番外編 『ポッキーの日』
これは外伝なので...ストーリーと全く関係無いです!!言えば提督が職員の皆の思い出を描いた物語で、とてもほのぼのとしておりますので...ゆっくりと読んで頂ければ幸いです。
お久しぶりです!私のこと⋯覚えていますか?いや〜リアルが忙してね⋯全然出来なくて困るんだよ!そんな時⋯ポッキーの日の時です!たまには息抜きしたいと思い描きましたので、どうぞゆっくりと⋯。
注意!誤字や文字が抜けているところがあります。そういう時は⋯温かい目で見てくれれば幸いです
どうもこんにちは!!2年ぐらいに他界した作者です!!
一応おまけは修正しなくていいかな〜って思ったんだけど、私の性格上、キチンとしないと嫌だったので修正を行いましたが、あまりにも修正する箇所が少な過ぎて...只今自分の作品を読んでいる感じでした。(そのお陰で誤字を見つけられたので幸いでした)
では私は次の話を作りますので、暇の時に読んで頂ければ幸いです!!
2020/05/25 04:28:14
ポッキーの日って言いながら2日過ぎて⋯何がポッキーの日じゃ!それでも私はこれを出す!2日遅れでも⋯俺の心はポッキーの日なんだよぉぉ
後⋯もう1つの物語は⋯ちゃんと書いてあるのでご安心よ。もうそろできるのでお待ちを⋯
なう(2018/11/17 01:36:44)抜けた文字と誤字を少し直しました。
そういえば言い忘れたことがありました!実は没作がありまして、余りにも酷く...投稿しないと思ったんですが、少し修正して...出したと思います!
それだけです!!
2020/05/25 04:30:08
《職場の寮》
竹筒「zzz」
雪が降っている中⋯布団に包まり睡眠していた。だが⋯この幸せの時間はすぐに終わる。それは⋯
下竹「おい竹筒起きろよ〜。雪だぞ」ユサユサ
こいつ(下竹)はいつも通りに起こしてくる。毎朝毎朝⋯耳がギンギンして⋯鼓膜が破れる感触を何回味わったことか⋯
竹筒「雪がどうした。ガキじゃあるまいし⋯」
下竹「雪だよ。白くてフカフカで寒くて最高な雪だよ」
竹筒「ハイハイ⋯1人で興奮してろ。俺は寝る」バサ
再び布団を掛けようとするが⋯。
下竹「ずっと寝てるのも体に毒なんだぞ!この寝坊助」バサ
下竹は⋯布団を無理あり剥がして、部屋の隅に投げる!
竹筒「何するんだよ!俺は雪が嫌いなの!寒いし、動きたくないし」
下竹「確かに寒いね。だけど動きたくないはニートと一緒だろ」
竹筒「あんな無能ニートと一緒にされるのは困るね」
下竹「とにかく、服に着替えて⋯遊ぶぞーーーーー」
下竹の声が寮に響き⋯工員1に「静かにしろ」って怒られた。
竹筒「仕方ないな⋯遊んでやるから外で待ってろ⋯」
下竹「遊んでくれるのか⋯よし!まずフリスクとボールにそれからそれから⋯」
下竹が何を持っていこうと呟いていたが⋯それを聞いて止めに入る。
竹筒「お前⋯雪降ってる中⋯なんの遊びをしようとしてるんだ?」
下竹「え?普通に外で遊ぶ道具だけど」
そうだった⋯こいつはただの体力馬鹿だったよ。
竹筒「うん!普通の遊びじゃないね。だから却下で⋯」
そう言った瞬間⋯下竹の顔が絶望な顔を浮かべながら⋯ガクッと膝を落とす。
下竹「どうして却下なんだよぉぉ」
竹筒「どうして何も⋯普通の人間だったら倒れるぞ!」
下竹「父さんが⋯これが冬の遊びだって⋯教えてくれたんだもん」
竹筒「お前の親父さんは⋯何者なんだよ⋯」
下竹「お父さんはただの筋肉馬鹿さぁ」
いや⋯お前は体力馬鹿だろ。下竹の家族は特殊な生き物なのか!もしかして⋯グラッ○ラーの一人か!
