もちもちのき
文面確認用テスト文章
※望月と性行為をするだけの話『完結』
※2015/7/22 誤字修正
【試み】
・擬音を多用する。
・造語・オリジナル表現を使う。(だからちょっと?な表現があるかも)
・「もぐりこみ」とは別タイプの男役。(一人称「俺」、オラオラ系?)
・意味にならない声(喘ぎ声など)の書き分け。
・読み手の射精心を煽る文章
夕暮れの指令室。傾いた日の差し込む窓。黄昏に染まる海。
表面に埃の膜を張った壁時計。当てもなく散らばった書類。口をつける事も無く、冷めた珈琲。
寝息の如く深い少女の呼吸。男のつま先が床をこする音。耳鳴りの様に低く長く、蛍光灯の鉄芯が震える。
部屋の中にわずかに入り込む風は、無造作に置かれた報告書の端をあわただしく震えさせた。
「ねーねー、司令官もいっしょに寝ようよ~」
間延びした少女の声に答えるのは、固く厳粛で、それでいて若い声。自らの未熟を隠す為、虚栄と不安に包まれた男の声。
「仕事しろ」
向かいのソファーで寝転ぶ駆逐艦「望月」とこのやり取りをするのは、今日だけでも何回目になるだろうか。
「おまえ、仕事しないと何時まで経っても『秘書艦』終わんねぇぞ」
秘書艦とは提督の側近となり戦闘だけでなく、事務仕事や管理業務を担う役職の事である。提督のお世話係と言い換えたっていい。
週替わりでサイクルする秘書艦業務には仕事量のノルマがあり、週末の集計でノルマに達しなかった艦娘は翌週にまた秘書艦をやる規則となっている。達成できなかった残りの仕事は翌週のノルマに上乗せされる為、2週目の秘書艦は出撃(で)る間も惜しんで、血眼になって書類と向かい合う事になるのだ。
今日は金曜日。書類仕事の〆切りは今日の17時までだ。俺はちらと机に乗った置時計に目をやった。
現在時刻1630(ヒトロクサンマル)。肝心の仕事に終わる気配は見られない。
「お前、このままだと一生俺の秘書艦だぞ」
俺の苦言に、今週の秘書艦である望月はソファーでごろごろしたまま答える。
「ん~?べつにいいよ~」
「は?」
俺はサインを書く手を止めて、向かいのソファーに目を向けた。
望月はいつの間にか俺が対応を終えた書類を手に持って、不備が無いか確認している。俺の視線に気づいたのか、書類を接客机の上に広げて手足を伸ばしたまま視線を上げた。
「だから~、秘書艦」
「一生、俺の秘書艦になるって?」
「ん、まーね」
「なら真面目に仕事しろ」
俺は無視して再び書類に向かい合った。駆逐艦の冗談に付き合っていられるほど暇ではない。ただえさえ望月は俺をからかうのが趣味みたいなところがあった。
お互い無言の時間が流れる。カチカチと時計の音だけが、沈黙を嫌がるように主張を続けていた。
望月はどんな表情(かお)をしているだろうか。俺のノリが悪い事に怒っているだろうか、つまらない男になったと拗ねているだろうか、それともまったく別の何かか。
気にならないと言えば嘘になった。俺もまた彼女の言葉にどんな顔をしていいかわからなかったからだ。
まるで事前に組み込まれた行動の様に、機械的に書類にサインをしていく。しかし、その内容はまるで頭に入ってこない。全ては無邪気な駆逐艦の、無責任な一言が原因だった。
俺は耐え切れず顔を上げた。
「もち・・・」
視線の先の望月は、寝息に合わせて小さな胸を上下させていた。
俺は落胆とも安堵ともとれぬ心持ちのまま、三度書類に目を落としたのだった。
仕事が片付いても望月は目を覚まさなかった。指令室の中には彼女の小さな寝息だけがこだましている。
俺は立ち上がって、寝ている望月に歩み寄る。そして、おもむろにその小さな体を抱きかかえた。頭を肩に寄りかからせて、背中とヒザの裏に手を添えて持ち上げる。
あまりの軽さに、後ろによろけそうになってしまった。望月はまだ起きない。俺は彼女を抱えたまま、指令室を出て自室に向かった。
自室は指令室と同じ階、部屋を出て向かいの扉だ。
俺は屈んでドアノブに手をかけると、全身を捻じるようにひねって扉を開けた。背中で扉を押し開けて、部屋の中に入る。
