陽炎「陽炎型艦掟ひとーつ」
大潮
「最近何やら朝潮の元気が無いですね、
ここはこの大潮の出番です!
朝潮、この後1杯飲みに行きませんか?」
今回は心温まる(?)
ハートウォーミング・コメディです
注意書きは特に要らないと思います
単体でも読めると思いますが
親潮に何があったのか知りたい方は前作
親潮「あ、朝潮型艦…訓ひとーつ」
をどうぞ(宣伝)
果たして事態は解決されるのでしょうか?
では本文をどうぞ
本文に時系列把握の為に
エピローグ中に"後日"と追加しました
今日も鎮守府のどこかで
謎のお仕置き艦隊が罪を討つ
朝潮
「朝潮型艦訓ひとーつ」
朝潮型一同(一同)
「ひとーつ」
朝潮
「罪には爆雷を!」
一同
「罪には爆雷を!」
朝潮
「サーチ、アンド デストロイ」
一同
「サーチ、アンド デストロイ」
以前、任務で定例会に遅れてしまい
会議室の前で呼吸を整えていたら
突然、戸が開き親潮さんと目が合った
突然の事に驚いて固まってしまっていると
突然、親潮さんがその場に倒れてしまった
大潮
「朝潮は眼力(めぢから)がありますからっ!」
いつもの大声で大潮が言う
朝潮
「しかし気を失う程となると…」ションボリ
グラスに映る自分を見て落ち込んでしまう
大潮
「あの時はタイミングが悪かっただけです!
大潮達がやり過ぎてしまっただけで
朝潮のせいではありませんよ!」
しょげている朝潮のグラスに
自分の瓶から注ぎ足し、飲む様促す大潮
朝潮
「けれど、あれ以降…
親潮さんに避けられています」
大潮
「フムフム…
それは誤解されたままだからでしょう
誤解を解けばいいのです!」
力強く力説する大潮
朝潮
「とは言えどうすれば…」
提督
「なるべく相手と一緒に居る状況を作る…
てのはどうだ?
普段の朝潮を知れば
誤解も解けるってもんさ」
話しを聞いていた提督が助言をする
朝潮
「それですっ!」
突如湧いた閃きに、思わず立ち上がる
朝潮
「流石は司令官
この朝潮、全力で誤解を解いてみせますっ!」
朝潮はグラスを一気に煽り
そう宣言すると急ぎ足で自室へと帰っていった
提督
「気負い過ぎるなよ〜」
やる気になった朝潮の背中にエールを送り
空の酒瓶を瓶入れに押し込んでいると
大潮
「司令官も人が悪いです…
いつから聞いていたんですか?」
自身のグラスを玩び大潮が聞いてきた
提督
「ふっ…最初(ハナ)っからさ、なにしろ
ここ執務室だから
…」
バーカウンターにかけ
オレンジジュースをちびちび飲む
大潮にそう言うと
隣で酔払ったまま寝ている
本日の秘書艦ポーラを引っ叩いた
〜翌日〜
以前の騒動から時々挙動不審なところを
見せていた親潮も
今ではすっかり元通りの生活を送っていた
親潮
「あれは何かしら?」
自室のドア下に何やら手紙?が置かれている
黒潮と同室なので宛名を見る
どうやら自分へ宛てられた物らしい
開いて読む
親潮
「!」ガタガタガタ
黒潮が親潮を呼ぼうと入口へ目をやると
普段の明るさを取り戻していた親潮が
異常な震え方をしていた
黒潮
「そんなとこ居(お)ったら風邪引くで?」
なるべく刺激しない様、戯けて言う
親潮が握りしめている物は…手紙だろうか?
黒潮
「ちょ〜っとウチに見せてな?」
強張る親潮の指を1本ずつ優しく開いていく
親潮から手紙を取り上げると
ベッドへと腰掛けさせる
震える親潮に上着を掛けてやると
手紙を見る
[案内状 親潮殿]
なかなかに達筆な字でそう書かれていた
差出人は…書かれて無い
親潮を刺激しない様、目で読む
黒潮
「(何々…)」
[来たる○△日□☓時に
第3会議室まで御一人で来られたし
所持品は持たずに、こちらにて用意し候
尚、他言は無用の事]
黒潮
「(きょ、脅迫状!?)」
朝潮
「あ!」
満潮
「どうしたのよ朝潮?
