2021-06-07 03:46:01 更新

概要

とある街では艦娘を襲う男が現れたと予報がされていた。その男の正体とは...
謎の欠損艦娘事件、救済者と呼ぶ男...。再び新米提督は事件に巻き込まれようとしている...。
(注意:これは第1話から続いている物語なので、読んで無い方、内容が忘れた方は、そちらからお願い致します)


前書き

皆さんこんにちは!!初めての方は初めまして。半年間へと止まっていた物語の続き書こうと思います!
リアル優先なので...更新一週間に二回ぐらいかもしれませんが、何卒よろしくお願い致します!
狂った愛の形も気が向いたら更新します!

注意:主は表現や誤字。抜けた文字など...その時は暖かい目で見守ってくれれば幸いです。



何か重い話になったような気がする...(更新)
2021/05/23 02:37:18


今日少しだけ更新したよ〜
2021/05/25 01:48:22


滅茶苦茶遅いけど更新したよ〜
2021/06/01 02:09:15


とある街の空...暗闇が一面に広がり、街は明かりに包まれていた...。

路地には人の気配も無く...野良猫すら居ない。

そんな路地に犬が舌を出して喘ぐような荒い息を出す少女が走っていた。



???「早く!!しれぇに知らさないと!」ハァハァ



何者かに狙われているのか、尋常じゃない速さで街通りを駆ける。



???「う...傷が」ズキ



少女は怪我を負うっているのか、右手で腹部を押さえ込みながら駆ける。しかし完全に覆ってないせいか、指の隙間から鮮血が水滴ように零れ、タイルで敷かれた地面に落ちる。



???「早く......」



幼い身体で痛みに耐え、苦痛に耐えながらも走るが...



???「...っ!!」



少女は何者かに封鎖されたかのように、先程動いていた脚が止まる。前には追ってきたと思う人物が目の前で立ち尽くしていた。



???「行けないねぇ〜逃げる何て...」



ニタニタと不気味な笑みを見せながら少女を見下ろす。白いフードローブを着込んだ男。



フード男「まさか...この俺が奇襲に失敗するなんて思わなかったよ。これもあれか?幸運艦って奴か?雪風...」



男はそう言って皮肉そうに言葉を飛ばす。それに反応した雪風は眉毛に皺を寄せる。



雪風「貴方は...何者ですか!!」



フード男「何者...か...」



雪風の言葉に男は呆れた様子なのか、両手を広げ首を振る仕草をする...。



フード男「俺は...お前達を《救済》する者だ」



雪風「救済?貴方は一体何を...」



救済って言う言葉に...動揺する。



分からない...一体何を思って口にしているの?私には分からない。でも確か司令官が...艦娘が何処かしら欠損して帰ってくるって事件が多発に、まさか...



何かが分かったのか...雪風の表情が変わる。



フード男「その表情を見れば、どうやら察してくれたようだな...」



雪風「どうして...こんな事をするんですか!」



フード男「おっと...それにはお答えは出来ないな〜だって君は今日ここで!!《艦娘》としての意義が無くなるんだからな!!」ジャキ



男は日本刀を抜き、雪風に刃を向け、唇をゆっくりと舐めずった後、襲いかかる。



雪風「...!!」



雪風も対抗しようと男に向かおうとするが...急に風ように姿を消し、見失う...。



雪風「また消えた!これじゃ今度こそ...」




殺されてしまうーー




雪風「そんな事を考えちゃ駄目だ!!私はしれぇの元に戻らないと行けないんです!」



自分への弱音を負けないと、最後まで頭を回転させる。すると一つだけ案外あったのか、地面に向かって連装砲を向けて..。



雪風「これで!!」ドン



撃った瞬間...小さな爆発と轟音が響き渡り、地面は抉り返えっていた。



雪風「今のうちに...」ハァハァ



爆発の衝撃で打ち上がった小石が雨のように落ちていくせいか、人の姿が目視出来なくなるほどに砂煙が覆う。



今の私には...あの男には勝てない...。いや...私が万全だったとしても無理だ。どうにか...しれぇにこの事を知らせないと!!



