2021-10-13 23:39:12 更新

概要

八幡「とりあえず『GGO』ってゲームやってみるか」2の続きです。
八幡がある時『GGO』内で助けた女性プレイヤー3人と共に行動し、約2ヵ月が経った…そんなある日の事…


前書き

キャラの口調や文章が変かも知れません。
それでも構わないと言う方であればぜひ読んで行って下さい



ここはGGO内に存在する少し赤み掛かった 


地面の荒野のステージ


周りには人1人がやっと隠れられる程の岩や彼


方此方に土台に少しの壁が残っている家など


がある。太陽のオブジェクトはまだ沈んでい


ないがあと1時間と半分で沈む程の高さに


合った…


また、このステージにはある噂があり、悪魔


が潜んでいたと言われ


その悪魔にPK(プレイヤーキル)された


プレイヤー達が討伐隊を組む程の


プレイヤーが居たと…


そんなステージに4人編成のチームが7人編成


チームに追われていた…


その4人編成のチームとは


比企谷 八幡こと『ヒッキー』と『ガハマ』


『スノー』『イロハス』のことである…


ヒッキー「走り続けろ!走って、隠れて、撃つを繰り返すんだ!」


ガハマ「撃てって言われても、止まったら撃たれちゃうよ!」


スノー「くっ…私の銃では、こう言う戦いには不向きだわッ」


イロハス「私なんか脚遅くて逃げるのがやっとですよー!!」


各々愚痴を零しながらも隠れては


逃げを繰り返す中…


ハリー「撃ちまくれ!」


寺野心「早く、死んだ方が楽だぜ、ハーレム野郎!!」


たぬ吉「やっとカモが現れたんだ、逃すかよ!」


ぽっきー「ハーレム野郎を倒したら後で奢るぜ!」


ハレ晴れゆかい「ジャッチメントだぜ!」 


うる星やつ「相変わらず古いなお前!」


マック「お前に言われたわ終わりだな!」


何故、『ヒッキー』達が他プレイヤー達に襲


われていると言うと、数十分前に遡る…


『ヒッキー』達がいつも通りに4人でモンス


ターを狩っている最中、7人が遭われた。


その彼等がそのモンスターは 


「俺たちが狩っていたモンスターだ」 


と言い張っていた。


もちろん『ヒッキー』達は違うと言い、口論


へと発展…すると彼らは何かの合図かの如く一斉


に銃を出現させ、


『ヒッキー』達を撃ってきて今に至るのだ…


因みに『ヒッキー』達の装備は、出会った頃  


より新調されていた。 


『ヒッキー』は相変わらず『LOVA-C』に


『ショートスコープ』


『アングルフォアグリップ』


『拡張マガジン5.56mm60発入り』


サイドアームに『H&K HK45』   


全身は荒野と言う事もあり少し赤み掛かった


チョコチップ迷彩に身を包んでいた。


だが、大きく新調したのは『ガハマ』達3人


だ。まずは『ガハマ』


『ガハマ』は『H&K MP5』から


『KRISS Vector(クリス ヴェクター』へ


これは狩りをしている中で偶々手に入れた物


で結構レアの部類に入る。


また、アクセサリーについては


『バーティカルグリップ』に


『拡張マガジン45ACP弾35発入り』


となっている。


サイドアームに『Glock 17』


また、服装は動きやすいジーパンにシャツを


着ている。


『スノー』は『M24A3』から


『SIG550sniper』へ。


『スナイパースコープ20倍率』


『ショートマガジン5.56mm 10発入り』


サイドアームに『SIG P 220 9mmモデル』


服装は『ヒッキー』と同じチョコチップ迷彩に


ブーニーハットをかぶっていた。


最後に『イロハス』


『MG 36』からこれもレア度の高い


『ストーナー96』に


アクセサリーは『ACOG 4倍率サイト』に


『バイポット』をつけた物


サイドアームには『ガハマ』と同じ


『Glock 17』 


服装も『ガハマ』同様に動き易い服装だった。


そんな彼らは基本モンスターしか狩らないため


対人戦は全く経験が無いので逃げるしか


選択肢しか無いのだ。


ヒッキー「『イロハス』あそこの岩場に隠れて、牽制するんだ!残りはもっと先にある岩場に隠れて『イロハス』の援護を!」 


イロハス「マジですか!?分かりましたよ…やれば良いんでしょ、やれば!」


走りながら、『イロハス』に指示を出した。


悪態をつくものの今走っているペースより少


し速めて岩場に取り付き『ストーナー96』を


構えた


ガハマ「ごめん、『イロハス』ちゃん!」


スノー「頼むわよ」


イロハス「お安い御用ですよ!」


そう言って『イロハス』は銃を構えた際に


プレイヤーに出現する


『弾道予測円(バレットサークル)』を無視し


乱射を始めた。


勿論、弾は追手のプレイヤー当たる訳が無い


が彼等が当たらぬまいと各人散らばって岩場


に隠れてくれればそれで良いのだ。


ハリー「クソッ!牽制射撃かッ!」


ぽっきー「銃声が止んだら一斉に撃てよ!」


