艦これSS 結会「助けられなくて、泣いて、叫んで。」5
「はっくしょん!」「どうした」「風邪ひいたかな…今日休ん」「仮病だ仮病。頑張れ」「俺の意思はぁぁぁ」
ぼのちゃんが登場です。
キャラクター紹介
曙(本名 浅桐 紫音) 12歳 女
舞鶴鎮守府所属。嵐斗の幼馴染。
適性による転生の為、通常のツンデレのツンの割合がデレより低い。(ツンとデレで3:7位)
家事万能で、駆逐艦の中で頼りにされる。
艦娘コードネームは駆逐艦綾波型8番艦 曙。
誕生日は11月7日。
5話 目的地
〜3日後、食堂〜
嵐斗「ちわーす」ガチャッ
間宮「あら、いらっしゃいませ。」ニコ
嵐斗「うん。A定食もらえる?」
間宮「はい、わかりました。」テテテ
嵐斗「ふぅ…あ、あぶぶー!」ノシ
阿武隈「誰があぶぶーだっ!」ツッコミ
嵐斗「いやー、ツッコミのキレも良くなってきたねー」
阿武隈「むー…あ、嵐君後で執務室に来てって提督が。」
嵐斗「ありがと。「A定食ですよー」はーい」
間宮「はい、さっきくださったお土産で作ってみました。どうぞ。」コトリ
嵐斗「おー…美味しそう…これは…タルト?」
間宮「御名答です。ちっちゃめにしてみました。」フフ
嵐斗「ありがと。それじゃ。」テクテク
嵐斗「……うまっ」
暁「なにこれ!おいしー!」ホワホワ
ーータルト、商品化させても良いんじゃない?
〜食後、執務室〜
ガチャッ
嵐斗「ウイッス」ノ
舞鶴提督「お疲れさん。」ノ
嵐斗「……それで、何だ?」ヨッコイスワリ
舞鶴提督「……冬谷らしき姿をした艦娘が、サーモン海域最深部に出現したらしい。」
嵐斗「何でよりにもよってそこ」
舞鶴提督「お願いだからムードっていう物を保って」
嵐斗「ごめんごめん。それで?」
舞鶴提督「佐世保の鎮守府に今居てね?取り敢えずそっちに行ってほs」
ガチャッ
二人「「⁉」」
ーーびっくりしたよ。だってそこにいたの…
菊月「…とぅ…ゃ、が…?」
菊月だったんだもん。
舞鶴提督「ぅわ、ど、どうしたの…」
菊月「とう…やの、とこ…連れ、てって…おねがい…」フクツカミ
嵐斗「…しっかり、聞かれてるパターン…」アセタラー
舞鶴提督「……行きたいの?今の菊月だと…」
菊月「とうや、のとこ、ろ…い、く…!」ギュッ
嵐斗「…こーさん。菊月の病気、治りかけているんじゃ…」チラリ
舞鶴提督「…」アタマブンブン
菊月「い、く…!いく、の…!」
舞鶴提督「……あー…菊月?」
菊月「ぁぅ…?」
舞鶴提督「行きたいなら、ここのこいつ(嵐斗の事)の言う事聞けるか?」
嵐斗「えっ、ちょ、ま」
菊月「あ、えるな…ら…いい…」
舞鶴提督「だとよ、嵐斗?」(・∀・)ニヤニヤ
嵐斗「(嵌めたなこいつ)」
菊月「おね、がい…し…ます…」
嵐斗「…ハァ…分かった。長月に行っとくよ。明日、1000に正門で待ってるように。いい?」
菊月「う、ん…」
舞鶴提督「はい、じゃあ今日はもう寝な。ちょっと長月呼ぶから。…長月?うん。そうそう。今来れる?…うん。ありがと。…さて、きく…」カチャッ
菊月「すぅ…すぅ…」Zzz
嵐斗「…寝ちった」
舞鶴提督「あぁ…嵐斗、俺へのお土産…」
嵐斗「……」メソラシ
舞鶴提督「…嘘でしょ…?」
嵐斗「…あー…また…今度買ってくるよ。だから、ね?」
舞鶴提督「。・゚・(ノД`)・゚・。」
嵐斗「…(何かこーさんってどっかしら精神年齢が低くなるよな…)」
長月「提督、来たぞ…って、何この図」
舞鶴提督「。・゚・(ノД`)・゚・。」ナキナキ
嵐斗「あ、菊月お願いー」シランプリ
菊月「すぅ…すぅ…」Zzz
長月「…ハァ…」( ´Д`)=3
嵐斗「溜息つかないでよー」
長月「じゃあ私は行くぞ。」ノシ
舞鶴提督「はーいおやすみー」ノシ
嵐斗「またねー」ノシ
パタンッ
舞鶴提督「…じゃあ俺らも寝るか。」
嵐斗「はいよ…ここで寝ていい?」
舞鶴提督「何で」
嵐斗「ルームメイト…曙…」
舞鶴提督「…」
ガチャッ
