『提督の布団にもぐりこむ駆逐艦の話』―『初雪』編―
「もぐりこみ駆逐艦」第1話。
駆逐艦「初雪」が提督のベッドで大暴れ!!
そして禁断秘儀『提督ぶとん』とは!?
※2016/5/22 誤字修正&加筆
『提督の布団にもぐりこむ駆逐艦の話』―『初雪』編―
まえ[chapter0:導入編]
つぎ [chapter2:嚮導艦のキモチ ]
[chapter1: 鎮守府の眠り姫]
机に向かってもうどれくらいになるだろうか。処理を終えた書類を整理しながら、ふと顔をあげて扉の上に掛けてある時計に目を向けた。
深夜2時。つい先刻まで夜戦演習の声が聞こえていたと思ったが、窓の外を見やると、すっかりと夜が更けている。闇色の海面が唸るような水音を響かせ、ごうごうと渦巻いている。明日の演習は大丈夫だろうか、ふとそんな事が頭をよぎる。
明日は朝から演習の予定が入っている。相手方の提督は私の上官であり、艦娘達に任せていたとしても私自身が寝坊する事など許されるはずもない。
私は書類仕事を切り上げて、長椅子の上で大きくのびをした。
こんな時間になると指令室には私一人だ。秘書艦の日向は遅くまで書類と向き合っている様な生真面目な性格では無いし、騒がしい巡洋艦も消灯時間が迫れば皆そそくさと寮に帰っていく。
戦艦や空母は長門の店にこぞって顔を出すし、駆逐艦はそもそもこの建物には寄り付かない。妖精達が興味を持ちそうな工具や戦闘機もここにはない。まれに箪笥の上の大和の模型を興味深そうに眺める妖精がいるが…。
艦娘がいなければ私は鎮守府(ここ)で一人きりだ。誰に気を使うわけでもなく、静かに過ごせるのはじつにいい。普段の喧騒の中では考えられない静寂の中で、響く海の音だけがここが海域の最前線だと私に訴えかけていた。
今鎮守府にいる「人間」は提督ただ一人だ。残るは人型兵器である「艦娘」、そして「妖精」と呼ばれる各分野のエキスパート達だ。以前は少なからず工員の出入りがあったが、今は書類整理も艤装整備も専門の艦娘達が分担して担当している。
繰り返すが艦娘は人間ではない。全身に特殊細胞を移植し、対「深海棲艦」用に運営されている小型軍艦だ。しかし兵器であるとはいえ機械では無く、皆年相応の感性や価値観を持つ少女達だ。そして私は一人で彼女たちの相手をさせられるという訳だ。
しかもこの鎮守府は近年深海棲艦の猛襲を受け続け、着々と軍備の増強が進み始めている。それに伴い数多くの艦娘が、今この時も工廠で新たな目覚めを迎えつつあった。鎮守府内の艦娘は今や100を超え、近々母港の拡大が検討されている。
正直全ての艦娘を管理し、運用するのは困難を極めている。特に数の多い駆逐艦娘の中には、私の采配に不満を持つものも少なくないという。
「そうは言ってもな…いかん、もう寝よう」
時計の針は深夜2:30を迎えようとしている。私は長椅子から立ち上がって、机の後ろの自室の扉に手をかけた。指令室と私の自室は隣接している。
自室には外に出る出入り口が無く、指令室を経由しないと行き来ができない。これはもともと物置きとして使っていた部屋を、当時私の秘書艦だった初雪が改造して作った部屋であるが故だ。
扉を開けると、狭い部屋の中にはベッドとクローゼット、そして小さな丸テーブルにより小さなイスが二脚。私は窓際のテーブルに寄ると、書類の一部をその上に置いた。
手を伸ばしてカーテンを閉めると、月明かりの遮断された部屋はとたんに闇に包まれた。私は暗闇の中で上着を脱ぎ、椅子の背にひっかけた。