下竹「だったら何して遊ぶんだよ!」
竹筒「いや⋯普通に雪合戦とか鎌倉とか雪だるま作りとかだろ!」
下竹「そんな手があったか!流石竹筒!頭良いね」
いや⋯お前の頭が馬鹿なだけだよ。敢えて言わないでおこう。
竹筒「取り敢えず、着替えるから⋯下竹も着替えてこいよ!」
下竹「了解!」
下竹は⋯俺の部屋から出ていき⋯自分の部屋に戻ったことを確信して溜息を吐いた。
《広場西》
空は曇り⋯白い粉がポロポロと落ちていく⋯それを手に乗せると⋯消えていく。そう⋯これは雪なのだから⋯。
竹筒「降ってるな⋯こんなに積もるなんて天気予報では言ってなかったぞ」
下竹「天気予報のお姉さんがブサイクだから⋯ハズレたんじゃないのに?」
下竹は⋯何気にディスっててビックリ⋯ブサイクだからとか関係ないと思うけどな⋯
下竹「よし!雪合戦やろうぜ!」
竹筒「始まりが雪合戦か⋯てっきり雪だるま作ろうとかないのか⋯」
下竹「俺には無い!争うことが一番なのだから!」
竹筒「だったら深海棲艦でも沈めてくれば⋯」
下竹「それは⋯無理」
竹筒「お前なら出来る!」
下竹「マジで無理だから!深海棲艦に挑んだら体バラバラになるもん」
竹筒「それでも⋯行けるだろ団長!」
下竹「⋯⋯止まるんじゃ⋯ねぇーぞ」キボウノ〜
竹筒「よし死んだから帰るか⋯はぁ〜疲れた」
寮に向かっていると後ろから声が聞こえた。まるでさっき死んだ奴の声が⋯
下竹「おい!勝手に殺すなよ!」
竹筒「生きていたか⋯そのままに寝ていれば、雪に埋もれて、幸せに死ねたのに⋯」
下竹「なんか酷くない!俺⋯もしかして今日死ぬの!」
竹筒「あぁ⋯君は死ぬ!」
下竹「ノォォォォォ」
俺の言葉を聞いて声を上げる下竹⋯それは外の人達に注目を浴びていた。
子供A「なに⋯あのにいさん⋯」
母A「見ちゃいけません!」
子供B「ねぇねぇお父さん⋯あれが父さんが言っていた狂った人?」
父「う⋯うん」
女子高生A「何あれ、ちょwwwー気持ち悪いんですけど〜」
男子高生A「俺もあんなふうになりてぇぇー」
彼女「えぇ⋯(ドン引き)」
男子高生B「絶対合格してやるぞぉぉぉ」
子供C「良い声じゃねーか!」イケボ
母B「!?」
女子高生B「うるさい⋯早く○ねばいいのに」メモ帳カキカキ
時雨「僕もあんな人になりたくないかな?」
夕立「あれはただのキチガイっぽい」
下竹「なんか外の人達⋯俺に冷たくね!?」
竹筒「そりゃ⋯そうだろ。外で叫ぶ奴なんてお前しか居ないだろ⋯」
下竹「そんな⋯やっぱり俺は生きている意味なんて」
竹筒「そんなこと言うなよ⋯お前は最高の馬鹿だ⋯それがお前の取り柄だろ」
ガッカリする下竹をなんとかフォローをしたが⋯。
下竹「竹筒⋯それ⋯俺を馬鹿にしてるのかぁぁぁぁ」
竹筒「フォローした上げた人にその口を聞くのか!もうフォローして上げないぞ!」
下竹「お前のフォローは⋯馬鹿にするか⋯ディスってるだけだろ!」
竹筒「ほう⋯だったら雪合戦で勝負だな!それでどっちが正しいのか分かる筈だ」
下竹「良いぜ!俺に勝負を挑んだこと後悔してやるぜ!」
竹筒「ルールは簡単!雪を投げて、3回当てれば勝ち⋯これでいいな」
下竹「おう⋯お前なんか一瞬で終わらせてやるよ」
竹筒「そうだ⋯もう1つ言い忘れた事があったわ」
下竹「なんだ?」
竹筒「買った人は、お金を貰う。負けた人は罰ゲーム。これで良いな」
下竹「お金が掛かってるのか!やる気がぁぁぁぁー出てきたぁぁぁぁ」
竹筒「よし始めるぞ!下竹の位置はあっちの雪が多い方な。俺はこの中心でいいや⋯」
下竹「いいのか!俺が勝つぞ。あんな雪が多い場所に俺を行かせるなんて、竹筒も落ちたな」
勝ち誇ったそうにこちらを見てくるが⋯別に腹が立つことは無かった。むしろ⋯笑ってしまいそうだった。
ーーーー10分後ーー
竹筒「準備はできたか?」
下竹「あぁ⋯」
ドルルゥゥ!
竹筒vs下竹
下竹「なんだこの効果音は⋯」
竹筒「いや〜対戦するって言ったらこれでしょ!」
下竹「いやいや⋯そんな熱いバトルの繰り返さないし、これじゃ対戦ゲーム見たいじゃないか」
竹筒「それが良い!よし行くぞ」
下竹「良いぜ!いつでもこいや」
竹筒「ほらよ⋯」ヒュン
雪を手に乗せてギュッと力強く握り竹筒に投げるが⋯下竹の頭に当たらなかった⋯。
下竹「危な!もう少しズレてたら頭に当たってた」
竹筒「後少しか⋯もう少し調整を合わせて⋯ここだ!」
同時に雪玉を二個投げて下竹に向かう。上の雪玉は上に、もう1つの雪玉は下に⋯投げた。
下竹「同時に二つ投げるとは、だが遅く見えるぜ。当たらなければ問題ないならキャッチすれば⋯」
下竹は上の雪玉をキャッチをしたが⋯驚いたことに下の雪玉が下竹の大事な⋯玉が⋯⋯当たった。
下竹「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!俺の!俺の玉さんが!」