鎮守府へと...向かおうとするが、急に背後から突風のような激しい音がなった直後に、雪風が吹っ飛ぶ...。



雪風「ああああぁ!!」ブオン



宙に飛び、身体が空気抵抗で抗っているせいか…回り...やがて地面に迫るが、体勢が立て直せなかったせいか、上手く着地が出来なかった。



雪風「い......一体...何が」



雪風は今の状況が把握出来なかった。何故浮いたのか...。どうして避けれなかったのか...。意識が朦朧としながらも考えていた。すると...目の前にニタニタと笑みを作る男が此方へやってくる...。




フード男「ったくよ!!あんまり騒がしくするなよ...。憲兵が来るだろ?」



雪風「う......」



フード男「ん?どうした〜〜もしかして頭がボーッとするのか?」



声がハッキリ聞こえない...それに頭が凄くフラフラする...。脳震盪でも起こしたのか、それに背中に痛みが...!!



雪風は背中に痛みがある事に気付いたせいか…徐々に痛みが増していく。



雪風「ぐぅぅ!!私は......」グフ



自分に起こったことを喋ろうとするが、風船が破裂したかのように突然...口から紅色の液体が零れる。



フード男「無理に喋ろうとしない方がお勧めするぜ。なんせ、お前の背中を膝蹴りで右肺は潰したからな...」



雪風「黙...れ...」ヒュ



フード男「息が苦しいだろう?痛いだろう?だったら楽になろうぜ。俺にお前の脚か腕。どれか一本切り落とせば〜すぐに終わるぞ!」



雪風「煩...い!!私は...しれぇ...の為に!!皆の......為に役に...立ちたい...。だから...無理なん...です」ハァハァ



雪風はぎこちない脚で立ち上がろうとする。右肺も潰れ、腹部は先程...地面に激突したせいか、傷口がさらに開き出血する...。満足にも息が吸えなく、意識がいつ途切れても可笑しくない。それでも彼女の瞳には《決意》が宿っていた。



フード男「はぁ...その口で良く言うよ...。沢山の艦娘達の沈む姿を見て、唯一生き残ったお前は周りから幸運艦と呼ばれ、どんな作戦でも...お前だけが生き残った...。それに不気味に感じたのか、周りからは幸運艦から《死神》と言う名を被せられ、のうのうと艦娘として生きている...。申し訳無いと思わないか?」



雪風「.........」



心を折ろうとしているのか、フード男はそのまま紡ぐ...。



フード男「嘆くの果てには、中国に引き渡されたらしいじゃないか?なぁ... 《丹陽》よ。今じゃ雪風改二って呼べば良いか?中国で活躍した後、こうやって何も無かったかのように...日本へ帰ってきて、生きている。本当に沈んで行った艦娘達には顔向け出来ないな!」



雪風「それ...で?お前...が...皆を知ったような...口で言うな!!」



フード男「事実では無いか!!俺に間違いでも?」



雪風「違う...皆は...私に...託してくれた...この姿だって、皆のお陰で...成長出来た。お前が...私の大切な...《友達》を語るな!!ゲス野郎」ハァハァ



思った事を伝えたのか、息が荒くなり...呼吸が困難になる。しかし雪風は後悔は無かった。皆を馬鹿にした《化け物》に言い返したのだから...。



するとフード男は溜息をこぼし、再び日本刀を手に持つ。



フード男「所詮は餓鬼か...。どうやらこれ以上、お前と喋っても無駄のようだ...。お前は此処で殺してやるよ...。お前が初めての死亡者に成り立たせてやるよ...。じゃあな!!」ジャキ



再び...フード男は雪風を切り刻もうとこちらへが来るが、勿論...雪風は身体が動か無かった。ただ瞳だけは輝きがあった...。まるで悔いが無かったかのように...



