雪ノ下「八幡と結婚して」
八幡と結婚した雪ノ下雪乃。
自分が結婚したらこんな夫婦になりたいなって言うのを描いてみました。妄想を八幡と雪ノ下に演じてもらいました。
八幡「ただいま。」
雪乃「おかえりなさい。今ご飯温めるわね。」
八幡「それぐらい自分でやるぞ。雪乃も仕事で疲れてんだから休んでいてくれ。」
雪乃「そう?ではそうさせてもらうわね。ありがとう。」
八幡「ありがとうを言うのはこっちだ。雪乃も仕事してるのにご飯作ってくれてるんだ。俺の稼ぎがもう少し多かったら雪乃を専業主婦にして・・・」
雪乃「それは気持ちだけ受け取っておくわ。今の職場も気に入ってるのは事実なのだし。それとも嫉妬してくれてるのかしら?」
八幡「・・・・・そうだよ。正直言って心配なんだよ・・・・雪乃は綺麗だから色んな男が寄ってくるんじゃないかって・・・・」
雪乃「寄ってきてるのは事実だけれど、一度も誘いに乗ったことはないわ。あなた以外の男なんて興味ないもの。」
八幡「わかってはいるんだけどよ・・・・・」
雪乃「心配なら不要よ。襲われそうになったときは蹴り上げればいいのでしょう?何をとは言わないけれど。」
八幡「お、おう・・・・教えたのは俺だけどやっぱ怖いな・・・・・」
雪乃「あら。あなたは私の足でされるのが好きなのではなかったかしら?」
八幡「いや、好きだけど、それとこれでは話が別だし・・・・」
雪乃「・・・・今夜もどうかしら?」
八幡「そりゃしたいけど・・・・疲れてないか?大丈夫か?」
雪乃「疲れてることは疲れてるわ。でもそれ以上に・・・・・した・・・くて・・・/////明日はお互いに休みなのだし・・ダメ・・・かしら?」
八幡「そ、そうだな。明日は休みだし・・・・する・・・・か。」
雪乃「え、えぇ。では先にお風呂に入ってくるわ。八幡はゆっくり食べててね。」
八幡「お、おぅ。じゃあ、いただきます。」
【比企谷家:食卓にて】
八幡(さっきのはやばかった・・・・俺じゃなかったらあの場でシてたな・・・・)
【雪乃「疲れてることは疲れてるわ。でもそれ以上に・・・・・した・・・くて・・・/////明日はお互いに休みなのだし・・ダメ・・・かしら?」】
八幡(うつむいて言うな!最後ので上目遣いするな!はぁ・・・・可愛い・・・あ、この煮物美味い。)
【比企谷家:お風呂にて】
雪乃「~~~~~っ!//////」
【雪乃「疲れてることは疲れてるわ。でもそれ以上に・・・・・した・・・くて・・・/////明日はお互いに休みなのだし・・ダメ・・・かしら?」】
雪乃(あれでは欲求不満みたいじゃない・・・・したかったのは事実だけれど・・・・朝まで出来るかしら・・・・そういえばあの煮物初挑戦だったわ。後で感想聞いてみようかしら。)
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雪乃「いいお風呂だったわ。あら。洗い物ありがとう。」
八幡「それぐらいどうってことない。明日は俺が飯作るよ。」
雪乃「では任せてしまって悪いけれど。お願いするわ。」
八幡「おう。任せろ。」
雪乃「あの煮物どうだったかしら?初挑戦だったのだけれど。」
八幡「あぁ。あの煮物な。めっちゃ美味かった。おかげでご飯を3杯食べちまった。」
雪乃「嬉しい言葉だわ。また作るわね。」
八幡「宜しく頼むわ。さて、俺も風呂入ってこようっと。」
雪乃「お風呂上がるときに栓を抜いておいてくれるかしら。明日掃除しちゃうわ。」
八幡「わかった。」
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八幡「ふぅ~・・・最高のお湯だった・・・・あれ?」
雪乃「スゥ・・・・スゥ・・・・」
八幡「お疲れ様雪乃。いつもありがとな。」
雪乃「・・・・・・・・」
八幡「おやすみ。」
雪乃「・・・・・・・・//////」
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雪乃「・・・よく寝たわ。今何時かしら・・・・・・」つ9:00
雪乃「・・!早く八幡を起こさなきゃ!!・・・・って今日はお休みって言ってたわね。よかった・・・・」
八幡「お。起きた。おはよう雪乃。」
雪乃「おはよう八幡。今朝ごはん作るわ。ちょっと待ってて。」
八幡「もう出来てるぞ。先に顔洗って来い。」
雪乃「ありがとう。楽しみにしてるわ。」
八幡「普通の目玉焼きだから期待されても・・・・」
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雪乃「ご馳走様でした。」
八幡「お粗末様。今日どうする?どっか出かけるか?」
雪乃「人ごみは苦手な八幡が出かける・・!?」
八幡「何を驚いてんだよ。俺だって出かけることはある。というか雪乃も人ごみ苦手だろう。」
雪乃「えぇ。満員電車とかなくなればいいのよ。」
八幡「確かにな。それで、どこか出かけたい場所はあるか?」
雪乃「そうね・・・・・久しぶりにデステニーランドに行かない?人ごみだらけだと思うけど。」
八幡「まぁ、いいんじゃないか?早速準備するか。」
雪乃「えぇ。楽しみましょう。」
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雪乃「やっぱり満員電車は苦手ね・・・・」
八幡「あぁ・・・・同感d・・・・」
ドォン!!!!!
