奇跡の果て 人類の光−第二話−
シャアとの戦いの後に、アムロが辿り着いたのは自分の知らない地球。そこで彼を待ち受けるものとは…
一作目そっちのけです(笑)ガンダムは良いぞ!!
横須賀鎮守府
アムロ「地球連邦軍ロンド・ベル所属のMSパイロット、アムロ・レイ大尉だ。」
長門「地球…連邦?」
提督「ロンド…ベル?」
提督も長門も聞いたことの無い部隊名に戸惑うばかりである。ロンド・ベルという特殊な部隊名ならならまだしも、地球連邦…“地球規模の軍”が結成されているのなら、軍人たる自分達が知らぬはずはない。
提督「それで、アムロ大尉。」
長門「貴方がなぜここに来たのか、その理由は?」
アムロ「さっきも答えた通り、気がついたらこの場所にいたんだ。宇宙でアクシズ…隕石と言ったほうが分かりやすいか?」
アムロ「その隕石の落下を阻止するために、宇宙に居たはずなんだが…。」
アムロ「まさかこの国では避難勧告が出ていなかったのか!?」
提督「そんなものは出ていないが?」
長門「そもそも…」
提門「「宇宙に行く為の技術は、かなり前に失われているんだが?」」
アムロ「なっ…!?」
アムロにとって衝撃的な事実が判明する。自分にとっては当たり前である“宇宙に行く”ことが、困難どころか不可能であるという現実に言葉を失う。
長門「宇宙だの隕石だの…やはり巫山戯ているとしか思えないな。」イライラ
提督「アムロ大尉。いい医者を紹介しようか?」イライラ
アムロ「僕は正気だ!」
長門「提督よ。この男もしかして…」コソッ
提督「ああ。戦時中なら多々あることだからな…。」
アムロ「戦時中…?」ピクッ
アムロ「日本は軍隊を持たず、戦争を放棄している国のはずだ。それなのに…?」
提督「いつの話をしているんだ。」
長門「我々は深海棲艦と戦うために…!」
アムロ「うぅ…ッ!?」キィィィィ
深海棲艦
その言葉を聞いた瞬間、アムロは強烈なイメージを感じ取る。深海棲艦の姿、殺意、破壊衝動、それによってもたらされた人類側の被害、死、世界の現状…。
それらのイメージが一瞬で脳裏を駆け抜け、そのあまりの情報量に意識が朦朧とする。
提督「………!ァ……!アムロ大尉!!」
長門「おい!どうしたんだ!?」
アムロ「ッ!」ハッ!
提督「大丈夫か!?」
アムロ「深海棲艦との戦争…。」ボソッ
長門「突然どうしたんだ?」ノゾキコミ
アムロ「そうか…そういうことか…。」
提督達の声でアムロは意識が再度覚醒し、同時にある事を理解する。
アムロ「僕は、時空を飛び越えて全く別の世界に来てしまったのか。」
長門「何を言って…?」
アムロ「僕は深海棲艦のいない世界から、この場所に迷い込んでしまったわけだ。」
提督「本当に何を言っているんだ?」
アムロ「提督殿。貴方の知る限りでいいから、世界が今どんな状況なのか教えてほしい。」
アムロ「僕の方からも、僕が知る限りの世界情勢を教えよう。」
提督「…いったいなんの為に?」
アムロ「まずはお互いに、現状の把握をしよう。情報交換だ。」
アムロ「僕の勘が正しければ、全く話が噛み合わないはずだ。」
長門「噛み合わない…?」
提督も長門も、アムロの言うことに対して疑問を持ちながらも情報交換に応じた。そして…アムロの言うとおり、話は全く噛み合わなかった。
提督からは、深海棲艦の出現によって人類は制海権を失ってしまった事や艦娘の事、そして自分達は海を取り戻すために戦っている事等について。
アムロからは、増えすぎた人口を調整するための宇宙移民の歴史やスペースコロニー。地球に住む人々とスペースノイドによる戦争から生まれたシャアとの因縁、そしてアクシズについて。
提督「信じられん…。人類が宇宙に進出しただけでなく、地球と宇宙で戦争を繰り返しているだと?」
アムロ「僕も同意見だ。深海棲艦という未知の存在に、この星の海が奪われてしまっているなんて…。」
