不知火「陽炎お姉ちゃん」
陽炎型改二の三人
駆逐艦の練度は99です
陽炎 ブッフォ、ゲホッゲホッ
陽炎「え?不知火?あんた今なんて言ったの?」
不知火「聞こえませんでしたか?『陽炎お姉ちゃん』」
陽炎 ブフー
黒潮「あーははは、やっぱおもろい反応したなあ」
陽炎「黒潮ぉ、あんたの差し金ね?」
黒潮「堪忍してやあ、ちょっとふざけただけなんや」
陽炎「まったく、一体どういうつもりなの」
黒潮「いやほらなあ、ここの陽炎型って陽炎のことだーれも姉ちゃんとかって呼ばんやろ」
「だから試しに呼んでみたらどんな反応するのか気になってな」
陽炎「ふーん、それで一番反応がありそうな不知火をけしかけたってわけね」
黒潮「察しがええなあ、ま、思ってたよりも楽しい反応見せてもらったけどなあ」
陽炎「不知火、あんたもあんたで何協力してるのよ」
不知火「すみません、しかし不知火も陽炎がどういう反応をするのか興味があったので」
「なかなか面白い反応が見られて楽しかったです」
陽炎「あーもう、そもそもなんであんたたちは普段私のことを『姉』付けで呼ばないのよ」
不知火「なんでと言われましても」
黒潮「なんでやろなあ」
陽炎「私にネームシップの威厳がないって言いたいの?」
不知火「いいえ、陽炎は常日頃からネームシップたらんとしていますしそういう姿勢を不知火は尊敬していますが」
「それはそれ、これはこれと言いますか」
黒潮「うちも不知火の意見に全く同意や」
「ネームシップとしては尊敬しとるけど姉呼びはまた別の話や」
陽炎「うーん、納得できたような納得できないような微妙なところね…」
不知火「それでどうでした?」
陽炎「どうって何がよ?」
不知火「不知火に『お姉ちゃん』と呼ばれてどうでしたかと聞いているんです」
陽炎「!」
黒潮「確かにそこは聞いておきたいところやなあ」
不知火「陽炎、どうでしたか」
陽炎「そ、そんなこと聞いてどうするのよ…」
不知火「いえ陽炎がお気に召すようでしたら今後とも『お姉ちゃん』と呼ぼうと思いまして」
陽炎「ちょっ…」
黒潮「で、結局どうやったんや?ん?」
陽炎 ボソボソ
不知火「聞こえませんね」
黒潮「もっと大きな声で言うたって」
陽炎「う、嬉しかったわよ…」
「こういう形であれ初めて『お姉ちゃん』て言ってもらえて嬉しかった」
「本当はみんなからネームシップとして認められてないんじゃないかって思ってて」
「だから、だから…」
陽炎 グスグス
黒潮「あちゃー、これまた予想外の反応やなあ」
「ちょっとおもろい反応見たかっただけなんやけどなあ」
不知火 グスグス
黒潮「って不知火もなに泣いとんねん」
不知火「…気付かなかったとはいえ陽炎のことを傷付けていたのかと思ったら、その…」
黒潮「別に傷付けてはないやろ」
「まあでも改二になれたんもつい最近やしそういう話も今まで全然してこんかったからそこはうちらの責任でもあるかもしれんな」
陽炎 グスグス
不知火 グスグス
黒潮「ほら二人ともいつまでも泣いとらんとシャキッとしてやあ」
「これからも頼れるネームシップとしてよろしく頼むな陽炎『お姉ちゃん』」
陽炎「黒潮ぉ」
黒潮「はいはい」
陽炎「あんたは『お姉ちゃん』て呼ばなくていいわ」
黒潮「こらまた手厳しいなあ」
陽炎お姉ちゃん
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改二になれないとネームシップの威厳が無いみたいな話見てて
いつも思うのは結局戦果や性能しか見てないんかね?って事。
改のままの艦娘見下ろしてるようにしか見えん