息をつきながらベッドに手をついて腰を下ろす。私一人が眠るのには大きすぎるベッドだ。ただえさえ狭い部屋なのに、この大きなベッドがあるせいで生活スペースと呼べるものは殆ど無いと言っても過言ではなかった。
このアンバランスさは案の定初雪がどこからか持ち出してきた家具を詰め込んだ結果であり、私も処分できないまま、なあなあになって今に至る。
「初雪…か」
その名を口にするのは実に久しぶりの事に感じる。かつては私の秘書官を務めていた駆逐艦だが、職務の多忙化に伴い秘書仕事は戦艦の「日向」に任せ、今は遠征組の引率を任せている。それ以降出撃の際にごく稀に顔を合わせるくらいで、大して言葉を交わす事も無い。仲間内でうまくやれているだろうか…。
「初雪…」
懐かしむようにもう一度、口の中でその名を反芻した。
「なに…?」
返事が返ってくるとは思わずに…。
「うわぁ!!」
私は暗中からのささやきに、驚愕して立ち上がった。
「誰だ!!は、初雪…か?」
「眠い…」
私は飛び上がって、部屋の電気をつけた。部屋のサイズに似つかわしくない大きなベッドの中心で、毛布の下でもぞもぞと何かがうごめいている。
「初雪だな!ど、どこから入った!」
「窓が開いてた…」
「空いてたってな…」
この部屋は作戦棟の三階だ。窓の外は植込みの大木の枝が風に揺れている。
「か、感心しないな。何か私に用か?」
「スー、スー、」
「寝るな!初雪!」
私は力まかせに布団をひっぺがした。中から飛び出したセーラー服の少女がごろごろと転がり、ベッドの上で大の字に寝転がった。
初雪は薄目を開けて、瞳の動きだけで私を睨み付けた。
「なに?眠いんだけど…」
「それなら自室で寝るといい」
「ダメ…こういう作戦だから…」
今【作戦】と言ったか。駆逐艦は皆いたずら好きだ。最近はすっかり忘れていたが、着任当初はよくからかわれて頭を抱えたものだ。
「その【作戦】の報告書はちゃんと秘書艦を通したのかい?」
「うんにゃ…」
「悪いヤツめ」
初雪は私がこの鎮守府を任された頃から共にいる古株で、かつては主力艦として深海棲艦と戦っていた。ただ戦闘の激化と共に艦隊に戦艦や空母が増えてくると、自ら前線を降りて今は主に遠征任務についている。かつて秘書官だった事もあり、多少は気心の知れた艦娘(ふね)だった。
だが…。
「ひさしぶり…」
彼女は抑揚のない声でそう言った。元秘書艦とはいえ、今や数多い駆逐艦娘の中の一隻、共に海を駆けた記憶はもう過去のものになりつつあった。
「もう夜も遅い、嚮導は何をしているんだ」
「嚮導艦の許可は取ってある…」
駆逐艦の嚮導は漣だ。明日灸を据えなければ。
「駆逐艦達で何か企んでるのか?」
「うん…」
初雪は隠すそぶりも無く、こくこくと頷いた。
「初雪、私への意見具申は秘書艦を通して…」
「嫌…」
一蹴される。
「……」
「駆逐艦は提督と話せる時間が必要…」
まぶたをすぼめて、初雪は眠そうな声で続けた。
「皆言ってる「ここは変わった」って。戦艦や空母で溢れかえって、駆逐艦は皆蚊帳の外だって…」
「駆逐隊は鎮守府の誇りだ」
「なら直接皆にそう言って」
気づけば初雪がまっすぐに私を見つめていた。私は思わず視線を外に逸らし、極力意識しないようにして初雪に背を向けてベッドに座り込んだ。
「駆逐艦の運用は目下検討中だ。じき攻勢作戦が始まれば彼女達の艦娘魂を頼りにする時が来る。それまで…」
「そうじゃない…」
「……」
「そういう事じゃない」
わかってるよ、そんな事っ!
