呉鎮守府の艦隊日常 指揮官「上巻襲撃事件」 後編
指揮官「めんどくせ。夜逃げの準備しとくか」
呉元帥「それ普通私の前で言う?普通。」
指揮官「いや最悪Aクラス記憶処理(物理)すれば良いし。」武器素振り
呉元帥「分かったからそんなソシャゲで星5枠で出そうな武器持たないで。」
指揮官「じゃぁこっちか?」
綾波「いや試作大型ヒートソードもダメでしょ。」
指揮官「じゃぁヒートトマホーク。」
呉元帥「私の記憶消さないって選択肢はないの?」
指揮官「ない。」
呉元帥「酷くない!?」
チェザーレ「元帥。元々は私のせいだ。私を裁判にかけるじゃダメなのか?」
呉元帥「あいつを裁判にかけることでほぼ確定してるらしい。」
チェザーレ「・・・」
指揮官「まぁその様なら免罪吹っ掛けられて裁判かけられてそうだしまだマシだわな。」
チェザーレ「そもそも何でそんなに目の敵にされてるんだ?」
呉元帥「知らん。」
チェザーレ「はぁ!?」
指揮官「あの馬鹿の頭ん中分かる奴あいつ以外いないだろ。分かる奴いるならどんな思考回路してるか聞いてみたいわ」
綾波「確かに。まぁ新呉のメンバーろくなの居ないのに旧呉の解散しようとしてる時点でまぁ・・・」
指揮官「もう誰かあいつ元帥から下ろせや。」
呉元帥「あれが抱えてる横須賀大将組が元帥退役に署名しないからな。」
指揮官「・・・もうあそこの防衛線薄いとこピュリファイアーに教えようかな」ライ〇起動しながら
呉元帥「おいやめろそれはやめろ」
憲兵「いやそれはダメでしょ。」
指揮官「ゲッ。憲兵」
憲兵「ゲッてなんですか。こっちがせっかく譲歩してもらったのに。」
指揮官「えっマジ?」
憲兵「まぁ譲歩って言って良いか微妙ですが。」
指揮官「・・・内容は?」
憲兵「ここの主力艦数名大本営指揮下に置くことと元帥の私兵をここに置くことの許可。」
指揮官「・・・よし。綾波!」
綾波「お話(カチコミ)しましょうか」
ウェールズ「やめなさい二人とも。」
指揮官「皆!機関銃は持ったか!」
綾波「陸のの方からモナークとブラッドストームと主任砲持ってきました!」
指揮官「良し!いっくぞぉ!」
ウェールズ「・・・・」ピキピキ
(少女フルボッコ中)
二人「前が見えねぇ」
ウェールズ「にしても真面目にどうしようかしらねぇ・・・」
指揮官「私兵何て置かせたらろくなことになる未来が見えない。」
憲兵「ですよねぇ・・・」
ウェールズ「けど他にどうしようもなくない?」
指揮官「俺としては私兵以上に主力送るってのが納得いかねぇ。」
綾波「何でですか?」
指揮官「綾波。入り鉄砲と出女って知ってるか?」
綾波「何だっそら。です」
チェザーレ「簡単に言えば人質だな。江戸時代の話だが大名の妻を江戸においとくことで謀反が起こせないようにしたんだ。」
綾波「なるほど。それで私たちを人質ってことですか。」
指揮官「それされると今んとこカチコミ何てするつもりないけど面倒なんだよなぁ・・・」
チェザーレ「数分前にカチコミ仕掛けようとしてたのが嘘みたいだな。」
憲兵「・・・あっ」
指揮官「どうした?」
憲兵「いやもしかしたら解決してくれる人が一人いるかも・・・」
指揮官「おう早速そいつんとこ行こうか。」
憲兵「はい。」
~呉鎮守府周辺の裏通り~
憲兵「ここです。何でも屋知り合いが営んでるんでもしかしたら力を貸してくれるかと。」ドンドンドン
ガチャ
憲兵「おやっさーん!」