フード男「死ね!!」



やがて雪風の首元に刃が近付く...!!



その瞬間、少し遠い方から轟音が鳴り響く...。



フード男「なn......」



男は音の正体を確認しようとするが...急に頭部に目掛けて撃たれたのか、一式徹甲弾が目と鼻の先に接近し、思わず男は言葉を切らす...。



フード男「ぐ!!」ドガ



勿論避ける事が出来ず、そのまま一式徹甲弾が顔面にめり込む。弾の弾速が速いのか、男の身体を軽々と上げ...そのまま壁に激突し、一式徹甲弾が炸裂し轟音が大きく鳴り響く。



雪風「へ...?」



一体何が起きたのか、分からない雪風は飛んで行った男の方を目線に移す。すると背後から、今でも会いたかった人物の声が聞こえた。



???「雪風!!」タッタ



雪風「大和...さん...」



そこには大和の姿があった。雪風は一瞬、戸惑うが...。助けにきてくれた事が嬉しくてどうでも良くなっていた...。



やがて...気が緩んだのか、体勢が崩れる。その様子を見た大和は大慌てで駆け、雪風を優しく身体を両手で支える。



大和「ごめんなさい雪風...。私がもっと早くに此処に来ていれば...」



雪風「大和...さんは...悪くないよ」グフ



大和「雪風!!これ以上喋らないで下さい!出血がさらに酷くなります!」



雪風の姿を見て大和は今でも泣き出しそうなくらい、瞳が揺らいでいた。その姿に雪風は悔しそうに下唇を噛む。



やめて...そんな悲しい顔をしないで下さい。声を出すのも辛い。呼吸するのも辛い。なのに今はどうしても喋りたい...。大和さんは悪くないって、伝えたいのに、どうして...私の口は動かないの...



大和「急いで鎮守府に戻って入渠しないと!!」



雪風の容態が更に悪化を防ごうと鎮守府へ向かおうとするが...



フード男「痛てぇな......急に初対面の人に向かって一式徹甲弾を顔面に当てるとか、殺す気か?」



大和「嘘でしょ...普通の人間なら死んでるはず!!」



フード男「あぁそうだな...。《普通の人間》ならなぁ...」



そう言って、爆発で起きた煙の中から薄々と人影が写り、徐々に濃くなる。やがて...その男は何も無かったかのように無傷な状態の姿を現す。しかし一式徹甲弾が直撃したせいかフードが焦げ落ち、素顔を晒す。



男「ったく...お気に入りの服を焦がしやがって...」



ショート型の白銀色の髪、若々しい青少年の顔立ちをし、肌は人間で言うおなじみの肌色。両目は深海棲艦のような青黒い色の瞳の男性の姿があった。



大和「え...... 嘘でしょ何で此処に深海棲艦が...」



男の姿に思わず、大和は口にする。その反応にバツ悪そうに男は口を尖らせる。



男「深海棲艦?俺をあの脳無し共と一緒にしないでくれるかね〜俺は人間だぜ。《元》だけどな...。」



大和「元?」



男の言葉に疑問を抱く大和。そのまま男は語り出す。



男「この世界は可笑しい...。深海棲艦が現れ...各島は乗っ取られ、魚などを取ったりする漁船も沈められ、海域を取られる。深海棲艦に対抗しようにも人間では決して叶う筈がないと悟り、艦娘を生み出す...。正直...俺はこれが納得出来ない。」



男「だから気付いたのさ、人類は終わらせないとって...。深海棲艦は人間って言う病巣を取り除いてくれていると分かった。だから俺は...自分自身の中に深海棲艦の血を半分取り込んだ。結果は適合した。姿は人間の姿を保っているが、力は深海棲艦以上のものだ!!」ギュ



大和「狂っている...」



救済者「狂っている?あぁ...確かに狂っているとも!!お前ら《艦娘》が俺の人生を滅茶苦茶にしたせいでな!それでも俺は《艦娘》を許す。都合の良いように人間扱われるお前達を俺が救済する。そう俺は!!《救済者》だ!!」