俺は一直線にベッドに向かうと、ゆっくりと望月をシーツの上に寝かせた。体の下から手を引き抜くと、ほっと一息ついて全身の緊張が抜ける。テーブルの上のビールに手を伸ばして、それを一気にあおった。今日一日ほったらかしになっていた缶ビールはすっかり炭酸が抜けて、ぬるく苦い液体となって喉を抜けていく。
あのまま望月を指令室に寝かせ続けても良かった。さすがに駆逐艦寮まで抱えていく勇気はなかったが、シーツをかけるなりしてやればここまで彼女を抱えてくる必要はなかったはずだ。それ以前に仕事が終わった時点で声をかけて起こせばそれでよかった。
それをしなかった理由は一つ。
あのソファーは俺と望月が一緒に寝るには小さすぎた。ただそれだけが理由だった。
「およ、ベッドで寝てる」
もそもそとシーツの上で望月が覚醒する。眠たげな目をこすりながら、両手でメガネの位置を調整した。
「寝てろよ」
「おはよ~、司令官~」
寝ぼけているのか望月は体を大きく傾けたまま俺に手を突き出し、手首を回す様に大きく手を振った。
俺は自分に向けられたその小さな手を取った。指先を撫でて、腕を引いて手のひらに口づける。ついばむ様な軽いキスの後、舌を出してもう一度口づけた。手のひらの一点に、唾液のあとが残る。
「司令官?」
望月は驚いて手を引っ込めようとするが、俺はその手を逃がさなかった。引かれる腕の力に沿って、ぐっと望月に顔を近づけた。
「俺も寝る」
「え」
「望月と寝る」
「あ・・・えと。今日はあんま下着が気に入ってない」
「聞いてねぇ」
俺は望月の肩を手で押して、ベッドの上に押し倒した。体重をかけてのしかかり、顔の横に手をついて真上から見下ろす。
望月は俺に怯えたような視線をむけてくる。目の縁にたまった涙の玉が、じつに生々しかった。
「せ、せめてシャワー浴びさせてよ。ね、司令官」
俺は望月を無視して首筋に舌を這わせた。舌先で何度か往復すると、望月はぎゅっと体をこわばらせた。
「ひゃっ、あ・・・」
手足を縮こませて、望月がもだえる。俺のシャツを強く握りしめて必死に快感に耐えている。自由な足の先だけが、何かから逃れようとシーツにこすり続けていた。
「あ・・・あ、あ」
薄く開いた口から、押えきれない声が漏れる。
音を立てて唇をはなすと、小さな体がぴくんと跳ねた。
覆いかぶさって額をこすり合わせると、望月の荒い息が顔にかかる。お互いに何かを確認し合うように、近距離で視線を交わし合った。
「するの?」
「する」
頷きながら唇を重ねた。優しく下唇を食み、柔らかな唇に何度も吸い付く。
唇を貪りながら、望月は後ろ手にジャケットを脱ぎ捨てた。シワだらけのままのそれをベッドの下に放り出し、舌腹をこすり付けながらリボンを力任せに引っ張った。解き放たれたリボンが床に落ちるまでの間、淫らな水音が部屋中に響き渡っていた。
唇を話すと、望月は肩で息をしながら恥ずかしそうに目を伏せた。荒い息を整えながら、上目づかいに見上げてくる。
「ほんと、えっちだよね」
頬を染めてそう呟く姿があまりのも愛おしく、衝動的に再度唇を重ねた。ちゅっちゅとついばむようにキスをして、そのまま首筋から胸元へと順に体を降ろしていった。口づけを繰り返しながら、セーラー服の隙間から覗いている白いお腹に唇を押し付けた。
「んん・・・」
鼻にかかったような望月の声が漏れる。
くすぐったいのかもしれないが、俺はそのきめ細かい肌の感触を存分に楽しみ、服の中から香る甘い少女の香りに欲望を高ぶらせた。
そのままスカートに手をかけると、望月は思い出したかのように裾を手で押さえ、足で押し返す様に抵抗してみせた。
「や、やっぱお風呂はいるって!」
ここまできてこの抵抗の仕方はなんなのだろうか。
俺は押し付けられる足に頬ずりし、靴下を脱がせて舌を這わせた。
「や・・・だ」
望月の抵抗がいっそう強くなる。
足の指を一本一本丁寧に舐めてやると、ツンとすっぱい臭いが鼻をついた。
