2019-03-23 06:32:01 更新

概要

とある しょうがくせい と
とある かんむす の 『いびつ』 なおはなし
※タイトルを変えました


前書き

とある しょうがくせい と
とある かんむす のちょっと 『いびつ』 なかんけい


-歪に甘く-




#1








キーンコーン


カーンコーン…








やっと放課後…



早くお家に帰りたい…



急いで机の引き出しから


落書きされた教科書、破かれたノートを抜き取る


カタカタと震える手で至る所に切り傷をつけられた


黒いランドセルに押し込むように入れる






女子1「せんせい、さようならー!」





女先生「はいさようならー!

ほら残ってる皆も

さっさと帰った帰った!」






手を叩いて教室に残って

雑談している生徒達を帰宅するように促す担任の先生





良かった、先生に見つかる前に帰れそう





帰りたい帰りたい…






目をつけられる前に帰りたい…






昨日、月曜日は放課後にB君に背中蹴られたし


転んだし、膝擦りむいたし


頭打ったし




まだ痛い…







帰りたい…






急いで帰れば…


放課後にいじめっこの目を盗んで


急いで帰れば大丈夫…






早く、早く











夕焼けオレンジにマンションが染まる


入り口を抜けて一階ロビーの壁際に備えられてる


集合ポストに近寄る



そこから僕とお父さんの住む部屋の番号の


郵便ポストを確認…





…なんにも入ってないよね…









ただいま…





ランドセルをお部屋に片付けて


誰もいないリビングでちょっと待つ




革張りのソファに座って、足をブラブラさせる






お父さんに買ってもらった携帯電話を開いてメールを確認






待ち受けにしてる


お母さんとボクと…お父さん






待ち受けにしてるこの写真を見るたびに


なんとも言えない気分になるけど


でも変えられない、変えたくない…





メール受信ボックスを開いて


新規にカーソルを合わせる



『今日も遅くなる。

リビングのテーブルの上に

お金を置いてある。

それで何か好きなものを食べなさい』





テーブルに目をやるとお金が置いてある




再び携帯電話の画面に目を落とす



…これ、先週とおんなじ…




『こぴーぺーすと』ってやつだ知ってる…



その前のメールを確認



やっぱり同じ…その前も前も…




パタンと携帯電話を閉じて


ポケットに入れる





革張りのソファに横たわって


お気に入りの白黒の牛柄のクッションを手に取って


横に縦に伸ばす



ぼよーんぼよーん…



顔をうずめて足をパタつかせる






…さみしい…








火曜日はお父さんはいつもとっても遅いから


『お姉ちゃん』が来るまで


ゲームをしたり、アニメを観たり…してるけど


なんだか今日はそんな気にならないから



お昼寝しよう…




それに最近、

ちょっと別の遊びを覚えてからあんまり


楽しくなくなっちゃった…


なんていうか物足りない?
















時計を見ながらソワソワ


時間が経過するのを待つ





待つ



ソワソワ



待つ



ソワソワ




早く夜にならないかなぁ…










ピンポーン







チャイムが鳴る



来てくれた!!


やったやった!


『お姉ちゃん』だ!




急ぐ気持ちを、興奮しきった心臓を

落ち着けるように深く深呼吸する



スー…ハー…




…よし





あんまりガツガツすると女の人に

嫌われるってお姉ちゃんも言ってたし…


落ち着いて

『おとなのよゆー』を見せないと




…子供だけど





念のためにお父さんから言われた通りに


ドアを開ける前にちゃんとドアに備え付けられた


レンズからマンションの廊下を覗く





ギンガムチェックのレトロなワンピース…




長い長い銀髪、血色の悪い


蛍光灯の光を受けてますます悪そうに見える


青白い肌


濁りきった大きな


瞳もこっちを見ている


赤い唇が半月を描くようにニタリと笑っている





大好きなお姉ちゃん





今日もお姉ちゃんと遊ぶんだ





ゲームよりもおもちゃよりも




楽しいごっこ遊び





遊びましょ











今日も寝不足かなぁ



明日の一時間目ってなんだっけ?




算数だ…



算数、眠くなっちゃいそう






ギシッ…キシッ



ギッ…ギッ…!!







僕の部屋のベッドは身長の高いお姉ちゃんと一緒に寝るのには


ちょっと狭いけど


体をくっつけられるとこが多くなるから


苦しいのと嬉しい…これってなんて言うんだっけ?


『複雑な気持ち』?





