みんなで学ぼう!お料理教室!(安価)
みんなで比叡さんに料理を教えましょう!作りたい料理、指導役のキャラクターを安価で決めていきます。
アニメ、その他での比叡さんが可哀想で…(泣)
読者の皆さんの手で、比叡さんを救ってやってください。何卒お願いします。 by提督
呉鎮守府 食堂
提督「うわぁ…(汗)」
赤城「」チーン
加賀「」チーン
金剛「」チーン
榛名「」チーン
霧島「」チーン
大和「」チーン
武蔵「」チーン
阿賀野「」チーン
浜風「」チーン
叢雲「」チーン
間宮「」チーン
伊良湖「」チーン
鳳翔「」チーン
比叡「みんな大袈裟ですよ!いくら美味しいからってオーバーリアクションが過ぎます!」プンスカ
提督「…。」
比叡「やっぱり、料理に必要なのは愛情ですよね!比叡の愛情が、料理を通してみんなに伝わったに違いありません!」ウンウン
提督「……。」
比叡「これからはこの比叡も、厨房に立って艦隊のみんなを支えて行きたいと思うんですよ!」エッヘン
提督「………。」
比叡「数量限定のスペシャルメニューは“梅とサバ味噌のぶどうジュース和え”に決まりです!」フンス
提督「比叡…」
比叡「デザートは“ブートジョロキアの生胡椒ワサビケーキ”で〜」キラキラ
提督「比叡。」
比叡「夜はオリジナルカクテルも出します!」
比叡「焼酎とウイスキーとテキーラで作るんです!その名も“ぬらりひょん殺し”!」ィヨッシャァ!
提督「比叡!」
比叡「おつまみも欲しいですよね…。“子持ちめかぶの赤ワイン煮込み”とか箸が止まらないですね!」クネクネ
提督「ヒエェェエエエエエイ!!!!」( ゚д゚ )クワッ!!
比叡「ヒェェエエエーーーー!?!?!?」Σ(゚Д゚)
・
・
・
提督「お前は鎮守府でバイオテロでも起こす気か!!」
大淀「所属艦娘の8割が入渠待ち。妖精さんと明石が応急手当による過労でダウン。現在夕張さんが泣きながら仮設入渠スペースを急ピッチで作っています。」ハァ…
提督「比叡よ、何か言いたいことはあるか?」
比叡「比叡の料理はそんなに酷いんですか…?」オソルオソル
提督・大淀「「気づくのが遅い(です)!!」」クワッ!!
比叡「ヒェッ…!」ビクッ
提督「正直、厨房への立入禁止も本気で考えている。」
比叡「ふぇ…」ナミダメ
提督「…しかし、俺も鬼ではない。」
比叡「…?」グスン
提督「お前にチャンスをやろう。」
比叡「本当ですか!?」ガバッ!
提督「大淀。」パチン
大淀「はい。」メガネクイッ
大淀「それでは、まずはこちらをご覧ください。」
ドン×2
比叡「なんですか?その2つの箱は?」
大淀「比叡さんから見て右の箱には、料理名が書かれた紙が入っています。」
大淀「左の箱は、料理ではなく艦娘の名前が書かれた紙が入っています。」
比叡「はぁ…?」キョトン
提督「お前には、これからしばらくの間料理を勉強してもらう。」
比叡「料理の勉強…ですか?」
提督「そうだ。」
提督「右の箱は学ぶ料理、左の箱は指導役の艦娘だ。」
提督「どちらもその都度くじ引きで決める。」
比叡「誰に何を教えてもらえるかは、直前まで分からないというわけですね。」フムフム
大淀「そういう事です。」ウナヅキ
提督「この料理修行…もとい、お料理教室を通じて成長が見られなければ、今度こそ立ち入り禁止だ。」
提督「どうだ? やってみるk」
比叡「やりますっ!!」( ゚д゚ )クワッ!!
提督「早ぇよ。」
大淀「出撃の時より気合を感じましたね…」ヒキッ
比叡「モチロンです!艦隊の皆、ひいては司令の為に!」
比叡「気合!入れて!やります!!」メラメラ
提督「よく言った!」
大淀「では、早速くじを引いてください。」スッ
比叡「ハイ!」ゴソゴソ
比叡「コレです!」バッ!