???「あぁ!?」
スタッ
おやっさん「・・・・お前か。海軍に憲兵として所属してっきりだったな。」
憲兵「色々いそがしかったんでね。」
指揮官「ども。」
綾波「どうもです。」
ウェールズ「初めまして。」
チェザーレ「・・・」
おやっさん「お前が来るってことは大体めんどうごと何だろ?今度は何だ。」
憲兵「上司が免罪で首飛びかけてるんだけど何とか出きる?」
おやっさん「・・・その隣の人か?」
憲兵「はい。」
おやっさん「・・・こりゃ驚いた。特異点事件の英雄さんじゃないか!」
指揮官「その節ではどうも。」
綾波「知り合いですか?」
指揮官「ちょっとだけ手貸してもらった。」
おやっさん「だがどうせ元帥にだろ?となると俺にはちょっと難しいな・・・」
憲兵「おやっさんでも?」
おやっさん「何でも屋名乗ってるが流石に無理がある。ゼル〇の何でも屋にガノンド〇フ倒せって頼んだら倒すか?それと同じだ。」
指揮官「あぁ~確かに。もうピュリファイアー呼ぶか」
呉元帥「それ私の前で言っちゃダメでしょ。」
指揮官「えぇ~・・・もうそれぐらいしないとどうしようもないやん。」
呉元帥「いやもうちょい何かあるでしょ。」
指揮官「選択肢は俺がカチコミかけるかあいつらがカチコミかけるかその両方しかないぞ。」
おやっさん「どれにせよ地獄だな。」
指揮官「俺も出来ればピュリファイアー呼びたくないんよね。またガチの乱闘したくないし」
綾波「そう言えばしてましたね。」
ウェールズ「知ってるの?」
綾波「運ばれてるときちょっとだけですが。」
憲兵「そう言えばガチでピュリファイアーと乱闘してるの見たことないですね。」
ピュリファイアー「いやぁ私もやりたくないよ面倒くさい。」
指揮官「何でさらっとお前がいるんだよ・・・」
ピュリファイアー「本土視察的な?」
指揮官「的なってなんだよ。てかいっそ本土行けよ」
呉元帥「おい。」
ピュリファイアー「えぇ~めんどい。」
指揮官「お前それでも侵略者かよ・・・別に良いけどさぁ・・・」
ピュリファイアー「本土にもめんどっちぃの居るんだもん。旧呉の脳筋馬鹿よりマシだけど」
指揮官「赤石で火山噴火させて宇宙に吹き飛ばすぞ。」
ピュリファイアー「考えるのやめそう。」
指揮官「てか誰だよめんどいの。」
ピュリファイアー「・・・海外から来た元傭兵集団的なの。」
指揮官「・・・あぁ~そいつか~・・・聞いたことねぇな。」
ピュリファイアー「本当に海軍事情知らないわね。」
ウェールズ「海軍の面倒ごとに首突っ込まない主義だからね。」
綾波「突っ込まなすぎて敵より情報が無い不思議。」
指揮官「不思議ですね~^()」
憲兵「すごい対馬編集したい。」
指揮官「ヤメロォ?」
ピュリファイアー「カチコミするなら一人でしなさいよ。めんどい。てか周りのもの使って憲兵余裕でボコれるでしょ。どっかの最強の暗殺者みたいに」
指揮官「俺はジョン〇イックじゃねえよ。」
綾波「あれ英語版しか見てないんですよねぇ・・・ストーリーよくわからなかったです。」
ウェールズ「英語学びなさいよ・・・」
ピュリファイアー「私的には私兵置かれてようとどうでも良いんだけどねぇ。」
指揮官「お前それだと鳳翔さんのバーワンチャン閉鎖入るぞ。」
ピュリファイアー「うせやろ?」
指揮官「絶対ではないがな。あんまりあの元帥、鳳翔さんのことよく思ってないし。」
