八幡「鏡の中の戦争」
ミラーワールドに入って仮面ライダーとなった比企谷八幡の物語。
八幡「痛ぇ・・・・・」
どこかに頭をぶつけたのだろうか。後頭部に痛みが生じる。
見渡すと、辺りに洋服や飲んだと思われるビールの空き缶があったことから誰かの家にいるらしい。一応検討はついてるが考えないようにした。だって、目の前に下着が・・・・ピンクのフリフリの下着が目に入るんだもの・・・・
??「ようやく目が覚めたか。」
そこに家主登場。・・・・うん。思った通り平塚先生でした。
八幡「平塚先生・・・・どうして俺はここに?」
平塚「学校から帰るときに君が道の途中で倒れていたからな。うちに連れこ・・・・連れてきたんだよ。」
なんか不穏な事が聞こえた気がするけど気にしないでおこう。・・・・・食べられてないよね俺?いつの間にか大人の階段上ってないよね?
平塚「心配しなくても襲ってないさ。少なくとも教え子を睡姦する趣味はない。」
まぁ起きてたらわからんがなとか小声で言うのやめてください。怖いです。
八幡「どうして俺は倒れてたんでしょう?」
平塚「それは私にもわからんよ。あ、ただ倒れていた君がこれを手に持っていたな。」
そういうと平塚先生は”四つん這い”になりゴソゴソと何かを探し始めた。
・・・うん。いい眺めですね。なんというか突き出されたお尻が・・・・
平塚「今私のお尻をガン見していたな?」ニヤニヤ
やっべぇ~見られてた~見たのは俺ですけどね。
八幡「ま、まぁ男の子ですし、興味ぐらいは・・・・」
焦ってした言い訳が”触らせてください”と言ってるようなものであることに発言してから気づいた。
平塚「・・・・・触ってみるか?」
と、とんでもないことを平塚先生が言い出したので
八幡「お、俺が持っていた物ってなんなんですか?」
そういって話をすり替えると、少しムッとしたものの
平塚「これだよ。覚えがあるか?」
黒い箱のようなものを手渡された。表には金色の紋章。中には数枚のカード。
八幡「ソードベント、ドラグレッダー・・・・あ。」
そこで俺は思い出した。帰りの通学路で起きた出来事を。
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由比ヶ浜「じゃあねヒッキー!!また月曜日!」
八幡「おう。・・・さて帰るとするか。」
そのまま真っ直ぐ帰ればよかったのだが、俺は新刊を買いに本屋へ立ち寄った。
その帰り道のことである。
八幡「ん・・・?なんだ?この白い糸・・・・・・うわぁ!?」
突如として首に白い糸が巻き付き、一気に引っ張られた。
俺は鏡の中に吸い込まれ、糸の先には巨大な蜘蛛型の怪物がいた。
八幡「なんだこいつ!?!?」
このままでは喰われると本能的に判断した俺は糸をどうにかして切ろうとするが、結局きれなかった。
すると今度は俺の周りを光が包んだ。
八幡「今度はなんだよ!?」
そこには蜘蛛怪物はおらず、ボロボロにくたびれた黄土色のコートの男性が立っていた。
八幡「・・・あんたは?」
??「俺は神崎士郎。このミラーワールドの支配人だ。そしてあいつはディスパイダー。」
神崎という男性が指さした先には、ディスパイダーと呼ばれる蜘蛛型の怪物と、その糸につながれる俺の姿。
八幡「俺はあの怪物に喰われて死ぬのか・・・?」
神崎「このままではな。だが助かる方法は存在する。」
八幡「教えてくれ。俺はまだ生きたい。たとえぼっちだったとしても小町は守りたい。」
神崎「戦え。このライダーバトルを勝ち抜き、最後の一人になるのだ。そうすればどんな願いもかなう。」
八幡「ライダーバトル・・・?」
神崎「こいつを使ってモンスターと契約しろ。」
そう言って神崎は黒い箱を俺に手渡した。
八幡「戦わなかったらどうなる?」
神崎「無論あのディスパイダーに喰われて死ぬだろう。」