長門「にわかには信じられんが…。それにしても、あまりにも違い過ぎてかえって現実味を帯びてきたか?」
アムロ「どうしてもと言うなら、僕が乗っていたMS(モビルスーツ)を調べてみるといい。」
そう言ってアムロは自身が乗っていた機体を指差す。
長門「もびるすうつ?」ハテ
アムロ「あの機体のことだ。ガンダムとも言う。僕の世界とこの世界の決定的な違いが、あの中には山程あるだろう。」
提督「だが良いのか?どう見ても軍事機密の塊に見えるんだが…。」
アムロ「全く違う世界にいるんじゃ、秘密にする必要なんてあって無いようなものさ。」
アムロ「右も左も分からない。それどころか、怪しさの極みのような僕の事を信用してもらう為ならば、これくらい安いものだ。」
提督「では……。長門、明石と夕張は何処だ?」
長門「その二人なら…」
アムロの乗っていた機体−νガンダム−を調べる為に、工廠を任せている艦娘二人を探していると…
明張「「キャアアアアアアアアアアア!!!!」」
突然二人の悲鳴が響く。
長門「…あそこだな。」アキレ
…
……
………νガンダムの方から。
明石「何これナニコレ!?」
夕張「こんなに大きいのに、信じられないくらいスムーズに人間的な動きが出来てる!」
明石「機体表面と盾に使われてる素材って、普通の金属じゃありませんよね!触っただけで違いが分かります!!」
夕張「サンプル欲しいなぁ〜!耐久性とか色々試してみたい!」
明石「あの銃!弾薬は何処に入ってるんだろう!?あの口径ならかなり大きな弾倉が必要なのに、それが見当たらない!!」
夕張「ココがコクピットかしら?気密性はかなり高そうだから、これなら宇宙でも大丈夫ね。それに、全方向が見渡せるモニター!?」
明石「機体の背中に付いてるのは…バックパック?」
明石「でも弾薬とか武装を入れるには小さいし…、それにかなり大きな吹出口があるのも気になりますね!」
夕張「背中…肩?に付いてる板は何かしら。盾ではなさそうだし、主砲とも違う…。放熱板にしては場所が変だし…」
明張「「あぁン!もぅたまんなァァァァァいッ!!」」
二人は提督や長門の命令を待てず、目を輝かせながらνガンダムを隅々まで観察していた。
長門「アイツらは…。」(´Д`)ハァ…
提督「すまない、アムロ大尉…」
アムロ「壊さなければいい。彼女たちがメカニックなのか?」
提督「ああ。我が軍随一の技術者であることは私が保証しよう。」
アムロ「いつの時代、どの世界においても、やはり女性は強いんだな。」
チェーンやベルトーチカ、セイラにミライ、幼馴染みだったフラウなど多くの女性の強さに触れてきたアムロだったが、この世界でも女性の強さを実感していた。
アムロ「…ん?」
そんな中、アムロはあることに気付く。
長門「どうした?」
アムロ「おかしい…。」
提督「何がだ?」
アムロ「ガンダムの武装が全て揃っていることがだよ。」
アムロと共に現れたνガンダムは、“完全な状態で”鎮守府に佇んでいた。シャアとの戦いの中で失われた盾や武装だけでなく、機体の損傷すら元通りになっていたのである。おそらく弾薬も戻っているのだろう。
アムロ「この世界に来る前に、僕はシャアと…敵の総帥と戦っていた。その戦闘中にガンダムの武装をほぼ全て失ったはずだ。」
アムロ「機体も傷だらけで、状況的に見ても僕が無事であることが不思議なレベルだったんだよ。」
提督「つまり…どういう事だ?」
アムロ「何故かは分からないが、νガンダムは完璧な状態でここにあるという事さ。」
長門「なるほど…。」
提督「そうだ。まだ我々は名乗っていなかったね。」
夕張達がνガンダムを調べているのをよそに、提督は思い出したように話す。そして、各艦種の代表と共に自己紹介が始まる。
吹雪「まずは私から!」