うる星やつ「今のうちに弾倉交換しとけよ!」


追手のプレイヤー達は対人戦は、


まだぎこちないがそれなりに研究をしている為


中々手強い相手だった。


イロハス「いつまで撃っていれば良いですか⁉︎」


ヒッキー「俺と『ガハマ』でイロハスが逃げる時間を稼ぐ、『スノー』は奴等を倒さなくて良い、ただ奴らに致命傷程度の怪我を負わせてやるんだ!」


ガハマ「わかった!」


スノー「了解したわ」


イロハス「そろそろ弾が切れそうです!!」


ヒッキー「今だッ!!撃て!今の内に来い!」


『ヒッキー』の合図で『ガハマ』も乱射を始


めた。


寺野心「教本道理の支援の仕方だな…だが、これ程厄介なのは無いな!」


マック「どうせ、当たりっこ無い!撃っちまおうぜ!」


ハレ晴れゆかい「おい、マックやめとけ!」


マックが仲間の忠告を聞きもせず


『ヒッキー』達に撃ち返そうとしたら、


『スノー』が放った弾丸が頭に吸い込まれて


いった。


すると、『マック』は動かなくなった。


うる星やつ「ったく…馬鹿なヤツだな…」


ハリー「まぁ良いさ」


そんな会話が敵チームにあったとは知らず、


『イロハス』は無事、『ヒッキー』達が居る


岩場に岩場に辿り着いたがまた振り出しに  


戻ってしまった…


一方、『ヒッキー』達が逃げている方向、


約1.5km前方では、とある3人組が


狩りを終え、一休みをしていた。


1人は男性でガタイが良く、FPSのゲームに



場アメリカ兵士を連想させるほどで


荒地のステージだと言うのに全身ODの


コンバットシャツに偽装草が装飾されている


ブーニーハットを被り


背中には彼の上半身とほぼ同じぐらいの


バッグを背負っている。


武器は『M14EBR』を中遠距離戦用に


カスタムされたもの。


もう1人は女性で顔には幾何学模様のタトゥー


が入っており、それが無ければナンパ間違い


なしだった。また服装は思春期真っ盛りの中


学生が見たら前屈みするほどの薄着をしていた。


武器はアサルトライフル枠ではレア中のレア


に入る『SR-47』を素の状態で持っていた。


最後の1人も女性だったが、背がとても小さく


140cm程にその背格好だから


似合うのかも知れないが全身ピンク色でだった。


手に持っている『P90』もピンク色に


塗装されていた。


???「ん〜〜やっぱりこっちの世界の方が私は好きだわ〜」


???「もう、そんな事言わないで下さいよ〜 私はこりごりなんですよー、…トさんに振り回されるの」


???「だが、なんだかんだ付き合ってくれるな…ンは」


???「もう、…ンちゃんったらツンデレ何だからもう〜」


そんなどこにでも居る普通の様なプレイヤー


達が話していた。


が、男が自分達の後ろから     


何か聞こえた気がした


その音が次第に近づいてくるのも分かった


???「聞こえたか?」 


???「うん、聞こえたよ、銃声だね…それもいっぱい」


???「何何?どっかに狩り中のプレイヤー達が居るの?」


男はストレージから単眼鏡を2つと双眼鏡を


一つ出し、単眼鏡を2人に双眼鏡を自分に。


覗くと二つのチームが銃撃戦をしながらこち


らの方に向かって来るのが見えた。


???「どうする…ト」


???「ん?ちょっと待って…あのプレイヤー達って…」


???「どうしたの、…トさん?」


???「追われて居るチームを助けるわよ」


???「ん?珍しいな…トが誰かに助け舟を出すのわ」


???「そうですよ!いつもならどっちも倒して手柄を独り占めするのに」


???「…ンちゃんも言う様なったねぇ。お姉ぇさん嬉しいわ!」


???「で、助けるのはいいがどうする?」


???「ん〜まずは、…ンちゃんに全力ダッシュで走って貰おうかな?」


???「私ですか⁉︎」


???「それに…ンちゃんだって久しぶりにここで暴れたいでしょ?」


タトゥー入りの女性は、ピンクのおチビさん


に笑顔で言ってきた。ピンクのおチビさんは


最初は何のことか分からなかったが、太陽の


オブジェクトを見て、この荒地の地面を観て


理解した…


かつて彼女がここでPKばかりしていたことを


???「ガッテンだ!」


すると、ピンクのおチビさんはリアルの人間


じゃ出せない程のスピードで走っていた。


???「で、俺はどうするんだ?」


男はタトゥー入りの女性に聞いた。


すると、女性は男の股間に蹴りを入れた…


ゲームの中と分かっていても、男の急所を蹴


られたのだ。ダメージはあまり無くても、精


神的ダメージは来るものはあった。


???「言われないと何も出来ないのかぁ?あんたわぁ?その銃は『アサルトライフル』なの? 『サブマシンガン』なの?」


???「うっ…ば、『バトルライフル』です…」


???「なら、やる事は1つよね?」


男はその場に数秒蹲っていたがなんとか立ち


直り『M14EBR』の有効射程距離ギリギリま


で歩き構えた。



話は『ヒッキー』達に戻る

 

