大潮「霞ちゃんの水着を着ると司令官とセックスできるって本当ですか？」

　　ﾌﾞﾌｫ

　霞「は？え？」

大潮「だから霞ちゃんの水着を着ると司令官とセックスできるかって聞いてるんですよ！」

　霞「ちょっと待って、それ朝潮から聞いたの？荒潮じゃなくて？」

大潮「霞ちゃんいけませんよ、お姉ちゃんたちにはちゃんと『おねえちゃん』てつけないと」

　霞「いや、だから今はそういう話をしてるんじゃ…」

大潮「か・す・み・ちゃん？」

　霞「…はぁ、それで大潮おねえちゃんは朝潮おねえちゃんから聞いたの？」

大潮「そうですよ、なんかアゲアゲな感じで話してくれました」

　　「話してくれたというか勝手に話し始めました」

　　「司令官もいつもよりアゲアゲだったそうで随分と楽しそうに話してました」

　霞「アゲアゲってあのね」

大潮「霞ちゃんの時もそうだったんですか？」

　霞「え？いや、あの、その…」

大潮「なるほどー、アゲアゲ（意味深）だったみたいですね」

　霞「なんで私の時は（意味深）をつけるのよ…」

　　「大潮おねえちゃんも水着貸してほしいの？」

大潮「そうですねえ、霞ちゃんの話を聞くまでは半信半疑だったんですけど」

　　「そうとわかればがぜん着てみたくなりましたね」

　霞「朝潮おねえちゃんの話だけじゃ不十分だっていうの？」

大潮「うーん、朝潮ちゃんは司令官のことになるとちょっと熱が入りすぎるきらいがあるので」

　　「霞ちゃんはまだそのあたり自分を客観的に見ていますからね」

　　「単にそういうものなだけっていう話ですよ」

　霞「まあいいわ、それで結局水着はどうするの？着るの？着ないの？」

大潮「もちろん着ますよ！大潮だってアゲアゲな司令官は楽しみですから！」

　霞「わかったわ、今日洗って干しておくからあとは好きにしなさいな」

大潮「それにしても霞ちゃんも随分とものわかりがよく、いや従順に、えっと、素直になったものですね」

　霞「全部漏れてるじゃない…」

大潮「けっこう前から司令官にも優しくできるようになりましたしこれでも内心ほっとしているんですよ」

　霞「別に優しくなんかしていないわよ」

　　「それに私はもともと優しいわよ」

大潮「知っていますよ」

　　「霞ちゃんがとっても優しいってこと」