八幡「とある休日の比企谷八幡。」
比企谷小町に呼ばれ、比企谷家を訪れる奉仕部+α。
気づいたらこんなSSを書いていた。
八幡「・・・・暇だ。」
今日は土曜日。明日も休日と言う最高の日。両親は仕事、小町は友達とお出かけ中。
家にいるのはベッドの上でごろごろしている俺と、その傍で丸まっているカマクラだけ。
いつもなら本を読んで過ごしているのだが、読んでしまったものばかりが本棚に並んでいた。
八幡「本屋でも行ってみるか。」
家のチャイムが鳴ったのは、俺が珍しく重たい腰をあげようとしたそのときだった。
八幡「何か頼んでたか??」
俺は玄関に向かい扉を開けた。休日が脅かされると知らずに。
由比ヶ浜「やっはr・・・・」
思わず扉を閉めてしまった。何で由比ヶ浜がここにいるのん?その後ろに雪ノ下と一色もいたぞ?
・・・・いきなり閉めたもんだから案の定由比ヶ浜が外で抗議してる。
由比ヶ浜「あ!出てきた!何でいきなり閉めるし!!!」
八幡「・・・こんなところで何してんの?一色まで連れて。」
雪ノ下「私たちは小町さんに呼ばれて来たのよ。」
一色「私は暇だからぷらーってしてたら、結衣先輩と雪ノ下先輩が二人で歩いているのを見つけたのでついてきました!」
やってくれたな小町。帰ってきたらお仕置きだ。
八幡「小町なら学校の友達と出かけてるぞ。日にち間違えてないか?」
雪ノ下「あらそう。じゃあ今は比企谷君一人ということね?」
八幡「一人と一匹だな。カマクラが俺の布団で寝てる。とりあえずここで騒がれると近所迷惑だから中入るか帰ってくれ。後者がおススメだが。」
由比ヶ浜「どさくさ紛れで帰宅させようとするなし。・・・・迷惑だったかな・・?」
由比ヶ浜さん。涙目+上目遣いは卑怯ですよ。男が断れるわけないじゃないですか。それにあなたが色々言ってくる度に、あなたの大きなメロンが体の動きに合わせて揺れてるんですよ。いいぞもっとやれ。
一色「先輩。結衣先輩を見る目がいやらしいです。」
由比ヶ浜「え!?・・・・ヒッキーのエッチ・・・・デモ、ヒッキーニナラミラレテモイイカナ・・・」
頬を赤らめてるその表情もたまんないです。後半何言ってるかちょっとわからなかったけど。端のほうで雪ノ下が悔しそうな顔をしてるのは見なかったことにしよう。
八幡「わかったよ・・・・とりあえず中入ってくれ。」
俺はこの騒がしい(主に由比ヶ浜)3人娘を家に入れることにした。だって3人の美少女を見ようと外にだんだんと男が集まってきてんだもん。妬みのこもった視線を向けられるのは俺なんだぞ!
由比ヶ浜「?どうしたの?」
八幡「いや、なんでもない・・・・・」
こうして俺の平和な休みは文字通り女3人が家に入ったことで脅かされていく―
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由比ヶ浜「ねぇヒッキー。」
八幡「なんだ?」
由比ヶ浜「ヒッキーの部屋行っていい?」
八幡「おう。ダメに決まってんだろ。」
一色「人には言えないようなアブノーマルなエッチ本が隠されてるんですね?」
八幡「なに普通の顔して言ってんだ一色。大体人には言えない程のアブノーマルな本なんて需要なさすぎだろ。」
一色「あ、今は本なんて買わなくてもネットで見放題でしたね。」
八幡「でしたね。じゃねぇよ。俺がアブノーマルな奴見てる前提で話すのやめてね。」
一色「まぁ先輩がノーマルだってことは知ってますけど。」
八幡「そういえば雪ノ下はどこ行った?」
由比ヶ浜「ゆきのんならヒッキーの部屋にいる猫ちゃんに会いに行ったよ?」
八幡「あいつ・・・・ちょっと行ってくるわ。」
由比ヶ浜「私も行く~」
一色「あ、じゃあ私もご一緒します~」
八幡「由比ヶ浜って猫嫌いじゃなかったか?」
由比ヶ浜「嫌いじゃないよ。勝手にいなくなるのが嫌で・・・それで苦手なだけ。」
八幡「あぁ。死ぬ前にはってやつか。」
一色「確かに切ないですよね。」
