提督「ふざけてんのか？」

大淀「いえ、歴戦の提督で一人で付近の深海棲艦を素手でボコボコにしたとか」

提督「そいつの細書を聞いてもなぁ…」

大淀「その人が来ます」

提督「何処に？」

大淀「此処に」

提督「へ？」　

ドア「」ﾊﾞｺﾞｫｫｫｫﾝ！！！！

大淀「提督、健闘を祈ります」

提督「ちょ…おま……」　

???「貴様が例の提督か？」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

提督「そうです！自分が例の提督であります！！」ﾋﾞｼｯ!

???「じゃかましいわ、ボゲェェ！！！！」ビンタ

提督「フゥボォあぁぁ！！！！」吹っ飛び

壁「」ﾄﾞｶﾞｧｧｧｱｧﾝﾝ！！！！

???「む…我としたことが、ついビンタしてしまった」

提督「あいたたたた………」中破

提督「てっ…どうしてくれんですか！！壁まで吹っ飛んで壁壊れちゃいましたよ！！べんしょu……

???「ハイキッック！！」

提督「っ…………」

天井「」ﾄﾞｶﾞｧｧｧｱｧﾝﾝ！！！！

提督「僕空飛んでる！」

その日、僕は空を飛んだ。

一一客間一一一一一一一一一一一一一一一一一一一

提督「で、何しに来たんですか元帥」大破

???→元帥「ここに軍人の風上にもおけん、体たらくな提督が居ると聞いてな」

提督「ほほう、それで殴り込みにきたと」

元帥「うむ」

提督「アホですか？」

元帥「うっさいわ、ボケ」キック

提督「ふぐぅあぁぁ！！！！」吹っ飛び

壁「」ﾄﾞｶﾞｧｧｧｱｧﾝﾝ！！！

提督「あぁぁぁぁ！！！」

ｷｬｰ!!ｿﾗｶﾗﾃｲﾄｸｶﾞ!

〜〜数分後〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

大淀「提督！提督！」

提督「」轟沈

大淀「先生、提督は大丈夫なんですか！？」

明石「残念ながら…」

大淀「そんな……」

明石「あっ、バケツあるー？」

ｱﾘﾏｽﾖ?

大淀「おい、まさか」

明石「おらっ！！」ﾊﾞｼｬｧｧ!!

提督「完全復活！」

明石「ふむ」

大淀「提督は艦娘だった……？？」

一一提督室一一一一一一一一一一一一一一一一一一

提督「で、本題はなんですか？」

元帥「実は、最近艦娘の苦労も理解しようしない、自己欲が強い提督が増えてきてな」

提督「はい」

元帥「見せしめの為にも、お前を極刑に処す」

提督「ん？」

元帥「大淀、やれ」

大淀「すいません。提督」

提督「おい、待て！！やめろ！！」

〜〜軍港〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

提督「待て、落ち着け…」

元帥「よし、全速前進！」

提督「いや！洒落にならんって！！」

ﾌﾞｩｩｩﾝﾝﾝﾝﾝ

大淀「元帥。本当に良かったんですか？提督を連絡艇の後部に束縛して4キロ走るなど…」

元帥「あやつらに、艦娘の苦労を教えるには、こんぐらいやっても生ぬるい」

大淀「そうですか(おう、一番トップが何言ってやがる。お前もやれよ)」ボソッ

元帥「ん？」

大淀「一度、トップに立つと言うことを理解してみましょう」

元帥「トップに立つ事だと？そんな物、ずっと前から分かっt…………

大淀「Oyodoキック！！！！」

元帥「ふぅぼぉぉ！？」

元帥とて人間。数万馬力の力が籠もったキックを喰らえば、当然立ってなどいられない。

元帥「大淀！貴様！」

大淀「良かったですねぇ…連絡艇。もう一隻あるそうですよ？」

元帥「おい…！待て、私はもう歳だz………

ﾌﾞｩｩｩﾝﾝﾝﾝﾝ！！！

大淀「少しは理解してくださいね？」

一一鎮守府近海一一一一一一一一一一一一一一一一

提督「ひぎぃぃいぃ！！！！」

元帥「よう、提督」

提督「へっ！？元帥！？」

元帥「なに、私も海に蹴飛ばされてしまってな」

提督「はぁ！？元帥まで？」

元帥「うむ、後2分の辛抱だ」

船員「まずい！機雷エリアに入ります！」

提督「機雷エリアだと！？なに外洋まで出てるんだ！」

元帥「機雷エリアと言えば、本州最後の海洋防衛ラインじゃないか」

ﾄﾞｶﾞｧｧｱｧｧﾝ!!!!!

船員「機雷直撃！浸水中！総員退避！！」

提督「おい、待て！俺達はどうなる！」

ｼｭｯ

提督「はっ！？これは鋭利な金属！」

提督「これならロープを」

ガシ

元帥「待て、それは私のだ」

提督「やめろ！離せ！」

元帥「私の方が階級が上だぞ！」

提督「んなもん艦の上だけ通じる話だろうが！」

元帥「あぁん？階級は絶対だz………

ｺﾞﾎﾞｺﾞﾎﾞｺﾞﾎﾞ

提督「ｵﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞ」

元帥「ｺﾞﾌﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞ」

〜〜数分後〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

提督「おい、元帥」

元帥「ふむ、提督」

提督&元帥「大淀、怖い」