2019-03-03 22:17:10 更新

概要

国際舞鶴ふ頭で冬谷が見たものとは…?


前書き

深海凄艦については
·人間や艦娘を滅ぼしたい戦争賛成派
·戦争をせず人間や艦娘と和解をしたい反戦争派
に分かれています。

登場人物

緋瀬 冬谷 14歳 男

本作の主人公。
黒髪黒目で毛先が赤みがかっている。
純高ミスリル製の鉄パイプ(重さは30㎏)を2本持っている。
愛知県から艦娘の妹を探しに、舞鶴へ行っている。

睦月(本名 緋瀬 結会) 12歳 女

冬谷の実の妹。横須賀鎮守府所属。
元々は一般人だったが、幼少期に記憶を消され、艦娘になった。
そのせいか、今の睦月は上手く艤装を展開出来ない。
艦娘コードネームは駆逐艦睦月型1番艦 睦月。

戦艦レ級 約10歳 女

戦争をせず、和解を求めている反戦争派の深海凄艦。
艦種は戦艦だが、本当は戦艦、駆逐艦、軽巡、潜水艦の艦因子を持つハイブリッド型。
隠岐泊地での序列1位という強さを誇る。
意外と泣き虫。

まだまだ人物は書く予定です。


2話 戦いを拒む戦艦


冬谷「この匂い…舞鶴ふ頭からか?」


冬谷「舞鶴ふ頭に磯なんてあったっけ…?」


冬谷「…おかしいかも…?」テクテク


〜国際舞鶴ふ頭付近〜


冬谷「と…遠ない?すっげぇ足疲れる…」ゼーハーゼーハー


冬谷「どこからだ…?」|д゚)チラッ


冬谷「(…なんか昭和の刑事ドラマみたい)…ん?あれは…」


戦艦レ級(以後戦レ)「…」キヅカナーイ


冬谷「(なんでこんな所に深海凄艦が⁉ここらに危険が及ぶ前に退けないと!…でも、何か様子が…いやいや、それは後!)」ダダダダ


戦レ「⁉ニ、人間⁉」ビックリキヅク


冬谷「るぉあァァア!!」テツパイプブンッ


戦レ「グウッ!」ガスッシッポブチン


冬谷「うおおおおお!!」ブンブンブンッ


戦レ「ヌアアア!!」ガスガスガスッ


…ドサッ…


冬谷「…ハァ…ハァ…」


戦レ「……ゲホッゴホッ…グ…」ムクリ


冬谷「……」


戦レ「…オ前、殺サナイノカ?」


冬谷「殺さねぇよ。だってお前、弾積んでないじゃないか。」


戦レ「ニシシッ、オ見通シッテワケカ。」


冬谷「尻尾を殴った時に解ったよ。」


戦レ「…オイ、オ前。」


冬谷「ん?」


戦レ「話ヲシナイカ?オ前ト私ノ話ヲダ。」ヨッコイアグラ


冬谷「…それも、いいかもな。」ヨッコイアグラ


戦レ「ニシシッ。敵ノハズノ人間ト座ッテ話ヲスルナンテ初メテダナ。」


冬谷「そうだな。…所で、お前の出身は…?」


戦レ「…私ノ出身ハ、隠岐泊地ダッタ。」


冬谷「隠岐泊地って、1月前に原因不明の大爆発が起こって壊滅したっていうあの?」


戦レ「ソウカ、ソッチデハソウ報道サレタンダナ…」


冬谷「そっちではって、まさか…」


戦レ「…アア。アノ泊地ハ…



  私ガ壊シタ。」



冬谷「レ級が…壊した…?」ボーゼン


戦レ「アア、ソウダ。私ガ一人デ全テ壊シテヤッタ。」


戦レ「…オヨソ1ヶ月前、私ハ隠岐泊地ノ研究室トイウ所デ建造サレタ。ソノ時私ノ近クニイタ奴ハ私ニ、『コイツハ完成品ダ』ト言ッタ。」


戦レ「造ラレテスグノ私ニハ、ソノ言葉ノ意味ハ分カラナカッタ。ケド…」


戦レ「ソコデ友達ガ出来タ。ソイツノ名ハ、『空母ヲ級』トイウ名ダッタ。」


戦レ「私トソイツハズット一緒ダッタ。ナノニ…」ウツムキ


戦レ「数日後ノ訓練デ、私ハソイツを殺シタ。」


戦レ「アイツハ沈ム直前ニ、私ニコウ言ッタ。」



『貴女ハ死ナナイデ』



戦レ「アイツハ泣イテイタ。私モ泣キタカッタガ、泣ケナカッタ。」フルフル


戦レ「ダカラ私ハ、隠岐泊地ヲ全テ壊シタ。」


戦レ「ナァ、ドウシテ私達ハ戦ウ?ドウシテ話ス事ヲセズニ武力デ解決シヨウトスル?」


冬谷「…何言ってんだ」