電気を消して月明かりだけ僕の部屋を


薄く照らす



お姉ちゃんと僕は肌をさらけだして


僕のお部屋で『くっつけごっこ』をして


遊ぶのが『火曜日の夜』




いつも思うけどお姉ちゃんは


顔は疲れた感じ





でも


体は元気に僕のお腹の上で跳ねている





お姉ちゃんの胸は


おっきくて僕の上に覆いかぶさると


顔が埋まっちゃう




お花みたいな


甘くて柔らかい香り


そこに僕とお姉ちゃんの


ちょっとだけ汗の匂いが混じって


頭がおかしくなっちゃいそう…






くっつけごっこは


とっても気持ちいいけど


とっても疲れるんだ




だって次の日には頭はグワングワンするし


目は赤くなるし正直つらい






理科の授業で習った


月と太陽のお話を思い出そうとするけれど


なんだったっけ?





面白い内容だったのに


忘れちゃった…







今って何時なんだろ




お姉ちゃんが部屋に来てから


夢中で抱き合ってたから時間わかんなくなっちゃった




こんな遅くまで起きてちゃいけないんだよね、


ホントは




本当なら


先生にだって怒られるし


お父さんにも怒られるから





この日は


僕はちょっと悪い子なんだ


友達のA君だってゲームをしていても


お父さんとお母さんから怒られて10時には寝ちゃうんだよ?




でも今日はお父さんはいない



どうせ明日の朝に帰ってくるもん…





だから怒られない


怒る人がいない





暗くて良く見えないけど目を少し細めると


なんとか薄い月明かりで文字盤が読める




0時30分…くらい?






気が付いたら、もう『今日』になっちゃってた






…!!





冷たい手のひらが突然


僕の頬に当てられて強引に


顔を正面に向けられる





向かい合う僕の顔と


お姉ちゃんの顔








―目を離しちゃダメ…





―見て…もっと…






耳元で吐息と一緒に耳の奥にふれる


お姉ちゃんの優しい声


頭がとろけちゃいそうな…



脳みその中にあめ玉を突っ込まれて


ぐちゃぐちゃに乱暴にかき回されてるみたい





ぼーっとしていたら…






カプリ…





唇を『食べ』られる







下唇を吸われて








ンチュ…クチュ…








上唇を噛まれて吸われて









ヌチッ…グチュ…



口の中に滑った舌が蛇のように


入り込んでくる







ジュル…チュッ…







僕の歯を這い回って


歯茎を舐められる






なんだか涎がたくさんでてきた





お姉ちゃんのチューは


ちょっと強引だけど


なんだかフワフワした気持ちに


なるから…恥ずかしいけど


どちらかと言えば


…好きかなぁ





落ち着いたのかな…


お姉ちゃんは僕の口から


舌なめずりしながら


綺麗な赤い唇を離す



ツゥって糸がひいてた










こういうのなんて言うか僕は知ってる


『エロい』んだ









―前に教えたでしょ?『ここ』…舐めて







ベッドの上で少し頬を赤らめて


足を『M』の字に向けて僕を


迎え入れるように膝を少し揺らしてる


お姉ちゃん






言われた通りにお姉ちゃんの


白い太股の間に顔を埋める





お姉ちゃんの体は


モチモチしてて抱きつくと暖かくて


肌はとっても白い





でも意外と毛深いのを僕は知ってる


お姉ちゃん自身そのことを


気にしてるみたいで


ちょっと前に腋に生えてるのをイジってたら



『最近忙しくて処理を忘れてたの///』



『恥ずかしいからあんまりイジらないで///』



って顔を真っ赤にして頭を叩かれたっけ





生えてる方が僕は好きなんだけど…


『ふさふさしてて気持ちいいよ!』


って言ったら


『馬鹿///』って返されたなぁ


本当の事なのに




クラスの女の子はみんなツルツルだから


お姉ちゃんくらいある方が


僕はうれしいよ?






ゆうっくり、生い茂ったお姉ちゃんの『ソコ』をたっぷり涎で濡らした舌を

舐める






入り口





ペチャ…ヌチュヌチュ…チュル






ん~…ちょっとしょっぱい



汗?

おしっこの味?






-フッ…フッ…フッ…ンン!






舐めながらお姉ちゃんの顔に視線をやると


瞼をキュッと閉じて


肩で息をしてる姿が見えた






丁寧に


周り、奥、突起した部分


ローテーションで舐めて


時々、トントンって突っつくと


どんどんお姉ちゃんの奥から


トロッとした何かがでてくる



そのでてきた何かを一回口の中に含んでから


僕の涎と混じるように頬の内側でくちゅくちゅとブレンドしてから


お姉ちゃんのそこに塗りたくる





…!…!!