『ヒッキー』達は『イロハス』を自分達の居る


岩場まで後退させたが


移動しようにもこちらが撃たれ


あちらが動けば『ヒッキー』達が撃ってくると


言うとても厄介な状況になってしまった…


ヒッキー「これからどうするかだ…」


スノー「敵も馬鹿では無いようね…無闇に撃ってこようとしないわ」


すると、『ヒッキー』達の岩場の横を


何か小さなモノが通るのを見た。


直後、軽い銃声が鳴り響いた。


たぬ吉「何だ!?『ぽっきー』がやられたぞ⁉︎どうなってやがる!」


ハリー「奴等じゃ無い、他の奴が撃ったんだ!!」


ヒッキー「ど、どうなってるんだ?」


ガハマ「た、助かったの?」


スノー「まだ、分からないわ…」


???「やっぱり、見えないみたいだね…」


たぬ吉「とにかく、応戦し…」


彼が皆まで言う前に地面へとダイブし、動か


なくなった。


うる星やつ「クソッ!『たぬ吉』もやられたぞ⁉︎」


ハリー「狙撃だ!頭を下げとけ!」


ハレ晴れゆかい「これじゃ、奴らの良い的だ!」


寺野心「おい、今なんか動いて…」


彼は自分達の目の前を通り過ぎた小さな物を


報告しようとしたが、


すでに『弾道予測線(バレットライン)』


が見えていた。


それが彼がそのステージで見た最後の光景だ


った。


うる星やつ「…もしかして…悪魔が居るの

か?」


『うる星やつ』が妙な事を口走った


ハレ晴れゆかい「駄目だ、『うる星やつ』が狂い始めた」


『うる星やつ』は反論してきた


うる星やつ「バカ、知らねぇのか?少し前までこのステージには悪魔が居てPKされた奴が大勢居て討伐隊が組まれた程だって⁉︎」


ハレ晴れゆかい「ンなもん信じるんじゃねぇよ⁉︎」


うる星やつ「信じるも何も俺がその悪魔にPKされたんだよ!奴は姿が見えず神出鬼没、何だよ!そうだ…あん時もあの位の太陽の位置だ…」


ハリー「とにかく今はここをッ!」


最後まで言うをとすると彼の目の前には  


ピンクのおチビさんと自分に伸びてる


『弾道予測線(バレットライン)』


が見えていた


ハリー「クソッ⁉︎」


彼が出来たのは悪態を吐く事と、


遅いと分かっていても『MASADA』を構える


事しか出来なかった。


すぐに、『ハリー』は2人の前で倒され、


『ハレ晴れゆかい』が応戦しようと立ち上が


っだが、すぐに頭に弾丸がクリーンヒットし


倒れた。


うる星やつ「あ、悪魔がァァァ!!」


『うる星やつ』がピンクのおチビさんに銃口


を向けた時、彼の背後から声がした


ヒッキー「動くな!無駄に撃ちたく無い…出来れば武器をしまって欲しい」


そう『ヒッキー』達がピンクのおチビさんと


謎のスナイパーと戦って居る間に距離を詰め


ていたのだ。 


その後、彼は倒れた仲間のデスしたペナルテ


ィとしてランダムドロップしたアイテムを


回収し、その場を去って行った…


そこでようやく、タトゥーの女性とガタイの


良い男性と合流すると…


ガハマ「あっ!『ピトフーイ』さんだ!」


スノー「あ、貴方でしたか、私達を助けてくれたのは…」


イロハス「なんか、奇跡ってやつですね!」


ヒッキー「アンタがコイツらを助けた女プレイヤー…」


ピトフーイ「そうよ、イケメン君…私が『ピトフーイ』前々回の…」


『ピトフーイ』が全て言う前に『ヒッキー』


が答えた


ヒッキー「『SJ2(第二回スクワット・ジャム)』で第3位のチームいたプレイヤー…ほぼ1人で連合チームを葬った実力の持ち主で最近やった『SJ3(第三回スクワット・ジャム)』で『裏切り者』になった…いや、なったフリをしたプレイヤーだろ?」