吹雪「特型駆逐艦。その一番艦の吹雪です!」ニコッ
神通「川内型二番艦。神通と申します。」キリッ
妙高「妙高型重巡洋艦の一番艦。妙高です。」ニッコリ
赤城「一航戦、赤城です。」オナカガスキマシタ
長門「そして私が、長門型一番艦にしてビッグセブンの一角。戦艦長門だ。」キリッ
長門「そして向こうでガンダムに張り付いている二人が…」
明石「工作艦の明石です!」ヒョコッ
夕張「兵装実験軽巡の夕張よ!」ヒョコッ
アムロ「話には聞いていたが、本当に女性ばかりなんだな。」
吹雪「艦“娘”ですから!」
提督「俺も名乗らねばな。」
アムロ(そういえば、彼は誰かに似ている気がする…)
提督「俺は小林。小林勇人(こばやしはやと)中佐だ。」ケイレイ
アムロ「ハヤト!?」ガシッ
提督「あ、あぁ…?」
艦娘達「「「「「!!」」」」」ジャキッ‼
提督の名前を聞いた瞬間、アムロは驚きのあまり提督の肩を掴み叫んでしまう。その光景を見て、アムロに対して気を許し始めた艦娘達は警戒心を露わにして一斉に砲口を向けるが、提督はそれを制するように手をあげ、首を横に振る。
提督「お前達、武器を下ろせ。」
吹雪「しかし!」
提督「いいから。」
長門「あなたがそう言うのなら…。」スッ
艦娘達「「「「「…」」」」」スッ
アムロ「…済まない。取り乱してしまって。」ウツムキ
提督「構わないさ。急に大声を出すから些か驚きはしたがね。」
提督「大方、知り合いに似ていたとかだろう?」
アムロ「あぁ…。似ているだけでなく同姓同名だったものだから尚更驚いたよ。」
提督「なるほどな…」
提督はアムロの戦友である“ハヤト・コバヤシ”によく似ていたのだ。勿論、ハヤト本人が数年前に死んでしまったことは知っている。
提督「そのご友人とはしばらく会っていないのか?」
アムロ「彼は…ハヤトは数年前に戦死したよ。」
提督「…済まない。辛い事を言わせてしまったな。」
アムロ「いや、良いんだ。人違いではあったが、久しぶりにハヤトに会えたような気がして嬉しかったよ。」
提督「…こうして会ったのもなにかの縁だ。大尉さえ良ければ“ハヤト”と呼び捨てにしてもらって構わんよ。」
アムロ「そうか…。ならそちらも僕のことを“アムロ”と呼び捨てで構わないさ。」
提督「ではよろしくな、アムロ。」スッ
アムロ「こちらこそよろしく、ハヤト。」スッ
ガシッ
こうして、アムロと提督は固い握手を交わした。その光景に艦娘達は心を打たれ、拍手を送っていた。
その直後だった。
アムロ「なんだ!?」ピキーン
提督「どうしたんだ?アムロ?」
ウウウウウウウ ウウウウウウウ
突然サイレンが鳴り響き、その場にいる全員に緊張が走る。
提督「何事だ!」
妖精さん「テキシュウ!テキシュウ!」アタフタ
提督「何だと!?」
妖精さん「チンジュフキンカイニ、テキエイタスウ!カズハ500!」アタフタ
妖精さん「センカンヤクウボヲチュウシンニ、キョウリョクナコタイバカリ!オニヤヒメノハンノウモフクスウアリ!!」アタフタ
長門「鎮守府近海にまで侵入だと!?」
吹雪「哨戒部隊の皆は!?」
妖精さん「テキノシンヘイキデゼンインタイハ!デンタンノイジョウデスグニホソクデキナクテ、ツウシンショウガイモオキテルカラミンナキトウシテカラヨウヤクジタイハアク!」
妖精さん達「「「「「ゼッタイゼツメイ〜!!」」」」」アタフタ
赤城「そんな…!」
妖精さん達の報告を受け、艦娘達はショックを隠せない。鎮守府の目の前まで接近を許しただけでなく、味方の哨戒部隊が全員大破しているうえに通信不能となっている事実。そして敵の新兵器という存在。
駆逐艦はパニックを起こし、巡洋艦は戦意喪失、戦艦と空母は現実を受け入れられなかった。
卯月「もうダメだぴょん!みんなみんな死んじゃうんだぴょぉぉぉん!!」ウビャァァァ!