大和「救済...?貴方はどうやら勘違いをしているようね。私達は別に都合のように人間に扱われてんてないわ!!私達にも《意識と感情》がちゃんとある。悲しい時には泣くし、楽しい時は笑う。作戦もそうよ!言われたからやるんじゃなくて、自分で考えて行動だってする。人間と艦娘は同じ生き物よ...。それを貴方は何も知らないでベラベラと語らないで!」



救済者と名を告げる者に大和は熱くなり思わず語り出した...。しかし救済者は表情が曇らせたまま大和を見つめる。



救済者「お前達は人間と同類だと言いたいのか?」



大和「少なくとも同じだと思っているわ!!」



そう言うと救済者は人を馬鹿にしたかのような表情を浮かべ...



救済者「ふふ...ははははははは!!」



大袈裟に笑う。その姿を見て不満な表情をする大和。しばらくすると救済者は笑い終わると、急に真剣な表情に切り替え語る。



救済者「馬鹿馬鹿しい...」



救済者は大和の言葉に馬鹿と二文字で片付ける...。すると救済者は右手で人差し指を上に向けて口を開く...。



救済者「いいか?お前はさっき艦娘でも人間と同じ意思や感情があると言った。確かにあると思う...。しかしな〜お前らみたいに幸せな人生を送れない艦娘も沢山居るんだよ。周りの鎮守府を見てみろよ!!玩具のように弄ばれている艦娘や道具みたいに扱われる艦娘。それを見たらお前は本当に人間を信じれるのか?」



大和「それは...」



救済者「そして何が怖いって、深海棲艦と同類の力を持つ艦娘がいつか人間を裏切る日が来るかもしれないしな」



大和「私達が人間を裏切るなど...」



救済者の言葉に大和は心が揺らいせいか...急に言葉が止まる...。



確かに深海棲艦と私達は同じ...それって同類なのかもしれない。もし私達《艦娘》は本気を出せば人間何て一瞬で滅ぶ。でも人間は私達の事を思って...。あれ?でも他の艦娘達は人間に酷い仕打ちを受けて悲しんでいる子だって、もしかして人間は......



大和は今までの事件や艦娘の虐待などの事を深く考えたせいか、徐々に人間への忠誠心が薄くなる。それに察したのか、救済者は語る。



救済者「いらない存在だ...。お前も良く考えただろう?今までの人間って生き物が行ってきた事は完全なる《悪》だ...。それを深海棲艦はやってくれるんだよ。もう艦娘達が沈むことすらない。それがお前らにとっての最善じゃないのか〜」



それを聞いた大和はさらに険しい表情を見せ、歯をくいしばる...。




分からないけど...何故かこの人が言っていることは正しいと思ってしまう私が居る。少なくても良い人間は居る。けど悪い人間だって沢山存在する。それを考えれば人間は、艦娘達にとって悪...なの?



大和は人間を《悪》だと思うようになろうとした時、幼い声が大和の疑問を晴らす。



雪風「...なにを......考えて...居るんですか!大和さん...。人間は確かに...悪いお方が...沢山...居ます。けど...それ以上に...良い人も沢山...いる」



大和「雪風...」



救済者「あの餓鬼...まだ生きていたのか...」



雪風「...私は...良く知っています...。台湾に言ってもやる事は同じ...この世界を深海棲艦の魔の手から...救う為に...戦ってきました...。仲間も沢山失いてました。けど...皆は最後に笑顔で...笑っていた...。この世に悔いが...残らなかったように」グフ



大和「雪風!!お願い!!これ以上は喋らないで!!」ポロポロ



無理をしたのか、再び口から血が流れるように溢れるが...