・・・なるほど体臭か。たしかに今日一日汗をかいているし、シャワーも浴びていない。やはり年ごろの少女なら気にする所なのだろう。
俺は望月の抵抗をものともせず、足に這わせた唇を徐々に太腿の方にスライドさせた。望月の手が俺の頭に置かれ、つっぱねた腕で押し返されるが、舌で太腿を舐め回してやると途端に抵抗が弱まる。太腿をさすりながらスカートの中に手を伸ばすと、望月は上体を起こしてじたばたと暴れた。
「あっ、だ、ダメだって・・・」
体を起こし、両手で俺を押しのけようとする。しかし俺の指は早くもパンティーの縁に引っかかっていた。これならそう簡単に外すことはできない。俺は指の力だけで下着を引っ張ると、生まれた空間に指を二本、三本と引っかけていく。徐々に落ちかかっていくパンティーがお尻の境界線を越えると、望月は観念したように抵抗をやめた。そのかわり、ベッドにあおむけに倒れて両手で顔を覆っている。
俺は容赦なく下着を降ろして、秘匿を護り続けたそのスカートの中に顔を突っ込んだ。
眼前の光景に、思わず喉を鳴らした。
じっくりと時間をかけて愛撫した故か、スカートの中は期待と欲望でどろどろに蕩けている。
むせ返るような少女の匂い。望月の体臭と秘部の鼻につく匂い。そして興奮であふれ出した愛液の匂い。それら全てが混ざり合って、淫臭漂ういやらしすぎる空間を形成している。
美しすぎる無毛のワレメからは愛液があふれ、うっすらと覗く肉色の披裂がひくひくと期待に震えている。
俺は望月のふとももを大きく開き、露出したワレメに舌を這わせた。ちろりと舌を出して局部を下から上になぞると、手で支えているふとももがぶるぶると震えた。
「あんん、あああああっ」
望月は顔を隠したまま、大きく声を震わせた。咄嗟に顔を隠していた手で口を被い、声を殺している。
俺はワレメに鼻先をこすり付けるように密着させ、立ち上る少女の匂いに欲望を滾らせた。鼻腔をくすぐるすっぱい臭いに、俺のズボンは痛いくらい張り詰めていた。
俺はいったん唇を放し、いやらしい臭気を放つ割れ目と再び向き合った。いまだ声を押し殺し弱々しい抵抗を続ける望月だが、その小さなお尻はその意思とは裏腹にいやらしく男を誘ってくる。さらなる刺激を懇願するようにゆらゆらと前後に揺すられているお尻は、望月からの無言のアピールなのか、それとも無意識に体が次なる快楽を求めているのか。
俺は欲望に耐え切れず、誘われるままに濡れる淫裂にむしゃぶりついた。じゅるじゅると音を立てて愛液を啜り、閉じた割れ目をエグるように押し開いた。舌先で狭い膣内をかき混ぜると、熱く濡れた肉の壁が舌全体をきゅうきゅうと締め付けて放さなかった。
「うううう!んふ、んんっ!」
色気の欠片もない荒い息遣いの中に、ほんのわずかにだが漂う「艶」を感じる。
俺はしばらく舌を放して、望月の呼吸が整うのを待つ。とめどなく愛液が溢れ出す秘部、その上方に小さな突起が顔を出しているのが見えた。厚い表皮に包まれたそれは、膣口への愛撫にぬらぬらといやらしく輝いている。俺はその突起に直接触れず、覆いかぶさった皮の上からそっと舌で撫でた。
「ひっ、んああああッ!」
望月の背中が大きくのけ反った。いまだ感じた事のない電流の様な鋭い刺激が、望月の全身を貫いた。声を押し殺すのも忘れ、がくがくと腰が痙攣を繰り返す。刺激された淫核はぷっくりと屹立し、周りを覆う皮をこれでもかと押し上げている。皮の下の突起は真っ赤に腫れあがり、強すぎる快感にびくびくと震えていた。
「大丈夫か」
俺はさすがに心配になって、望月の顔を覗き込んだ。その顔は涙と唾液でぐちゃぐちゃになっている。
望月は俺の胸に顔をうずめて、肩で息をしている。
「だい、大丈夫。ただ、すごい、熱かったから…びっくりしただけ」
息も絶え絶えにそう漏らす望月の表情に、さっきまでの抵抗の色は微塵も見られない。襲い来る快楽の波に翻弄され、未知の快感に蕩けきっている。その瞳に宿る光は、もう次なる快楽に震え、悶え狂いたいという欲望に満ち満ちている。
「ねぇ、もっと・・・しても、いいよ」