『ピトフーイ』は引くそぶりどころか


感心していた


ピトフーイ「よく知ってるじゃ無い、何?私のファン?それともストーカー?生憎ストーカーには厳しくするって決めてるんだけど?」


そんな発言を聞いていたガタイの良い男性は


3人に見えてなかったが


小さく身震いを起こしていた。


ヒッキー「いや、どちらでも無いさ。ただ、印象に残って居るだけさ」


レン「はい、次私ね。私はレン。ピトさんがあの時助けたのが皆さんなんですね」


ヒッキー「アンタも知ってるよ…『レン』さん…試合を観ていたからな…『ピンクの悪魔』で覚えてるよ」


レン「な、なんか褒められているのか分からないけど…」


ヒッキー「皮肉に聞こてしまったかな…済まなかった。『レン』さんは純粋に凄いプレイヤーだって意味だったなんだけどな、不快な気持ちになったら謝るよ」


レン「ううん、大丈夫だよ。慣れてるから」


『ヒッキー』達4人は『レン』に対して、


大丈夫じゃ無い気がする、


と思ったが4人は本人が良いのなら     


何も言わない様にした。


M「一応、俺も自己紹介しておくか…俺は『M』だ」


『M』と呼ばれた、プレイヤーは自分の名前


しか言わずそれ以上は言わなかった。


ピトフーイ「アンタぁ他に言う事ないわけぇ?面白くないじゃん」


『ピトフーイ』は『M』に対して、無茶振り


を押し付けた


M「ん…それじゃ…」


ヒッキー「あぁ、確か凄腕のスナイパーって印象があるよ。『アマゾネス軍団』との『対物ライフル』の戦い…圧巻だったよ。あと、その背中のヤツはあのシールドなんだろ?」


M「話す手間が省けた…助かる」


『ヒッキー』が『M』助け舟?を出し、  


その場は終わったが、『M』はそれをあまり  


よく思っていなかった。


もちろん『ヒッキー』というプレイヤーの発


言が嫌いなのでは無い。問題は        


自分の秘密兵器が大勢にバレている事だ。


『スクワット・ジャム(SJ)』に出るまでこの


秘密兵器はほぼ最強に近かった…だが、


『SJ』に出場し、多くのプレイヤーにこの事


を知ってしまった。


彼が1番痛感したのは          


『第二回スクワット・ジャム』に出場し、


『アマゾネス軍団』の『SHINC』と戦った時


に、彼女達なりにあのシールドを破る方法を


考えて来た。それは…この          


『GGO日本サーバー』に数十丁しか無い 


『対物ライフル』で破壊すると言う物だっ


た。彼女達は見事『対物ライフル』の


『PTRD(デグチャレフ対戦車ライフル)』


を見つけ、実戦投入してきたのだ。


その際、あのシールドは見事に敗れた。


また、あのシールドは設置型のため、  


『レン』の相棒の『フカ次郎』と言う    


プレイヤーが持っている『MGL-140』


グレネードランチャーや


『40mmグレネードランチャー』を撃ち込ま


れてしまえばやられてしまう…と


更なる改良が必要があると実感したのだ…


話を戻し、4人は『ピトフーイ』達に、感謝


し、彼女が今までどんな事をやって来たのか


を聴きたいと言って来たので  


4人は心良く応じた…


全てを話し終わり、各人、そろそろリアル


に戻ると事になり、『ヒッキー』も


リアルへと戻った。


『アミュスフィア』を外した、比企谷八幡


は部屋を見渡す。


部屋はカーテンで閉めてあり、


また夜になっていたのもあり真っ暗だった。


部屋の明かりを点けようとリモコンを探し、


明かりをつけると、久々に見る光に目がつい


て行かず、すぐに閉じてしまった。


何秒か後に開けると眼が慣れていたので時計


を見た。


短い針が9を。長い針が2を指していた。


八幡「2時間か…」


彼が『GGO』をプレイし始めのは


今から約2時間前、19時ごろだった。


八幡は明日の予定を確認する為に、最近、 


妹から貰った電子メモ帳を手に取った。


そこには、綺麗な字で


『10時30分ごろ〇〇建設会社と打ち合わせ』


と書いてあった。


これは、今、自分達の会社が新たに子会社を


建設するとなり、それを請けてもらう為の 


