2023-09-24 07:55:25 更新

「提督入るよ」

「おお時雨か、待ってたぞ」


提督に呼びだされ指定された時間通りのに執務室の扉を叩いた時雨は提督に返事を待って部屋の中に入室していく。


豪華な装飾品に飾られた部屋にある高価な木を使って作られた机に山積みに積まれた書類に目をやった時雨はふぅっとため息をついた


「提督、また執務そっちのけでエッチしてるのかい?」


「ああ、書類なんて直ぐに終わるさ、そんなことよりも今は春雨と村雨の調教が大事だからな」


部屋の主人である提督は机には向かっておらず、時雨の視線の先のキングサイズのベットの上で女とまぐわっていた。


栗色の長い髪をツーサイドアップでまとめ、グラマラスなボディを持ち、黒を主体とし各所に赤色のラインが入った競泳水着のようなボディスーツを身にまとい、ムチっとみずみずしい太ももにスーツと同様の素材でできたんーハイソックスを食い込ませ欲情的な姿をした対魔艦村雨、姉と同様のピンク色のボディスーツを身にまとい、村雨ほどではないが充分すぎる胸の大きさを誇るバストを持った長いピンクの髪をツーサイドアップにした妹の対魔艦春雨が一心不乱に提督のチンポに舌を伸ばし卑猥な音を鳴らす。


「ンチュ♡ちゅる♡じゅる♡」

「じゅぶぅ♡レロレロ♡ぅちゅう♡」


「はぁ…まぁいいさ。提督、今回の任務は?」

「今回は簡単な任務だ。破棄された鎮守府に深海棲艦たちが出入りしているという情報が入った。お前はこの地に向かい調査をしてくれ」


執務そっちのけで行為を行う三人にため息をつきながらも自らの任務を確認するために話を促した。こんなのはいつもの光景、こんな事で動揺していてはこの鎮守府ではやっていけない。



「廃棄するならちゃんとしなよ。大本営は後始末が下手だね」

「全く元帥にも困ったものだ」


淫音をバックで聞きながら提督と時雨の会話が続く、廃棄された鎮守府の単身調査、対魔艦からしてみれば危険が伴う危険な任務だと思うのだが。


「なんかもっと情報ないの?僕一人で行くんだよね?」

「はははは、改三対魔艦である時雨にかかれば簡単だろう?じゃあ頼んだよ」


「もごぉぉぉ♡んおぅ♡んんんっ♡」

「んっぉおお♡お゛っ♡おおっ♡」


時雨に簡潔に任務を伝えた提督は対魔艦を可愛がる作業に戻る。村雨の頭を掴んでイチモツを喉奥まで抉り柔らかい感触を亀頭で味わい、春雨の肉感が詰まったお尻を掴んで割れ目を指でなぞる



「ほら、早くイケ。俺はこれから忙しいんだ。因みに何かあっても救出には誰も行かないからな。村雨もっと舌を使え。春雨ももっとエロい声出せよ」


パシ!パシ!!




二人の妹を手籠のして肉奴隷のように扱う提督に深いため息をつくと時雨は踵を返して部屋を後にする。


「全く、提督にも困ったものだね。春雨も村雨もあんな人の何処がいいんだか」


深海棲艦が現れ長い歳月が経ち戦況は混沌を極めていた。長きに渡る争いに終止符を打つべく一人の天才科学者がある研究を進めていた。それは深海棲艦の細胞を使い艦娘でなくても深海棲艦と戦えるようにするというものだった。男の考えは周りから理解が得られず研究資金が底をつき早々に頓挫してしまった。しかし、彼は研究を諦めきれすに自らを実験台にして密かに研究を続け、そして、とうとう深海棲艦の細胞を使い艦娘でなくても深海に対抗できる肉体を手にいれたのだ。その後、当時まだ特務艦と呼ばれ特殊部隊の一員だった村雨と春雨を鹵獲研究することで更に研究は進み誰でも深海棲艦と戦える体になれる細胞を完成させた。まではよかったのだが、この男の野望を阻止するべく乗り込んできた元帥と男の壮絶な戦いの最中に細胞が一部流出してしまい、地下組織や犯罪者集団の手に渡ってしまったのだった。




そして、その細胞を入手し人外のパワーを手に入れた物達は深海棲艦と戦うどころかその力を使って人類を支配しようと企み始めた。深海の力を手に入れた彼らを大本営は深海棲魔人呼び、そんな悪鬼達に立ち向かうために組織された組織が時雨が所属している鎮守府がこの通称対魔鎮守府。そしてこの鎮守府の指揮を取るのが全ての元凶であり春雨と村雨の夫で凶悪な細胞を作りあげた科学者だった。


時雨は一年前にここに着任し優秀な戦績を残し改三対魔艦としての改装を受けた。その進化は凄まじく圧倒的な力は提督でも一目置いている。そんな自分が受ける任務なのだ


(簡単な訳ないんだよね。きっと碌な相手じゃないよ)




「てやぁぁぁ!!」

「ギャああああああ!!!」


やっぱり碌な任務ではなかった。廃棄された鎮守府は深海棲艦と深海棲魔達の裏取引の場所にされていた。偶然にもその現場を押さえた時雨は単身突入、その力を存分に駆使し深海達を蹴散らしていく。黒と白を基調にし縦の赤いラインにが入った時雨改三の制服をそのまま上下一体型のボディスーツにした服は時雨の体にピッタリと張り付き襟から垂れる赤いネクタイがそのグラマラスの体の中心にある胸の大きさを強調する。


提督の趣味ではかされているボディスーツと同じ素材でできたスカートはムッチリとした太ももに食い込む長いソックスと絶対領域を作り出す


男ならば誰もが目をとめてしまうような際どい格好だがこれが対魔艦達の正式な制服なのだ。この制服は凄い技術が使われておりとにかく防御力が上がったりするので決してエロいだけではない。


「久しぶりね。時雨」

「き、君は!?」


全ての深海棲魔人は倒した時雨の前に音もなく少女が現れる。その女性は対魔スーツに身を包み、時雨にも劣らないグラマラスなボディを誇る対魔艦朧だった


「朧、君は確か一年前に行方不明になったはず」

「そう、朧は一年前に行方不明に…ってうわぁ!」


再開を喜ぶ訳でもなく時雨は朧に襲いかかった。行方不明になって一年それだけ行方をくらませていた対魔艦が五体満足で戻って来れるわけが無い。つまり


(朧はもう敵の手に堕ちている可能性が高い!)