突然声を上げるなんてらしくないわね」
朝潮
「いえ、先日の件の誤解を解くべく
手紙を出したのですが…
差出人を書くのを忘れてしまって」
満潮
「アンタ…時々そう言う所抜けてるわね」
朝潮
「申し訳ありません」
頭を下げ謝る
満潮
「あーもう!別に責めてなんか無いわよ
アンタ何でも重く受取過ぎなの!
冗談くらいもっと…軽く流しなさいよ」プイッ
満潮は照れから顔を背ける
朝潮
「…ありがとう満潮」
陽炎
「これは由々しき事態だわ!」
バンッ!机が乱暴に打ちつけられる
黒潮が持ち込んで来た脅迫状を前に
陽炎は怒り心頭であった
当の親潮は自室にて黒潮に警護をさせている
不知火
「脅迫状…にしては文面がお粗末ですね
親潮が脅されるとは考え難いですし…」
不知火が顎に手を添えて考え込む
激しく感情を露わにする陽炎と違い
不知火は平静そのものに見える
陽炎
「そうね…でも
誰にも知らせず、何も持たせず、1人で来い
だなんてそれ以外に考えられないわ!」
グシャリと音をたて脅迫状は握り潰された
陽炎
「何処の誰だか知らないけど上等よ…
喧嘩を売られて黙って従う様な
陽炎型(私達)だと思わない事ね…
そうでしょう?不知火」
不知火
「それについては同意します
無論、陽炎型(家族)に手を出す
不届き者がいるのならば…
死ぬ程後悔させてやるまでです」
陽炎から
空気をも焦がさんばかりの
激しい怒気が揺らめいていた
荒潮
「でも〜、差出人不明だと
来て貰えないんじゃな〜い?」
手紙の事をどうしたものかと悩んでいると
荒潮が声を掛けてくれた
どうやら手紙の件は朝潮型中に
広まってしまった様だ
朝潮
「定例会の日時と場所は記しておいたので
問題無いとは思うのですが…」
少し考え込む
荒潮
「そうよね、艦娘しか居ないんだもの
場所が分かってれば大丈夫よ〜
だから元気出して、ね?」
荒潮にそう励まされ腹を括る事にした
朝潮
「そうですね…待つ事にします!」
天津風
「そんなふざけた真似をする輩が
鎮守府(ウチ)に居たとはね…
で、どうするの?」
クシャクシャになった脅迫状を
一瞥すると陽炎を見る
陽炎
「囮(デコイ)を会議室に放つわ」
陽炎が指示棒を玩びながら言い放つ
初風
「親潮、大分参ってるんでしょ…
そんな事させていいの?」
初風が疑問を投げ掛けるが
不知火
「当然そんな事はさせません」
初風
「じゃあ…」
どうする?と言いかけたその時
陽炎
「雪風、アレを」指パチン
雪風
「了解です」
敬礼すると雪風が鞄からなにやら取り出し
初風へ手渡す
雪風
「注文していた品(ブツ)です
明石さんから受け取っておきました」
初風
「何?…鬘?…まさか」
察した初風が陽炎に目を戻すと
陽炎
「上手くおびき出してね!」にっこり
朝潮
「前回は何も無い状況なのが
響いたのだと思います
そこで何かオモテナシをしようかと
思うのですが…」
朝雲
「ふんふんいい考えね、山雲は何か案ある?」
山雲
「そ〜ね〜クラッカー…なんてどぉ?」
朝潮
「最初に歓迎の意思を示す訳ですね
それで行きましょう!」
峯雲
「あとは飾付けでもすればいいかな?」
朝潮
「そうですね
霰と霞にも手伝って貰いましょう」
こうして朝潮の計画は着々と
進んで行ったのだった
秋雲
「いヨッシ!メイクOK」
陽炎
「…驚いた
