2019-04-21 18:01:19 更新

概要

もう一人、見据える。


前書き

やっと!新キャラ!登場です!

キャラクター紹介

萩 嵐斗 14歳 男

舞鶴提督(萩 幸一)の年の離れた弟。
大本営直属特殊任務部隊『FRACK』に所属している。
舞鶴鎮守府の艦娘(特に駆逐艦達)にとても好かれている。
彼曰く、「舞鶴鎮守府は俺の第二の家」と言う程に馴染んでいる。
基本家事はする。ついたあだ名が「歩く専業主夫」。
装備はナイフとハンドガン。虫が死ぬ程嫌い。
誕生日は11月22日。


4話 「ちわーす」「いや名乗れよ」


〜舞鶴鎮守府正門前〜


ピンポーン…


『はい?』


??「ちわーす」


『あー…今日だっけ?』


??「そーだよ?入って良い?」


『はいはーい…あいよ、嵐斗。』ガシャンッ


嵐斗「失礼しまーす」テクテク



嵐斗「ただいま我が家!」バーン


暁「おかえりなさい嵐お兄ちゃん!」テテテ


嵐斗「ただいま暁。いい子にしてたか?」ナデナデ


響「привет、嵐兄さん。」トコトコ


嵐斗「привет。やっと言えたぞ?」ナデナデ


雷「おかえり、嵐ちゃん!」テテテ


嵐斗「雷…嵐ちゃんはやめてって何回も言ってる…」アキレナデナデ


電「おかえりなのです、嵐お兄さん!」テテテ


嵐斗「ただいま電。お土産沢山あるから手伝ってくれるか?」


電「なのです!」テテテ


暁「あー!私もー!」タタタ



大和「嵐斗君、何時も通りの好かれようね…」


最上「そーだね…」


鈴谷「何か良いなー…」



嵐斗「そうだ、こーさん(=幸一=舞鶴提督)何処?」


暁「執務室よ。報告?」


嵐斗「そんなもんだよ。ありがと、暁。」ナデナデ


暁「えへへ…」ニコニコ


嵐斗「じゃあまた後でー」パタンッ



〜執務室〜


嵐斗「ウイッスー」ガチャッ


舞鶴提督「おかえりー。何かめぼしい報告ある?」


嵐斗「いーや。でもさ…」



嵐斗「『冬谷』ってどうしたの?」



舞鶴提督「ヽ(・ω・)/ズコー」ドンガラガッシャン


嵐斗「え、大丈夫?」


舞鶴提督「何で彼の事を…」


嵐斗「家電量販店のビデオとー…本営のビデオとー…あと「もう大丈夫」えー…」


舞鶴提督「…ハァ…攫われたんだよ。」


嵐斗「…あー…やらかしたんだ。」


舞鶴提督「もう少しオブラートに包んでほしかった…」


嵐斗「だからおっちゃん、要請したんだ…」


舞鶴提督「…マジ?」


嵐斗「マジ」


舞鶴提督「あ"あ"…」ガックリ


嵐斗「まー、久々に出れっから俺は良いんだけどねー」


舞鶴提督「それなんだが、この前五島泊地の空母ヲ級から入電があってな…」



空ヲ『モシモシ、舞鶴ノ提督サン?』


舞鶴提督『あれ、五島泊地の?』


空ヲ『ソウソウ。覚エテクレテ嬉シイワ〜…マァソレハオイトイテ…捜索願ヲ出シテホシイノ。』


舞鶴提督『捜索願?何で?』


空ヲ『ウチノ新入リト責任者ガ行方不明ニナッチャッテ…』


舞鶴提督『うっそ…その新入りの子の特徴は?』


空ヲ『駆逐棲姫ニ似テイルワ。』


舞鶴提督『えっ』


空ヲ『ア、後砲台ヲ持ッテイナイワ。アノ子連装砲トカ全部撃テナクテ…』


舞鶴提督『わ、分かった。取り敢えず出しとくよ。』


空ヲ『アリガトウネ。見ツカッタラオ土産持ッテイクワ。ソレジャ。』ガシャンッツーツーツー



舞鶴提督「という事で…」


嵐斗「何かプロフィールは?」


舞鶴提督「あー…はい、これ。」つプロフィール


嵐斗「……うわ、こいつ化物かよ…」ヒキ


舞鶴提督「分かるよな。50m走が5秒ジャストとか…」


嵐斗「俺でも6秒なのに…」


舞鶴提督「え、嵐斗お前そんな速かったっけ?」


嵐斗「正確には6,35秒」


舞鶴提督「俺勝ったわ。6,25秒だもん」


嵐斗「いやそんな変わんねーよ」



嵐斗「じゃ、今度また行ってくるわー」ガチャッ


舞鶴提督「はいはーい」


パタンッ


「あれ、鈴谷?」「おっ、嵐君!おかえりー!」


舞鶴提督「…」


舞鶴提督「…あいつ好かれすぎない?」



〜食堂〜


間宮「こ…こんなに沢山…」オオオ…


伊良湖「いっぱい作れますね!ね!間宮さん!」ピョンコピョンコ