悶絶する下竹を見て苦笑い⋯正直言うと狙った。上に投げる雪玉はフェイクで⋯下が本心だが⋯まさか違う玉に当たるとは、足を狙った筈なんだけどな⋯すまんよ下竹⋯。
下竹「こ⋯こ⋯このやろう!絶対に許せねぇ!」
下竹は⋯一生懸命に雪を手に乗せるが空気と共にサラサラと消えていく。
下竹「どうして!できないんだよ!⋯⋯まさか⋯竹筒。お前!」
竹筒「いや〜まんまと引っかかるなんて⋯やっぱり体力馬鹿なんだな〜そこは⋯俺と同じで雪が積もった場所だよ。だけど⋯そこは誰も踏み入れていない場所だけどね」
下竹「⋯⋯!?」
竹筒「察したか⋯今俺がいる場所⋯ここは俺とお前が居た位置だよな。初めは、柔らかくて沈んだよな。だけどしばらくすると沈まなくなった。言いたいこと分かるよね」
下竹「⋯⋯⋯」
竹筒「俺が踏んでいる雪は雪玉になりやすいってことだよ!汚いけど、勝てば問題ないんだよ!」
下竹「いやぁぁぁぁぁ!」
竹筒「走っても無駄だ!念の為に作り置きした雪玉100個を喰らえって負けろ!」
力強く!殺意を込めて⋯下竹に投げる!が⋯予想外なことが起きのであった⋯。
下竹「後2回⋯当たってたまるかぁぁぁぁ」
《広場北》
???「寒い⋯やっぱり帰りたい」
???「そんなの良くないぜ。山風の姉貴」
山風「やっぱり⋯⋯江風⋯うるさい⋯」
江風「えぇ!それだけで⋯うるさいって⋯私でも傷付くな⋯」
山風「やっぱり⋯⋯帰る⋯」
江風「山風の姉貴ちょっと待って⋯これを見ろ!デカい雪だるまだぞ〜」ニッヒッヒ
その雪だるまのデカさは⋯一つ分の家のデカさだった⋯。
山風「うわ〜凄く⋯⋯でかい⋯こんなでかい雪だるま⋯初めて見た」
江風「そうだろそうだろ!来てよかっただろ!」
山風「うん⋯」
2人が楽しくやっているとき⋯奴がきた⋯⋯。
下竹「いやぁぁぁぁぁ」
下竹の周りにビュンビュン飛ぶ雪玉⋯それを見た⋯山風と江風は口が何故か空いていた⋯。
竹筒「チッ⋯残り49個⋯あと奴を1個当てれば!貴様のGameOVERだ」ビュン
下竹「くっそ!反撃できれば⋯⋯ん?なんだこのデカい雪だるまは⋯⋯これを奴に当てれば!」
そう言いながら、下竹は⋯巨大な雪だるまを持ち上げて竹筒に投げようと構える。
山風「え⋯あの⋯」
江風「そこの男!早くそれを(雪だるま)下ろせ!その雪だるまは⋯山風の姉貴の為に作った物なんだ。」
だが⋯下竹は、竹筒を倒すことに頭が一杯のせいか⋯周りの声は聞こえなかった。
下竹「喰らえぇぇぇぇ」ビュン
竹筒「おいおい!マジかよ。こんなの喰らったら絶対に死n⋯⋯」
巨大な雪だるまは⋯巨大な雪玉に変わり竹筒を襲った。
下竹「ハッハッハ!ざまぁみろ」
山風「雪だるまが⋯⋯⋯」ポロポロ
江風「テメェ!下ろせって言ったよな!なのにお前は!」
下竹は⋯謎の少女に襟首を掴まれて、混乱していた。そこで、さっき投げた雪だるまを思い出す。そこで、もう一人の涙で思い出す⋯
下竹「もしかして⋯君達の雪だるまだったのか⋯」
江風「あぁ!そうだよ。お前が投げた雪だるまなんだよ⋯責任取ってくれるんだよな」
山風「⋯⋯⋯やっぱり来なきゃ良かった」グスングスン
江風「山風の姉貴が悪くねーよ。こいつが悪いだよ。こんな奴の為に深海棲艦と戦っているとなると腹が立つ⋯」
下竹「⋯⋯⋯」
言いずらかった⋯山風って子を泣かしてしまった⋯。俺のロリコン愛が崩れようとしている!助けなくては、だがもう1人の子は⋯さっき深海棲艦って言っていたな。もしかして⋯江風か
下竹「だったらもう1回作ろう」
江風「なんだと⋯あれは3時間掛けて作った雪だるまだぞ!それが簡単にもう1回なんて⋯」
下竹「一人で⋯だろ。だったら二人で合わせてやればもっと早くなるはずだよ」
江風に持ち上げられながら江風の目を見つめる⋯。すると江風の腕の力が弱くなり、だんだんと下に下ろしていく⋯
江風「本当だな!だったら協力しろよ人間⋯」
下竹「分かったぜ⋯江風!だけど⋯俺の事は下竹って呼んでくれよ。人間って言われると調子が来なくてな⋯」
江風「分かった⋯⋯ん?なんで、私の名前を知ってるんだ?」
下竹「さて⋯始めるぞ。俺は体の方を作るから江風は⋯頭を頼む」
江風「私の質問を流されたのは気になるが⋯⋯分かったぜ。頭だな⋯」
下竹「よしやるか⋯」
始めようとすると⋯袖を弱く引っ張ってきた。なんだと思い⋯後ろを見ると、山風が上目づかいでこちら覗いてくるんじゃありませんか!
山風「私も⋯⋯手伝う⋯⋯」
下竹「どうして手伝ってくれるの?」
山風「だって⋯下竹⋯⋯パパに似てるから⋯」
下竹「パ⋯!」
パパだとぉぉぉぉぉぉぉぉ!これは⋯違う意味でヤバい⋯心臓の鼓動が痛い!駄目だ抑えるんだ俺!こんな小さい子をこんなやらしいことを考えるな正常心だ。
山風「⋯⋯⋯どうしたの?体は⋯大丈夫?⋯パパ⋯⋯」
心配されるなんて⋯なんて⋯幸せ過ぎるだろぉぉぉぉぉぉぉぉ!