上の方にある穴を舌で触れるか


触れないかっていうくらい微妙な位置で


なぞる


ここがお姉ちゃん弱いんだよね




そして上の方…なんだかちょっと


盛り上がってる所があってここをちょっと


刺激すると…




カリッ…





~!!





両手で肩を抱いて


体を少し丸めてビクビクとふるえた




体から力が抜けて


ベッドに背中を落とすお姉ちゃん





前に教えてもらったなぁ


これを『イク』って言うんだよね



気持ちいいんだってさ




月の光を浴びて


僕の目の前で膝を立ててグッタリしてる

お姉ちゃん



長い銀髪を


汗で濡れてしっとりとした


胸に垂らしている


やっぱりお姉ちゃんはとっても綺麗…













腰をぎこちなく前後させる僕


この動きだけは慣れないなぁ~…






お姉ちゃんの中に入った僕の『それ』


入り口はヌルヌルしてたから


あっさり入っちゃった


最初はこんなに緩かったかな?


前はもっとこう…ギィウっ!て感じに


締め付けてきたけど





今は、優しく包み込んでくれてるみたい





あ、これはこれで良いかも







ちょっとペース上げてみよ







…ギシッッギッギッギ!!







抱きつくような形で僕とお姉ちゃんは今


密着しててこの体勢だと


顔は見えないけど


すごい恥ずかしい顔をしてるに


違いない…うん





お姉ちゃんは入れてる時の顔を見られるのを


嫌がってるからちょうど良い体位



耳元にお姉ちゃんの息がかかる


なんだか気持ちいいのを


我慢してるみたいな声



我慢しなくて良いのに…




ほら、こうやってさ!





ヌチッ…




引き抜いて…




ッパン!!




突き上げる



お姉ちゃんの口元から


『くふっ』て声が漏れた




やっぱり気持ちいいんじゃん


僕も気持ちいいもん

















パンッ…パンッ…パンッ…!!







何度も何度も腰を打ちつける


今度はちょっと体位を変えて


お姉ちゃんを四つん這いにさせて


後ろから僕がそこに挿入する形になった




ベッドのシーツをきつく握りしめる


お姉ちゃん


顔はやっぱり長い髪が覆って見えないけど


突く度に息が漏れているのを僕は


聞き逃さない



時々、入り口の所で


ちょんちょんともどかしいくらいの


力で突くと



お姉ちゃんは、激しくお尻を僕の方に


動かして自分から挿入して


じらされた分を取り戻すみたいに


揺らす




こういうジラしたり


不規則な動きにも弱いのを


僕は知っている





……そろそろ僕も『出そう』







最初は怖かった


『白いオシッコ』




初めて『した』時に


僕はあんまり気持ちよくて


お姉ちゃんの中に


オシッコをしてしまったんだと思った




…けど違った





これは『赤ちゃんの素(もと)』だって


お姉ちゃんに教わった





出たときにとっても嬉しそうだった






そして僕は初めてお姉ちゃんと


した時のように『達した』



ドクンドクンと脈打つ度に


目の前がぼんやりしてくる



その目に写ったのは


僕と同じように


四つん這いのまま体をひくつかせる


白い背中



長い『それ』を終えた僕は…僕らは






狭いベッドの上で丸まって


お互いの背に手を回しあって抱き合う





トクントクン…



お姉ちゃんのおっきい胸と僕の平たい胸




『した』あとに必ずこの行為をする


お互いの心臓の鼓動が重なって


そのままドロドロに溶けて一つになっちゃいそうな


…変だけど気持ちいい感覚




初めてしたときは怖くて泣いちゃったから


慰めるようにお姉ちゃんが抱いてくれたけど



それ以来これは欠かすことなく行っていた




不思議と安堵感包まれる


この体勢




僕は丸まって、その僕の体を包むように


外側から優しく抱いて


やっぱり同じように背を丸めるお姉ちゃん





そして抱き合いながら僕のお股から…なんだっけコレ?