ピュリファイアー「と言っても流石に私の独断で行くわけに行かないんよねぇ。あなたたち相手にするのめんどいし。」
指揮官「お前案外自由人だと思ってたけどそうでもないのな。」
ピュリファイアー「ある程度自由が効くってだけよ。」
スマホ「結婚したのか?俺以外のやつと・・・」
ピュリファイアー「あっ電話。」ピッ
ピュリファイアー「ピュリファイアーよ。あぁ。はいはい、分かったわ。それじゃ切るわね。」ピッ
指揮官「・・・上司か。」
ピュリファイアー「そ。それじゃ私は面倒だけど行ってくるわね。」スタスタ
パタン
指揮官「・・・俺らも帰るか。すまんおやっさん。また来る」
おやっさん「あぁ。気を付けてな。」
~執務室~
指揮官「・・・」
チェザーレ「何故私だけ呼び出した・・・」
指揮官「いや、まともなのがお前しかいなくてな。」
チェザーレ「・・・なるほど。で?本題は?」
指揮官「何か嫌な予感がするんだよ。」
チェザーレ「・・・ほう?」
指揮官「最近協会とか言うのも海軍に手出してきてるのはまた面倒だが・・・まぁそれは良いんだ。問題はあいつの上司だ。」
チェザーレ「・・・ほう。」
指揮官「俺が前に調査記録漁ってて見つけたんだがあの上司はセイレーンに盗聴用のチップ刺してるんだ。」
チェザーレ「それとピュリファイアーの関係性は?」
指揮官「あいつもその上司の部下だしワンチャン、ってことなんよね。」
チェザーレ「根拠は?」
指揮官「無い。だから一番まともなお前に話した。」
チェザーレ「?」
指揮官「だってあいつらだったら根拠の有無すら聞かず野郎ぶっ殺してやらぁぁぁぁ!てなるぞ。」
チェザーレ「・・・確かに。特に綾波とか。」
指揮官「もしかしたら横須賀に襲撃行ってるんじゃないかなと。だから明日行って(ウェールズ「指揮官!」バタァン!
指揮官「何だ?」
ウェールズ「横須賀に襲撃よ。綾波達が既に対処に向かってる。」
指揮官「俺も準備する。チェザーレ、車運転できるか?」
チェザーレ「何度かはしたことあるわ。」
指揮官「任せた!」キーポイ
チェザーレ「任された!」ダッ!
ウェールズ「私も装備持ってくるわ。」ダッ!
指揮官「確か足柄が横須賀に出張中だよな・・・足柄が巻き込まれてなきゃ良いが・・・」
~横須賀~
指揮官「・・・うっわ」
チェザーレ「指揮官。何だあれ?嫌な予感しかしないが」
ウェールズ「あれは確か特異点だったかしら?」
指揮官「旧呉以来だなぁ・・・」
呉元帥「え~と・・・何あれ?」
指揮官「あ?元帥か。あれな。あのままほっとくとヤベーの。」
呉元帥「いや見れば分かるわよ。そう言えば綾波が突っ込んでったきりよ」
指揮官「それを先に言いやがれよぉ!」ダッ!
チェザーレ「待て指揮官!」ダッ!
ウェールズ「全く・・・避難は済ませたの?」
呉元帥「まだ完了してない」
ウェールズ「私も手伝うわ。」
呉元帥「ありがたいわね。こっちよ」ダッ!
~鎮守府前~
ピュリファイアー「いやぁ綾波は他で対処してるし後は特異点開ききればこっちのもの。思ってたよりは余裕ねぇ。美味しいとこだけ持ってっちゃった気もするけどね♪」
指揮官「オラァ!」ドゴォ!
ピュリファイアー「ッ!」ガキン!
指揮官「吹き飛べオラァ!」手榴弾
ピュリファイアー「あっぶな!」
指揮官「隙あらば特異点開こうとしてんじゃねぇよ!」
ピュリファイアー「私も首がかかってるからねぇ。貴方に構ってる暇は無いのよ!」ブン!
指揮官「そげぶ!」
バッシャァン!