下竹「だ⋯大丈夫だよ。少しだけ脳内が暴れてるだけだから」
山風「え⋯⋯それ⋯本当に大丈夫⋯」
父さん⋯お母さん⋯俺⋯先に行くかもしれないです。なので、俺が居なくても、幸せに暮らしてください。
ps⋯俺は幸せを手に入れました。
《広場西》
その頃⋯竹筒は⋯。
少女「きゃー!デカい雪玉が転がっているわ」
犬「ワン!ワン!」
男「うわぁぁぁぁぁ」
女「あんなの生まれて初めて見たわ」
女子高生「マジ!ウケる!」パシャ
男の子「え〜ん⋯お母さん」
母「危ない!」
電「凄いのです⋯」
暁「本当にデカいわ〜」
雷「見てる場合じゃないでしょ!」
響「そうだね⋯あれを止めないと⋯」
その雪玉は⋯転がるほどデカくなり⋯本部に突っ込もうとしていた。そこに足が動けない人が焦っていた
爺「足が動かない!こんな時に⋯」
老婆「なにやってんだい⋯ほら背中に⋯」
爺「わしを置いて逃げるんじゃ⋯このままじゃ⋯二人まとめて死んでしまう」
老婆「そんなの無理じゃよ⋯」
爺「無理じゃない!もしもワシらが死んだら、誰が孫の面倒を見るんじゃ!」
老婆「⋯⋯ごめんよ」
爺の言葉を聞いて老婆は⋯雪玉の軌道をズレたところに向かうとした⋯瞬間⋯腰が悪いのか、体制が崩れた。
老婆「すまん⋯爺よ⋯ワシもここまでのようじゃ⋯」
爺「くっそ⋯足⋯動け動け⋯昔なら動けたのに⋯動けぇぇぇ」
その瞬間だった⋯爺と老婆の前に少女が二人立っていた⋯それは⋯自分より若くて、強い感じがした⋯。
時雨「行けるかい?夕立」
夕立「いつでも⋯行けるっぽい!」
爺「何やっとる。早くにげろ⋯⋯」
時雨「大丈夫だよ。僕が守って見せるからね⋯」
夕立「ぽいぽいにしてやるっぽい」
時雨「夕立が時に変な事を言う時があるから反応に困るけど⋯行くよ!」
時雨&夕立「せーの(ぽい)」
その瞬間⋯巨大な雪だるまは⋯空気と共に、消えていった⋯。
爺「ありがとう⋯」ポロポロ
老婆「ありがとうございます。お陰で孫の顔が見れます⋯」
時雨「僕は当たり前のことをしただけだよ」
夕立「お腹空いたっぽい!」
時雨「ハイハイ⋯いま行くよ」
そう言いながら、二人の少女は去っていった。
爺「あの子達に感謝だな老婆よ⋯」
老婆「そうじゃな⋯」
爺&老婆「ありがとう⋯二人の少女」
ーーーーーー
夕立「ご飯〜♪ご飯っぽい」
時雨「夕立は元気だね⋯」フフ
夕立「私は元気が取り柄っぽい!よし走るっぽい!」
時雨「本当に元気だね。その元気⋯世界中に分けて欲しいもんだね」
夕立「早く〜置いていくっぽいよ〜走るのも得意っぽい!⋯⋯⋯あ」ゴロン
時雨「全く⋯元気もいいけど⋯転ぶまで元気アピールは辞めてよね」
夕立「違うっぽい!何かが足に引っかかって、転んだっぽい」
時雨「何かが引っかかるなんて、ここは雪の広場だし⋯そんなものは⋯無いと思うけど⋯」
夕立「確か⋯ここで⋯引っかかって⋯これだっぽい」
時雨「どれどれ⋯⋯え!」
夕立「ぽい!これって人間っぽい」
二人が見た人間は⋯笑顔で、倒れており⋯両手は胸に置いたまま、安らか?に眠っているようだった⋯。
時雨「取り敢えず、死体は片付けた方がいいよね」
夕立「早く片ずけるっぽい」
時雨「でも、死体を触るなんて⋯気持ち悪いな⋯」
夕立「我慢するしかないっぽい」
時雨は、倒れている人の腕を掴み⋯雪から引き摺り出そうとした時⋯違和感があった。
時雨「⋯ん?この人⋯まだ温かい」
死んでいる筈の人から温度が感じた⋯それは⋯まるで生きているように⋯
夕立「きっと死んで間もなかったっぽい。もう少し早く雪玉を壊せば、この人も死なずにすんだ筈だったっぽい」
時雨「そうでね⋯ごめんよ助けて上げられなくて⋯」
時雨が⋯そう言った時だった。死んだ筈の人間が⋯手の指をピクリとも動き。それを見た時雨は⋯思わず離してしまい⋯
竹筒「痛い!」
頭が地面に叩きつけられた⋯。
竹筒「何しやがる!死ぬかと思ったぞ!」
二人に怒り⋯声を上げるが⋯。
時雨「死体が喋った!本当に実在したなんて」
夕立「ゾンビっぽい!早く○すっぽい」
竹筒「え⋯○すだと!俺⋯死ぬの!」
夕立は⋯雪玉をこちらに投げようとしている⋯。
竹筒「ちょっと待て!俺はちゃんと生きてるから!血とか流れてるし⋯心臓も動いてるからね」
時雨「そういえば、君の腕⋯とても温かかったのは⋯生きているから?」
竹筒「当たり前だよ!人を勝手に殺すな」
少女と話し、なんとか分かってくれたようだ⋯。よしあの子もきっと勘違いしていると思うから教えれ上げないとな⋯。
竹筒「お〜い⋯実は⋯俺!生きt⋯」
何かが、頭に当たり⋯体制が崩れ、真っ白な雪の地面に倒れる。
夕立「ゾンビを倒したっぽい!ゾンビはヘッドショットすれば、死ぬって本当だったっぽい!」
時雨「⋯⋯」
無邪気に喜ぶ夕立を見て⋯時雨は無言で夕立を見ていた。
時雨「夕立⋯実はあの人。本当に生きている見たいなんだ」
夕立「そうだったっぽい!だったら夕立⋯悪いことしちゃったっぽい」
倒れている竹筒を見て謝る夕立⋯それが反応したのか⋯再び立ち上がろうとする。
竹筒「今日は本当に不幸しかない⋯⋯不幸だらけだよ!」
《どこかの鎮守府》
山城「誰かが⋯私と同じ不幸を味わっている感じがするわ」
山城「一体誰かしら?もしもあったら分かり合えるような⋯」
扶桑「何やってるの山城?提督に所に行くわよ」
山城「は〜い姉様」
山城(少し気になるけど⋯姉様との時間が大丈夫だわぁぁ)フフフ
扶桑「⋯⋯?」
《広場西》
夕立「本当にごめんなさいっぽい」
時雨「すいません!夕立が変なことをしてしまって⋯」
その二人は⋯そう言いながら、こちらに首をを下げ⋯謝ってくる⋯。だが俺は⋯。
竹筒「気にするな。こんなことになったのは《下竹》って言う奴が全部悪いんだよ!」
夕立「下竹って誰っぽい?下から竹でも生えてるっぽい?」
竹筒「うん⋯だいだい合ってる⋯」
下竹(合ってねーよ!誰が下から竹生えてるだ!適当に言うんじゃねーぞ!)
