スコップと指揮官とジャベリンと 1話目 旧呉指揮官「なっつ。」
旧呉指揮官『お前電話とか何年ぶりよ。ちなみにマルチ商法は受け付けてないぞ』電話
佐世保指揮官「しねぇししたとしてもお前に上手い汁吸わせねぇよ。」
旧呉指揮官『んじゃ何よ。』
佐世保指揮官「俺今日から佐世保で指揮官やることになったわ。」
旧呉指揮官『へぇ~。艦船嫌いのお前が?佐世保は人員不足か?』
佐世保指揮官「らしい。」
旧呉指揮官『マジか。あいつら退院したら今度遊びいくわ。』
佐世保指揮官「来んな。」
旧呉指揮官『ひっでぇな。俺ら友達だろ?』
佐世保指揮官「俺は艦船嫌いなのさっき自分でいったろ。」
旧呉指揮官『そうだけどさぁ。とにかく指揮官やるなら艦船嫌い治した方がいいぞ。あいつらなんだかんだお前の思うほどクズじゃねえから。あいつらがヤバかっただけだろ』
佐世保指揮官「かもな。着いたし切るぞ」
旧呉指揮官『またなー。』
佐世保指揮官「」ピッ
佐世保指揮官「・・・一人艦船が居るはずなんだが・・・」
???「・・・」カベカラノゾキー
???(今日新指揮官着任ってことできたんだけど・・・何あのシャベル担いでる人!もしかしてあの人が指揮官!?)
???(旧呉の大将さんが変な人って言ってたけど・・・うーん・・・)
佐世保指揮官「おい。いつまでそこいんだ。」
???「わっ!」ドシーン!
佐世保指揮官「・・・大丈夫か?」
???「・・・はい。」
佐世保指揮官「ところでこの辺で艦船見なかったか?ここらに居るはずなんだが。」
???「わっ私です!旧呉鎮守府の大将さんから話を聞いています!よろしくお願いします!大佐!」
佐世保指揮官「一応指揮官だから今後は指揮官と呼んでくれ。それと確認のために手帳と名前を。」
ジャベリン「名前はジャベリンです!元大本営所属艦船です!」つ手帳
佐世保指揮官「わかった。んじゃ鎮守府入るか」
ジャベリン「はい!」
~鎮守府~
佐世保指揮官「意外と広いな。」
ジャベリン「まぁ鎮守府ですからね。これから人も増えますし」
佐世保指揮官「そうなれば少しは賑やかなるか。」
ジャベリン「一通り見て回りましょう。」
~執務室~
ジャベリン「ここが執務室みたいですね。」
指揮官「・・・やっぱりここも割と汚れあるな・・・後で鎮守府中掃除だな」
ジャベリン「ジャベリンも手伝います!」
指揮官「ありがとうジャベリン。次行くか」
~食堂~
ジャベリン「食堂ですね。」
指揮官「どうしよう・・・」
ジャベリン「どうかしたんですか?」
指揮官「俺料理できない・・・」
ジャベリン「あっ・・・まぁでもジャベリンが作りますよ!」
指揮官「すまないな。」
ジャベリン「ジャベリンは大丈夫です!」
~工廠~
ジャベリン「工廠ですね。建造ドッグもここです!」
指揮官「・・・普通の建造ドッグってこんなんなのか。教科書で見たのと所々違うな。」
ジャベリン「今までどんなドッグ見てきたんですか・・・」
指揮官「実物は旧呉でしか見たことないな。」
ジャベリン「あそこですか。」
指揮官「あぁ。ところでこれどうやって建造するんだ?」
ジャベリン「何建造するんですか?」
指揮官「大型建造と特型一回ずつだな。にしても何だ・・・」
ジャベリン「?」
指揮官「前世で何かあったのかなって位大型建造って言うワードが恐ろしい。」
ジャベリン「大型建造は(ピンク髪明石ボイス)」
指揮官「やめろそれ以上聞きたくない。」
ジャベリン「じゃぁやりますか。妖精さーん!」キューブトカオイテ
妖精「ハイ!ウケトッタヨー!」ドアパタン
妖精「オブツハショウドクダー!」
妖精「オッケイ!」
指揮官「高速建造材があるとやっぱり早いな。」ガチャ
ジャベリン「旧呉のもそうだったんですか?」
指揮官「あぁ。んで・・・こいつらどうすれば起きるんだ?」
ジャベリン「えっ。」
指揮官「いや旧呉だと起きた状態で出て来てたもんだからな」
ジャベリン「触れば起きますよ。」
指揮官「わかった。」アタマツン
オクラホマ「指揮官さん……え、あっ、ごめんなさい!私つい見惚れちゃってて……ああ違う違う、はじめまして、オクラホマと言います!ところでそのスコップは?」
指揮官「自衛用だ。」
オクラホマ「なるほど・・・」
指揮官「んで次はこいつか。」アタマツン
アークロイヤル「アークロイヤルが参ったぞ。いつでも命令してくれ!戦闘には自信があるんだ。ビスマルクの舵だって壊したんだからな!」
指揮官「よろしく。アークロイヤル」
アークロイヤル「よろしく、閣下!ところで・・・その子は?」ジャベリンガン見
ジャベリン「えと・・・ジャベリンです!」
指揮官「」ケイタイスッ
アークロイヤル「か・・・閣下?その携帯で何を・・・」
指揮官「もしもし憲兵?」
アークロイヤル「待て!待て!指揮官!私はまだ何もしてないぞ!」
指揮官「犯罪は未然に防ぐべしって三笠教官も言ってたからな。」
アークロイヤル「い、良いのか!唯一の空母戦力を!」
指揮官「大丈夫だ。最悪海軍式気合注入した後数日独房にねじ込まれるだけだから。」
憲兵「呼ばれてきました。」
アークロイヤル「ヒィィィィ!」
ドォォン!
指揮官「あ?」
ジャベリン「襲撃!?」
オクラホマ「着任早々!?」
???「イヤーッ!」
指揮官「危ねぇ!」ガキン!
ピュリファイアー「ドーモ!指揮官=サン!ピュリファイアーです!」
指揮官「ドーモ!ピュリファイアー=サン!指揮官です!」
ピュリファイアー「旧呉指揮官の友人ともなれば弱いうちに処すべし!」
指揮官「本当にあいつと友人だとろくなことがないな!」ダッ!
ジャベリン「ちょ!指揮官!その先は海!」
指揮官「海が何だ!海に浮かぶ技術は必須教育だ!※ふん!」ブン!
※そんなことありません
ピュリファイアー「!」ズバァ!
ピュリファイアー「シャベルで艤装真っ二つ・・・やっぱり生かしておくには危険(???「イヤーッ!」
ピュリファイアー「グワーッ!」
旧呉指揮官「何してんだ?(SZ姉貴)」
ピュリファイアー「(突然の乱入とか)やめてくれよ(絶望)」
旧呉指揮官「俺も仲間にいれてくれよ。」
ピュリファイアー「キツいジョークだ。」
佐世保指揮官「さて、どうする?」
ピュリファイアー「おっ・・・」
ジャベリン「おっ?」
ピュリファイアー「オタッシャデー!」
佐世保指揮官「速!」
旧呉指揮官「ピュリファイアーが何となくいる気がしたから来たらドンピシャだったわ。んじゃ帰るね」ダッ!
佐世保指揮官「何だあいつ。」
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