(安価を取ります)
比叡が学ぶ料理は?>>>1
※料理名と指導する艦娘をお願いします。
指導者→磯風
料理名→創作料理(ヤヴァイ物)
比叡「コレです!」バッ!
提督「」
大淀「」
比叡「それでは!早速習ってきますね!!」ダダダダダ
提督「…大淀。」
大淀「…はい。」
提督「Amaz○nでエリクサーを目一杯注文しておいてくれ。俺の名前で領収書を切っても構わん。」ガタガタ
大淀「大至急手配します!」ダッ!
……
…………
………………
比叡「磯風ちゃん!宜しくお願いします!!」フンス
磯風「ああ。こちらこそ。」フフ
比叡「それで、今日は何を教えてくれるんですか?」
磯風「今日は私の考えたスペシャルな料理だぞ!」
磯風「その名も…“磯風汁”だ!!」ババン!
比叡「磯風汁?」
磯風「そうだ。まずは材料から説明しよう。」
磯風「材料は挽肉、たくあん、イカの塩辛、煮干、豆大福、納豆、ポテトフライ、インスタントコーヒー…」
磯風「紀州南高梅、メテオガーリック、新生姜、天然うなぎ、セミの抜け殻、ところ天の助…」
天の助「お助けぇ〜ッ!!」ジタバタ
磯風「甘味を出すためにジャムおじさんを少々」
ジャムおじさん「早く新しい顔を作らねば…!」
磯風「メインの具材にするのはモルボルの触手」ビチビチ
磯風「そして隠し味にはぐれメタルだ」ニゲルナヨ ギロッ
比叡「とっても具沢山ですね!」フムフム
磯風「まずはジャムおじさんから出汁をとる。」グツグツ
磯風「強火で20分くらいが一番良い出汁がとれるんだ。」
比叡「強火で20分…と」メモメモ
ジャムおじさん「ふぅ…いい湯だったよ///」ホカホカ
磯風「出汁をとったら早速モルボルの触手を煮込み始めるんだが、ここで一つ大事なポイントがある。」
比叡「ポイント…ですか?」
磯風「絶対に沸騰させてはいけないんだ。沸騰させると風味が飛んでしまい、味に深みが出ない。」
比叡「了解です!」メモメモ
磯風「粗熱をとった出汁にモルボルの触手、メテオガーリック、新生姜、煮干を入れてとろ火で煮込み始める。」
磯風「うっすら湯気が出てきたら、ここでイカの塩辛と紀州南高梅を入れる。」ポイポイ
磯風「隠し味のはぐれメタルもここで入れるんだが、すぐに逃げようとするので、口を縛ったポリ袋に入れて丸ごと鍋に放り込むといい。」ポイ
はぐれメタル「ピギャァァアアア…!」テレレテッテッテッテー!
比叡「レベルアップもできて一石二鳥ですね!」
磯風「…む。モルボルの触手に火が通り始めたな。」
比叡「そんなの分かるんですか?」
磯風「あぁ。火が通るとウネウネと動くんだが、ゆっくりと動き始めただろう?」ウネ…ウネ…
比叡「ホントだ!」
磯風「ここからはスピードが大事だ。しかし順番を間違えるとダークマターになるから、慎重かつ大胆に行くぞ!」
比叡「気合!入れます!!」フンス!
磯風「くれぐれも間違えるなよ!まずは天然うなぎ、たくあん、セミの抜け殻、挽肉!」ポイポイ
磯風「次はインスタントコーヒー、納豆、ポテトフライ、豆大福!」ボチャボチャ ネチョォ
比叡「順番、大切にですね!」
磯風「仕上げにところ天の助を頭から入れてトロミをつければ完成だ!」
比叡「でも、コイツ抵抗して中々鍋に入りませんよ!?」ギリギリ
天の助「やられてたまるかぁ〜!!」ギリギリ
磯風「ところてんマグナム!!」ドゴォ!!
天の助「ひでぶ!?」ボチャン
磯風「すまない、説明が足りなかったな。」アブナイアブナイ
磯風「十中八九抵抗してくるから、先にこうやってシメてから鍋に入れるとスムーズに入れられるぞ。」ドヤァ
比叡「ヒェェ…」
磯風「何はともあれ、これで“磯風汁”の完成だ!」
比叡「はい!ありがとうございました!!」
……
…………
………………
比叡「司令!できましたよ!」
提督「ヒィッ!?」ビクッ
大淀「比叡さん…それは…?」ガタガタ
比叡「はい!磯風ちゃん直伝の“磯風汁”になります!!」ドドン!