打ち合わせを〇〇会社とするのだ。


だが、八幡は少し、気がかりな点が


一つあった。


それは打ち合わせをする会社の名前を何処か


で聞いている様な感じだった。


確かにこの会社はCM等は行っていないが


何処かで聴いていた覚えがあったのだ。


しかし、今更気になっても仕方が無いので 


明日に備え、準備し、早めに寝る事にした。


 翌日、八幡はいつも通り出勤し、〇〇建設


会社との打ち合わせの時間まで自分の仕事を


し、20分前に切り上げ、後輩を連れ、応接室


に向かった。


数分後にあちらの会社の事務の方と思われる


女性の声が聞こえて来た。


だが、その声を聞いた八幡は緊張とは別の汗


を掻いていたのが分かった。


何故なのかは、顔を見てすぐに分かった。


今から打ち合わせする建設会社はかつて妹に


ちょっかいばかりを出していた姉…


自分が高校の時によく現れ、


顔面が強化外骨格で出来ているのではないか


と疑った人物…


そして、その大事な妹の告白を八幡が断った


そう、『雪ノ下雪乃』の姉『雪ノ下陽乃』


だった…


陽乃「あれ?比企谷くん?え?比企谷のだよね⁉︎久しぶり〜何年振り?」


八幡が覚えている『雪ノ下陽乃』は高校の時


もこの様な接し方だったのを憶えている…


昔ならどんな対応をしていただろうか…


だが、もう八幡も一端の社会人だ。


社交辞令もいえる様になっていた。


八幡「お久しぶりですね、陽乃さん…高校以来ですね」


すると隣にいた後輩の『神原拓哉』が小声で


話しかけて来た


拓哉「え、あの人めっちゃ美人じゃ無いですか⁉︎先輩の知り合いですか!?」


八幡「ま、まぁ…高校の時に…お世話になった人だ」


拓哉「良いなぁ…先輩…あの人にアタックしないんですか?」


拓哉が馬鹿な事を言ってきた。


だが、八幡は彼女の薬指に光り輝くリングを


確認していた。


八幡「陽乃さんは結婚してるよ…」


拓哉「良いなぁ…こんな美人な人が嫁さんだなんて…」


後輩と話していると陽乃が話しかけて来た。


陽乃「ねぇ、何男2人で話してるの?久々にあったんだからもっと話そうよ」


流石に今の発言はどうかと思ったが、それは


陽乃の隣にいたもう1人の女性も同感だったら


しい。


秘書「陽乃様…私達は打ち合わせに来たのですよ」


陽乃「もう、わかってるよ。じゃ、早速始めようか」


予定より早いが打ち合わせが始まった。


こちら側の発言に質問して来たり、   


意見を出して来て、やはりこの人は、


こう言う時はシッカリとやる、のだと感じた


八幡だった。


打ち合わせが無事終わり、


お互い応接室を出ようとすると陽乃が八幡に


残る様に言って来た。


勿論断る理由は無かったが、


少し、引けていた八幡だった。


それもそうだ。八幡は過去に彼女の妹の告白


を断っているのだ。


『もしも』があるかも知れないと思うのが


普通かも知れない…


そんな事を思いながら話を聞いていると、 


陽乃は、八幡を食事に誘って来たのだ。


もし、断れば上手くいった打ち合わせが


水の泡とかす可能性があると思い承諾した。


その後、八幡は残った仕事を片付け、


定時で帰り、


陽乃に指定された高級そうなホテルへと  


向かうのだった…


予定より10分ほど前に到着した八幡は、


ホテル1階のホールで待っている事にした。


その数分後に黒いリムジンが


ホテル前に止まり、車内から出て来たのは


『ネイビーカラー』のドレスを纏っていた 


美しく優雅な女性が出てきた。


陽乃「やっほー、比企谷くん。待った?」


話しかけられるまで陽乃と気付かなかった 


八幡は出来るだけ冷静に返答した


八幡「いえ、俺も数分前に来たばかりですよ」


陽乃「そう…じゃ、行こっか」


すぐに、ホテルのエレベーターに乗り、   


最上階にあるレストランへと向かった。


予約してあったようですぐに席まで案内され


座るとウェイターがテーブルにあるグラスに


ワインを注ぎ、注文を聞いて来た。


八幡はこの様な場所に来た事がなかった為、


すぐに答えられなかったが、


陽乃は慣れていたのか八幡の分も

    