私は心の中で舌打ちし、眉間に皺をよせて考え込んだ。彼女たちが望んでいるのはそういうものじゃない。いっその事私が夕食時にでも駆逐艦寮の様子を見に行けばいいのだ。彼女たちとふれあい、声を聞く場を用意すればいい。しかし…。
「できれば…やっているさ」
口に出しておいて真っ先にやってきた後悔の念に、顔を覆った。「やってしまった」という行き場の無い後悔が、出口を求めて頭の中でぐるぐるしている。
今のは完全に弱音、というか私側の言い訳に過ぎない。しかも秘書艦に洩らすでもなく、駆逐艦代表?の彼女にそれを伝えるとは。「今は大変な時期だからマジでちょっとまっててね」と言うようなものだ。彼女はそれを受け入れるしかない。それが何の解決にもなっていない事を知りながら。初雪がここまで来てくれた勇気も決意も、背負っているであろう駆逐艦娘達の意思も、その全てを不意にする事になる。
私は目をつぶって彼女の返事を待った。ジクジクとした鈍い痛みが、胸の奥に広がっていく。
しかし、初雪から放たれた言葉は、私の思いもよらぬ一言だった。
「これから毎晩来るから・・・」
「・・・はい?」
私は思わず初雪に向かい合って、ぐいと顔を突き出した。
「来る…て、毎晩!?晩ってお前…。これから毎日私の寝床にもぐりこむつもりか!」
初雪はゆっくりと首を振った。
「来るのは私じゃない。駆逐艦のみんな…」
その言葉に眩暈を覚える。
初雪は気にした様子も無く、寝転がったまま私の方に体を向けて話し出した。
「これから毎晩代わる代わる駆逐艦が提督の部屋に来て、好き勝手話してそのまま寝る・・・」
私は思わず頭を抱えた。
「は、初雪さん。意見具申は秘書艦を通して…」
「頑張ってね、提督」
初雪が楽しそうに微笑む。その声色は表情とは裏腹に私にしっかりと言い聞かせるような、有無を言わせぬ力強さがある。
私はため息をつきながら、部屋の電気を消した。急に明日が早い事を思い出した。
寝ている初雪の隣に肘をたてて、手枕で彼女の横に寝転がる。左手で彼女の髪をすくいながら、指先で弄んだ。
「初雪は私の采配はどう思う?」
初雪は寝っころがりながら、指先でとんとんと私の旨を叩いた。
「もっとかまって」
「そうは言ってもなぁ…」
「もっと駆逐艦(私たち)の事気にかけて。司令官が直接遠征を見に来てくれるとか、桟橋に顔出すとか。あとは、遠征に行かせる軽巡はある程度サイクルにして。軽巡対駆逐が最も相性大事だと思うから…」
「わかった、わかった。前向きに検討しよう」
私は初雪の頭に手を添えて、子供をあやすようにゆっくりとなでてやる。長い黒髪はとても手触りがよく、調子に乗って髪の中に手を差し入れて、柔らかく張った頬を指先でなでてやった。初雪は嫌がる事も無く、されるがままになっている。
時頼とろとろとまぶたが落ちかけては、意識を取り戻すのを繰り返している。
「もう眠ろうか」
「いやぁ…まだ話す…」
「でも君はとても眠そうだ」
私は最後にぽんぽんと軽く頭を叩いて、浅くかけていた毛布を深くかぶり直した。
「じゃあ『提督ぶとん』やって寝る・・・」
寝落ちしそうな意識の中で、初雪が絞り出すようにそう言った。私はその言葉を聞き、懐かしさを覚えると共に、少し気恥ずかしい気持ちになった。
「あれは禁止になったはずだろう」
「解禁する…」
初雪は頑として譲らない。
『提督ぶとん』とはかつてうちが駆逐艦祭りだった頃に流行った遊びの一つだ。例の如く始まりは初雪で、毎朝定時に起きられない彼女を起こす為の儀式のようなものだった。ただ、戦艦・空母達がその様を見た際に「あまりに危険な行為なので活動を縮小する」と言う名目で結果廃止となったのだ。
「わかったよ。ほら、こっち来い」
私は自分の横にスペースを作り、中に入ってこれるように毛布を広げて空間を作った。初雪はその隙間にもぞもぞと移動してきて、ぴったりと私にくっついて、腕の中に丸くなって納まった。
「そういえば、お前セーラー服」
「めいどいからこのまま寝る…」
