朝潮「トリックオアトリート!」
ハロウィンmode朝潮
駆逐艦の練度は99です
朝潮「トリックオアトリート!、うーん、ちょっと違うかな、トリックオアトリート!」
「トリックオアトリート!」
「よし、こんなものね、ふふ、きっと司令官も喜んでくれるわ」
満潮「あの、朝潮姉さん?」
朝潮「くぁwせdrftgyふじこlp!」
「あの、あのあのあの、みみみ、満潮、なに、どうしたのこれはあのあのあのあの」
満潮「いいから落ち着いてよ、こっちがびっくりしたじゃない」
朝潮「み、満潮、ドアはノックしてから入りなさいっていつも言ってるでしょ」
満潮「いや、ノックしたから」
「中からなにか声がするから開けてみたら姉さんが『トリックオアトリート』って言いながら鏡の前で変なポーズとってるし」
朝潮「へ、変じゃないわよ、どんなポーズをしながら言うのが一番効果がありそうなのか確認していたの」
満潮「効果ってなんの効果よ?」
朝潮「もちろん司令官が一番こうふ、じゃなかったときめいてくれるポーズよ」
満潮「それで昨日の夜から部屋にこもって一日中鏡とにらめっこしてたの?」
朝潮「一日中じゃないわね、朝と昼はご飯一緒に食べたでしょ?」
満潮「そういうのは一日中っていうのよ」
「まあいいわ、司令官が姉さんのその格好を見たくて鎮守府内をうろついていて困ってるのよ、早く見せてらっしゃいな」
朝潮「し、司令官がこの私に早く会いたいだなんて… 今日はもう夜だしそのまま司令官とトリートしてしまっても別にかまわないわね?」
満潮「かまわないわねって最初からそのつもりだったんじゃないの?」
朝潮「さすが満潮ね、よくわかってるわ」
満潮「はぁ、ったく…、けどその格好確かに可愛いけどね」
朝潮「明日になったら貸せるけど」
満潮「いらないわよ、ハロウィンは今日じゃない」
朝潮「司令官は季節の格好が好きだから、過ぎると逆に素っ気なくなるけど」
「10月まで水着をだった霞は風邪ひかないかかなり心配されていたわ」
満潮「だからいらないって、私はおとなしく秋刀魚焼いてるわよ」
朝潮「来年は私も焼いてみたいわね」
満潮「やめておきなさい、本当に大変だったんだから」
朝潮「ふふ、確かにね」
「さて、そろそろ私は司令官に会ってくるけど満潮たちは先に寝ていていいからね?」
満潮「はいはい、わかってるわよ、司令官と好きなだけトリートしてらっしゃいな」
朝潮「その言い方、人に言われるとなんだかすごく恥ずかしいわ…」
満潮「自分で言ってたじゃない」
朝潮「それじゃあ満潮、行ってくるわ」
満潮「行ってらっしゃい」
バタン タタタッ
朝潮「司令官!、探しましたよ!」
「トリートアンドトリート!です!」
トリート!
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