い人は鼻歌外から直撃させてくるからね~」
提督「主が上手くなりたいとか言ってたな。」
秘書「唐突にメタい!」
コンコン
吹雪「司令官、失礼します。」
提督「どうぞ~」
吹雪「曙ちゃんは大丈夫でしょうか・・・って何してるんですか?」
提督「曙なら病室だぞ?大丈夫みたいだ。心配なら見てこいカルロ」
吹雪「誰がカルロですか!」プンプン!
提督「落ち着け落ち着け・・・」
吹雪「失礼しました!」パタン!
提督「あ~あ~・・・行っちゃった・・・」ベチン!
秘書「とか余所見しながら言いつつハントレスの手斧的確に当てるのやめよ?」
提督「煽り厨死すべし。慈悲はない」メメントモリしながら
電話「」プルルルルル!
提督「はい!こちら鎮守府・・・」
(^・ω)「提督か。休日にすまない。」
提督「・・・何でしょうか」メメントモリして・・・と
(^・ω)「君の所に二隻の戦艦が着任することになった。」
提督「・・・戦艦・・・ですか?」
戦艦・・・そう!世界中の男児を虜にする艦!そんな艦がこの鎮守府に着任するのだ!
(^・ω)「あぁ。早ければ今日、着任する。だが元ブラック鎮守府配属の艦だ。扱いに充分気を付けてくれ。」
提督「了解しました。それにしても何故ここに?」
(^・ω)「元帥殿の意向だ。」
提督「・・・」
元帥の意向か・・・
(^・ω)「それじゃぁ。くれぐれも気を付けるように」ピッ
提督「・・・」
秘書「戦艦が来るの?」
提督「あぁ。元帥殿の意向とか・・・」
秘書「元帥に気に入られてるんじゃない?」
提督「それを喜ぶべきか、悲しむべきか・・・」
~バス~
???「・・・公共交通機関を使えなんて・・・不幸だわ・・・」
???「・・・それにしても新しい鎮守府の提督はどんな人なんですか?」
???「新任だとか・・・」
???「・・・嫌な予感しかしない・・・」
~鎮守府~
提督「うぇっくしょい!」
秘書「風邪引いたんじゃない?」
提督「・・・そして何か文句言われた気がする・・・」
秘書「きっと上層部でしょ」
提督「よしあいつらぶっ殺
秘書「やめようか。」
提督「・・・まぁ良いかデドバやろ。」
秘書「さっきからやってるんだよなぁ・・・」
提督「観察と虐待強いZOY!」
秘書「なら赤帯PT連れてこようか?(ニッコリ)」
提督「ヤメロォ!」
秘書「答えは聞いてません(ゲス顔)」
提督「お前ら人間じゃねぇ!(号泣)」
秘書「ほら早くオールキルしてホラホラ(煽り)」
提督「腹立つなぁ・・・」
コンコン
提督「ん?誰だ?」
ガチャ
青葉「どもー!」
提督「青葉か。」アオッテンジャネエコンニャロ
青葉「おや?司令官ゲームとかやるんですね!」
提督「趣味だしな。」アレ?コイツヨワクネ?
青葉「そう言えば戦艦が来るとか・・・」
提督「何時来るかわかんないんだよね・・・」オラサッキアオリヤガッテ
青葉「ねこさん教えてくれなかったんですか?」
提督「何か教えてくれなかった。」オラニゲンナ
青葉「何ででしょうかね?」
提督「わかったら困んない」オララスイチ!
青葉「私が聞く限りじゃ扶桑型らしいですけど?」
提督「扶桑型?」オッシャオールキルオールレインボー
青葉「不幸型とか言われてる戦艦です。」
提督「元帥・・・」
落ちこぼれを押し付けた感じか?・・・酷い話だな・・・
提督「・・・解体されないだけ良心的か?」カンギャクビリーヤリタイナー・・・ヤル?
青葉「どうでしょうかね~?」ピッグソダッテナイジャナイデスカー
提督「その扶桑型?の意見を聞いたのか、解体面倒臭がって押し付けたか・・・」サイユウセンハテンチョウトハグトハントレスデス。
青葉「意見は・・・聞かれなかったんじゃないですかね・・・」ピッグソダテマショ?
提督「・・・そう言うもんかな~・・・」バベチリテニハイッタラナ
青葉「分からないですけどね。」テンチョウサイユウセンニシテドウゾ
秘書「私が空気!」ガビーン!