漣「世界の終わりキタコレェェェ!!」ヒャハハハハ!
島風「おぅおぅおぅおぅおぅおぅ!?!?」ジタバタ
夕立「アツがナツイから空飛ぶ円盤になってアンパンとナタデココがポイポイポイ〜ッ!!」ポイポイ!
天龍「勝てるわけねぇ…勝てるわけがねぇよ…!」ガタガタ
大井「北上さぁん…」グスッ
那珂「解体されてた方が良かったぁ…」ガックリ
羽黒「ごめんなさいぃ…」ウルウル
鳥海「私の計算では…轟沈率100%!?」ブツブツ
榛名「榛名は…大丈夫じゃないです…」クラッ
瑞鶴「これは夢よ…そうよ…そうに決まってるじゃない…!」ヘタッ
提督「お前ら…」
提督もかける言葉が見つからなかった。あまりにも絶望的な状況に、皆既に諦めていた。
…ただ一人を除いて。
アムロ「諦めるのは早い。」
長門「何…?」
提督「アムロ…?」
アムロである。
アムロ「敵がここに来るまではまだ時間がある。ハヤト、防衛部隊が出撃出来るようになるまでどれくらいかかる?」
提督「20…いや、水雷戦隊なら15分あれば出れる。」
アムロ「敵の数は圧倒的だ。この鎮守府の最高戦力を揃えなければだめだ。」
提督「なら、主力の第一艦隊が出れるまで最低20分は必要だ。以降は準備ができた者から出撃させよう。」
アムロ「敵の襲撃までは…およそ10分か。」キィィィィン
アムロ「よし。僕が先行して敵の足止めをするから、その間に出撃準備をするんだ。」
長門「何を言っている!?」
アムロ「この鎮守府と、市民を守るための最善の策だよ。」
アムロは平然と言ってのけるが、そんなに簡単な話ではない。ただでさえ敵の数は圧倒的であるのに、鬼級や姫級まで確認されている軍勢をたった一人で足止めするというのはもはや狂気の沙汰である。
高雄「馬鹿め!と言って差し上げますわ!!」
妙高「あなた一人で何ができると言うんですか!!」
アムロ「こうして言い合っている間にも敵は近づいているんだぞ!」
提督「みんな落ち着け。アムロ、敵の足止めと言ってもどうする気だ?」
アムロ「僕が敵陣に突っ込んで撹乱する。心配するなハヤト、無茶はしないよ。」
長門「一人で突っ込む事自体が無茶だろう!!」
提督「長門。」
長門「しかし提督!」
提督「まずはアムロの話を聞こう。…アムロ、君は何をする気だ?」
アムロ「まずは敵の気を逸らす為に、僕が敵の中に飛び込む。その後は戦いながら少しでも数を減らすさ。」
提督「戦うと言っても君は艦娘ではないし、船や航空機の類もすぐには用意できない。」
提督「仮に足を用意できたとしても、武器はあるのか?」
提督「その腰にある拳銃なんかじゃ深海棲艦は倒せないぞ?」
アムロ「僕には何も用意しなくていいよ。」
提督「は…?」
アムロ「確かに僕は戦いに行くけど、君達が僕に武器を用意する必要はない。」
赤城「…自爆特攻をしに行くなんて言いませんよね?」
艦娘「「「「「ッ!!」」」」」
赤城の一言に、その場の全員が息を飲む。自爆や特攻をするつもりならば、絶対に阻止しなければならない。
かつて、戦争でそれを行って散っていった者たちを知っているからこそ。
アムロ「みんな、僕が何に乗っていたか忘れたのか?」
提督「!」( ゚д゚)ハッ!
艦娘「「「「「!!」」」」」( ゚д゚)ハッ!
