2021-06-12 23:01:34 更新

概要

球磨達が深海棲艦に囲まれ、電達が助けに行く話です。


前書き

読者の皆様お久しぶりでございます。シュルトです。地味な提督と艦娘達の日常シリーズ2を遂に投稿しました。正直言って見てくれる人はわからんけど、見てくれたら幸いです。


提督「あぁ、つらい。毎日長門が強制戦闘訓練してくるがあいつのパンチ痛くてたまらん。何気に骨まで傷がいってる。このままでは私は長門に殺される。なんとかして対策せねば。」


長門「提督!入るぞ‼︎」


提督「げげ⁉︎もうきやがったのか⁉︎だがそうはいかんぞ‼︎」


ガタン‼︎


長門「さあ、今日も戦闘...ってあれ?いないな?」


陸奥「長門姉さん、やめましょ?流石に姉さんのパンチを喰らったら、あの人の骨に影響しちゃうわ。」


提督『すでに影響が及んでいます。陸奥。』


長門「何を言っている‼︎私の上司ならば常に強くあって欲しいぞ!」


提督『いや、それでも流石に毎日戦闘訓練はやばいって。』


陸奥「とりあえず、いなさそうだし部屋に戻りましょ?」


長門「うーん。仕方がない。」


ガタン‼︎


提督「ふぅ。危なかった。あと数秒遅れたら

かなり精神的なダメージを受けていた。」


ウィーン


提督「腐☆腐。念のためにこの部屋の一部を改造して、ボタンを押すことで椅子ごと地下へと逃げるようにして良かったよ。明石と夕張と大淀の協力もあったが。」


提督「さて、書類の続きだ。今のところ、第一艦隊は出撃最中だ。後の艦隊は遠征に行かしてるからな。この前は元帥に色々と怒られて、大将から中将まで落とされたしな。今回は平和に静かと暮らしたいものだ。」


コンコン‼︎


⁇「Admiral?いる?」


提督「ああ、いるぞ?」


⁇「入るわ。」


提督「ああ、どうぞ?」


⁇「書類の進み具合はどう?」


提督「相変わらずながら、長門を避けながらやってるよ。と言うかサウスダコタ?なにしにきた?」


サウスダコタ「霧島がどこにいるのか、教えて欲しくて。」


提督「なるほどな。でもなんのためだ?」


サウスダコタ「そ...それは、内緒にしたいの。」


提督『どうやら、なんらかの企画をしようとしてそうだな。まあ部下のやりたいことをできるようにするのが俺の役目だしな。よし。』「分かった。詮索はせんでおこう。だが必要な時は俺に連絡してくれ。俺ができる限りのサポートする。思いっきりやれ。」


サウスダコタ「⁉︎thank you‼︎Admiral‼︎」


ガタン‼︎


提督「行ったな、さてこの書類を終わらせれば終わりだ。」


コンコン!