比叡「さぁ!どうぞ食べてください!」つテンコモリ
磯風汁「コホォ…」ゴポッ
提督「」
提督「…分かった。ありがたく頂こう。」チラッ
大淀「…!」コクッ
提督(南無三!!)
提督「頂きます。」パクッ
比叡「…」ドキドキ
大淀「…」ドキドキ
提督「…成程。外はゴリゴリ中はネバネバ、甘過ぎず辛すぎて身体が焼けるようにンゴパァッ!!」ガハァッ!!
比叡「ヒェェッ!司令っ!しれぇっ!!」
提督「エヘへヘ…おばーちゃーん…今そっちに行くからねぇー…」ビクンッビクンッ
大淀「提督!お気を確かに!」つエリクサー
提督「死ぬかと思った…」
大淀「向こう岸に片足突っ込んでましたよ?」
比叡「司令…大丈夫ですか…?」オソルオソル
提督「んなわけあるかぁ!」( ゚д゚ )クワッ!!
比叡「ヒェェ!?」ビクッ
提督「やはり立ち入り禁止か…」
比叡「司令っ!まだ、まだ一回目ですから!!」アセアセ
大淀「そ、そうですよ!」アセアセ
提督「…そうだな。しばらく様子を見ると言ったばかりだったな。」
提督「では比叡よ。次のくじを引いてくれ。」
大淀「どうぞ。」スッ
比叡「ハイ!」ゴソゴソ
比叡「コレです!」バッ!
(安価を取ります)
比叡が学ぶ料理は?>>>5
※料理名と指導する艦娘をお願いします。
指導者→瑞鳳
料理名→卵焼き
比叡「コレです!」バッ!
提督「たべりゅううううう!!」
大淀「私もたべりゅうううううっ!!」
比叡「それでは!早速習ってきますね!!」ダダダダダ
大淀「提督…!」
提督「ああ。今回は期待していよう!」
……
…………
………………
比叡「瑞鳳ちゃん!宜しくお願いします!!」フンス
瑞鳳「うん!比叡さん、一緒においしい卵焼き作ろうね!」ニコッ
比叡「ぎゃわいい!!」ズキュンッ
瑞鳳「ふぇ?」クビカシゲ
比叡「いっいえ!なんでもないです!」アタフタ
瑞鳳「そう?ならいいけど…」
比叡(危なかった。可愛すぎてお持ち帰りしたい衝動が…。長門さんとは違うんだから!)
長門「ぶぇっきし!!」
陸奥「長門、風邪でもひいた?」
長門「いや、きっと駆逐艦たちが私の噂でもしているんだろう。」ムフー
陸奥「…そう、ね」ナガモンメ
比叡「それで、今日はどんな卵焼きを教えてくれるんですか?」
瑞鳳「今日はね、3種類の卵焼きを作るの!」
比叡「3つもですか?」
瑞鳳「うん!子供から大人まで食べやすい、砂糖を使った甘い卵焼きと〜」
瑞鳳「おつまみの定番、出汁巻き卵!」
瑞鳳「それと、前に提督が大絶賛してくれたスタミナ卵焼きだよ!」
比叡「司令が絶賛…ですか?」ピクッ
瑞鳳「そう!提督ったら食べすぎてお腹がスイカみたいになっちゃったんだよ!」
比叡「むぅ…」イイナァ
瑞鳳「話が逸れちゃったけど、早速作ろー!」エイエイオー!