八幡「!?何だ今の爆発音!!」
雪乃「び、びっくりした・・・・」
八幡「と、とりあえずここは危険だ!避難しよう!」
雪乃「え、えぇ・・・」
デステニーランドに着くと衝撃的なシーンが広がっていた。
チケット売り場が爆破されていたのである。
八幡「ひでぇ・・・・」
雪乃「もう少し早く行っていたら巻き込まれていたのね・・・」
八幡「でも一体誰が・・・・。っ!?あいつは・・・っ!」
雪乃「はち・・・・まん・・・?」
八幡「雪乃。頼みがある。」
雪乃「な・・・なにかしら・・・」
八幡「ここにいる人達を出来るだけ遠くに逃がすんだ。電車は混乱で使えないんだが・・・」
雪乃「は、八幡は・・・・!?」
八幡「俺はあの爆破の原因をぶっ倒してくる・・・っ!」
雪乃「そんな!!危険よ!!」
八幡「大丈夫だ。俺は死なない。頼んだぞ!雪乃!!」
雪乃「待って八幡!!!」
八幡「・・・!何だ雪乃?」
雪乃「絶対・・・・帰ってきてね・・・」
八幡「あぁ。もちろんだ。」
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八幡「よう。随分と派手にぶっぱなしたじゃねぇか。久しぶりだな。・・・・・・・・材木座。」
材木座「その声・・・・・わが宿敵八幡・・・・・久方振りの再会だな。」
八幡「お前いつから剣豪将軍から爆弾間にジョブチェンジしたんだ?全然似合ってねぇぞ。」
材木座「我を虚仮にした恨み、今こそ晴らすとき。」
八幡「なぜこの場所を爆破した。関係ない人まで巻き込んで。」
材木座「我はこの世界を壊したくなったのでな。この腐った世界を。」
八幡「今だけだろうな。お前の中二病がかっこよく見えんのは。だがな、お前は1つ思い違いをしている。」
材木座「思い違い?それは一体なんだというのだ。・・・・そうか。所詮は貴様も人というわけだ。雪ノ下嬢と結婚したことにより価値観が変わってしまったというのだな。」
八幡「・・・・そうだな。雪乃は俺を変えてくれたよ。まともな人間に。そして教えてくれたよ。普通の幸せを手にする事がどんなことよりも大事かって事を。」
材木座「そんな台詞・・・・・反吐が出る。さぁ・・・・決着をつけようじゃないか。比企谷八幡よ!」
八幡「あぁ。言っとくが俺はそこらへんのやつより強いぞ。材木座ぁぁぁぁぁぁ!!!!」
八幡と材木座は同時に飛び掛り二人の拳はお互いの頬に当たった。
材木座「・・・・やるでは・・・・ないか・・・はち・・まんよ・・・・」
八幡「・・・・お前・・・こそ・・・・な・・・・」
駆けつけた警官により材木座は逮捕された。
気を失った俺は病院に運ばれたらしい。後で雪乃に聞いたところ3日間は寝たままだったらしい。
雪乃「八幡!!!」
目を覚まして最初に飛び込んできたのは雪乃の顔だった。
八幡「雪乃・・・・・・・無事だったか・・・・」
雪乃「八幡こそ・・・!心配したのだから・・・・・」
八幡「材木座はどうなったんだ・・・・」
雪乃「警察の方に聞いたら彼は今刑務所の中らしいわ。精神的な疾患がないか調べて貰っているらしいわ。まぁ、あれだけの人を巻き込んだのだから仕方のないことね。」
八幡「そう・・・だな。」
雪乃「彼には悪いけれど私は八幡が助かってくれただけで十分よ・・・」
八幡「避難させた人達は・・・・?」
雪乃「あの爆発でも幸いなことに死者は出なかったみたいよ。重傷者はでたみたいだけれど。」
八幡「そうか・・・よかった・・・俺はいつ退院できるんだ?」