アンタにこう言う才能があったとはね…」
陽炎達が変装した初風に見惚れている中
秋雲
「メイク(お仕事)も済んだ事だし
秋雲サンはこれで…」コソコソ
隙きを見計らって出て行こうとしたその時
秋雲
「ぐえっ!?」
突然首締まり、思わず呻く
制服の襟が陽炎に掴まれていたのだ
陽炎
「何処行くの?アンタも来るのよ」ヤレヤレ
流石は長姉
しっかりと行動を把握され手綱を握られる
秋雲
「あ〜でも秋雲サンは
殴り込みとかはチョット…」アハハハ
だが、ここで折れると巻き込まれる
逃げ道を目で探していると
不知火
「…」ギロッ
不知火から強烈な視線が飛んできた
どうやら逃がしてくれる気は更々無いようだ
秋雲
「イエスマム!」シュタッ
観念した秋雲の敬礼は
それはそれは見事なものだったとか
こうして陽炎達の作戦準備は
完了したのだった
朝潮型と陽炎型
2つの陣営の思惑は交わる事無く
二重に螺旋を描く、だがその頂点
運命の時間(とき)は刻一刻と迫っていた
〜会議室〜
初風
「(さて…時間だけど会議室の周囲に
人影は見当たらないわね…)」
〈ザザ…〉
鬘で隠したイヤホンから
雑音がしたかと思うと
陽炎
〈こちらゴービィリーダー配置完了
周辺に人影は無し、あとは室内だけよ
オワリ〉
陽炎が周辺の調査結果を知らせてきた
引き戸越しに気配を窺うが物音などは無い
初風
「(行くしかないか…)」
初風は覚悟を決め、会議室の戸を開いた
ガラッ
初風が戸を開けると中には
朝潮型が勢揃いし、初風を見ていた
初風
「ひっ!?」
その眼光と雰囲気に思わず怯むと
突然火薬が鳴り響く
パンパン、パンパン…
陽炎
「(鎮守府で炸薬音!?初風が危ない)」
陽炎
〈総員突入、繰り返す総員突入っ!〉
陽炎がGoサインを出すと
周辺に潜んでいた陽炎型の艦娘が
一斉に会議室へと殺到した
陽炎達が強引に突入した事で
室内はすっかり荒らされてしまっていた
そんな室内で睨み合う両陣営の艦娘達
陽炎
「まさかアンタ達だったとはね
馬鹿とはいえ一目置いていたのに
…残念だわ」
会議室に揃い踏みしクラッカーを持った
朝潮達を見るなり陽炎が言い放つ
霞
「ちょっと…いきなり飛び込んできて
朝潮型への侮辱?
相応の覚悟はしてるんでしょうね…」ギロッ
時津風
「それはこっちの台詞だよ
こんな事しておいて!」ウウー
霰
「掛かる火の粉は…払う…」キッ
朝潮
「………ん゛ん゛ん゛?」クビカシゲ
戦端はどちらからとも無く開かれた
………
……
…
……
………
数分後には会議室はもはや廃墟となり
辺りには駆逐艦達が転がっていた
だがその中にあって2人だけが
まだ戦っていた
陽炎
「あとはアンタだけよ、観念したら?」フゥフゥ
朝潮
「妹達の無念、この朝潮が晴らします!」ハァハァ
互いに譲らず攻防を繰り広げるが
少しずつ朝潮が押され始めていた
陽炎
「ほらほら、息が上がってきてるわよ!」
勢いに乗る陽炎の猛攻に
朝潮が爆雷を"落としてしまう"
陽炎
「獲った!」
陽炎が朝潮に迫ったその瞬間
キーン
落ちた爆雷から爆音"だけ"が響き渡る
陽炎
「何っ!?」
咄嗟の事に、反射的に身体が
爆雷から上体を遠ざけようとする
陽炎
「(信管のセットはさせなかった"はず")」
そう考えた瞬間悟る
この爆雷は偽物(フェイク)だと
爆音に気を取られ、一瞬停止した陽炎
???