比叡「はい!気合、入れます!!」
瑞鳳「まずは材料からだね。」
瑞鳳「甘い卵焼きは卵と砂糖だけだよ。」
比叡「これはシンプルですね。」メモメモ
瑞鳳「出汁巻きなら卵の他に、白だしかな。だしの素でもいいけど、白だしのほうが簡単だよ。」
比叡「なるほど。」
瑞鳳「味をそれっぽくするだけなら、納豆のタレでも作れるよ。」
比叡「納豆!?」Σ(゚Д゚)
瑞鳳「納豆自体は入れないよ!タレだけ!タレだけ使うの!!」ヽ(`Д´)ノプンプン
比叡「あっ、タレだけですか…(汗)」
瑞鳳「もう…。卵1個に対して納豆のタレは一袋だよ!」プクー
比叡「分かりました。」メモメモ
比叡(ふくれっ面になりながらもちゃんと教えてくれる瑞鳳ちゃんカワイイ)
瑞鳳「最後にスタミナ卵焼きだけど、使うのはバターと焼肉のタレ。」
瑞鳳「甘口でもいいけど、辛口のタレだとより味が引き締まるよ!」
比叡「これは意外な組み合わせ…」メモメモ
瑞鳳「それじゃあ、頑張って作ろー!」
比叡「オー!」
瑞鳳「まずは甘い卵焼きから!」
瑞鳳「卵を2〜3個割ったらボウルに入れてね。」コンコン パキッ
瑞鳳「卵焼きは卵を2〜3個使うと作りやすいよ。」コンコン パキッ
比叡「卵を割る…」グググ
瑞鳳「比叡さん!それは握り潰すっていうの!もっと優しく扱って!!」
比叡「はい…」カンカン パキョッ
比叡「あ、殻が入っちゃった…」カンカン グシャッ
比叡「ヒェェ!卵がボウルにめり込んだぁ!?」
瑞鳳「やっぱりやってる…」(´Д`)ハァ…
比叡「え?」
瑞鳳「結構やってる人いるけど、卵はボウルの縁とか調理台の角を使って割っちゃダメなんだよ。」モウ!
比叡「えっ、ダメなんですか?割りやすそうなのに…」
瑞鳳「確かにそう見えるけど、圧力が一点に集中しちゃうから逆にうまく割れないの。」
瑞鳳「割るときに殻が混ざっちゃったり、器にめり込んだり…」
比叡「…心当たりしかありません(汗)」
瑞鳳「割るときはちゃんと平らなところでやること!」
比叡「メモします!割るときは平らな場所で!」メモメモ
瑞鳳「卵を割ったら、砂糖を入れてよくかき混ぜるの。」サラサラ カチャカチャ
瑞鳳「砂糖の量はお好みで。当然、たくさん入れればその分甘くなるけど…」チラッ
比叡「たっくさん入れて甘くしましょう!」つ1㌔
瑞鳳「ストォォオオオップ!!」
比叡「はい?」
瑞鳳「比叡さん、一応聞くけどどれくらい入れるつもりなの…?」オソルオソル
比叡「モチロン全部です!」エッヘン!
瑞鳳「アウトォ!!」
比叡「へ?」
瑞鳳「今まさに言おうとしてたけど、砂糖を入れると焦げやすくなるんだよ!」
比叡「そうなんですか!?」Σ(゚Д゚)
瑞鳳「それだけじゃないよ!そんなに砂糖入れたら、卵の中に砂糖が入ってるんじゃなくて、砂糖の中に卵が入ってる状態になっちゃうよ!」ヽ(`Д´)ノプンプン
比叡「でも甘くなりますよね?」キョトン
瑞鳳「このままやったら出来上がるのは卵焼きじゃなくて、卵味の飴だよ!!」٩(๑`^´๑)۶
比叡(ちょっと美味しそう…)
瑞鳳「いい!?まずは大さじ一杯で作って!!」コレクライ
比叡「でも甘く…」
瑞鳳「この量でもちゃんと甘くなるから!」フシャー!
比叡「わわわ分かりましたぁ!」ヒェー!