⁇「提督さん!入るっぽい。」


提督「夕立か?どうぞ。」


夕立「提督さん、私お菓子が欲しいっぽい。」


提督「夕立、お前。前に時雨に怒られてお菓子は禁止されただろ。流石に俺でもそれはできんな。」


夕立「頼むっぽい‼︎」


時雨「ゆ〜う〜だ〜ち〜?」


夕立「ぽいいいいいい⁉︎」


提督「時雨⁉︎いつの間に⁉︎」


時雨「あ!勝手に入ってきたことについてはごめんね。」


提督「ま、まあいいが。」


時雨「さぁ、戻るよ?夕立?」


夕立「戻りたくない!嫌だ!」


時雨「君は歯医者に行かなくちゃいけないんだ。」


夕立「やめろ!歯医者に行くのは嫌だ‼︎うわああ⁉︎

ああああああうううう‼︎嫌だ!嫌だ‼︎嫌だぁぁぁぁ

‼︎私はどうすれば良かったの?」


提督「お前がやったことだ。」


夕立「どうすれば良かったの⁉︎う、うわあああ⁉︎」


ガタン‼︎


提督「お前はその答えを知っていただろうに。さて、続きっと。」


数分後


提督「ふぅ〜、終わった。今日の書類仕事は終了‼︎」


コンコン‼︎


提督「どうぞ。」


⁇「失礼します。」


提督「加賀さん⁉︎」


加賀「あら?私がきたら困ることでもあるの?」


提督「いや、あの、その。」


加賀「それよりもそろそろこの薬を飲んで欲しいわ。」


じゅるり


提督「や、やばい‼︎○○される⁉︎逃げろー‼︎」


加賀「逃がさないわ!今度こそ○○するのよ!」


提督『ケッコンカッコカリしてから、うちの加賀さんが大変な目にあいました。それは明石の薬を間違って飲んでしまったことにある。』


数日前


提督「なに?飲んだらハイ!になる薬?」


明石「はい!これを飲むとその人の気分が○○や△△な気分になってしまうんですよ‼︎」


提督「なんと言う物を作ってるんだよ…。というかそこにあるスポーツドリンクも?」


明石「はい。このスポーツドリンクにもその薬の成分が入っているのですよ。」


提督「誰かが間違えて飲んだらやばいやつだな。とりあえず処分を...。」


加賀「提督、やはりここにいたのね。うん?飲み物かしら?私のために用意してくれたのですか?ありがとうございます。いただきます。」ごくん


提督、明石「あ、ちょ⁉︎」


加賀「......。」


明石「わ、私はこ、これで失礼します‼︎」


ガシッ‼︎


提督「どこへ行くんだぁ?」


明石「て、提督と一緒にひ、避難する準備だぁ‼︎」


提督「お前の発明品なんだから、解毒剤を作りなさい。夕張‼︎」


夕張「は!」


それはまるでその場にいたかのように急激に現れた夕張だった


提督「明石と共に解毒剤を開発してくれ。」


夕張「御意‼︎」


加賀「明石さん。」


明石「は、はい?」


加賀「この薬は確か女になる薬ですよね?」


明石「は、はい。」


加賀「提督、これを飲んでいただけるかしら?」


提督「....................................は?」


加賀「私はもう女のあなたの胸が触りたいの。」


じゅるり


提督『かぁ!気持ち悪りぃ、やだおめぇ!』「逃げろ‼︎」


ビューン‼︎


加賀「逃がさないわ‼︎」


ビューン


明石「実験は成功ですね。」


夕張「あれ、時間経過で治ることは?」


明石「あるのはあるのですが、治るのに1年はかかりますよ?」


夕張『こりゃあ、解毒剤をなんとか作らないと提督の身がもたないわね。』


そして、現在


提督「く、くそぉ。あれから数日経ってるのにまだできないのがおかしい。あの2人なら1週間もあればいけると思うんだが。」


明石「提督ぅ!できましたよ‼︎解毒剤‼︎」


提督「おおお!できたか‼︎よし、よこせ‼︎早く‼︎」


明石「分かってます‼︎えーと確か…。」


提督「ぐずぐずするな‼︎早くしろ‼︎」


明石「急かさないでください‼︎あった‼︎」


加賀「見つけました、さあ大人しく...。」


提督「加賀さん!この薬を飲めば加賀さんが望む通り俺は薬を飲むよ。」


加賀「?なにかしら?これ。」


提督「では薬と水をどうぞ。」


加賀「............。」


加賀は解毒剤を飲んだ。


加賀「あら?私は一体何を?」


提督「え?覚えてないの?」


明石「なるほどなるほど。」


夕張「ギリギリでしたね。」


提督「ご苦労だった。加賀さん、どう体調は?」


加賀「問題ないわ。」


提督「良かった。」


⁇「提督‼︎」


提督「うん?摩耶じゃないか?どうした?」


摩耶「今球磨達からの連絡があって、遠征の帰りの際に姫クラスの深海棲艦達と鉢合わせしてしまったそうなんだ‼︎しかも姫クラスの数は3体だって‼︎」


提督「なにぃ⁉︎(まずいぞ‼︎このままだと球磨達が沈められてしまう‼︎しかも姫クラスが3体となると球磨達では対処しにくい。ここは。)加賀さん!悪いのだが赤城と飛龍を呼んできてくれるかい‼︎蒼龍は出撃した際に怪我をして、まだ修復を終えていないんだ!頼めるかい?」