…あ、そう、『こんどーむ』を優しく脱がすお姉ちゃん



ムワッと、生臭い臭いが正直


自分の体から出たものってわかってても


苦手だった


でもお姉ちゃんはこれが好きみたいで


こんどーむを口元に持っていくと穴から


僕の白いソレを吸い出して少し味わってから


その細い喉を上下させて飲み込む




…コクリ



ウットリとした表情に顔をとろけさせるお姉ちゃん




空になったこんどーむを床に投げると




長い手を僕の背に回すお姉ちゃん


そのときビリッとした刺激が


伝わってきた





…痛い




僕がビクッと体を一瞬大きくふるわせると



耳元で囁く声が聞こえる










―ごめんね、『また』やっちゃったね…ごめんね








ぬるぬるとした感触が背に伝わる



たぶんこれ、僕の血



毎度同じことだけど、これも慣れない


痛いのは慣れない




お姉ちゃんとした後は


僕の背中は大概、爪痕だらけになるんだ



だって、僕のをお姉ちゃんの中に入れる度に


爪を立てるんだもん


傷だって付くよ




でも悪いことばかりじゃない





傷つけられたあとは


頭を撫でてくれるから…




お母さんみたいな


優しい温もりを感じさせてくれるから




お姉ちゃんのあったかい手のひらを


感じさせてくれるから……ん~、まぁ


あ、そうそう『終わりよければすべて良し』



…合ってる?







ねぇ合ってるよね?























『翔鶴お姉ちゃん』?

















丸まった首を少し持ちあげて


翔鶴お姉ちゃんの濁った眼を見つめる



お姉ちゃんの


月の光に照らされた銀の髪はとっても綺麗


キラキラと光る髪は宝石のように思えたけど



このとき僕と目を合わせた


目の色は真反対に深く沈んだような


光を反射しない、吸いこまれちゃいそうな


暗い色に見えた



半月みたいに…


裂けちゃうんじゃないかなって思うくらいに


釣り上がったお口





怖くて綺麗…









窓からお空を見ると


夜の黒がだんだん、朝の白に変わってきた


その境目…グラデーションっていうのかな?


とっても綺麗






でもそれに負けないくらい綺麗なサラサラとした


銀髪に指を絡めてちょっと遊ぶ




すると僕の指から銀髪が持ち上がって逃げた





お姉ちゃんが上半身を上げたんだ





そして僕の額に暖かな手のひらを乗せて

言った




翔鶴「そろそろ帰ります…ね」






僕「…うん」






翔鶴「お父さん…今日は何時頃ですか?」






僕「たぶん…10時くらい…」






翔鶴「そう…じゃあ」ギシッ






お姉ちゃんがベッドから降りて


長い手足と銀髪を揺らした




手でお胸を支えて、


少し汗ばんだ体をタオルで拭き始めた








翔鶴「朝食…作ってから、私帰りますね…」







僕はベッドに横になりながらその光景を眺める




首筋をなぞって


鎖骨、胸の下、官能的な腋


くびれたお腹、おへそ、腰…


恥部、太股、膝裏



全身を拭き終わったタオルは


なんだか湿ってしてクタッとしていた



ふぅ、と一息吐いたお姉ちゃんは


僕の方を見た






翔鶴「僕くんも…体拭きますか?」





僕「…うん」





ヒョイっと僕の方にお姉ちゃんが使ってたタオルが渡される




…お姉ちゃんがつかってた…タオル…




汗が染み込んだ…






手にそれを取り


ジッと見つめていると






視線に気づいた




下着姿の

翔鶴お姉ちゃんがこっちを見て

ニタリとやらしく笑っていた…




おかしく思ってるのかな



さっきまでこれよりもずっとずっと


恥ずかしいことをしていたのに…



もういいや使っちゃえ…



ポフン…





タオルに顔を埋める


そして深呼吸すると



お姉ちゃんの匂いがした




鼻を通って鼻腔をくすぐり


タオル越しの空気が肺一杯に



広がる





翔鶴「あ、そうだ」





?






僕「なぁに?」









翔鶴「裸エプロンになった方が良いですか?」クスクス









指を口元に当てていたずらっぽく笑うお姉ちゃん










僕「い、いいよ…」










僕とお姉ちゃんは一緒にまた軽く

一眠りすると



それぞれ身支度を始めた



今日も天気は良いみたい


雲も少ししかないし…








リビングでソファに座って


朝の情報番組をぼーっと眺める僕



相変わらず


民放はアイドルの不倫報道や


会社の汚職事件や、セクハラ事件





しんかいせーかん?の出没情報



艦娘の着任・轟沈情報



各鎮守府の戦闘結果





艦娘が一般の人たちに受け入れられつつあるからなのか


毎月、人気投票まで行われるようになったんだよね





それがこれ


『ミス艦娘!!』





そして今月の第一位


今月は舞鶴の○○鎮守府の


最上型重巡の『すずや』さん






この番組で取り上げる総選挙で

一位になった艦娘さんは








『水着姿』で出演するんだよね…






髪の色とおんなじ


翡翠色のビキニ姿の


鈴谷さん…かわいいな~










ムニュン





…っう!!