雪風「だか...ら...大和さん...は...しれぇの為に...戦って...下さい...。きっと...しれぇが...艦娘の為に世界を...変えてくれます...。だから...お願い。しれぇ...人間を信じて、下さい.........」



大和は...大粒の涙が留め度もなく雨のようにポロポロ落ちる。



大和「ゆ......雪風!!」ポロポロ



雪風は大和に全ての思いを伝えたのか、静かに眼を閉じる...。



大和「良かった...まだ息がある」



雪風の安否を確認し、ほっと安堵の胸をなでおろす。

腕で涙を拭い、眼を腫はらしていた。すると決心が着いたのか、語る。



大和「私はどうやら考え過ぎだったようね。貴方の言葉が正しいと思い込んだ私が愚かだったわ...。きっと私は忘れていたのね...提督のことを、あの人は誰よりも艦娘の事を考えて行動している。その姿に私は惹かれたわ。だから...私は提督と共にこの世界を変えてみせる!いつか私が沈んだりしても後悔は無い!!」



と...救済者を睨みながら言う。その言葉に苛立ちを覚えたのか...



救済者「本当に救いようがない馬鹿だよ!!人間と共に戦う?可笑しい話だな!!この世を変えるとか、寝言でも言ってろよ!」



大和「私が決めたことよ。何か可笑しいかしら」



救済者「もしお前らと同じ艦娘が人間を醜い存在だと思って、街を襲ったらどうするよ!」



大和「同じ艦娘として止めるわ」



救済者「それでも聞かなかったどうするんだよ!」



大和「その時は...始末するわ。それが彼女の為にも、人間を守るためにも...」



救済者「...!!」



予想外言葉に救済者は動揺する...



救済者「な...何で...今なんだよ......あまりにも皮肉過ぎるだろ...クソが!!」



一人で淡々と語る姿に大和は...



大和「貴方が何を思ってそんな事をしようと考えているのか知らないけど、これ以上艦娘に手を出すなら、此処で始末するわ」ガチャ



そのまま主砲を救済者に向ける。



救済者「...本当にうぜぇな!お前ら人間と艦娘は!!もういいよ...どうせ欠損狙いで来たんだ。何処かしら部位を切断すれば、艦娘の力も人間近くまで落ちるし、海域すら出れない。周りの人間からは不審な眼で見られ、不自由な身体でのうのうと生きることだな...」



救済者「まさかたった一人の駆逐艦を始末しようと思ったら、大和型が来るなんて驚きだぜ。なぁ一番艦 大和。戦艦はまだ切ったことが無いんだよ。最強と言われたお前の実力、俺に見せくれ」スチャ



日本刀らしき物を抜き、そのまま大和に向けながら奇妙な笑みを浮かべる...。



大和「覚悟!!」ドン



言葉を発すると共に砲弾が発射されるが...



救済者「おっと!!」



砲弾の速度に対応できていたのか、瞬時に宙に飛び上がった。



大和「逃がさない!」ドンドンドン



刹那の如くに反応し、すぐさまに救済者に主砲を向けて無数に発射する。



宙に飛んでいるせいか、上手く身体を動かせない救済者に砲弾が襲う!!



救済者「悪くねぇ動きだ...。だが」



空気抵抗に逆らいながらも、刀を右手で強く握り構える姿勢に入る。

徐々に無数の一式徹甲弾が接近する。



救済者「......!!」



光のような速さで刀を振り、全ての砲弾を一閃する。

そのまま救済者は地面に着地し、無言で大和に斬り掛かる!!



大和「やはりそう簡単に行きませんか!」ガシャ



速さに負けると察したのか、艤装で防御の体勢に移行すると同時に救済者は接近し、刀を振り落とす!



大和「く...!!」



艤装と刀がぶつかり火花が飛び交う...。それでも救済者は容赦なく艤装に叩き込む!



大和「まだ...。いつか反撃するチャンスがくる。それまでは耐えるのよ...」



一つ一つの重たい一撃を耐えながらも、救済者の隙を伺う...。すると猛攻撃を繰り出していた筈が、徐々に速度を落とすのが分かった...