竹筒(こいつ直接脳内に!)
時雨「どうしたの!君⋯頭を抑えて⋯やっぱり⋯夕立が頭に当てたから⋯」
時雨は⋯凄く心配してくれている。こんな優しい少女が艦娘なんて⋯だけど、なんで俺は⋯この子達の名前が分かるんだろ?まぁ⋯考えても無駄か。
竹筒「大丈夫だ⋯少し脳内に変な声が聞こえただけだから」
時雨「え!それ⋯本当に大丈夫?」
竹筒「だ⋯大丈夫だ⋯問題ない」震え声
時雨「ならいいけど⋯でも、なんで君⋯雪に埋もれてたの?」
夕立「夕立も凄く気になるっぽい」
竹筒「それがよ⋯かくかくしかじかで」
時雨「なるほどね⋯それで⋯君は雪に埋もれたと⋯」
夕立「まさか巨大な雪玉の中に居るなんて、知らなかったっぽい」
竹筒「だろうな⋯。だが⋯君達のお陰で助かった。これで下竹に復讐出来るよ!」
そう言いながら、夕立の頭を撫でてしまった。
夕立「ぽい?」ナデナデ
無意識なのか⋯手が勝手に動き夕立の頭を撫でてしまう失態。これは憲兵に捕まって⋯牢屋送りに⋯⋯
夕立「ぽいぽい!」
夕立のご機嫌の反応を見て⋯驚いた!普通は、知らないおじさんが少女の頭を撫でて、憲兵に捕まり、処刑されてもおかしくないと思ったが、まさか予想外の反応されると、なんか困る⋯。しかも時雨は⋯少し驚いた顔をしてたし⋯。
竹筒「なぁ⋯夕立。知らない奴に頭を撫でられて、気持ち悪くないか?」
夕立「う〜ん。貴方は、提督さんと似てるから、気持ち悪くないっぽい!逆に嬉しいっぽい」
この子達の提督に似てるって⋯提督はどんな性格をしてるんだ。
時雨「確かにね⋯君は⋯《前の提督》に似てるかもね」
《前の提督》に似てるのか。前ってことは⋯軍を辞めた?それとも死んだ?取り敢えず、聞かない方が良いだろう。
竹筒「さて⋯下竹を○すと⋯するか!」
夕立「夕立も面白そうだから⋯ついて行くっぽい」
時雨「君に興味が湧いてきたよ。だから⋯僕の君について行くよ」
竹筒「興味って⋯俺はただ下竹をボコボコにするだけなんだけどね。でも⋯まさか下竹にも⋯あんな奥の手があるとは、巨大な雪だるまを投げやがって!」
その言葉を聞いた瞬間⋯時雨と夕立の表情が変わっていった⋯。
時雨「巨大な雪だるまかい?どこかで聞いた言葉だね」
夕立「確かに⋯どこかで聞いたことがあるっぽい」
時雨と夕立は⋯何かを思い出そうと⋯頭をフル回転させ、答えを見つけようとしていた。俺は⋯何がなんだか⋯わからないが、取り敢えず⋯空気呼んで考えるフリをする。
夕立「やっぱり分からないっぽい。きっとお腹が空いて、集中できないみたいっぽい」
夕立は⋯あっさり諦めて⋯食べることを考えている中⋯時雨は、まだ考えていた⋯。すると時雨が急に質問してきた。
時雨「ねぇ君⋯その下竹って言う人の他に後二人居なかったかい?」
竹筒「そういえば⋯」
時雨の質問を聞き⋯巨大な雪だるまに当たる前を浮かべて見ると、下竹が雪だるまを投げようとした時に、誰かが止めに入っていたのが分かった。
竹筒「あぁ⋯居たな。でもそれって関係あるのか?」
時雨は⋯「やっぱりかぁ」って声を漏らし⋯手を自分の顔に押し付ける時雨⋯まるで呆れた見たいな感じがした⋯。
時雨「君が言った通りになると⋯きっと江風と山風だね」
夕立「江風と山風もここに遊びに来てるっぽい?だったら一緒に遊ぶっぽい」
時雨「遊ぶのはいいけど⋯江風には、また注意しないとね⋯あれだけ注意してあげたのに」
竹筒「ちなみにその江風と山風は⋯どんな関係で⋯」
時雨「困った妹達だよ。特に江風。あの子は、本当に世話が焼けるよ!全く」
時雨は⋯また溜息をついて⋯説明してくれたな。姉妹って大変なんだな。俺も⋯もし弟が居たらこんな感じなのかな?だが⋯そんなことより、下竹に殺られた分をやり返す倍返しにしてやる!