八幡「カマクラはそうはなってほしくはな・・・い・・・・」
由比ヶ浜「ヒッキーどうした?・・・・・え?」
八幡「・・・・・・」
一色「先輩?・・・・あ。」
俺たちが見たのはカマクラと遊んでるうちに俺のベッドで寝ている雪ノ下の姿だった。
構われすぎて嫌になったのか、布団を取られたからなのかカマクラは扉が開くなり俺の部屋から出てしまった。
由比ヶ浜「あ、あはは・・・・ゆきのん寝ちゃってる・・・・」
一色「凄い気持ちよさそうに寝てますね・・・・」
八幡「こいつよく男の布団で寝られるな・・・しかも普段から貶してる相手のだぞ。どっちか起こしてくれねぇか?」
由比ヶ浜「このままにしといてあげれないかな?何か起こすの可哀想だし・・・」
一色「同館です・・・私たちはこっそり下に降りましょうか・・・・」
八幡「・・・・まぁ、しばらくすれば起きるか・・・・」
俺たちは音を立てずに扉を閉め、ゆっくりと下に戻っていった。
ー事件が起きたのはそこからである。
由比ヶ浜「ゆきのん本当に気持ちよさそうに寝てたね。」
一色「普段の雪ノ下先輩からは想像がつかない行動だったので驚きました・・・」
八幡「俺が一番驚いてるわ。・・・ん?誰か携帯鳴ってないか?」
由比ヶ浜「あ、あたしだ。ちょっと出てくるね~」
一色「いってらっしゃいです~。・・・・ねぇ先輩。」
八幡「ん?なんだ?」
一色「・・・二人きりですよ?」
八幡「由比ヶ浜は電話行っただけだろう。すぐに戻ってくる。」
一色「それもそうですね・・・・まぁいいか。」
八幡「?」
由比ヶ浜「ごめん二人とも!!ママから電話で今日家族でご飯食べに行くからもう帰るね!!!いろはちゃんゆきのんの事起こして帰ってね!!バイバイ!!」
嘘だろ・・・・・由比ヶ浜が帰ってしまった・・・・ってことは・・・・
一色「本当に二人きりになりましたね。・・・・先輩。」
八幡「雪ノ下が降りてくるかもしれんぞ・・・・」
一色「先輩・・・・もう我慢できません・・・・」
八幡「い、一色・・・・・」
由比ヶ浜が帰り、雪ノ下が寝ていることをいいことに、俺たちはお互いの舌と舌を絡めあい身体を重ね何度も果てた。
一色「やっぱり先輩、私が弱いところを的確に突いてきますね。最高に気持ちよかったです。」
八幡「二人にバレないところで何度もシたおかげだな。今日は一色の声があまり聞けなくて残念だったが。」
一色「雪ノ下先輩が寝てますからね・・・・あまり大きい声を出すとバレちゃいます・・・・し。」
八幡「どうした?何を見て・・・る?」
下半身のみ裸のまま対面座位で抱き合っている俺たちはリビングの扉に移る視線に気づかなかった。
雪ノ下「あなたたち・・・・・何をしているのかしら?」
氷の女王、雪ノ下雪乃が俺たちを見ていた。
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俺と一色は服を着て、雪ノ下の前に正座をさせられている。
雪ノ下「由比ヶ浜さんは帰ったようだけれど、私が寝ていたことをいいことに二人は何をしていたのかしら?」
八幡&一色「・・・・・・」
雪ノ下「黙っていてはわからないのだけれど。何をしていたのかしら?」
八幡「あ、あれは・・・だな・・・・俺が無理やり一色を・・・」
一色「やめてください先輩・・・・そうやって自分だけ傷つこうとするの・・・・」
八幡「す、すまん・・・・」
雪ノ下「質問に答えてもらえてないのだけれど。由比ヶ浜さんも呼んだほうがいいかしら?」
一色「わ、わかりました!言います!言いますから!!・・・・・えっと・・私たちは、お二人が見てないことをいいことに・・・・先輩と・・・・スしました・・・」
雪ノ下「最後だけ聞こえないのだけれど。もっとはっきり言ってくれるかしら?」
一色「先輩と!!セックスしてました!!」
雪ノ下「・・・るいわよ・・」
八幡「え?」
雪ノ下「一色さんだけずるいわよ!私だって比企谷君とセックスしたいわ!独り占めなんて卑怯よ!」