瑞鳳「油断も隙もない…」
瑞鳳「卵と砂糖がしっかりと混ざったら、満を持して焼いていくよ!」
比叡「はいっ!気合!入れます!!」
瑞鳳「フライパンは卵焼き用の四角いやつを使っていくよ。」
瑞鳳「比叡さんは私がやるのを先に見てから実践して。」ジトッ
比叡「はい…」シュン
瑞鳳「まずはフライパンを温めます。」チチチチ ボッ
瑞鳳「強火でしばらく温めて、煙が出始めたら濡れた布巾の上に3秒くらい置くの。」
瑞鳳「こうするとフライパン全体の温度が均一になるよ。」ジュウウウ
比叡「ただ熱くすればいいというわけではないんですね。」フムフム
瑞鳳「フライパンをコンロに戻したら油をひいてね。」
瑞鳳「油は気持ち多めに出したら、キッチンペーパーで余分な油を拭き取るの。」フキフキ
比叡「なんで拭き取っちゃうんですか?」
瑞鳳「油が多すぎると卵焼きがギトギトしちゃうの。変に油っこくて美味しくなくなっちゃうよ。」
比叡「確かにそれは不味そうです。」
瑞鳳「それに、油を拭き取ったキッチンペーパーを使えば繰り返し油を塗れるしね。」エコダヨ SDGsダヨ
比叡「勉強になります。」メモメモ
瑞鳳「油をひいたら、さっきの卵を半分くらいフライパンに流し入れて…」
瑞鳳「火が通って固まる前にかき混ぜる。」カシャカシャ
瑞鳳「これで食感がふんわりするから、しっかり混ぜてね。」
比叡「はい。」カシャカシャ
瑞鳳「徐々に固まってきたら、丸めて卵焼きの形にするんだけど…」
比叡「これはどこから丸めれば…?」
瑞鳳「奥から手前に巻くといいよ。」ホッホッ
比叡「あ!ホントd…」ホッホッ グチャッ
比叡「」シロメ
瑞鳳「大丈夫大丈夫!少しくらい形が崩れても挽回できるよ!」サムズアップ
比叡「ホントですかぁ…?」グスン
瑞鳳「ホントホント!何のために卵を半分残したと思う?」
比叡「さぁ…?」
瑞鳳「残りの卵を使って厚みを出すのと、形を整える為だよ!」
比叡「そんなことができるんですか!?」Σ(゚Д゚)
瑞鳳「うん!それじゃ、お手本を見せるからよ〜く見ててね!」
比叡「はい!」
瑞鳳「さっき巻いた卵をフライパンの奥に移動させたら、油を拭き取った時のキッチンペーパーを使ってもう一回油を塗る。」ヌリヌリ
瑞鳳「卵を少しだけ流し入れて、フライパン全体に広げるんだけど、今回はかき混ぜない。」
瑞鳳「先に焼いた卵の下にもちゃんと卵を行き渡らせてね。」
比叡「ほうほう。」
瑞鳳「後入れした卵が固まってきたら、先に焼いた卵に巻きつける。」ホッホッ
瑞鳳「これを何回も繰り返していくと…」
比叡「おお!厚みがありながらもキレイな色と形です!!」
瑞鳳「あとはお皿に盛り付ければ…」
瑞鳳「完成だよ!」ジャジャーン!
比叡「おぉぉおおお!!」パチパチ
瑞鳳「この調子で残り2つもいっちゃうよ!」
比叡「はい!」
瑞鳳「次はだし巻き卵だけど、大まかな作り方は砂糖の卵焼きとほぼ同じだよ。」
比叡「じゃあ何が違うんですか?」
瑞鳳「違うのは味付けと焦げやすさかな。砂糖を入れない分焦げにくいよ。」
比叡「なるほど。」メモメモ
瑞鳳「肝心の味付けだけど、作りやすい分量は卵3個に対して白だしを10〜15㏄、水を30㏄だよ。」
瑞鳳「白だし単体だと味濃すぎるから、水で2〜3倍に薄めて使おうね。」
瑞鳳「白だしも水も多ければ良いわけじゃないからね!」ギロッ
比叡「サー!イエッサー!」ビシィッ
瑞鳳「多すぎるとただの水っぽい和風スクランブルエッグになるよ。」
比叡「それは美味しくないです…」ヒェ…
瑞鳳「分量に気をつけて卵とだし汁をしっかり混ぜて、あとは砂糖の時と同じ要領で焼くだけ。」
比叡「分量、気をつけます!」オオスギ ダメ ゼッタイ
瑞鳳「納豆のタレでやるなら、さっきも言ったとおり卵1個に対してタレは一袋。こっちはマヨネーズを混ぜても美味しいよ!」ニッコリ!
比叡「お酒が欲しくなります…」アトデジュンヨウサンニ…
瑞鳳「最後はスタミナ卵焼きだよ!」
比叡「これが一番気になりますね…」イッタイドンナアジニ…?