「おまえ、メガネはずせ」
少し呼吸を整えた後、俺が望月のメガネに手をかけた。しかし彼女は首を振るようにその腕を振り払い、両手でしっかりとメガネの位置を整えた。太めのフレームの縁から不愉快そうにこちらを見上げてくる。
「いやだ」
「…そうか」
深くは追求せずに、俺は望月の額に口づけた。「ひゃっ」と逃げ出す望月の頭を抱いて、耳元でささやく。
「かわいい」
「・・・うっさい」
望月は手を伸ばして俺を押しのけて、ベッドの少し離れた位置に転がった。シーツを纏い、衣擦れの音を響かせながら横向きに寝転がる。側に手をついて顔を覗き込むと、ぷいと顔を逸らして俺から視線を外した。
俺は笑いながら小さくため息をつくと、機嫌を損ねた望月を放置して濡れそぼった秘部に視線を向けた。ふとももに舌を這わせながら流れるように体を移動させ、再びその割れ目と向かい合った。
もう抵抗は諦めたのか、望月は激しく暴れまわる事は無い。しかし自分の秘部に視線が注がれている事を感じると、緊張したように手足に力が入ったのが分かった。
多少休憩をはさんだせいか、望月はかなり落ち着いている。欲望の向くままに腰を揺らす様な事も無いし、そのワレメこそ怪しい輝きを放ったままではあるが、あんなにも激しく主張を繰り返していたクリトリスはすっかり厚い皮の中に身を潜めている。しかし・・・。
俺は恥ずかしそうに隠れている淫核に軽く息を吹きかけた。
「は、あっ・・・んうぅ!」
望月は高く、長く鳴いた。
浮いたつま先が激しく震え、背中をのけ反らせて俺の体を押し返してくる。
そよ風のようなほんのわずかの刺激にさらされただけで、ふくれあがる期待により望月の淫核はむくむくと頭を上げた。厚い皮を押し上げ、赤く腫れあがった先端が、淫らな粘液をしたたらせながらヒクヒクと蠢いている。
もし、もしだ。この皮の中に包まれた「それ」を、舌で舐め上げたらどうなるだろうか。生まれてから外気に触れた事すらないこの小さな突起を、舌先でころがし、つけねの「ミゾ」を隙間なく舐め回し、真っ赤に腫れあがるまで舌で愛撫したら。この少女は、壊れてしまうんじゃないだろうか。
一度考えが行きついてしまったら、もう引き返す事はできなかった。もう頭の中は彼女が乱れ、狂い、壊れていく様を望まずにはいられない。俺は脈動する秘部に手を伸ばし、ゆっくりと厚皮をめくり上げた。
「ひ、あ!はげしっ、んん!」
俺は自分の生唾を飲む音の大きさに驚いた。俺はただ彼女のクリトリスを覆う表皮を剥いただけだ。しかも指一本で、これでもかと慎重に事を行ったのだ。それなのに望月はびくびくと体を震わせ、涙目になって腰をゆすっている。口の端からだらしなく唾液をしたたらせながら、不規則に息を荒たげる様は、幼すぎる容姿と相まって驚くほど性的だ。
「辛かったら、やめるけど」
「いい、いい・・・続けて」
息も絶え絶えに体を震わせる姿に、快楽に慣れる様子は見られない。強すぎる刺激の連続に耐えられず、やや自暴自棄になっているようにすら感じられる。
それでも俺は欲望を抑えられなかった。皮の中から半分ほど顔を出したその「中心」。赤々と肥大したそれは度重なる刺激の中で、どんどん固さと大きさを増している。愛液にまみれどろどろになった淫豆は、ぴくぴくと脈動し男を誘惑し続ける。
俺はたまらずクリトリスと皮の隙間に舌を差し入れ、剥き出しのそれにむしゃぶりついた。舌の腹で唾液を塗りたくり、舌先でえぐるように根元を舐め回した。舌が奏でる水音に合わせて、望月の体がびくびくと痙攣する。伸ばした足の先をぴんと張り、ただ襲いくる快楽の波に翻弄され続けていた。
「えあっ、あ゛、あ゛あ゛!」
望月は一際高い悲鳴を上げた。背中をいっぱいにのけぞらせ、引きちぎらんばかりに両の腕でシーツを引っ張っている。淫核を舌で転がすたびにがくがくと腰が跳ねる。舌の腹をこすり付けるように女芯を舐め回すと、望月はついに強すぎる快感に耐え切れず、逃げるように腰を引いた。