チェザーレ「指揮官!・・・クッソ・・・指揮官の仇!」ドォン!ドォン!ドォン!
ピュリファイアー「まだ死んでないと思うけどねぇ・・・」キュィィィン!
チェザーレ「何かやばそうね・・・回ひ(ピュリファイアー「遅い!」
ドォォォォォォン!
足柄「・・・何かこの辺から轟音がしたんですけど・・・」
ピュリファイアー「あっ」
足柄「あっ」
メトメガアウーシュンカン
ピュリファイアー「来いよ足柄!銃なんて捨ててかかってこい!」
足柄「てめぇなんか怖かねぇ!野郎オブクラッシャー!」
ピュリファイアー「オラァ!」
足柄「やっぱり今回もダメだったよ。」吹っ飛びながら
ピュリファイアー「そこで特異点が開くのを見てなさい。ちょうどベストポジションよ。」
足柄「・・・」
足柄(もう少し私に力があれば・・・!)ギュゥゥゥゥ!
足柄「ッ!手から血が・・・ん?」
ピュリファイアー「・・・ん?」
足柄「これって・・・」
ピュリファイアー「特異点の副産物の石っころね・・・」
足柄「・・・オラァ!」ブン!
ピュリファイアー「そんなの投げられたところで効かないわよ!」ガキン!
ドォォォォォォン!
ピュリファイアー「・・・は?」
足柄「・・・え?」
私の目に写ったのは
ピュリファイアー「何じゃぁこりゃぁ!」
弾いた部分の艤装が吹き飛んだピュリファイアーの姿だった。
ドォン!
綾波「大丈夫ですか!」
ウェールズ「避難誘導終わったわ!」
三笠「この三笠が相手だ!」ガチャ!
ピュリファイアー「・・・そうねぇ・・・こう言うときは・・・」
三笠「な・・・何をするつもりだ・・・?」
ピュリファイアー「逃げるんだよぉぉぉぉぉ!スモーキー!」ザァァァァ!
チェザーレ「待ちやがれクソッたれがぁぁぁぁ!」ドォン!ドォン!
ピュリファイアー「あっぶな!」サッ!
ウェールズ「・・・あら?」
足柄「ピュリファイアーが・・・消えた?」
チェザーレ「それより指揮官を救出(その必要はない
チェザーレ「・・・この声は・・・」
指揮官「ウェェェェェイ!」ザバァァァン!
ウェールズ「お帰り指揮官。」
綾波「どうせすぐ帰ってくるんだろうなとは思ってました。」
指揮官「いや普通に死にかけたんだが。」
綾波「えっ」
指揮官「えっ」
足柄「チェザーレさん、大丈夫ですか?」
チェザーレ「艤装が半壊したけど大丈夫よ。明石に怒られそうだけど。」
ウェールズ「そう言えば足柄。」
足柄「はい?」
ウェールズ「遠目で分かりにくかったけどピュリファイアーの艤装が突然爆破したように見えたんだけど。あれはなにかしら?」
指揮官「そう言えばやかましくてで目が覚めたけどあれ爆音か。どうりで破片が飛んできたわけだ」
足柄「それが・・・・私にもよくわからないんですよね。」
指揮官「・・・そうか。とりあえずチェザーレと足柄は明石のところの人呼ぶから少し待っててくれ」ピッ
~数日後~
指揮官「どうだった?」
白鯨「足柄ちゃんの方は何か能力が発現したっぽいのよね。チェザーレの艤装はとりあえず修理にちょっと時間かかりそうよ」
指揮官「・・・そうか。足柄の方の詳細は?」
白鯨「協会が現在調査中ね。」
指揮官「そうか。」
コンコン
ウェールズ「指揮官。」
指揮官「ん?」
ウェールズ「手紙が来たわ。あの元帥から色々と不問にするってことらしいわ。」
指揮官「ピュリファイアー撃退した礼か。」
ウェールズ「多分そうね。」
投稿かなり遅れたわりには駄文噛ましてしまった・・・(´・ω・`)
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