2022-08-24 23:54:39 更新

概要

深海棲艦を使った実験をしている鎮守府に潜入調査をする事になった特務艦村雨と春雨。補充戦力として鎮守府に潜入するが、二人の情報は事前に相手にキャッチされていて


前書き

贔屓の野球チームが優勝を逃しそうになっているのでむしゃくしゃして書きました。文章は見る耐えないものとなっております。リョナ要素も多分に含まれますので苦手な人はスルーお願いします。


「村雨姉さん。ここが例の鎮守府ですね」

「ええ。全く大本営も景気よく鎮守府を建てるのはいいけど、管理が追いつかないぐら建てるのは勘弁してほしいわ。」


深海棲艦との戦いが始まってはや数年、開戦当初。深海棲艦に押され気味だった大本営は国の予算を使いまくり全国各地に至るところに鎮守府を建設し深海棲艦に対抗した。戦いが進む中で人類も徐々に深海棲艦との戦いに慣れ、鎮守府運営のノウハができあがっていくと大量にあった鎮守府も統合や廃棄が進んでいきスマートになっていったが、村雨の目の前にある鎮守府のように、統合も廃棄もされずにほったらかしになっている鎮守府も未だ複数あり、その中には艦娘を使って売春を行ったり、艦娘を闇のルートを使って売り払ったり、はたまた艦娘達が裏家業を行って私腹を肥やしたりと、とんでもないことをしている鎮守府も存在する。


村雨と春雨はそんな腐った鎮守府を捜査し、犯罪を犯す艦娘や提督を処理する為に組織された艦娘部隊、特務艦の一員だ

今回は深海棲艦を使った違法な実験をしている疑惑がある鎮守府を調査の為に本土からやや離れた、この鎮守府に姉妹艦の春雨と共に派遣されたのだ。


「村雨姉さん、この鎮守府の事を事前に調べたのですが、属している艦娘が演習や作戦に参加している記録が最近は全くありませんでした。はい」


「はぁ!?そんな鎮守府を大本営は今までなんで調査してこなったのよ。」

 

真面目な春雨は作戦前に情報部を使い入念な下調べを行っている。その情報によるとこの鎮守府の提督は深海棲艦の研究を行っていた科学者で、その経歴を大本営に買われ三年前に提督として鎮守府に赴任していたようだ。当初は艦娘達に深海棲艦の弱点や行動パターンを的確に教えそこそこの戦果をあげていたようだが、一年前から大本営への報告が途絶えていた。


(ホント適当よね。大本営、まあ元帥はノリで色々決めるし、周りも馬鹿ばっかりだから仕方ないか)


「村雨姉さん。適当じゃなっかったら特務艦なんて部隊作って、制服の下にこんな恥ずかしいスーツ着せて戦わせることなんてさせませんよ」


「春雨、人の心を読むのはやめなさい」


「読んでません。顔に書いてありました。はい」

特務艦となった艦娘には大本営から様々な装備が提供される、その中の一つに通常の制服の下に着る特務艦専用の制服があるのだが、その制服が体にぴったりと張り付くような特殊なボディスーツだった。特務艦に配属され、このスーツを着せられた時に二人が抱いた感想はこんな卑猥な格好しながら戦う必要があるのかだった。白露型の匠を基調としたデザイン、ボディラインがくっきりと露わになるこの格好。特に村雨は駆逐艦としては豊かに実った胸部装甲がスーツの上からでもはっきりとわかってしまい、かなりこの特務艦専用スーツに抵抗を持っていたが、今はだいぶ慣れてきた。一応、通常の艦娘の制服と比べても高い防御力は備わっており二人とも割り切ってこのスーツを装備していた。

春雨と会話しながら鎮守府のドアに手をかけると、ゆっくりと扉を開いていく


「うわぁ、なんかもう隠す気ないですね」


二人が中に入ると見慣れた鎮守府の光景はなく。鎮守府の至る所に大きな水槽がいくつも置いてあり中には見たこともない深海棲艦らしき生物が目を閉じて入っていた


「もうこれは潜入調査じゃないわ、とっと提督を拿捕して大本営に突き出しましょう」

「村雨姉さん。油断しちゃだめですよ」

「大丈夫よ春雨。相手は元科学者、私達は艦娘、まして特務艦に勝てるわけない」


特務艦は特殊な改装により通常の艦娘よりはるかに高い戦闘力を有している。まして相手は人間、艦娘は人間の数十倍とも言われる身体能力を持っているのだ。村雨は特務艦の中でも頭一つ抜けた戦闘力を誇っているが、脳筋思想がたまに傷だった。春雨はそんな村雨をしっかりとカバーをし、二人合わせた力は特務艦最強とも言われていが。


(……何でしょう、何か嫌な予感がします)

余裕を見せながら先に鎮守府の奥に進んでいく姉を見て春雨は妙な胸騒ぎがして胸を手に当てる。目を閉じて深呼吸をして気持ちを落ち着かせると村雨のあとをついて行く。



「ここが執務室。執務室はちゃんとあるのね」


奥へと進んでいくと、執務室と扉に書いてある部屋に着いた二人は、互いに顔を合わせ頷くと扉をノックすると、コンコンと乾いた音が廊下に響き少し間を置いてから部屋の中から男性の声がした。