俺は激しく暴れるふとももを両腕で強く固定し、舌先の動きで彼女を攻め続けた。自由な腰の部分が快楽から逃げようと激しくもがくが、俺は舌の動きを止める事は無かった。
「いぐっ、いぐうううう!」
顎をのけ反らせ望月が悶絶する。体をのけぞらせた姿勢のまま、足の先をぴんと伸ばして小刻みに痙攣させた。最後とばかりに舌先でふるえるクリトリスを弾いてやると、ひときわ大きく体が跳ねた後、ぐったりと脱力してシーツの上に沈んだ。
望月の荒い呼吸を聞きながら俺は焦る手でズボンのベルトに手をかけた。早く、1秒でも早く一つになりたい。カチャカチャと金属音だけが響き、いつもより何倍も時間をかけてベルトの戒めを解いた。ズボンとパンツを同時におろし、足の先にひっかけたまま、急かされるようにペニスの先端を望月の秘部に押し付けた。
ぬちゃりと粘膜が触れ合った瞬間、望月が強く俺の腕をつかんだ。先ほどよりはだいぶ落ち着いた様子で、しっかりと俺を見上げている。その視線に射抜かれて、背筋に冷たい汗が流れた。一方的な快楽によって彼女を弄び、己の肉欲の求めるままにつながろうとしている。その忌まわしき現実に、俺の心臓はわしづかみにされた様に鋭い痛みに支配された。
俺を見上げる望月の口元がゆっくりと動く。
「はやく・・・」
俺の中で鎮火しかけていた欲望の炎が一気に燃えあがった。みちみちと肉の壁を押し開き、腰を押し進めていく。
「あ、ああ・・・」
ぬちゃぬちゃと絡みつく肉の壁に包まれ、肉棒全体が熱い快感で痺れていく。亀頭が最奥の肉壁にたどり着いた時、望月の10本の指が痛みを伴うほど強く俺の腕をつかんだ。お互いの粘膜を擦り合う強すぎる快感が、痛みにも似た切なさをもって全身に広がった。
「あつ・・・」
望月は苦痛にあえぐのではなく、身の内に広がる熱に驚いた声を上げた。
「痛むか?」
俺の問いかけに、望月は首を振る。
「ううん、ここんとこがじーんと熱くなってるだけ」
そう言って望月はへその上あたりを撫でた。そう口にするはにかんだ様な笑顔が実に愛らしく、つながったままもう何度目かもわからない口づけを交わした。唇を軽く押し付けて、薄く開いた口の隙間から舌の先だけを出してお互いの唇を濡らした。音を立てて唇を話すと、腰の下あたりにじんわりとした快楽が広がった。
ゆっくりと腰を引いて、ペニスが抜けきる直前で再び腰を押し進める。膣内が熱く締め付けてくるせいで、腰を引いた時に肉棒が冷たい外気にさらされる。俺はその寒さを嫌がるように、深く深く肉棒を差し入れる。そのたびに望月が深く息を吐いた。
徐々にストロークを早めると腰から浸透する甘すぎる快楽が下半身を支配した。腰から下の感覚がどろどろに溶けあって、甘い欲望に沿って只々腰を打ち付ける。奥に差し入れたまま、腰をゆするように動かすと、びりびりと亀頭が痺れあわよくば腰が抜けそうになる。下半身を擦り合わせるように動かしながら、空いている手で望月のクリトリスを撫でるように扱きあげた。
「んんっ!うっ、う、んっ!あんッ!」
ガチガチに膨れ上がった女芯を指先で転がすと、その動きを追うように望月は腰をくねらせる。淫液を潤滑油として滑る指に煽られ、だらしなく喘ぎ声を漏らし、固い爪の先が肉豆を傷つけるたびビクン、ビクンと活魚の如く全身が跳ねた。
「あぁああッ!だめっ!それだめっあああっ!」
指の動きに合わせて膣内がきゅうきゅうと締め付けてくる。カリ首に吸い付くような膣内の動きが、ぞくぞくとした刺激を送り込んでくる。俺は男の精を欲しがる望月の無意識の懇願に、歯を食いしばって腰を振った。
お互いが腰をゆするたびに全身をかけるぬける快楽に、二人とも息をする事も忘れて耐え続けていた。閉じた歯の間から零れ落ちた唾液の泡が、望月のシャツに水玉の模様を浮かび上がらせる。望月の腕が俺の背中に回された。これでもかと指に力を込めて、背中の肉に食い込むほど強い力で悦びに堕ちそうになる精神を支えている。