「戦場で止まるなんて正気かい?」
先輩パイロットの教訓が思い出された
正にその時
朝潮は陽炎へと吶喊していた
朝潮
「これで終わりです!」
朝潮の渾身の右ストレートが陽炎に迫る
しかし陽炎の目は死んでいなかった
陽炎
「まだよっ!」
陽炎は上体が反れているのを利用して
右足を思いっきり蹴り上げる
陽炎の頬にストレートが
朝潮の腹部に蹴りが決まる
ヨロヨロと後退る両者が口を開く
陽炎
「まさか…最大の武器が偽物(フェイク)
…だったとはね」ボロッ
朝潮
「完全に虚を突いたはずですが
…流石です」ボロッ
陽炎
「ふふっ、やるじゃない…」
朝潮
「そちらこそ、お見事です…」
フラフラの両者は互いに称え合うと
そのまま倒れ込んだ
黒潮
「親潮、ホンマにええん?」
(注)ホンマにええん?=本当にいいの?
会議室へと続く道中
親潮を慰留する黒潮だったが
親潮
「これは私の問題です
1人のうのうと待つなんて駄目なんです」
そう力強く答える親潮に強くは言えなかった
キーン
黒潮・親潮
「「!?」」
突如として響いた爆音に
顔を見合わせ、急ぎ駆けつけると
辺りには瓦礫が散乱していた
会議室で"在った"場所は破壊され
原形を窺い知る事は出来ない状態であった
恐る恐る進む2人
そこには、倒れ伏す
数多の艦娘(戦士)達の姿があった
黒潮・親潮
「「遅かった…」」
翌日、会議室修繕の見積書を持った
大淀が執務室へ向かうと
書置きを1枚残し提督は消えていた
エピローグ
陽炎爆雷せよ
〜医務室〜
陽炎
「ええっ、歓迎会だったぁ!?」
朝潮
「はい」コクン
不知火
「陽炎…
だからあの時言ったではないですか」シラー
陽炎
「ちょっ、待ってよ!不知火だって…」アタフタ
朝潮
「皆さん…反省の仕方はお分かりですね?」
ジロリ
陽炎
「…はい」ガックシ
後日
〜運動場〜
ここは鎮守府にある多目的運動場
そこには特に特徴の無い字で
[私は勘違いしてました]
と書かれたのぼりが立っていた
黄色と黒のKEEP OUTのテープが
張り巡らされたその奥
中央には数人の艦娘達が並んでいた
アソコアイテルヨオコノミヤキ600エンジャラムネハイカガ~ラムネクダサーイ
陽炎
「まさかここに立つ日が来ようとは…」トホホ
不知火
「猪突猛進の結果ですよ、陽炎」ヌイッ
黒潮
「爆破オチか〜、まあ何事も経験やな」ノリノリ
親潮
「慣れって怖いですね」ハハハ
初風
「妙高姉さんが見てるっ!?…屈辱だわ」ギギギ
雪風
「昨日の夜は眠れませんでした」ドキドキ
天津風
「いい風ね…」ゲンジツトウヒ
時津風
「いっぺんやってみたかったんだよねー」ワクワク
秋雲
「やっぱやんなきゃダメ?」キジツチカインダケド…
朝潮
「それでは、始めてください」指パチン
〈ドドン〉太鼓の音
陽炎
「ええい!駆逐艦(女)は度胸ーっ!