瑞鳳「卵2〜3個に焼肉のタレを混ぜるんだけど、タレの量は混ぜた時に卵が少し茶色くなるくらいかな。」
比叡「そんなに入れたら焼いたときに真っ茶色になるんじゃないですか?」
瑞鳳「ところがね!意外と見た目は知ってる玉子焼きになるんだよ!」
比叡「なんとぉー!?」Σ(゚Д゚)
瑞鳳「それとね、今回焼くときに使うのはサラダ油じゃなくてバターだよ。」
比叡「混ぜるんじゃないんですね。」
瑞鳳「バターはサラダ油より焦げやすいから注意してね。」イッポマチガエバオタエサンダヨ
比叡「最後まで気を抜いちゃ駄目ですね!」
瑞鳳「バターは一欠片。切れてないやつなら5ミリ分くらいだよ。」
瑞鳳「スタミナ卵焼きの場合も焼き方はだいたい同じ。」
瑞鳳「でもバターを使いすぎると味がクドくなるから、自信のある人は一気にやったほうがいいよ。」
比叡「クドいのは嫌ですもんね。」ウンウン
瑞鳳「スタミナ卵焼きはチーズを入れるとボリュームアップ!食べ盛りの男の子も喜ぶよ!」
一航戦「「白ご飯ください!」」
比叡「ヒェー!いったい何処から!?」Σ(゚Д゚)
瑞鳳「えー…以上!瑞鳳の卵焼き講座でした!」ニガワライ
比叡「はい!ありがとうございました!!」ペコリ
……
…………
………………
比叡「司令!できましたよ!」
提督「たべりゅううううう!!」
大淀「私もたべりゅうううううっ!!」
比叡「どうぞ!瑞鳳ちゃん直伝の“3種の卵焼き”です!!」ババン!
比叡「さぁ!どうぞ召し上がれ!」
提督・大淀「「いただきます!」」パクッ×2
提督・大淀「「…」」モグモグ
比叡「…」ドキドキ
提督・大淀「「美味いっ!!」」ペカー!
提督「この卵焼きは砂糖だな?優しい甘みが疲れた身体と心を優しく包んでくれるようだ…」ウンウン
大淀「こっちは出汁巻きですね。噛むたびに出汁がジュワリと溢れて、旨味と香りが口の中いっぱいに広がります…」ウットリ
提督「ムッ!コレは…!」
大淀「提督!この箸が止まらない卵焼きは何ですか!?」バクバク
提督「これは俺の大好きなスタミナ卵焼き!バターのまろやかさと焼肉のタレが絶妙にマッチして箸が止まらん!」バクバク
大淀「こんな組み合わせがあったなんて…!」
提督「ごちそうさまでした。」
大淀「とっても美味しかったです!」キラキラ
提督「これは大きな成長だな。」シミジミ
比叡「ありがとうございます!」パァァ
提督「次もこの調子で頼むぞ。」
比叡「はい!」
提督「では比叡よ、次のくじを引いてくれ。」
大淀「どうぞ。」スッ
比叡「はい!」ゴソゴソ
比叡「コレです!」バッ!
(安価を取ります)
比叡が学ぶ料理は?>>>7
※料理名と指導する艦娘をお願いします。
指導者→鳳翔
料理名→唐揚げ
比叡「コレです!」バッ!