フワッと柔らかい匂いが漂ってきたと思ったら


背中に何か二つの弾力のあるなにかが接触した


次いで、右頬に温もり


股間を摩るなにか




そして僕の周りに影が出来て…


驚いて横に視線を向けるとさっきまでキッチンにいたはずの


翔鶴お姉ちゃんがほっぺたをくっつけていた










温かい…









気配を消して後ろから抱きついてきたみたい



翔鶴お姉ちゃんの左手は僕の足の付け根


を執拗に撫でまわしているし…





翔鶴「可愛いですよね…鈴谷ちゃん…」






お姉ちゃんの視線の先はテレビの画面の向こうの


はにかんでいる鈴谷さん





お姉ちゃんの濁った眼が何だか…いつもより


もっと沈んだような






翔鶴「…」







優しく撫でまわした左手がピタリと


僕の太ももの付け根の真ん中で


止まると―






ギュムッ…!!








僕のソレを鷲掴みにするお姉ちゃん


い、痛い痛い…!!








翔鶴「ちょっと『勃って』きましたね…♪」










リポーター『前回の一位の那珂チャンを抑えて…』






リポーター『今回の総選挙一位に輝いた

鈴谷さんにインタビューしてみたいと思います!!』





リポーター『鈴谷さん!何か一言!!』






鈴谷『え、えぇ~///

す、鈴谷こういぅの慣れてないしぃ///』







鈴谷『て、てか…この格好…恥ずかし…///』









翔鶴「水着姿の鈴谷ちゃんを見てなのか…それとも

私の手で撫でられたからなのか…」






翔鶴「『どっち』ですか?」








…え?








瞬間、僕の頬から顔を離して―












ゾワッ








僕の首筋に舌を這わせて、それが段々と上に


上って行って






耳元に―







翔鶴「ねぇ…」










―どっち?

















翔鶴お姉ちゃんの作るお料理は少し薄味だけど美味しい


お母さんの味に良く似ている






千切りにした大根とニンジン、


小さめに食べやすくカットされた豆腐の入ったお味噌汁


少し甘めの卵焼きと、付け合わせの野菜







テーブルに向かい合わせに座る僕とお姉ちゃん


お姉ちゃんは結局ここに来る時と同じ格好のレトロワンピース



似合ってるから可愛い…あ、大人の女の人に『可愛い』なんて言うのは


あんまり良くないんだよね、うんとっても綺麗





僕とお姉ちゃんはテレビの音をBGMにして


ただ黙々と朝食を口に運ぶ






翔鶴「…」パクパク





僕「…」モヒモヒ







翔鶴「美味しい?」



僕「…うん」



翔鶴「そう…良かった」




お姉ちゃんが使ってるのは


僕のお母さんが使っていた花柄の食器…


『亡くなって』から、ずっと使わずに戸棚の奥にしまってたけど


翔鶴お姉ちゃんが来てくれるようになってから


お姉ちゃんが使うようになった













翔鶴「―また来週…来ますね」







僕「…うん…次の出撃も…」






僕「気をつけてね…」





玄関でお姉ちゃんの指を握って


何度も絡める



でも少しして、


パッと離す…







翔鶴「大丈夫です…僕くんの為にも

瑞鶴のためにも死」







僕「」ジッ…







翔鶴「あ、すいません…『沈め』ませんから」







『死ぬ』って言葉にちょっと


敏感になり過ぎてる自分がちょっと嫌だなぁ








…僕は今はお姉ちゃんの胸ほどの


身長しかないけど…



クラスでも背の順で並んだら


前から数えた方が早いほうだけど




これから中学生になって

高校生になって


成長期になればお姉ちゃんよりも


背がおっきくなる…はず




そしたらお姉ちゃんが僕にしてくれるみたいに



僕もお姉ちゃんの頭を撫でられるかな…?




撫でたら僕を頼ってくれるのかな?




僕を頼ってくれたら…もっと僕を見てくれるかな?