「どうぞ。特務艦の村雨と春雨カギは空いている入ってきたまえ」


「向こうも承知してるみたい。いくわよ春雨」

通常の制服を脱ぎ捨てて、特務艦専用のスーツ姿になった二人は扉を開け部屋の中に素早く入室すると主砲を構え中にいた提督に突きつける


「はいはーい。特務艦の村雨だよ。提督よろしくね」


元気よく挨拶しながら狙いをつけて相手の様子を伺う。中にいた提督は白衣を着た長身の男性でニヤニヤと笑いらながら村雨と春雨を見つめている。手には注射器を持っており、空になったシリンダーを床に投げ捨てるとゆっくりと二人に近づいていく。


「やぁ。よく来てくれた。丁度、実験材料の艦娘がいなくなってね。高練度で壊れない艦娘を探してたんだ。」

高身長でスラとしたスタイル。爽やかな笑顔に整った顔立ち。言ってることは最悪だが、ルックスはよくまともに鎮守府を運営していたら艦娘からの評価は高いだろう。80点イケメンです。はい。春雨は相手の顔面に点数をつけながら油断なく構えをとる


「ふふふ。二人とも可愛いな。特務艦を実験材料にするのは初めてなんだ。」

「お生憎ですけど、実験は終わりよ。提督あなたを逮捕します」

「ふむ、それは困ったあまり手荒なことはしたくないが仕方ない、じっくり痛めつけてから実験材料にしてあげよう」


「何言ってるの?艦娘に人間が叶うわけっ…がはぁぁっ」

「村雨姉さん!?ごフゥゥゥ」


村雨が主砲を打とうとした瞬間。二人の視界から提督は一瞬で消え目にも止まらぬ速さで腹部に拳を叩き込んだ。その衝撃に主砲を落として、その場にしゃがみ込む二人の頭を掴んで持ち上げると春雨と村雨の頭を衝突させる。


「「うぐぅぅぅうう!」」

ゴチンとした鈍い音が鳴り二人から苦痛の混じった悲鳴が口からこぼれる


「どうした、どうした。人間は艦娘に勝てないんじゃないのか?」


「ううっ…馬鹿にしてっ」

「これは、普通じゃありません」

床に倒れ込む二人を嘲笑いながら白衣を脱ぎ捨てると黒く黒光する肉体が露わになる。明らかに普通の体ではない提督を見て

、ふらふらとしながら立ち上がると、春雨と村雨は連携して攻撃を仕掛けるが提督はビクともせずダメージも全く与えられない

「何だぁ?これが特務艦の攻撃か?効かんぞぉぉ」

「なぁ!?ぐあああああ!」

「うああああああ!!」


二人の攻撃をあざ笑いながらムンズと二人を抱きしめるとギリギリと力を込めて締め上げ壁に向かって投げ飛ばす。野球ボールを投げたかのように勢いよく投げ飛ばされた二人は背中から壁に衝突しめり込んでしまう。

「くぅ……春雨…大丈夫?」

「だ、大丈夫です…はい」

壁にめり込んでしまい一瞬動きが止まった二人の前に大きな黒い影がさす。いつのまにか目の前で近づいていた提督は腕を大きく掲げて勢いよく春雨と村雨のお腹に拳を突き刺す。


「さて特務艦の耐久テストでも始めるか。ムン!!」


「うぐうううう!!」

「おごぉぉおおお!!」

身動きが取れなくなった村雨と春雨のお腹に容赦ないパンチの嵐をお見舞いする提督。その姿は段々と膨らんでいき大胸筋や二の腕が丸太のように図太くなり身長も伸びていく。


「ムン!!ムン!!ふん!!」

すらっとしたルックスだった男はいつの間にか身長二メートルを越す筋骨隆々の大男に変貌すると身動きの取れない二人に次々と拳をめり込ませる。

「ごぶぅ!うごぉ!あごぉ!!ごぼっ!…っ!」

「あがっ!おおっ!!ぶふぅっ!!おぼっ…む、らさめ、姉さん…。」

どごぉ!!ガス!ボコぉ!!鎮守府全体が揺れほどのパンチを何度も受け白目を剥いて気絶する二人の特務艦。そんな特務艦を壁から引き抜くと村雨だけを床に投げける

「んん?なんだもう気絶したのか?情けない奴らだ。ほら起きろ村雨。」

「うぐぅううーーッ゛!」



「まだまだ私の実験は続くぞぉ。しっかり躾けてやるからな」


村雨と春雨の受難はまだ始まったばかりだ。


後書き

リョナ要素しかなかったね。私は村雨と春雨好きだよ。でもね性癖は隠せないの。しょうがないね。
これからもっと虐めます♡


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SS好きの名無しさんから
2022-08-28 14:07:46

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SS好きの名無しさんから
2022-08-28 14:08:30

このSSへのコメント

2件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2022-08-27 21:49:34 ID: S:HK2Pf7

リクエストです。村雨ちゃんと春雨ちゃんの体を傷つけては再生(再生方法はバケツでも特殊なオクスリでもご自由に。)を繰り返したり。あとベッドなどに拘束して、目を隠すどうかはどちらでもいいですが、水滴が顔にポタッ…ポタッ…と落ちるようにしてほしいです。(理由としては調べたらわかります。)

2: 駄文製造機 2022-08-28 23:01:14 ID: S:D0yku_

リクエストありがとうございます。バケツはこれからたくさん使いますのでご安心ください。水滴の責めは北斗の拳で見たことありますね。ただの水滴ではなくなんかしろの付加効果をつけてやってみようと思います。


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