第1巻 第185話 ホッケー
2017年10月12日(木) PM:16:00
楽 「さて、次はエアホッケーか。」
千棘 「あの時のホッケーは、楽しかったよね。」
楽 「ああ、俺がお前と対等に体使ったゲーム出来るわ、ホッケー同士がぶつかり合って、ピューって飛ぶわ。」
レオン 「ねえ楽、星体技(せいたいぎ)を使って試合してみたら?」
楽 「あっ、レオン?」
レオン 「千棘ねえは、楽の成長を見たいんでしょ?
さっきのパンチングマシーンでは腕力だけだったし、
星体技(せいたいぎ)を使えば楽の星神としての成長が見れるんじゃ無い?」
千棘 「なるほど………いい案ね、レオ君!」
シルフ 「そういう事なら、あたしも千棘に力を貸すわ。」
千棘 「よーし、いくわよシルフ!」
楽 「よーし、来い!」
ボウッ
ボウッ
楽と千棘は、お互いに星体技(せいたいぎ)を発動した。
そして、ゲームは進み………
カンッ カンッ
千棘 「やるじゃない、ダーリン!」
楽 「そっちこそな、ハニー!」
現在10対10
楽 (やっぱ星体技(せいたいぎ)ってスゲェ………,千棘の身体能力について行けてる。
それに、蒼也との訓練で身に付けた反射神経も、このゲームには使える………)
楽 「トドメだ!」
カンッ
千棘 「あっ!」
ゴール
ゲームは楽の勝ち
千棘 「あーもう、悔し〜〜!」
楽 「信じらんねーー!俺が体使ったゲームで、千棘に勝った!」
千棘 「………でも、やっぱり少し嬉しいな。」
楽 「え?」
千棘 「ほら、さっきのパンチングマシーンの時も言ったでしょ?
あのモヤシだったあんたが、少しずつ強く立派になってく………
一昔前(ひとむかしまえ)のあんただったら、私に勝てるわけなかったのに、
今のあんたはこうやって、私と肩を並べれる………
ただのゲームでも、私、嬉しいの!」
楽 「千棘………そうだな!
俺はこれからもどんどんお前の為に強くなるぜ!」
第1巻 第185話 完
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