淫らに響く水音と下半身を支配する快楽の渦、お互いの汗といやらしい体液の臭い、それらが混ざり合って脳みそがどろどろにとろけている。強すぎる快楽は全身の感覚を麻酔の様に薄めて、下半身の刺激だけが強い衝動となって全身を支配している。欲望に身を任せこれでもかと快楽を貪り合った。
涙を流しながら互いの性器をこすり合い、びりびりと押し寄せる絶頂の兆しを受けて俺は耳元で囁いた。
「なかに・・・出すぞ」
背中に回った望月の指にぐっと力がこもる。
「でるっ、望月、望月―――――」
「しれいかっ、好き・・・すき、んあああああッ!」
望月の体の最も深い所に己の先端を沈め、全ての欲望を解き放った。全身の脈動を抑え込むかのように、強く、強く彼女を抱きしめる。壊れてしまうほど腕に力を込めても、腰の脈動を抑える事は出来なかった。精液を注ぎ出すごとにがくがくと腰が震え、勢いよく放出を繰り返す肉棒は狭い膣内で唸るように暴れ回った。おびただしい量の精子が注ぎ込まれ、たちまち結合部から白濁したそれがあふれ出した。
絶頂の頂点を超え僅かに頭が冷静さを取り戻しても、下半身は納まる事を知らない。わずかに腰を揺らしただけでも痛みを伴う刺激が腰回りに広がり、その間も際限なく精液は放出され続けた。
シーツの上に大きな水たまりができた時に、俺はようやく全身の力が抜けて、がっくりと望月にもたれかかった。
私が目を覚ました時、彼は私から少し離れたところで寝息を立てていた。
昨夜獣の様に求め合った後、半ば気絶するに近い形で眠りについた訳だが、最後彼が私の上にもたれかかってきて非常に重かった事ははっきりと覚えている。
私は上半身を持ち上げると、下半身に鈍い痛みを感じて自分でお腹を撫でた。その時にシーツに広がる巨大なシミを見て少し、いやかなり戦慄した。お腹の中にもだいぶ溜まっている。
私はワイシャツでメガネを拭いて耳に掛け直した。ちらと視界の端に映った時計の針は、午後1時。いかん、寝すぎだ。
「しれいかーん!おきろー!仕事だよー!」
私は大声で彼を起こそうとするが、彼はわずかに眉を寄せただけで唸り声ひとつあげない。私は痛む下半身を動かさないように腕の力だけで上体を起こすと、顔を近づけて彼の寝顔を覗き込む。
「子供みたいな寝顔しちゃってさ」
私は小さくため息をついて、しばらく彼の寝顔を眺めていた。私がちゃんと「好き」って言った事は彼は聞いていてくれただろうか。
私は体を倒してより彼に近づいた。小さな寝息がすぐそばに聞こえていた。
私はそっと、本当に小さく、唄うように囁いた。
「このままだと、一生あたしの司令官だよ?」
彼が目を覚ましたのは、それから1時間も後の事だった。
※望月が着込んでいるジャケットは冷え性対策。
※「もぐりこみ」とは一切関係の無い話です。念のため。
※勃起したら望月を育ててください。
※ケッコンボイス追加おめでとう!
ェ...ァ...もち......ェロ...?
хорошо
既に主力駆逐艦です(迫真)
続き全裸待機してます
>山椒さん
コメントどーもです。
Спасибо
2015/7/12に続きをupする予定ですので、少なくとも丸1日は全裸ですね。(ゲス顔)
あぁ^〜堪らねぇぜ^
余りにも暑いので散歩とかしてましたが、座って待機してました
もっちー最高に可愛いかったです
このまま爛れた関係になったりするのかなぁ...
ねっとりとした表現、恐れ入りました
潜り込み、待ってます
>山椒兄貴オッスオッス!
コメントありがとうございます。
初のR-18でしたが、何とか書き終える事が出来ました。
望月と提督はこの後どろどろに依存し合っちゃうので、もしかしたら続きを書くかもしれません。
その時はまたよろしくお願いします。
勃ったので育てました(現在60)
依存関係とか大好物なので気が向いた時はよろしくお願いします
>5NSIyDI4 さん
返信遅れて申し訳ございません。
現在望月ではないのですが、新しいR-18物を書かせていただいています。
お気に召すかはわかりませんが、そちらも楽しんでいただければななんて思っております。
コメントありがとうございました。