嵐斗「二人共どうー?」ヒョコッ


伊良湖「あ、嵐君!ありがとうね!嬉しいよー!」


間宮「こんなに沢山買って…お金はどうされたんですか?」


嵐斗「経費」フンゾリ


間宮「あら」ガクッ


嵐斗「あ、その袋良い?明石に持ってくんだ。」


伊良湖「はい、どうぞ。」つ袋


嵐斗「ありがと。それじゃまた後でー」ノシ


パタンッ


間宮「…さて、メニューを考えましょうか。」

(-ω☆)キラリ


伊良湖「そうですね!腕がなります!」


〜工廠〜


ドアバーンッ!


明石「うびゃあ!?」ビックリ


嵐斗「明石いるー?」


明石「はーい…あ、嵐君!おかえりー!」テテテ


嵐斗「はーいただいま。ほいお土産。」つ袋


明石「わぁー!ありがとー!あ、そうだ!これこれ!後で試してみて!」つ艤装


嵐斗「オッケー。それじゃ後で試してみるわ」


明石「やったぁ!」


嵐斗「そんじゃまた後でー」ノシ


明石「はーい」ノシ


パタンッ


明石「…さってと、何かな〜?」ガサゴソ


つアイマスク


明石「……」


明石「……これこの前も貰った!」OMG



嵐斗「にっししし…今頃明石どんな反応してっかな〜」


長月「お、嵐斗か。」


嵐斗「おう、ただいま長月。皆元気?」


長月「生憎と、そうでないのがいてな。」


嵐斗「おぅ。何があったんだ?」


長月「…冬谷の事は聞いてるよな。」


嵐斗「あぁうん」


長月「菊月がそいつの彼女でな…」


嵐斗「あー…うん、分かった。理解した。ショックだったろーに…」ウンウン


長月「いや、問題はその後だ。そのせいで菊月が心を壊してな。発作も起きた。」


嵐斗「…」アッチャー


長月「考えてみろ。好きな奴が深海棲艦になったかもしれんのだ。」


嵐斗「…アタマイタイ」コメカミオサエ


長月「まぁ今は、あいつの持ってた鉄パイプでそれを抑えてるがな。いつ起こすか…」コメカミオサエ


嵐斗「あーうん、お疲れさん。後で間宮アイス奢ったげるよ。」ナデナデ


長月「ありがたいが頭を撫でるな頭を!」プンスコ


嵐斗「はいはい。そんじゃな。」テクテク



嵐斗「……」シリョウヨミ


嵐斗「(そういえばこの深海棲艦、性別が男と記されている。)」ヨミヨミ


嵐斗「(男の深海棲艦なんて、希少中の希少だ。出現率なんか、ほぼ無に等しい。)」ヨミヨミ


嵐斗「(おそらく体力測定の馬鹿みたいな結果もそのせいだろう。しかし…)」ヨミヨミ


嵐斗「(何だか、何だか…)」ヨミヨミモヤッ


嵐斗「(見た事がある気がする…)」モヤモヤ


嵐斗「(……拉致され、失踪した少年…『冬谷』か…)」ウーン


嵐斗「……いや、そんなまさかな。さって、飯食うかー!」タッタッタッ


俺は疑問を投げ捨て、食堂へと足を進めた。


ー5話に続くー


後書き

新キャラ出す出す詐欺だなこりゃ

嵐斗「嵐斗だよー」
明石「工作艦、明石です!」
嵐斗「明石、おみやg」
明石「何で毎回同じアイマスクを渡すの!?」
嵐斗「てへ、バレてた?」
明石「そりゃあ何回もやられてたら分かるよ!」プンスコ
嵐斗「まぁまぁ…ほら、本当のお土産。」つ袋
明石「!この匂い…!551の豚まん!やったー!」
嵐斗「さ、明石が豚まんを堪能してるうちに次回の話をしまーす」
嵐斗「次回!俺、抜錨!」ドドン
明石「モグモグ…ゴクンッそれだけ⁉」
嵐斗「そうだけど?んじゃ、また次回。」
嵐斗明石「「バイバーイ」」ノシ



嵐斗「……明石、俺も食べて良い?」
明石「ん?うん。はい。」つ豚まん
嵐斗「ありがと。…モグモグ…美味いねー」
明石「そうだねー。いくらでも食べられる気がするよ…」


このSSへの評価

1件評価されています


SS好きの名無しさんから
2019-04-22 09:54:10

このSSへの応援

1件応援されています


SS好きの名無しさんから
2019-04-22 09:54:10

このSSへのコメント

1件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2019-04-22 09:54:41 ID: S:LIShoZ

次回も楽しみにしてまーす
新キャラ意外に面白いな…


このSSへのオススメ


オススメ度を★で指定してください