玄関にただ一人残された僕は



そんな事をいつしか思うようになっていた

















肉の体とはなんて素敵なんだろう


昔では考えられないような事が


出来るのだから









舌で好きな人の体を味わえる








ペロッ…クチュ…チュルリ








―瑞鶴!ぁぁず…いかくぅ!!///









ピチュ…クチュ…







―はぁ…ぁぁ///翔鶴姉ぇ…///






好きな人の甘い声が聴ける






ビクビク…







―瑞鶴ぅ…とっても綺麗よ…







ブチュ…ニチュニチャ…







―ん…プハッ…く…ぅ///






―しょ、翔鶴姉ぇ…恥ずかしいから…やっぱり電気消して…///






好きな人の乱れた姿を細部まで見られる





…ガシッ






―駄目っ…






―翔鶴…姉ぇ?






―もっと…もっと見せて??瑞鶴のこことか…






…クチィ…






―ヒッ…!







―あはぁ…♪…可愛い…瑞鶴…可愛い…可愛い…






―もっともっともっと…!!









手のひらだけじゃなくて全身で感じられる






ブヂュッ…プチュッ…







―や…ぁ゛…///







―声なんて抑えないで!!もっともっと!!乱れてみせて!?!







大好きな妹とこんな関係にあるのは…人間の世界では


近親相姦っていうのかしら…



でも…抑えられない







―瑞鶴の髪が好き…





…サラッ





―瑞鶴の足も…





スリスリ…






―お尻も…





グイィッ…




ズプッ…





―だ、だめ!!そんなトコ!…汚いってば///







グニグニ…





―瑞鶴に汚いところなんてあるわけないでしょ?






ズプッ…ズプッ…






―だ、出し入れしない…で…ぇ///






―眼も…耳も…!!






―汗も、涙も…瑞鶴の体から『出るもの全部』!





―全部全部全部…ゼンブ!!







―ゃ…こ、怖い…よ、翔鶴…姉ぇ…






―『綺麗』に決まってるでしょ?







好きな人の『全て』を嗅ぐ事ができる




…良い匂い…






―大好きよ…瑞鶴…♪♪








冷たい鋼の体から時を超えて


血が通い温かみのある肉の体を得た今、


この欲望に素直になっても良いでしょ?






例えどんなに歪な気持ちでも…









嗚呼、肉の体とはなんて素敵なんだろう














キッチンの流しに立つ僕




右手にスポンジ、左手に御椀やお皿…





洗うのは良いんだけど


身長的に両手を伸ばさないと流しの中に手が届かないから


肩が疲れる






背…早く伸びないかなぁ







ザァァァ…ガチャガチャ…








お姉ちゃんが帰ったあと


小学校に行く前に


朝食で使った食器類を洗う


特に翔鶴お姉ちゃんが使った物は念入りに…








お父さんにばれちゃうから









ザァァァ…ガチャガチャ…









お姉ちゃんが使った桜柄の箸…









…パクッ…ムグムグ…









ザァァァ…









何やってんだろ…早く、学校行こう…













先生「ーで、ここでさっきの足し算の結果を」





女子A「ねぇ僕くん、眠そうじゃない?」ヒソヒソ






女子B「ん?…あ、ほんとだ…なんか

うとうとしてるね、窓際だし晴れてるし…

まぁ、眠くもなるよね」







僕「zz…z…」ウトウト







女子A「でも僕君のお母さん…

亡くなってからずっとだよねぇ

あんな調子なの…」







僕「んむ…zz…z…」ウトウト








先生「ーんで…」








僕「zzz…」ウトウト








先生「はぁ…」







僕「zzz…zzz…」







先生「おい…男子C…起こしてやれ…」









男子C「えぇ~なんで俺が…」







僕「zzz…」






男子C「おいぃ…起きろよ、僕ぅ

ほら22ページの問2だよぉ」ユサユサ






僕「んむぅ…」ムニャムニャ







男子C「おまえが起きなきゃ俺まで

怒られちまうだろぉ…」ユサユサユサ








僕「ん…おは…よ…なに?」ウトト







男子C「良かったぁ~やっと起きたかよ~せ、先生がおまえを起こせってよぉ」








僕「んぅ」ショボショボ










先生「おはよう僕」






先生「相変わらず、

精力絞り取られたみたいな顔してんね君さ」







僕(…当たってます)ボケー







先生「さ、コレ解いてみ?