陽炎型艦掟ひとーつ」
陽炎型一同(以下一同)
「ひとーつ」
陽炎
「思い込みで行動するのはギルティ」
一同
「思い込みで行動するのはギルティ」
陽炎
「罪には爆雷を!」
一同
「罪には爆雷を!」
陽炎
「投下ーはじめー」
一同
「投下ーはじめー」
おっかなびっくり放り上げられた爆雷達が
空中で煙を上げた
カーギヤーオージャパニーズハナビエクセレンッ!ラムネカンバイシマシター
なかなかいい風が煙を払うと
煤に塗れたアフロの陽炎達が煙を吐いた
陽炎達
「忠告はよく聞こう…」バタンキュー
朝潮
「反省!」
朝潮が高らかに宣言すると
観戦席にいた野次馬達から歓声が上がった
………
……
…
その後
誤解は解けたが苦手は苦手
人間早々変われはしない
朝潮
「…(会話のキッカケが欲しい)」ジロリ
親潮
「…(相変わらず眼光が…)」ビクッ
スーパーな宇宙人は言いました
落ち着かない気持ちを少しずつ慣れさせようと
大潮
「並んでるとまるで姉妹ですね!」
黒潮
「せやな〜(姉?がたじたじやけどな)」
以降、定例会には
2型分の駆逐艦達が所狭しと並ぶ様になった
霞 不知火
「…」ギロッ→バチバチ←ギロッ「…」
親潮の誤解を解く
という朝潮の思いから始まった今回の騒動は
かくして終焉を迎えたのだった
今日も鎮守府のどこかで
謎のお仕置き艦隊が罪を討つ
陽炎
「陽炎型艦掟ひとーつ」
一同
「ひとーつ」
陽炎
「陽炎型(家族)は皆で守る!」
一同
「陽炎型(家族)は皆で守る!」
陽炎
「サーチ、アンド デストロイ」
一同
「サーチ、アンド デストロイ」
おまけ1
カラー?のお仕事編
秋雲
「いヨッシ!メイクOK」
陽炎
「…驚いた
アンタにこういう才能があったとはね…」
その場に居た者が感嘆する
不知火
「これなら私達以外で見分ける事が
出来る者は、まずいないでしょう」
初風
「自分じゃ、よく分らないわね」
雪風
「雪風でも少し離れたら分かりませんよ!」
天津風
「それにしても化けたわね…」
時津風
「ほぇ〜秋雲ー、今度私にもメイクしてよ?」
秋雲
「ふふん、秋雲サンの手にかかれば
ざっとこんなもんよ」ハナタカダカ
後日、メイクの件を聞きつけた
磯波写真館から秋雲先生に
メイクの依頼が来るのだった
おまけ2
情報源(ニュースソース)編
執務室で提督用の椅子に座り
窓の外を眺める大淀
そこへ1人の艦娘が音も無く歩み寄る
大淀
「来ましたか…
仕事が早くて助かります」ニコ
椅子の回転機構を使い、来訪者に向き直る
大淀
「どうぞ、運動場の使用許可申請書です」スッ
青葉
「ふむふむ、これはまた号外ですね…」
青葉
「どうもっ!いつも助かります
これ、御要望の
セーフハウスやホテル等のリストです
潜んでいる可能性が高い所には
印を入れてありますので」ニコ
大淀
「丁寧な仕事ですね感服します」フムフム
青葉
「またまたぁ
煽てても、もう何もありませんよ?」手フリフリ
大淀
「アナタも冗談が上手くなりましたね」
大淀・青葉
「オホホホ」
おまけ3
酒匂が新聞を 貰って 立ち読みする編
青葉
「号外〜、号外ですよ〜!
おっ、そこのお嬢さん方
青葉新聞号外をどうぞ!」
酒匂
「ぴゃん?えっとどうも…」ウケトリ
阿賀野
「何々…」ノゾキコミ
【またもやスクープ!
明日開催予定の謎のお仕置き艦隊反省会(仮)
をあの艦種が乗っ取る!?】
浦風
「おったおった!
能代の姉さん、ちぃーと来んさい」
能代
「また?」ハハハ
矢矧
「こうしちゃいられないわっ!」ダッシュ
阿賀野
「SMT(商魂 まみれな 鎮守府ね)」ヤレヤレ
酒匂
「今度はお好み焼きだね!阿賀野ちゃん」ニコ
艦?
小ネタ
握り潰された手紙
「解せぬ」
乱暴に打ちつけられた机
「それな」
引っ叩かれたポーラ
「まったくれすよ…ヒック」
手紙・机
「「いやいやいや」」
いかがでしたでしょうか
ハートウォーミング
→ハード・ウォー・ミン
→hard war mini
な物語、なんちて
今回も面白かったです!
この調子で他の駆逐艦姉妹を
巻き込んで下さいませ♪
ありがとうございます
楽しんでもらえてよかったです