竹筒「さて⋯下竹の所に向かうぞ!」
時雨「うん⋯僕は⋯江風に説教しないとね」
夕立「沢山遊ぶっぽい!」
三人の目的はバラバラでも⋯向かう場所は同じだった⋯。
《広場北》
下竹「出来て来たな!このまま行けば2時間で終わるな」
山風「パパ⋯⋯あり⋯がとう」
下竹「別に褒められることなんてしてないよ⋯そもそも俺が⋯悪いんだから⋯責任を取らしてくれ」
また⋯パパって!それを呼ばれて何回死にかけたことか⋯だが⋯この子達の為に力尽きる訳にはいかないんだ!
下竹「よし!もう一息だ!頑張るぞ!山風」
山風「⋯う⋯うん!」
巨大な玉を転がし⋯形を整えて行く⋯。
下竹「もう少し⋯右に転がそう」
山風「わ⋯⋯⋯分かった⋯」
下竹の言うとうりに山風は⋯下竹と共に右に曲げる。
下竹「よし綺麗な丸ができたな⋯後は頭をだけだ!江風は⋯どうかな」
江風「私を呼んだか!」
下竹「うぉぉぉぉ!ビックリした」
江風「なんだよ⋯お化けを見たって感じのアクションは!」
下竹「そりゃ⋯ビックリするだろ!後ろに振り返ったら、江風が居るんだもん。」
江風「それは⋯悪かったって⋯でもこれを見ろよ」
江風は⋯そう言いながら、下竹に⋯頭の部分だと思う雪玉を持ってきた。
下竹「もしかして完成したのか!」
江風「あぁ!頭を作るなんて1時間あれば充分だぜ。それよりも、下竹の方も完成してるんじゃないか?」
下竹「うん⋯丁度出来たからな」
山風「出来た⋯⋯」
下竹の反応を見て、山風も一緒に言ってくれた。正直可愛い。だが問題は、どうやって、頭を付けるからだ⋯。
下竹「どうやって頭を付けるんだ?」
そこだけが、疑問を抱いた。投げるにも、リスクがデカいし⋯ハシゴを使うとなると⋯バランスが必要になる。考えるんだ⋯。
江風「そんなの簡単だろ。」
下竹「簡単って⋯分かってるのか?もしも失敗したら⋯全てがパーに」
江風「この江風に信じろって下竹⋯」
江風が⋯俺の名前を言って信じろって言ってくれた⋯。だから俺は⋯江風を信じて見ることにしたよ。
下竹「分かった⋯成功は1回のみ⋯次は無いと思え」
江風「あぁ⋯的確に、集中して⋯」
山風「頑張って⋯江風⋯⋯⋯」
江風「任せろって!山風の姉貴!絶対に成功してみせるよ!」
江風は⋯雪だるまの頭の部分を上に投げる構えをする。見ているだけで⋯凄くドキドキした⋯。
江風「そこだぁぁぁ!」
力強く足踏みして⋯上に投げていく。
下竹「行け〜」
江風「頼む⋯成功してくれ⋯」
山風「⋯⋯⋯お願い⋯」
成功することを祈り続けるだけだった⋯。
下竹「どうだ⋯成功したか?」
ヤバいなドキドキしやがる。心臓の鼓動が凄く大きくなってきやがった⋯。
下竹「確認するぞ⋯」
江風「あぁ⋯どうなんだ下竹」
俺は目を疑った。雪だるまの頭は、しっかりと、体と合体していたからだ。
下竹「せ⋯成功だぁぁぁぁぁ」
江風「嘘だろ!まさか二度も奇跡が起きるなんて」
下竹(奇跡か⋯1つ目の雪だるまは⋯俺のせいだからな⋯。)
山風「皆⋯⋯ありがとう」
下竹「そうだ⋯記念に一緒に写真撮ろうぜ!てか、一緒に写ってくれ」
江風「良いぜ。記念に撮ってもらうか⋯」
山風「パパが⋯⋯言うなら、私は良いよ⋯」
下竹「よし!雪だるまの前に集まれよぉ」
三人は⋯雪だるまの前で、写真を撮る準備をしていた。
下竹「よし!出来たぞ!準備はおk?」
江風「あぁ⋯いいぜ」
山風「⋯うん」
下竹「ハイチーズ」パシャ
下竹「うぉぉぉぉ!俺の思い出が増えたぞぉぉぉ。この写真は⋯速攻パソコンに繋げて、プリンターで⋯⋯」グフフ
江風「そういえば、今何時だ?」
下竹「えーっと。17時かな⋯」
江風「マジか⋯だったら帰らないとな。戻らないと提督がうるさいからな」
山風「⋯パパ⋯心配性だから⋯」
お別れの時間は⋯いつか来るのか⋯もう少しだけ遊びたかったけど、仕方ないな⋯。
下竹「君達の提督に伝えときな、変な兄さんと雪だるまを作ったってな」
江風「あぁ⋯初めは、うざい奴かと思ったが、私の思い違いだったぜ!お前は良い奴だ」
山風「また⋯一緒に⋯遊んでくれる?」
下竹「うん!いつでもおいで⋯次は巨大な鎌倉を作ろうな!」
山風「うん!」
俺の言葉を聞いて⋯安心したのか…山風の返事は、とても明るく⋯バイバイと手を振って⋯江風と山風は、奥へと向かっていく。俺は思った。艦娘でも⋯人間と同じで⋯遊んだり、泣いたり、そして、喜ぶ。この感情は人間と同じだ。あの小さい子が⋯深海棲艦と戦うと聞くと、頭が痛くなる。だから⋯俺は決めた⋯。俺は提督になると⋯。
下竹「さて⋯俺も帰るとするか。楽しかったな⋯またどこかで会おうな山風⋯江風⋯」
そう言って⋯寮に向かおうとした時だった⋯。
ドサ!