加賀「わかりました‼︎」


提督「摩耶は伊勢と共に戦闘準備をしてくれ‼︎それと装備にタービンをつけておくようにと伊勢に伝えてくれ!」


摩耶「了解‼︎」


提督「緊急事態発生‼︎電、暁‼︎至急、提督室に来るように‼︎」


数分後


電、暁「お待たせしてしまい申し訳ありません‼︎」


提督「いや大丈夫だ‼︎とりあえず用件を言う‼︎

さっき球磨達からの連絡で3体の姫クラスの深海棲艦に鉢合わせしたそうだ‼︎」


電、暁「⁉︎」


提督「その為、君達には赤城、飛龍、摩耶、伊勢と共に球磨達の救出をお願いしたい。できるな?電、暁?」


電、暁「はい‼︎」


提督「それでは戦闘準備が出来次第、出撃する様に‼︎場所は鎮守府近海の南西諸島沖近くだと大淀からの連絡があった!このことは赤城達にも伝えてある!艦隊のリーダーは電!お前だ!しっかりとみんなを導いてくれ!」


電「了解なのです‼︎」


提督「では準備に取り掛かってくれ‼︎」


電、暁「了解‼︎」


提督「(もし、3体の姫クラス以外のやつらが大量に出現したらということを考えると…。)」


電「皆さん、司令官さんからの命により私が救出部隊の隊長となりました。その際にこれからの作戦を伝えます!赤城さんと飛龍さんと伊勢さんは索敵で周りに敵がいないのと球磨さん達の様子を確認してください‼︎私と摩耶さんや暁ちゃんは敵の空襲をいつでも撃墜できるようにしましょう!」


赤城、飛龍、伊勢、摩耶、暁「了解‼︎」


電「では出撃開始なのです‼︎」


その頃、球磨達は


球磨「もぉ!なんで遠征の途中に姫クラスが3体なんだクマー‼︎」


潮「ど、どうしましょう⁉︎球磨さん⁉︎」


夕立「これは想定外っぽい〜‼︎」


照月「いつもの遠征をしてたら姫クラスに遭遇するってどう言うこと?」


川内「みんな、落ち着こう‼︎救けが来るまで踏ん張ろう‼︎」


秋雲「もうだめだぁ。おしまいだぁ。」


球磨「諦めるなクマー‼︎」


提督「球磨‼︎聞こえるか!?」


球磨「提督⁉︎聞こえるクマー‼︎」


提督「よし、今そっちに電達を向かわせた‼︎着くとしても20分はかかる‼︎それまで持ち堪えるかどうか全員に聞いてくれ‼︎」


球磨「了解‼︎みんな‼︎応援がこっちに向かってるクマー!その際にここに着く時間は20分だと提督が言ってたクマー‼︎耐えれるかクマー?」


遠征組(球磨以外)全員「もちろん‼︎」


球磨「20分、耐えれるクマー‼︎」


提督「OK‼︎流石だ‼︎帰ってきたら全員間宮アイスを奢るからな‼︎それまでは耐えろよ‼︎」


遠征組全員「了解‼︎」


球磨「みんな、絶対に耐え切るぞ‼︎」


遠征組全員「おおおお‼︎」


その頃、電達はというと...