迫りくる未曾有の敵艦隊を前に、アムロ以外の全員が失念していた。
目の前にある、彼と共に現れたもうひとつの存在を。
全員「「「「「ガンダム!」」」」」
アムロ「あぁそうだ。僕がこのνガンダムで戦う。」
アムロ「その間に、ハヤト達は艦隊の出撃準備を進めてくれ。」
提督「分かった。総員、第一戦闘配備!」
提督「これより、鎮守府防衛戦を開始する!!」
艦娘「「「「「了解!」」」」」ビシッ!
イソゲー サンシキダントテッコウダンモテヨー! ギソウチェックー
提督の号令に従い、艦娘達は慌ただしく出撃の準備をする。アムロもνガンダムに乗り込み、機体を始動させる。
すると、アムロは背後に気配を感じる。振り向いた先には、かつてチェーンが使用していた補助席に腰を下ろしている夕張の姿があった。
アムロ「君は何をやっているんだ!」
夕張「私も連れてって!」
アムロ「君も艦娘なら出撃準備があるだろう!?」
夕張「私一番足が遅くて、皆と一緒に出撃してもすぐに置いてかれちゃうの…。でも、艤装は空母の人に現地まで運んでもらうし、絶対に邪魔はしないから!」
アムロ「ハヤト達には言ってないんだろう?何かあっても僕は責任を取れないぞ!」
夕張「そこは心配しないで。艤装が届いたらコクピットから飛び降りて一緒に戦うから。」
夕張「こう見えても私、結構強いのよ?」ニコッ
アムロ「…信用していいんだな?」
夕張「もっちろん!」
アムロ「…分かったよ。ハヤトに通信を入れる。周波数を教えてくれ。」
夕張「了解!提督…司令室への直通は“140.85”よ。」
一緒に行くと言って聞かない夕張にアムロが折れ、提督に通信を入れる。夕張は夕張でシートに身体を固定し、出撃ドックに通信を入れる。
Prrr Prrr
アムロ「ハヤト、ちょっといいか?」
提督『アムロ!何で周波数を知ってるんだ!?』
アムロ「今夕張に教えてもらった。彼女は僕と一緒に出る。」
提督『なんだと!?』Σ(゚Д゚)
アムロ「本人は足が遅いからと言ってるんだが…。装備は現地に届けてもらうと。」
提督『確かに夕張はうちの艦隊で一番遅いが…』
アムロ「装備が届いたら直ぐに戦闘に参加するとも言っている。」
提督『ならそれで行こう。夕張はうちの艦隊でも一・ニを争う実力だ。彼女がいち早く前線に出れるならこちらとしてもありがたい。』
提督『済まないがアムロ、頼んだぞ。』
アムロ「了解だ、ハヤト。」
夕張「赤城さん、聞こえますか?」
赤城『夕張さん?貴方どこに居るんですか!?』
夕張「アムロさんと一緒にガンダムに乗ってます。」
赤城『はぁ!?』Σ(゚Д゚)
夕張「私が一番足が遅いので、一緒に連れてってもらって戦闘に入るつもりです。」
赤城『艤装はどうするんです!?』
夕張「赤城さんの艦載機でこれから言うポイントに飛ばしてください。さっき弓持ってたから、発艦はすぐできますよね?」
赤城『確かに発艦だけなら今すぐできますが…』
赤城『艤装のチェックは済んでるんですか?』
夕張「メンテナンスしたばかりなので動作や補給状態は完璧です。」
赤城『…分かりました。それで、貴方の艤装はどこに運べばいいんですか?』(´Д`)ハァ…
夕張「え…っと?」
アムロ「HES−88だ。ちょうどそこで敵と接触する。」
夕張「HES−88のポイントにお願いします!」
赤城『了解!夕張さん…アムロさんに迷惑をかけないでくださいよ?』
夕張「わかってますって!よろしくお願いしますね!」
プツン
アムロ「じゃあ、用意はいいな?」
夕張「バッチリです!」(^O^)v
アムロ「よし!」
双方の準備が整い、アムロは声を大にして叫ぶ。
アムロ「アムロ!行きまーす!!」
to be continued…
物語のテンポが悪い気がする…
基本どの作品も深夜のテンションで楽しく書いてますが、物語をテンポ良く進める方法求む(泣)
神!
コメントありがとうございます!m(_ _)m
最高のクリスマスプレゼントになりました!!(泣)