ポイッ←嵐斗を部屋から出す
舞鶴提督「…ガンバ」(^_-)-☆
嵐斗「ちょ、お願」
パタンッ
嵐斗「……」
嵐斗「工エエェェ(´д`)ェェエエ工」
<エエエエエエエエエエ
曙「……寂しい」ギュッ
嵐斗「……(しまった)」
ドアの前で汗を垂らす。開いていない。
嵐斗「…あー…曙サン?」
曙「…何」ドアゴシ
嵐斗「お願いします一人にした事は謝りますなのでお願いします寒いです中に入れて下さい」
曙「…嫌」
嵐斗「お願いしますぅぅぅぅぅぅ」ガクガクブルブル
曙「……今回だけ、特別。」カチャッ
嵐斗「あ、ありが「でも」う"」
曙「次は…許さないから…!」ナミダメ
嵐斗「…ご、ごめん…『紫音』…」
曙「…フンッ!」プイッ
そう。この曙という駆逐艦娘、俺の幼馴染なのだ。
本名は、浅桐紫音。俺の一つ下だ。
曙「…明日、何時出るの?」
嵐斗「1000には正門前にいるよ。」
曙「……もう、行くの?」
嵐斗「……」
曙「…」モゾリ
嵐斗「……?」
曙「……」ラントノフトンニモグル
嵐斗「…紫音…」
曙「…遅かった罰。」
嵐斗「……うん。ごめん。」アケボノノテヲニギル
曙「………すぅ…」Zzz
嵐斗「…(佐世保、何かあったっけ…あ、那珂ちゃんの限定ストラップがあった気がする)」
嵐斗「…(あー、眠…)…ぐぅ…」Zzz
〜次の日〜
「…嵐斗、起きて。もう朝…」
嵐斗「ん…おはよう、紫音。」
曙「ん。おはよう。私もう食堂にいるから、すぐに朝ごはん食べてよ?」
嵐斗「あぁ、ありがと。」
曙「それじゃ。」ガチャッ
パタンッ
嵐斗「…さて、今何時〜…げっ、0900じゃん。早く行かなきゃ。」ガサゴソ
嵐斗「…私服でいっか。よし。」ガチャッ
親潮「あれ、おはようございます。」
(`・ω・´)ゞ
嵐斗「おはよう親潮。敬礼は良いよ。非番だし。ね?」
親潮「あ、はい。…そういえば、今日ってどちらかにお出かけですか?」
嵐斗「お、よく分かったね。これから佐世保の鎮守府に行くんだ。」
親潮「それは非番なのですか…?」
嵐斗「…非番でしょ?批判するの?」
親潮「こんな寒い日にダジャレですか」
嵐斗「…ごめん。まぁ、じいちゃんに行けって言われたから半分位任務かも。」
親潮「へぇ…」
嵐斗「あ、あと菊月も連れてくから」
親潮「何か今さらっと凄い事言いましたね」
嵐斗「違うよ?菊月が自分の意思で行ったんだよ」
親潮「そうですか…お土産、楽しみにしてますね。」ニコリ
嵐斗「分かった。姉妹で楽しめる様にバーベキューセットでも…」
親潮「それは私の背中でする気ですか」
嵐斗「よく分かったな…嘘嘘。可愛いストラップでも買っとくよ。」
親潮「ありがとうございます。それでは私はこれで。」ペコリ
嵐斗「バイバーイ」ノシ
嵐斗「(…明石とおんなじ事してみるかな)…にししっ…」テクテク
〜海上〜
ザザザザザ…
ガガーッピピピー…ザザザ…
セレン「はぁ…はぁ…」ボロボロ
セレン「何処だ…兄ちゃん…」
セレン「(私はあの時見た。)」
戦艦棲姫『フッ!』トウヤナグリ
セレン「(戦艦棲姫が連れ去って行く所を!)」
ピピーピピー
セレン「っ!また…でももう少し…!」
セレン「早く行かなきゃ…」
セレン「佐世保鎮守府…!」
ー5話に続くー
ぼーの!ぼーの!ぼー((殴
嵐斗「前回に引き続き嵐斗でーす」
曙「曙よ。」
嵐斗「紫音、お土産に佐世保限定の那珂ちゃんストラップを買おうと思うんだけどいいかな?」
曙「!…まぁ、良いんじゃない?」
嵐斗「(ktkr)うん。よかった。それじゃ、次のお話について。」
曙「3行で言ってよ?」
嵐斗「分かったから。
俺と菊月が
冬谷って奴に会いに
佐世保鎮守府に行く!
…どうだ」( ・´ー・`)ドヤ
曙「まぁ、良い方だとは思うわ。」
嵐斗「そうか。それじゃ〆ようか。」
曙「ええ。じゃ、また次のお話で会いましょ。」
嵐斗「バイバーイ」ノシ
嵐斗カッケェなw次回も楽しみにしてまーす‼︎