電「皆さん、大丈夫ですか?」


飛龍「なんとか。」


赤城「これは間宮アイスでは足りませんね。」


摩耶「5、6時間遊んでもらわないとな。」


伊勢「できれば、剣術の戦闘訓練に付き合ってもらおうかな?」


暁「褒美のことより、今は球磨さん達のところに着くのが最優先だわ。電、しっかり頑張りなさい。」


電「はいなのです‼︎赤城さん!飛龍さん!球磨さん達は見えましたか?」


赤城と飛龍「見えたわ。ここからあと三十メートル辺りにいます。」


電「了解なのです。赤城さんと飛龍さんは攻撃の準備に移ってくださいなのです!」


赤城と飛龍「了解‼︎」


暁『電がここまでの指揮を取るなんて、お姉ちゃんとして嬉しいわ‼︎』


伊勢「私達も攻撃の準備とかする?」


電「そうしましょう。この後が大変になってくるかと思うので。」


球磨達に戻り...


球磨「結構耐えてるけど、そろそろ限界クマ〜。」


秋雲「おめぇら、ちょっとしつけえぞ?」


深海組「イェイ‼︎」


秋雲「今のポーズ、すごく腹立つんだけど!」


深海組「ハハハ、オマエタチハココデオワリ...

ギャアアアア⁉︎」


球磨「やっと来たかクマ⁉︎」


電「お待たせなのです!」


川内「助かったよ。」


赤城「あとは私達に任せてください‼︎」


港湾棲姫「コロサレル...。ミンナコロサレル...。ヤツラハヨウシャノナイトイワレテイルカンタイノヤツラダ...。モウ...ダメダ。オシマイダ...。」orz


レ級「ナニヲネゴトヲイッテル⁉︎フテクサレルヒマガアルナラタタカエ‼︎」


電「覚悟するのです‼︎」


レ級「ダマレ‼︎チビガ‼︎」


赤城「あ⁉︎」


飛龍「やばいって‼︎」


暁『あいつ死んだわね。』


球磨「勝ったな。」


秋雲「そうですね。」


摩耶「禁句ワードの一つなんだよな。」


伊勢「せっかく活躍できると思ったのに‼︎」


潮「そんなことを言ってる場合ですか⁉︎」


レ級「エ?ナニ?」


電?「おい。」


レ級「エ?」


電?「今チビって言ったか?」


レ級「あぁ、言ったさ‼︎それがどうした?」


電(プラズマ)「そうなのですか。それじゃあボコボコなのです...。」


深海組「イヤァァァ⁉︎」


数分後


電「スッキリしたのです‼︎」


照月『怖い怖い怖い‼︎』


電「それでは皆さん‼︎戻りましょうか?」


艦娘達「は、はい。」


数十分後、電達は無事に帰り

         

 

          鎮守府



提督「(怖い怖い怖い‼︎やっぱり電怖いって‼︎)そうか、報告ご苦労。今はゆっくり休んでてくれ。間宮アイスも既に手配はしてるから。」


赤城「ありがとうございます!」


提督「これで一安心だわ。」


加賀「そうですね。書類仕事は大丈夫かしら?」


提督「問題ないよ。この事態が始まるまで既に頑張って終わらせたからな。」


加賀「そう。今日もお疲れ様。」


提督「あぁ。」


作戦を無事成功させた電達。次回はどんな活躍を見せてくれるのだろうか?チャンチャン‼︎


          終わり


龍驤「ってな訳あるかぁぁぁ⁉︎こんな終わり方、地味すぎるわ‼︎」


     だって、この方がいいだろ?


龍驤「アホ‼︎こんな終わり方をしたら読者の皆様にどう説明すればええねん‼︎」


  知らんな。あ、そろそろ終わりだわ。


龍驤「なんでや⁉︎ちょっ⁉︎まてい⁉︎」


     それじゃあねえ。バイバイ。


龍驤「こんなの認めんでぇぇぇぇぇぇ‼︎」



        本当に終わり


後書き

読んでみてどうでしたか?感想などがありましたらコメントしてください。正直言って、メタ発言はこのシリーズにおいて欠かせないものだと感じてきました。読んでいただきありがとうございます。


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