注文してくれた。


陽乃「じゃ、 10年振りに再会したと言う事で

乾杯しよっか」


八幡と陽乃はグラスを手に取り乾杯した。


陽乃は八幡にここ10年を何をやって来たのか


を聞いて来た。


八幡は答えられる範囲で全て答え、


それが終わると頼んでいた料理が運ばれ、


食事をしながら今度は、陽乃が自分の事を 


話し始めた…


簡単に纏めると、大学卒業後


両親から見合いの話があり、最初は断っていたが


段々断る事が難しくなっていき仕方がなく 


見合いを受け両親を黙らせる為に結婚 


ただし、旦那さんとは別居らしい。


また、就職先も親に決められ、


雪乃と陽乃の父親が経営している建設会社へ


子供の就職先さえ、選べさせない雪ノ下家に


腹が立った八幡だった。


その後も話は続き、料理も食べ終わり、  


話すネタが無くなり、


そろそろお開きになる雰囲気になる頃に   


陽乃がある事を話し始めた。


陽乃「ねぇ、比企谷くんは雪乃ちゃん達と、二度と会わないの?」


八幡「⁉︎」


心臓が一瞬止まるかに思えた発言だった。


八幡「ゆ、雪ノ下達にですか…」


八幡を隠せないほど動揺していた。


陽乃「そっ、だって 10年も会ってないんだよ?そろそろ会っても良いんじゃ無い?」


八幡「……」


何も言えなかった…あれから10年…


たまに考える時がある…


あの時どちらか、いや3人の告白を受け   


誰か1人を選んでいたらと…


だが、もう過去の事 


『青いネコ型ロボット』や


『カブトムシ型のタイムマシン』


はこの世に居ない。


過去を変える事なんて出来ないのだ。


だから、自分の中では、3人と距離を置いた


事が正しかったのだと信じるしか無い。


しかし、陽乃は八幡が次に言うセリフ  


を考えるのを見て、


小悪魔の様な微笑みを見せた


陽乃「ふ〜ん、知らないだぁ。比企谷くんは…」


八幡「…な、何をですか?」


陽乃が八幡に放った一言を最後にホテルを 


後にした陽乃 


陽乃が放った一言を聞き、


自分の弱さを改めて感じた八幡だった。


彼は心の何処かでは気づいていたのだ。


『あの3人』とは会っていたことを…


だが、それを認めたら


この関係が終わってしまうと思い、


閉まっていた気持ち…


陽乃が放った一言でそれは大きく覆えされ、


確信へと変わった…


フラフラに成りながら家に帰った八幡は


『アミュスフィア』に目にやると、


壊したいと言う衝動を抑え、


キチンと箱にしまい、


クローゼットの奥に閉まい、寝る事にした。


目を閉じても最後に陽乃が放った一言が耳に


残っていた…


『君は…『GGO』内で会っているよ。それも毎回ね』


←to be continue?


後書き

最後まで読んで頂いてありがとうございます!だいぶ二話目からだいぶ月日が経ってしまいました…
仕事が忙しいのと中々アイディアが浮かばないのもあり遅くなってしまいました…
ですが、皆さんの応援等で頑張って行きますので
これからもよろしくお願いします


このSSへの評価

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SS好きの名無しさんから
2020-05-12 21:14:39

SS好きの名無しさんから
2020-04-19 00:38:47

このSSへの応援

2件応援されています


SS好きの名無しさんから
2020-05-12 21:14:43

SS好きの名無しさんから
2020-04-19 00:38:49

このSSへのコメント

2件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2020-04-19 00:39:04 ID: S:VHsC7t

続きは出るんですか?

2: 冴えない作者 2020-04-30 23:15:56 ID: S:zU5Qu9

コメントありがとうございます。
目下、製作中ですので、お待ちになって頂ければ幸いです


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