私は軽くため息をつきながら初雪を毛布でくるみ、毛布の先を反対側の手でつかむ。毛布でつくられた丸いスペースの中に私と初雪が押し込まれた感じだ。
「きつくないか」
「大丈夫…」
初雪は私の体に密着し、服の袖を軽く握っている。私は彼女を抱きしめ、よりお互いが密着するようにその頭を抱え込んだ。『提督ぶとん』は普段は体を起こして行う行為のため、寝たままだと結果的に私が彼女に腕枕する形になる。抱きしめる腕に力を込めると、私の腕の中で初雪が苦しそうにもがいた。きつすぎたかと思ったが、すぐにおとなしくなる。どうやら本格的に寝るために体の位置を調整したらしい。
彼女の頭を抱き、淡く香る少女の匂いを嗅いだ。 彼女が「少女の形をした兵器」だという事を再認識し、ややどぎまぎしていると、初雪がずっと私のシャツをつかんだままだという事に気が付いた。彼女は私の体にぎゅっとしがみついたまま、薄く息を吐いている。
「……」
愛らしい、と思うのは正しい反応なのだろうか。彼女たちが本当に普通の女の子であったのなら、自分の感情に疑問を持つこともないのだろうか。
私は手のひらで初雪の頬に触れた。親指をすべらせて頬を撫でると、初雪はその頬をふくらませて私をにらみつけた。
「なんで触るの・・・」
「嫌かい?」
少し意地悪してそう聞き返した。初雪はその返しに少し驚いたのか、小さく頬を染めて言いよどんだ。
「べ、別に…」
指先で頬をつついて空気を抜いてやると、初雪は恥ずかしそうに目を伏せて私の胸に顔をうずめた。その間も私の服の裾は握りしめたままだ。
彼女の柔らかい手に触れる。私はこの手の意味を知りたかったが、指先に触れると彼女はますます強く私の服をつかんだ。どうやら手を振り払われると思ったらしい。私は再び彼女の頬に触れ、自分の方へ抱き寄せた。柔らかい少女の感触が、実に心地よかった。
「さっきから顔ばっかり…」
初雪が不満そうに漏らす。
「他の所もさわっていいのかい?」
「だーめ、我慢して…」
そう言って、初雪の体が一段深くベッドに沈むのを感じた。鼻先を私の胸にこすりつけて、呼吸の音が徐々に深く長くなってゆく。
「初雪、お前私のこと…」
「好きか?」と続けようとして不意に言葉を止めた。
「スー、スー」
初雪の寝息が聞こえて、私は深く言及するのをやめた。そもそも艦娘と人間で好きか嫌いかなんて決して褒められたもんじゃない。
艦娘は兵器だ。それ以上でもそれ以下でもなく、彼女達からの感情に対して私は興味も理由も欲望も無かった。
彼女たちが少女の姿なのは元の『製作者』である妖精達が女だけだ(正確には性別が無い訳だが)からだ。彼女達に【心】があるのは彼女たちが自立し、人間に従わせる為。彼女達の全てには「兵器」としての理由があり、それは人に愛されるためではなく、ましては誰かに恋をするためでもない。
しかし、彼女達の愛らしいしぐさを見ていると、艦娘が兵器であると自分に言い聞かせるのが実に馬鹿馬鹿しく感じられるのも確かだ。とある鎮守府では提督と艦娘が親密すぎる関係を築いた結果、軍を追放された者もいたと聞く。中には艦娘と駆け落ちして指名手配されたという噂だってある。嘘の様な話だとは思うが、私はそんな彼らを責める事などできない。男の勝手な言い分ではあるが、軍人の誇りより大切のものなど今の世の中には腐るほどあるのだ。
ましてや国からも切り離され、孤立無援な戦いを続ける提督(われわれ)など…。
私は初雪の髪をなでながら、ゆっくりと目を閉じた。
花の様な柔らかい匂いがする。
彼女たちが可愛いらしく、愛おしい事。己の境遇に嘆き、ささやかな喜びに笑みをこぼし、戦って死ぬ事。それを兵器だと割り切って目をつむる事。全て私が鎮守府(ここ)でやってきた事。
彼女たちを愛しむ事、そんな権利。ましてや愛される権利などもうどこにも無い。
私はゆっくりと目を開けて、初雪を起こさないように上半身を起こした。
とても眠る事などできなかった。窓から差し込む朝日を忌々し気に見つめた。
え、朝日?
