巻雲「秋雲~、まだ原稿描いてるの?」
イベント前の静けさ
駆逐艦の練度は99です
巻雲「もー、いい加減にしなよー、そろそろイベント始まるよ?」
秋雲「ちょっと巻雲、邪魔しないでくれる?今秋雲さん超スーパー修羅場modeで大変だから」
巻雲「大変て言うわりにはクリスマスしっかり楽しんでたよね?七面鳥美味しそうに食べてたし」
秋雲「あ、あれはほら、息抜きだよ息抜き。適度に息抜きしないと進むものも進まないっていうかさー」
巻雲「風雲からあれだけ言われてたのにどうしてそんなに計画性がないかな」
秋雲「い、いいじゃん別に。だいたいなんで巻雲が私の原稿の進み具合をどうこう言ってくるんだよ」
巻雲「?なんでってそれは秋雲もイベントに出るからに決まってるでしょ?」
秋雲「?出るってそんなの前々から決めてたんだから当然出るよ。だからこうして原稿を片付けようとしてるじゃん」
巻雲「あれ?前々からっていつから?」
秋雲「前回のが終わってすぐだけど」
巻雲(前回って欧州作戦が終わってすぐってこと?そんなやる気があったのになんで今漫画描いてるんだろう)
巻雲「秋雲さー、そんな前から決めてたんだったらなんで今漫画描いてるの?他にもやるべきことがあると思うんだー」
秋雲「そっちの方はなんとでもなるから大丈夫」
秋雲(サークルスペース用のもろもろは使い回せるし風雲もなんだかんだで手伝ってくれるしあんまやることないんだよね)
秋雲「そういえばさっき『秋雲も』って聞こえたんだけどもしかして他にも誰か出るの?」
巻雲「?誰かって言われても、うーん、あえて言うなら司令官様かなぁ」
秋雲「え”、提督も?」
巻雲「当たり前だよう、毎回出てるじゃない」
秋雲(え、え、ちょ、ちょっと待って、提督が来てたって、それも毎回、マジで?全然知らなかった…)
秋雲「あのー巻雲さん、つかぬことを伺いますが提督は何日目から参加してらっしゃいますか?」
巻雲「何日目?うーん、だいたい一日目からが多いよねぇ、ていうか秋雲はなんで知らないの?」
秋雲「いやー聞いてみただけだけど…」
秋雲(提督ーっ!一日目からって全参かよーっ!私サークル参加してるの知ってるのになんで言ってくれないかなあ)
巻雲「さっき今夜は待機するって言ってたよ」
秋雲(待機って徹夜?しかも当日まで全然日があるし非常識すぎるでしょ)
秋雲「あのー、徹夜はあんまりよくないと思うんだけど…」
巻雲「徹夜にはならないと思うけど早く出すぎるのも確かによくないかもねー」
「司令官様に今日はもう休んで明日からにするように言ってこようっと」
「じゃあねー秋雲ー、漫画もほどほどにねー」バタン
秋雲「いやいや明日からでも十分迷惑なんだけど」
「それにしても提督がねー、今度会ったらなんか色々話したいねー」
「ん?明日から?うん?イベント?あれ今日って何日だっけ?」
「…………」
「ああああああああああああ」
「イベントって作戦のことじゃん!はあ、明日から?さっき巻雲なんつってた?」
『巻雲「?なんでってそれは秋雲もイベントに出るからに決まってるでしょ?」』
「原稿終わってないよおおおおおおお」
年末は忙しいんですよね
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