提督「そうだ。町の人に挨拶してこよ。」イヤデス
青葉「いってらっしゃーい」
秘書「無視!?」
~町~
提督「どうも。ここの鎮守府に着任することになった提督です。」ペコリ
八百屋の店主「ようやくここにも提督さんが着任したか!よろしく頼むよ!」ハハハ
提督「はい。精一杯やらせていただきます。」
???「おじちゃん大根一本もらえる?」
八百屋の店主「あいよー!」
提督「・・・聞いたことある声・・・」チラッ
気のせいだと良いが・・・
叢雲「・・・」
提督「一通り挨拶終わったし・・・バレる前に帰ろ・・・」そーっ
叢雲「・・・」ガシッ!
提督「ヤメッヤメロォォォォォ!」
八百屋の店主「・・・彼氏さんかい?」ハイダイコン
叢雲「違うわ。知り合いよ」ハイダイキン
叢雲「・・・」ズルズル
提督「ヤメロー!シニタクナイ!シニタクナァイ!」
~数分後~
叢雲「久しぶりね。確か士官学校時代かしら?」
提督「・・・はい。」ションボリ
叢雲「・・・そして本題なんだけど・・・何で私を見て逃げたのかしら?」ピキピキ
提督「え~と~その~・・・」
叢雲
危険度★★
関わりやすさ★★★
備考典型的なツンデレキャラ。吹雪型の艦。以上!
叢雲「何かしら?」ピキピキ
提督「え~と偶然教官殿を見つけて・・・楽しそうに話してたので話しかけたら悪いかな~と思いまして・・・」
叢雲「ふぅーん・・・まぁ良いわ。」
許された・・・
提督「教官殿はどうしてここに?」
叢雲「私?私はこの町で孤児院を経営してるの。貴方は?」
提督「自分はこの町で提督をやることになりました。」
叢雲「そうなの?まぁ頑張りなさい。」
提督「はい。それでは」
叢雲「えぇ。じゃあね。」スタスタ
提督「・・・はぁぁぁぁぁぁ!疲れたぁぁぁぁぁ!」
叢雲教官が居るとは・・・凄い焦ったよ・・・ん?
???「姉様どうしましょう・・・地図をどこかで落としてしまったみたいです・・・」
???「・・・不幸だわ・・・」
提督「・・・」
嫌な予感しかしないし・・・スルー・・・
???「すみません。少しご相談したいことが」
駄目でした。しかもアジズ風に話しかけてきやがったよ。まだ名前わかってないからって好き勝手にやりすぎだろ・・・
提督「何ですか?」
???「このまちに作られた鎮守府を探していて・・・」
提督「・・・」
あれ?もしかして・・・
提督「間違ってたら申し訳無いのですが・・・着任することになった扶桑型の二人でしょうか?」
扶桑「はい貴方が提督ですか?私は扶桑型一番艦扶桑です。」
山城「扶桑型二番艦山城です。」
扶桑
扶桑型戦艦一番艦
危険度★★★★★
関わりやすさ★★
備考とことん扱いにくい。彼女に関して以下の注意事項を必読すること。
・出撃させないときでも日に浴びせること。(浴びせておかないと擬装を出したさいに骨折する危険性がある。)
・Twitter等をやっている場合投稿は全て即座に確認し、いいねを行うこと。
・構ってあげること。
・病弱のため病気などに気を付けること。
・ストレスになることをさせてはいけない。
以上を守れば伊勢型にも負けず劣らずの強さを誇っている。
山城
扶桑型戦艦二番艦
危険度★★★★
関わりやすさ★
備考姉思いの妹。姉の扶桑同様きちんと見守る必要あり(注意については扶桑のページを参照)
提督「はい。自分が提督です。」
扶桑「そうなんですか。」
提督「これから戻る予定なので案内しますよ。」
扶桑「ありがとうございます。」
~鎮守府~
提督「着きましたよ。」
・・・にしても・・・やはり不幸艦と呼ばれるだけはあるな・・・さっきだって盛大に転びかけたし・・・
吹雪「司令官さん!お帰りなさい!」
提督「おう。ただいま」
吹雪「司令官さん。後ろにいる二人は・・・」
扶桑「扶桑です。」
山城「山城です。」
吹雪「吹雪です!」
提督「早速だが案内してやってくれないか?」
吹雪「了解です!」
提督「・・・そう言えばあの図鑑誰が作ったんだ?」
便利だし結構助かってる・・・今度他のページも見てみるか・・・そうだ今度上司に聞くか・・・教えてくれるかもしれない。
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