そしたら怒らないでいてやるよ」








僕「」ジィッ







僕「34」








先生「ん~…正解」






男子C(ほ、ほとんど問題見てないのに…)







女子A(見た瞬間、一瞬で)





女子B(か、簡単じゃないよね)








僕「もぅ…寝ても…良いですか?」






先生「だめに決まってんでしょ」






男子A「…チッ」





男子B「…」







僕(予習してて…良かった)






僕(教科書…これじゃあ…意味ないもんね)







教科書「」グチャア














ザワザワ…







女子D「ねぇねぇ!今朝のニュース見た!?」








女子E「見た見た!!やぁっぱり『鈴谷』ちゃんだったよね!」







女子D「ねぇ?鈴谷ちゃん可愛いもんね!」






女子D「なんかぁ?…仕草が自然だよね!私、鈴谷ちゃん大好き♪」






女子E「ねぇ~」







女子E「前の那珂ちゃんいたじゃん?

男子票が凄かったみたいだけどさぁ

那珂ちゃんちょっと媚びてたもんねぇ~??」






女子D「女子を敵に回すようなやり方するもんねぇ、あれじゃあ

一位逃すのも無理ないもん!」






女子D「ねぇねぇ!そんなことよりさ!!

鈴谷ちゃんと番組のコラボグッズ応募する!?」





ザワザワ…












男子D「なぁなぁ!!お前らどうするよ!!

那珂ちゃん今回19位だったじゃねぇか!」



男子E「いきなりさぁ、下がり過ぎだよなぁ…

あ~残念だよなぁ…」




男子F「まぁ…俺は川内ちゃんが10位以内に入ってたから

なんでも良いけどよ…それにさぁ」





男子E「なぁ…別に那珂ちゃんは…なぁ?」





男子D「なんでや!!那珂ちゃん可愛いやろ!!!」






男子D・E・F「 … 」







男子D・E・F「 … 」






男子D・E・F「 … 」








男子D・E・F「 はぁ~… 」









男子D・E・F「 艦娘ちゃんと知り合いになりたいぃ… 」グヌヌヌ…



















ツカツカツカ…








翔鶴「」フラフラ






翔鶴(頭がぼーっとする…)







翔鶴(完全に寝不足ね…)








赤城「翔鶴!」






翔鶴(?)





翔鶴(赤城…さん?)






黒くて綺麗な髪







赤城「あなた!また鎮守府を勝手に抜け出したそうね!」






赤城「もっと誇り高い艦娘としての志を―」






ツインテールにしたら似合うかしら…


瑞鶴の代わりになってくれるかしら?






赤城「ちょっと翔鶴!聞いてるの!?」






ああ、でも瑞鶴と比べてちょっと


肉付きが良すぎるかしら?


そうだわ


赤城さんを痩せさせて…






でも、その前に…






翔鶴「」ジィッ







一番大事な所を確かめないと






赤城「…?、なにをぼーっと」







ガシッ







赤城「え?」







赤城さんに覆い被さる私、


弱っていても馬力…人間でいうところの


筋力は一航戦の先輩より勝っている


そのため彼女の体を押し倒すのも


造作も無いことだった





赤城「…なぁ…!?」





赤城「しょ、翔鶴!?あ、あなた何を…!?」






仰向けになった赤城先輩


彼女のお腹に私の顔を押しつけて


深呼吸をする


訓練でもしてきたのかしら?





なんだか少し汗くさい…


それに香水の匂いも少し…


この匂い…提督が前に好きだと言っていた


『花』の香りに近いような…





もっと嗅がないとわからない


同じ空母である彼女の体臭は瑞鶴のそれと


近いのか、彼女の体温と瑞鶴のそれとは


近いのか…





確かめたい


あの子に並ぶ…瑞鶴の『代わり』になってくれるような







バッ…




胸当てを乱暴に外して


衣服をはだけさせる


サラシの下に隠された

妹とは違う豊満な胸


下着から少しはみ出ている余分な肉


餅のような白い肌に舌を這わせる





…ペロ







赤城「ひゃぁ…ぁ!!///」






お腹…胸…




鎖骨…






あら?これって…腋毛かしら?


少しはみ出てるわね…








そして、うなじから耳







カプッ






…耳たぶ








ペロ…チュク…










赤城(力が抜け…ていく…///)














ズルリ…









赤城(み、耳の中に舌が///)








赤城(女同士で…気持ち悪いぃ…!)