提督「これは間違い無く美味いやつやん!!」
大淀「…ジュルル」ヨダレ
比叡「それでは!早速習ってきますね!!」ダダダダダ
大淀「提督!」
提督「大淀。ご飯とビールを用意しておこう!」
大淀「はい!」キラキラ
……
…………
………………
比叡「鳳翔さん!よろしくお願いします!!」フンス
鳳翔「はい。こちらこそよろしくお願いしますね。」ニッコリ
比叡「お母さんがいる。」ボソッ
鳳翔「まだそんな歳じゃありませんよ?」ウフフ
比叡「ヒェ…」
比叡「もしかして、先日試食してもらった“世紀末のヒャッハーカレー”の事根に持ってます…?」オソルオソル
鳳翔「アレはそんな名前だったんですか?」
比叡「はい。」コクッ
鳳翔「道理で…。食べた瞬間バイクに乗った筋骨隆々でモヒカンの男性が見えましたよ。」
比叡「そんなヤバそうな人が!?」Σ(゚Д゚)
鳳翔「今回はトンデモ料理にならないよう、みっちり指導しますからね。」ニコニコ
比叡「笑顔が怖いですぅぅぅ!!」ガタガタ
鳳翔「それでは、一緒に唐揚げを作っていきましょう。」
比叡「ハイィ!」ビシィッ
鳳翔「まずは材料の確認から。」
鳳翔「鶏もも肉、ニンニク、生姜、醤油、お酒、みりん、小麦粉、片栗粉、油が基本的な材料になります。」
鳳翔「お酒は日本酒か、塩分の含まれていない料理酒を使いましょう。」
鳳翔「塩分が含まれたものの方が安く手に入りますが、塩分のせいでしょっぱくなりやすいんですよ。」
比叡「フムフム。」メモメモ
鳳翔「それでは、本格的に調理開始です。」
比叡「気合!入れます!」
鳳翔「まずは醤油、お酒、みりんを合わせてタレを作ります。」
鳳翔「醤油が多いと塩辛く、みりんが多いと甘くなりますから、お好みで比率を変えてください。」
比叡「分かりました。」メモメモ
鳳翔「タレを作ったら、そこにニンニクと生姜を刻んで入れます。刻むのが大変ならチューブのものでも良いでしょう。」
比叡「最近は便利なものがありますね。」ニュルニュル
鳳翔「ニンニクと生姜の比率もお好みですね。因みに、提督はニンニク多めが好みですよ。」クスッ
比叡「!」ニュルル
鳳翔「さて、ここで隠し味の出番です。」
比叡「隠し味ですか?」
鳳翔「タレにわさびを混ぜます。」
比叡「わさび!?」Σ(゚Д゚)
鳳翔「はい、わさびです。」ニコッ
鳳翔「チューブのわさびを小指一本分くらいです。こうすると後味がさっぱりします。」
比叡「くどさが無くなるんですね!」ナットク
鳳翔「これでタレは完成です。しっかり混ぜておいてくださいね。」
比叡「はい!」シャカシャカ
鳳翔「次に鶏肉です。」
鳳翔「使うのは基本的に鶏のもも肉です。ジューシーで満足感のある唐揚げになりますよ。」
比叡「他のお肉でもいいんですか?」
鳳翔「胸肉を使うこともありますね。胸肉ならあっさりとしたヘルシーな感じになります。」ニコッ
比叡「なるほど。」メモメモ
鳳翔「鶏肉は一口大よりも少し大きめにカットしていきます。小さすぎると火が入りすぎて硬くなりがちです。」
鳳翔「逆に、大きすぎると火が通りにくく食べにくいですよ。」
比叡「鳥肉のサイズ感は大事ですね!」メモメモ
鳳翔「…比叡さん?」ピタッ
比叡「なんでしょう?」オニクヲカットカット
鳳翔「見たことのない形の肉ですが、それは“鶏肉”ですよね…?」オソルオソル
比叡「はい!“鳥肉”です!」
鳳翔「“鶏肉”ですよぬ?」ズイッ
比叡「“鳥肉”…ですよ?」ヒェ…
鳳翔「チキンですよね?」
比叡「え?鳥はバードじゃないですか。」ヤダナァモゥ
鳳翔「」
鳳翔「…比叡さん。チキンとバードは全く違うものですよ。」
比叡「へ?」
鳳翔「“鶏肉”とはチキン。つまりニワトリの肉なんです。」
鳳翔「読み方が同じでも、“鶏”と“鳥”では意味が大きく変わりますよね?」
比叡「それくらい知ってますよ!」プンスカ
鳳翔「では、それは何の肉なんですか?」ズズイ
比叡「コレは…」
鳳翔「コレは?」ニコニコ
比叡「カラスというバードの肉…です。」
鳳翔「正直でよろしい。」
比叡「大きいから食べごたえがあるかと思って…。」
鳳翔「カラスの肉は美味しくないことでかなり有名ですよ。」ズバッ
比叡「そんな!?」Σ(゚Д゚)
鳳翔「ちゃんと鶏の肉を使ってくださいね。」
比叡「ハイ…。」シュン
鳳翔「では気を取り直して、カットしたお肉をタレに入れましょう。」
比叡「はい!」トウニュウ
鳳翔「お肉をタレに入れたら、しっかりと揉み込んでください。味がよく染み込みますよ。」モミモミ
比叡「モミモミ…っと。」モミモミ
鳳翔「全体的にしっかり揉んだら、冷蔵庫に入れて20分程置いておきます。」
鳳翔「揉まずに一晩漬け込んでもいいですね。」
比叡「なるほど。」メモメモ
鳳翔「では、鶏肉に味が染みるまで私達も少し休憩しましょうか。」ニコッ
比叡「はい!」
ジツハチランノオイシイオチャガヤスクテニハイリマシテ ワータノシミデス!