状況を判断した直ぐに行動を起こし朧に短刀を振るう、突然の不意打ちに慌てた朧だったがそこは対魔艦直ぐに体勢を整えて迎撃に移る。


短刀と短刀がぶつかり合い火花を散らす、二人の対魔艦は機動力をいかして部屋を縦横無尽に駆け巡り普通の艦娘ではたどり着くことが出来ない戦闘を繰り広げる



「朧!なんで裏切ったの!」

「まだ、裏切ったとは言ってないよ。酷いよ時雨」


「朧はね、裏切ってはないよ、ただ、時雨にも地獄を味わって欲しくて♡」


そう言ってお腹を撫でる彼女の下腹部にピンク色の紋様が浮かび上がった。子宮を模ったような形をしたそれは対魔スーツ越しに怪しく発光していた。


ゴクリと時雨の喉がなる。何故だろう…目が離せない、妖艶に光輝くその模様に見入ってしまい一瞬だが体が硬直したよな感覚がする


「な、何?その紋様は?」

「これ?これはね?淫紋って言って艦娘が本来ある姿にしてくれる素敵なモノ。」


朧の言葉に首を振って膠着しかけた思考を取り戻す。足に力を込めて地面を蹴ると朧に肉薄して刀を振るう


ガチィィん!


朧もこれを軽くいなし再び二人の対魔艦の斬り合いが始まる。お互いに実力は拮抗していたが徐々に時雨が優勢になっていく。


「はぁ!たぁぁ!!」

「ぅ…流石…改三対魔艦…強いでもこっちも負けない!」


何とか刀を捌く朧だか蹴りを織り交ぜて戦況を支配していく時雨にジリジリと後退していく気がつけば朧には壁際に追い込まれていた。


「朧…対魔艦でありながら敵の軍門に降るなんて覚悟はいいかい?」


朧の喉先に刀の切先を突きつける。絶対絶命の状況だが、朧の表情には焦りの色が少しも感じられなかった。そんな様子を見て妙な胸騒ぎを覚えた時雨をニヤリと怪く微笑んだ朧と目が合った。


「ふふふふふ、ねぇ時雨さっき朧のコレを見て少し興奮してなかった?」


そう言って再び発光した淫紋にまたも視線が釘付けになる。


(何なんだ、この紋様はっ)

表現しようのない気持ち悪さに時雨の思考が僅かに鈍る、さっきからどうして自分はこんな趣味の悪い模様に気を引かれているのか、そしてほんの一瞬だが隙を見せてしまった


「スキアリだぜ!対魔艦時雨!!!」

「なっ?!し、しまった!」


僅かに生まれたスキを見逃さず天井に張り付いていた深海禁雷が時雨に襲いかかった。

長い無数の触手が対魔艦に絡みつき動きを封じる。体を振って拘束から逃れようとする時雨だったが、大きさが通常に禁雷より巨大で時雨と同じぐらいに大きさを誇り相手に四肢を縛られてしまってはどうすることもできなかった


「油断したな!くらえっぇぇ!!」


「うあああああああぁぁぁぁあああああ゛あ゛あ゛ーーーーーーっ!!」


「あはははは、時雨これで朧の勝ちだね」


触手に絡め取られた対魔艦の体に電流が放たれた。バチバチと目の前で火花が走り体中を内側から焼かれるような激痛が駆け巡る。


「ぐぅあああああああーーーーーーっ!!」



ビクっ!ビクっ!と全身を痙攣させながら苦痛に喘ぐ対魔艦の悲鳴が鎮守府中に響きわたり

その声を聞きつけて深海棲魔人たちがゾロゾロと集まってきた



「フフフフ、時雨今から貴方にも深海の素晴らしさを教えてあげるね」


「ぐぁぁっぁああああああーーーーー!!!がぁぁぁぁあああああああっぁぁぁぁ!!

ひぎいィぃぃいいいいっつっっああああぁああああぁあ!!」


バチ!バチ!バチ!!バチ!!バチ!!!バチ!!


「おっ!?ぐぅぅあああああああああああああああ!!!!!!!!!ぐぎィあああああああああああああああああああああああああぁああああぁぁぁああああああああ!!」



体中を焼かれ少し焦げたような匂いが辺りに立ち込める。凄まじいほどの電撃にガクガクと壊れた人形のように体を痙攣させて苦悶の表情を浮かながら悲鳴を上げる対魔艦の黒い瞳が上に吊り上がりると瞳がグルリと回転すると白目を剥かせ意識を遠くに飛ばしてしまう


「クククク!これが改三対魔艦時雨かぁ」

「カハはははは!早くボコボコしてぇな」


「うふふふふ、時雨、いっぱい痛ぶっていっぱい犯してあげるからね」


球体状の深海禁雷に体を反らすように触手で拘束された時雨は対魔艦スーツに包まれた胸がより強調され嬲りがいのあるボディを悪魔達の目の前に晒される


深海達は血走った目で時雨を取り囲むとその体に手を伸ばした。


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