不思議な猫とチート提督が着任しました。最終話 救いなき魂に死を
大根ポン酢「・・・一週間たったな。」
天龍「あぁ。」
吹雪「行きましょう。」
大根ポン酢「・・・おう!」
みんなも準備万端だな。行くか。
~沖合~
大根ポン酢「いい加減姿表せ。深海提督さんよ」
深海創意「私には深海創意と言う名がある。そう呼んでくれないか?」
大根ポン酢「忘れないようにボコったらお前の体に刻んでやるよ。」
深海創意「ふん。その前に貴様が死ぬことになるがな。」ヒュン!
大根ポン酢「ッ!」サッ!
深海創意の体から刀が出てくる。それを寸前で避け
大根ポン酢「オラァ!」ブォン!
深海創意「その程度。」サッ
くそ、当たらねえ。
深海創意「・・・フン!」ヒュン!
大根ポン酢「危ねえ!」ガキン!
また体から刀出しやがって・・・
深海創意「防いだところで無駄だ!」ヒュン!
大根ポン酢「グァッ!」グサッ!
深海創意「一本しか出せないと思ってたか?ハハハ!そう言う甘い考えしてるからあの時!何も!守れなかったんだよ!」グサッ!グサッ!グサッ!
大根ポン酢「グァァァァァッ!」ガチャ!バァン!
深海創意「グッ!」ズトォン!
良し!刀が壊れた。こいつの意思で刀は動くみたいだな。
大根ポン酢「フン!」バキィ!
深海創意「グッ!」ドゴォ!
大根ポン酢「刀出す暇なんて与えねえ!」ズバッ!バキィ!ズトォン!
深海創意「グッ」
良し!このまま・・・
深海創意「なんちゃってな。」
え?
大根ポン酢「グァッ!」
深海創意「伏兵てのは、用意しとくもんだぜ?負け犬さん?」
大根ポン酢「うわぁぁぁ!」ザバァン!
引きずり込まれた!?
~海中~
レ級「ニシシシ!バカナヤツ!ソウイサマニバラバラニサレチャエ!」
大根ポン酢「ッ!」ブクブク
一応呼吸はできるが・・・あまり長時間は居られねえ・・・創意ももうすぐそこに・・・
???「バラバラにされるのはお前だよ?」ドゴォ!
レ級「ガハッ!」
何だ?
レ級flagship「よ!久しぶりだな。」
独眼ヲ級「ヲ!」
大根ポン酢「レ級!ヲ級!」
レ級flagship「あの増援は俺達レヲ隊にまかせとけ!お前はあの創意を叩き潰せ!」
二人の部下のレ級とヲ級達「ヲ!(レ!)」
大根ポン酢「分かった。任せたぞ。」
海面に・・・は上がれそうにないな。
深海創意「待たせたね。」
大根ポン酢「海面で待ってりゃ行ってたぜ?」
深海創意「遅すぎるからね~。」
大根ポン酢「まぁ良いか。小便は済ませたか?神様にお祈りは?その場でしゃがんでガタガタ震えて命乞いする準備はOK?」
深海創意「そちらこそ。」ヒュン!
速い!だが
大根ポン酢「ウォォォォォォォ!」ヒュン!
刀を着き出す。狙うは心臓。
グサッ!
大根ポン酢「・・・」
深海創意「・・・」ガクン
・・・何とかなった・・・か
大根ポン酢「ッ!?」ブワッ
深海創意を倒した瞬間大量に出血する。どうやら斬られてたようだ。
大根ポン酢「・・・」
~海面~
大根ポン酢「・・・」ガチャ
~付近にて~
天龍「・・・あいつ大丈夫なのか?何も通信来ねえけど・・・」
吹雪「通信!」
天龍「本当か!?・・・提督?どうした!?・・・何?俺に来いって?・・・一人でか?分かった。」
吹雪「良いんですか!?罠ってことも・・・」
天龍「提督は絶対仲間は売らない。大丈夫だ。」
~提督のところ~
天龍「・・・提督!?大丈夫か!?」
大根ポン酢「へへ。ちょっとドジっちまった。」
天龍「おい!しっかりしろ!今運ぶ!」
大根ポン酢「・・・いや、良い。もう助からない。」
天龍「おい!馬鹿言うな!」
大根ポン酢「・・・最後にお前に渡したいのがあって呼んだんだ・・・これだ。」
天龍「何だ?これ・・・」パカ
箱は少しも血がついてなかった。
大根ポン酢「・・・本当は帰って渡すつもりだったが」
天龍「ケッコン指輪!?」
大根ポン酢「あぁ。だがまだつけないでくれ。」
天龍「何でだ?」
大根ポン酢「この猫が死なない限り俺は生きてる。俺は絶対戻ってくる。せめてこいつが生きてるまでそれとこいつを持っててくれ。」
(^・ω^)「・・・」
天龍「・・・あぁ」
大根ポン酢「んな落ち込むなって。約束は守る。絶対帰ってくる・・・それじゃぁしばらくさようなら。天龍。」ガク
天龍「提督?提督ぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
~戻って~
飛龍「提督は!?」
天龍「それが・・・」
今日ヒトゴーマルマルにて提督、敵深海棲艦と戦闘。戦死した。それを伝えた。みんな悲しんだ。けど俺は絶対戻ってくるって信じてる。あいつは仲間は売らないし、約束は守る奴だ。絶対帰ってくる。
今回でシーズン1終了です。シーズン2はまた近くにあげるかずっと先かは不明ですが待っていたただけると幸いです。ご閲覧ありがとうございました。
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