八幡「なら答えは一つだな。」
神崎「検討を祈る。」
俺を包んでいた光が消え、今いる現状に戻された。
八幡「契約っていっても誰と契約するんだ?この蜘蛛野郎はなんかダサいし・・・・」
すると突然上空から龍らしき声が聞こえてきた。
その龍は火の玉を吐き、ディスパイダーと呼ばれる蜘蛛怪物の真後ろに着弾した。
八幡「うわぁ!!!」
龍はなおも火の玉を吐き続けてきた。どうやら俺を狙っているらしい。
八幡「このままじゃ死ぬ!!!あいつと契約する!!」
俺は箱の中から【CONTRACT】と書かれたカードを取り出し、龍に向けた。
カードが光り、龍がカードに吸収され【DRAGREDER】と名前を変えた。
そこで自分の姿に違和感を感じ、見てみると騎士のようなフェイスシールドに赤い複眼。加えて赤いボディーなど、普段の比企谷八幡ではない姿をしていた。
八幡「なんなんだこれ・・・・」
その日、総武高校に仮面ライダー龍騎が誕生した。
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八幡「とまぁこんなところですかね・・・・・」
※この間、平塚先生は四つん這いのまま八幡の話を聞いています。(顔は八幡を向いている。)
案の定平塚先生はきょとんとしている。そりゃそうだ。本人ですら何がなんだかわかってないし。
※もう一度言いますが、この間、平塚先生は四つん這いのまま八幡の話を聞いています。(顔は八幡を向いている。)
平塚「頭が痛くなってきた・・・・・すまん比企谷。私は寝る。君も適当な時間になったら寝るといい。」
※平塚先生は四つん這いでまま八幡に話をしています。(お尻が八幡の顔に向いている。)
八幡「は、はぁ・・・・え?俺も寝るんですか?」
いやん。八幡大人の階段登っちゃう。
平塚「何か下半身に視線を感じるのだが。」
先生。それは気のせいです。決してお尻は見ていません。
平塚「・・・触るぐらいなら構わんぞ?」
だから何を言い出すんですかこの教師・・・・・
平塚「ひゃぁ!!」
あ、やべ。つい触っちゃった。だって柔らかそうだったんだもん。っていうかひゃぁ!って可愛いなおい。
平塚「ど、どうだ?触り心地は・・・・?」
八幡「すっごい柔らかくてずっと触っていたいです。」
何を言ってるんだ俺は!?
平塚「そ、そうか/////な、なぁ比企谷。」
何か嫌な予感がするのは俺だけ??
平塚「何ならむ、胸も触っていいんだぞ・・・・?」
※平塚先生は四つん這いでまま八幡に話をしています。(顔は八幡を向いている。)
ちょ!!健全な男子高校生に向かってそんなタンクトップのような薄着で挑発するように両手でムニュってされるとですね!・・ん?ムニュ?
平塚「ほ、本当に触るとは・・・!」
理性の化け物どこいったぁぁぁぁぁぁぁ!!!???
八幡「せ、先生が挑発するような格好でいるから!!!」
平塚「も、もう我慢が出来ん・・・・比企谷・・・いいよな?学校では黙っていれば問題ないし・・・・」
八幡「ちょ!先生!!!そ、そこは!!脱がしちゃらめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
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チュンチュン
八幡「これが朝チュン・・・・・」ガクッ
平塚「朝になるまでしてしまった。私もまだまだ若いな!!!」
その後、奉仕部が終わった部室で八幡が平塚先生から”特別奉仕”をされていたのはまた次の機会にお話ししますかね。
(本当に書くとは言ってない。)
終。
仮面ライダー龍騎要素が途中しかないね。
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