救済者「っく...!!」



どうやら全力一杯に斬り掛かったせいか、疲れが表れる...。しかし何度も斬り付けようとも艤装は断ち切れなかった。



救済者「硬ぇ...な!!」ブン



やけくそになったのか、思いっきり刀を振り落とすが...急に目の前の艤装が前に飛び出し刀を強く弾く!思わず救済者は体勢を崩す!!



大和「此処で!!」



右脚を強く地面に付け、腰を低く下げ身体を軽く右の方角に捻て、右手で拳作る。次の瞬間、スピードを殺さずにそのまま救済者の脇腹に拳が抉り込む!!



救済者「がぁぁ!!」


後書き

いや〜気付けば夏ですね!!え?夏休み?知りませんねそんな子(更新)
2021/05/19 00:43:56


何か雪風が可哀想に見えてきた....(更新)
2021/05/23 02:36:14


何か始まりの割には長いような気がしてきた。あと眠い(更新)
2021/05/25 01:49:35


早く本編始めたいけど、未だ更新が遅くて始まらない...
2021/06/01 02:10:00


このSSへの評価

4件評価されています


2021-06-01 02:19:13

2021-05-25 02:09:54

SS好きの名無しさんから
2021-05-25 02:00:27

SS好きの名無しさんから
2021-05-23 12:35:47

このSSへの応援

4件応援されています


2021-05-25 02:16:54

2021-05-25 02:09:59

夢ダルマさんから
2021-05-23 12:40:39

SS好きの名無しさんから
2021-05-19 09:08:39

このSSへのコメント

8件コメントされています

1: 夢ダルマ 2021-05-23 12:42:29 ID: S:gyJMM3

とても面白いです。この後どんな展開になるのか、とても楽しみです。身体に気を付けて更新を頑張ってください!雪だるまさん!!

2: 農業好きな提督…雪だるま! 2021-05-25 01:52:14 ID: S:GUgdM0

夢ダルマさん!!コメントありがとうございます!!


もう少しで竹筒(主人公)でると思いますので、もうしばらく、お待ち下さい...。

3: SS好きの名無しさん 2021-05-25 02:03:48 ID: S:2LB0XY

最後まで読ませて頂きました!とても面白いです!リアルの都合上頻繁に更新は無理だと思いますが、身体のことを気をつけて更新して下さい!
気長にお待ちしております

4: 時雨大好きな提督 2021-05-25 02:12:58 ID: S:AvQR1D

こんな遅い時間にコメントすいません。
一話から全部見てきました。とても面白かったです!半年も休みと聞いてびっくりしましたが、再び続けてくれているのが、とても嬉しいです!!
更新頑張って下さいね。

あと一つだけ質問良いですか?
時雨は出ますか?

5: 孤独で生きていく提督 2021-05-25 12:12:54 ID: S:2RKf7m

初コメです!!
凄く面白いです。私は名前の通り孤独で生きてきた提督なので...一人で静かに見てました。更新も頑張って下さい

6: 農業好きな提督…雪だるま! 2021-06-01 02:12:31 ID: S:Xdgq4h

3さんコメントありがとうございました

更新頻度が糞遅くて申し訳ございません!
身体の事は気を使ってますので、時間があったら更新します

7: 農業好きな提督…雪だるま! 2021-06-01 02:15:47 ID: S:0e3oD4

時雨大好きな提督さんコメントありがとうございます。

入院で色々とね...。取り敢えず更新は頑張るので、気長にお待ちを...

それと時雨は登場の話ですが...出す予定です!いつ出るかは更新速度次第です。

8: 農業好きな提督…雪だるま! 2021-06-01 02:18:14 ID: S:xBg_cg

孤独で生きていく提督さんコメントありがとうございます。


一人で孤独提督で静かに見てるって暗殺とかしてそうですね。あと更新も頑張るので気長にお待ちを...


このSSへのオススメ


オススメ度を★で指定してください