竹筒「下竹⋯勝手に良いように終われると思うなよ!」ゴゴゴゴゴ
そこには、見よ覚えがある男が⋯俺の前に立ち塞がっていた。その男の顔は⋯鬼のような怒りを浮かべ、謎のオーラが見えていた⋯。
下竹「た⋯竹筒!これには、深海より深い訳が⋯」
竹筒「そうか...そんなに深い訳があったんだな。それは仕方ないな...」
そう言った瞬間⋯竹筒は⋯後ろに振り返り⋯俺の逆方向に向かって行った。許してくれるのかと思ったら、デカい塊を持って⋯こちらに向かってくるじゃないか!
竹筒「って、言い訳しても逃れると思うなよぉぉぉぉぉ!」
下竹「ちょっと!竹筒⋯なにそれ。その馬鹿デカい雪玉は⋯」
その雪玉は⋯小さい家が埋もれるぐらいのデカさだった。
竹筒「喰らうなら、俺の倍を受けてもらうよ!」
下竹「それは⋯流石に死ぬよ!寮と同じデカさって!どんだけ念に持ってるんだよ!」
竹筒「うるせぇぇぇ!黙って喰らえぇぇぇ」
下竹「この理不尽がぁぁぁ」
ゴォォォォォォォォ
下竹「ギャァァァァァァァァァ」
広場で叫ぶ男と⋯悪魔のように笑う男⋯それを見た人達は、あまりにも気味が悪く⋯多くの人が帰って行った。
《広場東》
江風「下竹か⋯あいつ。良い奴だったな」
山風「うん⋯⋯」
江風「山風の姉貴!もしかして下竹のこと惚れたとか」ニヤ
江風がそう言った瞬間、山風の頬を赤らめて⋯俯く。
山風「江風⋯⋯嫌い!」
江風「ごめんって山風の姉貴〜」
???「やっと見つけたよ」
???「帰る時は一緒って、提督さん言ってたっぽい」
江風「時雨の姉貴と夕立の姉貴」
山風「⋯時雨ねぇと夕立ねぇ。なんで⋯ここに?」
時雨「江風が変なことをしたからだよ」
江風「時雨の姉貴!江風は⋯何もしてないぜ」
時雨「江風が作った巨大な雪だるま⋯あれ凄い被害になったんだよ!あれだけ辞めなさいっていったのに⋯」
江風「それは⋯⋯」
時雨「全くもう。でも楽しかったでしょ」
江風「あぁ!楽しかったぜ」
夕立「私はお腹が空いて力が出ないっぽい!」
山風「夕立ねぇ⋯いつもお腹空いてる⋯」
江風「夕立の姉貴は⋯本当に食いしん坊だな」ニヒヒ
時雨「⋯⋯」
時雨は、足を止めて、後ろを振り向く⋯それは⋯前の提督とそっくりだった人間が気になるからだ。
時雨「竹筒⋯か」
あの竹筒って人⋯私達のことを分かっていた。僕の名前も⋯竹筒はもしかして前の提督?いや⋯そんな筈がない。だって前の提督は死んだ筈なんだ⋯。生きているなんて⋯⋯。竹筒、お前は一体何者なんだい⋯僕は君を見ていると胸が苦しくなるよ。竹筒⋯⋯⋯
江風「おーい、時雨の姉貴〜生きてるか?」
時雨「あ⋯うん。少しボーッとしただけだよ」
江風「本当に〜。あ!もしかして⋯下竹の友達の竹筒に恋とかしたのかな〜。時雨の姉貴も隅が置けないねぇ〜」
時雨「⋯⋯⋯」
江風「時雨の姉貴?」
時雨「江風⋯帰ったら!説教だからね!もし逃げたら⋯僕、何をするか分からないからね」
江風「ごめんって時雨の姉貴ぃぃぃ!」
これが白露型の日常である。
《他の鎮守府》
白露「私⋯いっちばーんに遊びたかったけど⋯秘書艦で行けなかったよ」
春雨「仕方ないですよ。白露姉さん。今度⋯また行きましょう」
白露「春雨が言うなら、行ってやろうじゃないの」
春雨「はい!いつ行きますか?」
白露「明日!」
春雨「⋯⋯⋯はい?」
白露「だから⋯明日の朝!いっちばーんに遊ぶんだから!今日は早く寝るように!」
春雨「白露姉さん。流石に明日は⋯」
白露「おやすみなさい!」
春雨「なるの早いです。てか⋯まだ18時ですよ!起きてください!白露姉さん」
白露「zzz」
春雨「白露姉さん!起きてください」
これが⋯遊べなかった悲しい白露型である。
《寮》
竹筒「お〜い大丈夫か〜」
下竹「大丈夫じゃないわ!肋2本折れたわ。この馬鹿!」
竹筒「落ち着けって、俺も流石にやり過ぎたと思ってるよ」
下竹「だったらごめんぐらい言えよ⋯」
竹筒「はいはい⋯。ごぉぉめぇぇんなぁぁさぁぁいぃぃ」
下竹「お前!絶対に反省する気無いだろ!」
竹筒「あるもん⋯。君がそう思っているだけじゃないの?」
下竹「なんだと!このイモ男爵!」
竹筒「誰が⋯イモ男爵だって!もう一度言ってみて、シ・イ・タ・ケ君」
下竹「こ⋯の!誰がシイタケじゃぁぁぁぁぁぁ!このイモ野郎」
竹筒「うるせぇ⋯下から生えた竹が」
下竹「その名前⋯で呼ぶな」
工員1「お前ら静かにできないのか!」
