第1巻 第137話 ユウゴウ
レオンは突如、鶫の星獣のメガオンから金星の光を受けて、黄色に輝き出した。
楽 「何だよコレ?レオンがつぐみのメガオンからの光を受けてる?」
鶫 「これは………」
羽(ユイ) 「楽ちゃん、楽ちゃんの星匣を見てみて。」
楽 「えっ?あっ!」
楽の星匣には、見たことも無い「狼」と文字が描かれた星札が入っていた。
楽 「何だよコレ?」
羽(ユイ) 「それを楽ちゃんの発動所に刺してみて。」
楽 「………ああ!分かったぜ、羽(ユイ)ねえ!」
カシャンッ
楽はその札を発動所に刺した。
楽の星匣 「狼の札(オオカミノフダ)」
キュイーンッ
レオンが本来の属性の太陽の属性のオレンジでは無く、
金星属性の黄色に輝き出した。
楽 「なっ!?」
レオン 「やっと、ボクが太陽の真の力を出す時が来たみたいだね。
楽、こう叫んで!」
楽 「えっ!?」
ゴニョゴョ
ロンシー 「何だネ!?」
楽 「金星機械豹(きんせいおうてつひょう) レオン・ウルフ」
キュイーンッ
レオンは更に激しく、黄色に輝き出した。
レオン 「ふーーう。まず、最初のボクの「太陽融合(たいようゆうごう)」は、金星属性かぁ。」
ロンシー 「なっ!」
千棘 「えっ!?レオ君が………」
蒼也 「どうやら、成功の様ですね。」
レオンは、光の色をオレンジからイエローに変え、メガオンと同じ機械の銃のなどの武器の装備。そして、顔つきが狼(おおかみ)の様に変わっていた。
第137話 完
このSSへのコメント