…
……
………
鳳翔「はい。知覧茶を飲んでいる間に20分経ちました。」
比叡「ずいぶん長かった気がします。」
鳳翔「気のせいでしょう。」
鳳翔「あとは衣をつけて揚げるだけですが、まだ焦ってはいけません。」
比叡「油に入れればいいんじゃないんですか?」
鳳翔「衣に使う粉によって、仕上がりがまるっきり変わりますよ。」
比叡「と言いますと?」
鳳翔「小麦粉を使うとしっとりと柔らかく、それでいて肉汁とうまみを閉じ込めた唐揚げに。」
鳳翔「片栗粉を使えばカリッとした食感になります。」
鳳翔「この二つを組み合わせると、ジューシーかつカリカリとした食感になるので良いとこ取りをした仕上がりになりますよ。」
比叡「衣までこだわらないといけませんね!」メモメモ
鳳翔「二つの粉を組み合わせるときは、小麦粉→片栗粉の順に同じくらいの量を付けます。」
鳳翔「ただし、付けすぎると揚げたときに衣が分厚くなってここまでの工程が台無しになってしまうので、出来るだけ薄く付けるようにしてくださいね。」
比叡「ただ付ければいいんじゃないんですね!」シンチョウニ…
鳳翔「さぁ、いよいよ揚げていきますよ!」
比叡「はい!」
鳳翔「今回はしっかりと火を通しつつカリッとジューシーにするために、二度揚げをしていきます!」
比叡「二回も揚げたら焦げちゃうじゃないですか!」
鳳翔「高温の油でやったらそうなりますが、そうならないためのコツがちゃんとありますよ。」ウフフ
比叡「そんな夢のような調理法が!?」Σ(゚Д゚)
鳳翔「まずは低温の油でじっくりと揚げましょう。」
鳳翔「具体的には160℃~170℃の油で4分前後揚げます。」ジュー
鳳翔「油の量はお肉が完全には浸らない程度です。お肉は一つずつゆっくりと、一度に揚げる個数はあまり増やさないでください。」
比叡「全部まとめて入れちゃダメなんですか?」
鳳翔「あまりお肉を入れすぎると油の温度が下がってしまいますし、ある程度のゆとりがないとお肉同士がくっついてしまいます。」
鳳翔「多くても一度に5個くらいまでにしてくださいね。」
比叡「入れ過ぎ注意…と。」メモメモ
どの作品もサボってるわけじゃないんです!話を考えてるうちに全く別のネタが勝手に降りてくるんです!!許してください多分山城が何でもしますから!!
山城「不幸だわ!」デュクシ!
作者「あべし!」
磯風
ヤバい物
コメントありがとうございます!
磯風にヤバい物の作り方を教えていただきましょう!
ジャイアンシチュー的な物でお願いします。
コメントありがとうございます!
ではジャイアンシチューをベースにしたヤバい物を作ります!
指導する艦娘瑞鳳 料理目卵焼きでどうでしょうか
コメントありがとうございます!
それでは、瑞鳳さんに美味しい卵焼きをレクチャーしていただきます!
指導する艦娘はほうしょうさんで料理目は唐揚げはどうでしょうか
唐揚げは提督が気絶するほどうまいというのもどうでしょうか
後大淀と匂いで来た金剛もお願いします
コメントありがとうございます!
では鳳翔さんに絶品唐揚げを教えてもらい、金剛さんにも登場してもらいます!
分かるよ、話を書いている途中で別の面白そうなネタが思いつくのは……
大和
ビーフシチュー
コメントありがとうございます!突然降りて来るんですよね(笑)
では、つぎの安価で大和とビーフシチュー採用します!
鳳翔さんの肉じゃが食べたい!
最中アイスをアイスは、間宮に最中は、伊良子にお願いします
コメントありがとうございます!
どちらかに絞っていただけると助かります…(汗)