竹筒「工員1さん⋯こいつが」
工員1「お前ら二人が悪い!取り敢えず⋯飯できてるから⋯それからでもいいだろ」
竹筒「仕方ないですね」
下竹「それはこちらのセリフです」
工員1のお陰で、喧嘩の言い合いは少し収まり⋯リビングに向かっていく。
竹筒「なんか甘い匂いしないか?」
下竹「確かに⋯チョコかな?」
工員1「確かに匂うな⋯」
三人は⋯疑問抱きながら、リビングの方へと行くと驚いたことが起きた⋯。
竹筒「なにこれ⋯」
俺が見たものは、デカいテーブルの上に、大量のポッキーが皿の上に乗せてあった。
下竹「これ全部⋯ポッキーか」
工員1「まさか⋯これが飯とか言わないよな」
工員5「飯よ〜ん」
竹筒「マジかよ!飯にポッキーとか馬鹿じゃないの!」
工員5「仕方ないでしょ!今日は⋯11月11日⋯ポッキーの日よ!」
下竹「だからって、ポッキーを飯にするのは流石にヤバいかと」
工員5「全部食べるまで、寝ちゃ駄目だからね!」
全員「えぇぇぇぇぇぇぇ!」
《一時間後》
工員1「⋯⋯⋯」
竹筒「工員1さん?」
工員1は⋯ポッキーを数本を咥え⋯白目向いて気絶していた⋯。
竹筒「工員1さんぁぁぁぁぁん」
下竹「気持ち悪いぜ」
工員2「ガッハッハッ」
工員3「さて⋯君の穴に何本のポッキー入るかな♂」
工員4「入れて下さい!貴方のポッキーで僕のア○ルに入れて下さい♂」
竹筒「そこの二人やめろぉぉぉ!ポッキーを穢すな!」
下竹「ポッキーポッキーポッキーポッキーポッキーが美味しいな〜」
竹筒「あ⋯下竹が壊れた⋯」
これが⋯俺達のポッキーの日(地獄)
きっといつか⋯ポッキーで世界を征服されるのもそう遠くは無いだろ⋯。俺は⋯ポッキーで一生を報えるかもしらない。
竹筒「あと少し!」
下竹「うぅ⋯⋯」
工員2「ガッハッハッ」
工員3「50本!ピーーーが入りました♂」
工員4「私のピーーが入ってピーーが出て。
ピーを飲みました」
工員5「よく食べるね!だけど⋯これじゃ最後じゃないんだよね〜」
竹筒「は?何を言って⋯」
工員5が言っていることは、理解が出来なかった。まず理解しようともしなかった
工員5「さぁ!どんどん食え!」
ポッキー達(こんにちは!)
竹筒「ノォォォォォォォォ」
これが⋯ポッキー(地獄)
俺達は、ポッキーで違う意味で死ぬのであった⋯。
おまけ
春雨「竹筒さん!ポッキーゲームしましょう!」
竹筒「はぁ!急に何を言ってるの!?」
春雨「今日はポッキーの日ですよ〜」
竹筒「ポッキーの日か⋯寮の記憶が戻るな⋯」
春雨「寮?とにかくポッキーゲームやりましょう!」
春雨は⋯箱を開け⋯そこから袋を取り出す。指でも1本のポッキーを掴み⋯口に咥え⋯俺に向けてくる⋯。
竹筒「本当にやるの!」
春雨「そうれふ⋯早ふやりまひょう!」
竹筒「心の準備が⋯まだ出来てないぞ」
春雨「焦れったいです!無理やり竹筒さんの口にポッキーを入れて始めましょう!」
そう言った瞬間!春雨は強引に俺の口にポッキーをぶち込み⋯サクサクと進めて行くのが分かった。俺は⋯春雨に抑えられているのか⋯身動き取れなかった。
竹筒「ヴヴンンン」
その後⋯俺は⋯何も覚えてなかった⋯。覚えているのは、一つだけ、自分の唇に柔らかい何かが触れたことしか覚えがなかった。
竹筒「俺に何が⋯⋯」
そこにピンク髪を揺らしながら⋯ポッキーを持って、俺の元にやってきた。
春雨「竹筒さん!もう1回ポッキーゲームやりましょう⋯」
竹筒「またかよぉぉ」
これも、違う意味で⋯やばいポッキーの日だった(天国)
〜完〜
ポッキーの日って言ったら!ポッキーゲームだよね!初めは、ホモにしようかなと思いましたが⋯春雨ちゃんにしときました。おまけは、遊びで作ったので⋯別に深い意味はないです。
作者「今日はポッキーの日だな〜」
作者「投稿したし、俺は寝るか⋯」
そこには、ポッキーが落ちていた。
作者「ラッキー!ポッキーだ。よしこれを持って⋯」
時雨「提督〜引っかかったね!さて⋯僕の口付けを」
作者「やめろぉぉぉ時雨ぇぇぇぇ」
時雨「提督は⋯口付けじゃ満足できないのかい?しかたいな。じゃ⋯ここで○作りやっちゃおうか⋯」
作者「誰か!助けてぇぇぇぇぇぇぇぇ」
この後⋯作者を見た者は誰も居なかった
ss
農業好きの雪だるまより
🍅『対馬』🍅が危険
リアルに危険
西暦2020年『東京五輪』の時
💀🇰🇷韓.国🇰🇷💀が🍅『対馬』🍅を侵略してくる。💀