八幡「はい!?」
一色「雪ノ下先輩が壊れた!?」
雪ノ下「壊れてなんかないわ!!見なさいこれを!」
そう言って雪ノ下はいつぞやの由比ヶ浜の誕生日プレゼントを買った時に履いていたスカートを捲りあげた。
男なら誰でも憧れる純白の下着、そしてスラッと伸びる雪ノ下の生足が姿を現した。
その純白の下着にはシミができていた。俺は思わず生唾を飲み込んだ。
雪ノ下「実は二人の行為を覗いていたの・・・・そんなの見ちゃったらここが濡れても仕方ないわよね・・・」
その日から俺と一色と雪ノ下の秘密の関係が築かれた。ほとんどの行為が一人暮らししている雪ノ下のマンションで行われ、それは多い日で週5で行われた。絶倫すぎだろ俺の息子よ。
しかし綻びは突如としてやってきた。俺たちは3人でするのが気持ちよすぎて由比ヶ浜の行動を全く気にしていなかったのだ。
3人でも秘密の関係が築かれてから3週間後。俺たち3人はいつも通り雪ノ下のマンションにいた。
由比ヶ浜「一体いつからそんな関係なの?」
違っていたのはめちゃくちゃ怒っている由比ヶ浜の前に正座をしているということ。雪ノ下にバレた時と同じである。
一色が学校の屋上でシてみたいと言ったので、外でしてみるのにも興味があった俺と雪ノ下は迷うことなく屋上で行為を繰り広げた。
それが運の尽きである。雪ノ下を後ろから突き、一色の秘部を触っている最中扉が突然開き、由比ヶ浜が仁王立ちでこちらを見ていた。
由比ヶ浜「で、いつからそんな関係なの?」
そして現在に至る。由比ヶ浜からいつもの笑顔は消え、能面のように表情は崩れない。
八幡「・・・俺の家に遊びに来たとき、由比ヶ浜がお母さんに呼ばれて出て行ったあと・・・・ぐらいから・・」
雪ノ下「あの時は私が、二人の・・その・・・行為を見てしまって・・・」
由比ヶ浜「行為?それってどれの事?ゆきのん教えて?」
やべぇ・・・・怒らせちゃいけないのは三浦じゃなくて由比ヶ浜のほうだ・・・・
雪ノ下「行・・為というのは・・・・・セ、セ、セック・・・スです・・・」
由比ヶ浜「いろはちゃんはヒッキーといつからそんな関係なの?」
一色「先輩達にも言ってもらったんですが・・・・千葉に取材を行った帰りに・・・私の方から・・・・」
由比ヶ浜「いろはちゃんからなんだ・・・・」
一色「はい・・・・言動とか行動とかもろもろダメダメでしたけど、それでも私は先輩が好きで・・・帰るのが急に寂しくなって・・・・」
由比ヶ浜「そっか・・・・ねぇヒッキー。」
八幡「・・・・なんだ?」
由比ヶ浜「二人とできたんだし、あたしともできるよね?その・・・・セックス・・・」
八幡「・・・マジで言ってんの?好きな人いるんじゃ・・・・」
由比ヶ浜「鈍感・・・・ヒッキーが好きに決まってんじゃん。初めてはヒッキーがいいの!」
八幡「マジか・・・・・わかった。」
由比ヶ浜「あ、いろはちゃんとゆきのんは見てるだけだよ?」
一色&雪ノ下「「え!?」」
由比ヶ浜「黙ってヒッキーとエッチなことした罰だよ。」
そう言われた瞬間、二人は残念そうな顔をした。
苦痛なのは恐らく参加できないこともそうだが、参加できないセックスを見せつけられることなのだろう。
由比ヶ浜「まぁあたしも鬼じゃないし、あたしが終わったら自由ってことで!」
八幡「お、おう・・・・・」
こうして俺は一色と雪ノ下が見る中で、由比ヶ浜と唾液の交換をし、誰もが夢見る二つの果実を触り、身体を重ねて果てた。
終わるとすぐに、一色と雪ノ下は俺を求めた。いつもの二人からは想像もつかないような声を出し、いつもより派手に果てた。
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八幡「もう・・・・無理・・・」
俺は意識を手放した。
終
行為中の描写は書けん!!!
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