翔鶴「…」








翔鶴「…ダメね…」ボソッ








翔鶴「全然違うわ…」





翔鶴(やっぱり『あの子』じゃないと)






ピタッ








赤城「?」ハァハァ






翔鶴「赤城さん…」ムクリ






赤城「な、何?」






翔鶴「突然のご無礼失礼しました…

ちょっと『眩暈』を起こしちゃって、ふふふ」ケタケタケタ







翔鶴「あ、そうです」






翔鶴「…艤装の…

整備手伝ってもらえません?」フフフ








赤城「…!」ゾクッ










翔鶴「ああ、それと―」








赤城「え…?」






翔鶴「腋の下…

もうちょっと手入れ

シた方が良いですよぉ?」







赤城「え!?」








翔鶴「提督…ムダ毛が少ない娘の

方が好きみたいですから…」








赤城「…なんで…」





赤城「なんで貴女が、そんなことを…?」







翔鶴「…」







―翔鶴姉ぇ…実はね




―私、提督に…










翔鶴「…乙女の、ひ・み・つ、です」


















#2








学校が始まっちゃう…


なんていうんだっけ、こういう気持ち…



思い出した


『憂鬱』っていうんだ


前にお母さんに買ってもらった本に書いてあったっけ?





ベッドから身を起こす僕


机の上の時計に目をやると




6時30分




アラームに設定した

時間よりも早く起きちゃった






モゾモゾと布団の中で背を丸める僕



そしてそっと目を瞑ると

この布団だけ世界から切り離されたみたい…






ジリリリリ





そんな切り離された世界にけたたましく


入り込む騒音






目を閉じるとあっと言う間






掛け布団から腕を伸ばして


目覚まし時計を叩くと、それは鳴くのを止めて


再び静かな朝を取り戻す



パジャマ姿でヨロロと立ち上がって


子供部屋から廊下に続くドアに手を伸ばそうとする




ふと、壁に掛けられた丸い鏡に目をやる




ふにゃふにゃとした柔らかな


質の猫毛の黒髪


寝ぼけて伏し目がちな黒目に少しかかるくらいまで伸びちゃってる



食が細くて、さらにストレスの追い打ちで


こけた頬



ちっちゃい背



このパジャマだって、お母さんが


『これから背だって伸びるでしょ♪』って


考えで裾とか袖が少し余るくらいの


大きさの物を買ったのは良いけど…



なぁんか…ご期待に添えず申し訳ありません…




余った裾を引きずりながら


ドアを開けて廊下を通り


日差しの差し込む



ダイニングキッチンに入ると


お母さんがいた


包丁のリズムからして


野菜のサラダを作ってるみたいだった




母「おはよう!あら?背伸びた?」




ケラケラ笑いながら


人が気にしてることに何のためらいもなく


切り込んでくる







僕「おはよ、って伸びる訳ないじゃん!

裾見てよ!買った日からずっと

変わってないよ!ノーチェンジだよ!?」







母「いやいやよく見てみ?ほら!こことか

数ミリ…変わってないね、あはは!チビのまんまだったねぇ!」







僕「」ムゥ…






僕の背の低さはどこから来たんだろう?


お父さんは身長高い方だし


お母さんだって他のお母さんに比べたら


身長は高い方だと思うんだけどなぁ~…







母「ちょいとお母さん、手ぇ離せないから

テレビつけてくんない?」トントントン…






僕「ん」





ピッ…







テレビ『―ということで次のコーナーです!』






母「お!始まった始まった♪」





テレビ『今月のミス艦娘は!!』





デレレレレレ…






母「」ワクワク





僕(なんで、お母さんこのコーナー好きなんだろう?)







…デレレレレ



…デン!!








母「!」



僕「?」






テレビ『おめでとうございます!!

今月のミス艦娘は○○鎮守府所属の

扶桑型戦艦の二番艦!!

山城さんです!!』




テレビ『それではご本人に登場していただきましょう!!どうぞ山城さん!!』





ワーワー!!


パチパチパチ!!








山城『///』







テレビ『山城さぁん!顔を覆っていては

表情がわかりませんよぉ!?』







テレビ『それに垂れ幕で体を隠さないでください!』







山城『うぅ///』ハラリ…








オォ…!!


ザワザワ…!!


メガミ ダ…!!


アリガタヤ…!!





テレビ『おぉ!!これは大胆ですねぇ山城さん!!黒のビキニですか!?』








テレビ『胸の面積に対してあまりにもミニマムなトップ!!

そしてなんと腰回りは…紐ではありませんか!!』







テレビ『カメラさんこっちこっち!!ほら!紐!!紐が見事に食い込んでます!!』









山城『不幸だわ///』









テレビ『はぁはぁはぁ…おっと私としたことが本番中に失礼しました、
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