雪乃「少なくとも後2週間ぐらいとお医者様が。会社には私から連絡を入れておいたから心配しないで。」
八幡「ありがとな。雪乃。何から何まで。」
雪乃「いいのよ。これからパパになる八幡のためだもの。」
八幡「そうだな・・・・。・・・・って・・え?パパ?俺が?」
雪乃「えぇ。・・・・私、妊娠したのよ。」
八幡「ま、マジでか・・・?ドッキリとかじゃないよな?」
雪乃「こんな大事なことを嘘にするわけないじゃない。真実よ。性別はまだわからないらしいけれど。」
八幡「やったぁぁぁぁぁぁ!!・・・痛ぇ・・・・・」
雪乃「無理しないの。でも喜んでくれてよかったわ。」
八幡「そりゃ嬉しいだろ。妊娠がわかった途端に逃げる男の気が知れない。意味がわからない。」
雪乃「そうね。そんなことされたら奥さんだけでなく子供まで大変になるものね。八幡がそんな人ではないことは信じていたけれど。」
八幡「いつ産まれるんだ?」
雪乃「詳しい日程はわからないわ。ただこのまま何もなければ、予定日は10月の24日らしいわ。」
八幡「まだまだ先か・・・・」
雪乃「すぐ来るわよ。今は治療に専念しましょう。」
八幡「そうだな。出産には必ず立ち会うからな。」
雪乃「えぇ。」
程なくして俺は退院した。そして月日が経ち、
「おぎゃぁぁ!!おぎゃぁぁ!」
産まれてきたのは雪乃にそっくりな女の子。
・・・・・と、俺に似た男の子だった。
八幡「まさか双子だったとは・・・・・」
ちなみに母子ともに健康状態。最高のコンディションでの出産だったらしい。
この4人が最高の家庭を築き上げるお話はまた別のお話・・・・・・
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雪ノ下「以前のものと比べて少しはマシにはなっているけれど、まだまだね。比企谷君との会話の恨みの説明がされてないわ。それと、妊娠してから出産するまでの日数がわかりづらいわ。予定日はわかるけれど、いつ授かったのか明確ではないわね。数え切れないぐらいあるけれど全部聞きたいかしら?爆弾魔さん?」
材木座「いえ・・・・・・今日は帰ります・・・・」
八幡「あいつも懲りないな・・・・・それに何で俺と雪ノ下がモデルなんだ。名前そのままだし。」
由比ヶ浜「あはは・・・・でも将来はこんな家庭になりたいでしょ?ヒッキーもゆきのんも。」
雪ノ下「え?えぇ・・・・・そうね。いつか・・・は。」
八幡「ま、まぁ・・・・・なりたくない・・・・こともない。」
由比ヶ浜「いつまでそんな感じなの?そろそろ名前で呼び合ったら?じゃないと・・・・・・」
雪ノ下「由比ヶ浜さん・・・・?」
由比ヶ浜「あたしがヒッキー寝取っちゃうから!!!」
八幡「おま・・!寝取るって・・!何言ってんだ!!」
由比ヶ浜「え!?あ!ヒッキーの馬鹿!!」
八幡「何で俺なんだよ!」
雪ノ下「え、えっと・・・・・その・・・・・」
八幡「雪ノ下も何とか言ってくれ!!・・・・・雪ノ下?」
雪ノ下「何かしら八幡?・・・・あ。」
八幡「・・・・・・・・」
雪ノ下「何か・・・・言ってくれるかしら?」
八幡「わいい・・・・」ボソッ
雪ノ下「え?」
八幡「雪ノ下が可愛い。」
雪ノ下「~~~~っ!!」
由比ヶ浜「ゆきのん顔真っ赤だ~!!可愛い~!」
八幡「これからは・・・俺も呼ぶようにするから・・・・雪乃・・・」
雪ノ下「え、えぇ。これからも宜しくね。八幡。」
由比ヶ浜「・・・・・あたしもう帰っていいかな?」
終
一発のグーパンチで全治2週間