第1巻 第169話 トツゼン
2017年10月5日 AM:7:30
守山 黒百合旅館(もりやまくろゆりりょかん)
食堂
山中さん 「舞子さん御一行、朝食でーす!
この朝食を食べ終わった後、当旅館の最後の観光スケジュールで、お土産屋さん街で、
お土産を買って貰いまーす。」
一同 「はーい!」
集 「いやー、楽しい3日間(みっかかん)だったね〜〜。」
楽 「そうだな。」
楽 (土産屋さん(みやげやさん)かぁ………
紅葉(モミジ)とか、茶道や華道のセットや、蒼也に買って貰った日本刀とか、色々思い出の品は手に入ったけど、最後にもう一つ、
千棘との半年記念の思い出の品が欲しーな。)
楽 「千棘ー、一緒に土産買いに行こーぜ。」
千棘 「もちろん、いいわよー。」
モグモグ パクパク
楽 「さーて、朝メシも食べたし、
そろそろ………」
ピカーー!
楽 「!」
楽の星匣が、緑色に光った。
千棘 「楽、これ………」
楽 「ああ、野生の星獣だ!」
蒼也 「………どうやら、今回は2匹みたいだね。」
楽 「あっ、蒼也!」
千棘 「えっ?星獣が2匹いるの?」
蒼也 「はい。
緑色の木製の光が二重になっているでしょう?
これは、この近くに木製属性の星獣が2匹いるという事です。」
楽 「2匹か………どうする?」
蒼也 「この方角は、1日目に周った
紅葉公園と鹿公園の方ですね。
楽、お嬢、鹿公園の方に行って下さい。
俺と誠士郎は紅葉公園の方に行きます。」
楽・千棘 「分かった!」
蒼也 「首領羽(ドン ユイ)、あなたはここで、小野寺さん達を守っていて下さい。」
羽(ユイ) 「分かったわ。
こんな楽しい旅館を、星獣の危機に晒すわけにはいかないもの。」
第1巻 第169話 完
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