戦レ「?」カオアゲ


冬谷「俺も、お前も、今こうやって話をしているじゃないか。戦ってはいたけど。」


冬谷「…俺はな?…妹がいるんだ。小さい頃に艦娘になって会えてないが…それで、親父の資料を頼りに舞鶴まで来たんだ。」


冬谷「そうしたら、お前と話をする事が出来た。普通は敵同士だぞ?下手したら殺し合うくらいだぞ?だけど…」


冬谷「俺達はこうやって自分の心の内を言い合えた。それって、とっても凄くないか?」


戦レ「…ソウダナ。世界ヲ探シテモ私達ダケダロウ。」


冬谷「それで、その空母ヲ級の最後の言葉何だが…」


戦レ「…」


冬谷「俺はこう考える。」


戦レ「?」


冬谷「レ級。お前は強い。泊地を壊滅させられる程にだ。だから、そのヲ級は、その強さを、誰かを護り、助けてあげる事に使う。ただの武力での強さではなく、心の強さを他人の為に使う。俺は、そう思うよ」ニコッ


戦レ「……」


戦レ「フゥゥウ…ウェェェン…」ボロボロ


冬谷「うぁっちょ、ご、ごm「違ウゥ…」?」


戦レ「ソンナ風ニ…ヒック…言ワレタノ…ウッ…ハ、初メテダッタカラ…」ボロボロ


冬谷「…なぁ、レ級。」


戦レ「ン?」ヒックヒック


冬谷「お前って、意外と泣き虫?」


戦レ「オ前酷イ!デリカシーヲ持テ!」プンプン


冬谷「…ふふっ」


戦レ「…ニシシッ」


冬谷「…やっぱり、レ級は笑った方が可愛いよ。」ニコッ


戦レ「カ、カワ//」ボッ


冬谷「?どうした?」(←気付かない


戦レ「イ、イヤ、ナンデモ//」カオマッカ


冬谷「え、お前熱でもある?」オデコピトッ


戦レ「⁉⁉//」ボンッ


冬谷「う〜ん…やっぱり深海凄艦の肌が冷たいから熱があるか分からない…ってどうした⁉」


戦レ「…ウ~ン…//」カオマッカ+キゼツ


冬谷「お、起きろー!」


〜数分後〜


冬谷「…どう?落ち着いた?」


戦レ「…ウン」ポッ


冬谷「よ、よかった…ビックリした…」


戦レ「…ナァ、オ前。」


冬谷「え、どうしたの?」


戦レ「ホラ。」ポイッ


冬谷「ん?うぉっと!…え、これ、空母ヲ級の艦載機の形してる…」パシッ


戦レ「ソノキーホルダーハ世界ニ一ツシカナインダ。」フンス


冬谷「何で世界に一つしかないキーホルダーを渡すんだよ」


戦レ「最後マデ話ヲ聞ケヨ。イイカ?ソレハ世界ニ一ツシカナイ。ダカラ、オ前ガ大事ニ持ッテオケヨ。」


冬谷「…?」


戦レ「端的ニ言ウトダナ…」(´Д`)ハァ…


戦レ「約束ダ。私トオ前ガマタ会ウマデ、私ノキーホルダーヲ預カッテオケ。」


冬谷「…約束、か…」


戦レ「ソレハ私トオ前ノ絆ノ証ダ。大事ニシロヨ?失クシタリシタラ殺スカラナ?」


冬谷「失くさねーよ。大事な証だからな。」


戦レ「ニシシッ。ソレマデ他ノ奴ラニ殺サレンナヨ?」


冬谷「ははっ。死なねーよ。」


戦レ「……ナァ、オ前」



ドォン……ドサッ……



冬谷「……え……?」


ー3話に続くー


後書き

外伝1→3話の順に投稿しようと考えています。


冬谷「…ども?」
何で疑問形?
冬谷「いや何でって言われても…」
いいじゃんいいじゃん
冬谷「えー…で、ここでは何をするんで?」
だらける
冬谷「帰りまーすさよならー」スタスタ
あぁ待って帰らないでお願いだから
冬谷「(´Д`)ハァ…」
溜め息つかないで…
冬谷「面倒くさい(帰りたい)」
建前と本音が同じような事行ってるよ
冬谷「だって事実じゃん…」
まぁここって言わば雑談ルーム見たいな所だからねー
冬谷「もう終わっていい?」
えっ何でちょっとだけ待っt
冬谷「はーいそれでは皆さん第3話お楽しみにーさいならー」ノシ
いや待って勝手に終わんn
ガシャンッ


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