日の光は私をあざ笑うかのようにどんどんその明るさを増していく。
なんだこれは。
え、寝て…?どのタイミングで?
そもそもあれは本当に朝日か?今何時だ!
「起きろ、初雪っ!」
「今日は非番・・・」
「私は仕事だ!!」
ベッドから飛び出して、部屋着のまま指令室に飛び込む。そこに立っていた男性は私の姿を見ると、目を通していた作業途中の書類を机の上において、にっこりと私に向き直った。鎮守府に男性はいない。提督を除いては。
「おはよう、中佐殿」
「お、おは・・・ようございます。大佐」
今日は暑い。私は猛烈に汗をかいている。昨夜の海の時化はすっかりおさまり、元気に飛び回る海鳥の声が気が遠くなるほど遥か彼方に聞こえる。
今日は、絶好の演習日和だった。
投稿日2015/5/2
※漣回、霞ちゃん回は確定しています。
読ませていただきました
静かな雰囲気でも楽しい良い話でした
続き期待しております!
出来たら不知火あたりが出てきたりしないかなー(チラッチラッ
>AQさん
コメントありがとうございます。
静かな雰囲気:騒がしいキャラクターが出てきても、アップダウンにメリハリをつけて、最後は静かにのんびり終わらせるように心がけています。
不知火:2次創作で人気があり、キャラクター像が確立している艦娘なので避けようとしていましたが、少しネタを考えてみる事にします。しかし、キャラクター崩壊注意にはなりそうですが・・・。
初雪のアンニュイな雰囲気が活きていて大人なやり取りが良い作品ですね
次回作も期待しているので頑張ってください
いつか弥生っちも登場させてくれたら嬉しいです
>xU2YDtHOさん
コメントありがとうございます。
オススメ欄の推奨文を読ませていただいて、「自分が何を書きたかったのか」「何を書けば面白さにつながっていくのか」、その指針が決まったような気がします。
弥生:少々意外性を出しずらい艦娘ですが、暗い背後関係や史実なども絡めて、精一杯もぐりこませたいと思います。
よかよか。マイルドでスラスラと行ける読み応えだった
>CJzwyn_2さん
コメントありがとうございます。
一応小説としてあげていますが、台本形式にできるだけ近づけられるように無駄な文字を削除し、ひたすらに読みやすい文章を目指して書いています。
コメント不束ながら失礼しまーす
つまり添い寝っすね、商業展開期待してます…w
まぁおいといて、なんだかんだで潜り込まれたら心を許してしまう提督のギャップ好きですwキャラが濃厚で読んでて飽きないっす
>HVioC7WV さん
つまり添い寝です。
単なる添い寝に、キャラクター性や経緯を添える事によって、どれだけ読み物としての面白さを出せるかを課題にして書いています。
キャラの性格に関しては、各々の悩み事やもぐりこんだ後の行動にもそれが現れているので、いろいろいろいろ注意して読んでもらえればと思います。
コメントありがとうございました。